JP2002255513A - オゾン発生装置 - Google Patents

オゾン発生装置

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JP2002255513A
JP2002255513A JP2001054103A JP2001054103A JP2002255513A JP 2002255513 A JP2002255513 A JP 2002255513A JP 2001054103 A JP2001054103 A JP 2001054103A JP 2001054103 A JP2001054103 A JP 2001054103A JP 2002255513 A JP2002255513 A JP 2002255513A
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ozone
cooling water
flow path
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cooling
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JP2001054103A
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Hisamichi Ishioka
久道 石岡
Hideaki Nishii
秀明 西井
Kazuyo Saka
一世 坂
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造にして接地電極の冷却能力の向上
を図り、放電およびポンプ動力を含めて電力効率の高い
オゾン発生装置を提供する。 【解決手段】 内周面に誘電体層を形成した円筒管形の
接地電極5と、接地電極の誘電体層内側に放電空隙を介
して同心設置した中空筒状の高電圧電極6とからなる複
数組のオゾン発生管40と、両端が開口した筒状の胴部
および開口部を気密に塞ぐための2つの側板とを有しオ
ゾン発生管を内蔵する筐体と、この筐体と接地電極との
間に設けられ接地電極を冷却するための冷却水流路30
を形成する水ジャケット3と、オゾン発生管に電力を供
給する電源とを備え、前記筐体内に導入された酸素を含
む原料ガスの放電によってオゾンを生成するオゾン発生
装置において、前記水ジャケット内部のオゾン発生管4
0の間に、冷却水流路30の流路断面積を小とするため
の流路仕切り板31を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上下水処理やパ
ルプ漂白処理などに用いるオゾンを発生するオゾン発生
装置、特に、その冷却構成に関する。
【0002】
【従来の技術】オゾン発生装置は、オゾンが持つ殺菌・
脱色・脱臭力を利用して水処理施設などにおいて広く使
用されており、その装置構成や運転方法などに関し、多
くの提案がなされている(例えば、特開平9−3158
03号公報,特開平11−130409号公報等参
照)。
【0003】図8は、前記特開平11−130409号
公報に記載された、所謂、片面冷却方式のオゾン発生装
置の構造を示すもので、(a)は全体の断面図、(b)
はオゾン発生管の一部を拡大して示す部分断面図であ
る。また、図9は、前記特開平9−315803号公報
に記載された、所謂、両面冷却方式のオゾン発生装置の
オゾン発生管の断面構造を示す。
【0004】前記2種類のオゾン発生装置は、オゾン発
生管の冷却が片面か両面かの相違を除いて、基本的構造
は同一であるので、従来のオゾン発生装置の構造の詳細
に関して、図8を用いて以下に説明する。
【0005】オゾン発生装置の筐体は、両端が開口して
いる筒状をしたステンレス鋼からなる胴部1と、その両
開口端部に締め付けられている2つのステンレス鋼から
なる側板21及び22とによって構成されている。2つ
の側板21及び22と胴部1とは気密に結合される必要
があるため、両開口端部のそれぞれに平パッキン(図8
では単にパッキン)81及び82を介して、図示しない
ネジなどの締め付け手段を用いて結合されている。
【0006】胴部1の内面側には、多数のオゾン発生管
を保持するための、少なくとも一対のステンレス鋼から
