JP2002258525A - インクジェットインクプリントの耐光性を改善するべく調合された無色トナー - Google Patents

インクジェットインクプリントの耐光性を改善するべく調合された無色トナー

Info

Publication number
JP2002258525A
JP2002258525A JP2001387208A JP2001387208A JP2002258525A JP 2002258525 A JP2002258525 A JP 2002258525A JP 2001387208 A JP2001387208 A JP 2001387208A JP 2001387208 A JP2001387208 A JP 2001387208A JP 2002258525 A JP2002258525 A JP 2002258525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner composition
colorless toner
additives
resin
styrene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001387208A
Other languages
English (en)
Inventor
An-Chung Robert Lin
アン−チュン・ロバート・リン
Michael H Lee
マイケル・エイチ・リー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JP2002258525A publication Critical patent/JP2002258525A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G8/00Layers covering the final reproduction, e.g. for protecting, for writing thereon
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0926Colouring agents for toner particles characterised by physical or chemical properties
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/23Sheet including cover or casing
    • Y10T428/239Complete cover or casing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24628Nonplanar uniform thickness material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31725Of polyamide
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31786Of polyester [e.g., alkyd, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31855Of addition polymer from unsaturated monomers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上の文字又は画像の印刷後にインクジェ
ットインクの耐光堅牢性を改善するよう特に調合され
た、トナーベースのコーティングを提供する。 【解決手段】 本発明は、インクジェットインク画像を
有するプリントをオーバーコートするための無色トナー
組成物に関する。無色トナーは:トナー樹脂、及び紫外
線吸収体、遊離基抑制剤、熱安定化剤及びそれらの組合
せから成る群から選択される少なくとも2つの添加剤を
含むことが出来、全添加剤に対するトナー樹脂の割合は
重量で1:1〜99:1である。無色トナーはまた、電荷
制御剤及び/又は低融点ワックスを含み得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷画像の耐光堅
牢性を改善し且つ耐水性保護コーティングを提供するた
めのインクジェットインクプリント用コーティングに関
する。
【0002】
【従来の技術分野】近年、コンピュータプリンタの技術
は、紙を含む様々な媒体に極めて高解像度の画像を転写
し得る点にまで発展した。1つの特殊なタイプの印刷方
法は、デジタル信号に応答して媒体表面上に流体インク
の小滴を配置することを包含する。典型的には、印刷装
置と表面との間の物理的接触なしに、流体インクが表面
上に配置されるか又は噴射される。この一般的な技術内
に於いて、印刷表面上へインクジェットインクを堆積さ
せる具体的な方法は、システムによって様々であり、連
続インク堆積とドロップ−オン−デマンドインク堆積を
包含し得る。
【0003】連続印刷システムに関しては、使用される
インクは、典型的に、メチルエチルケトン及びエタノー
ルなどの溶媒を使用する溶媒ベースである。特に、連続
印刷システムは、プリンタノズルによって射出され且つ
方向付けられるインク滴流として機能する。インク滴
は、ノズルのすぐ近くの静電荷電装置の支援で補足的に
方向付けられる。もし、インクが所望される印刷表面上
で使用されない場合は、インクは後の使用のためにリサ
イクルされる。ドロップ−オン−デマンド印刷システム
に関しては、インクジェットインクは、典型的に、溶媒
としての水及び/又はグリコール類を使用する水性ベー
スである。特に、これらのシステムでは、インク滴は、
射出されるインク滴の全てが印刷画像を形成するために
使用されるよう、熱によるか又は圧力波によってノズル
から発射される。
【0004】インクジェットプリンタが、種々の媒体表
面、特に紙上でのポピュラーな画像記録方法となった理
由が幾つかある。それらの理由の幾つかには、低いプリ
ンタノイズ、高速記録の可能性、及び多色記録が含まれ
る。加えて、これらの利点が、消費者にとって比較的低
価格で得ることができる。しかしながら、インクジェッ
ト印刷において大きな改善がなされたとはいえ、この改
