JP2002258620A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JP2002258620A
JP2002258620A JP2001054556A JP2001054556A JP2002258620A JP 2002258620 A JP2002258620 A JP 2002258620A JP 2001054556 A JP2001054556 A JP 2001054556A JP 2001054556 A JP2001054556 A JP 2001054556A JP 2002258620 A JP2002258620 A JP 2002258620A
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Japan
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liquid
liquid developer
image forming
forming apparatus
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JP2001054556A
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English (en)
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Noriyasu Takeuchi
則康 竹内
Yoshie Yoshino
美枝 吉野
Tsutomu Sasaki
努 佐々木
Yuusuke Takeda
有介 武田
Tsuneo Kurotori
恒夫 黒鳥
Toru Nakano
徹 仲野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤塗布体への現像剤供給量Y(cc/m
in)を現像時消費量X(cc/min)よりも多く
し、現像剤担持体への現像剤の塗布不足による画像の欠
けを防止することができる湿式画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 現像による消費分の液体現像剤がアニロ
クスローラ104から現像ローラ106へ塗布される。
このとき、タンク部101に供給される単位時間当たり
の現像剤供給量Y(cc/min)を、現像ローラから
消費された現像時消費量X(cc/min)よりも多く
し、アニロクスローラには常に現像ローラ側に塗布する
液体現像剤の量より多くの液体現像剤が供給可能な状態
となるようにする。これによって、現像ローラへの現像
剤塗布不足を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真乾式複写
機、プリンター、ファクシミリなどに用いられる湿式画
像形成装置に係り、詳しくは、キャリア液中にトナーを
分散した液体現像剤を担持する少なくとも1つの現像剤
担持体と、該現像剤担持体に該液体現像剤を塗布する現
像剤塗布体とを有し、該現像剤担持体に担持した液体現
像剤により潜像担持体上に形成された潜像を現像する湿
式画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、絶縁性の液体キャリア中にトナー
が分散された液体現像剤を用いる湿式現像装置におい
て、潜像担持体に担持された潜像を次のようなプロセス
で現像するものが知られている。まず、液体現像剤を現
像剤塗布体としての塗布ローラによって汲み上げた後、
これに当接する規制部材としてのドクタブレードによ
り、塗布ローラ上に担持される液体現像剤の量を規制す
る。次いで、規制後の液体現像剤を塗布ローラと摺擦し
ながら回転する現像剤担持体としての現像ローラに塗布
し、この現像ローラ上に液体現像剤の薄層を形成する。
そして、この薄層を、現像ローラと潜像担持体である感
光体ドラムとが対向する現像位置まで搬送し、ここで薄
層中の帯電トナーを感光体ドラム上の静電潜像に向けて
電気泳動せしめて付着させる。この付着により、感光体
ドラム上の静電潜像が現像されてトナー像になる。
【0003】かかるプロセスにおいて、50〜1000
0[cSt]といった高粘度の液体現像剤を用いる場合
には、低粘度の液体現像剤を用いる場合よりも上記現像
位置における上記薄層中のトナーの泳動速度を低下させ
てしまう。このように電気泳動速度を低下させても、現
像速度を極力低下させることなく所望の現像濃度を得る
ためには、現像ローラ上にミクロン単位といった非常に
薄厚の上記薄層を形成してトナーの泳動距離をできるだ
け短くする必要がある。
【0004】このような、要求を満たすために、上記塗
布ローラとして、彫刻等によって表面に複数の凹部を形
成したいわゆるアニロクスローラ(グラビアローラとも
いう)と呼ばれるものを用いる湿式現像装置も知られて
いる。かかる湿式現像装置では、液体現像剤をアニロク
スローラ表面の複数の凹部に収容せしめた後、余分な液
体現像剤をドクタブレードで除去することで、所望の液
体現像剤量を正確に計量することができる。このため、
温度変化にかかわらず、一定の厚みの上記薄層を現像ロ
ーラ上に形成することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、塗布ローラ
を用いて現像ローラ上に液体現像剤の薄層を形成する構
成において、形成した画像に予期せぬ部分的な欠けが生
じる場合があることがわかった。この部分的な欠けは、
塗布ローラとしてアニロクスローラを用いた場合でもア
ニロクスローラ以外のものを用いた場合でも同様に生じ
てしまう。
【0006】本発明者らが画像の欠けの原因を調べたと
ころ、塗布ローラの長手方向全域に対する液体現像剤の
供給量が不十分な場合に、液体現像剤の薄層を塗布ロー
ラ表面全域に形成することができず、結果的に現像現像
ローラ表面に部分的な塗布不足が生じるからであること
が分かった。このような不具合は、塗布ローラを用いる
場合に限らず、塗布ローラ以外にも現像ローラに対して
液体現像剤を塗布するための現像剤塗布体を用いる場合
には同様に生じる恐れがある。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤塗布体を用い
て現像剤担持体への現像剤の塗布を行う構成において、
現像剤の塗布不足による画像の欠けを防止することがで
きる湿式画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の湿式画像形成装置は、トナーと液体キャ
リアとが含まれる液体現像剤を担持し、これを湿式画像
