JP2002253693A - スプリンクラッヘッド - Google Patents
スプリンクラッヘッドInfo
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- JP2002253693A JP2002253693A JP2001052898A JP2001052898A JP2002253693A JP 2002253693 A JP2002253693 A JP 2002253693A JP 2001052898 A JP2001052898 A JP 2001052898A JP 2001052898 A JP2001052898 A JP 2001052898A JP 2002253693 A JP2002253693 A JP 2002253693A
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- arms
- sprinkler head
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Abstract
に、耐腐食性を向上させる。 【解決手段】ヘッド本体1の放水口2を弁体5で塞ぎ、
該弁体を一対のアーム7,8を有するリンク機構Lで支
持したスプリンクラヘッドにおいて:前記アームの先端
部7a,8aをフレームのスリット4bに係止させ、そ
れぞれのアームを交差させ、該アームの後端部7b、8
bの間にグラスバルブ10を挟み込む。
Description
のスプリンクラヘッドに関するものであり、特に、フラ
ッシュ型及びマルチ型のスプリンクラヘッドに関するも
のである。
ッシュ型、フレーム型などが用いられている。このフラ
ッシュ型は、ヘッド本体の放水口を塞ぐ弁体と、該ヘッ
ド本体に螺着されたスリット付きの円筒状のフレーム
と、前記弁体を支持するリンク機構と、を備えている。
前記リンク機構は、前記スリットに係止するアームと、
該アームの後端部を連結するアーム支持板と、シリンダ
に挿入された可溶合金を押圧するピストン、等を備えて
いる。前記スプリンクラヘッドでは、火災発生時に可溶
合金が溶融すると、ピストンが摺動してリンク機構を分
解するので、デフレクタが落下して放水口が開放され
る。
された馬蹄型のフレームと、該放水口を塞ぐ弁体と、前
記弁体を支持するグラスバルブと、該フレームの下端部
に固定されたデフレクタ等を備えている。前記スプリン
クラヘッドでは、火災時にグラスバルブが破損すると、
弁体が落下し放水口が開放される。
時にデフレクタが降下するので、フレーム型に比べ小型
化できる利点がある反面、構造上、感熱部材としてグラ
スバルブを使用することは困難でり、可溶合金(半田)
を用いたタイプが現在の主流である。ところが、該可溶
合金は、耐腐食性に劣るため、該スプリンクラヘッドを
腐食性の雰囲気下で使用すると、誤作動や作動不良を生
じる可能性が高い。
型のように小型化できない欠点がある反面、感熱部材と
してグラスバルブを使用しているので、腐食雰囲気下で
使用することができるという利点がある。又、フラッシ
ュ型と異なり、ピストン、シリンダ、アーム支持板など
の部材が不要となるので、該フレーム型では、部品点数
が少なくなり、構造が簡単となり、組立が容易となり、
コストの低減を図ることができる利点もある。
点を利用することにより、ヘッド本体の小型化と構造の
簡易化を図ることを目的とする。他の目的は、腐食性雰
囲気下でも使用できるようにすることである。
の放水口を弁体で塞ぎ、該弁体を一対のアームを有する
リンク機構で支持したスプリンクラヘッドにおいて:前
記アームの先端部をフレームの内壁又はスリットに係止
させ、それぞれのアームを交差させ、該アームの後端部
の間に感熱部材を設けたたことを特徴とする。
させるとともに、該アームの回転中心部を回転軸により
連結し、その先端部をフレームのスリットに係止させ、
その両後端部で感熱部材を挟持させた。これにより、ヘ
ッド本体の小型化と構造の簡易化を図れるとともに、感
熱部材としてグラスバルブが使用できる構造となった。
する。フラッシュ型スプリンクラヘッドのヘッド本体1
には、放水口2が設けられ、該放水口2の外側には鍔部
3が設けられている。この鍔部3には、スリット4bの
ついた円筒状のフレーム4が螺着されている。
り、該弁体5はリンク機構Lにより支持されている。リ
ンク機構Lは、一対のアーム7,8と、該アームの先端
部7a、8aと弁体5との間に配設されるバランサ9
と、該アーム7、8の後端部7b、8bにより挟持され
る感熱部材10と、を備えている。
円形凹部7c、8cで交差する。この円形凹部7c、8
cは中央に穴を有し、この穴にリベット状の回転軸12
が差し込まれ、回動自在に連結されている。前記アーム
7、8の先端部7a、8aの下面には、スリット4bに
係止する係止面7e,8eが設けられ、その上面には、
バランサ9の押圧面7f、8fが設けられている。又、
前記アーム7、8の後端部7b、8bには、感熱部材の
支持部15,16が設けられている。前記支持部15,
16には、貫通穴18,19が設けられ、該貫通穴1
8、19の中心軸Cは、同一直線上に位置し、前記ヘッ
ド本体1の軸心1cと直交する方向を向いている。前記