善に伴う、この分野における消費者による、例えば、よ
り高い速度、より高い解像度、フルカラー画像形成、改
善された安定性等、の要求が増大している。新しいイン
クジェットインクが開発される際、印刷表面又は基板と
結び付けてインクを評価する時に考慮すべき幾つかの慣
習的特性がある。そのような特性には、表面上の画像の
エッジ明瞭度と光学濃度、基板上のインクの乾燥時間、
基板に対する接着性、インク液滴の偏向がないこと、全
ドットの存在、水及び他の溶媒に対する乾燥後のインク
の耐性、長期間の保存安定性、及び腐食又はノズル目詰
まりの無い長期間の信頼性が含まれる。上記特性リスト
は達成すべき価値ある目標を提供するが、上記特性の全
てを満足させることに関しては困難がある。しばしば、
上記特性の1つを満足させるべく意図されたインク成分
の含有物が別の特性を満足させるのを妨げ得る。従っ
て、インクジェットプリンタ中に使用されるほとんどの
市販インクは、上に挙げた諸要件の幾つか又は全てを満
足させることへの少なくとも適切な回答を達成する試み
における妥協を表す。
【0005】一般に、インクジェットインクは、染料ベ
ースインクか又は顔料ベースインクの何れかである。染
料ベースインクジェットインクは、一般に、媒体を特定
色に変えるために通常は水ベースである可溶性の液体着
色剤を使用する。それらの構造が原因で、染料ベースイ
ンクは、通常、耐水性でなく、且つUV光によってより
影響される傾向がある。このことは、時間につれて変
色、又は退色を招く結果となる。最適な性能を得るため
には、この種のインクは、しばしば、用途に合わせて適
切な媒体を選択することを必要とし、従って、印刷用媒
体の選択の範囲が縮小された。逆に、顔料インクは、典
型的に、カラーを得るのに微粒子の固体着色剤を使用す
る。多くの場合、顔料インクによって作り出されるライ
ン品質とプロットの精度は、普通、染料ベースインクの
それより優れている。顔料インクでは、固体粒子が基板
の表面に付着する。一旦溶液中の水が蒸発すると、粒子
が一般的には溶液に戻らず、且つ従って、より耐水性で
ある。加えて、顔料インクは、染料ベースインクに比べ
てよりUV耐性であり、このことは、感知し得る退色が
生ずるまでにさらに長い時間がかかることを意味する。
顔料インクは、幾つかの分野に於いて、優れた特性を示
すとはいえ、染料は、より清浄な状態で動作する傾向が
あり、より良好な収量を提供し、より良好な粒径を提供
し、且つより濾過し易いという利点がある。従って、染
料ベースインクは、しばしば、普通の用途に使用され、
且つより色彩的となる傾向があり、しかもより高度に飽
和されたカラーを提供する。
【0006】インクジェットプリントがハロゲン化銀写
真と効果的に競合するために、行われるべき1つの重要
な改善は、長期間の時間にわたる露光に対する安定性を
維持するというインクジェットインクの能力を改善すべ
きであるということである。現時点において写真は、典
型的に、長期の露光下でより長く、即ち、蛍光露光下で
約14〜18年、持ちこたえるであろう。逆に、幾つかの最
良のインクジェットプリンタは、同様の条件下でたった
約6〜8年しか長持ちしないプリントしか作らない。特
に、染料ベースインクジェットインクに関しては、変色
現象が顔料ベースインクジェットインクに典型的である
よりもさらに容易に起こりさえする。しかしながら、上
述のように、染料ベースインクは、それらが使用するの
に極めて簡便で且つ良好なカラー鮮明度を有する故に、
時には好ましい。
【0007】写真産業に於いて、典型的な14〜18年より
さらに長く、60年に至るまでも持ちこたえることが報告
された技術が開発された。しかしながら、インクジェッ
トプリントの品質は、近年に着実に向上した。正当な環
境下では、インクジェットプリントは、ハロゲン化銀写
真のように明るく且つシャープに見える。従って、イン
クジェット印刷は、近い将来、選り抜きの印刷方法とな
るべく発展し得る。他方、多くの現行の技術では、イン
クジェットプリントは、もし濡れたり、過度に手で扱わ
れると汚れる(スミア)場合がある。スミアを防ぐため
に、プリントの上にオーバーコートを配置することがで
きる。画像を保護するためのトナーの使用が以前考え出
された。例えば、米国特許第5,847,738号には、インク
ジェットプリントをオーバーコートするための透明トナ
ーの使用が開示されている。さらに、米国特許第5,804,
341号には、透明トナーのオーバーコートをハロゲン化
銀写真に使用することが開示されている。これらは、磨
耗に対する保護を提供する。加えて、米国特許第5,612,
777号は、電子写真プリントを保護するためのUV吸収
剤含有の透明なオーバーコートの使用を教示している。
【0008】一旦用紙上に印刷されたインクの耐光堅牢
性を改善するために、添加剤がインクに加えられ、同時
に(印刷に先立って)用紙上にコートされてきた。例え
ば、その全ての教示が参考として本書に組み入れられ
る、米国特許第6,056,812号には、様々なインクの耐光
堅牢性と特性の耐久性を改善するためのインク添加剤が
開示されている。前述のように、添加剤はインクそのも
のに添加されるか、もしくは基板上への印刷前に該基板
上に配置される組成物中に使用される。従って、インク
ジェットインクがコートされた基板、例えば、紙、の上
に一旦印刷されると、耐光堅牢性と耐久性を助長させる
特性がインクに与えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の従来技術も、基板上の文字又は画像の印刷後にインク
ジェットインクの耐光堅牢性を改善するよう特に調合さ
れた、トナーベースのコーティングは提供していない。
印刷後の用途用に特に調合されたそのようなトナーベー
スのコーティングは、増大された耐光堅牢性を提供し、
同時に、要素への曝露に起因する水又はその他の損傷か
ら印刷物を保護するという追加の利益を提供することが
できる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクジェッ
トインク画像が印刷されたプリントをオーバーコーティ
ングするための無色トナー組成物に関する。無色トナー
は、トナー樹脂と、紫外線吸収剤、遊離基抑制剤、熱安
定化剤及びそれらの組合せから成る群から選択される少
なくとも2つの添加剤とを含んで成る。トナー樹脂の、
添加剤に対する重量比は、重量で約1:1〜99:1であ