形成装置の潜像担持体に担持された潜像に付着させて該
潜像を現像する現像剤担持体と、該現像剤担持体に塗布
する液体現像剤を担持する現像剤塗布体と、該現像剤塗
布体に液体現像剤を供給する現像剤供給手段とを有し、
該現像剤塗布体が担持する液体現像剤を該現像剤担持体
に塗布する構成の湿式画像形成装置において、上記潜像
を現像するために消費される単位時間当たりの液体現像
剤量としての現像時消費量X(cc/min)と、上記
現像剤供給手段によって該現像剤塗布体に供給される単
位時間当たりの液体現像剤量としての現像剤供給量Y
(cc/min)との関係が、 X<Y となることを特徴とするものである。
【0009】請求項1の湿式画像形成装置においては、
液体現像剤の現像時消費量X(cc/min)より多い
量の液体現像剤を現像剤塗布体に供給する。潜像担持体
上の潜像は現像剤担持体上の液体現像剤によって現像さ
れる。現像剤担持体上から現像によって消費された液体
現像剤は現像剤塗布体から塗布される。従って、現像剤
塗布体に供給する単位時間当たりの現像剤供給量Y(c
c/min)を、現像によって消費される単位時間当た
りの現像時消費量X(cc/min)よりも多くするこ
とによって、現像剤塗布体を、現像剤担持体側に塗布す
るべき単位時間当たりの液体現像剤量より多くの液体現
像剤を現像剤担持体側に供給可能な状態にする。これに
よって、現像剤担持体への現像剤塗布不足を防止する。
【0010】また、請求項2の湿式画像形成装置は、請
求項1の湿式画像形成装置において、上記現像剤供給手
段として、上記現像剤塗布体に供給する液体現像剤を収
容する現像剤収容部と、該現像剤収容部に上記現像剤供
給量Y(cc/min)の液体現像剤を供給する対収容
部供給手段とを設け、かつ、該現像剤収容部の液体現像
剤量が所定量を超過した場合に該超過分の液体現像剤を
該現像剤収容部から排出する超過現像剤排出手段と、該
超過現像剤排出手段によって該現像剤収容部から排出さ
れた液体現像剤を回収する現像剤回収手段とを設けた構
成において、該現像剤回収手段によって回収可能な単位
時間当たりの液体現像剤量としての現像剤回収能力Z
(cc/min)と、上記現像剤供給量Y(cc/mi
n)との関係が、 Y<Z となることを特徴とするものである。
【0011】請求項2の湿式画像形成装置においては、
対収容部供給手段によって現像剤収容部に供給される現
像剤供給量Y(cc/min)に比して現像時消費量X
(cc/min)が少なく、現像剤収容部内の液体現像
剤量が所定量を超過した場合に、超過現像剤排出手段に
よって現像剤収容部から排出された液体現像剤を現像剤
回収手段によって回収する。この現像剤回収手段によっ
て回収可能な単位時間当たりの現像剤回収能力Z(cc
/min)を、現像剤供給量Y(cc/min)より多
くし、現像が行われずに現像剤収容部への現像剤の供給
のみが行われ続けている供給過剰状態においても、現像
剤収容部から現像剤の回収がスムーズに行われるように
する。
【0012】請求項3の湿式画像形成装置は、請求項2
の湿式画像形成装置において、現像に使用されずに上記
現像剤担持体上に残留した残留現像剤を該現像剤担持体
表面から除去する現像剤担持体クリーニング手段を有
し、上記対収容部供給手段に、該現像剤担持体クリーニ
ング手段によって除去した残留現像剤、及び、上記現像
剤回収手段によって回収した液体現像剤を再び上記現像
剤収容部に帰還させる現像剤帰還手段を設け、該現像剤
帰還手段に、現像剤収容部に帰還させる液体現像剤のト
ナー濃度を調整するトナー濃度調整手段を設けたことを
特徴とするものである。
【0013】請求項3の湿式画像形成装置においては、
現像剤担持体から除去した残留現像剤、及び、現像剤回
収手段によって回収した液体現像剤をそのまま現像剤収
容部に帰還させるのでなく、トナー濃度調整手段によっ
てトナー濃度を現像に適した濃度に調整した後帰還させ
る。これによって、現像時とは異なるトナー濃度となっ
ている恐れがある残留現像剤が、トナー濃度未調整のま
ま再び現像に使用されることがないようにする。
【0014】請求項4の湿式画像形成装置は、請求項3
の湿式画像形成装置において、上記現像剤担持体と、上
記現像剤塗布体と、上記現像剤収容部と、該現像剤担持
体クリーニング手段によって除去した残留現像剤及び上
記現像剤回収手段によって回収した液体現像剤を一時的
に貯留する一時貯留部とを1つの現像器内に設け、該現
像剤収容部と該一時貯留部とを1つの容器に隔壁を設け
て構成したことを特徴とするものである。
【0015】請求項4の湿式画像形成装置においては、
1つの容器に隔壁を設けるという容易な構成で現像剤収
容部と一時貯留部とを構成する。また、隔壁を介して現
像剤収容部と一時貯留部とが隣接しているので、両者を
離して設ける場合に比して無駄なスペースを減らすこと
も可能となる。
【0016】請求項5の湿式画像形成装置は、請求項
2、3、又は4の湿式画像形成装置において、上記現像
剤収容部の内部に収容されている液体現像剤を攪拌する
現像剤攪拌手段を設けたことを特徴とするものである。
【0017】請求項5の湿式画像形成装置においては、
現像剤収容部に収容されている液体現像剤を現像剤攪拌
手段によって攪拌し、現像剤中でのトナーの分散性を維
持する。また、特に高粘度の液体現像剤を用いている場
合においても、攪拌によって粘性を維持する。
【0018】請求項6の湿式画像形成装置は、請求項
2、3、4、又は5の湿式画像形成装置において、上記
現像剤収容部の内部全域に液体現像剤を搬送する現像剤
搬送手段を設けたことを特徴とするものである。
【0019】請求項6の湿式画像形成装置においては、
現像剤搬送手段によって、現像剤収容部全域に液体現像
剤を行き渡らせ、現像剤塗布体全域に液体現像剤が供給
されるようにする。
【0020】請求項7の湿式画像形成装置は、請求項
2、3、4、5、又は6の湿式画像形成装置において、
上記現像剤収容部内部に収容されている液体現像剤を該
現像剤収容部内で所定の経路に搬送する現像剤搬送手段
と、上記現像剤収容部に上記対収容部供給手段によって
供給する液体現像剤の供給口を設け、該所定の経路に直
線的な1方向に搬送する直線搬送領域を形成し、該供給
口を、該直線搬領域における現像剤搬送方向の上流側端
部近傍に設けたことを特徴とするものである。
【0021】請求項7の湿式画像形成装置においては、
現像剤搬送手段による現像剤収容部に収容されている液
体現像剤の搬送経路のうち、直線搬送領域の上流側端部
近傍の供給口から液体現像剤を供給する。これによっ
て、現像剤収容部に供給した直後の液体現像剤に搬送方
向の急激な変動が生じることをなくし、直線方向に一気
