JP2002254309A - 精密打抜金型の研削方法並びに刃先調整治具及び金型研削装置 - Google Patents

精密打抜金型の研削方法並びに刃先調整治具及び金型研削装置

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JP2002254309A
JP2002254309A JP2001001567A JP2001001567A JP2002254309A JP 2002254309 A JP2002254309 A JP 2002254309A JP 2001001567 A JP2001001567 A JP 2001001567A JP 2001001567 A JP2001001567 A JP 2001001567A JP 2002254309 A JP2002254309 A JP 2002254309A
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punch
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adjusting
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Tadashi Yokoyama
匡 横山
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精密打抜金型の刃先を折損させないで研削す
ることにある。 【解決手段】 刃先調整治具1を用いて精密打抜金型の
パンチPを構成するパンチボディ31の刃先38をパン
チガイド30端面より所定の量だけ突出させた状態で、
該治具1ごと金型を金型研削装置50にセットする工程
と、金型研削装置50に設けられた砥石5を下降させて
刃先38に接触させ、両者の導通に基づいて金型位置を
検出する工程と、該金型位置検出後に、非精密打抜金型
に対する砥石5の研削送り速度より遅い送り速度0.0
005mm/secで刃先38を研削する工程から成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密打抜金型の刃
先を折損させないで研削できるようにした精密打抜金型
の研削方法並びに刃先調整治具及び金型研削装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、タレットパンチプレスなどに
使用される例えば打抜き用の金型は、よく知られている
ように、パンチとダイにより構成され、長年使用してい
るとそれぞれの刃先が磨耗するので、刃先を研磨するこ
とにより再使用している。
【0003】その場合、特にパンチの刃先を研磨する研
削装置としては、刃先が設けられているパンチボディを
直接チャックする方式と(図10)、刃先をパンチガイ
ドから突出させる方式と(図11)がある。
【0004】このうち、図10に示す方式は、パンチボ
ディ70をチャック73で挟持し、上方から砥石72を
下降させることにより、該砥石72で刃先71を研削す
る。
【0005】また、図11に示す方式は、パンチ組立体
のパンチヘッド87をパンチ受け部88上に戴置させる
と共に、パンチガイド82をパンチガイド支持部84に
支持させる。
【0006】この状態で、シリンダ89を作動すると、
パンチガイド82のフランジ85がパンチガイド支持部
84の下面に当接した状態でストリッパスプリング86
の復元力に抗してパンチボディ80が上昇し、刃先81
がパンチガイド82から突出する。
【0007】従って、上方から砥石83を下降させれ
ば、該砥石83で上記刃先81を研削することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】しかし、打抜き用の金型のうちでも、例え
ば半導体基板の穴(スルーホール)のようにミクロン単
位の精度が要求される穴を打抜く精密打抜金型のパンチ
の刃先は、通常のパンチの刃先よりも細い。
【0010】従って、このように細いパンチ刃先を、前
記した従来の研削装置を用いて研削する場合には、次の
ような課題がある。
【0011】即ち、図10に示す方式では、刃先71を
ガイドできないので、上方から下降して来た砥石72に
より、刃先71がストレスを受けて折損してしまう。
【0012】また、図11に示す方式では、刃先81の
突出量が調整できず、このため、刃先81をパンチガイ
ド82から僅かに突出させることが困難である。
【0013】そのため、同様に、上方から下降して来た
砥石83により、刃先81がストレスを受けて折損して
しまう。
【0014】この場合、前記したように、シリンダ89
により、パンチボディ80を上昇させて刃先81をパン
チガイド82から突出させているが、その突出量を調整
するためには、高価な調整手段を設けなければならず、
好ましくない。
【0015】本発明の目的は、精密打抜金型の刃先を折
損させないで研削することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、図1〜図9に示すように、(A)刃先調
整治具1を用いて精密打抜金型のパンチPを構成するパ
ンチボディ31の刃先38をパンチガイド30端面より
所定の量だけ突出させた状態で、該治具1ごと金型を金
型研削装置50にセットする工程と、金型研削装置50
に設けられた砥石5を下降させて刃先38に接触させ、
両者の導通に基づいて金型位置を検出する工程と、該金
型位置検出後に、非精密打抜金型に対する砥石5の研削
送り速度より遅い送り速度0.0005mm/secで
刃先38を研削する工程から成ることを特徴とする精密
打抜金型の研削方法(図6)、並びに(B)上記精密打
抜金型の研削方法(図6)の実施に直接使用する刃先調
整治具1であって、パンチボディ31の刃先38をパン
チガイド30端面より所定の量だけ突出させる突出量調
整部材2を有することを特徴とする刃先調整治具1(図
1〜図4)、及び(C)上記精密打抜金型の研削方法
(図6)の実施に直接使用する金型研削装置50であっ
て、砥石5と、刃先調整治具1ごと該金型研削装置50
にセットされた金型の刃先38との間に、位置決め部材
6が設けられ、該位置決め部材6に砥石5が接触して停
止した位置を該砥石5の動作開始点として設定し、その
後該砥石5による金型位置検出工程と研削工程がそれぞ
れ実施されることを特徴とする金型研削装置50(図
5)という技術的手段を講じている。
【0017】従って、本発明の構成によれば、刃先38
をパンチガイド30より僅かに突出させた状態で、金型
をセットできるので(図5)、刃先38の強度が確保さ
れ、この状態で、動作開始点設定後(図8)砥石5を、
非精密打抜金型の位置検出時の下降速度より遅い下降速
度、例えば0.05mm/secで回転状態で下降させ
て刃先38に接触させ、両者の導通に基づいて金型位置
を検出すると共に(図8のt0〜t1)、非精密打抜金
型に対する研削送り速度より遅い送り速度、例えば0.