ってよい。好ましい実施態様では、少なくとも2つの添
加剤の1つは、紫外線吸収剤であってよく、且つ2番目
の添加剤は、遊離基抑制剤と熱安定化剤とから成る群か
ら選択することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を開示及び説明する前に理
解されるべきは、プロセス工程及び材料は、ある程度変
化し得るため、本発明は、ここに開示される特定のプロ
セス工程及び材料に限定されないということである。ま
た、ここで使用される用語は、特定の実施態様を専ら記
述するだけの目的で使用されるということも又理解され
るべきである。請求の範囲の記載及びそれらに相当する
ものによってのみ本発明の範囲が限定されることから、
用語は限定を意図するものではない。
【0012】本明細書及び請求の範囲の記載において使
用される際、単数形はその内容が別途明確に指示されな
い限り、複数の意味を包含するということは留意される
べきである。
【0013】「耐光堅牢性」又は「染色堅牢度」は、印
刷画像の品質を示す。従って、本発明のトナー組成物で
コートされた印刷画像は、標準の印刷画像と比較して
光、例えば、紫外光に曝される時、印刷画像の色密度及
び細部を維持する傾向がある(並びに、著しく低い退色
性を呈する)。
【0014】「酸化防止剤」又は「熱安定化剤」は、本
発明の枠内で機能性であり、且つインク又は画像の酸化
及び/又は劣化を遅延させるか又は除去するべくトナー
組成物に添加される任意の有機又は無機化合物を示す。
【0015】「遊離基抑制剤」は、通常は短寿命で且つ
高反応性である、1つ又はより多くの不対電子を有する
任意の分子フラグメントを阻害するか又は除去するのに
使用される、本発明に於いて機能性である組成物に添加
される任意の有機又は無機化合物を示す。
【0016】「紫外吸収剤」又は「UV吸収体」は、紫外
波長範囲内の放射エネルギーを吸収する、本発明と共に
機能性である有機又は無機物質を示す。
【0017】サーマルインクジェットインクの耐光堅牢
性を改善するべくかなりの努力が費やされてきた。幾つ
かのアプローチには、インクジェットインクの調合に於
いて、又は画像を適用する前に基板をコーティングする
ために、UV吸収剤、遊離基抑制剤、熱安定化剤(酸化防
止剤)、又はそれらの様々な組合せを使用することが包
含される。しかしながら、インクジェットインクプリン
トをコーティングするための透明トナー中へ、少なくと
も2つのこれら添加剤を組み入れることは、現在当分野
では知られていない。そのような調合は、主として添加
剤(群)に起因する、増大された耐光堅牢性、及び主と
してトナー樹脂に起因する、改善された耐水堅牢性、と
いう二重の目的を提供する。
【0018】特に、本発明は、インクジェットインクに
よって作り出された画像の耐光堅牢性を改善するための
組成物及び方法に関する。より詳細には、インクジェッ
トインク画像が印刷された印刷物をオーバーコートする
ための無色トナー組成物は、(a) トナー樹脂と、(b)
紫外吸収剤、遊離基抑制剤、熱安定化剤、及びそれらの
組合せから成る群から独立して選択される少なくとも2
つの添加剤とを含んで成る。組成物のこれら成分は、ト
ナー樹脂の全添加剤に対する重量比が約1:1〜99:1
の比で存在してよい。
【0019】少なくとも2つの添加剤に加えて、電荷制
御剤、塩基性樹脂、及び/又は低融点制御ワックスなど
の、他の成分を無色トナーに含有させ得る。米国特許第
5,919,592号及び第5,905,010号に於いて、幾つかの機能
性電荷制御剤、塩基性樹脂、及び低融点制御ワックスが
記述されている。例えば、使用される適当な電荷制御剤
は、アルキルサリチル酸又はヒドロキシナフトエ酸の金
属キレート化合物、第四級アンモニウム塩、金属アルキ
ルの酸化物、サリチル酸金属錯体、カリクスアーレン化
合物、及び/又は有機ホウ素化合物を包含し得る。適当
な塩基性樹脂には、スチレン樹脂及び/又はポリスチレ
ン、ポリクロロスチレン、ポリビニルトルエン、スチレ
ン−ビニルトルエンコポリマー、スチレン−ビニルナフ
タレンコポリマー、スチレン−アクリル酸コポリマー、
スチレン−メタクリル酸コポリマー、スチレン−アクリ
ロニトリルコポリマー、スチレン−ブタジエンコポリマ
ー類、及びスチレン−マレイン酸エステルコポリマーな
どのスチレンコポリマー樹脂が包含され得る。その他の
適当な塩基性樹脂には、少し例を挙げれば、アクリル樹
脂、ビニル樹脂、エチレン性樹脂、ポリアミド樹脂、ポ
リエステル樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、キ
シレン樹脂類、エポキシ樹脂、テルペン樹脂、及びロジ
ンと改質ロジンが包含され得る。種々のワックス(ろ
う)類に関しては、カルナウバろう、ミクロクリスタン
ワックス、パラフィンろう、ライスろう、低分子量ポリ
プロピレン、低分子量ポリエチレン、(マレイン酸など
の)酸性モノマーで改質された酸化ポリプロピレンが使
用され得る。
【0020】電荷制御剤及びワックスに関しては(1方
又は両方が使用される場合)、全組成物の約1重量%〜
5重量%の、全部合わせた総量を含み得るが、約2重量
%〜3重量%が好ましい。
【0021】少なくとも2つの添加剤は、ここに開示さ
れるインクジェットプリントの改善された耐光堅牢性性
能に対するかぎである。好ましい実施態様に於いて、紫
外吸収剤と、遊離基抑制剤及び熱安定化剤から成る群か
ら選択される第2の添加剤とが使用可能である。従っ
て、1つの実施態様では、トナー樹脂、紫外吸収剤、及
び遊離基抑制剤を含む組成物が調合され得る。他の実施
態様では、トナー樹脂、紫外吸収剤、及び熱安定化剤
(酸化防止剤)を含む組成物が調合され得る。無色トナ
ーは、高分子結合性能をもたらすのに機能性である任意
のトナー樹脂を包含し得る。Almacryl(商標)T300は、
機能性樹脂の一例である。ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリエステル、ポリオール、及び前述のものなどの
他の標準的なトナー樹脂も使用することができる。
【0022】化学的添加剤剤は、主として、インクジェ
ットインク及び紙に使用される着色剤又はポリマーと用
紙との化学的結合の破壊を防ぎ且つ抑止するよう作用す
る。前述のように、添加剤はUV吸収剤、遊離基抑制剤、