に搬送されるようにする。これによって、現像剤収容部
に供給した直後の液体現像剤が供給した位置で滞留した
り、供給した位置の液体現像剤の嵩が高くなったりする
ことを防止し、現像剤収容部内を積極的に搬送する。
【0022】請求項8の湿式画像形成装置は、請求項
5、6又は7の湿式画像形成装置において、上記現像剤
攪拌手段又は上記現像剤搬送手段を、上記現像剤収容部
内に設けられ、互いに逆方向に液体現像剤を攪拌搬送す
る1対のスクリュウによって構成したことを特徴とする
ものである。
【0023】請求項8の湿式画像形成装置においては、
互いに逆方向に液体現像剤を攪拌搬送する1対のスクリ
ュウによって現像剤収容部内の液体現像剤を攪拌搬送す
る。1対のスクリュウのうち一方のスクリュウ(以下、
第1スクリュウという)によって上流側から下流側に向
けて液体現像剤を攪拌搬送し、もう一方のスクリュウ
(以下、第2スクリュウという)によって第1スクリュ
ウによる搬送方向下流側から上流側に向けて液体現像剤
を攪拌搬送する。そして再び、第1スクリュウによる搬
送領域に戻す。
【0024】請求項9の湿式画像形成装置は、請求項
3、4、5、6、7、又は8の湿式画像形成装置におい
て、上記現像剤担持体と、上記現像剤塗布体と、上記現
像剤収容部と、該現像剤担持体クリーニング手段によっ
て除去した残留現像剤及び上記現像剤回収手段によって
回収した液体現像剤を一時的に貯留する上部が開口した
一時貯留部とを1つの現像器内に設け、該現像剤担持体
クリーニング手段を、該現像剤担持体表面のクリーニン
グ位置から除去した残留現像剤を下方に落下させるよう
構成し、該クリーニング位置を、該一時貯留部の鉛直方
向上側に配置したことを特徴とするものである。
【0025】請求項9の湿式画像形成装置においては、
現像剤担持体クリーニング手段によって現像剤担持体表
面のクリーニング位置から除去した残留現像剤を、その
鉛直方向下方に位置する一時貯留部に落下させて一時貯
留部に回収する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を湿式画像形成装置
である電子写真方式の湿式プリンタ(以下、単にプリン
タという)に適用した一実施形態について説明する。
【0027】まず、このプリンタの概略構成について説
明する。図1は、本実施形態に係るプリンタの要部概略
構成図である。図において、このプリンタは、潜像担持
体としての感光体ドラム1の周りに、帯電器20、露光
Lを感光体ドラム1に照射する図示しない露光装置、湿
式現像装置100、中間転写ベルト31や転写ローラ3
2等によって構成される転写装置、除電ランプ40、ド
ラムクリーニング装置50などを備えている。
【0028】上記感光体ドラム1は、その表面がアモル
ファスシリコン(a−Si)によって形成され、プリン
ト時には図示しない駆動手段によって図中矢印方向に回
転駆動せしめられる。このように表面がアモルファスシ
リコン(a−Si)によって形成された感光体ドラム1
は、有機感光体(OPC)よりも優れた機械的強度を発
揮し、その寿命が長くなり、安全性も高まる。
【0029】上記帯電器20は、このように回転駆動す
る感光体ドラム1の表面をコロナ放電によって暗中にて
一様に帯電せしめる。なお、帯電器20としては、この
ようにコロナ放電による帯電を実現するものの他、感光
体ドラム1に接触せしめた帯電ローラ等の帯電部材に所
定の帯電バイアスを印加する方式のものを用いてもよ
い。
【0030】上記露光装置は、走査光学系を備えてお
り、このように一様に帯電した感光体ドラム1の表面
を、画像情報に基づいてLED光やレーザ光によって露
光して静電潜像を担持させる。
【0031】上記湿式現像装置(以下、単に現像装置と
いう)100は、このようにして感光体ドラム1の表面
に形成された静電潜像に帯電したトナーを付着させてこ
れを現像し、感光体ドラム1上にトナー像を形成せしめ
る。
【0032】上記転写装置は、図示されている中間転写
ベルト31、これを張架する転写ローラ32や複数の張
架ローラ33の他、転写ローラ32にトナーの帯電極性
とは逆極性の転写バイアスを印加する図示しない電源等
を備えており、プリント時には中間転写ベルト31を図
中矢印方向に無端移動させる。また、この中間転写ベル
ト31を転写ローラ32によって感光体ドラム1に向け
て押圧して転写ニップをする。この転写ニップには、上
記転写バイアスが印加される転写ローラ32と感光体ド
ラム1の表面との電位差によって転写電界が形成され
る。感光体ドラム1の回転に伴って転写ニップに進入し
た上記トナー像は、この転写電界やニップ圧の作用を受
けて中間転写ベルト31上に1次転写される。
【0033】このようにして1次転写された上記トナー
像は、図示しない領域で転写紙に2次転写された後、加
熱加圧定着、溶剤定着、UV定着等の定着方式を用いる
定着装置(図示を省略)によって定着せしめられる。ト
ナー像が定着した転写紙は、この定着装置から排紙経路
を経て機外へと排出される。
【0034】上記除電ランプ40は、上記転写ニップを
通過した感光体ドラム1の表面の残留電荷を除電する。
【0035】上記ドラムクリーニング装置50は、この
ようにして除電された感光体ドラム1の表面に付着して
いる液体現像剤を、感光体クリーニングブレード51に
よって掻き取り除去する。この除去により、感光体ドラ
ム1の表面は初期化せしめられ、次の作像を実現するこ
とが可能になる。
【0036】次に、上記現像装置100の具体的な構成
について説明する。現像装置100は、現像剤収容部と
してのタンク部101、現像剤攪拌手段及び現像剤搬送
手段としての攪拌スクリュウ102、103、アニロク
スローラ104、ドクタブレード105、現像ローラ1
06、現像ローラクリーニングブレード107、一時貯
留部108等を備える現像器109と、スイープローラ
110、スイープローラクリーニングブレード111等
を備えるスイープ部112とから構成されている。
【0037】上記タンク部101には、トナーと液体キ
ャリアとを含有する液体現像剤60が貯留されている。
この液体現像剤60は、一般の湿式現像装置に広く用い
られている低粘性低濃度のものではなく、高粘性高濃度
のものが使用されている。なお、この低粘性低濃度の液
体現像剤とは、例えば、広く市場に出回っているIso
par(商品名:エクソン社製)と呼ばれる絶縁性液体
キャリア中に、1[wt%]程度の濃度のトナーを含有
する1[cSt]程度の粘度の液体現像剤である。ま
た、高粘性高濃度の液体現像剤とは、例えば、シリコー
ンオイル、ノルマルパラフィン、IsoparM(商品
名:エクソン社製)、植物油、鉱物油等の絶縁性液体キ
ャリア中に、5〜40[wt%]程度の濃度のトナーを
