JP2002255071A - 自転車用照明装置 - Google Patents

自転車用照明装置

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JP2002255071A
JP2002255071A JP2001057289A JP2001057289A JP2002255071A JP 2002255071 A JP2002255071 A JP 2002255071A JP 2001057289 A JP2001057289 A JP 2001057289A JP 2001057289 A JP2001057289 A JP 2001057289A JP 2002255071 A JP2002255071 A JP 2002255071A
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JP
Japan
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case
bicycle
light
lighting device
rib
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Application number
JP2001057289A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Fukuda
斉 福田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低コストで自動車の運転者や歩行者への視認性
を向上させる。 【解決手段】前照灯6の外郭を透明なヘッドケース8と
ヘッドキャップ9で構成し、ヘッドケース8内にヘッド
ケース8の一側面8a寄りに発光体としてのLED22
を設けると共に、少なくとも前記一側面8aに帯状のリ
ブ11を一体に形成したものである。 【効果】LEDの光がリブで屈折と反射を繰り返し、リ
ブ全体を明るく発光でき、安全性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前照灯を有する自転車
用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車用照明装置を図5乃至図7
に基づいて説明する。
【0003】照明装置は自転車のハブに内装されるハブ
ダイナモ等の電源(図示せず)とこの電源で点灯される
前照灯6で構成されている。
【0004】前記前照灯6は前方を開口する不透明のヘ
ッドケース8とこの開口を覆うようにヘッドケース8に
取り付けられた透明なヘッドキャップ9で外郭が形成さ
れている。このヘッドケース8の下面の背面側には透明
なシール51で覆われた開口穴52が形成され、この開
口穴52からシール51を介して前照灯6内に周囲の光
を入光可能とすると共に、前記シール51にてごみ等の
侵入を防止している。また、ヘッドケース8の側面には
サイドアイ53が嵌合される嵌合穴54が形成されてい
る。
【0005】この前照灯6内は、仕切板15で前後に仕
切られており、仕切板15で仕切られた正面側の空間に
は、反射板12の略中央に装着された電源からの電力に
より点灯する電球13が配備されている。また、仕切板
15で仕切られた背面側の空間には仕切板15に取り付
けられたプリント基板20が配設されており、このプリ
ント基板20の下面には、電球13と共に点灯し、且
つ、消灯する赤色発光のLED22が側面から見てサイ
ドアイ53の略中央に位置するように搭載されている。
また、このプリント基板20には照度を検知するセンサ
23が搭載されている。このセンサ23は、前記開口穴
52の上方に位置して設けられ、透明なシール51を介
して開口穴52から入光した光により周囲の明るさを検
知する。
【0006】上記自転車用照明装置はセンサ23により
周囲が明るいと検知された際には、電源からの電力が電
球13とLED22に供給されず電球13とLED22
は点灯しない。センサ23により周囲が暗いと検知され
た際には、電源からの電力がLED22と電球13に供
給されるようになり、走行中に電球13が点灯して正面
側(前方)を照らすと共に、LED22の光がサイドア
イ53を介して側方に漏洩し、サイドアイ53が発光す
る。このようにサイドアイ53が発光することにより、
自動車の運転者や歩行者に自転車の位置を認識させて、
安全性が向上している。
【0007】上述の自転車用照明装置は内部のLED2
2の光を漏洩させるのに、サイドアイ53が設けられて
おり、部品点数が多くなり、コストが高くなっていた。
また、サイドアイの部分しか光らないため、発光する面
積が小さく、自動車の運転者や歩行者への自転車の位置
の視認性があまり良くなく、四方に照射されるLEDの
光の内の一部しか利用されず、光量が少なく、自動車の
運転者や歩行者への自転車の位置の視認性の向上が望ま
れていた。
【0008】また、このサイドアイ53の代わりにヘッ
ドケースを半透明にし、内部に設けたLEDの光を周囲
に漏洩させるものもあるが、ヘッドケースはLED近傍
の部分的にしか主に明るくならず、自動車の運転者や歩
