JP2002257877A - 抵抗検知装置 - Google Patents

抵抗検知装置

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JP2002257877A
JP2002257877A JP2001061122A JP2001061122A JP2002257877A JP 2002257877 A JP2002257877 A JP 2002257877A JP 2001061122 A JP2001061122 A JP 2001061122A JP 2001061122 A JP2001061122 A JP 2001061122A JP 2002257877 A JP2002257877 A JP 2002257877A
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Isao Tazawa
勇夫 田澤
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Tazawa R & D Gijutsushi Jimush
Tazawa R & D Gijutsushi Jimusho kk
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Tazawa R & D Gijutsushi Jimush
Tazawa R & D Gijutsushi Jimusho kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準抵抗と比較することにより抵抗を測定す
る4線式抵抗測定において、高速、高精度、及び高分解
能で抵抗を検知できる抵抗検知装置を提供する。 【解決手段】 抵抗検知装置に用いられている複数の増
幅器の入出力特性関数の逆関数を与える演算処理を行
い、また、デジタルーアナログ変換器のダイナミック・
レンジの十分な活用のため、標準抵抗に接続された増幅
器の出力電圧を利用する。更に、抵抗比較測定用の標準
抵抗を定電流回路の標準抵抗として併用し、定電流の極
性をマイクロコンピュータを用いて切替えることによ
り、被測定抵抗の生じる熱起電力の影響を打消す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、超精密抵
抗を検知する抵抗検知装置、及び測温抵抗体等の抵抗変
化型温度センサを備える温度検知装置に関し、特に、検
出回路や定電流回路の特性のばらつきや熱起電力の影響
を受けないで、高精度、高速、高安定度で抵抗値を検知
する抵抗検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体製造において、シリコン
・ウエハー上の温度分布を高精度、高速で測定すること
が必要とされている。通常、高精度な温度測定には温度
センサとして測温抵抗体が用いられる。温度センサのリ
ード線の抵抗による誤差と定電流Iの変動による誤差を
取除くため、一般には4線式抵抗測定法と、被測定抵抗
Rtと標準抵抗Rrに定電流源1により電流Iを流し、
それらに生じる電圧VRt、VRrを比較する方法を用い
る。この関係を式(1)で示す。
【0003】
【数1】
【0004】また、この測定回路を図1に示す。rta1、r
ta2、rtb1、rtb2は被測定抵抗Rtのリード線の抵抗であ
り、rra1.rra2.rrb1.rrb2は標準抵抗Rrのリード線の抵
抗である。しかしながら、電圧VRt、VRrをアナログ・
スイッチSW1,SW2で切替えて電圧計、またはアナ
ログ−デジタル変換器2に入力する場合、アナログ・ス
イッチSW1,SW2の漏れ電流、切替ノイズにより、
誤差が生じる等の問題があった。特に高速でアナログ・
スイッチSW1、SW2を切替える場合において、誤差が
著しく大きくなる問題があった。
【0005】一般的に、この問題を解決するため、電圧
Rt、VRrを特性が全く同じである2つの増幅器G1,
G2により増幅し、それらの出力電圧VoRt,VoRr
アナログ・スイッチSW3により切替えて、アナログーデ
ジタル変換器2に入力する。これを図2に示す。
【0006】次に、アナログ−デジタル変換器2により
アナログ信号はデジタル信号に変換され、デジタル信号
の分解能はアナログーデジタル変換器2のビット数によ
り決まる。よりビット数の高いアナログ−デジタル変換
器を用いれば、より高い分解能を実現できるが、反面、
原価の上昇、耐ノイズ性等の信頼性低下の問題が生じ
る。よって、単に高いビット数のアナログ−デジタル変
換器を用いるのではなく、その入力レンジ幅を十分に使
う最適化設計が必要である。
【0007】具体的に説明すると、図3に示すように、
増幅器G3と安定化電圧Vrを持つ新たな安定化電圧源
3を設け、抵抗の検知下限RMINと上限RMAXに対応する増
幅器G3の出力値が、アナログ−デジタル変換器2の入
力範囲の下限と上限に合わせるように、増幅器G3の入
出力特性関数の定数a、bを設定する。定数bは安定化
電圧Vrに比例する。入力電圧VoRtと出力電圧Voの
