JP2002258369A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002258369A
JP2002258369A JP2001052238A JP2001052238A JP2002258369A JP 2002258369 A JP2002258369 A JP 2002258369A JP 2001052238 A JP2001052238 A JP 2001052238A JP 2001052238 A JP2001052238 A JP 2001052238A JP 2002258369 A JP2002258369 A JP 2002258369A
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camera
light
camera body
discharge tube
flash device
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JP2001052238A
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English (en)
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Takayuki Uchida
高行 内田
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストロボ内臓のカメラにおいて、内臓ストロ
ボによるボディの出っ張りをなくし、操作性、収納性を
改善する。 【解決手段】 ペンタダハプリズムを有するカメラにお
いて、ペンタダハプリズムのダハ面の側方に点光源タイ
プの発光管を光源とする閃光装置を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに内蔵される
閃光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ストロボ内蔵カメラにおけるスト
ロボの配置は図22に示す様に、ペンタプリズムの被写
体側斜面前方にストロボを配置しているものがほんとん
どであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図23において、20
1はストロボ内蔵のカメラボディ、202はレンズ鏡
筒、203は三脚座であり、レンズ鏡筒に対し不図示の
ツマミ付きネジを締め付けると固定され、緩めると回転
自在になっている。三脚座がレンズ鏡筒に対し回転自在
にかつ任意の位置で固定できる事で、フレーミングの自
由度を持たせる事ができている。レンズ鏡筒後端部には
カメラに設けられたマウントに着脱可能なレンズマウン
トが設けられている。
【0004】カメラボディ201には、レンズマウント
に対応するカメラマウント202bが設けられている。
201aはカメラボディ内蔵のストロボ部であり、不図
示の機構により発光時にはポップアップするようになっ
ている。また、ストロボ部はカメラのマウント面より前
方に突出している。
【0005】上記構成において、以下の様な問題があっ
た。カメラに三脚座を具備したレンズを取りつけた場
合、カメラのマウント面よりストロボ部が突出している
ために、三脚座を回転させたとき、前記ストロボ突出部
に指を挟んでしまったり、三脚座とストロボ突出部がぶ
つかって、自由なフレーミングが阻害されるといった問
題があった。また、カメラボディから出っ張っている部
分があるため、カメラバックなどに収納したとき、他の
ものにぶつかりやすくなるので収納性を悪化させてい
た。
【0006】また、特公平6−58483にて、豆球タ
イプの閃光管をもちいた電子閃光装置が発明されている
が、豆球タイプの閃光管をもちいた電子閃光装置を用い
たストロボ内蔵カメラの効果的なレイアウトについて
は、今まで発明されていなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカメラに
よれば、封体内側を多室に分割し、放電経路を拡張する
ための隔壁を備えた放電管と、該放電管の照射物体側に
設けられ、該放電管からの光線を円周方向に屈折させる
ための放射線形状の谷部を有する突出部を備えた透光性
のプロテクタとを具備した電子閃光装置と、交差した2
反射面を有するダハ部を有する光学部材を持つファイン
ダー光学装置を有するカメラにおいて、前記閃光装置
は、前記光学部材のダハ部の側方で、前記光学部材の上
面のカメラボディ上面より前記閃光装置の上部のカメラ
ボディ上面が膨らまない位置に配置されると共に前記閃
光装置の横側のカメラボディがその他のカメラボディの
側面より膨らまない位置に配置する事で、従来のストロ
ボ内蔵カメラにおいてマウント面よりも出っ張っていた
部分をなくす事ができ、三脚座付きのレンズを使用した
ときでも、三脚座がカメラボディの出っ張り部に干渉し
ないので、自由なフレーミングを阻害する事がない。ま
た、カメラボディの出っ張り部が無くなることで、カメ
ラの収納性が良くなる。また、カメラボディのグリップ
部上面の平面部が広くとれるので表示部の面積が広くと
れる事になり、多くの情報の表示や表示文字の大型化が
可能になる。
【0008】請求項2記載のカメラによれば、封体内側
を多室に分割し、放電経路を拡張するための隔壁を備え
た放電管と、該放電管の照射物体側に設けられ、該放電
管からの光線を円周方向に屈折させるための放射線形状
の谷部を有する突出部を備えた透光性のプロテクタとを