行者への視認性はやはりよくないものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低コストで
自動車の運転者や歩行者への視認性を向上できる自転車
用照明装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段は、前照灯の外郭を透光性を有するケースで構成
し、このケース内にケースの一側面寄りに発光体を設け
ると共に、少なくとも前記一側面に帯状のリブを一体に
形成したものである。
【0011】これにより、発光体からの光がリブにて屈
折反射を繰り返して集光拡散し、リブ全体が明るく発光
し、このリブからの光で自動車の運転者や歩行者に対し
て自転車の位置の視認性を向上でき、安全性を向上でき
る。また、リブはケースに一体に形成したことで、部品
点数が増えることがなく、コストを低減できる。
【0012】上記構成において、詳述すれば、前記リブ
は前記一側面から背面にわたって形成されているもので
ある。
【0013】これにより、リブにて、側面ばかりではな
く背面側も明るく発光することができ、自動車の運転者
や歩行者に対して側面側からばかりではなく、背面側か
らの自転車の位置の視認性も向上できる。
【0014】また、前記リブは前記ケースの内面と外面
からそれぞれ突出して形成され、前記リブの外面側端部
は垂直断面形状が円弧状に形成されているものである。
【0015】これにより、発光体からの光が前記リブの
円弧状端部を通過する際に上下方向に広がるように屈折
し、より広い範囲に光を照射できる。
【0016】また、詳述すれば、前記前照灯の点灯と消
灯は、周囲の明るさにより切り替えられるものである。
【0017】そして、前記透明なケース内に、前記ケー
スを通過した光により前記周囲の明るさを検知する照度
検知手段が配設されているものである。
【0018】これにより、透明なケースを通過した光に
より照度検知手段にて明るさを検知できるので、ケース
内に光を入光させるための開口穴や、この開口穴を覆っ
てごみの侵入を防止する透明なシール等が不要となり、
部品点数を削減でき、コストを低減できる。
【0019】
【実施の形態】図1乃至図4に本発明の実施の形態を示
し、以下、これらの図に基づき説明する。
【0020】1は自転車2の前輪3に配備される照明装
置で、ブラケット4にて前ホーク5に取り付けられる前
照灯6と、前輪3のハブに内装されて前輪の回転により
発電されるハブダイナモ7とを有し、ハブダイナモ7の
発電により前照灯6は正面側に光を照射する。ここで、
ハブダイナモ7に関しては、例えば、特開平3−258
673号公報(B60Q1/02)にみられるような構
造のものであり、ここでは説明を省略する。尚、以後、
前照灯6の照射される側を正面とする。
【0021】前記前照灯6は、正面側を開口する透明な
ABS樹脂製(ポリカーボネート製でもよい)のヘッド
ケース8と、このヘッドケース8の開口を覆うように配
設された透明なヘッドキャップ9とで外郭が構成されて
おり、ネジ10にてヘッドケース8にヘッドキャップ9
が取り付けられる。
【0022】前記ヘッドケース8には図2に示すように
一側面8aから背面8bにわたって略水平な複数本の帯
状リブ11が一体に形成されている。このリブ11は図
3に示すようにヘッドケース8の内面から内方に突出す
ると共に外面からも外方に突出しており、このリブ11
の外面側の端部11aは垂直断面形状が円弧状に形成さ
れている。
【0023】12は前照灯6内のヘッドケース8の開口
側に配設され、ヘッドケース8とヘッドキャップ9との
間に挟持される反射板で、この反射板12の略中央には
電球13が装着されるソケット14が設けられている。
この反射板12は電球13からの光を反射して自転車の
正面側をより効果的に照射できるようにしている。
【0024】15は前照灯6内を前後に仕切る仕切板
で、ネジ16、17にてヘッドケース8に取り付けられ
る。ネジ17にはハブダイナモ7からの電力を電球13
へ供給するための給電板18が取り付けられ、ネジ16
にはブラケット5を介して自転車2の車体に接地する図
示しないリード線と、電球13のソケット14に接続さ
れたリード線19とが取り付けられている。
【0025】20は仕切板15の背面側に水平に取り付
けられたプリント基板で、下面に抵抗21と発光体とし
ての赤色発光のLED22と周囲の明るさを検知する照
度検知手段としてのセンサ23が搭載されている。LE
D22はヘッドケース8の一側面8a寄りに設けられて
いる。
【0026】前記センサ23は受光面23aを下方に向
けて前記プリント基板20に搭載されており、透明なヘ
ッドケース8を通過した光を検知して周囲の明るさを検
知する。このセンサ23にて周囲が明るいと判断した場
合にはハブダイナモ7からの電力を遮断し、暗いと判断
した場合には、ハブダイナモ7からの電力を電球13と
LED22に供給する。
【0027】上記構成の自転車用照明装置は、夜間等の
周囲が暗い場合に、電球13が点灯し、この電球13の
光により自転車2の正面側を照射して走行できる。
【0028】この際、電球13と共に発光するLED2
2の光はリブ11に入光し、図2に示すようにリブ11
内で一側面8aから背面8bにわたって屈折と反射を繰
り返し、リブ11全体が明るくなる。そして、リブ11
