JP2002257472A - ロータリードライヤー - Google Patents

ロータリードライヤー

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JP2002257472A
JP2002257472A JP2001052891A JP2001052891A JP2002257472A JP 2002257472 A JP2002257472 A JP 2002257472A JP 2001052891 A JP2001052891 A JP 2001052891A JP 2001052891 A JP2001052891 A JP 2001052891A JP 2002257472 A JP2002257472 A JP 2002257472A
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drum
scraping
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rotary dryer
classifying
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Tadashi Sueoka
忠士 末岡
Masaaki Nomura
正明 野村
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Taiheiyo Cement Corp
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Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】乾燥率を向上させると共に充填率を高くできる
ようにする。 【解決手段】ドラム1内に、軸方向に伸びる少なくとも
3枚の分級孔P付き掻き上げ板7,8,9を設け、該掻
き上げ板を内周壁1aに固定して中心方向を向かせ、そ
の内端部7d,8d,9dを中心側で互いに当接させて
複数の分級衝撃室10,11,12を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、水分を多く含んだ粉末或いは
塊状物の乾燥において、乾燥処理量を飛躍的に増加させ
ることのできるロータリードライヤーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】内熱式又は外熱式のロータリードライヤ
ーのドラム内部には、乾燥効率を高めるために様々なリ
フタ−が設けられているが、これらリフタ−は何れもド
ラム直径の20%程度の高さに形成されている。このロ
ータリードライヤ−では、ドラムとリフタ−とから被乾
燥物、即ち、原料へ熱伝達され、この熱伝達によって該
原料に付着している水分を蒸発させている。
【0003】前記ロータリードライヤーには、長手方向
に緩やかな傾斜が付いており、傾斜勾配とドラムの回転
数により乾燥時間を調整している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、原料の一
般的な充填率は10%以下である。そこで、乾燥量を多
くするために充填率を高くすると、原料の水分を少なく
することが困難となるとともに、粉末状でかつ水分を多
く含む原料の場合には、原料投入口付近において粒子同
士が付着して造粒を始め、次第に大きい団子を形成す
る。
【0005】この団子内部は、熱伝達を受けにくく、水
分が蒸発せずに残るため、目的とする乾燥した製品を得
ることができないばかりでなく、未乾燥の団子は解砕機
等の装置により解砕した後に再度乾燥しなければならな
い。そのため、乾燥量の低下をきたすと共に、乾燥コス
トが著しく高いものとなる。
【0006】この発明は、上記事情に鑑み、乾燥率を向
上させると共に充填率を高くできるようにすることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、回転中のド
ラムに被乾燥原料を投入して乾燥させるロータリードラ
イヤーにおいて;前記ドラム内に、軸方向に伸びる少な
くとも3枚の分級孔付き掻き上げ板を設け、該掻き上げ
板を内周壁に固定して中心方向を向かせ、その内端部を
中心側で互いに当接させて複数の分級衝撃室を形成した
ことを特徴とする。