具備した電子閃光装置と、撮影画面内の光を受光する蓄
積型光電変換素子列と、被写体を測光し少なくとも低輝
度時に発光する補助光投光装置とを有する焦点検出装置
と、交差した2反射面を有するダハ部を有する光学部材
を持つファインダー光学装置を有するカメラにおいて、
前記閃光装置と前記補助光投光装置は、前記光学部材の
ダハ部の側方で、前記光学部材の上面のカメラボディ上
面より前記閃光装置の上部のカメラボディ上面が膨らま
ない位置に配置されると共に前記閃光装置の横側のカメ
ラボディがその他のカメラボディの側面より膨らまない
位置に配置する事で、従来のストロボ内蔵カメラにおい
てマウント面よりも出っ張っていた部分をなくす事がで
き、三脚座付きのレンズを使用したときでも、三脚座が
カメラボディの出っ張り部に干渉しないので、自由なフ
レーミングを阻害する事がない。また、カメラボディの
出っ張り部が無くなることで、カメラの収納性が良くな
る。
【0009】請求項3記載のカメラによれば、封体内側
を多室に分割し、放電経路を拡張するための隔壁を備え
た放電管と、該放電管の照射物体側に設けられ、該放電
管からの光線を円周方向に屈折させるための放射線形状
の谷部を有する突出部を備えた透光性のプロテクタとを
具備した電子閃光装置と、撮影画面内の光を受光する蓄
積型光電変換素子列と、被写体を測光し少なくとも低輝
度時に発光する補助光投光装置とを有する焦点検出装置
と、交差した2反射面を有するダハ部を有する光学部材
を持つファインダー光学装置を有するカメラにおいて、
前記閃光装置と前記補助光投光装置は、前記光学部材の
ダハ部の側方で、前記光学部材の上面のカメラボディ上
面より前記閃光装置の上部のカメラボディ上面が膨らま
ない位置に配置されると共に前記閃光装置の横側のカメ
ラボディがその他のカメラボディの側面より膨らまない
位置に並んで配置する事で、従来のストロボ内蔵カメラ
においてマウント面よりも出っ張っていた部分をなくす
事ができ、三脚座付きのレンズを使用したときでも、三
脚座がカメラボディの出っ張り部に干渉しないので、自
由なフレーミングを阻害する事がない。また、カメラボ
ディの出っ張り部が無くなることで、カメラの収納性が
良くなる。また、カメラボディのグリップ部上面の平面
部が広くとれるので表示部の面積が広くとれる事にな
り、多くの情報の表示や表示文字の大型化が可能にな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1は、本発明
における閃光装置と焦点検出用補助光投光装置の配置説
明図である。
【0011】1はカメラボディであり、2はペンタプリ
ズムである。3はグリップ部である。4はカメラボディ
に着脱可能に取り付けられるレンズである。また、カメ
ラボディ上面には各種情報を表示する表示部がある。閃
光装置5は、ペンタプリズムのダハ面近傍に配置し、焦
点検出用補助光投光装置6は、前記閃光装置が配置され
たダハ面とは異なるダハ面近傍に配置される。閃光装置
5及び焦点検出用補助光投光装置6はペンタダハプリズ
ム上面のカメラボディ上面より閃光装置5及び焦点検出
用補助光投光装置6の上部のカメラボディ上面が膨らま
ない位置に配置されると共に閃光装置5及び焦点検出用
補助光投光装置6の横側のカメラボディがその他のカメ
ラボディの側面より膨らまない位置に配置される。
【0012】図2は本発明に使用される電子閃光装置に
おける発光部の要部の分解斜視図で、7は、例えばセラ
ミックにて形成される円形状の底板で、点線で示される
先端球状の封体としてのガラス管12にてその外周が囲
まれている。13及び14は共にセラミックあるいはガ
ラス材料等にて形成される遮蔽板で、遮蔽板14は円形
の一部が切断された形状となっており、底板7に対して
所定長隔てて平行になるよう配され、又、遮蔽板13は
底板7のほぼ中央部に垂直に配されている。この様に遮
蔽板13、14を組み合わせることによりガラス管12
内を4室に分割している。又、底板7に対してカソード
電極10及びアノード電極11が貫通しており、ガラス
管12内側にカソード電極の焼結電極10aが設けられ
ている。
【0013】更にガラス管12の外周面には酸化錫を主
成分とする透明導電性被膜が塗布されており、トリガー
電極として作用する。上記ガラス管12内にはキセノン
等の稀ガスが封入されている。
【0014】上記構成に係る閃光放電管16のカソード
及びアノード電極10、11間に高電圧を印加すると共
にトリガー電極にリンギング電圧を印加することによっ
て、ガラス管12内で図3で示した矢印A→B→Cの経
路にて電子が放出されアーク放電が生じ、閃光発光が起
きる。
【0015】前記放電管16が底部に固着された円形反
射笠15の前面には透光性のプロテクタ18が設けられ
る。
【0016】このプロテクタの中心Oと円周上の2点
A、Bにより形成される三角形OABは、プロテクタの
光軸と垂直な面に対しある角度をもった面になってお
り、放電幅16からの光線を光軸に対し円周方向に屈折
させる効果を持っている。なお中心Oと点Bとは上記三
角形OABにて形成される面を有する突出部の谷部を構
成し、この谷部は放射線形状に設けられる。これにより
図5における16bのような影が形成される部分にも光
線を当てる事ができ、配光ムラを除去する事が可能とな
るものである。
【0017】即ち、図6に於いて斜線で示される放電管
16内部の遮蔽板13によって影が形成される部分に、
遮蔽板13による影響を受けない部分の光を屈折させ、
配光ムラを除去する事ができる。尚、この時プロテクタ