0005mm/secで刃先38を研削するので(図8
のt3〜t4)、砥石5から受ける刃先38のストレス
は軽減され、それにより、精密打抜金型の刃先を折損さ
せないで研削することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明に係る
刃先調整治具1の第1実施形態を示す図、図2はその作
用説明図である。
【0019】この刃先調整治具1は、突出量調整部材2
を有し、該突出量調整部材2は、パンチボディ31の刃
先38をパンチガイド30端面より所定の量だけ突出さ
せる(図6のステップ101)。
【0020】この場合、刃先調整治具1は、突出させる
刃先38を有するパンチPの(図9)タイプにより、そ
の構成が異なる。
【0021】即ち、図1〜図4の刃先調整治具1は、い
ずれも精密打抜金型を(図9)構成するパンチPを対象
とするが、図1のように、パンチドライバ35(図9)
から分割したパンチボディ31との間にスペーサ44を
介在させ該パンチボディ31を回転させないで押し上げ
る方式と(スペーサ方式)、図3のように、同様にパン
チドライバ35(図9)から分割したパンチボディ31
に螺合しそれを回転させながら押し上げる方式と(螺合
方式)、図4のように、パンチボディ31と一体となっ
たパンチドライバ35の下端に当接しそれを回転させな
いで押し上げる方式(当接方式)がある。
【0022】このうち、図1に示す刃先調整治具1は、
その突出量調整部材2がアジャストバー2′により構成
され、該アジャストバー2′は、ねじ部2′Aを有して
いる。
【0023】この構成により、分割タイプのパンチP
(図9)を構成するパンチボディ31のねじ穴43の入
口にスペーサ44を配置すると共に、カラー45でパン
チガイド30に固定したバックアップリング3にアジャ
ストバー2′を突き出した状態で螺合させ上記スペーサ
44に当てる。
【0024】この状態で、パンチガイド30を手に持っ
たままアジャストバー2′を回転させれば、回転するア
ジャストバー2′がスペーサ44を介してパンチボディ
31を押し上げる。
【0025】これにより、パンチボディ31は(図
2)、回転することなくキー46を伴ってパンチガイド
30内で上昇するので、先端の角型の刃先38がパンチ
ガイド30端面のストリッパプレート37から僅かに突
出したときに、アジャストバー2′の回転を停止する。
【0026】そして、ロックボルト4を、アジャストバ
ー2′のバックアップリング3から突き出したねじ部
2′Aに螺合させれば、該アジャストバー2′はスペー
サ44を介してパンチボディ31に錠止される。
【0027】この場合、角型の刃先38は、例えば図9
に示すように、該刃先38で打抜くワークWが半導体基
板である場合に、その穴Aのようにミクロン単位の精度
が要求される極めて微小な穴を加工する精密打抜金型の
刃先である。
【0028】また、図1の刃先調整治具1を構成するス
ペーサ44は、その下部が前記アジャストバー2′のね
じ部2′Aの頂部に当接し、その上部がパンチボディ3
1のねじ穴43の入口に当接している。
【0029】この場合の上記ねじ穴43は、前記図9に
示すように、該パンチボディ31にパンチドライバ35
をボルト42で固定する場合のねじ穴である。
【0030】即ち、図9において、例えばパンチプレス
の上部ホルダ60に装着されたパンチPと、下部ホルダ
61に装着されたダイDから成る精密打抜金型のうち、
上記パンチPは、図示するように、パンチガイド30
と、パンチヘッド32を有するパンチドライバ35と、
パンチボディ31から構成されている。
【0031】この場合、パンチガイド30は、リフトス
プリング34を介して上部ホルダ60に支持され、該パ
ンチガイド30には、ストリッパスプリング33を介し
て上記パンチヘッド32を有するパンチドライバ35が
支持され、該パンチドライバ35には、前記ねじ穴43
にねじ込まれたボルト42を介してパンチボディ31が
固定されている。
【0032】この構成により、ラム62でパンチヘッド
32を打圧することにより、パンチガイド30先端のス
トリッパプレート37でワークWを押さえた状態で、パ
ンチボディ31をキー46を伴って下降させれば、前記
角型の刃先38により、ダイD上に戴置された半導体基
板である該ワークWが打抜かれ,微小な穴Aが形成され
る。
【0033】そして、このような作用を有するパンチP
のうち、パンチガイド30と(図1、図2)、前記ねじ
穴43を有するパンチボディ31だけを取り出して、刃
先調整治具1の対象とし、前記したように、アジャスト