関係を示す増幅器G3の入出力特性関数は式(2)で示
される。
【0008】
【数2】
【0009】以上は被測定抵抗Rtに生じる電圧を増幅
する側の構成に関してであったが、次に被測定抵抗Rt
と基準抵抗Rrに定電流Iを供給する側の構成について
考える。この一例を図4に示す。この回路は安定化電圧
VrIを持つ安定化電圧源4、オペアンプOP1、トランジ
スタ5、そして標準抵抗Rr'により構成され、定電流I
は(3)式で示される。
【0010】
【数3】
【0011】また、抵抗の両端に生じる熱起電力ERt
小さい値であるが、抵抗値Rtを高精度、高分解能で検
知する場合、誤差の要因になる。一般に、この問題を解
決するため、一回、測定を行った後、電流Iの接続を逆
にしてもう一回測定し、それらの読みを平均化する。式
(4)に示すように、熱起電力ERtはキャンセルされる。
【0012】
【数4】
【0013】しかしながら、図5に示すように、新たな
アナログ・スイッチSW4,SW5が必要になり、ま
た、アナログ・スイッチの切替えにより、その漏れ電
流、切替えノイズによる問題が生じる。この問題を解決
するため、一般には、交流の電流源を使用する方法を採
用する場合もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
同一特性の増幅器G1,G2を得るには、それらの回路
を構成している各素子、特に、抵抗のばらつきを抑える
必要がある。そのためには抵抗の許容値が非常に小さい
超精密抵抗を用いなければならなく、非常に高価にな
り、実用上、好ましくない。
【0015】アナログ−デジタル変換器のダイナミック
・レンジを十分に活用するため、図3のように、新たな
安定化電圧源3を設けることは、原価が上昇し、また、
耐環境温度安定性等の信頼性が低下する問題が新たに発
生する。
【0016】図4において2つの標準抵抗RrとRr'
を用いているが、標準抵抗は非常に高価であり、複数個
用いることは、実用上、好ましくない。
【0017】熱起電力をキャンセルする場合、図5の構
成ではアナログ・スイッチの漏れ電流、切替えノイズに
よる問題が生じるが、この方法に代えて、交流の電流源
を用いる方法がある。しかしながら、回路を複雑にする
ため、原価の上昇や信頼性の低下等の新たな問題が生じ
てしまう。
【0018】従って、本発明の目的は、高価な同一特性
の増幅器や高価な2つの標準抵抗を用いないで、熱起電
力の影響もない、高精度、高分解能で高速に抵抗を検出
できる抵抗検知装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係わ
る抵抗検知装置によって達成される。要約すれば、本発
明1は、測温抵抗体等の低抵抗を検知する抵抗検知装置
において、被測定抵抗と標準抵抗に生じる電圧を増幅す
る2つの異なる特性を持つ増幅器と、それらの入出力特
性関数の逆関数を与える演算処理を備え、本発明2は、
上記増幅器の2つの出力電圧を減算する増幅器と、その
入出力特性関数の逆関数を与える演算処理を備え、本発
明3は、抵抗測定用の標準抵抗と定電流回路の標準抵抗
を1つの標準抵抗により兼用し、本発明3は、被測定抵
抗に生じる熱起電力の影響をキャンセルするためにマイ
クロコンピュータ等の制御による電流の極性を切替える
手段を備え、これらの発明により、高精度、高分解能
で、かつ、高速に抵抗を検知することを特徴とする抵抗
検知装置である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、添付図面を
参照して詳細に説明する。
【0021】高精度計測のための増幅器の回路として
は、一般に、図6で示す2つのオペアンプOP2、OP3で
構成される計装用差動増幅回路を採用する場合が多い。
被測定抵抗Rtのマイナス側の電圧をVoRt -、プラス
側の電圧をVoRt +とすると、この回路の出力電圧Vo
Rtは式(5)で示される。
【0022】
【数5】
【0023】理想的な差動増幅回路は2つの抵抗比(R1/
R2)と(R1'/R2')の値が一致する場合であり、この理想差
動増幅器の特性関数は式(6)で示される。
【0024】
【数6】
【0025】各抵抗が理想的な抵抗値R1、R2、R1'、R2'
からdR1、dR2、dR1'、dR2'だけ値がずれた場合、出
力電圧のずれdVoRtは式(7)で示される。
【0026】
【数7】
【0027】理想的な差動増幅回路の出力VoRtに対し
て、上記の抵抗の値のばらつきが生じた場合の出力電圧
VoRt'(=VoRt+dVoRt)は式(8)で示される。
【0028】
【数8】
【0029】式(8)の右辺には電圧VRt-(‐I[Rr+r
ta2+rra1+rra2])の値が入っている2項が残り、定電流I
とリード抵抗による影響を再び、受けることになってし
まう。しかしながら、詳細に検討すると、式(8)の2
項の値は非常に小さいことがわかる。この2項の値と電
圧VoRtの値の比は式(9)で示される。
【0030】
【数9】
【0031】式(9)に一般的な値、増幅率(1+R2/
1)を50、抵抗R1,R2の許容値の相対値として0.
