JP2002258158A - 小型高変倍ズームレンズを備えたカメラ - Google Patents
小型高変倍ズームレンズを備えたカメラInfo
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Abstract
なり、変倍比が3.5以上の高変倍で、全長が短くレン
ズ枚数が少なく高性能なズームレンズを備えたカメラを
実現する。 【解決手段】 正の第1群と正の第2群と負の第3群
よりなり、第2群を前群と後群にて構成し、下記条件
(1)、(2)、(3)、(4)を満足するようにし
た。 (1) 0.55≦LT/fT≦0.75 (2) 2.6≦f1/|f3|≦4.5 (3) 0.35≦|f3|/f2≦0.63 (4) 0.73≦f2R/h≦1.50
Description
ンズを備えたカメラに関するものである。
のズームレンズのように3群構成を有するズームレンズ
の従来例として、特開2000−56224号公報に記
載されている第1〜第3実施例のズームレンズ、特開2
000−155262号公報に記載されている第1、第
2実施例のズームレンズ、特開平11−142741号
公報に記載されている第2の実施例のズームレンズ、特
開平10−62689号公報に記載されている第1実施
例のズームレンズ、特開平11−119103号公報に
記載されている第1実施例のズームレンズ、特開平10
−268191号公報に記載されている第1実施例のズ
ームレンズ、特開平8−101341号公報に記載され
ている第1実施例のズームレンズ等が知られている。
あって、十分高い変倍比ではない。
の従来例として、特開2000−275524号公報に
記載されている第1〜第6実施例のズームレンズ、特開
2000−155262号公報に記載されている第1、
第2実施例のズームレンズ、特開平11−249017
号公報に記載されている第1〜第5実施例のズームレン
ズ、特開平11−52232号公報に記載されている第
1〜第3実施例のズームレンズ、特開平9−90225
号公報に記載されている第1〜第4実施例のズームレン
ズ、特開平10−301029号公報に記載されている
第1〜第3実施例のズームレンズ、特開平6−2657
87号公報に記載されている第4実施例のズームレンズ
等が知られている。
であるが、望遠端での望遠比が0.79以上で大であ
り、カメラへ収納した時に大になる。
載されている第1〜第5実施例や特開平7−20380
号公報に記載されている第1〜第3実施例のズームレン
ズは、望遠比が大であり、更にレンズ枚数が10枚以上
で多く、カメラが大型になる。
記載されている第4〜第7実施例はレンズ系の物体側面
から像側面までの長さが25mm近くあり、カメラへ収
納した時カメラを小型にできない。又同公報に記載され
た第8、第9実施例のズームレンズは、前記の長さが2
4.5mm以下で小であるが各焦点距離での球面収差の
発生が大であり、安定した性能を維持できない。
も変倍比が小であるかあるいは変倍比が大であるものは
カメラに収納した時にカメラが大型になる等の欠点を有
している。
第3群を有する小型で高変倍であるズームレンズを備え
たカメラを提供するものであり、特に、変倍比が3.5
以上で全長が短く、レンズ枚数が9枚以下で広角端から
望遠端まで良好な性能を有する小型で高変倍であるズー
ムレンズを備えたカメラを提供するものである。
通りの構成の小型高変倍ズームレンズを備えたことを特
徴とする。
ズームレンズの第1の構成は、物体側から順に、正の第
1群と正の第2群と負の第3群よりなり、第2群が前群
と後群とよりなるレンズ系であって、広角端から望遠端
への変倍の際各群が物体側へ移動するもので、次の条件
(1)、(2)、(3)、(4)を満足するものであ
る。 (1) 0.55≦LT/fT≦0.75 (2) 2.6≦f1/|f3|≦4.5 (3) 0.35≦|f3|/f2≦0.63 (4) 0.73≦f2R/h≦1.50 ただし、LTは望遠端における最も物体側の面から像面
までの近軸距離、fTは望遠端における全系の焦点距
離、f1、f2、f3は夫々第1群、第2群、第3群の
焦点距離、f2Rは第2群の後群の焦点距離、hは最大
像高である。
にするために、前述のような構成を基本構成とする小型
高変倍ズームレンズを備えるようにした。そのためにズ
ームレンズの基本構成として、テレフォトタイプを採用
し、望遠側でのレンズ系の全長が短くなるようにした。
つまり本発明のズームレンズは前記のように、物体側よ
り順に、正の第1群と正の第2群と負の第3群とよりな
り、広角端より望遠端への変倍の際、すべての群が物体
側へ移動するようにしたことを基本構成にした。又負の
第3群に高い変倍作用を持たせるようにして、テレフォ
トタイプで高い変倍比を有するようにした。
変倍時の各群の移動の際に第1群と第2群の間隔が変化
するようにして少なく抑えるようにし、収差が良好に補
正されるようにした。
ンズは、前記の条件(1)(2)、(3)、(4)を満
足することも特徴としている。
幅、高さに対しレンズ系が与える影響として望遠状態に
おいて鏡枠が最も繰り出された時の全長がある。枠によ
りレンズを保持している以上、カメラにレンズ系を収納
するには、レンズの径が同じであるとするとレンズが最
も繰り出された状態における全長が長いほど枠の体積は
大になり、カメラの大きさへの影響度が大になる。
慮して、望遠端におけるレンズ系の全長LTと全系の焦
点距離fTとを定めた。
フォーカシングによる全長の変化を考慮しない場合、レ
ンズ系が最も繰り出された状態が全系の焦点距離が長い
状態である。
いて、本発明のレンズ系の全長(レンズ系の最も物体側
の面から結像面までの距離)が最も長くなるのは、前記
の望遠端における全長LTであり、その時の焦点距離が
fTである。
したのが条件(1)である。
ズームレンズの収差を良好に補正するための条件であ
る。
と、変倍比が3.5を超えるカメラで十分小型なカメラ
にすることが困難になる。又条件(1)の下限値の0.