バー2′のねじ部2′Aと、パンチボディ31のねじ穴
43との間にスペーサ44を挿入し、該スペーサ44を
介してパンチボディ31を回転させないで押し上げ(図
2)、角型の刃先38をパンチガイド30端面から所定
の量だけ突出させるようにした。
【0034】これにより、刃先38を僅かに突出させた
状態で金型をセットすることができ(図5)、刃先38
の強度が確保されるので、本発明によれば、精密打抜金
型の刃先を折損させないで研削することができる。
【0035】一方、図3の刃先調整治具1は、図1と同
様に分割タイプのパンチPを(図9)対象とするが、図
1と異なるのは、刃先38が方向性の無い丸型であっ
て、そのパンチボディ31がキー46を持たない点であ
る。
【0036】即ち、図3に示す刃先調整治具1は、刃先
38が丸型でありキー46を持たないパンチPのうち
(図9に相当)、パンチガイド30と、前記ねじ穴43
を有するパンチボディ31だけを取り出して、その対象
とする。
【0037】また、図3の刃先調整治具1は、図1と同
様に、その突出量調整部材2がアジャストバー2′によ
り構成されている。
【0038】この構成により、カラー45でパンチガイ
ド30に固定したバックアップリング3にアジャストバ
ー2′を突き出した状態で螺合させ、更に該アジャスト
バー2′を前記パンチボディ31のねじ穴43に螺合さ
せる。
【0039】この状態で、パンチガイド30を手に持っ
たままアジャストバー2′を回転させれば、それに螺合
したパンチボディ31も、回転しながらパンチガイド3
0内で上昇するので、先端の丸型の刃先38がパンチガ
イド30端面のストリッパプレート37から僅かに突出
したときに、アジャストバー2′の回転を停止する。
【0040】その後、ロックボルト4を、アジャストバ
ー2′のバックアップリング3から突き出したねじ部
2′Aに螺合させれば、該アジャストバー2′はパンチ
ボディ31に錠止される。
【0041】更に、図4の刃先調整治具1は、図1〜図
3と異なり、パンチボディ31がパンチドライバ35と
一体となった一体タイプのパンチPを対象とし、刃先3
8は角型でも丸型でもよい。
【0042】また、図4の刃先調整治具1は、図1〜図
3と異なり、その突出量調整部材2がアジャストねじ
2′′により構成されている。
【0043】この場合、図示するように、バックアップ
リング3は、長い筒状に形成されていてカラー45でパ
ンチガイド30に固定され、該バックアップリング3の
開口部3Bにはパンチドライバ35部分が進入し、該パ
ンチドライバ35部分は、バックアップリング3の下部
に形成されたねじ部3Aまで延びている。
【0044】そして、前記バックアップリング3の下部
のねじ部3Aには、アジャストねじ2′′がそのねじ部
2′′Aを介して螺合しており、これによりアジャスト
ねじ2′′は、バックアップリング3に内蔵されて回転
可能に取り付けられている。
【0045】この構成により、上記アジャストねじ
2′′を外部からレンチなどを用いて回転させると、該
アジャストねじ2′′がパンチドライバ35の下端に当
接してそれを押し上げる。
【0046】これにより、パンチドライバ35と一体と
なったパンチボディ31は、回転することなくパンチガ
イド30内で上昇するので、先端の角型又は丸型の刃先
38がパンチガイド30端面のストリッパプレート37
から僅かに突出したときに、アジャストねじ2′′の回
転を停止する。
【0047】図5は、本発明に係る金型研削装置50を
示す図である。
【0048】この金型研削装置50は、前記図1〜図4
の刃先調整治具1で刃先38をパンチガイド30端面か
ら僅かに突出させた状態で、該刃先調整治具1ごとパン
チボディ31とパンチガイド30をセットし、砥石5で
刃先38を研削する。
【0049】図5の金型研削装置50は、梁柱フレーム
10を有し、該梁柱フレーム10には、Z軸ガイド22
を介してスライダ23が上下方向(Z軸方向)に移動可
能に取り付けられている。
【0050】また、上記スライダ23には、モータM3
で回転するボールねじ9が螺合していると共に、取付部
18が取り付けられ、該取付部18には、モータM2で
駆動し機械本体側から絶縁された導電性の砥石軸21が
回転可能に取り付けられ、該砥石軸21には導電性の砥
石5が支持されている。
【0051】この構成により、例えば、研削工程におい
て(図6のステップ104の詳細を示す図7のステップ
104B、104C)、モータM3とM2を駆動すれ
ば、砥石5を回転状態で下降させることができる。