熱安定化剤(酸化防止剤又は脱酸素剤)、又はそれらの
組合せであり得る。
【0023】紫外吸収剤は、紫外(UV)波長範囲内の放射
エネルギーを吸収する任意の有機又は無機化合物又は組
成物であり得る。しかしながら、商品名Tinuvin(商
標)を付して販売されている多くの組成物が好ましい。
例えば、Tinuvin(商標)123、Tinuvin(商標)171、Ti
nuvin(商標)384、及びTinuvin(商標)1130は、紫外
吸収剤として使用される典型的な組成物である。典型的
には、商品名Tinuvin(商標)を付して販売されているU
V吸収剤として使用される構造は、ヘテロ環式トリアザ
基を含む。遊離基抑制剤は、通常は短寿命であり且つ高
反応性である、1つ又はより多くの不対電子を有する任
意の分子フラグメントを妨害するか又は除去するべく組
成物に添加される任意の有機又は無機化合物であり得
る。良好な遊離基抑制剤の例には、商品名Tinuvin(商
標)292及びTinuvin(商標)622LDを付して販売されて
いる組成物、並びにベンゾフェノンが包含され得る。例
えば、Tinuvin(商標)292は、アザシクロヘキサンを含
有する遊離基抑制剤であるヒンダードアミンである。商
品名Irgaperm(商標)、特にIrgaperm(商標)2140、を
付して販売されているものなどの酸化防止剤又は熱安定
化剤が効果的であり得る。全ての添加剤の全パーセンテ
ージは、任意の機能性比率に於いても、約0.1重量%〜2
0重量%であり得る。しかし、好ましい濃度範囲は、約
1重量%から6重量%である。さらに、多数の添加剤の
その他1つの添加剤に対する比率は、任意の機能性比率
であり得る。もし2つの添加剤が使用されるなら、一つ
の添加剤のもう一つの添加剤に対する比率は、重量で約
1:99〜1:1であり得るが、この比率は限定を意図す
るものではない。
【0024】本発明の実施によって実現される利点が幾
つかある。それら利点の幾つかは以下を含む:1) イン
クジェットプリントのカラー画像の保護、即ち、恐らく
は顔料の耐光性より優れた、改善された耐光性;2) 保
護バインダー(樹脂、ポリマー等)は、使用される場
合、媒体からの画像の脱落を防止できる;3) 同じ耐光
性を有するより安い染料材料の使用に有利で、高価な染
料を低減する;4) 添加剤が市販から入手可能である;
5) 改善された耐水性;及び6) 顔料の粉砕及び粒径制
御が不要な、容易な適用性。
【0025】電荷制御剤、ワックス及び必要な添加剤を
伴う1つ又はより多くのトナー樹脂によって、融解可能
で、一緒に混合でき、且つ所定の形状に押出しできる混
合物が生成される。材料はその後、粉砕され、ジェット
摩砕され、且つサイズ分類されて、小さすぎるか又は大
きすぎる粒子を除くことができる。透明トナーは、用紙
及び印刷された物品を均一に被覆し、且つプリントがパ
ターン又は特徴で装飾されないように使用されるため、
最終的な粒径は、平均して約7ミクロン又はそれ以下と
いう最近の趨勢よりかなり大きくなり得る。例えば、完
成されたコーティング厚は、20ミクロン近辺であり得る
が、この厚さは本発明の範囲を限定することを意図する
ものではない。従って、トナーが現像され得るという条
件で、より大きい又はより小さい粒径を使用し得る。次
に、サイズ決めされたトナーは、荷電及び流動特性を増
強するためにシリカ又は炭化ケイ素などの在来の粒子で
被覆され得る。あるいは又、UV吸収体をトルエンなど
の溶媒中でトナー樹脂と共溶解させ、且つ回転乾燥(spu
n dry)させてトナー粒子を形成することができる。この
単純なトナー形成工程は、多段階粉砕及び摩砕を不要に
し、よって、エネルギーを節約する。この実施態様にお
いては、トナー樹脂は、好ましくは2〜20重量%で存在
し、添加剤は0.1〜20重量%で存在し、そして溶媒はそ
の残余を提供する。溶媒は、噴霧乾燥などの在来の乾燥
方法で除去され得る。
【0026】透明トナーは、典型的な電子写真プリンタ
に見られる標準のトナー現像技術の何れかを用いてプリ
ントに適用することができる。何れの場合でも、トナー
層は、厚みに於いて好ましく均一であり得る。トナー
は、どのパターンも形成する必要がないため、光伝導
体、荷電システム、及びレーザプリントヘッドを含む電
子写真プリンタのサブシステムの幾つかは必要でない。
しかしながら、これらのシステムは、任意に保持され得
る。一つの実施態様に於いて、ジャンプデベロッパ(jum
p developer)が、プリントを横切って直接配置され得
る。そこでは、電気アースをプリントの下方に配置し、
且つバイアス化A/C電圧を、金属デベロッパロールに
印加し得る。デベロッパロールとアースとの間に、全体
で200〜250ミクロンのギャップがあるので、デベロッパ
ロールに対する所要電圧は、−800Vバイアスで、大体1
200V波高値である。この実施態様では、透明トナーを
典型的な−10〜−20mC/gへと負に荷電する。
【0027】別の実施態様に於いて、プリント上のトナ
ーの均一性は、導電性の弾性転写ロール上へのトナーの
最初の適用によって改善され得る。転写ロールは、その
後、軽い接触圧下でトナーを静電的にプリント上へ移
す。転写ロールに印加された約−500Vは、もし電気ア
ースが転写ロールの直下である場合は、一般的に十分で
ある。加えて、デベロッパロールの電圧は、転写ロール
のそれより約−400V大きいもの(又は全体で約−900V
の結合電位)であるべきである。弾性転写ロールはしな
やかであるので、金属又は弾性デベロッパロールの何れ
かをこの用途に使用することができる。
【0028】あるいは又、硬質の加圧溶融器ローラにト
ナーを適用するために弾性ロールが使用され得る。真下
にある硬質バックアップロールで動作する加圧溶融器
は、トナーをプリント表面上へ直接絞り出す。トナーの
加圧溶融は、当業者に周知のように、市場では、高速イ
オノグラフプリンタに使用されてきた。
【0029】別の実施態様において、デベロッパロール
は、転写ロールからより大きい間隔、典型的には約75〜
100ミクロン、の間隔を開けることができる。トナーは
その際、デベロッパロールに印加されたA/C電圧、典
型的には転写ロールより大きい−500Vバイアスで800V
波高値、によって転写ロールへ移される。接触現像の実
施態様におけるように、転写ロールはおおよそ−500V