なる支持板41及び42が互いに適当な間隔をおいて嵌
め込まれている。胴部1の管壁には、側板21と側板2
1側の支持板41との中間の位置に原料ガスを供給する
ためのガス入口11があり、反対側の側板22と側板2
2側の支持板42との中間の位置に生成されたオゾンを
含むガスを取り出すためのガス出口12がある。
【0007】更に、2つの支持板41及び42の中間の
位置に、冷却水を流入させるための冷却水入口13と、
冷却水を排出する冷却水出口14とが、ほぼ対向して設
けられている。通常は、冷却水入口13が下部に、冷却
水出口14が上部に設けられる。また、胴部1の側板2
1に近い位置に、電圧導入端子72が装着されている。
【0008】支持板41及び42に支持されるオゾン発
生管は、両端が開口している円筒状の接地側のステンレ
ス鋼からなる接地電極5と、接地電極5の内側にほぼ一
定のギャップ長をもつ放電ギャップ56を介して配置さ
れている高電圧電極6とで構成されている。
【0009】接地電極5は、図8(b)に示すように、
ステンレス鋼からなる金属管51と、この内面にライニ
ング(金属管51の内側にガラス管を挿入し、内圧を加
えた状態で誘導加熱によってガラスを軟化させ、金属管
51の内面にガラス層を形成する技術)によって形成さ
れたガラス誘電体層52とからなっている。
【0010】高電圧電極6の外面下部の両端付近には、
放電ギャップ56を保持するための突起体61が溶接に
よる肉盛りによって形成されている。このオゾン発生管
は、支持板41及び42に形成されている貫通孔に嵌め
込まれて支持板41及び42に支持されており、その接
触部は、冷却水が漏れないように図示しないOリングに
よってシールされている。
【0011】高周波電源73からオゾン発生管に供給さ
れる高周波電圧の一方は、胴部1に装着されている電圧
導入端子72からリード線71を介して各オゾン発生管
の高電圧電極6に供給される。高周波電源73の高周波
電圧の他方は、接地電位点に接続され、同時に胴部1に
接続されており、図示していないリード線を介して接地
電極5に接続されている。
【0012】オゾン発生管の接地電極5を冷却する冷却
水は、熱交換器93で冷却されてポンプ92で加圧さ
れ、通常は、図示しないイオン交換器により純水にし
て、冷却配管91を通って冷却水入口13から水ジャケ
ット3に供給されて接地電極5を冷却し、冷却水出口1
4から冷却配管91を通って熱交換器93に戻る。二次
冷却水には工業用水が用いられることが多い。
【0013】従来のオゾン発生装置は前記のごとく構成
されており、ガス入口11から供給された酸素を含む原
料ガスは、側板21側の接地電極5の開口から放電ギャ
ップ56内に流れ込み、ガス出口12から流出される。
ガス出口12の下流には図示しない排気バルブが装着さ
れており、この排気バルブの弁開度を調整することによ
って、オゾン発生装置内の酸素を含む原料ガスはその圧
力値を例えば0.17MPaに調節されている。このよう
な圧力値を持つ酸素を含む原料ガスが通流されているオ
ゾン発生管の接地電極5と高電圧電極6との間に、高周
波電源73から高周波電圧を印加すると、無声放電が発
生して酸素を含む原料ガスの一部がオゾン化される。
【0014】なお、必要なオゾン発生量によって、胴部
1に収納するオゾン発生管の本数が異なり、多い場合に
は数百本となる場合もある。またガラス誘電体層を前述
のようにライニングによらずに、ガラス管を用いる場合
もある。
【0015】次に、図9により、前記両面冷却方式のオ
ゾン発生装置について、その概要を説明する。図9はオ
ゾン発生管の断面構造を示すが、図9において、図8に
示す部材と同一の部材には、同一番号を付して説明を省
略する。図9に示すように、高電圧電極6の端部には、
冷却水の入口と出口のパイプ13a,13bとが溶接さ
れている。
【0016】高電圧電極6に外部から冷却水を供給する
ために、例えば、前記図8におけるオゾン出口側の側板
22と水ジャケット3を画成する支持板42との間のガ
ス空間に導入,排出用の2個の冷却水分配器を配置し、
この各冷却水分配器と高電圧電極6の前記パイプ13
a,13bとの間を絶縁チューブで接続配管する(この
オゾン発生装置全体の詳細は、前記特開平9−3158
03号公報参照)。
【0017】前記片面冷却方式および両面冷却方式のオ