【0052】この場合、研削中における(図8のt3〜
t4)砥石5の研削送り速度は、非精密打抜金型の場合
の研削送り速度より遅い送り速度、例えば0.0005
mm/secである。
【0053】これにより、刃先38の負担がかからない
ようになって、ストレスが軽減されるので、本発明によ
れば、同様に、精密打抜金型の刃先を折損させないで研
削することができる。
【0054】また、例えば、金型位置検出工程において
(図6のステップ103の詳細を示す図7のステップ1
03F)、モータM2とM3を駆動すれば、砥石5を回
転状態で下降させることができる。
【0055】このように、金型位置検出時には、砥石5
を回転状態で下降させるので、後述するように、砥石5
と刃先38の接触面の導通状態が均一となって、導通検
出手段16による金型位置検出精度が向上する(図6の
ステップ103の詳細を示す図7のステップ103
H)。
【0056】また、この場合、砥石5は、非精密打抜金
型の位置を検出する場合の下降速度より遅い下降速度、
例えば0.05mm/secで下降するので(図8のt
0〜t1)、砥石5が刃先38に接触しても刃先38に
加わるストレスは軽減され、本発明によれば、同様に、
精密打抜金型の刃先を折損させないで研削することがで
きる。
【0057】更に、上記取付部18には、エア供給装置
(図示省略)に結合されたエアノズル25が取り付けら
れ、例えば金型位置検出工程において、砥石5が前記遅
い下降速度で回転状態で下降して(図7のステップ10
3F)刃先38に接触したときに(図8のt1)、該エ
アノズル25から圧縮エアが砥石5に噴射されることよ
り、砥石5が清掃され、その後例えば砥石5が微小距離
だけ上昇したときに(図8のt2)、このエアノズル2
5からの噴射は停止される。
【0058】一方、梁柱フレーム10の底部には、基台
19が設けられ、該基台19には、導電性の加工テーブ
ル12が回転可能に取り付けられている。
【0059】上記加工テーブル12には、チャック11
が設置され、該チャック11を用いて、例えばパンチボ
ディ31のねじ穴43に螺合したアジャストバー2′又
はパンチガイド30を挟持することにより(このときの
刃先調整治具1は、図3の螺合方式)、刃先38をパン
チガイド30から僅かに突出させた状態で、刃先調整治
具1ごと金型をセットすることができる。
【0060】また、梁柱フレーム10の底部には、前記
基台19の近傍にモータM1が設置され、該モータM3
の回転軸20に取り付けられた駆動プーリ14と、前記
加工テーブル12の下部に取り付けられた従動プーリ1
5には、ベルト13が巻回されている。
【0061】この構成により、モータM3を駆動すれ
ば、加工テーブル12が回転することにより、前記チャ
ック11を介して刃先調整治具1ごとセットされたパン
チボディ31の先端の刃先38も回転する。
【0062】更に、梁柱フレーム10には、位置決め部
材6が取り付けられ、該位置決め部材6に、砥石5が接
触して停止した位置A(図8)が動作開始点として設定
される(図7のステップ103E)。
【0063】そして、動作開始点が設定された後は(図
8のt0以降)、後述するNC装置17の自動運転スタ
ートボタン(図示省略)を押すことにより、砥石5によ
る金型位置検出工程(図7のステップ103F〜103
H、図8のt0〜t1)と研削工程が(図7のステップ
104A〜104C、図8のt1〜t4))それぞれ実
施されるようになっている。
【0064】上記位置決め部材6は、例えば棒状に形成
された位置決めバーであって、シリンダ8により左右方
向(X軸方向)に移動可能となっている。
【0065】また、上記位置決めバー6には、例えばタ
ッチスイッチで構成された接触検出センサ24が取り付
けられていると共に、該位置決めバー6の後方には、例
えばリミットスイッチで構成された退避検出センサ7が
取り付けられている。
【0066】この構成により、金型位置検出前に、NC
装置17により、予めシリンダ8を駆動して前記位置決
めバー6を前記砥石5の下降領域に進入させておき(図
7のステップ103A)、モータM3を作動して該位置
決めバー6に砥石5が接触するとそれを上記タッチスイ
ッチ24で検出しその時点で、砥石5の下降動作を停止
させる(図7のステップ103B)。
【0067】その後、NC装置17により、再度シリン
ダ8を駆動して、位置決めバー6を砥石5の下降領域か
ら退避させ(図7のステップ103C)、それを上記リ
ミットスイッチ7で検出した後(図7のステップ103
D)、動作開始点を設定する(図7のステップ103