05%を代入すると、その値は10-5となり、非常に小
さい値になる。定電流Iの変動とリード線抵抗は小さい
ので、それらの影響はほとんど受けないことがわかる。
すなわち、適度の増幅度と抵抗の相対的許容値を与えれ
ば、増幅器の入出力特性関数は、式(10)で示す、単純
な1次式で与えることが出来る。
【0032】
【数10】
【0033】c1,d1は各増幅器により異なる固有な値
であるが、変動しない定数である。一般に、定数c1
1を求めるには、被測定抵抗Rtの代わり、値の異な
る2つの標準抵抗を接続することによる校正作業により
求めることが出来る。入出力特性関数が高次式の場合で
は、逆関数を求めることは非常に困難であるが、増幅器
の特性関数(式(10))が単純な1次式で表わせたので、
その逆関数を求めることが出来る。これを式(11)に
示す。
【0034】
【数11】
【0035】同様に、標準抵抗Rrに接続している増幅
器G2の逆関数も求められる。よって、アナログ−デジ
タル変換器内臓のマイクロコンピュータ6の各種の演算
処理を含めた抵抗検知装置のシステムを図7に示す。シ
ステムの基本動作を簡単に説明すると、マイクロコンピ
ュータ6により制御されているアナログ・スイッチ(物
理スイッチ)SW3とマイクロコンピュータ6のプログ
ラム上の論理スイッチSW3'は増幅器G1側とその逆関
数演算処理7側に切替えられ、その演算結果として、被
測定抵抗Rtに生じている電圧と同じ値VRtが出力さ
れる。そして、次の瞬間、スイッチSW3とSW3'は
反対側に切替えられるため、G2の逆関数演算処理8か
らは標準抵抗Rrの電圧と同じ値VRrが出力される。
演算の結果として得られた2つの値VRt,VRrを式
(1)の演算を行う比の演算処理9に入力することによ
り、被測定抵抗値と同じ値Rtを出力する。
【0036】図3の新たな増幅器G3と安定化電圧源3
により、ダイナミック・レンジを十分に活用し、十分な
分解能を確保する方法において、増幅器G3の入出力特
性関数の逆関数を与える演算処理10も備えている抵抗
検知装置のシステムを図8に示す。また、この逆関数は
式(12)で示される。
【0037】
【数12】
【0038】環境温度の変化や経時変化で安定化電圧V
rがVr'=Vr+dVrに変化した場合、演算処理10
の出力もVoRt'に変わり、この関係を式(13)で示
す。
【0039】
【数13】
【0040】すなわち、演算処理10は完全な逆関数を
与えることが出来ないため、その演算結果に誤差が生じ
てしまう。また、式(13)右辺2項は、電流値Iとは無関
係な項であり、電圧比から被測定抵抗Rtを求める演算
処理9の出力値に電流値Iの項が残るため、電流Iの変動
による誤差が生じてしまう。
【0041】しかしながら、安定化電源3の代わりに増
幅器G2の出力電圧VoRrを増幅器G3に加え、図9に
示す検知システムを構成すれば、例え、電圧VoRrが変
動したとしても、逆関数演算処理10で用いるVoRr
値も変化するので、常に、正確に増幅器G3の逆関数を
与えることが出来る。この改良により、新たな安定化電
圧源を設けないで、環境温度変化と電流Iの変動にも影
響されずに、十分な分解能を確保することが出来る。
【0042】図4の構成は2つの基準抵抗Rr、Rr'が
直列に接続され、同じ電流Iが流れている。基準抵抗は
回路基板内部に配置するためリード抵抗rra1、rra2
rb 2が無視できるくらい小さくすることは可能であ
り、図10の様に配線することにより、標準抵抗はRrの
1個のみですむことになる。
【0043】被測定抵抗Rtに生じる熱起電力をキャン
セルする方法の一例として、定電流回路として図11を
用いる。オペアンプOP5,OP6はバッファ用であ
り、オペアンプOP4により差動増幅回路を構成する。
電流Iの流れる方向を逆転するための2連のアナログ・ス
イッチSW4を安定化電圧源4の両端に接続する。一般
に、その電圧VrIの値は大きいため、図11の構成で
はアナログ・スイッチSW4の漏れ電流、切替えノイズ
の影響は非常に小さいため、無視できる。また、交流電
流方式と異なり、アナログ・スイッチSW4はマイクロ
コンピュータ6に制御されているため、容易に切替え時
間と、アナログ−デジタル変換器2の取込時間のタイミ
ングを取ることが出来る。例えば、図12に示すような、
切替えた直後の電圧Voの不安定な過渡的状態を避けて、
電圧を取込むことが出来る。オペアンプOP4の順方向
の出力電圧Vorと逆方向の出力電圧Vor(R)は式(1
4)で示すことが出来る。
【0044】
【数14】
【0045】抵抗の比(R6/R5)と(R8/R7)が一致し
ていれば、順方向と逆方向の出力電圧の絶対値は一致す
る。(R6/R5)の値に対して(R8/R7)の値がばらつ
き、(R8/R7)=(R6/R5)+d(R8/R7)である場合
において、式(4)から求められる電圧値VRrのばらつ
きは式(15)で示される。
【0046】
【数15】
【0047】例えば、(R6/R5)=4、相対的許容値が
0.05%の抵抗を用いたとすると、dVRt=5*10
5Rtとなり非常に小さい値である。すなわち、適度