【0008】この発明は、回転中のドラムに被乾燥原料
を投入して乾燥させるロータリードライヤーにおいて;
前記ドラム内に、軸方向に伸びる少なくとも3枚の分級
孔付き掻き上げ板を設け、該掻き上げ板を該ドラムと同
心状の支持回転軸に固定して半径方向を向かせ、その外
端部を内周壁に近接せしめて複数の分級衝撃室を形成し
たことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明者は、分級孔付き掻き上げ
板によりドラム内を複数の分級衝撃室に仕切り、該掻き
上げ板に掻き上げ機能の他に、分級機能と衝撃機能とを
持たせれば、前記問題は解決すると考えた。そこで、ド
ラム内に、軸方向に伸びる少なくとも3枚の分級孔付き
掻き上げ板を設け、該掻き上げ板を半径方向に向かせて
その内端部を中心側で互いに当接させて、複数の分級衝
撃室を形成した。
【0010】前記ドライヤーを駆動させてドラム内に原
料を投入すると、該原料は分級衝撃室に入り、掻き上げ
板により上方に移動しながら分級され、細粉は分級孔か
ら下方の分級衝撃室に乾燥させられながら落下しする。
【0011】掻き上げ面上の粗粉は対向する掻き上げ板
の衝撃面に落下し衝突して解砕される。この時、発生し
た細粉は分級孔を通って下方の分級衝撃室に落下しなが
ら乾燥される。
【0012】この掻き上げ板は、ドラムの内周面に固定
されるが、ドラムと同心の支持回転軸に固定し、その外
端部を内周壁の近傍に位置させても良い。また、掻き上
げ板及び分級孔の形状、大きさ等は、必要に応じて適宜
選択される。
【0013】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図4により説明
する。外熱式ロータリードライヤーDのドラム1は、図
示しない回転駆動手段に連結されている。このドラム1
の外周面には、熱ガスHを導入するための箱2が周設さ
れているが、この箱2は、ドラム1の原料投入口3側及
び原料出口4側には配設されていない。
【0014】ドラム1の原料投入口3側には、送り羽根
5が設けられているが、この送り羽根5は、原料Gを均
等に送り込む機能をもち、例えば、幅100mmのステンレ
ススチール板を螺旋状に配設することにより形成され
る。前記ドラム1は、傾斜しており、原料入口3側が原
料出口4側より少し高くなっている。
【0015】ドラム1内には、中心軸C方向に伸び、か
つ、半径方向を向いている3枚の掻き上げ板7,8,9
が設けられている。この掻き上げ板7〜9は、ステンレ
ススチールで形成され、複数の分級孔Pが設けられてい
る。この分級孔Pの大きさ、形状等は、必要に応じて適
宜選択され、例えば、直径10〜50mmの円形孔が採用
される。該掻き上げ板7〜9の一方の面は、掻き上げ面
7a、8a、9aとなっており、その他方の面は衝撃面
7b、8b、9bとなっている。
【0016】この掻き上げ板7、8、9は、互いに等間
隔、即ち、中心角度120°で配設されている。各掻き
上げ板7、8、9の外端部7c、8c、9cは、ドラム
1の内周壁1aに固定され、その内端部7d,8d,9
dは中心部で互いに当接している。これらの掻き上げ板
7〜9により、3個の分級衝撃室10,11,12が形
成されているが、各室10〜12は互いに同一に形成さ
れており、隣り合う掻き上げ板7、8、9の掻き上げ面
7a、8a、9aと衝撃面7b、8b、9bは対向して
いる。
【0017】掻き上げ板の枚数について実験したところ
次のことがわかった。即ち、掻き上げ板を3枚未満、即
ち、2枚にした場合には(直径上に直列に2枚配置)、
投入量を多くすると原料の層厚が大きくなり、乾燥が十
分行われなくなる。又、掻き上げ板を15枚を越える枚
数、例えば、16〜18枚にした場合には、ドラム内の
スペースが、掻き上げ板により大きく占領されてしまう
ので、ドラム内の原料用スペースが少なくなり、水分の
蒸発が妨げれるとともに、ドラムの重量が増大し、運転
費用が嵩んでしまう。そのため、掻き上げ板の数は、3
枚〜15枚の範囲、特に、3枚〜6枚が好適である。
【0018】次に、本実施例の作動について説明する。
箱2に熱ガスHを供給してドラム1を外側から加熱しな
がら回転駆動手段を起動し、ドラム1を所定回転数で回
転させる。
【0019】原料投入口3から原料G、例えば、水分2
0%を含有する砂、を投入すると、該原料Gは送り羽根
5により均等に分級衝撃室10,11,12に送り込ま