E)。
【0068】そして、動作開始点設定後は、前記したよ
うに、NC装置17の自動運転スタートボタンを押せ
ば、砥石5による金型位置検出工程(図7のステップ1
03F〜103H、図8のt0〜t1)と研削工程が
(図7のステップ104A〜104C、図8のt1〜t
4))それぞれ実施される。
【0069】この場合、上述したように、シリンダ8と
タッチスイッチ24を設けずに、手動により、位置決め
バー6と砥石5を移動させて動作開始点を設定するよう
にしてもよい。
【0070】即ち、作業者は、予め位置決めバー6を砥
石5の下降領域に進入させておいて、砥石5を該位置決
めバー6に近付け、該砥石5が位置決めバー6に接触し
たときに下降動作を停止させると共に、該位置決めバー
6を後方に退避させる。
【0071】これにより、NC装置17は、リミットス
イッチ7を介して位置決めバー6の退避を検出し、前記
動作開始点を設定する。
【0072】一方、砥石軸21と加工テーブル12間に
は、導通検出手段16が設けられ、該導通検出手段16
により、後述する電気回路の導通が検出されるようにな
っている。
【0073】この導通検出手段16は、例えば電源16
A(例えば24V)と、フォトカプラ16Bにより構成
されている。
【0074】また、この場合、上記砥石軸21と砥石5
と加工テーブル12は、既述したように、導電性を有
し、加工テーブル12上のチャック11と、前記刃先調
整治具1と、パンチボディ31は、よく知られているよ
うに、それぞれ導電性を有している。
【0075】従って、砥石5が、前記したように(図6
のステップ103の詳細の示す図7のステップ103
F)遅い下降速度、例えば0.05mm/secで回転
状態で下降して刃先38に接触すると、図示するよう
に、導通検出手段16を含む電気回路が形成される。
【0076】これにより、導通検出手段16の電源16
Aでフォトカプラ16Bの発光素子16B1は駆動し、
発光された光を受光素子16B2が受光することにより
微量電流が流れる。
【0077】この微量電流を検流計16Cを介してNC
装置17が検知することにより、砥石5と刃先38の接
触が導通により検出され(図7のステップ103GのY
ES)、この導通検出位置を金型位置として検出する
(図7のステップ103H)。
【0078】即ち、図8のA位置において、砥石5が位
置決めバー6に接触した時点t0で砥石5の下降動作が
停止されて前記した動作開始点が設定され(図7のステ
ップ103B〜103E)、その後図8のC位置におい
て、砥石5が刃先38に接触しその接触を前記したよう
に導通により検出した時点t1で、このC位置を金型位
置として検出する。
【0079】このように、上記導通検出手段16を構成
するフォトカプラ16Bのように、微量電流により応答
する電子スイッチにより、砥石5と刃先38の接触が、
導通により検出されるので、機械的スイッチに比べて、
刃先38に加わるストレスが減少し、本発明によれば、
該刃先38の折損は防止される。
【0080】また、この金型位置を検出する場合(図8
のt0〜t1)、前記したように(図6のステップ10
3、図7のステップ103F)、砥石5は回転状態で下
降して刃先38と接触する。
【0081】即ち、砥石5と刃先38の接触面は、よく
知られているように、凹凸があって砥石5が回転しない
でそのまま刃先38と接触した場合には、接触箇所によ
っては、両者の導通状態が均一でなくなる。
【0082】そのため、砥石5を回転状態で下降させて
刃先38と接触させることにより,両者の導通状態を均
一にし、両者が接触したときに形成される導通検出手段
16を含む前記電気回路に微小電流を流し、該導通検出
手段16による金型位置検出の精度を向上させるように
した(図6のステップ103の詳細を示す図7のステッ
プ103H)。
【0083】しかも、その場合の砥石5の下降速度は、
前記したように、非精密打抜金型の位置を検出する場合
の下降速度より遅い下降速度、例えば0.05mm/s
ecである(図8のt0〜t1)。
【0084】従って、これよっても、刃先38に負担は
かからず、前記と同様に、本発明によれば、刃先38に
加わるストレスが減少し、該刃先38の折損は防止され
る。
【0085】一方、上記構成を有する金型研削装置50
の制御は、NC装置17が行い、既述したモータM1、
M2、M3、導通検出手段16、リミットスイッチ7の
動作など図3の全ての装置を制御する。
【0086】以下、前記構成を有する本発明の動作を図
6、図7に基づいて説明する。