の増幅度と抵抗の相対的許容値を与えれば、電流逆転時
の電流値のずれによる影響を無視することが出来る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測温抵抗体等の低抵抗を検知する抵抗検知装置におい
て、被測定抵抗と標準抵抗に生じる電圧を増幅する2つ
の特性の異なる増幅器、及び、それらの電圧の減算増幅
器、合計3つの増幅器の入出力特性関数の逆関数を与え
る演算処理を備え、抵抗測定用の標準抵抗と定電流回路
の標準抵抗を1つの標準抵抗により兼用し、また、被測
定抵抗に生じる熱起電力の影響をキャンセルできる手段
を備えることにより、高精度、高分解能で、かつ、高速
に抵抗を検知することが出来き、また、安価、高信頼性
の特徴も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】4線式抵抗測定、及び標準抵抗と比較測定法の
構成図である。(従来の技術1)
【図2】2つの増幅器を用いた抵抗測定の構成図であ
る。(従来の技術2)
【図3】安定化電圧源を用いた抵抗測定の構成図であ
る。
【図4】定電流専用の標準抵抗を用いた定電流回路であ
る。
【図5】抵抗の熱起電力が生じている回路構成図であ
る。
【図6】計装用差動増幅回路の構成図である。
【図7】2つの増幅器の入出力特性関数の逆関数を与え
る演算処理を備えている抵抗測定の構成図である。(実
施例1)
【図8】基準電圧源を設け、3つの増幅器の入出力特性
関数の逆関数を与える演算処理を備えている抵抗測定の
構成図である。
【図9】基準電圧源を設けなくてもアナログーデジタル
変換器のダイナミック・レンジを十分に活用した、3つ
の増幅器の入出力特性関数の逆関数を与える演算処理を
備えている抵抗測定の構成図である。(実施例2)
【図10】抵抗比較のための標準抵抗を定電流回路の標
準抵抗に併用した場合の定電流回路の構成図である。
(実施例3)
【図11】マイクロコンピュータの制御により定電流の
極性を切替える定電流回路の構成図である。(実施例
4)
【図12】定電流の極性が切替えられた場合の過渡状態
を示している定電流の波形である。
【符号の説明】
1 定電流源 2 アナログーデジタル変換器 3、4 安定化電圧源 5 トランジスタ 6 マイクロコンピュータ(アナログーデジタル
変換器内臓) 7、8 逆関数演算処理 9 比の演算処理 10 逆関数演算処理 Rt 被測定抵抗 Rr 比較抵抗測定用標準抵抗 Rr‘ 定電流回路用標準抵抗 SW1,SW2,SW3,SW4 アナログ・スイッチ SW3‘ 論理スイッチ G1,G2,G3 増幅器 OP1,OP2,OP3,OP4,OP5,OP6 ア
ナログ・スイッチ rta1,rta2,rtb1,rtb2 被測定抵抗のリード線抵
抗 rra1,rra2,rrb1,rrb2 標準抵抗のリード線抵抗 ERt、ERr 熱起電力

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測温抵抗体等の低抵抗を検知する抵抗検
    知装置において、被測定抵抗と標準抵抗に生じる電圧を
    2つの異なる特性の増幅器と、アナログ−デジタル変換
    手段と、2つの増幅器の入出力特性の逆関数を与える演
    算処理とを備え、2つの演算結果を比較することによ
    り、正確な被測定抵抗値をデジタル信号として出力する
    マイクロコンピュータを具備することを特徴とする抵抗
    検知装置。
  2. 【請求項2】 上記増幅器の2つの出力電圧を減算増幅
    する回路と、その入出力特性の逆関数を与える演算処理
    を備えることによりアナログーデジタル変換器のダイナ
    ミック・レンジを十分に活用できることを特徴とする請
    求項1の抵抗検知装置。
  3. 【請求項3】 上記標準抵抗を定電流回路用の基準抵抗
    として共用する定電流回路を備える請求項1、2の抵抗
    検知装置。
  4. 【請求項4】 上記定電流回路において、被測定抵抗に
    生じる熱起電力による影響を取除くため、マイクロコン
    ピュータ等により制御された基準電圧の極性を逆転する
    ことにより、電流の極性を逆転できる手段を備える請求
    項3の抵抗検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009300177A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Taiyo Denki Sangyo Kk 半田鏝のアース抵抗測定装置及び半田鏝のアース抵抗測定方法
JP2013167520A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Yokogawa Electric Corp 抵抗値測定回路
JP2020106468A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

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