であり得る。
【0030】本発明は、インクジェットプリントを保護
するために、UV吸収体及び/又はその他の添加剤を含
む透明トナーのオーバーコートの使用を開示する。従っ
て、添加剤は、トナーベース樹脂に混和性であり且つ存
在するいずれのトナー荷電特性に対して著しく影響を及
ぼさないものでなければならない。次の式は、本発明に
よる添加剤として使用され得る具体的な構造を示す。こ
れらの構造の種類は、限定するものではなく、単に各具
体的添加剤についての代表的な分類を示すものと考慮さ
れるべきである。従って、式1は、紫外線吸収体に存在
し得る官能基を示し、式2は、遊離基抑制剤に存在し得
る官能基を示し、そして式3は、酸化防止剤又は熱安定
化剤を示す。それぞれを以下に示す:
【0031】
【化6】
【0032】式1中に示される基を含む2つの具体的な
紫外線吸収体は、下の式4及び式5に示す通り:
【0033】
【化7】
【0034】上述の式4及び式5において、nは約1〜
5の整数であり得る。式2に示される基を含む具体的な
遊離基抑制剤は、以下の式6に見ることができる:
【0035】
【化8】
【0036】何らかの理論で拘束されることを望むもの
ではないが、本発明は、画像の耐光堅牢性を改善するた
めの方法と組成物を提供するものである。耐光堅牢性を
改善するための基礎的原理は、化学添加剤を使用して着
色剤分子又はポリマーと相互作用させて、インクジェッ
トインクの着色剤分子又はポリマー中の化学結合を切断
から防ぐと同時に、印刷された画像を構成要素から一般
的に保護することである。添加剤は、化学結合の切断を
低減させるためにエネルギーを放散させるために協力し
て使用され得る。例えば、UV−吸収体が、励起状態の
分子のエネルギーを放散させるのに使用され得、遊離基
抑制剤は、望ましくない化学反応を防止するのに使用さ
れ得、また、熱安定化剤は、被覆基板上に印刷されたイ
ンク組成物中の染料の酸化を減少させるのに使用され得
る。
【0037】
【実施例】以下の実施例は、本発明のインクジェットイ
ンク組成物を調製するための様々な処方を例示する。以
下の実施例は、本発明を限定するものと考えるべきでは
なく、現行の実験的データに基づく最良の既知インク調
合物の作り方を単に教示するものである。
【0038】実施例1 インクジェットインクプリント上の、様々な添加剤を含
有するコーティングが有する効果をテストするために、
幾つかの調合物を調製した。具体的には、個々の添加剤
をトルエン中でトナー樹脂と混合した。各溶液が、シア
ン、マゼンタ、及びイエローの画像を有する印刷材料上
に被覆された。コントロールとして、同様の画像も又、
トルエンとトナー樹脂のみを含む溶液で被覆された。ト
ルエンを蒸発させて、画像を模擬の長期間の露光に曝し
た。全ての場合に於いて、85重量%のトルエンが溶媒と
して使用され、10重量%Almacryl(商標)T300がトナー
樹脂として使用され、且つ5%の添加剤が使用された。
様々な着色プリントで、5つの異なる添加剤を試験し
た。具体的には、Tinuvin(商標)292(遊離基抑制
剤)、Tinuvin(商標)123(紫外線吸収体)、Tinuvin
(商標)171(紫外線吸収体)、Tinuvin(商標)384
(紫外線吸収体)、及びIrgaperm(商標)2140(熱安定
化剤)を試験した。上述の5つの添加剤含有調合物全て
に関して、添加剤含有組成物で被覆された印刷インクの
各々についての耐光堅牢性は、対応するコントロール物
質で被覆された印刷インクを使った場合より2〜10倍優
れていた。
【0039】実施例2 下の表1に記載された成分を混合して、ダブルスクリュ
ーニーダー中で融解されて押出される混合物を形成し
た。押出された混合物は、次に粉砕され且つジェット摩
砕されて粉体が作られた。その粉体を形成する粒子は、
次いで、本質的に全ての粒子が所望の容積平均粒径範囲
内、即ち、約10〜25μm、好ましくは約15〜20μm、に
入るように分別された。
【0040】
【表1】
【0041】一旦形成されると、粒子は、約1部のシリ
カに対して1000部の粒子という重量比で、疎水性のフュ
ーム化シリカフロー剤(fumed-silica flow agent)と混
合された。紫外線吸収体と遊離基抑制剤で増強されたト
ナー樹脂が形成され、これは本質的に透明なコーティン
グを付与するために使用され得る。
【0042】実施例3 下の表2に記載された成分を混合して、ダブルスクリュ
ーニーダー中で融解して押出される混合物が形成され
た。押出された成分は、次に粉砕され且つジェットミル
に供されて粉体が作られた。その粉体を形成する粒子
は、次いで、本質的に全ての粒子が所望の容積平均粒径
範囲内、即ち、約10〜25μm、好ましくは約15〜20μ
m、に入るように分別された。
【0043】
【表2】
【0044】一旦形成されると、粒子は、約1部のシリ
カに対して1000部の粒子という重量比で、疎水性のフュ
ーム化シリカフロー剤と混合された。遊離基抑制剤と熱
安定化剤(酸化防止剤)で増強されたトナー樹脂が形成
され、これは本質的に透明なコーティングをインクジェ
ットプリント上に提供するのに使用され得る。
【0045】ある好ましい実施態様を参照して本発明を
説明してきたが、様々な修正、変更、省略、及び置換は
本発明の精神から逸脱することなくなし得るということ
は、当業者には明らかであろう。それ故、本発明は請求
の範囲によってのみ限定されるものとする。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、基板上の文字又は画像
の印刷後にインクジェットインクの耐光堅牢性を改善す
るよう特に調合された、トナーベースのコーティングが
提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 9/097 G03G 9/08 331 333 344 346 351 B41J 3/04 101Z (72)発明者 マイケル・エイチ・リー アメリカ合衆国カリフォルニア州95120, サンノゼ,シーウッド・ウェイ・715 Fターム(参考) 2C056 EA13 HA44 2H005 AA06 AA29 CA02 CA03 CA04 CA07 CA08 CA09 CA13 CA14 CA20 CA30 DA01 DA02 DA03 DA10 EA07 2H086 BA05