【0087】(1)刃先調整治具1ごと金型を金型研削
装置50にセットするまでの動作。
【0088】図6のステップ101において、刃先調整
治具1で刃先38を突出させ、ステップ102におい
て、刃先調整治具1ごと金型を金型研削装置50にセッ
トする。
【0089】先ず、前記刃先調整治具1(例えば図3)
を用い、アジャストバー2′をバックアップリング3に
螺合させた状態で回転させ該アジャストバー2′に螺合
したパンチボディ31を回転させながら押し上げ、該パ
ンチボディ31の刃先38をパンチガイド30端面より
所定の量だけ突出させた後、ロックナット4でアジャス
トバー2′をパンチボディ31に錠止させる。
【0090】このようにして刃先38を突出させた状態
で、アジャストバー2′(図5)又はパンチガイド30
をチャック11で挟持することにより、刃先調整治具1
ごと、パンチボディ31とパンチガイド30を金型研削
装置50にセットする。
【0091】この場合、図5に示す本発明に係る金型研
削装置50を使用し、金型をセットする前に、予めダイ
を研削することにより、砥石5の平行を出しておく。
【0092】(2)金型位置を検出するまでの動作。
【0093】次に、図6のステップ103において、砥
石5を下降させて刃先38と接触させ、両者の導通に基
づいて金型位置を検出する。
【0094】(2)−A 動作開始点の設定。
【0095】このステップ103の詳細は、図7に示さ
れ、ステップ103Aにおいて、位置決めバー6を砥石
5の下降領域に進入させ、ステップ103Bにおいて、
位置決めバー6に砥石5が接触した時点で、砥石5の下
降動作を停止させる。
【0096】即ち、刃先調整治具1(図5)ごと、パン
チボディ31とパンチガイド30が金型研削装置50に
セットされると、NC装置17は、シリンダ8を作動し
て予め位置決めバー6を砥石5の下降領域に進入させて
おく。
【0097】この状態で、NC装置17は、モータM3
を駆動し、砥石5を位置決めバー6に接触させそれをタ
ッチスイッチ24を介して検知すると、その時点t0で
(図8)上記モータM3の駆動を停止することにより、
砥石5の下降動作を停止させる。
【0098】その後は、図7のステップ103Cにおい
て、再度シリンダ8を作動して位置決めバー6を砥石5
の下降領域から退避させ、ステップ103Dにおいて、
それをリミットスイッチ7を介して検出した後、ステッ
プ103Eにおいて、動作開始点を設定する。
【0099】即ち、NC装置17は、位置決めバー6に
砥石5が接触して停止した位置Aを(図8)、該位置決
めバー6の退避を検出した時点t0において、動作開始
点として設定する。
【0100】(2)−B 金型位置検出動作。
【0101】図7のステップ103Fにおいて、砥石5
を遅い下降速度で回転状態で下降させ、ステップ103
Gにおいて、砥石5と刃先38の接触を導通により検出
したか否かを判断し、検出しない場合には(NO)、ス
テップ103Fに戻って同じ動作を繰り返し、検出した
場合には(YES)、ステップ103Hにおいて、導通
検出位置を金型位置として検出する。
【0102】即ち、前記動作開始点が設定された後、自
動運転スタートボタンが押されると、NC装置17は、
モータM2とM3を駆動し、砥石5を、回転させながら
例えば0.05mm/secの遅い速度で(図8のt0
〜t1)下降させる。
【0103】これにより、砥石5は、図8のA位置(位
置決めバー6の位置)からC位置(刃先38の表面)に
向かって下降を開始し、該砥石5が刃先38に接触する
と、前記したように、導通検出手段16を含む電気回路
が形成される。
【0104】この場合、砥石5が回転しているので、刃
先38との導通状態は均一であり、導通検出手段16を
構成するフォトカプラ16Bがオンし微量電流が流れ
る。
【0105】従って、NC装置17は、この微量電流を
検流計16Cを介して検知することにより、砥石5と刃
先38の接触を導通により検出できるので、この導通を
検出した位置、即ち図8のC位置を金型位置として検出
することができる。
【0106】(3) 研削動作。
【0107】最後に、図6のステップ104において、
非精密打抜金型に対する砥石5の研削送り速度より遅い
送り速度で刃先38を研削する。
【0108】このステップ104の詳細は、図7に示さ
れ、ステップ104Aにおいて、砥石5を微小距離だけ
上昇させ、ステップ104Bにおいて、砥石5を回転状
態で下降させ、ステップ105Cにおいて、遅い送り速
度で刃先38を研削する。