含有する50〜10000[cSt]程度の粘度の液体
現像剤である。現像装置100に使用されるこのような
高粘性高濃度の液体現像剤60の揮発性あるいは不揮発
性については、現像装置100の現像性能やプリンタの
作像性能などに合わせて調整されている。また、液体現
像剤60中のトナーの粒径についても、同様に調整され
ている。
【0038】尚、液体現像剤をタンク部101内で放置
すると、以下のような不具合が発生する恐れがある。1
つは、液体現像剤中の樹脂および顔料からなるトナー固
形分の分散性を維持できずに凝集したり沈降したりする
恐れがある。もう1つは、液体現像剤の粘性はこれに作
用する剪断速度と時間に依存して変化する特性(チキソ
性という)を有しており、剪断力を作用させておかなけ
れば同一の粘性を維持することができない。これに加え
て、高粘度の液体現像剤は容器に入れた場合でもすぐに
平滑な液面になるように移動することができず、特に深
さの浅い状態で軸方向に対して重力による作用のみで移
動させることは困難である。
【0039】図2は、現像器109の部分拡大図であ
る。上記攪拌スクリュウ102、103は、タンク部1
01内の液体現像剤60中に浸るように互いに平行配設
され、図中矢印で示されるように、図示しない駆動手段
によって互いに逆方向に回転駆動せしめられる。また、
その下部がわずかに液体現像剤面に漬かるようにアニロ
クスローラ104を1対の攪拌スクリュウ102、10
3の真ん中上部に配置している。現像装置100が現像
動作に入ると、これら攪拌スクリュウ102、103が
互いに逆回転し、タンク部101内の液体現像剤60が
攪拌せしめられる。さらに,これらの攪拌スクリュウ1
02、103の回転方向をその内側の上側でぶつかるよ
うに設定することで、そこに液面の盛り上がり60aを
形成している。この攪拌により、液体現像剤60は、そ
のトナー濃度や粘度が均一化すると共に、液面が盛り上
がり60aを形成している液体現像剤がその上方に配設
されたアニロクスローラ104に付着する。また、攪拌
スクリュウ102、103によって、液体現像剤をタン
ク部の内部全域に渡って搬送することができる。これ
ら、タンク部101と、攪拌スクリュウ102、103
と、ポンプ150とによって、アニロクスローラ104
への液体現像剤の供給を行うための現像剤供給手段が構
成されている。
【0040】現像剤塗布体としての上記アニロクスロー
ラ104は、図示しない駆動手段によって図中矢印方向
に回転駆動せしめられながら、このようにして付着した
液体現像剤60を汲み上げる。このアニロクスローラ1
04の周面には、複数の凹部が形成されており、このア
ニロクスローラ104によって汲み上げられた液体現像
剤60の一部は、これら凹部内に収容される。
【0041】規制部材としての上記ドクタブレード10
5は、ステンレス等の金属で形成され、回転するアニロ
クスローラ104に当接することで、アニロクスローラ
104によって汲み上げられた液体現像剤60の量を規
制する。この規制により、アニロクスローラ104上の
液体現像剤60の量が計量される。
【0042】現像剤担持体としての上記現像ローラ10
6は、液体現像剤の量が規制された後のアニロクスロー
ラ104表面に接触しながら、アニロクスローラ104
の回転方向に対してカウンター方向に回転するように構
成されている。現像ローラ106とアニロクスローラ1
04との接触位置である塗布位置では、両ローラが互い
にカウンター方向に回転しながら接触し、且つ、アニロ
クスローラ104上の液体現像剤の量が正確に計量され
ているため、高粘性の液体現像剤60が現像ローラ10
6にまとわり付くことなく均一な厚みで塗布される。ま
た、アニロクスローラ104の表面移動線速を現像ロー
ラ106の表面移動線速に対して速くし、これによっ
て、アニロクスローラ104表面のパターンの影響をな
くした均一な塗布面を現像ローラ106表面に形成する
ことができるようにしている。このような塗布により、
現像ローラ106の表面には液体現像剤60からなる均
一な厚みの現像剤薄層が形成される。
【0043】また、現像ローラ106は、その周面に導
電性のウレタンゴム等からなる導電弾性層が設けられて
おり、感光体ドラム1と等速に回転しながらこれに接触
して現像ニップを形成している。この現像ニップには、
図示しない電源からトナーの帯電極性と同極性の現像バ
イアスが印加される現像ローラ106と、感光体ドラム
1との電位差によって現像電界が形成される。具体的に
は、この現像ニップでは、現像ローラ106、感光体ド
ラム1の地肌部及び静電潜像がそれぞれトナーと同極性
の電位を帯び、その値が地肌部、現像ローラ106、静
電潜像の順に低くなっている。このため、上記地肌部と
現像ローラ106との間では、トナーを電位のより低い
現像ローラ106に向けて静電的に移動させるような電
界が形成される。また、現像ローラ106と静電潜像と
の間では、トナーを電位のより低い静電潜像に向けて移
動させるような電界が形成される。このような現像電界
が形成される現像ニップでは、上記現像剤薄層中のトナ
ーが、現像ローラ106と上記地肌部との間で現像ロー
ラ106の表面に向けて電気泳動して集結するととも
に、現像ローラ106と静電潜像との間で静電潜像に向
けて電気泳動して付着する。この付着により静電潜像が
現像されてトナー像となる。
【0044】上記現像ローラクリーニングブレード10
7は、金属やゴム等の部材から構成され、ゴースト防止
のために上記現像ニップを通過した後の現像ローラ10
6の表面に当接することでこの表面から残留現像剤を掻
き取り除去する液体現像剤担持体クリーニング手段であ
る。この除去により、現像ローラ106の表面が初期化
せしめられる。除去された残留現像剤は、上記一時貯留
部108に戻される。
【0045】上記現像器109は、このようにして感光
体ドラム1上の静電潜像を現像するように構成されてい
る。
【0046】上記現像ローラ106には、感光体表面電
位(600V)より低い現像バイアス電圧(400V)
が印加されており、露光装置により露光されて50V以
下になった画像面との間に現像電界を生じる。感光体ド
ラム1の画像部では、現像剤中のトナーは上記電界によ
って感光体ドラム1に移動して潜像を顕像化する。一
方、地肌部(非画像部)では、現像バイアス電位と感光
体電位とによって形成される電界により、現像ローラ表
面にトナーを移動させて地肌部分にトナーが付着しない
ようにする。
【0047】しかしながら、地肌部分のトナーの一部
が、現像ローラ106表面まで移動しきれずに感光体ド
ラム1側に残るとカブリの原因となる。そこで、本実施
形態に係る複写機の現像装置では、このカブリの原因と