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー樹脂と紫外線吸収体類、遊離基抑
    制剤類及び熱安定化剤類から成る群から独立して選択さ
    れる少なくとも2つの添加剤とを含んで成り、前記トナ
    ー樹脂の前記添加剤に対する重量比が、約1:1から9
    9:1であるインクジェットプリント上に無色オーバー
    コーティングを提供するためのトナー組成物。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも2つの添加剤が、紫外線
    吸収体と、遊離基抑制剤類、熱安定化剤類、及びそれら
    の組合せから成る群から選択される第2の添加剤を含
    む、請求項1に記載の無色トナー組成物。
  3. 【請求項3】 前記第2の添加剤が遊離基抑制剤であ
    る、請求項2に記載の無色トナー組成物。
  4. 【請求項4】 前記第2の添加剤が熱安定化剤である、
    請求項1に記載の無色トナー組成物。
  5. 【請求項5】 前記トナー樹脂が、スチレン樹脂、スチ
    レンコポリマー樹脂、ポリエチレン、ポリエーテル、ポ
    リオール、アクリル樹脂、ビニル樹脂、エチレン樹脂、
    ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、
    シリコーン樹脂、キシレン樹脂、エポキシ樹脂、テルペ
    ン樹脂、ロジン、改質ロジン、及びそれらの組合せから
    成る群から選択される、請求項1に記載の無色トナー組
    成物。
  6. 【請求項6】 前記トナー樹脂が、ポリスチレン、ポリ
    クロロスチレン、ポリビニルトルエン、スチレン−ビニ
    ルトルエンコポリマー、スチレン−ビニルナフタレンコ
    ポリマー、スチレン−アクリル酸コポリマー、スチレン
    −メタクリル酸コポリマー、スチレン−アクリロニトリ
    ルコポリマー、スチレン−ブタジエンコポリマー、及び
    スチレン−マレイン酸エステルコポリマーから成る群か
    ら選択されるスチレンである、請求項5に記載の無色ト
    ナー組成物。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも2つの添加剤の少なくと
    も1つが、下記構造: 【化1】 を有する官能基を含む紫外線吸収体である、請求項1に
    記載の無色トナー組成物。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも2つの添加剤の少なくと
    も1つが、下記構造: 【化2】 を有する官能基を含む遊離基抑制剤である、請求項1に
    記載の無色トナー組成物。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも2つの添加剤の少なくと
    も1つが、下記構造: 【化3】 を有する官能基を含む熱安定化剤である、請求項1に記
    載の無色トナー組成物。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも2つの添加剤の少なく
    とも1つが、フェノール、ホスフェート、及びそれらの
    組合せから成る群から選択される熱安定化剤である、請
    求項1に記載の無色トナー組成物。
  11. 【請求項11】 前記紫外線吸収体が、 【化4】 (式中、nは約1から5の整数)から成る群から選択さ
    れる構造によって定義される、請求項7に記載の無色ト
    ナー組成物。
  12. 【請求項12】 前記遊離基抑制剤が、構造: 【化5】 によって定義される、請求項8に記載の無色トナー組成
    物。
  13. 【請求項13】 有効量の電荷制御剤をさらに含む、請
    求項1に記載の無色トナー組成物。
  14. 【請求項14】 前記電荷制御剤が、アルキルサリチル
    酸、ヒドロキシナフトエ酸、第四級アンモニウム塩、金
    属アルキルの酸化物、サリチル酸金属錯体、カリクスア
    ーレン化合物、及び有機ホウ素化合物から成る群から選
    択される、請求項13に記載の無色トナー組成物。
  15. 【請求項15】 低融点ワックスをさらに含む、請求項
    1に記載の無色トナー組成物。
  16. 【請求項16】 前記低融点ワックスが、カルナウバろ
    う、ミクロクリスタリンワックス、パラフィンワック
    ス、ライスワックス、低分子量ポリプロピレン、低分子
    量ポリエチレン、及び酸性モノマーで改質された酸化ポ
    リプロピレンから成る群から選択される、請求項15に
    記載の無色トナー組成物。
JP2001387208A 2000-12-20 2001-12-20 インクジェットインクプリントの耐光性を改善するべく調合された無色トナー Pending JP2002258525A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/742,486 US20020120040A1 (en) 2000-12-20 2000-12-20 Colorless toner formulated to improve light fastness of ink jet ink prints
US09/742486 2000-12-20