【0109】即ち、図8のC位置で、砥石5と刃先38
が接触してその接触を導通により検出し、導通検出位置
を金型位置として検出すると、NC装置17は、砥石5
を微小距離、例えば0.2mm上昇させてB位置に到達
させ、C位置でエアノズル25を介して砥石5に噴射さ
れていた清掃用の圧縮エアの供給を停止する。
【0110】そして、NC装置17は、モータM2とM
3を駆動し、砥石5を図8のB位置からC位置に向かっ
て回転状態で下降させ、C位置で刃先38と接触する
と、非精密打抜金型に対する砥石5の研削送り速度より
遅い送り速度、例えば0.0005mm/secで刃先
38を研削する。
【0111】その後、NC装置17は、上記遅い送り速
度で図8のD位置まで、所定の研削量だけ研削を行って
から(t3〜t4)一定時間だけ(例えば50s)ゼロ
研削を行い、その後砥石5を高速上昇させて元の位置に
戻し、動作を終了する。
【0112】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、刃先を
パンチガイドより僅かに突出させた状態で、金型をセッ
トできるので、刃先の強度が確保され、この状態で砥石
を下降させて刃先に接触させ、両者の導通に基づいて金
型位置を検出すると共に、非精密打抜金型に対する研削
送り速度より遅い送り速度で研削するので、砥石から受
ける刃先のストレスは軽減され、それにより、精密打抜
金型の刃先を折損させないで研削することができるとい
う効果がある。
【0113】また、上記金型位置を検出する際には、砥
石が回転状態で刃先と接触するので、両者の導通状態は
均一となり、接触時に形成される電気回路に微小電流が
流れ、それにより、導通検出手段による金型位置検出精
度が向上するという効果もある。
【0114】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る刃先調整治具1の第1実施形態を
示す図である。
【図2】図1の作用説明図である。
【図3】本発明に係る刃先調整治具1の第2実施形態を
示す図である。
【図4】本発明に係る刃先調整治具1の第3実施形態を
示す図である。
【図5】本発明に係る金型研削装置50を示す図であ
る。
【図6】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図7】図6の詳細図である。
【図8】本発明の動作を説明するためのタイムチャート
である。
【図9】本発明の対象である精密打抜金型の例を示す図
である。
【図10】第1従来技術の説明図である。
【図11】第2従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 刃先調整治具 2 突出量調整部材 2′アジャストバー 2′′アジャストねじ 3 バックアップリング 4 ロックボルト 5 砥石 6 停止位置決め手段 7 退避検出センサ 8 駆動シリンダ 9 ボールねじ 10 梁柱フレーム 11 チャック 12 加工テーブル 13 ベルト 14 駆動プーリ 15 従動プーリ 16 導通検出手段 17 NC装置 18 取付部 19 基台 20 回転軸 21 砥石ヘッド 22 Z軸ガイド 23 スライダ 30 パンチガイド 31 パンチボディ 32 パンチヘッド 33 ストリッパスプリング 34 リフトスプリング 35 パンチドライバ 37 ストリッパプレート 38 刃先 42 ボルト 43 ねじ穴 44 スペーサ 45 カラー 50 金型研削装置 D ダイ M1、M2、M3 モータ P パンチ W ワーク

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃先調整治具を用いて精密打抜金型のパ
    ンチを構成するパンチボディの刃先をパンチガイド端面
    より所定の量だけ突出させた状態で、該治具ごと金型を
    金型研削装置にセットする工程と、 金型研削装置に設けられた砥石を下降させて上記刃先に
    接触させ、両者の導通に基づいて金型位置を検出する工
    程と、 該金型位置検出後に、非精密打抜金型に対する砥石の研
    削送り速度より遅い送り速度で刃先を研削する工程から
    成ることを特徴とする精密打抜金型の研削方法。
  2. 【請求項2】 上記刃先を突出させる際には、刃先調整
    治具の突出量調整部材を用い、パンチドライバから分割
    されたパンチボディの場合には、突出量調整部材をパン
    チボディとの間に挿入されたスペーサに当てて回転さ
    せ、又は突出量調整部材をパンチドライバ用のねじ穴に