55を超えると第3群の負のパワーが強くなりすぎて、
9枚以下の少ないレンズ枚数にて収差が良好に補正され
たレンズ系にすることが困難になる。
のバランスをとるために設けた。
と、望遠端での全長が長くなり、レンズ系の小型化が困
難になる。
ると、望遠端での全長を短くすることはできるが、第1
群で発生する収差量が大になり良好に補正することが困
難になる。
るために設けたものである。
の0.63を超えると、第2群内で発生する球面収差と
コマ収差が大になると共に望遠比を小さくしつつ3.5
倍を超える高変倍比のズームレンズを得ることが困難に
なる。
やコマ収差の発生量を小さくでき、しかも望遠比が小で
あって高変倍比のズームレンズを得ることができるが、
条件(3)の下限値の0.35を超えると、第3群で非
点収差や歪曲収差等の変動が大になり、第3群を3枚以
下の少ないレンズ枚数にして良好な性能のレンズ系にす
ることが困難になる。また、第3群のレンズ枚数を増加
させるとレンズ系の小型化が困難になる。
が良好に補正され、またカメラの小型化を達成するため
のものである。そのため、本発明のズームレンズの第1
の構成は、前記基本構成のレンズ系で、第2群を前記の
ように前群と後群とに分け、例えば第2群の最も像側の
単レンズまたは接合レンズを後群としこの後群より空気
間隔を設けて物体側を前群とし、そのうちの後群の屈折
力をこの条件(4)を満足するようにした。
えると高変倍比を保ちながら望遠端での全長を短くする
ことが困難になり、カメラを小型化できない。
超えると高変倍化することは可能であるが、第2群にて
発生する収差が大になり変倍全域で収差を良好に保つこ
とが困難になる。又良好な光学性能を維持するためには
第2群のレンズ枚数を増やさなければならず、各群全体
の厚さが大になりカメラ収納時の小型化が困難になる。
て用いられるズームレンズは、前記のような基本構成の
レンズ系であって、条件(1)、(2)、(3)、
(4)を満足するようにして、後に示す実施の形態のズ
ームレンズのように変倍比が3.5を超える高変倍であ
りながらカメラの小型化を可能にし、更にレンズ枚数が
9枚以下と少ないレンズ構成でありながら広角端から望
遠端までの全域において良好な光学性能を保ち得るもの
である。
(2)、(3)、(4)の代わりに下記条件(1−
1)、(2−1)、(3−1)、(4−1)を満足する
ことがより望ましい。 (1−1) 0.55≦LT/fT≦0.71 (2−1) 2.6≦f1/|f3|≦3.6 (3−1) 0.4≦|f3|/f2≦0.61 (4−1) 0.75≦f2R/h≦1.3
ずれか一つの条件または複数の条件を前記条件(1−
1)乃至条件(4−1)に代えても夫々効果を増大させ
得る。
レンズの他の構成(第2の構成)を述べる。
構成(第1の構成)のズームレンズの基本構成のレンズ
構成で、下記条件(1)、(5)、(6)を満足するこ
とを特徴とする。 (1) 0.55≦LT/fT≦0.75 (5) 0.45≦|R3f|/h≦7.0 (6) 0.29≦(R2r×R3f)/h2≦3.5 ただし、R2rは第2群の最も像側の面の曲率半径、R
3fは第3群の最も物体側の面の曲率半径、hは最大像
高である。
述の第1の構成にて述べたと同じ理由により前記基本構
成を採用したもので、物体側より順に、正の第1群と正
の第2群と負の第3群とよりなり、広角端より望遠端へ
の変倍の際に各群を物体側へ移動させるようにしたもの
である。このように、レンズ系をテレフォトタイプの構
成とすることにより望遠端でのレンズ系の全長を短く
し、しかも高変倍のズームレンズになし得るようにし、
これにより高変倍で小型なカメラを達成することを可能
にしたものである。またこの第2の構成において、第3
群の最も物体側の面は、凹面にすることが望ましい。
小型化と光学性能を良好になし得るように設けたもので
ある。したがって、条件(1)の上、下限より外れた場
合、前述の通り小型で良好な光学性能を有するズームレ
ンズを達成し得なくなる。
めのもので、|R3f|/hの値を大にして第3群の変
倍作用を強くして高変倍で小型のレンズ系にしようとし
た時、条件(5)の上限値の7.0を超えると第3群で
の収差補正能力が不足しレンズ系の光学性能を良好にな
し得なくなる。また下限値の0.45を超えて|R3f
|/hの値を小にして第3群に高い変倍作用を持たせて
高変倍比で小型なレンズ系を得ようとすると、第3群で
発生する収差量が大になり良好な性能が得られなくな
る。また第3群の最も物体側の面で発生する球面収差、
コマ収差を補正するには各群の負担が大になり、そのた
め各群合わせた厚さが大になってカメラ収納時のカメラ
の厚さを薄くすることが困難になる。
を短く保ち、変倍全域において良好な光学性能を得るた
めの条件である。
えると第3群の変倍効果が少なくなり、望遠端でのレン
ズ系の全長を短くできなくなる。又下限値の0.29を
超えると第2群、第3群での収差の発生が大になり変倍
による収差変動が大になる。
ムレンズは、前記の本発明の基本構成のレンズ構成であ
るテレフォトタイプで、更に条件(1)、(5)、
(6)を満足することにより、変倍比が3.5を超える
高変倍でありながらカメラの小型化を可能にし、更にレ
ンズ枚数が9枚以下と少ないレンズ構成でありながら広
角端から望遠端までの全域において良好な光学性能を得
ることが可能である。
わりに前記条件(1−1)を、条件(5)および条件
(6)の代わりに下記条件(5−1)および条件(6−
1)を満足するようにすればより好ましい。 (5−1) 0.52≦|R3f|/h≦5.0 (6−1) 0.3≦(R2r×R3f)/h2≦2.
5 尚、条件(1)、(5)、(6)のうちのいずれか一つ
または二つの条件を条件(1−1)、(5−1)、(6
−1)に代えてもその効果をより発揮させ得る。
の第3の構成は、本発明の基本構成のレンズ構成である
物体側より順に、正の第1群と正の第2群と負の第3群
とよりなり、広角端から望遠端への変倍の際に各群を物
体側へ移動するものであって、更に第2群が明るさ絞り
を有し、この絞りの物体側の前群と絞りの像側の正の後
群とよりなり、下記条件(2)、(3)、(4)を満足
することを特徴とするものである。 (2) 2.6≦f1/|f3|≦4.5 (3) 0.35≦|f3|/f2≦0.63 (4) 0.73≦f2R/h≦1.50 ただし、f2Rは第2群の後群の焦点距離である。
レンズ系であり、したがって、望遠端でのレンズ系の全
長を短くすることが可能であって、又高変倍のレンズ系
を得ることが可能になる。したがって高変倍で小型のカ
メラを実現し得る。
し、その物体側の前群とその像側の正の後群とにて構成
したもので、これにより前群と後群とにて収差のバラン
スをとり、それにより小型で高変倍にしつつ変倍全域で
良好な光学性能を有する光学系を得やすくしている。
又、前群に負の屈折力を持たせるようにすれば、前群と
後群とで収差のバランスを一層とりやすくなる。
小型化と収差とのバランスをとるためのもので、前記条
件(2)の上限より外れると望遠端での全長が長くな
り、下限より外れると第1群で発生する収差が大にな
る。
型化を達成するためのもので、上限より外れると第2群
で発生する球面収差とコマ収差が大になり又望遠比が小
で高変倍のズームレンズにすることが困難になる。
わたって収差を良好にし、小型化するためのもので、上
限を超えると高変倍を保ちつつ変倍全域での収差を良好
に補正し、しかも全長を短くしてカメラの小型化を達成
することが困難になり、又下限を超えると第2群で発生
する収差が大になり変倍全域で収差を良好にすることが
できない。又収差補正のため第2群のレンズ枚数を多く
するとレンズ系の全長が長くなり、カメラ収納時の小型
化が困難になる。
ンズは、本発明の基本構成のレンズ構成で更に第2群中
に絞りを配置すると共に条件(2)、(3)、(4)を
満足することにより、変倍比3.5以上の高変倍であり
ながら、カメラの小型化を図り更にレンズ枚数が9枚以
下の少ないレンズ構成で、広角端から望遠端の全域で良
好な光学性能を得ることができる。
(3)、(4)の代わりに前記条件(2−1)、(3−
1)、(4−1)を満足すればより望ましい。この場合
も、条件(2)、(3)、(4)のうちのいずれか一つ
または二つの条件を条件(2−1)、(3−1)、(4
−1)に代えてもその効果を増大させることができる。
4の構成は、前記基本構成である物体側から順に正の第
1群と正の第2群と負の第3群とよりなり、広角端から
望遠端への変倍の際に各群を物体側へ移動するレンズ系
で、第2群が明るさ絞りを有し、その物体側の前群と像
側の正の後群とにて構成され、下記条件(2)、