18に円周方向だけに屈折作用を持たせておけば閃光装
置の配光角には影響を与えないで取り除く事が可能であ
る。又、配光を制御する為に通常用いられるフレネルレ
ンズの効果をこのプロテクタ18に持たせる事により、
配光の制御と遮蔽板の影響除去を同時に行う事も可能で
ある。この際、図7のようにプロテクタ18Aの放電管
16側の片面に両者の効果を持たせても良いし、図8の
ようにプロテクタ18Bの放電管16側の片面に第1図
示の如き円周方向に屈折作用を有する屈折面を設け、照
明される物体側の他方の面にフレネルレンズの効果をも
たせても良い。
【0018】尚、上述の実施例における電子閃光装置の
その他の構成、例えば放電管16をトリガーする為のト
リガー回路、昇圧回路、発光量制御回路、照射角制御回
路等は公知の閃光装置のそれらの回路と同様であるので
ここではその説明を省略する。
【0019】図14は本発明に用いられる焦点検出用補
助光投光装置と焦点検出装置を備えたカメラの光学配置
図である。不図示の撮影レンズを通過した結像光束11
0は主ミラー113により上方に反射され、ピント板1
12を経て、ペンタプリズム111のダハ面に向け進行
する。尚、ペンタプリズム111の図中左側は後方に配
設した部材を見やすくするため切り欠いた形状で図示し
てあり、主ミラーを同様の主旨で切欠いている。
【0020】主ミラー113は部分透過ミラーとなって
おり、主ミラー113を透過した光束はサブミラー11
4にて反射され、3個の視野開口を有する視野マスク板
115aを密接したフィールドレンズ115に入射す
る。斜線で示された視野マスク板115aはフィルム面
の位置と光学的に略等価な位置に置かれている。フィー
ルドレンズ115は焦点検出系の2次結像系開口を撮影
レンズ射出瞳に略結像する。視野マスク板115aの開
口を通過した光は光路を折り曲げるミラー116、11
7を経て、2次結像レンズの組118に入射し、更に光
路折り曲げミラー119を経て光電変換素子列を集積し
た部材120に再結像する。2次結像レンズの組118
は1個の視野開口に対し、光路折り曲げミラー119を
経て2個の再結像光像を形成するので、計6個の光像が
光電変換素子基板120上に形成され、従って光電変換
素子基板120の上には6個の光電変換素子列が集積形
成されている。この焦点検出光学系の作用は図14によ
り既に説明したので説明は省略する。
【0021】焦点検出用補助光投光装置は、大出力LE
D121、パターンチャート122、投光レンズ123
により構成される。投光装置の詳細は後述する。
【0022】図15は本実施例を備えたカメラの電気ブ
ロック図である。この中にはさきほど述べた理由によ
り、電子閃光装置のその他の構成、例えば放電管16を
トリガーする為のトリガー回路、昇圧回路、発光量制御
回路、照射角制御回路等は公知の閃光装置のそれらの回
路と同様であるのでここではその説明を省略する。
【0023】図15において、PRSはカメラの制御装
置で、例えば、内部にCPU(中央処理装置)、RO
M、RAM、A/D変換機能を有する1チップのマイク
ロコンピュータである(以下制御装置と言う)。PRS
はROMに格納されたカメラのシーケンス・プログラム
に従って、自動露出制御機能、自動焦点調節機能、フィ
ルムの巻き上げ・巻き戻し等のカメラの一連の動作を行
っている。そのために、制御装置PRSは通信用信号S
0、SI、SCLK、通信選択信号CLCM、CSD
R、CDDRおよびCLDDRを用いて、カメラ本体内
の周辺回路およびレンズ内制御装置と通信を行って、各
々の回路やレンズの動作を制御する。
【0024】S0は制御装置PRSから出力されるデー
タ信号、SIは制御装置PRSに人力されるデータ信
号、SCLKは信号S0、SIの同期クロックである。
【0025】LCMはレンズ通信バッファ回路であり
(以下バッファ回路と言う)、カメラが動作中のときに
はレンズ用電源端子VLに電力を供給するとともに、制
御装置PRSからの選択信号CLCMが高電位レベル
(以下、‘H’と略記し、低電位レベルはL’と略記す
る)のときには、カメラとレンズ間の通信バッファとな
る。
【0026】制御装置PRSが選択信号CLCMを
‘H’にして、同期クロックSCLKに同期して所定の
データを通信用信号S0から送出すると、バッファ回路
LCMはカメラ・レンズ間通信接点を介して、通信用信
号SCLK、S0の各々のバッファ信仰LCK、DCL
をレンズヘ出力する。それと同時にレンズからの信号D
LCのバッファ信号をデータ信号SIに出力し、制御装
置PRSは同期クロックSCLKに同期してデータ信号
SIからレンズのデータを入力する。
【0027】SDRは、CCD等から構成される焦点検
出装置の光電変換部SNS(以下光電変換部と言う)の
駆動回路であり(以下駆動回路と言う)、信号CSDR
が‘H’のとき選択されて、各通信用信号S0、SI、
SCLKを用いて制御装置PRSから制御される。信号
CKはCCD駆動用クロックφ1、φ2を生成するため
のクロックであり、信号INTENDは蓄積動作が終了
したことを制御装置PRSに知らせる信号である。
【0028】光電変換部SNSは列方向に2個直列した
対光電変換素子列を3列有し、3個の測距点に対応した
光電信号列を発生する。すなわち、測距点1に対応する
光電変換素子列はSA1とSB1であり、測距点2に対
応するセンサ列はSA2とSB2であり、測距点3に対
応するセンサ列はSA3とSB3である。各測距点の光
電変換素子列の対に入射する合焦検出用光像は図14に
係るカメラでは共通の一対のセパレータレンズによるも
のとした。