    螺合して回転させ、パンチドライバと一体となったパン
    チボディの場合には、突出量調整部材をパンチドライバ
    部分に当てて回転させる請求項1記載の精密打抜金型の
    研削方法。
  3. 【請求項3】 上記金型を金型研削装置にセットする前
    に、該金型研削装置においてダイを研削し、砥石の平行
    を出しておく請求項1記載の精密打抜金型の研削方法。
  4. 【請求項4】 上記金型位置を検出する前に、金型研削
    装置に設けた位置決め部材に砥石が接触した時点で、砥
    石の下降動作を停止させ、その後位置決め部材を砥石の
    下降領域から退避させたことを検出した後に、該砥石の
    位置決め部材に対する接触停止位置を動作開始点として
    設定する請求項1記載の精密打抜金型の研削方法。
  5. 【請求項5】 上記金型位置を検出する工程において、
    砥石を回転させながら、非精密打抜金型の位置を検出す
    る場合の下降速度より遅い下降速度で下降させる請求項
    1記載の精密打抜金型の研削方法。
  6. 【請求項6】 上記請求項1に記載した精密打抜金型の
    研削方法の実施に直接使用する刃先調整治具であって、 パンチボディの刃先をパンチガイド端面より所定の量だ
    け突出させる突出量調整部材を有することを特徴とする
    刃先調整治具。
  7. 【請求項7】 上記突出量調整部材がアジャストバー又
    はアジャストねじにより構成され、いずれもバックアッ
    プリングに螺合させた状態で回転可能に取り付けられて
    いて、アジャストバーは、パンチドライバから分割され
    たパンチボディを押し上げ、アジャストねじは、パンチ
    ドライバと一体となったパンチボディを押し上げる請求
    項6記載の刃先調整治具。
  8. 【請求項8】 上記アジャストバーは、バックアップリ
    ングから突き出た態でそれに螺合して回転可能に取り付
    けられ、角型の刃先とキーを有するパンチボディをスペ
    ーサを介して回転させないで押し上げ、又は丸型の刃先
    を有しキーを持たないパンチボディに螺合してそれを回
    転させながら押し上げる請求項7記載の刃先調整治具。
  9. 【請求項9】 上記パンチボディを押し上げると共に、
    アジャストバーのバックアップリングから突き出た部分
    にロックボルトを螺合させ該アジャストバーをパンチボ
    ディに錠止させる請求項8記載の刃先調整治具。
  10. 【請求項10】 上記アジャストねじは、バックアップ
    リングに内蔵した状態でそれに螺合して回転可能に取り
    付けられ、角型又は丸型の刃先を有したパンチボディの
    パンチドライバ部分であってバックアップリング内に進
    入した部分を回転させないで押し上げる請求項7記載の
    刃先調整治具。
  11. 【請求項11】 上記バックアップリングがカラーによ
    りパンチガイドに固定された状態で該バックアップリン
    グにアジャストバー又はアジャストねじを螺合させる請
    求項7記載の刃先調整治具。
  12. 【請求項12】 上記請求項1に記載した精密打抜金型
    の研削方法の実施に直接使用する金型研削装置であっ
    て、 砥石と、刃先調整治具ごと該金型研削装置にセットされ
    た金型の刃先との間に、位置決め部材が設けられ、該位
    置決め部材に砥石が接触して停止した位置を該砥石の動
    作開始点として設定し、その後該砥石による金型位置検
    出工程と研削工程がそれぞれ実施されることを特徴とす
    る金型研削装置。
  13. 【請求項13】 上記位置決め部材の後方に、該位置決
    め部材の砥石の下降領域からの退避を検出する退避検出
    センサが設けられている請求項12記載の金型研削装
    置。
  14. 【請求項14】 上記砥石が位置決め部材に接触した後
    下降動作を停止し、退避検出センサを介して該位置決め
    部材の砥石の下降領域からの退避を検出した後に、動作
    開始点を設定する請求項12記載の金型研削装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102672061A (zh) * 2012-04-28 2012-09-19 重庆市江津区宏盛机械制造有限公司 冲头加工工艺
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