(3)、(5)を満足することを特徴とする。 (2) 2.6≦f1/|f3|≦4.5 (3) 0.35≦|f3|/f2≦0.63 (5) 0.45≦|R3f|/h≦7.0
ように本発明の基本構成のレンズ系で、これにより全長
を短く抑えて高変倍になし得る。
型で収差のバランスのとれたレンズ系になし得る。条件
(2)の上限より外れると望遠端での全長が長くなり、
又下限より外れると第1群にて発生する収差が大にな
る。
するためのもので、上限を超えると第2群での球面収差
とコマ収差の発生が大になり、又望遠比を小にしつつ
3.5以上の高変倍比を得ることが困難になり、下限を
超えると第3群での非点収差、歪曲収差の発生が大にな
り、この第3群を3枚以下の少ない枚数で収差を良好に
補正することが困難になる。又、第3群のレンズ枚数を
増やすとレンズ系を小型化することが困難になる。
好なズームレンズを得るためのもので、前述のように上
限を超えると第3群の変倍作用を強くした時、第3群で
の収差補正能力が不足し小型で良好な光学性能を得るこ
とが困難になる。また、下限を超えると第3群の物体側
の面での球面収差、コマ収差の発生が大になりその補正
が困難になる。
(3)、(5)のすべての条件またはいずれか一つまた
は二つの条件を前記の条件(2−1)、(3−1)、
(5−1)に代えることにより、それら条件により達成
し得る効果を増大させることが可能である。
5の構成は、本発明のレンズ系の基本構成であるレンズ
構成で、物体側より順に正の第1群と正の第2群と負の
第3群とよりなり、広角端より望遠端への変倍の際に各
群を物体側へ移動させるもので、第1群と第3群とを一
体に移動させ、又下記条件(2)、(3)を満足するこ
とを特徴とする。 (2) 2.6≦f1/|f3|≦4.5 (3) 0.35≦|f3|/f2≦0.63
もので、テレフォトタイプにしたことにより望遠端での
全長を短くし高変倍にすることを可能にしたもので、高
変倍で小型のカメラを実現することが可能になる。
と第3群を一体に移動させるようにしたため、第1群と
第3群との偏芯による性能の劣化を極力小さく抑え得る
ので、広角端から望遠端まで良好で安定した性能を維持
できる。
ズ系の小型化と収差とのバランスをとるようにした。条
件(2)の上限を超えると望遠端での全長が長くなり、
小型化が困難になり、下限を超えると第1群での収差が
大になる。
で小型になし得る。この条件の上限を超えると第2群で
の球面収差とコマ収差の発生が大であり、又望遠比を小
さくしつつ3.5倍以上の高変倍にすることが困難にな
る。また下限を超えると第3群にて非点収差と歪曲収差
が大きく発生し、第3群を3枚以下の少ないレンズにて
構成すると上記収差の補正が困難である。また、第3群
のレンズ枚数を増やすとレンズ系の小型化が実現し得な
い。
の基本構成のレンズ系で変倍の際に第1群と第3群とを
一体に移動させると共に、条件(2)、(3)を満足す
るようにして3.5を超える変倍比で全長の短いレンズ
系とし、カメラの小型化を実現し得ると共に、9枚以下
の少ないレンズ枚数で広角端から望遠端まで良好な性能
を得ることが可能になる。
わりに条件(2−1)を満足するようにするか、または
条件(3)の代わりに条件(3−1)を満足するように
するか、あるいは条件(2)、(3)の代わりに条件
(2−1)、(3−1)の両者を満足するようにすれば
望ましい。
成)のズームレンズにおいて、下記条件(7)を満足す
ることが望ましい。 (7) 5.6≦fT×(f1+f2−h)/(f1×
f2)≦12.5 ただし、f1、f2は夫々第1群、第2群の焦点距離で
ある。
一層良好な光学性能で小型、高変倍のレンズ系を達成し
得る。
h)/(f1×f2)の値が大になると高変倍比と小型
化とが可能になるが、上限を超えて12.5より大にな
ると球面収差やコマ収差の発生が大きくなり好ましくな
い。また下限の5.6を超えると小型化と高変倍比とが
両立しなくなる。
ズームレンズにおいて、更に条件(1)を満足すれば望
ましい。つまり前述のように、条件(1)を満足するこ
とによって、カメラを小型化しつつ収差を良好に補正し
得る。
ズームレンズにおいて、条件(5)を満足すれば前述の
通り、一層小型で高変倍比を有していて良好な性能のレ
ンズ系になし得る。
において、前記条件(2)を満足すれば、小型化と収差
のバランスのとれたレンズ系になし得るので望ましい。
において、条件(3)を満足すれば、一層高変倍で小型
化を達成するので好ましい。
レンズにおいて条件(4)を満足すれば、変倍全域にわ
たって収差を良好に補正し得るので望ましい。
おいて、条件(6)を満足するようにすれば望遠端にお
けるレンズ系全長を短くでき、また変倍域すべてにおい
て良好な光学性能を得ることができるため望ましい。
おいて、第2群を絞りを挟んで物体側の前群と像側の正
の後群とにて構成することが望ましい。つまり絞りの物
体側と像側とで収差のバランスをとることができ、これ
により小型で高変倍比でしかも変倍全域で良好な光学性
能になし得る。
ムレンズにおいて、下記条件(8)を満足することが望
ましい。 (8) 0.8≦f1/f2≦2.7 この条件(8)は、一層小型で良好な性能を得やすくす
るために設けられた。
えると望遠端での全長を短くすることが困難になる。ま
た下限値の0.8を超えると第1群での収差発生量が大
になり、これを小さく抑えるためには、第1群のレンズ
枚数を増やさなければならず、小型化にとって好ましく
ない。
ムレンズにおいて、第1群が物体側から順に、正レンズ
と負レンズを有することが望ましい。第1群を上記のよ
うに構成すれば、レンズ系をテレフォトタイプを更に強
めた構成にすることができ全長を短くすることが一層容
易になる。また、この第1群を物体側から順に、正レン
ズと負レンズの2枚にて構成すれば、第1群の厚さを薄
くすることができ、ズームレンズをカメラに収納した時
のカメラの厚さを薄くすることが可能になる。
ムレンズにおいて、第1群を物体側から順に負レンズと
正レンズを有する構成にすれば、カメラの縦横サイズを
小さくできるので望ましい。
レンズと正レンズを有する構成にした場合、この第1群
を物体側から順に正レンズと負レンズを有する構成にす
る場合のようにテレフォトタイプを強めることはできな
いが、カメラの縦横サイズを少なくする上では好まし
い。
レンズの2枚のレンズにて構成すれば、第1群を薄くで
き、ズームレンズをカメラに収納した時のカメラの厚さ
を薄くできる。
て、下記条件(9)を満足することが望ましい。 (9) 0.05≦|G3Σd/f3|≦0.69 ただしG3Σdは第3群の厚さ(最も物体側面から最も
像側の面までの距離)である。
一層容易にするためのものである。この条件(9)の上
限値の0.69を超えると第3群の厚さが大になると共
に第3群の外径も大になり、カメラの小型化が困難にな
る。また下限値の0.05を超えるとレンズ系を高変倍
にすることが困難になり、またレンズが薄くなって加工
が困難になる。
て、第1群を物体側より順に正レンズと負レンズとを有
する構成にし、下記条件(8−1)を満足するようにす
ることが望ましい。 (8−1) 1.5≦f1/f2≦2.7
ズを有する構成にすれば、前述のようにテレフォトタイ
プを強めることになる。その上で更に条件(8−1)を
満足するように望遠端での全長を短くし、しかも良好な
光学性能になし得るため好ましい。
と全長を短くすることが困難になり、下限値の1.5を
超えると収差発生量が大になりこれを抑えることが困難
になる。
負レンズの2枚のレンズにて構成すれば、第1群の厚さ
を薄くできレンズ系をカメラに収納した時のカメラの厚
さを薄くできる。
て、下記条件(8−2)を満足すれば、バックフォーカ
スの確保が容易になり、その結果、第3群の外径を小に
できる。またカメラの縦横サイズを小さくできる。 (8−2) 1.0≦f1/f2≦1.9 条件(8−2)を満足すれば、望遠端での全長を短縮す
ることが可能であり性能を良好にし得る。
と望遠端での全長の短縮が困難になり、また下限値の
1.0を超えると第1群で収差発生量が大になり、これ
を小さく抑えるためには第1群のレンズ枚数を増加させ
なければならない。またこのレンズ系で、第1群を物体
側より順に正レンズと負レンズの2枚のレンズにて構成
すれば第1群を薄くすることができ、レンズ系をカメラ
に収納した時のカメラの厚さを薄くできる。
て、下記条件(10)を満足すれば高変倍で小型であっ
て、しかも良好な性能のズームレンズを構成することが
一層容易になる。 (10) 0.48≦|f3|/h≦0.89
と、高変倍比が得にくくなり、また望遠端における全長
を短くできず、カメラを小型化し得ない。下限値の0.