れる。分級衝撃室10に入った原料Gは、掻き上げ板7
の掻き上げ面7a上に乗せられながらドラム1の回転方
向A1に掻き上げられる。
【0020】この時、原料G中の細粒G2は分級孔Pを通
過し、分散された状態で下方の分級衝撃室12内に落下
する。そのため、該細粒G2は吸熱して乾燥する。
【0021】更に、ドラム1が同方向に回転し、図3の
状態になると、原料Gは掻き上げ面7a上を分級孔Pに
より分級されながら降下する。この時、細粒G2は、分級
孔Pを通って下方の分級衝撃室12に分散された状態で
落下すると共に、粗粒又は塊状体G1は隣接する掻き上げ
板8の衝突面8bに衝突する。そのため、粗粒G1は解
砕されるとともに、その時発生した細粒G2は、掻き上
げ板8の分級孔Pを通って分散状態で下方の分級衝撃室
11内に吸熱しながら落下する。
【0022】更にドラム1が同方向に回転すると、掻き
上げ板7は水平状態となり、衝撃面7bが上側となる。
そのため、この衝撃面7bに掻き上げ板9の掻き上げ面
9a上の粗粒又は塊状体G1が衝突し解砕される。この
とき発生した細粒G2は分級孔Pを通って下方の分級衝
突室11内に分散状態で吸熱しながら落下する。
【0023】ドラム1の回転に伴ってこのような行程が
繰り返され、原料Gはドラム1内を移動し、乾燥された
状態で原料出口4から排出される。この時、原料出口4
側には、箱2が設けられていないので、乾燥した原料G
は、該出口4側で冷却される。
【0024】このように掻き上げ板7、8、9は、掻き
上げ機能は勿論、分級機能及び衝撃機能も兼備してい
る。
【0025】この発明の第2実施例を図5により説明す
る。この実施例と第1実施例(図1〜図4)との相違点
は、掻き上げ板27が縦縞の格子になっていることであ
る。なお、25は、掻き上げ板27の外端部27Cをド
ラム1の内周壁1aに固定するための支持台、27aは
掻き上げ板27の掻き上げ面、27dは内端部、をそれ
ぞれ示す。
【0026】この発明の第3実施例を図6により説明す
る。この実施例と第1実施例(図1〜図4)との相違点
は、掻き上げ板37が横縞の格子になっていることであ
る。なお、25は、掻き上げ板37の外端部37Cをド
ラム1の内周壁1aに固定するための支持台、37aは
掻き上げ板37の掻き上げ面、37dは内端部、をそれ
ぞれ示す。
【0027】この発明の第4実施例を図7により説明す
る。この実施例と第1実施例(図1〜図4)との相違点
は、掻き上げ板47が正方形状の格子になっていること
である。なお、25は、掻き上げ板47の外端部47C
をドラム1の内周壁1aに固定するための支持台、47
aは掻き上げ板47の掻き上げ面、47dは内端部、を
それぞれ示す。
【0028】この発明の第5実施例を図8により説明す
る。この実施例と第1実施例(図1〜図4)との相違点
は、掻き上げ板57が菱形状の格子になっていることで
ある。なお、25は、掻き上げ板57の外端部57Cを
ドラム1の内周壁1aに固定するための支持台、57a
は掻き上げ板57の掻き上げ面、57dは内端部、をそ
れぞれ示す。
【0029】この発明の第6実施例を図9により説明す
る。この実施例と第1実施例(図1〜図4)との相違点
は、掻き上げ板67、67,68が波形になっているこ
とである。このように掻き上げ板67〜69を波形にす
ると、衝撃による振動が大きくなり、解砕力が向上す
る。なお、60,61,62は、分級衝撃室、をそれぞ
れ示す。
【0030】この発明の第7実施例を図10、図11に
より説明する。この実施例と第1実施例(図1〜図4)
との相違点は、衝撃剥離手段80を設けたことである。
この衝撃剥離手段80は、図11に示すように、錘81
の貫通穴82に鉄棒83を遊嵌合し、その両端をドラム
1の内周壁1aに固定したものである。
【0031】この衝撃剥離手段80は、ドラム1が回転
すると、錘81が矢印A80方向に摺動して内周壁1aを叩
く。そのため、内周壁1aに付着した原料Gは衝撃振動に
より剥れ落ちる。
【0032】なお、この衝撃剥離手段80は、所定間隔
をおいて原料投入口付近からドラム1の中央部付近まで
配設されるが、その位置は必要に応じて適宜選択され
る。また、衝撃剥離手段として、掻き上げ板の中央部に
糸又は針金を取りつけ、その先端に錘を固定し、掻き上
げ板の回転と共にこの錘が掻き上げ板を叩くようにして
も良い。
【0033】この発明の第8実施例を図12により説明