【0029】光電変換部SNSの出力信号0Sはクロッ
クφ1、φ2に同期した時系列の像信号であり、駆動回
路SDR内の増幅回路で増幅された後、信仰AOSとし
て制御装置PRSに出力される。制御装置PRSは信号
AOSをアナログ入力端子から入力し、クロック信号C
Kに同期して、内部のA/D変換機能でディジタル信号
としてRAMの所定アドレスに順次格納する。
【0030】同じく光電変換部SNSの出力信号である
SAGCは、光電変換部SNS内のAGC(自動利得制
御:Auto Gain Controの略語)センサの出力であり、駆
動回路SDRに入力されて、光電変換部SNSの蓄積制
御に用いられる。
【0031】DDRはスイッチ検知および外部表示用回
路であり、信号CDDRが‘H’のとき選択されて、通
信用信号S0、SI、SCLKを用いて制御装置PRS
から制御される。即ち、制御装置PRSから送られてく
るデータに基づいてカメラの表示部材DSPの表示を切
り替えたり、カメラの各種操作部材のオン・オフ状態を
通信によって制御装置PRSに報知する。
【0032】LDDRはファインダー内情報表示用回路
であり、信号CLDDRが‘H’のとき選択されて通信
用信号S0、SI、SCLKを用いて制御装置PRSか
ら制御される。即ち、制御装置PRSから送られてくる
データに基づいてTV表示用のTLED、AV表示用の
ALED、合焦表示用のAFLEDの表示を切り替え
る。
【0033】SW1、SW2は不図示のレリーズボタン
に連動したスイッチで、レリーズボタンの第1段階の押
下によりSW1がオンし、引き続いて第2段階の押下で
SW2がオンする。制御装置PRSはSW1オンで測
光、自動焦点調節を行い、SW2オンをトリガーとして
露出制御とフィルムの巻き上げを行う。
【0034】なお、SW2は制御装置PRSの「割り込
み入力端子」に接続され、SW1オン時のプログラム実
行中でもSW2オンによって割り込みがかかり、直ちに
所定の割り込みプログラムヘ制御を移すことができる。
【0035】PDRは補助光照明光源PLEDの駆動回
路であり、信号CPDRがHのとき選択されて、発光ダ
イオード(もしくは、赤外発光ダイオード)PLEDを
駆動する。
【0036】MTR1はフィルム給送用、MTR2はミ
ラーアップ・ダウンおよびシャッタばねチャージ用のモ
ータであり、各々駆動回路MDR1、MDR2により正
転、逆転の制御が行われる。制御装置PRSから各モー
タ駆動回路MDR1、MDR2に入力されている信号M
1F、M1R、M2F、M2Rはモータ制御用の信号で
ある。
【0037】MG1、MG2は各々シャッタ先幕・後幕
走行開始用マグネットで、信号SMG1、SMG2、増
幅トランジスタTR1、TR2で通電され、制御装置P
RSによりシャッタ制御が行われる。なお、スイッチ検
知および表示用回路DDR、モータ駆動回路MDR1、
MDR2、シャッタ制御については詳しい説明は省略す
る。
【0038】レンズ内制御回路LPRSにバッファ信号
LCKに同期して入力される信号DCLは、カメラから
レンズFLNSに対する命令のデータであり、命令に対
するレンズの動作は予め決められている。レンズ内制御
回路LPRSは所定の手続きに従ってその命令を解析
し、焦点調節や絞り制御の動作や、出力DLCからレン
ズの各部動作状況(焦点調節光学系の駆動状況や、絞り
駆動状態等)や各種パラメータ(開放Fナンバ、焦点距
離、デフォーカス量対焦点調節光学系の移動量の係数
等)の出力を行う。
【0039】実施例では、ズームレンズの例を示してお
り、カメラから焦点調節の命令が送られた場合には、同
時に送られてくる駆動量・方向に従って焦点調節用モー
タLTMRを信号LMF、LMRによって駆動して、光
学系を光軸方向に移動させて焦点調節を行う。光学系の
移動量はエンコーダ回路ENCFのパルス信号SENC
Zでモニタし、レンズ内制御回路LPRS内のカウンタ
で計数しており、所定の移動が完了した時点でレンズ内
制御回路LPRS自身が信号LMF、LMRを‘L’に
してモータLTMRを制御する。
【0040】このため、一旦カメラから焦点調節の命令
が送られた後は、カメラの制御装置PRSはレンズの駆
動が終了するまで、レンズ駆動に関して全く関与する必
要がない。また、カメラから要求があった場合には、上
記カウンタの内容をカメラに送出することも可能な構成
になっている。
【0041】カメラから絞り制御の命令が送られた場合
には、同時に送られてくる絞り段数に従って、絞り駆動
用としては公知のステッピング・モータDTMRを駆動
する。なお、ステッピング・モータはオープン制御が可
能なため、動作をモニタするためのエンコーダを必要と
しない。
【0042】ENCZはズーム光学系に付随したエンコ
ーダ回路であり、レンズ内制御回路LPRSはエンコー
ダ回路ENCZからの信号SENCZを入力してズーム
位置を検出する。レンズ内制御回路LPRS内には各ズ
ーム位置におけるレンズ・パラメータが格納されてお
り、カメラ側の制御装置PRSから要求があった場合に
は、現在のズーム位置に対応したパラメータをカメラに
送出する。
【0043】次に本発明に用いられる焦点検出用補助光
の投光装置について詳細を説明する。図16において、
光軸131上に照明光源LEDユニット121、横長の
ストライプ状濃度パターンを有するパターンチャート1
22、投光レンズ123が配設されている。LEDユニ
ット121は大出力LEDチップ132を球面ドーム1
33の後方の樹脂中に埋め込んだ形状をしている。パタ
ーンチャート122は投光レンズ123の焦点位置付近