の円弧状の外面側端部11aで図3に示すように更に上
下方向に広がるように屈折され、リブ11からより広範
囲に光を照射することができる。
【0029】このように、ヘッドケース8のLED22
近傍が部分的に光るのではなく、リブ11により一側面
8aから背面8bにわたっての広範囲で明るく発光する
ので、自動車の運転者や歩行者に対して自転車2の位置
の側面側からの視認性を向上できる上に、背面側からの
視認性も向上でき、安全性を向上できる。
【0030】このリブ11はヘッドケース8に一体に形
成されているので、部品点数が増えることがなくコスト
を低減できる。
【0031】また、ヘッドケース8を透明にしてヘッド
ケース8内のセンサ23がヘッドケース8を通過した光
を検知するようにしたことで、ヘッドケース8内に光を
入光させるための開口穴や、この開口穴を覆ってごみの
侵入を防止する透明なシール等が不要となり、部品点数
を削減でき、コストを低減できる。
【0032】尚、上記実施の形態ではヘッドケースを透
明としたが、スモーク等の透光性を有する部材で形成し
ても良い。
【0033】また、ハブダイナモ7を電源として電球1
3とLED22を点灯するようにしたが、電池等の他の
電源を用いても良い。
【0034】また、電球13とLED22とを一つの電
源(ここではハブダイナモ7)で点灯するようにしたが
別々の電源で点灯するようにしても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、発光体から
の光がリブで屈折と反射を繰り返し、リブ全体を明るく
発光でき、自動車の運転者や歩行者に対して自転車の位
置の視認性を向上でき、安全性を向上できる。そして、
リブをケースに一体に形成したことで、部品点数が増え
ることがなく、コストを低減できる。
【0036】本発明の請求項2によれば、リブにて側面
ばかりではなく背面側からも明るく発光できるので、自
動車の運転者や歩行者に対して側面ばかりではなく背面
側からの自転車の位置の視認性も向上できる。
【0037】本発明の請求項3によれば、発光体からの
光が前記リブの円弧状端部を通過する際に上下方向に広
がるように屈折するので、より広い範囲に光を照射でき
る。
【0038】本発明の請求項4によれば、複数のリブに
て自動車の運転者や歩行者に対して自転車の位置の視認
性を向上でき、安全性を向上できる。
【0039】本発明の請求項5によれば、前照灯の点灯
が必要な場合に点灯することができ、前照灯の寿命を長
くすることができる。
【0040】本発明の請求項6によれば、ケース内に光
を入光させるための開口穴や、この開口穴を覆ってごみ
の侵入を防止する透明なシール等が不要となり、部品点
数を削減でき、コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す自転車用照明装置を
取り付けた自転車の側面図である。
【図2】同自転車用照明装置の前照灯の一部破断した平
面図である。
【図3】同自転車用照明装置の前照灯の側面断面図であ
る。
【図4】同自転車用照明装置の前照灯の側面図である。
【図5】従来の自転車用照明装置における前照灯の一部
破断した平面図である。
【図6】同自転車用照明装置の前照灯の側面断面図であ
る。
【図7】同自転車用照明装置の前照灯の側面図である。
【符号の説明】
2 自転車 6 前照灯 8 ヘッドケース 8a ヘッドケースの一側面 8b ヘッドケースの背面 11 リブ 22 LED(発光体) 23 センサ(照度検知手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前照灯の外郭を透光性を有するケースで
    構成し、該ケース内にケースの一側面寄りに発光体を設
    けると共に、少なくとも前記一側面に帯状のリブを一体
    に形成したことを特徴とする自転車用照明装置。
  2. 【請求項2】 前記リブは前記一側面から背面にわたっ
    て形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自
    転車用照明装置。
  3. 【請求項3】 前記リブは前記ケースの内面と外面から
    それぞれ突出して形成され、前記リブの外面側端部は垂
    直断面形状が円弧状に形成されていることを特徴とする
    請求項2又は請求項2に記載の自転車用照明装置。
  4. 【請求項4】 前記リブを複数本平行に設けたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自転
    車用照明装置。
  5. 【請求項5】 前記前照灯の点灯と消灯は、周囲の明る
    さにより切り替えられることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4のいずれかに記載の自転車用照明装置。
  6. 【請求項6】 前記ケース内には、前記ケースを通過し
    た光により前記周囲の明るさを検知する照度検知手段が
    配設されていることを特徴とする請求項5に記載の自転
    車用照明装置。
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Effective date: 20051226