なる余剰トナーをスィープ(掃除)するため上記スイー
プローラ110を設けている。このスイープローラ11
0は、現像ローラ106に対し感光体ドラム1の回転方
向下流側であって、現像されたトナー層を挟むように、
感光体ドラム1に押圧して設置されている。スイープロ
ーラ110の表面は、感光体ドラム1の表面と略等速で
移動する。
【0048】スイープローラ110には、現像後のトナ
ー層からトナーをスイープローラ110に戻さないよう
に、感光体ドラム1上のトナー層表面電位(100〜2
00V)に近いバイアス電圧(250V)が印加されて
いる。地肌部では、感光体ドラム1の地肌部の電位と上
記バイアス電圧による電位との差によって生じる電界に
より、浮遊している余剰トナーをスイープローラ110
に移動させる。この段階での地肌部の現像剤層は現像ロ
ーラ106の現像ニップ部分の厚さの約半分で、且つト
ナーの濃度は現像前の濃度の約20%程度に低下してお
り、余剰トナーの除去は容易に行われる。これにより、
地肌部のカブリを完全に防止することができる。
【0049】また、上記スイープローラ110を設置す
ることによって、現像時に感光体ドラム1上の地肌部に
付着した余分なキャリア液の約半分程度を除去すること
もできる。
【0050】さらに、スイープローラ110により余剰
トナーの除去が効率的にできるため、感光体ドラム1と
現像ローラ106との間の現像ニップで余剰トナーが少
々残留してもよく、カブリ除去電界(現像ローラ106
に印加された現像バイアスと感光体帯電電位との電位
差)を低く抑えることできる。よって、感光体ドラム1
の帯電電位を低くすることが可能になる。このことによ
り、感光体ドラム1の耐久性向上、帯電ローラ2の負担
軽減、露光パワーの低減等、種々の利点が生じる。
【0051】上記スイープローラクリーニングブレード
111は、金属やゴム等の部材から構成され、上記除去
ニップを通過した後のスイープローラ110の表面に当
接することで、この表面から残留現像剤を掻き取り除去
する。この除去により、スイープローラ110表面が初
期化せしめられる。
【0052】更に、一時貯留部の現像剤は、トナー濃度
調整手段としての現像剤調整部150へ搬送され、そこ
でトナー濃度を調整された後、対収容部供給手段として
のポンプ151によって汲み上げられ、タンク部101
に帰還させられて再び現像に使用される。これら、一時
貯留部内の液体現像剤をタンク部101に帰還させるた
めのポンプ151、一時貯留部とタンク部101とを繋
ぐ搬送経路、及び現像剤調整部150によって現像剤帰
還手段が構成されている。
【0053】ここで、現像後の現像ローラ106表面に
は静電潜像のパターンに応じてネガ像が残っており、こ
の現像後の現像剤層は画像部では濃度が低く、非画像部
では濃度が濃くなっている。この状態のまま再び液体現
像剤を塗布した場合、現像剤の塗布量は均一になるが、
トナー濃度分布の点で前回の現像パターンの影響を受け
てしまい、新規現像時にゴーストとなって現れてしま
う。これを防止するため、現像ローラクリーニングブレ
ード107によって現像ローラ106表面から残留現像
剤を取り去り、新たな現像剤層を形成できるようにして
いる。この現像ローラクリーニングブレード107によ
って取り除かれた液体現像剤の濃度は、画像面積比率に
応じて初期の状態から変化している恐れがある。そし
て、トナー濃度が大きく変化している場合や、変化量は
少なくても同一の画像を連続して現像する場合などに
は、時系列的に現像器109内での液体現像剤の平均ト
ナー濃度が変化してしまい、画像濃度の予期せぬ変化が
発生してしまう恐れがある。本実施形態においては、現
像ローラクリーニングブレード107によって除去した
液体現像剤を直接タンク部101に戻すのではなく、現
像剤調整部150でトナー濃度を調整した後タンク部1
01に戻すように構成しているので、トナー濃度異常の
ない高品質な画像を維持することができる。
【0054】ところで、上記構成のプリンタにおいて、
アニロクスローラ104は、現像ローラ106表面に所
望の厚さの(本実施形態のプリンタにおいては、現像ロ
ーラ表面1cm当たりに担持される液体現像剤中のト
ナー含有分が4μg以上40μg以下)の均一な塗布面
を得ることが望まれ、この要求を満たすためにアニロク
スローラ104を塗布ローラとして使用している。しか
し,アニロクスローラ104の幅方向全域に渡って液体
現像剤が十分に供給されていないと、折角のアニロクス
ローラ104の計量機能を生かすことができず、アニロ
クスローラ104表面全域に均一な現像剤薄層を形成す
ることができない場合がある。この結果、現像ローラ表
面に液体現像剤の部分的な供給不足が生じ、現像剤供給
不足による画像濃度むらあるいは画像の欠けが起こって
しまう。
【0055】本実施形態のプリンタにおいては、このよ
うな現像剤供給不足による画像濃度むらあるいは画像の
欠けを防止できるように構成している。以下に本実施形
態の特徴部について説明する。
【0056】先ず、本実施形態にかかる現像器109の
詳細について説明する。図2に示すように、現像器10
9のタンク部101と一時貯留部とは、現像器筺体13
0に並べて配置され、2つの領域は隔壁131によって
仕切られている。これによって、タンク部101と一時
貯留部の2つの領域を容易な構成で形成できると共に、
2領域を離して設ける場合に比して省スペース化にも有
効である。図3は、タンク部101と一時貯留部を上方
から見た平面図である。この図に示すように、タンク部
101、一時貯留部ともに上方は開口しており、隔壁1
31の2箇所には、タンク部101内の液体現像剤量が
所定量を超過した場合に、一時貯留部に排出されるよ
う、所定量に達したときのタンク部101での所定の液
面位置をわずかに超える高さのところに排出用の溝(排
出溝という)131a,131bが形成されている。こ
のように、排出溝131a,131bの高さを適切に設
定することで、タンク部101側での液体現像剤収容量
の所定量を決められ、排出溝から排出された液体現像
剤、すなわち所定量を超過した分はそのまま一時貯留部
へ入り、現像剤調整部150へと搬送される。また、排
出溝を隔壁131に数箇所設ける本実施形態の構成に換
え、穴を設けたり、所定量に達したときのタンク部10
1での液面位置をわずかに超える高さに隔壁131の高
さを設定しタンク内の余剰現像剤が隔壁131を超えて
一時貯留部へ排出されるように構成したりしてもよい。
【0057】また、一時貯留部の鉛直方向上方に、現像
ローラクリーニングブレード107を鉛直方向に立てて
設け、この現像ローラクリーニングブレード107の上
部先端で現像ローラ106表面の残留現像剤を除去する