48を超えると、第3群での収差の発生が大になり、少
ないレンズ枚数では光学性能を良好になし得ない。
ズ系において、下記条件(11)を満足することが望ま
しい。 (11) 7.0≦fT/|f3|≦25.0 この条件(11)を満足すれば、高変倍で良好な性能の
ズームレンズを得ることが一層容易になる。
と第3群で発生する収差が大になり、良好な性能のレン
ズ系が得にくくなる。また下限値の7.0を超えると、
高変倍比が得にくくなる。
ズ系で、変倍時第1群と第3群を一体に移動させるよう
にすれば、第1群と第3群の偏芯により生ずる性能の劣
化を防止できるような枠構造にすることが可能になり、
それによって広角端から望遠端に安定した光学性能にな
し得る。
て、第2群中に開口絞りを設け、下記条件(12)を満
足することが好ましい。 (12) 0.13≦L/h≦1.2 ただし、Lは開口絞りの中心から第2群の最も物体側の
面頂までの距離あるいは開口絞りの中心から第2群の最
も像側の面頂までの距離のうちの長い方の距離である。
て、この絞りの前後での収差のバランスをとることがで
きるが、スペースを適当に確保しないと、絞りを駆動さ
せる部材によりカメラのサイズが制限され、無駄なスペ
ースができ、そのため効率的に小型化達成することが困
難になる。条件(12)を満足すれば、前記の問題を解
決し得る。
第2群内に無駄なスペースが増え、カメラを効率的に小
型化し得なくなる。下限値の0.13を超えると第2群
内に配置した開口絞りの駆動部材が第1群あるいは第3
群方向にはみ出してカメラを小型にすることが困難にな
る。
て、下記条件(13)を満足することが望ましい。 (13) 1.0≦f2R/d2FR≦20
て、第2群を物体側の前群と空気間隔をへだてて像側に
配置された正の後群とにて構成し、上記条件(13)を
満足するようにすることが好ましい。
後群の空気間隔である。
と第2群内の主に球面収差、コマ収差を良好に保ちなが
ら第2群の全長を短くすることが困難になり、カメラの
小型化と性能を良好に保つことを両立させる上で好まし
くない。また上限値の20を超えると、第2群の全長を
短くして高い変倍比を得ることが困難になり、カメラの
小型化と高変倍とを両立させる上で好ましくない。
(13−1)を満足すればより好ましい。 (13−1) 1.5≦f2R/d2FR≦10
ことが望ましい。この前群が負の屈折力を持つようにす
れば、第2群の主点位置をより像面側に近づけることが
でき、広角端におけるバックフォーカスの確保が容易に
なり、望遠端での長焦点化が容易になる。
プランジャー等の機械的な駆動手段にて駆動するもので
も、液晶等の電気的な駆動手段にて駆動するものでもい
ずれでもよい。
ズは、3群ズームレンズとすると小型化の面で好ましい
が、第3群よりも像側にレンズ群を含んで構成してもよ
い。
図1乃至図16に示し、下記データを有する実施例1乃
至実施例16をもとに説明する。
1、d2、・・・は各レンズの肉厚および空気間隔、
n1、n2、・・・は各レンズの屈折率、ν1、ν2、・・
・は各レンズのアッベ数である。
に示すような構成で、物体側より順に、正の第1群G1
(r1〜r4)と、正の第2群G2(r5〜r11)と、負
の第3群G3(r12〜r18)とよりなり、第1群G1が
正レンズ(r1〜r2)と負レンズ(r3〜r4)とよりな
り、第2群G2が負レンズ(r5〜r6)と正レンズ(r
7〜r8)と正レンズ(r10〜r11)とよりなり、第3群
が負レンズ(r12〜r13)と正レンズ(r14〜r15)と
負レンズ(r16〜r18)よりなる。
は、第1群G1が正レンズと負レンズの2枚のレンズに
て構成されている。また開口絞りS(r9)が第2群内
に配置され、その物体側が負レンズと負レンズよりなる
前群G2Fで、その像側が正レンズよりなる後群G2R
であり、第3群G3中の最も像側のレンズは負レンズ
(r17〜r18)の物体側に物体側の面(r16)が非球面
である樹脂層を設けたハイブリッドレンズである。また
第2群中の物体側から2枚目の負レンズの像側の面(絞
りSの前の面r8)が非球面である。
ら望遠端への変倍の際に、第1群G1、第2群G2、第
3群G3がいずれも物体側へ移動する。その際、第1群
G1と第3群G3は一体に移動する。
に、条件(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(1
1)、(12)、(13)を満足する。また条件(1−
1)、条件(2−1)、条件(3−1)、条件(4−
1)、条件(5−1)、条件(6−1)、条件(7−
1)、条件(8−1)、条件(8−2)、条件(11−
1)、条件(12−1)、条件(13−1)を満足す
る。
19に示す通りで、図17は広角端、図18は中間焦点
距離、図19は望遠端で収差はすべて良好に補正されて
いる。これら図より実施例1のズームレンズは、広角端
から望遠端までの全変倍域において収差は良好に補正さ
れまた変倍時の変動が少ないことがわかる。
の高い変倍比であって、8枚のレンズの少ないレンズ枚
数の小型であって、前記のような収差が良好に補正され
また収差変動の少ない光学性能が良好なズームレンズで
ある。
物体側より順に、正の第1群G1(r1〜r4)と、正の
第2群G2(r5〜r11)と、負の第3群G3(r12〜
r1 7)とよりなり、第1群G1は正レンズ(r1〜r2)
と負レンズ(r3〜r4)とよりなり、第2群G2は負レ
ンズ(r5〜r6)と負レンズ(r7〜r8)とよりなる前
群G2Fと開口絞りS(r9)と正レンズ(r10〜
r11)よりなる正の後群G2Rとよりなり、第3群G3
が負レンズ(r12〜r13)と正レンズ(r14〜r 15)と
負レンズ(r16〜r17)とよりなる。
ンズと負レンズの2枚のレンズよりなり、第2群G2が
開口絞りSが設けられていてその前の負レンズと負レン
ズの前群G2Fと絞りSの後方の正レンズよりなる後群
G2Rとよりなり、第3群は3枚のレンズよりなる。
第2番目の負レンズ)がプラスチックモールドにより成
形された非球面レンズで、その像側の面(r8)が非球
面である。また第3群G3の最も物体側のレンズが非球
面レンズでその物体側の面(r12)が非球面である。
G2、G3のすべてが広角端から望遠端への変倍の際に
物体側へ移動し、また第1群G1と第3群G3とは一体
に移動する。
3)および条件(1−1)、(2−1)、(3−1)、
(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−1)、
(8−1)、(8−2)、(11−1)、(12−
1)、(13−1)のすべてを満足する。
あるがハイブリッドレンズは用いられておらず、また第
2群の前群G2Fの2番目のレンズがプラスチックモー
ルドにより非球面レンズである点等において実施例1と
相違する。
高変倍であり、8枚の少ないレンズ枚数で小型であり光
学性能が良好なズームレンズである。
で、物体側より順に、正の第1群G1(r1〜r4)と、
正の第2群G2(r5〜r11)と、負の第3群G3(r
12〜r16)とよりなる。そして、第1群G1は正レンズ
(r1〜r2)と負レンズ(r 3〜r4)とよりなり、第2
群G2は負レンズ(r5〜r6)と負レンズ(r7〜r8)
と正レンズ(r10〜r11)よりなり、第3群G3は負レ
ンズ(r12〜r13)と正レンズ(r13〜r14)よりなる
接合レンズと負レンズ(r15〜r16)とよりなる。
負レンズの2枚のレンズよりなり、また第2群G2が負
レンズと負レンズよりなる前群G2Fと開口絞りSと正
レンズよりなる正の後群G2Rとよりなり、これらは実
施例1と同様の構成である。しかし、第3群G3が負レ
ンズと正レンズとを接合した接合レンズと負レンズとよ
りなる点で実施例1と相違する。
群の2番目の負レンズ)が非球面レンズであり、その像
側の面(r8)が非球面である。また第3群G3の接合
レンズの物体側の面(r12)も非球面である。