する。この実施例と第1実施例(図1〜図4)との相違
点は、掻き上げ板91,92,93,94の分級孔Pの
大きさがそれぞれ異なり、分級孔Pが上流側になるほど
大きくなっていることである。即ち、原料出口4側の掻
き上げ板91の分級孔Pが最も小さく、原料入口3側の
掻き上げ板94の分級孔Pが最も大きく形成されてい
る。
【0034】この発明の第9実施例を図13、図14に
より説明する。この実施例と第1実施例(図1〜図4)
とは、次の点で相違している。 (1)掻き上げ板107,108,109、110が4
枚、中心角が90°、の間隔で設けられていること。
【0035】(2)掻き上げ板107〜110の内端部
107d〜110dが、ドラム1と同心の支持回転軸1
00に固定され、その外端部107C〜110Cが、ド
ラム1の内周壁1aに近接していること。この支持回転
軸100は、その両端を支持台101により支持されて
おり、ドラム1の回転駆動手段と別個の駆動手段により
駆動される。そのため、ドラム1と支持回転軸100と
は異なった回転数、例えば、ドラム1の回転数を5回/
分、支持回転軸100の回転数を6回/ 分、に設定する
ことができる。このように両者の回転数を異ならせる
と、掻き上げ板107〜110の外端部107C〜11
0Cでドラム1の内周壁1aに付着する原料を剥ぎ落と
すことができる。
【0036】次に、第1実験例について説明する。ドラ
ムの直径800mm、長さ500mm、の外熱式ロータリードライ
ヤーの長手方向に3枚の掻き上げ板を設け、掻き上げ板
には直径200mmの複数の分級孔を形成した。ドラムの傾
斜角度を、2度にし、水分20%程度含んだ砂の乾燥を
行った。
【0037】乾燥条件は、加熱温度を450°Cに保
ち、ドライヤー内の砂の滞留時間が15分になるように
ドラムの回転数を9、0rpmに調整して回転中のドラム
内に前記砂を投入した。前記砂のドライヤー内への投入
量は、ドラム内の充填率が7%になるようにした。得ら
れた乾燥砂の水分を測定した結果、1、0%以下であっ
た。
【0038】第2実験例について説明する。第1実験例
の掻き上げ板を16枚にし、その他は第1実験験例と同
一条件で前記砂の乾燥を行った。得られた乾燥砂の水分
を測定した結果、2、5%であった。
【0039】第3実験例について説明する。第1実験例
の掻き上げ板を取り除き、その他は第1実験験例と同一
条件で前記砂の乾燥を行った。得られた乾燥砂の水分を
測定した結果、3、8%であった。
【0040】次に、第4実験例について説明する。ドラ
ムの直径800mm、長さ500mm、の内熱式ロータリードライ
ヤーに、ドラム長手方向に伸びる中心軸から120°の
間隔で放射状に、ドラム内周壁方向に3枚の掻き上げ板
を設置した。この掻き上げ板は、400×400mmのス
テンレススチール板により形成され、直径200mmの複数
の分級孔が多数設けられている。ドラムの傾斜勾配は3
/100である。掻き上げ板はドラムの内周壁に固定さ
れ、中心軸上で内端部が互いに接している。
【0041】ロータードライヤーの温度は、ドラム長手
方向の中間点でのドライヤー最高温度が約450°Cに
なるように加熱した。原料は、水分20%を含有する硅
砂粒で、平均粒径は15〜50mmの塊状体である。該硅
砂粒をドライヤー内に投入し、ドライヤー内滞留時間が
約30分になる様にドラムの回転数を6,5rpmに調
整して硅砂粒の乾燥を行った。前記硅砂粒のドライヤー
内への投入量は、ドラム内の充填率が15%になるよう
にした。得られた乾燥粒の水分を測定した結果、1、0
%未満であった。
【0042】第5実験例について説明する。第4実験例
の掻き上げ板を取り除き、その他は第4実験例と同一条
件で前記硅砂粒の乾燥を行った。得られた乾燥された硅
砂粒の水分を測定した結果、10、8%であった。
【0043】第6実験例について説明する。第4実験例
の掻き上げ板を2枚、直径上に直列に並べて、一枚の平
面板状になるように設け、その他は第4実験例と同一条
件で前記硅砂粒の乾燥を行った。得られた乾燥硅砂粒の
水分を測定した結果、6、6%であった。
【0044】以上の実験例から、本発明のロータリード
ライヤー(実験例1,4)では、原料の乾燥率が高く、
充填率も良いことがわかる。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上のように、少なくとも