に置かれているので、パターンチャート122は遠方の
被写体面上に結像する。チャート長さLと投光レンズ1
23の焦点距離fは、撮影画面両端の焦点検出点間の画
角αに対し、L/f>αの関係を満たす。画角αは撮影
レンズの焦点距離により変化するので、設計上使用でき
るレンズの画角αの最大限αmaxを定める必要があ
る。αmaxより上記L、fが決まると、投光レンズの
開口径を与えることにより、LED光がチャートを全体
的に照明し、かつ投光レンズ開口内に光線の発散が収ま
るように、LEDチップ132のサイズ、球面ドーム1
33の曲率半径、チップ・ドーム間距離等が決定され
る。
【0044】本実施例における投光系は従来のものに比
し著しくパターン長が長く、広い画角を同一パターンに
てカバーするように構成したものである。
【0045】上記投光光学系により、被写体面に投影さ
れた光パターンを撮影レンズを介し、焦点検出装置が受
光するときの受光状態を図17に示した。ただし、スト
ライプ状パターンは全数の内の一部分のみを図示してい
る。焦点検出装置が受光する被写体面の位置と、実効的
な受光領域の大きさは撮影レンズの焦点距離により異な
る。図17(a)〜(d)は、順に焦点距離が短くなる
様に配列してあり、たとえば、35mmサイズフィルム
に於いて、(a)135mm、(b)70mm、(c)
35mm、(d)18mmの焦点距離の撮影レンズ使用
時の状態に当る。撮影レンズの焦点距離が短くなるほど
各焦点検出視野の見る範囲は広くなり、かつ、隣接する
検出視野の見る位置は離れる。図17において投光パタ
ーンは、(c)図の35mmのレンズまでをカバーする
パターン投光範囲となっている。従って撮影レンズの焦
点距離情報をレンズからカメラに通信し、カメラは補助
光の有効性を判断し、焦点検出動作を制御することが望
ましい。
【0046】たとえば、被写体が暗く、かつ撮影レンズ
の焦点距離が短くて、周辺部の合焦検出視野が補助光で
カバーされないときは、周辺部の合焦検出をシーケンス
上省略し、中央部のみで合焦検出するようにすれば良
い。
【0047】図17からも明らかなように、本発明にな
る補助光照明装置を用いると、定められた画角の上限値
以下の範囲に於いて、すべての撮影レンズの焦点距離で
3個の焦点検出視野をカバーする補助光パターンが得ら
れる。従来知られる構成を利用して、各焦点検出視野に
対応する補助光源を個々に併設すると、ストライプ状光
パターンを完全につなぎ合わせることは困難であるた
め、図18状の不連続部が発生する。たとえば、図18
(a)は、パターンのつぎ目に於いて段差を発生した場
合である。同図では、撮影レンズの焦点距離により、周
辺の焦点検出視野が段差部を受光することがあり、パタ
ーンのコントラストが大幅に低下してしまう。実在の投
光パターンは、同図の様に明確なつぎ目を持たず、投光
光学系の収差のために隣接する投光パターンはオーバラ
ップする領域を生じ、パターンコントラストが低下する
範囲は広くなってしまう。図18(d)は、隣接する投
光パターンが少し離れるように設計した場合を示し、こ
の場合は、パターンの段差は問題にならない代りに不感
帯を発生する。いずれにしても、従来の投光光学系を併
設する手法では、十分機能する補助光光学系は得られな
い。
【0048】図19は、焦点検出装置の動作シーケンス
を表したものである。図19(a)は、カメラの全般的
シーケンスを示すフローチャートで、カメラのメインス
イッチがONされるとスタートし、ステップ(001)
で各種フラッグ、パタメータ類が初期化され、0にリセ
ットされる。ステップ(002)では2ストロークのレ
リーズボタンに連動した第1のスイッチS1の状態を検
知し、0Nであれば次のステップ(003)に進み、第
2のスイッチS2の状態を検知する。S2がOFFであ
れば、ステップ(004)の測光と、ステップ(00
5)の自動焦点調節を実行する。S2の状態がONのと
きはレリーズシーケンスヘと進むが本発明の主旨でない
ので説明を省略する。
【0049】以下、ステップ(005)のAFサブルー
チンについて図19(b)に従い詳細に説明する。
【0050】ステップ(101)では、フラッグAFN
Gを検知し、もしAFNG=1のときは、すでに合焦不
能判定がなされたものとして、ステップ(102)でN
G表示し、リターンする。
【0051】最初にAFサブルーチンがコールされたと
きは、フラッグAFNGはステップ(001)で0にリ
セットされているので、ステップ(103)に進む。ス
テップ(103)ではレンズとの通信によりもたらされ
る撮影レンズの焦点距離情報fが所定値f0より大であ
るかどうかを判断し、f≧f0であれば、ステップ(1
06)へ進む。f<f0のときは、補助光照明範囲は中
央の測距点に対してしか有効でない。
【0052】このときは、ステップ(104)へ分岐
し、指定された測距点位置を確認する。整数変数POS
は0のとき右側の測距点、1のとき中央の測距点、2の
ときは左側の測距点が指定されたことを意味する。
【0053】ステップ(104)に於いて、指定された
測距点が中央でないときには補助光は有効でないので、
ステップ(105)にてフラッグFAUXを0にリセッ
トし、いづれにしてもステップ(106)に進む。フラ
ッグFAUXは補助光を発光させるか否かを指定する。
ステップ(106)では、フラッグFAUXの内容を検
知し、FAUX=1にセットされていれば、ステップ
(107)に進んで補助光発光を開始し、いづれにして
もステップ(108)で、焦点検出用光電変換部の蓄積
を開始する。
【0054】ステップ(108)以降制御装置PRS