倍の際、第1群G1、第2群G2、第3群G3のすべて
が物体側へ移動する。また、その際第1群G1と第3群
G3とは一体に移動する。
3)および条件(1−1)、(2−1)、(3−1)、
(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−1)、
(8−1)、(8−2)、(11−1)、(12−
1)、(13−1)のすべての条件を満足する。
が約4(3.93)の高変倍でレンズ枚数が8枚の小型
なレンズ系で、光学性能が良好なズームレンズである。
体側より順に、正の第1群G1(r1〜r4)と、正の第
2群G2(r5〜r9)と、負の第3群G3(r10〜
r16)とよりなる。そして、第1群G1が正レンズ(r
1〜r2)と負レンズ(r3〜r4)とよりなり、第2群G
2が負レンズ(r5〜r6)と正レンズ(r8〜r9)とよ
りなり、第3群G3が負レンズ(r10〜r11)と正レン
ズ(r12〜r13)と負レンズ(r14〜r16)とよりな
る。
とは実施例1と同様の構成であるが、第2群G2が負レ
ンズの前群G2Fと開口絞りS(r9)と正レンズより
なる正の後群G2Rとよりなり、実施例1と相違する。
つまり、第2群G2の前群G2Fが1枚の負レンズから
なり、前群G2Fが2枚の負レンズよりなる実施例1等
と相違する。
倍において、第1、第2、第3群G1、G2、G3のす
べてが物体側へ移動する。また、第1群G1と第3群G
3とは一体に移動する。
の物体側の面(r18)が非球面であり、また、第3群G
3の最も像側の負レンズが、その物体側の面に樹脂層を
設けたハイブリッドレンズで、その物体側の面(r14)
が非球面である。
および条件(1−1)、(2−1)、(3−1)、(4
−1)、(5−1)、(6−1)、(7−1)、(8−
1)、(8−2)、(11−1)、(12−1)、(1
3−1)のすべての条件を満足する。
約4(3.93)であるが、レンズ枚数が7枚と更に小
型でしかも良好な光学性能を有するズームレンズであ
る。
側より順に、正の第1群G1(r 1〜r4)と正の第2群
G2(r5〜r11)と負の第3群G3(r12〜r18)と
よりなる。また、第1群G1は正レンズ(r1〜r2)と
負レンズ(r3〜r4)とよりなり、第2群G2は負レン
ズ(r5〜r6)と正レンズ(r7〜r8)と正レンズ(r
10〜r11)よりなり、第3群G3が負レンズ(r12〜r
13)と正レンズ(r 14〜r15)と負レンズ(r16〜
r18)よりなる。
に、第1群G1が正レンズと負レンズの2枚のレンズよ
りなり、第2群G2が絞りSより物体側の負レンズと正
レンズよりなる前群G2Fと絞りSより像側の正レンズ
よりなる正の後群G2Rとよりなり、第3群G3が負レ
ンズと正レンズと負レンズよりなる。また、第4レンズ
である第2群G2の前群G2Fの絞りS側のレンズがプ
ラスチックモールド非球面レンズで、絞り側の面が非球
面であり、第3群G3の最も像側のレンズが物体側に非
球面(r16)を有する樹脂層を設けたハイブリッドレン
ズである。
の際、第1群G1、第2群G2、第3群G3がいずれも
物体側へ移動するもので、第1群G1と第3群G3とは
一体に移動する。
3)および条件(1−1)、(2−1)、(3−1)、
(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−1)、
(8−1)、(11−1)、(12−1)、(13−
1)を満足するが、条件8−2)は満足しない。
ンズよりなるが、変倍比が約5(4.91)で実施例1
〜4よりも高い変倍比を有し、光学性能が良好なズーム
レンズである。
側より順に、正の第1群G1(r 1〜r4)と正の第2群
G2(r5〜r9)と負の第3群G3(r10〜r16)とよ
りなり、第1群G1が正レンズ(r1〜r2)と負レンズ
(r3〜r4)よりなり、第2群G2が負レンズ(r5〜
r6)の前群G2Fと開口絞りS(r7)と正レンズ(r
8〜r9)の正の後群G2Rとよりなる。また第3群G3
は負レンズ(r10〜r11)と正レンズ(r12〜r13)と
負レンズ(r14〜r16)とよりなり最も像側のレンズが
物体側の面に非球面(r14)を有する樹脂層を設けたハ
イブリッドレンズよりなる。また第2群の後群G2Rの
絞りS側の面が非球面である。
変倍の際、第1群G1、第2群G2、第3群G3のすべ
ての群が物体側へ移動する。ここで第1群G1と第3群
G3とは一体に移動する。
3)および条件(1−1)、(2−1)、(3−1)、
(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−1)、
(8−1)、(11−1)、(12−1)、(13−
1)を満足する。
の負レンズよりなる点で実施例1とは相違し、実施例4
と類似の構成のズームレンズである。また、この実施例
6は条件(3−2)を満足しない。
り高変倍のレンズ系で、しかも7枚の少ないレンズにて
構成されていて、良好な光学性能を有するズームレンズ
である。
て、物体側より順に、正の第1群G1(r1〜r4)と正
の第2群G2(r5〜r11)と負の第3群G3(r12〜
r1 8)とよりなる。
と負レンズ(r3〜r4)とよりなり、第2群G2は負レ
ンズ(r5〜r6)と正レンズ(r7〜r8)と正レンズ
(r 10〜r11)よりなり、第3群G3は負レンズ(r12
〜r13)と正レンズ(r14〜r15)と負レンズ(r16〜
r18)よりなる。
群G1が正レンズと負レンズの2枚のレンズよりなり、
第2群G2が絞りSを有しその物体側の負レンズと正レ
ンズの前群G2Fとその像側の正レンズの後群G2Rと
よりなり、第3群G3の最も像側のレンズが、物体側に
非球面(r16)を有する樹脂層を設けたハイブリッドレ
ンズである。
ズは、プラスチックモールド非球面レンズで、面
(r8)が非球面である。
の際に、第1群G1、第2群G2、第3群G3のいずれ
も物体側へ移動する。また、第1群G1と第3群G3と
は一体に移動する。
3)および条件(1−1)、(2−1)、(3−1)、
(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−1)、
(8−1)、(11−1)、(12−1)、(13−
1)を満足する。しかし条件(8−2)を満足しない。
ンズよりなるが、変倍比が約6(6.14)で極めて高
い変倍比であり、しかも良好な光学性能を有するズーム
レンズである。
り順に、正の第1群G1(r1〜r3)と正の第2群G2
(r4〜r9)と負の第3群G3(r10〜r15)とよりな
り、第1群G1が正レンズ(r1〜r2)と負レンズ(r
2〜r3)とを接合した接合レンズよりなり、第2群G2
が負レンズ(r4〜r5)と正レンズ(r5〜r6)とを接
合した接合レンズと正レンズ(r8〜r9)とよりな
り、、第3群G3が負レンズ(r10〜r11)と正レンズ
(r12〜r13)と負レンズ(r14〜r15)よりなる。
1群G1が物体側より正レンズと負レンズを接合した接
合レンズの2枚のレンズよりなり、第2群G2が開口絞
り(r7)を有しその物体側の負レンズと正レンズの接
合レンズの前群G2Fと絞りSより物体側の正レンズよ
りなる正の後群G2Rとよりなり、第3群G3が負レン
ズと正レンズと負レンズの3枚のレンズよりなる。また
第2群の後群G2Rの像側の面(r7)と第3群G3の
正レンズの物体側の面(r12)と像側の負レンズの物体
側の面(r14)とが非球面である。
ら望遠端への変倍の際に、第1群G1、第2群G2、第
3群G3が物体側へ移動する。また、各群がすべて独立
して移動する点で他の実施例1乃至実施例7と相違す
る。
3)および条件(1−1)、(2−1)、(3−1)、
(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−1)、
(8−1)、(11−1)、(12−1)、(13−