3枚の分級孔付き掻き上げ板により複数の分級衝撃室を
形成したので、ドラム内に投入された原料は、掻き上げ
板により掻き上げられ分級されながら持ち上げられた
後、対向する掻き上げ板の衝突面に衝突し解砕される。
そのため、原料の乾燥率を良くすることができるととも
に、充填率を高めることができるので、乾燥作業を効率
良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のII-II線断面図である。
【図3】図2のドラムが更に回転したときの状態を示す
縦断面図である。
【図4】図3のドラムが更に回転したときの状態を示す
縦断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の掻き上げ板を示す正面図
である。
【図6】本発明の第3実施例の掻き上げ板を示す正面図
である。
【図7】本発明の第4実施例の掻き上げ板を示す正面図
である。
【図8】本発明の第5実施例の掻き上げ板を示す正面図
である。
【図9】本発明の第6実施例を示す縦断面図である。
【図10】本発明の第7実施例を示す縦断面図である。
【図11】図10の要部拡大断面図である。
【図12】本発明の第8実施例を示す縦断面図である。
【図13】本発明の第9実施例を示す縦断面図である。
【図14】図13のXIV-XIV線断面図である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 箱 3 原料投入口 4 原料出口 5 送り羽根 7 掻き上げ板 8 掻き上げ板 9 掻き上げ板 10 分級衝撃室 11 分級衝撃室 12 分級衝撃室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA06 AB05 AC01 AC45 AC46 AC54 AC58 AC59 AC60 AC62 AC63 AC68 AC74 BA02 DA01 DA24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転中のドラムに原料を投入して乾燥させ
    るロータリードライヤーにおいて;前記ドラム内に、軸
    方向に伸びる少なくとも3枚の分級孔付き掻き上げ板を
    設け、該掻き上げ板を内周壁に固定して中心方向を向か
    せ、その内端部を中心側で互いに当接させて複数の分級
    衝撃室を形成したことを特徴とするロータリードライヤ
    ー。
  2. 【請求項2】回転中のドラムに原料を投入して乾燥させ
    るロータリードライヤーにおいて;前記ドラム内に、軸
    方向に伸びる少なくとも3枚の分級孔付き掻き上げ板を
    設け、該掻き上げ板を該ドラムと同心状の支持回転軸に
    固定して半径方向を向かせ、その外端部を内周壁に近接
    せしめて複数の分級衝撃室を形成したことを特徴とする
    ロータリードライヤー。
  3. 【請求項3】掻き上げ板は、一方の面が掻き上げ面であ
    り、他方の面が衝撃面であることを特徴とする請求項
    1、又は、2記載のロータリードライヤー。
  4. 【請求項4】隣り合う掻き上げ板の掻き上げ面と衝撃面
    とは、互いに対向していることを特徴とする請求項3記
    載のロータリードライヤー。
  5. 【請求項5】掻き上げ板の分級孔の径は、原料投入口側
    が大きく、原料出口側が小さいことを特徴とする請求項
    1、又は、2記載のロータリードライヤー。
  6. 【請求項6】原料投入口側に送り羽根を配設したことを
    特徴とする請求項1、又は、2記載のロータリードライ
    ヤー。
  7. 【請求項7】原料の付着を防止するための衝撃剥離手段
    が設けられていることを特徴とする請求項1、又は、2
    記載のロータリードライヤー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101158841B1 (ko) 2009-12-13 2012-06-27 주식회사 멘도타 방사형 로타리 간접열원 건조기
CN113758183A (zh) * 2021-09-03 2021-12-07 泉州市交发泓盛材料科技有限责任公司 用于干混砂浆生产线的骨料烘干滚筒及烘干方法

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