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005329920A Division JP2006119654A (ja) 2000-12-20 2005-11-15 インクジェットインクプリントの耐光性を改善させる無色トナー及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002258525A true JP2002258525A (ja) 2002-09-11

Family

ID=24985029

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001387208A Pending JP2002258525A (ja) 2000-12-20 2001-12-20 インクジェットインクプリントの耐光性を改善するべく調合された無色トナー
JP2005329920A Pending JP2006119654A (ja) 2000-12-20 2005-11-15 インクジェットインクプリントの耐光性を改善させる無色トナー及び方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005329920A Pending JP2006119654A (ja) 2000-12-20 2005-11-15 インクジェットインクプリントの耐光性を改善させる無色トナー及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (3) US20020120040A1 (ja)
EP (1) EP1217453B1 (ja)
JP (2) JP2002258525A (ja)
DE (1) DE60126572T2 (ja)
HK (1) HK1044385A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518809A (ja) * 2009-02-20 2012-08-16 エグザクス トナー インク 広範囲な融着温度範囲を有するトナー組成物及びその製造方法
JP2012218440A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Xerox Corp 透明オーバーコート組成物、ならびにこの組成物を使用する方法および検出する方法
WO2015098185A1 (ja) 2013-12-27 2015-07-02 株式会社Dnpファインケミカル インクジェット記録用インク組成物、インクジェット記録方法、及び印刷物の製造方法

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7301675B2 (en) * 2004-06-29 2007-11-27 Xerox Corporation Glossmark images with clear toner
US20060075916A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-13 Edwards Paul A System and method for ink jet printing of water-based inks using aesthetically pleasing ink-receptive coatings
US20060075917A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-13 Edwards Paul A Smooth finish UV ink system and method
US20060077244A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-13 Edwards Paul A System and method for ink jet printing of water-based inks using ink-receptive coating
US20060077243A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-13 Edwards Paul A System and method for ink jet printing of solvent/oil based inks using ink-receptive coatings
US20060110193A1 (en) * 2004-11-23 2006-05-25 Emmert James R System and method for creating document finishes on a document using a blend of toners
US7828412B2 (en) 2006-09-08 2010-11-09 Electronics For Imaging, Inc. Ink jet printer
US7770999B2 (en) * 2006-09-27 2010-08-10 Electronics For Imaging, Inc. Sonic leak testing on ink delivery systems and ink jet heads
US8100507B2 (en) * 2006-09-27 2012-01-24 Electronics For Imaging, Inc. Industrial ink jet printer
JP5610768B2 (ja) 2006-10-31 2014-10-22 センシエント・カラーズ・インコーポレーテッド 変性顔料並びにそれを製造及び使用する方法
CA2697966C (en) 2007-08-23 2018-11-06 Sensient Colors Inc. Self-dispersed pigments and methods for making and using the same
US8260944B2 (en) * 2007-09-07 2012-09-04 International Business Machines Corporation Using a state machine embedded within a session initiation protocol (SIP) servlet to implement an application programming interface (API)
JP5447817B2 (ja) * 2009-01-22 2014-03-19 株式会社リコー トナー
KR20110135989A (ko) 2009-04-07 2011-12-20 센션트 컬러스 엘엘씨 자가-분산 입자 및 그의 제조 및 사용 방법
JP5617446B2 (ja) * 2009-10-02 2014-11-05 株式会社リコー 電子写真用トナー及び画像形成装置
US8956717B2 (en) * 2011-04-12 2015-02-17 Xerox Corporation Clear overcoat compositions and methods for stabilizing the same
US8777394B2 (en) * 2011-09-27 2014-07-15 Eastman Kodak Company Inkjet printing using large particles
EP2774619B1 (de) 2013-03-04 2016-05-18 BioActive Food GmbH Zusammensetzung zur Behandlung von hyperglykämischen Erkrankungen
EP3397071B1 (en) 2015-12-29 2023-08-02 Marc Purcell Composition for energy supplementation
EP3376293A1 (en) 2017-03-13 2018-09-19 TIGER Coatings GmbH & Co. KG Curable coating material for non-impact printing
CN109897318A (zh) * 2019-02-26 2019-06-18 盐城远东化工有限公司 一种塑料液态着色剂及其制备工艺