1)を満足する。
2Fがいずれも接合レンズであり、また変倍の際にすべ
ての群が独立に移動する点で他の実施例1〜7と相違す
る。また、変倍比は約5(4.9)の比較的高変倍で性
能が良好なズームレンズである。
て、物体側より順に、正の第1群G1(r1〜r3)と正
の第2群G2(r4〜r8)と負の第3群G3(r9〜r
13)とよりなる。また、第1群G1は正レンズ(r1〜
r2)と負レンズ(r2〜r3)とを接合した接合レンズ
よりなり、第2群G2は負レンズ(r4〜r5)と正レン
ズ(r7〜r8)とよりなり、第3群G3は負レンズ(r
9〜r10)と正レンズ(r10〜r11)と負レンズ(r12
〜r13)よりなる。
ンズと負レンズとよりなり、実施例8と同様両レンズを
接合した接合レンズであり、第2群G2が絞りS
(r6)の物体側の負レンズ1枚よりなる前群G2Fと
絞りSより像側の正レンズよりなる後群G2Rとよりな
り実施例4等と同様前群G2Fが1枚のレンズよりな
り、第3群G3が実施例3と同様、物体側負レンズと次
の正レンズとを接合レンズにしてある。
(r8)と第3群G3の最も物体側の面(r9)が非球面
である。
倍の際、実施例8と同様に各群が独立して物体側へ移動
する。
3)および条件(1−1)、(2−1)、(3−1)、
(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−1)、
(8−1)、(8−2)、(11−1)、(12−
1)、(13−1)のすべての条件を満足する。
施例8と同様の高い変倍比で、しかも7枚の比較的少な
い枚数の小型なズームレンズである。
より順に、正の第1群G1(r1〜r3)と正の第2群G
2(r4〜r8)と負の第3群G3(r9〜r14)とより
なる。また、第1群G1は正レンズ(r1〜r2)と負レ
ンズ(r2〜r3)を接合した接合レンズよりなり、第2
群G2は絞りS(r6)の物体側の負レンズ(r4〜
r5)よりなる前群G2Fと絞りSの像側の正レンズ
(r7〜r8)よりなる後群G2Rとよりなり、第3群G
3は負レンズ(r9〜r10)と正レンズ(r11〜r1 2)
と負レンズ(r13〜r14)とよりなる。また、第2群の
後群G2Rの最も物体側の面(r8)と第3群G3の最
も物体側の面(r9)とが非球面である。
変倍に際して、第1群G1と第2群G2と第3群G3の
すべてを独立して物体側へ移動する。
件(13)および条件(1−1)、(2−1)、(3−
1)、(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−
1)、(8−1)、(11−1)、(12−1)、(1
3−1)を満足する。
枚のレンズよりなり全体で7枚のレンズよりなる。ま
た、変倍比が約5(4.9)の高変倍で光学性能が良好
なズームレンズである。
で、物体側より順に、正の第1群G1(r1〜r3)と正
の第2群G2(r4〜r9)と負の第3群G3(r10〜r
13)とよりなり、第1群G1は正レンズ(r1〜r2)と
負レンズ(r2〜r3)とを接合した接合レンズよりな
り、第2群G2は負レンズ(r4〜r5)と正レンズ(r
5〜r6)とを接合した接合レンズと正レンズ(r8〜
r9)とよりなり、第3群G3は負レンズ(r10〜
r11)と負レンズ(r12〜r13)よりなる。
と負レンズの接合レンズよりなり、第2群G2は負レン
ズと正レンズとの接合レンズの前群G2Fと正レンズよ
りなる後群G2Rとよりなり、第3群G3が正レンズと
負レンズの2枚のレンズよりなる。また、第2群の後群
G2Rの像側の面(r9)と第3群G3の物体側の面
(r10)とが非球面である。
倍の際に、第1群G1と第2群G2と第3群G3とが物
体側へ別々に移動する。
件(13)および条件(1−1)、(2−1)、(3−
1)、(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−
1)、(8−1)、(8−2)、(11−1)、(12
−1)、(13−1)のすべての条件を満足する。
の高変倍で、また第3群G3を2枚の負レンズにて構成
することにより全体が7枚の少ないレンズ枚数にしたズ
ームレンズである。
より順に、正の第1群G1(r1〜r3)と正の第2群G
2(r4〜r9)と負の第3群G3(r10〜r11)とより
なる。また、第1群G1は正レンズ(r1〜r2)と負レ
ンズ(r2〜r3)を接合した接合レンズよりなり、第2
群G2は開口絞りS(r7)より物体側の負レンズ(r4
〜r5)と正レンズ(r5〜r6)とを接合した接合レン
ズの前群G2Fと絞りSより像側の正レンズ(r8〜
r9)よりなる後群G2Rとよりなり、第3群G3が1
枚の負レンズのみからなる。
ンズとよりなり、また実施例 と同様接合レンズであ
り、第2群G2は前群G2Fと正の後群G2Rとよりな
り、実施例 等と同様前群G2Fが負レンズと正レンズ
の接合レンズよりなる。また第3群G3が他の実施例と
は異なり負レンズ1枚よりなり、少ないレンズ枚数にて
小型なレンズ系である。
から望遠端への変倍の際に、第1群G1、第2群G2、
第3群G3を物体側へ移動するもので、その際第1群G
1と第3群G3とを一体に移動させる。
(13)および条件(1−1)、(2−1)、(3−
1)、(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−
1)、(8−1)、(8−2)、(11−1)、(12
−1)、(13−1)のすべての条件を満足する。
1)の高変倍で、また第3群G3を1枚の負レンズのみ
にて構成し、これにより全体で6枚の極めて少ないレン
ズの小型なズームレンズである。
ームレンズである。即ち、物体側より順に、正の第1群
G1(r1〜r4)と正の第2群G2(r5〜r10)と負
の第3群G3(r11〜r14)とよりなる。また、第1群
G1は正レンズ(r3〜r4)とよりなり、第2群G2は
開口絞りS(r7)より物体側の負レンズ(r5〜r 6)
とよりなる前群G2Fと絞りSより像側の負レンズ(r
8〜r9)と正レンズ(r9〜r10)とを接合した正の接
合レンズよりなる後群G2Rとよりなり、第3群G3は
正レンズと負レンズの2枚のレンズよりなる。
例とは異なり物体側より負レンズと正レンズの2枚のレ
ンズよりなる。また第2群G2は前群G2Fが負レンズ
1枚のみからなり一方後群が負レンズと正レンズの接合
レンズの2枚のレンズからなる点で他の実施例と相違す
る。更に第3群が実施例11と同様正レンズと負レンズ
の2枚のレンズよりなる。そして全体で7枚のレンズに
て構成され実施例等と同様比較的少ないレンズ枚数にて
構成されている。また第2群の前群G2Fの負レンズの
両面(r5とr6)と第3群G3の物体側の正レンズの物
体側の面(r11)と像側の負レンズの物体側の面
(r13)の四つの面が非球面である。
端への変倍の際に、第1群G1、第2群G2、第3群G
3がいずれも物体側へ移動し、またその時第1群G1と
第3群G3とが一体に移動する。
(13)および条件(1−1)、(2−1)、(3−
1)、(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−
1)、(8−2)、(13−1)を満足する。
高変倍で、7枚のレンズよりなる小型な光学性能が良好
なズームレンズである。
側より順に、正の第1群G1(r 1〜r4)と正の第2群
G2(r5〜r10)と負の第3群G3(r11〜r14)と
よりなり、第2群G2が負レンズ(r5〜r6)よりなる
前群G2Fと開口絞りS(r7)と正レンズ(r8〜
r9)と負レンズ(r9〜r10)との接合レンズよりなる
後群G2Rとよりなり、第3群G3が負レンズ(r11〜
r12)と負レンズ(r13〜r14)の2枚のレンズよりな
る。
端への変倍の際に第1群G1と第2群G2と第3群G3
とが物体側へ移動し、その際第1群G1と第3群が一体
移動する。
レンズよりなる点と非球面が第2群の前群G2Fの負レ