は、蓄積終了の割り込みが入るまで、ハード的もしくは
ソフト的に待機し、割り込みタイミングでステップ(1
09)に移行し、指定された測距点の像信号を読み出
す。ステップ(110)では、像信号のコントラスト判
定を行い、焦点検出演算に足る十分なコントラストがあ
ればステップ(111)で(1)(2)式により同演算
を行ってデフォーカス量を求め、コントラスト判定の結
果、焦点検出不可と判断されれば、ステップ(112)
に分岐し、FAUXの状態を検知する。コントラストが
低いのは、被写体が低輝度であるか、あるいは、高輝度
であっても、低コントラストの場合である。
【0055】ステップ(112)でFAUX=1であれ
ば、すでに補助光照明下で低コントラストの像信号しか
得られないのであるから焦点検出不能と判断し、ステッ
プ(113)でフラッグAFNGをセットし、リターン
する。一方、FAUX=0であれば、次の焦点検出シー
ケンスで補助光投光した動作を行う様ステップ(11
4)でFAUX=1にセットし、メインプログラムにリ
ターンする。
【0056】AF演算が実行された場合は、図19
(b)ステップ(115)にて信頼性判定を行う。信頼
性判定の方法は既に公知であるので、ここでは詳細に述
べないが、2個の像信号の形状一致性を演算する。像信
号の信頼性が十分高いと判断されると、ステップ(11
6)にて、デフォーカス量が所定値以下のとき合焦と
し、ステップ(118)に進んで合焦表示しリターンす
る。また、デフォーカスが所定量以上ならステップ(1
17)で合焦点に向けレンズ駆動を指令しリターンす
る。
【0057】ステップ(115)で像信号の信頼度が低
いと判断された場合には、ステップ(119)に進み、
FAUXの状態を検知する。以下、ステップ(120)
(121)は、コントラスト判定NGと場合と考え方は
同じである。像信号の信頼性が低い理由は逆光によるゴ
ースト光の混入や、遠近統合があるためと推定されるの
で、補助光がまだ用いられていない場合には、補助光使
用で像信号が改質される可能性が高い。ただし、f<f
0の場合でかつ指定測距点が中央でないときは補助光が
有効でないので、ステップ(121)にてFAUX=1
にセットされても、結局次のAFシーケンスのステップ
(105)でFAUX=0にリセットされる。このルー
プは無限に続くのでステップ(105)に至った。回数
をカウントし所定回数を超えたらフラッグAFNGをセ
ットすることが望ましい。
【0058】以上の説明では、測距点の位置が何らかの
方法で外部から指定されるものとしたが、焦点検出シー
ケンスの中で自動選択する場合にも本発明が応用可能な
ことはもちろんである。
【0059】図7〜図10に発光部の別の構成例を示
す。図2の実施例は、プロテクタ18の端面が三角波形
状であったが、この形状を図9(a)、図9(b)に示
すようにのこぎり波形状18Cにしても良いし、図10
(a)、図10(b)に示すように円弧形状18Dにし
ても良い。又、図11(a)、図11(b)に示すよう
に正弦波形状18Eにしても図1の発光部構成と同様な
効果が生じる。
【0060】又、以上述べてきた実施例の面は光沢面で
もいいが、使用目的などにより光量のロスを生じない程
度に光の拡散性をもたせてもよい。
【0061】さらにプロテクタの周辺から中心まで同じ
形状である必要はなく、途中で面の角度を変えたり、図
12(a)、図12(b)に示すように前記の種々の実
施例に示されるプロテクタ18〜18Eの形状を混用し
て、所望の配光を得るようにしてもよい。
【0062】又、図13に示すように遮蔽板13の影響
の出る部分のみに放電管16からの光線を円周方向に屈
折させる形状を設け、プロテクタ18Gのその他の部分
は、平面もしくはフレネルレンズ等にして所望の配光特
性を得るようにしても良い。
【0063】上記構成とする事で、従来のストロボ内蔵
カメラにおいてマウント面よりも出っ張っていた部分を
なくす事ができ、三脚座付きのレンズを使用したときで
も、三脚座がカメラボディの出っ張り部に干渉しないの
で、自由なフレーミングを阻害する事がない。また、カ
メラボディの出っ張り部が無くなることで、カメラの収
納性が良くなる。
【0064】(第2の実施例)図20に第2の実施例と
して、閃光装置と焦点検出用補助光投光装置のレイアウ
トの実施例を示す。
【0065】図20において、閃光装置4は実施例1と
同様にペンタプリズムのダハ面近傍に配置するととも
に、焦点検出用補助光投光装置5はカメラボディのレン
ズとグリップ部の間に配置している。閃光装置5はペン
タダハプリズム上面のカメラボディ上面より閃光装置5
の上部のカメラボディ上面が膨らまない位置に配置され
ると共に閃光装置5の横側のカメラボディがその他のカ
メラボディの側面より膨らまない位置に配置される。上
記構成とする事で、従来のストロボ内蔵カメラにおいて
マウント面よりも出っ張っていた部分をなくす事がで
き、三脚座付きのレンズを使用したときでも、三脚座が
カメラボディの出っ張り部に干渉しないので、自由なフ
レーミングを阻害する事がない。また、カメラボディの
出っ張り部が無くなることで、カメラの収納性が良くな
る。また、カメラボディのグリップ部上面の平面部が広
くとれるので表示部の面積が広くとれる事になり、多く
の情報の表示や表示文字の大型化が可能になる。
【0066】(第3の実施例)図21に第3の実施例と
して、閃光装置と焦点検出用補助光投光装置のレイアウ
トの実施例を示す。
【0067】図21においては、閃光装置4と焦点検出
用5はペンタプリズムのダハ面の側方に並んで配置され