よう、現像ローラクリーニングブレード107と一時貯
留部の位置を設定している。これによって、例えば45
度程度の傾斜をもつ斜面でも流れずに斜面に付着してし
まうような高粘性の液体現像剤が、一時貯留部に自重で
落下するようにする。高粘度の液体現像剤は、流路など
に一度付着し剪断力が作用しない状態で放置されると、
特性チキソ性によって粘性が高くなり、剪断力が作用す
るまでは流れない状態となる。さらにこのような状態が
繰り返されると、最終的には流路に液体現像剤が詰まっ
て流れなくなってしまう。本実施形態のように、現像ロ
ーラクリーニングブレード107によって除去した残留
現像剤を自重落下によって一時貯留部に達するように構
成すると、流路で液体現像剤が詰まる恐れがない。
【0058】また、図3に示すように、一時貯留部に
は、装置奥側から手前側(図中左から右)に向けて現像
剤を搬送するための貯留部搬送手段としての貯留部スク
リュウ132を設けている。この一時貯留部と貯留部ス
クリュウ132によって、タンク部101から排出され
た液体現像剤の回収を行う現像剤回収手段が構成されて
いる。一時貯留部の手前側には、現像剤調整部150へ
向けて現像剤を排出するための排出口が形成されてお
り、一時貯留部に達した液体現像剤は貯留部スクリュウ
132によって現像剤調整部150の上部にまで搬送さ
れそこで排出口から現像剤調整部150に戻される。
尚、一時貯留部からタンク部101への液体現像剤の逆
流を防止するため、一時貯留部側の液面は排出溝の最下
部位置を超えないように、その深さ及び貯留部スクリュ
ウ132の搬送能力を設定している。
【0059】以上の構成によって、タンク部101から
排出された余剰現像剤と、現像ローラ106表面から除
去された残留現像剤は、共に一時貯留部から現像剤調整
部150を通過して再びタンク部101に戻されて現像
に利用される。このように、余剰現像剤と残留現像剤の
一時貯留部及び搬送経路と搬送手段を共有することは、
装置の小型化に有効である。
【0060】また、現像剤調整部150からタンク部1
01へ供給する現像剤のタンク部101の入り口である
供給口133を、攪拌スクリュウ103による直線搬送
領域の上流側端部近傍に設けている。図3のように、1
対のスクリュウ102,103によってタンク部101
内の液体現像剤を循環させる場合、各スクリュウ10
2,103による搬送経路の下流側端部では向きを転換
させる必要があり、ここで液体現像剤がタンク部101
から溢れる恐れがある。このような液体現像剤の溢れを
防止するために、下流側端部にスクリュウの羽のない領
域を設け、ここを液体現像剤が向きを変えるための緩衝
領域として使用する工夫をした発明を本出願人は既に提
案している(平成12年3月29日出願の特願平12−
192132号参照)。まして、液体現像剤の供給口を
スクリュウによる搬送経路の下流側端部に設けると、こ
の部分での液体現像剤の流れを複雑にし、液体現像剤の
溢れや滞留を助長することになってしまう。よって、本
実施形態においては、供給口133をスクリュウによる
搬送経路の上流側端部に設け、タンク部101に供給し
た直後の液体現像剤に搬送方向の急激な変動が生じるこ
とをなくし、直線方向に一気に搬送されるようにする。
これによって、タンク部101に供給した液体現像剤が
タンク部101内で滞留したり、供給した位置の近傍で
嵩が上昇したりすることによって溢れ出したりするとい
う不具合を防止できると共に、供給直後の液体現像剤を
積極的に搬送することができる。
【0061】また、上記供給口133は、2本のスクリ
ュウ102,103のうち一時貯留部側とは遠い側にに
配置されたスクリュウ103の搬送経路の上流側端部に
設置し、タンク部101に供給された新しい液体現像剤
が常に容器内を循環してから一時貯留部へ行く流れを作
るようにしている。これによって、長時間タンク部10
1内に液体現像剤を循環させるのでなく常に新しい液体
現像剤と入れ替わるような流れを作ることができる。
【0062】上記構成の画像部を有するプリンタにおい
て、感光体ドラム上の潜像を現像するために現像ローラ
106表面から消費される単位時間当たりの液体現像剤
量としての現像時消費量X(cc/min)と、タンク
部101に供給する単位時間当たりの液体現像剤量とし
ての現像剤供給量Y(cc/min)と、一時貯留部の
液体現像剤の貯留部スクリュウ132による単位時間当
たりの搬送量である現像剤回収能力Z(cc/min)
とが次の関係を満たすようにしている。 X<Y<Z 上記現像剤供給量Y(cc/min)は、タンク部内の
液体現像剤に浸漬しているアニロクスローラ104への
単位時間当たりの液体現像剤の供給量(cc/min)
と等しくなるものであり、この量はポンプ151を調整
することによって所望の量を得るようにしている。上記
現像剤回収能力Z(cc/min)は、一時貯留部にお
ける単位時間当たりの搬送量(cc/min)を貯留部
スクリュウ132によって調整することによって所望の
量を得るようにしている。
【0063】具体的には、現像時消費量X(cc/mi
n)を1とするとき、現像剤供給量Y(cc/min)
が1.2、現像剤回収能力Z(cc/min)が2とな
るようにポンプ151及び貯留部スクリュウ132の駆
動を制御している。
【0064】タンク部101へ液体現像剤を帰還させる
ポンプ151としては、本実施形態においてはギヤポン
プ151を使用し、その回転数の設定によって単位時間
当たりの現像剤供給量Y(cc/min)を現像時消費
量X(cc/min)の1.2倍になるよう余裕をもた
せて制御している。このほか、高粘度の液体現像剤を搬
送できるポンプ151としては、チューブポンプ151
を使用することも可能である。感光体ドラム上の潜像が
現像ローラ106上の液体現像剤によって現像され、消
費分の液体現像剤がアニロクスローラ104から現像ロ
ーラ106へ塗布される。このとき、タンク部101に
供給される単位時間当たりの現像剤供給量Y(cc/m
in)を、現像ローラ106から消費された現像時消費
量X(cc/min)よりも多くしているので、アニロ
クスローラ104には常に現像ローラ106側に塗布す
る液体現像剤の量より多くの液体現像剤が供給可能な状
態となっている。これによって、アニロクスローラ10
4上で液体現像剤の不足が生じないようにすることがで
き、現像ローラ106への現像剤塗布不足を防止するこ
とができる。
【0065】更に、本実施形態においては、貯留部スク
リュウ132による単位時間当たりの搬送量である現像
剤回収能力Z(cc/min)を、現像時消費量X(c
c/min)の2倍になるように余裕を持たせて制御