ゾン発生装置における接地電極5の従来の冷却構成につ
いて、さらに詳細に、以下に説明する。
【0018】図6は、接地電極用冷却水の流れを説明す
るための、従来のオゾン発生装置の模式的部分縦断面図
である。冷却水は胴部1の下側にある冷却水入口13か
ら供給され、水ジャケット3を通過して、胴部1の上側
にある冷却水出口14から排出される。図中、矢印は冷
却水流路30における冷却水の流れの向きを示す。厳密
に言えば電極の上部で冷却水のよどみが生じたり、左右
不均一に流れるが、本図においては、あくまで模式的に
示す。
【0019】図7は、冷却水の流れを説明するための、
従来のオゾン発生装置の模式的部分横断面図である。冷
却水は胴部1の下側にある冷却水入口13から供給さ
れ、水ジャケット3を通過して、胴部1の上側にある冷
却水出口14から排出される。
【0020】図6と7において、冷却水の入口と出口は
各1個を示したが、オゾン発生管の本数が多い時には複
数個設置して、冷却水の流れを均一にする場合もある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の従来
のオゾン発生装置、特に、図6および7で示す従来の接
地電極の冷却構成においては、以下のような問題があ
る。
【0022】オゾン発生装置において放電が生じると、
放電電力の約90%は熱で消費され、電極が発熱する。
電極が発熱するとオゾン化ガスの温度も上昇し、オゾン
が熱分解する。したがって、放電方式のオゾン発生装置
においては、電極の冷却が極めて重要である。従来の接
地電極の冷却構成においては、下記理由により、冷却能
力が不十分であることが判明した。
【0023】図5は、接地電極用冷却水の流速について
計算した結果を示し、後述する本発明に係るオゾン発生
装置と前述の従来装置とを比較して示す。従来装置の場
合、図5(a)の左欄および(b)に示すように、胴部
1の内寸法幅を47cm、接地電極外径を8cm、1列
に接地電極が4本あると仮定した場合、冷却水が通過す
る実効流路幅寸法は、47−8×4=15cmである。
電極長手方向の単位長さ100cmとすると、冷却水流
路の断面積は、1500cm2となる。冷却水量を10
00cm3/sとすれば、冷却水の流速は1000/1
500=0.66cm/sであり、非常に遅い流速であ
る。実際には接地電極は千鳥配置であり、1列に3本と
4本交互に配置されているので、冷却水の速度は若干上
記計算値とは異なる。
【0024】図4は、冷却水の流速Vと対流熱抵抗Rの
計算結果を示し、後述する本発明に係るオゾン発生装置
と前述の従来装置とを比較して示す。対流熱抵抗は冷却
水と接地電極の境界層で生じる熱抵抗であって、単位電
力あたりの温度差の次元で表すことができる。図4から
明らかなように、この対流熱抵抗は、冷却水の流速が大
きくなると急激に減少するが、前記従来技術0.66c
m/sの場合、冷却水の流速が遅いので、図4のB点で
示すように、その対流熱抵抗は約0.05K/wattであ
る。例えば、放電電力1000wattのとき、冷却水と接
地電極の境界層の温度差は、0.05×1000=50
℃となる。オゾンは200℃で数秒加熱するとほとんど
熱分解することを考えると、無視できない温度上昇であ
り、冷却の能力の向上が必要である。
【0025】従来、冷却水の流速を大きくするためには
冷却水量を増していたが、ポンプ92や冷却配管91が
大型となり、かつポンプの消費電力も増大する問題があ
るので、冷却能力の向上には限界があった。
【0026】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、本発明の課題は、簡単な構造
にして接地電極の冷却能力の向上を図り、放電およびポ
ンプ動力を含めて電力効率の高いオゾン発生装置を提供
することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、この発明は、両端が開口し内周面に誘電体層を形成
した円筒管形の接地電極と、前記接地電極の誘電体層内
側に放電空隙を介して同心設置した中空筒状の高電圧電
極とからなる複数組のオゾン発生管と、両端が開口した
筒状の胴部および開口部を気密に塞ぐための2つの側板
とを有し前記オゾン発生管を内蔵する筐体と、この筐体