ンズの両面(r5とr10)と第3群G3の物体側の負レ
ンズの物体側の面(r11)の三つの面が非球面である点
が実施例13と異なるが他は同様の構成で、7枚の比較
的少ない枚数で小型のレンズ系である。
(13)および条件(1−1)、(2−1)、(3−
1)、(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−
1)、(8−2)、(11−1)、(12−1)、(1
3−1)を満足する。
約5(4.90)の高変倍で、7枚のレンズよりなる小
型で高性能なズームレンズである。
る。つまり物体側より順に、正の第1群G1(r1〜
r3)と正の第2群G2(r4〜r9)と負の第3群G3
(r10〜r11)とよりなり、第1群G1は負レンズ(r
1〜r2)と正レンズ(r2〜r3)との接合レンズよりな
り、第2群G2が負レンズ(r4〜r5)と正レンズ(r
5〜r6)を接合レンズの前群G2Fと開口絞りS
(r7)と正レンズ(r8〜r9)の後群G2Rとよりな
り、第3群G3が負レンズ(r10〜r11)1枚よりな
る。
り順に負レンズと正レンズとの接合レンズであり、第3
群G3が1枚の負レンズのみからなる点が他の実施例と
異なっている。また、第2群の前群G2Fの絞り側の正
レンズの絞り側の面(r6)と第3群G3の負レンズの
物体側の面(r10)が非球面である。
から望遠端への変倍の際に、第1群G1と第2群G2と
第3群G3とが物体側へ移動し、また第1群G1と第3
群G3が一体に移動する。
1枚の負レンズのみにて構成して6枚の非常に少ない枚
数で、また非球面を2面で小型で低コストのレンズであ
る。
(13)および条件(1−1)、(2−1)、(3−
1)、(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−
1)、(8−1)、(8−2)、(11−1)、(12
−1)、(13−1)のすべての条件を満足する。
ームレンズである。即ち、物体側より順に、正の第1群
G1(r1〜r4)と正の第2群G2(r5〜r10)と負
の第3群G3(r11〜r12)とよりなり、第1群G1が
負レンズ(r1〜r2)と正レンズ(r3〜r4)の2枚よ
りなり、第2群G2が負レンズ(r5〜r6)と正レンズ
(r6〜r7)とを接合した接合レンズと正レンズ(r9
〜r10)とよりなり、第3群G3が負レンズr11〜
r12)1枚よりなる。
ないが実施例15と同様物体側より負レンズと正レンズ
とよりなり、第2群G2が開口絞りS(r8)の物体側
の負レンズと正レンズの接合レンズの前群G2Fと絞り
Sの像側の正レンズの正の後群G2Rとよりなり、また
第3群G3は負レンズ1枚よりなる。つまり第1群G1
が分離されている点を除くと実施例15と同様の構成
で、6枚の極めて少ないレンズ枚数にて構成されたレン
ズ系である。また非球面が第2群の後群G2Rの正レン
ズの像側の面(r10)と第3群G3の負レンズの物体側
の面(r11)と2面のみである。
角端より望遠端への変倍に際して、第1群G1、第2群
G2、第3群G3を物体側へ移動させるもので、その時
第1群G1と第3群G3とは一体に移動する。
3)および条件(1−1)、(2−1)、(3−1)、
(4−1)、(5−1)、(6−1)、(7−1)、
(8−1)、(8−2)、(11−1)、(12−
1)、(13−1)のすべての条件を満足する。
が物体側より負レンズと正レンズよりなるレンズ系で、
第3群G3を1枚のレンズして全体で6枚の極めて少な
いレンズ枚数の小型であって、光学性能が良好なズーム
レンズである。
の形状は光軸方向をx、光軸に直角な方向をyとした時
下記の式にて表わされる。
錐定数、A4、A6、A8、A10は夫々4次、6次、8
次、10次の非球面係数である。
比が3.5以上の高い変倍比で、レンズ枚数が6枚〜8
枚の少ない枚数で望遠端での全長が短い。
を備えた本発明のカメラは、厚さが薄く小型なカメラに
なし得る。
ように良好に補正されまた変倍の際の変動が少なく良好
であることは既に述べた通りであるが、実施例2乃至実
施例16も実施例1と同様に良好に補正されまた変動が
少ない。
上詳細に述べた通りで、特許請求の範囲に記載する構成
のほか下記の各項に記載する特徴を有する。
3、4または5に記載するレンズ系で、下記条件(7)
を満足することを特徴とするズームレンズ。 (7) 5.6≦fT×(f1+f2−h)/(f1×
f2)≦12.5
たは5に記載するレンズ系で、下記条件(1)を満足す
るズームレンズ。 (1) 0.55≦LT/fT≦0.75
たは5に記載するレンズ系で、下記条件(5)を満足す
ることを特徴とするズームレンズ。 (5) 0.45≦|R3f|/h≦7.0
するレンズ系で、下記条件(2)を満足することを特徴
とするズームレンズ。 (2) 2.6≦f1/|f3|≦4.5
するレンズ系で、下記条件(3)を満足することを特徴
とするズームレンズ。 (3) 0.35≦|f3|/f2≦0.63
5に記載するレンズ系で、下記条件(4)を満足するこ
とを特徴とするズームレンズ。 (4) 0.73≦f2R/h≦1.50
たは5に記載するレンズ系で、下記条件(6)を満足す
ることを特徴とするズームレンズ。 (6) 0.29≦(R2r×R3f)/h2≦3.5
たは5に記載するレンズ系で、前記第2群中に開口絞り
を有し、前記第2群が前記絞りより物体側の前群と像側
の正の後群とよりなることを特徴とするズームレンズ。
3、4または5に記載するレンズ系で、下記条件(8)
を満足することを特徴とするズームレンズ。 (8) 0.8≦f1/f2≦2.7
2、3、4または5に記載するレンズ系で、前記第1群
が物体側より順に、正レンズと負レンズとを有すること
を特徴とするズームレンズ。
2、3、4または5に記載するレンズ系で、前記第1群
が物体側より順に、負レンズと正レンズとを有すること
を特徴とするズームレンズ。
2、3、4または5に記載するレンズ系で、下記条件
(9)を満足することを特徴とするズームレンズ。 (9) 0.05≦|G3Σd/f3|≦0.69
2、3、4または5に記載するレンズ系で、下記条件
(8−1)を満足することを特徴とするズームレンズ。 (8−1) 1.5≦f1/f2≦2.7
2、3、4または5に記載するレンズ系で、下記条件
(8−2)を満足することを特徴とするズームレンズ。 (8−2) 1.0≦f1/f2≦1.9
2、3、4または5に記載するレンズ系で、下記条件
(10)を満足することを特徴とするズームレンズ。 (10) 0.48≦|f3|/h≦0.89
2、3、4または5に記載するレンズ系で、下記条件
(11)を満足することを特徴とするズームレンズ。 (11) 7.0≦fT/|f3|≦25.0
2、3または4に記載するレンズ系で、変倍時第1群と
第3群とが一体に移動することを特徴とするズームレン
ズ。
2、3、4または5に記載するレンズ系で、下記条件
(12)を満足することを特徴とするズームレンズ。 (12) 0.13≦L/h≦1.2
載するレンズ系で、条件(1)、条件(2)、条件
(3)、条件(4)のいずれか一つの条件または複数の
条件に代えて下記条件(1−1)、(2−1)、(3−
1)、(4−1)を満足することを特徴とする小型高変
倍ズームレンズを備えたカメラ。 (1−1) 0.55≦LT/fT≦0.71 (2−1) 2.6≦f1/|f3|≦3.6 (3−1) 0.4≦|f3|/f2≦0.61 (4−1) 0.75≦f2R/h≦1.3
載するレンズ系で、条件(1)、条件(5)、条件
(6)のいずれか一つの条件または複数の条件に代えて
下記条件(1−1)、条件(5−1)、条件(6−1)
を満足することを特徴とする小型高変倍ズームレンズを
備えたカメラ。 (1−1) 0.55≦LT/fT≦0.71 (5−1) 0.52≦|R3f|/h≦5.0 (6−1) 0.3≦(R2r×R3f)/h2≦2.