し、それによってポンプ151によってタンク部101
に供給される現像剤供給量Y(cc/min)より多く
なるようにしている。タンク部101から消費される液
体現像剤よりも多くの液体現像剤をタンク部101に供
給すると、余剰現像剤は一時貯留部へ排出され、現像剤
調整部150へ戻される。既に述べたように、高粘度の
液体現像剤は、例えば、傾斜面を利用した配管のみでは
容易には移動できず、何らかの移送手段を移送経路内に
設ける必要が生じる。本実施形態においても、貯留部ス
クリュウ132による液体現像剤の単位時間当たりの搬
送量(cc/min)が、現像剤回収能力Z(cc/m
in)とはほぼ一致している。
【0066】ここで、現像剤回収能力Z(cc/mi
n)を超えた量の余剰現像剤がタンク部101に発生す
ると、余剰現像剤が帰還部に排出されずにタンク部10
1から溢れ出したり、帰還部に排出された液体現像剤が
帰還部から溢れ出したりする恐れがある。また、スター
トアップ時に初めてタンク部101に液体現像剤が供給
されるときなど、現像が行われずにタンク部101への
液体現像剤の供給のみが行われ、タンク部101の液体
現像剤量が一定量を超えて一時貯留部側に排出される場
合においても、液体現像剤の漏れ出しが生じる恐れがあ
る。
【0067】本実施形態においては、タンク部101か
ら排出される可能性のある液体現像剤量よりも多くの液
体現像剤を貯留部スクリュウ132によって下流側に搬
送可能に設定しているので、タンク部101への現像剤
供給過剰によってタンク部101や一時貯留部などから
液体現像剤が溢れ出すことがない。
【0068】以上のように、現像時消費量X(cc/m
in)に対して、現像剤供給量Y(cc/min)及び
現像剤回収能力Z(cc/min)を制御することによ
って現像剤塗布体による現像剤担持体への塗布不足を防
止できるので、現像ローラ106への現像剤の塗布不足
による画像の欠けを防止することができる。更に、タン
ク部101への現像剤供給過剰によるタンク部101や
一時貯留部などからの液体現像剤の溢れ出しも防止する
ことができる。
【0069】図4は、攪拌スクリュウ102,103の
変形例にかかる拡大斜視図である。スクリュウによる搬
送力はその羽のピッチと回転数によって決まる。しか
し、回転数を上げることは駆動系への負担増となった
り、ミストの発生源になったりするといった問題がある
ため、羽のピッチで調整することが望ましい。羽根のピ
ッチを長くすると、スクリュウ1回転あたりの軸方向へ
の搬送距離は長くなるが、羽根1枚当たりの液体現像剤
の軸方向への搬送力を減じることになる。従って、これ
を補うために、変形例では羽の条数を多重(本変形例に
おいては6条)にしている。
【0070】これによって、アニロクスローラ104が
接触しているタンク部101内の液体現像剤の盛り上が
りの部分に、アニロクスローラ104軸方向全域に渡っ
てより豊富な量の液体現像剤を攪拌搬送できるようにす
ることが可能となる。よって、現像ローラ106への塗
布量の不足をより効果的に防止することができる。
【0071】更に、上述した実施形態は、高粘度の液体
現像剤を用いて現像を行うものについて説明したが、本
発明は、トナーと液体キャリアとが含まれる液体現像剤
を用いるものであれば適用できるものである。
【0072】
【発明の効果】請求項1の湿式画像形成装置によれば、
現像剤塗布体による現像剤担持体への塗布不足を防止で
きるので、現像剤の塗布不測による画像の欠けを防止す
ることができるという優れた効果がある。
【0073】請求項2の湿式画像形成装置によれば、現
像が行われずに現像剤収容部への現像剤の供給のみが行
われ続けているような供給過剰状態においても、現像剤
収容部から液体現像剤が予期せずに溢れ出すことを防止
できるという優れた効果がある。
【0074】請求項3の湿式画像形成装置によれば、現
像剤回収手段によって回収した液体現像剤を再び現像に
使用する場合においても、トナー濃度を現像に適した濃
度に保つことができ、画像品質を良好に維持することが
できるという優れた効果がある。
【0075】請求項4の湿式画像形成装置によれば、容
易な構成で現像剤収容部と一時貯留部との2つの領域を
形成できると共に、無駄なスペースを減らして現像器の
小型化を図ることもできるという優れた効果がある。
【0076】請求項5の湿式画像形成装置によれば、ト
ナーの分散性や粘性を維持できるので、画像品質を良好
に維持できるという優れた効果がある。
【0077】請求項6の湿式画像形成装置によれば、現
像剤搬送手段を設けたことによって、現像剤担持体への
現像剤の塗布領域の偏りや塗布ムラを防止することがで
きるという優れた効果がある。
【0078】請求項7の湿式画像形成装置によれば、供
給口から現像剤収容部に供給した液体現像剤が現像剤収
容部内で滞留したり、供給した位置の近傍で嵩が上昇す
ることによって溢れ出したりするという不具合を防止で
きると共に、供給直後の液体現像剤を積極的に搬送する
ことができるという優れた効果がある。
【0079】請求項8の湿式画像形成装置によれば、現
像剤収容部内の液体現像剤をスクリュウが設けられてい
る領域の全域において確実に循環させることができると
いう優れた効果がある。また、スクリュウの軸線方向の
長さを現像剤収容部内部の長手方向サイズに近づけれ
ば、現像剤収容部内部の略全域に渡って液体現像剤を攪
拌搬送することができるという優れた効果もある。
【0080】請求項9の湿式画像形成装置によれば、残
留現像剤の回収のための機構が簡素化きると共に、特に
高粘度の液体現像剤の場合に発生しやすい搬送経路で残
留現像剤が詰まることによって生じる搬送不良の心配も
ないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る湿式画像形成装置の要部の説明
図。
【図2】実施形態に係る現像部の部分拡大図。
【図3】タンク部と一時貯留部を上方から見た平面図。
【図4】変形例に用いる攪拌スクリュウの拡大斜視図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 20 帯電器 31 中間転写ベルト 32 転写ローラ 33 張架ローラ 40 除電ランプ 50 ドラムクリーニング装置 51 感光体クリーニングブレード 60 液体現像剤 100 湿式現像装置(現像装置) 101 タンク部 102、103 攪拌スクリュウ 104 アニロクスローラ 105 ドクタブレード 106 現像ローラ 107 現像ローラクリーニングブレード 108 一時貯留部 109 現像器 110 スイープローラ 111 スイープローラクリーニングブレー