貫通穴18、19には、感熱部材、例えば、アルコール
をガラス管に充填したグラスバルブ10、の端部が挿入
され、位置決めされる。なお、通常時に於いては、スプ
リンクラヘッドの組立荷重がバランサ9を介してアーム
7,8の押圧面7f、8fにかかっている。
火災発生によりグラスバルブ10が破損すると、アーム
7,8の後端部7b、8bを外方に押圧する力がなくな
るので、該アーム7,8が回動し、リンク機構Lが分解
してバランサ9、デフレクタ22等が落下する。尚、図
中、23は従来よりあるアームガイドで、弁体5をデフ
レクタ22上に摺動落下させるものである。
ーム4の係止部に引っかかって止まるので、該ストッパ
20に連結されているデフレクタ22も同様に落下を停
止し、図3の状態となる。
るが、図1〜図3と同一図面符号はその機能も名称も同
一である。本実施例と第1実施例との相違点は、回転軸
22の先端側及び後端側にそれぞれリング溝22a、2
2bを設けたことである。この実施例では、該回転軸2
2を両アーム7、8の回転中心部7c、8cに挿着した
後、該リング溝22a,22bにEリング、又は、Eリングと
同様な機構を持つ部材を嵌め込み、アーム7、8の抜け
るのを防止する。
説明するが、図1〜図3と同一図面符号はその機能も名
称も同一である。本実施例と第1実施例との相違点は、
一方のアーム37の回転中心部に円形凹部37cを形成
し、他方のアーム38の回転中心部に前記円形凹部37
Cの直径より大きな方形状の凹部38cを形成したこと
である。このようなアーム37,38の利点は、それぞ
れのアーム37,38が固着しにくく、火災時に確実に
回動するので、動作の信頼性が高いということである。
またグラスバルブ10の先端部10aは強度的に最も弱
く、この部分が外部に露出していると破損し、作動不良
の原因となる可能性が高い。そこで、アーム37,38
の貫通穴18,19の深さLを長くすることにより、グ
ラスバルブ10の先端部10aを隠蔽、保護することを
可能とした。なお、この第3実施例においては、アーム
37,38の先端部37a,38aは、フレーム4の内
壁に係止する。
説明するが、図1〜図3と同一図面符号はその機能も名
称も同一である。本実施例と第1実施例との相違点は、
金属板をプレスし、回転中心部47c、48cが方形凹
部である同一形状のアーム47,48を形成し、該アー
ム47,48の中央部に補助連結板40を設け、該転結
板40をピン42で回転自在に連結したことである。こ
のようにアーム47,48をプレス成形することによ
り、製造コストを低減することができる。
るが、図1〜図3と同一図面符号はその機能も名称も同
一である。本実施例と第1実施例との相違点は、一方の
アーム7の後端部7bに貫通穴を形成する代わりに、底
面がR状の受け穴57を形成したことである。この様に
すると、受け穴57内にグラスバルブ10が入るので、
グラスバルブ10をしっかりと保持することが可能とな
る。また、アームの後端部間の幅を小さくすることが可
能となり、スプリンクラヘッドをコンパクトにすること
ができる。
するが、図9と同一図面符号はその機能も名称も同一で
ある。本実施例と第5実施例(図9)との相違点は、ア
ーム8の後端部8bに、凹部を設けその凹部に嵌合する
凸部を備えたグラスバルブ10の保護カバー60を設
け、該グラスバルブ10を保護していることである。こ
のカバー60は、熱伝導率の良い金属板で形成され、水
平底部60aと、該水平底部60aに連続する傾斜部6
0bと、該傾斜部60bと連続する垂直部60cと、か
ら構成されている。なお、保護カバー60は、樹脂製で
あっても良くいが、この場合には保護カバー60に複数
の孔を設けて、熱気流を通しやすくすることが好まし
い。
するが、図5と同一図面符号はその機能も名称も同一で
ある。本実施例と第3実施例(図5)との相違点は、ア
ーム7,8の後端部7b、8bに、椀状のカバー70を
固定し、グラスバルブ10を覆ったことである。このカ
バー70は、熱伝導率の良い金属板で形成され、水平底
部70aと、該水平底部70aに連続する垂直部70c
と、から構成されている。このカバー70の垂直部70
bの内側にはフックが設けられ、このフックを貫通穴1
7,18に係止することで、カバー70はアーム7,8
に取り付けられる。
するが、図10と同一図面符号はその機能も名称も同一
である。本実施例と第6実施例(図10)との相違点
は、アーム8の後端部8bに、熱伝導率の良い水平状の
カバー80が設けられ、グラスバルブ10を保護してい
ることである。
するが、図12と同一図面符号はその機能も名称も同一
である。本実施例と第8実施例(図12)との相違点
は、水平状のカバー90がアーム7の後端部7bにねじ
等で固定されていることである。
明するが、図11と同一図面符号はその機能も名称も同
一である。本実施例と第7実施例(図11)との相違点
は、感熱部材10が、熱伝導率の良い金属性のカバー1
00によりコンシールド化されていることである。即
ち、カバー100が、アーム7,8の後端部7b、8b
に嵌着され、蛇腹部を有する直筒部100aと、該直筒
部100aの下端を閉鎖する水平板100bと、から構
成されていることである。
ではなく、例えば、フラッシュ型スプリンクラヘッドの