ている。閃光装置5及び焦点検出用補助光投光装置6は
ペンタダハプリズム上面のカメラボディ上面より閃光装
置5及び焦点検出用補助光投光装置6の上部のカメラボ
ディ上面が膨らまない位置に配置されると共に閃光装置
5及び焦点検出用補助光投光装置6の横側のカメラボデ
ィがその他のカメラボディの側面より膨らまない位置に
配置される。上記構成とする事で、従来のストロボ内蔵
カメラにおいてマウント面よりも出っ張っていた部分を
なくす事ができ、三脚座付きのレンズを使用したときで
も、三脚座がカメラボディの出っ張り部に干渉しないの
で、自由なフレーミングを阻害する事がない。また、カ
メラボディの出っ張り部が無くなることで、カメラの収
納性が良くなる。また、カメラボディのグリップ部上面
の平面部が広くとれるので表示部の面積が広くとれる事
になり、多くの情報の表示や表示文字の大型化が可能に
なる。
【0068】また、今まで述べてきた実施例では、閃光
装置はひとつだけであるが、閃光装置をふたつ使い、ペ
ンタダハプリズムの二つのダハ面の両側側方に閃光装置
をひとつずつ配置しても構わない。
【0069】また、実施例ではペンタダハプリズムとし
ているが、中空ペンタダハプリズムを用いたカメラにお
いても同様の効果が得られる。つまり、交差した2反射
面を有するダハ部を有する光学部材を持つファインダー
光学装置を持つカメラであれば、同じ効果が得られる。
【0070】焦点検出用補助光投光装置についても、今
まで述べてきた実施例は、パターン照射型のものであっ
たが、図22に示す様なリフレクター301、光源装置
としてのランプ302、パネル部303からなるいわゆ
る懐中電灯のようなパターンレス型補助光投光装置であ
っても同様な効果が得られる。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載のカメラによれば、封体内
側を多室に分割し、放電経路を拡張するための隔壁を備
えた放電管と、該放電管の照射物体側に設けられ、該放
電管からの光線を円周方向に屈折させるための放射線形
状の谷部を有する突出部を備えた透光性のプロテクタと
を具備した電子閃光装置と、交差した2反射面を有する
ダハ部を有する光学部材を持つファインダー光学装置を
有するカメラにおいて、前記閃光装置は、前記光学部材
のダハ部の側方で、前記光学部材の上面のカメラボディ
上面より前記閃光装置の上部のカメラボディ上面が膨ら
まない位置に配置されると共に前記閃光装置の横側のカ
メラボディがその他のカメラボディの側面より膨らまな
い位置に配置する事で、従来のストロボ内蔵カメラにお
いてマウント面よりも出っ張っていた部分をなくす事が
でき、三脚座付きのレンズを使用したときでも、三脚座
がカメラボディの出っ張り部に干渉しないので、自由な
フレーミングを阻害する事がない。また、カメラボディ
の出っ張り部が無くなることで、カメラの収納性が良く
なる。また、カメラボディのグリップ部上面の平面部が
広くとれるので表示部の面積が広くとれる事になり、多
くの情報の表示や表示文字の大型化が可能になる。
【0072】請求項2記載のカメラによれば、封体内側
を多室に分割し、放電経路を拡張するための隔壁を備え
た放電管と、該放電管の照射物体側に設けられ、該放電
管からの光線を円周方向に屈折させるための放射線形状
の谷部を有する突出部を備えた透光性のプロテクタとを
具備した電子閃光装置と、撮影画面内の光を受光する蓄
積型光電変換素子列と、被写体を測光し少なくとも低輝
度時に発光する補助光投光装置とを有する焦点検出装置
と、交差した2反射面を有するダハ部を有する光学部材
を持つファインダー光学装置を有するカメラにおいて、
前記閃光装置と前記補助光投光装置は、前記光学部材の
ダハ部の側方で、前記光学部材の上面のカメラボディ上
面より前記閃光装置の上部のカメラボディ上面が膨らま
ない位置に配置されると共に前記閃光装置の横側のカメ
ラボディがその他のカメラボディの側面より膨らまない
位置に配置する事で、従来のストロボ内蔵カメラにおい
てマウント面よりも出っ張っていた部分をなくす事がで
き、三脚座付きのレンズを使用したときでも、三脚座が
カメラボディの出っ張り部に干渉しないので、自由なフ
レーミングを阻害する事がない。また、カメラボディの
出っ張り部が無くなることで、カメラの収納性が良くな
る。
【0073】請求項3記載のカメラによれば、封体内側
を多室に分割し、放電経路を拡張するための隔壁を備え
た放電管と、該放電管の照射物体側に設けられ、該放電
管からの光線を円周方向に屈折させるための放射線形状
の谷部を有する突出部を備えた透光性のプロテクタとを
具備した電子閃光装置と、撮影画面内の光を受光する蓄
積型光電変換素子列と、被写体を測光し少なくとも低輝
度時に発光する補助光投光装置とを有する焦点検出装置
と、交差した2反射面を有するダハ部を有する光学部材
を持つファインダー光学装置を有するカメラにおいて、
前記閃光装置と前記補助光投光装置は、前記光学部材の
ダハ部の側方で、前記光学部材の上面のカメラボディ上
面より前記閃光装置の上部のカメラボディ上面が膨らま
ない位置に配置されると共に前記閃光装置の横側のカメ
ラボディがその他のカメラボディの側面より膨らまない
位置に並んで配置する事で、従来のストロボ内蔵カメラ
においてマウント面よりも出っ張っていた部分をなくす
事ができ、三脚座付きのレンズを使用したときでも、三
脚座がカメラボディの出っ張り部に干渉しないので、自
由なフレーミングを阻害する事がない。また、カメラボ
ディの出っ張り部が無くなることで、カメラの収納性が