ド 120 タンク 130 現像器筺体 131 隔壁 132 貯留部スクリュウ 150 現像剤調整部 151 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 努 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 武田 有介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 黒鳥 恒夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 仲野 徹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H074 AA03 BB02 BB08 BB16 BB22 BB32 BB50 BB72 CC01 CC04 CC22 CC23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーと液体キャリアとが含まれる液体現
    像剤を担持し、これを湿式画像形成装置の潜像担持体に
    担持された潜像に付着させて該潜像を現像する現像剤担
    持体と、担持する液体現像剤を該現像剤担持体に塗布す
    る現像剤塗布体と、該現像剤塗布体に液体現像剤を供給
    する現像剤供給手段とを有し、該現像剤塗布体が担持す
    る液体現像剤を該現像剤担持体に塗布する構成の湿式画
    像形成装置において、 上記潜像を現像するために消費される単位時間当たりの
    液体現像剤量としての現像時消費量X(cc/min)
    と、上記現像剤供給手段によって該現像剤塗布体に供給
    される単位時間当たりの液体現像剤量としての現像剤供
    給量Y(cc/min)との関係が、 X<Y となることを特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置において、 上記現像剤供給手段として、上記現像剤塗布体に供給す
    る液体現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容
    部に上記現像剤供給量Y(cc/min)の液体現像剤
    を供給する対収容部供給手段とを設け、かつ、該現像剤
    収容部の液体現像剤量が所定量を超過した場合に該超過
    分の液体現像剤を該現像剤収容部から排出する超過現像
    剤排出手段と、該超過現像剤排出手段によって該現像剤
    収容部から排出された液体現像剤を回収する現像剤回収
    手段とを設けた構成において、該現像剤回収手段によっ
    て回収可能な単位時間当たりの液体現像剤量としての現
    像剤回収能力Z(cc/min)と、上記現像剤供給量
    Y(cc/min)との関係が、 Y<Z となることを特徴とする湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の湿式画像形成装置において、現
    像に使用されずに上記現像剤担持体上に残留した残留現
    像剤を該現像剤担持体表面から除去する現像剤担持体ク
    リーニング手段を有し、上記対収容部供給手段に、該現
    像剤担持体クリーニング手段によって除去した残留現像
    剤、及び、上記現像剤回収手段によって回収した液体現
    像剤を再び上記現像剤収容部に帰還させる現像剤帰還手
    段を設け、該現像剤帰還手段に、現像剤収容部に帰還さ
    せる液体現像剤のトナー濃度を調整するトナー濃度調整
    手段を設けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3の湿式画像形成装置において、 上記現像剤担持体と、上記現像剤塗布体と、上記現像剤
    収容部と、該現像剤担持体クリーニング手段によって除
    去した残留現像剤及び上記現像剤回収手段によって回収
    した液体現像剤を一時的に貯留する一時貯留部とを1つ
    の現像器内に設け、該現像剤収容部と該一時貯留部とを
    1つの容器に隔壁を設けて構成したことを特徴とする湿
    式画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項2、3、又は4の湿式画像形成装置
    において、 上記現像剤収容部の内部に収容されている液体現像剤を
    攪拌する現像剤攪拌手段を設けたことを特徴とする湿式
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項2、3、4、又は5の湿式画像形成
    装置において、 上記現像剤収容部の内部全域に液体現像剤を搬送する現
    像剤搬送手段を設けたことを特徴とする湿式画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】請求項2、3、4、5、又は6の湿式画像
    形成装置において、 上記現像剤収容部内部に収容されている液体現像剤を該
    現像剤収容部内で所定の経路に搬送する現像剤搬送手段
    と、上記現像剤収容部に上記対収容部供給手段によって
    供給する液体現像剤の供給口を設け、該所定の経路に直
    線的な1方向に搬送する直線搬送領域を形成し、該供給
    口を、該直線搬領域における現像剤搬送方向の上流側端
    部近傍に設けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項5、6又は7の湿式画像形成装置に
    おいて、 上記現像剤攪拌手段又は上記現像剤搬送手段を、上記現
    像剤収容部内に設けられ、互いに逆方向に液体現像剤を
    攪拌搬送する1対のスクリュウによって構成したことを
    特徴とする湿式画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項3、4、5、6、7、又は8の湿式
    画像形成装置において、 上記現像剤担持体と、上記現像剤塗布体と、上記現像剤
    収容部と、該現像剤担持体クリーニング手段によって除
    去した残留現像剤及び上記現像剤回収手段によって回収
    した液体現像剤を一時的に貯留する上部が開口した一時
    貯留部とを1つの現像器内に設け、該現像剤担持体クリ
    ーニング手段を、該現像剤担持体表面のクリーニング位
    置から除去した残留現像剤を下方に落下させるよう構成
    し、該クリーニング位置を、該一時貯留部の鉛直方向上
    側に配置したことを特徴とする湿式画像形成装置。
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