代わりに、マルチ型スプリンクラヘッドを用いても良
い。この場合は、アームの先端部は、フレームの内壁に
係止されることになる。又、感熱部材として、グラスバ
ルブの他、半田等の可溶物質を用いることができること
は勿論である。
ムを交差させたので、互いに交差するアームの後端部は
内側に向かって互いに引き合うように力が働く。そのた
め、アームの後端部間に感熱部材を介在せしめて弁体を
支持するリンク機構を構成することができる。従って、
従来例と異なり、アームの広がるのを押さえるアーム支
持板、ピストン、アーム押さえ板などの部品が不要とな
る。そのため、ヘッドの構造が簡単になると共に、組立
が容易となり、低コスト化を図ることができる。又、フ
ラッシュ型であるにも関わらず、感熱部材としてグラス
バルブを用いることができるので、腐食性雰囲気下でも
使用することができる。更に、グラスバルブは、横向き
に設置されているので、スプリンクラヘッドの高さを低
くおさえることができる。また、一対のアームは、回転
軸によって一体化されているので、組み立てやすい。
縦断面図である。
に対応する。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】ヘッド本体の放水口を弁体で塞ぎ、該弁体
を一対のアームを有するリンク機構で支持したスプリン
クラヘッドにおいて:前記アームの先端部をフレームの
内壁又はスリットに係止させ、それぞれのアームを交差
させ、該アームの後端部の間に感熱部材を設けたことを
特徴とするスプリンクラヘッド。 - 【請求項2】前記感熱部材は、横向きに設置されたグラ
スバルブであることを特徴とする請求項1記載のスプリ
ンクラヘッド。 - 【請求項3】前記アームの後端部に貫通穴を設け、該貫
通穴に係止するカバーを設けたことを特徴とする請求項
1、又は、2記載のスプリンクラヘッド。 - 【請求項4】前記両アームの回転中心部は、回転軸によ
り支持されていることを特徴とする請求項1、2,又
は、3記載のスプリンクラヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052898A JP2002253693A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | スプリンクラッヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052898A JP2002253693A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | スプリンクラッヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002253693A true JP2002253693A (ja) | 2002-09-10 |
Family
ID=18913447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001052898A Pending JP2002253693A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | スプリンクラッヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002253693A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008023457A1 (fr) * | 2006-07-24 | 2008-02-28 | Senju Sprinkler Co., Ltd. | Tête d'extincteur |
CN100506325C (zh) * | 2005-03-14 | 2009-07-01 | 颜月甜 | 一种温感喷淋灭火装置 |
WO2013017081A1 (zh) * | 2011-08-02 | 2013-02-07 | 陕西坚瑞消防股份有限公司 | 一种自发电火灾探测启动装置 |
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-
2001
- 2001-02-27 JP JP2001052898A patent/JP2002253693A/ja active Pending
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JP5078037B2 (ja) * | 2006-07-24 | 2012-11-21 | 千住スプリンクラー株式会社 | スプリンクラーヘッド |
WO2013017081A1 (zh) * | 2011-08-02 | 2013-02-07 | 陕西坚瑞消防股份有限公司 | 一种自发电火灾探测启动装置 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070413 |
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A02 | Decision of refusal |
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