5
載するレンズ系で、条件(2)、条件(3)、条件
(4)のいずれか一つの条件または複数の条件に代えて
下記条件(2−1)、条件(3−1)、条件(4−1)
を満足することを特徴とする小型高変倍ズームレンズを
備えたカメラ。 (2−1) 2.6≦f1/|f3|≦3.6 (3−1) 0.4≦|f3|/f2≦0.61 (4−1) 0.75≦f2R/h≦1.3
載するレンズ系で、条件(2)、条件(3)、条件
(5)のいずれか一つの条件または複数の条件に代えて
下記条件(2−1)、条件(3−1)、条件(5−1)
を満足することを特徴とする小型高変倍ズームレンズを
備えたカメラ。 (2−1) 2.6≦f1/|f3|≦3.6 (3−1) 0.4≦|f3|/f2≦0.61 (5−1) 0.52≦|R3f|/h≦5.0
載するレンズ系で、条件(2)、条件(3)のいずれか
一つの条件または両条件に代えて下記条件(2−1)、
条件(3−1)を満足することを特徴とする小型高変倍
ズームレンズを備えたカメラ。 (2−1) 2.6≦f1/|f3|≦3.6 (3−1) 0.4≦|f3|/f2≦0.61
または4に記載するレンズ系で、下記条件(13)を満
足することを特徴とするズームレンズ。 (13) 1.0≦f2R/d2FR≦20
は5に記載するレンズ系で、第2群が物体側の前群とこ
の前群から空気間隔をおいて像側に配置した正の後群と
にて構成され、下記条件(13)を満足することを特徴
とするズームレンズ。 (13) 1.0≦f2R/d2FR≦20
に記載するレンズ系で、条件(13)の代わりに下記条
件(13−1)を満足することを特徴とするズームレン
ズ。 (13−1) 1.5≦f2R/d2FR≦10
高い変倍比で全長が短く、レンズ枚数が9枚以下で極め
て少ない枚数で、広角端から望遠端まで収差が良好に補
正されており収差変動も少ない良好な光学性能のズーム
レンズを備えており、ズームレンズを収納した時の厚さ
の薄い小型なカメラを実現できる。
例1の断面図
例2の断面図
例3の断面図
例4の断面図
例5の断面図
例6の断面図
例7の断面図
例8の断面図
例9の断面図
施例10の断面図
施例11の断面図
施例12の断面図
施例13の断面図
施例14の断面図
施例15の断面図
施例16の断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 物体側から順に、正の第1群と正の第2
群と負の第3群とを有し、前記第2群が物体側より前群
と後群とよりなり、広角端から望遠端に変倍する際各群
を物体側へ移動するレンズ系で、下記条件(1)、
(2)、(3)、(4)を満足する小型高変倍ズームレ
ンズを備えたカメラ。 (1) 0.55≦LT/fT≦0.75 (2) 2.6≦f1/|f3|≦4.5 (3) 0.35≦|f3|/f2≦0.63 (4) 0.73≦f2R/h≦1.50 ただし、LTは望遠端における最も物体側の面から像面
までの近軸距離、fTは望遠端における全系の焦点距
離、f1、f2、f3は夫々第1群、第2群、第3群の
焦点距離、f2Rは第2群の後群の焦点距離、hは最大
像高である。 - 【請求項2】 物体側から順に、正の第1群と正の第2
群と負の第3群とを有し、広角端から望遠端に変倍する
際各群を物体側へ移動するレンズ系で、下記条件
(1)、(5)、(6)を満足する小型高変倍ズームレ
ンズを備えたカメラ。 (1) 0.55≦LT/fT≦0.75 (5) 0.45≦|R3f|/h≦7.0 (6) 0.29≦(R2r×R3f)/h2≦3.5 ただし、LTは望遠端における最も物体側の面から像面
までの近軸距離、fTは望遠端における全系の焦点距
離、R2rは第2群の最も像側の面の曲率半径、R3f
は第3群の最も物体側の面の曲率半径、hは最大像高で
ある。 - 【請求項3】 物体側から順に、正の第1群と正の第2
群と負の第3群とを有し、広角端から望遠端に変倍する
際各群を物体側へ移動するレンズ系で、前記第2群中に
絞りが配置され第2群が物体側より前群と後群とよりな
り、下記条件(2)、(3)、(4)を満足する小型高
変倍ズームレンズを備えたカメラ。 (2) 2.6≦f1/|f3|≦4.5 (3) 0.35≦|f3|/f2≦0.63 (4) 0.73≦f2R/h≦1.50 ただし、f1、f2、f3は夫々第1群、第2群、第3
群の焦点距離、f2Rは第2群の後群の焦点距離、hは
最大像高である。 - 【請求項4】 物体側から順に、正の第1群と正の第2
群と負の第3群とを有し、前記第2群が絞りを有し、前
記絞りより物体側の前群と像側の正の後群とよりなり、
前記第3群の最も物体側のレンズ面は物体側に凹面を向
け、広角端より望遠端への変倍の際に各群を物体側へ移
動するレンズ系で、下記条件(2)、(3)、(5)を
満足する小型高変倍ズームレンズを備えたカメラ。 (2) 2.6≦f1/|f3|≦4.5 (3) 0.35≦|f3|/f2≦0.63 (5) 0.45≦|R3f|/h≦7.0 ただし、f1、f2、f3は夫々第1群、第2群、第3
群の焦点距離、R3fは第3群の最も物体側の面の曲率
半径、hは最大像高である。 - 【請求項5】 物体側から順に、正の第1群と正の第2
群と負の第3群とよりなり、広角端から望遠端への変倍
の際に各群が物体側へ移動し、そのうち第1群と第3群
とは一体に移動するレンズ系で、下記条件(2)、
(3)を満足する小型高変倍ズームレンズを備えたカメ
ラ。 (2) 2.6≦f1/|f3|≦4.5 (3) 0.35≦|f3|/f2≦0.63 ただし、f1、f2、f3は夫々第1群、第2群、第3
群の焦点距離である。
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