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363282A (ja) * 1989-07-31 1991-03-19 Japan Carlit Co Ltd:The ボロジサリチル酸塩
US5339146A (en) * 1993-04-01 1994-08-16 Eastman Kodak Company Method and apparatus for providing a toner image having an overcoat
US5612777A (en) * 1996-01-11 1997-03-18 Xerox Corporation Method and apparatus for applying a clear toner resin containing lightfastness material to toner images
US5804341A (en) 1996-08-16 1998-09-08 Eastman Kodak Company Protective overcoats for silver halide photographic elements
JP3458629B2 (ja) 1996-12-02 2003-10-20 ミノルタ株式会社 非磁性トナー
US5919552A (en) 1997-05-07 1999-07-06 Xerox Corporation Coated substrates and methods
JP3683410B2 (ja) 1997-05-19 2005-08-17 株式会社リコー カラー電子写真用イエロートナー及びこれを含む二成分系イエロー現像剤
US5847738A (en) 1997-07-11 1998-12-08 Eastman Kodak Company Process for applying protective overcoat on printed media
US5948150A (en) * 1998-05-05 1999-09-07 Hewlett-Packard Company Composition to improve colorfastness of a printed image

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518809A (ja) * 2009-02-20 2012-08-16 エグザクス トナー インク 広範囲な融着温度範囲を有するトナー組成物及びその製造方法
JP2012218440A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Xerox Corp 透明オーバーコート組成物、ならびにこの組成物を使用する方法および検出する方法
WO2015098185A1 (ja) 2013-12-27 2015-07-02 株式会社Dnpファインケミカル インクジェット記録用インク組成物、インクジェット記録方法、及び印刷物の製造方法
US9745482B2 (en) 2013-12-27 2017-08-29 Dnp Fine Chemicals Co., Ltd. Inkjet recording ink composition, inkjet recording method, and method for producing printed material

Also Published As

Publication number Publication date
US20020183419A1 (en) 2002-12-05
HK1044385A1 (en) 2002-10-18
DE60126572D1 (de) 2007-03-29
US20020120040A1 (en) 2002-08-29
US20030114557A1 (en) 2003-06-19
DE60126572T2 (de) 2007-11-29
US6759459B2 (en) 2004-07-06
US6723767B2 (en) 2004-04-20
JP2006119654A (ja) 2006-05-11
EP1217453A1 (en) 2002-06-26
EP1217453B1 (en) 2007-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006119654A (ja) インクジェットインクプリントの耐光性を改善させる無色トナー及び方法
EP0890449B1 (en) Process for applying protective overcoat on printed media
EP0802861B1 (en) Permanent heat activated electrographic printing process and composition
US6716562B2 (en) Method and apparatus for forming an image
US6276792B1 (en) Color printing apparatus and processes thereof
US6147139A (en) Inks containing heat fusible particles and method for use
JP3564049B2 (ja) インクジェット記録システム及びインクジェット記録方法
JP2008105422A (ja) 改善された画像耐久性をもたらすインクジェット印刷方法及びシステム
JP4001822B2 (ja) 出力トレイでのスタック挙動が改善された被覆媒体
JP2002113856A (ja) 永続性画像の生成方法
JP4585009B2 (ja) 曲面印刷用転写フィルムおよびその製造方法
CN110218478A (zh) 数字胶版光刻油墨组合物
CN106061749B (zh) 热敏转印记录用片
EP2126637A1 (en) Liquid developer composition and method of its preparation
JP2000141992A (ja) 曲面印刷用転写フィルムおよびその製造方法
EP1304363A2 (en) Secure ink-jet printing for verification of an original document
JPH0885218A (ja) インクジェット記録方法
CN108456164A (zh) 色素化合物和热转印记录用片材
JP2004238573A5 (ja) インクジェット用インク
CN117447872A (zh) 油墨组和喷墨记录方法
JP2005325328A (ja) インクジェット記録用組成物およびインクジェット記録方法
JPH10849A (ja) 偽造防止用記録シート
JP2002293046A (ja) 熱転写記録媒体
JPH10181218A (ja) 熱転写記録媒体
JPH03173646A (ja) 印写装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041116

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050215

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050726