良くなる。また、カメラボディのグリップ部上面の平面
部が広くとれるので表示部の面積が広くとれる事にな
り、多くの情報の表示や表示文字の大型化が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例におけるカメラ内レイアウト説
明図
【図2】 本発明に用いる電子閃光装置の発光部の要部
分解斜視図
【図3】 本発明に用いる電子閃光装置の放電管の要部
構成図
【図4】 放電管の上面図、側面図
【図5】 放電管の配光特性を示す図
【図6】 プロテクタの特性を説明する図
【図7】 他のプロテクタの形状説明図
【図8】 他のプロテクタの形状説明図
【図9】 他のプロテクタの形状説明図
【図10】 他のプロテクタの形状説明図
【図11】 他のプロテクタの形状説明図
【図12】 他のプロテクタの形状説明図
【図13】 他のプロテクタの形状説明図
【図14】 カメラの光学配置図
【図15】 カメラのブロック図
【図16】 補助光装置の詳細図
【図17】 補助光の投光パターンにおける合焦検出視
野と投影レンズの焦点距離との関係図
【図18】 パターンのつぎ目に於ける段差の状態図
【図19】 構成の動作を示すフローチャート
【図20】 第2の実施例におけるカメラ内レイアウト
【図21】 第3の実施例におけるカメラ内レイアウト
【図22】 補助光投光装置の他の例
【図23】 従来のカメラの説明図
【符号の説明】
1 カメラボディ 2 ペンタダハプリズム 3 カメラボディのグリップ部 4 閃光装置 5 補助光投光装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封体内側を多室に分割し、放電経路を拡
    張するための隔壁を備えた放電管と、該放電管の照射物
    体側に設けられ、該放電管からの光線を円周方向に屈折
    させるための放射線形状の谷部を有する突出部を備えた
    透光性のプロテクタとを具備した電子閃光装置と、交差
    した2反射面を有するダハ部を有する光学部材を持つフ
    ァインダー光学装置を有するカメラにおいて、前記閃光
    装置は、前記光学部材のダハ部の側方で、前記光学部材
    の上面のカメラボディ上面より前記閃光装置の上部のカ
    メラボディ上面が膨らまない位置に配置されると共に前
    記閃光装置の横側のカメラボディがその他のカメラボデ
    ィの側面より膨らまない位置に配置される事を特徴とす
    るカメラ。
  2. 【請求項2】 封体内側を多室に分割し、放電経路を拡
    張するための隔壁を備えた放電管と、該放電管の照射物
    体側に設けられ、該放電管からの光線を円周方向に屈折
    させるための放射線形状の谷部を有する突出部を備えた
    透光性のプロテクタとを具備した電子閃光装置と、撮影
    画面内の光を受光する蓄積型光電変換素子列と、被写体
    を測光し少なくとも低輝度時に発光する補助光投光装置
    とを有する焦点検出装置と、交差した2反射面を有する
    ダハ部を有する光学部材を持つファインダー光学装置を
    有するカメラにおいて、前記閃光装置と前記補助光投光
    装置は、前記光学部材のダハ部の側方で、前記光学部材
    の上面のカメラボディ上面より前記閃光装置の上部のカ
    メラボディ上面が膨らまない位置に配置されると共に前
    記閃光装置の横側のカメラボディがその他のカメラボデ
    ィの側面より膨らまない位置に配置される事を特徴とす
    るカメラ。
  3. 【請求項3】 封体内側を多室に分割し、放電経路を拡
    張するための隔壁を備えた放電管と、該放電管の照射物
    体側に設けられ、該放電管からの光線を円周方向に屈折
    させるための放射線形状の谷部を有する突出部を備えた
    透光性のプロテクタとを具備した電子閃光装置と、撮影
    画面内の光を受光する蓄積型光電変換素子列と、被写体
    を測光し少なくとも低輝度時に発光する補助光投光装置
    とを有する焦点検出装置と、交差した2反射面を有する
    ダハ部を有する光学部材を持つファインダー光学装置を
    有するカメラにおいて、前記閃光装置と前記補助光投光
    装置は、前記光学部材のダハ部の側方で、前記光学部材
    の上面のカメラボディ上面より前記閃光装置の上部のカ
    メラボディ上面が膨らまない位置に配置されると共に前
    記閃光装置の横側のカメラボディがその他のカメラボデ
    ィの側面より膨らまない位置に並んで配置される事を特
    徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 補助光投光装置は、光源手段とストライ
    プ状のパターンを有するパターン部材を持つ事を特徴と
    する請求項2又は3に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 補助光装置は、光源手段とリフレクター
    と透光性のパネルを有する事を特徴とする請求項2又は
    3に記載のカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003087928A1 (fr) * 2002-04-12 2003-10-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme d'imagerie

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