と接地電極との間に設けられ接地電極を冷却するための
冷却水流路を形成する水ジャケットと、前記オゾン発生
管に電力を供給する電源とを備え、前記筐体内に導入さ
れた酸素を含む原料ガスの放電によってオゾンを生成す
るオゾン発生装置において、前記水ジャケット内部のオ
ゾン発生管の間に、前記冷却水流路の流路断面積を小と
するための流路仕切り部材を配設するものとする(請求
項1の発明)。
【0028】上記によれば、詳細は後述するが、流路仕
切り部材によって冷却水の流速が増大し、これにより、
オゾン発生管の冷却能力およびオゾン濃度の向上を図る
ことができる。流路仕切り部材は平板状や円弧の組み合
わせなど、種々の形状をとり得るが、構造上は、平板状
がシンプルで好ましい。
【0029】また、前記発明の実施態様として、下記請
求項2ないし3の発明が好適である。即ち、請求項1に
記載のオゾン発生装置において、前記冷却水流路は、複
数個の前記流路仕切り部材によって形成された蛇行流路
を有するものとする(請求項2の発明)。例えば、オゾ
ン発生管の上下方向の各列を、冷却水が左右逆方向に交
互に蛇行して流れるようにすることにより、オゾン発生
管の冷却能力は、複数本毎に単純に仕切る場合に比べて
向上する。
【0030】さらに、請求項1または2に記載のオゾン
発生装置において、前記接地電極を冷却するために冷却
水を前記水ジャケットへ通流するのとは別に、前記中空
筒状の高電圧電極内にも冷却水を通流してなるものとす
る(請求項3の発明)。請求項3の発明のように、両面
冷却方式とすることにより、オゾン発生管全体の冷却能
力が片面冷却方式に比べてさらに向上し、これにより、
最も高性能のオゾン発生装置が得られる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1ないし図5に基づき、本発明
の実施例について以下に述べる。なお、前記図におい
て、従来装置と同一構成部材には、同一の部番を付して
説明を省略する。
【0032】図1は、本発明に関わるオゾン発生装置の
前記図6に対応する模式的部分縦断面図である。オゾン
発生管40における接地電極5の各列の間に、流路仕切
り部材としての仕切り板31を配置し、固定板32と図
示しないネジなどにより固定する。仕切り板31の材質
は、例えばステンレス鋼とし、その幅は、例えば胴部1
の内寸法幅より5cm短い。冷却水入口13から供給さ
れた冷却水は、仕切り板31の間を左右に蛇行して移動
し、冷却水出口14から排出される。
【0033】図2は、本発明に関わるオゾン発生装置の
図7に対応する模式的部分横断面図である。接地電極5
の間に仕切り板31が配置され、図示しない前記固定板
32に固定されている。仕切り板31の長さは、接地電
極の長さとほぼ等しい。冷却水入口13から供給された
冷却水は、接地電極5の長手方向と垂直な向きに流れ
(図2で矢の後部のマーク)、胴部1で折り返す(図2
で矢の先端のマーク)。
【0034】前述の図5に、本発明による冷却水速度の
計算結果を示す。図5(a)の右欄および(c)に示す
ように、冷却水が通過する実効流路幅寸法は、わずか1
cmであり、電極長手方向の単位長さ100cmとする
と、冷却水流路の断面積は、100cm2となる。冷却
水量を1000cm3/sとすれば、冷却水の流速は1
000/100=10cm/sであり、従来技術に比べ
て15.2倍の流速が得られる。また、前述の図4か
ら、対流熱抵抗は、図4のA点で示すように、約0.0
25となり、B点の従来と比べて熱抵抗が約1/2とな
る。
【0035】図3は、放電電力とオゾン濃度相対値の関
係について、本発明と従来とを比較して示す。図3は、
両面冷却方式のオゾン発生装置による実験結果を示し、
曲線Aは本発明、曲線Bは従来の場合を示す。図3にお
いて、放電電力1000wattのとき、本発明のオゾン濃
度を100とすれば、従来装置によって得られるオゾン
濃度は約90である。本発明によれば、冷却能力の向上
に伴うオゾンの熱分解の抑制効果等によって、約10%
の性能向上を確認できた。
【0036】なお、以上の実施例に基づく効果は、高電
圧電極6の冷却の有無、即ち、片面冷却か両面冷却か、
にかかわらず得られる。また、仕切り板を接地電極1列
毎ではなく複数列毎に設けても、冷却水量を増すことに
より、同等の効果を得ることができる。さらに、ガラス
管を接地電極内部に挿入するタイプのオゾン発生装置で
あっても、同じ効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】上記のとおり、この発明によれば、両端
が開口し内周面に誘電体層を形成した円筒管形の接地電
極と、前記接地電極の誘電体層内側に放電空隙を介して
同心設置した中空筒状の高電圧電極とからなる複数組の
オゾン発生管と、両端が開口した筒状の胴部および開口
部を気密に塞ぐための2つの側板とを有し前記オゾン発
生管を内蔵する筐体と、この筐体と接地電極との間に設
けられ接地電極を冷却するための冷却水流路を形成する
水ジャケットと、前記オゾン発生管に電力を供給する電
源とを備え、前記筐体内に導入された酸素を含む原料ガ
スの放電によってオゾンを生成するオゾン発生装置にお
いて、前記水ジャケット内部のオゾン発生管の間に、前
記冷却水流路の流路断面積を小とするための流路仕切り
部材を配設することにより、特に、前記冷却水流路を、
複数個の前記流路仕切り部材によって形成された蛇行流
路を有するものとすることにより、簡単な構造にして接
地電極の冷却能力の向上を図ることができ、また、オゾ
ン発生装置の放電およびポンプ動力を含めた電力効率を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に関わるオゾン発生装置の模
式的部分縦断面図
【図2】図1のオゾン発生装置の模式的部分横断面図
【図3】放電電力とオゾン濃度相対値の関係に係わるこ
の発明と従来との比較図
【図4】冷却水の流速と対流熱抵抗の関係を示す図
【図5】冷却水流速の計算結果に係わるこの発明と従来
との比較図
【図6】従来のオゾン発生装置の模式的部分縦断面図
【図7】従来のオゾン発生装置の模式的部分横断面図
【図8】従来のオゾン発生装置(片面冷却方式)の構成
の一例を示す図
【図9】従来の異なるオゾン発生装置(両面冷却方式)
の構成の一例に関わるオゾン発生管の部分拡大断面図
【符号の説明】
1:胴部、3:水ジャケット、5:接地電極、6:高電
圧電極、30:冷却水流路、31:仕切り板、40:オ
ゾン発生管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂 一世 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 4G042 CA01 CC03 CC10 CC13 CC16 CE04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が開口し内周面に誘電体層を形成し
    た円筒管形の接地電極と、前記接地電極の誘電体層内側
    に放電空隙を介して同心設置した中空筒状の高電圧電極
    とからなる複数組のオゾン発生管と、両端が開口した筒
    状の胴部および開口部を気密に塞ぐための2つの側板と
    を有し前記オゾン発生管を内蔵する筐体と、この筐体と
    接地電極との間に設けられ接地電極を冷却するための冷
    却水流路を形成する水ジャケットと、前記オゾン発生管
    に電力を供給する電源とを備え、前記筐体内に導入され
    た酸素を含む原料ガスの放電によってオゾンを生成する
    オゾン発生装置において、 前記水ジャケット内部のオゾン発生管の間に、前記冷却
    水流路の流路断面積を小とするための流路仕切り部材を
    配設することを特徴とするオゾン発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオゾン発生装置におい
    て、前記冷却水流路は、複数個の前記流路仕切り部材に
    よって形成された蛇行流路を有することを特徴とするオ
    ゾン発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のオゾン発生装
    置において、前記接地電極を冷却するために冷却水を前
    記水ジャケットへ通流するのとは別に、前記中空筒状の
    高電圧電極内にも冷却水を通流してなることを特徴とす
    るオゾン発生装置。
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