JP2001276268A - スプリンクラヘッド - Google Patents

スプリンクラヘッド

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JP2001276268A
JP2001276268A JP2000101153A JP2000101153A JP2001276268A JP 2001276268 A JP2001276268 A JP 2001276268A JP 2000101153 A JP2000101153 A JP 2000101153A JP 2000101153 A JP2000101153 A JP 2000101153A JP 2001276268 A JP2001276268 A JP 2001276268A
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locking
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幸雄 舘野
Yukio Yoshiba
裕毅雄 吉葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単で、組立が容易であり、作動感度が
一定なスプリンクラヘッドを得る。また、小型でも散水
状態が大型と変わらないスプリンクラヘッドを得る。 【解決手段】2本のアームを有するリンク機構によって
放水口を閉塞する弁体を支持するスプリンクラヘッドに
おいて、一方のアームに第1の係止部を、他方のアーム
に第2の係止部を設け、第2の係止部を第1の係止部に
係止させる。また、放水口を閉塞する弁体が作動時に降
下してデフレクタに着座するスプリンクラヘッドにおい
て、弁体にデフレクタより小径の第2のデフレクタを一
体的に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は消火用のスプリン
クラヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の消火用のスプリンクラヘッ
ドの縦断断面図で、11は本体、12は放水口、13は
雄ねじ状の第1のねじ部、14は鍔部、15は雌ねじ状
の第2のねじ部である。
【0003】21は筒状のフレーム、22は雄ねじ、2
3は1対の荷重調整用のスリット、24は環状のフラン
ジである。
【0004】31はデフレクタ、32は略小判形状の
穴、33は複数の散水用の爪片、34はデフレクタ31
に立設された例えば3本のロッド(図3参照)、35は
ロッド34の上端に係止されたストッパリングである。
41は弁体、42は凸部、43は突出部、44は折り曲
げ片である。
【0005】51はアームガイドの基板で、中央部分の
孔を挿通した折り曲げ片43によって弁体41の下面に
結合されている。52は基板51の長尺側の両側に設け
た1対のガイド片(図5では1対のうち一方のみが図示
されている)である。56はバランサで、中央部分に凹
部が設けられ、凹部には弁体41の突出部43が当接し
ている。
【0006】61と64は1対のアーム、62は第1係
止穴、63は第2係止穴である。65は中央部にシリン
ダ81を遊嵌支持する支持孔が設けられた支持板、66
と67は支持板65の両端部に設けられた係止片で、こ
の係止片66と67はアーム61と64の第2係止穴6
3に係合して係止している。
【0007】81は上端部外周に環状鍔部を有する有底
筒状のシリンダ、82は雄ねじである。84はシリンダ
81の底部に載置された所定温度、例えば72度で溶融
する可溶合金、85はシリンダ81に遊嵌され可溶合金
84を押圧する有底筒状の第1ピストンである。
【0008】86はリンク押さえ板、87はリンク押さ
え板86の両端の嵌合片で、アーム61と64の第1係
止穴62に嵌合(遊嵌)されている。88は上部の雄ね
じ部と下部のロッド部とからなる第2ピストンで、雄ね
じ部がリング押さえ板86の雌ねじに螺合されロッド部
の先端が第1ピストン85の底壁を押圧している。
【0009】91は椀状の第1受熱板、92は傘状の第
2受熱板、93は円板状の第3受熱板で、第1〜第3の
受熱板91〜93は第3受熱板93の裏面に設けた雌ね
じ94を雄ねじ82に螺合することでシリンダ81の下
面に密着固定されている。
【0010】101は弁体41の上面に被された例えば
銅製のパッキンである。このパッキン101は弁体41
の凸部42が設けられた上面と相似形状をしており、弁
体41の凸部42に嵌合されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようなスプリンク
ラヘッドは、火災の熱を第1〜第3の受熱板91〜93
が受熱すると可溶合金84が溶融を開始し、溶けた合金
がシリンダ81と第1ピストン85との隙間から流出を
開始する。これによりアーム61と64はフランジ24
の係止点を回転中心として回転を開始する。
【0012】この回転により支持板65の係止片66と
67はアーム61と64の第2係止穴63との係止を解
除しようとする。この場合には、図4(b)に図示する
ように一方の係止片67のみが第2係止穴63との係止
を解除しようとする作動と、図4(c)に図示するよう
に2つの係止片66と67が同時に係止を解除しようと
する作動と、これらの中間的な作動とがある。
【0013】ところで、図4(b)の場合には支持板6
5の一方の係止片66又は67が係止を解除するだけな
ので、可溶合金84の僅かな溶融高さL1で係止が解除
されるのに対し、図4(c)の場合には図4(b)の場
合に比べ可溶合金84が多量に溶融流出(高さL2分)
しないと支持板65の係止片66と67の係止を解除す
ることが出来ない。すなわち、支持板65のアーム6
1,64に対する係止解除のばらつき、すなわち作動時
間のばらつきが生じることになる。また、シリンダ81
の移動距離を可溶合金84の溶融高さL2以上に十分に
とらなけらばならず、その分高さが大きくなる。
【0014】また、近年はシステム天井の普及により、
システム天井の幅が25mm前後のスリットに入る大き
さの細径で小型のスプリンクラヘッドが要求されてい
る。
【0015】このようなスプリンクラヘッドでは、デフ
レクタ31の大きさ(外径)を従来の通常型のスプリン
クラヘッドのように大きくすることが出来ず、図3
(a)に図示するように、デフレクタ31の外径を放水
口12の径に対し僅かに大径にするしかなかった。この
ため良好な散水パターンを得るデフレクタの設計が難し
いとともに、外径を大きくする代わりに爪片の高さを高
くしなければならず、高さ方向で大型化し、全体を小型
化することが難しかった。
【0016】上記の点に鑑み、この発明の第一の目的
は、構造が簡単で、組み立てが容易であり、作動感度が
一定なスプリンクラヘッドを得ることである。
【0017】この発明の第二の目的は、小型でも散水状
態が大型と変わらないスプリンクラヘッドを得ることで
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、2本のアー
ムを有するリンク機構によって放水口を閉塞する弁体を
支持するスプリンクラヘッドにおいて、一方のアームに
第1の係止部を設け、他方のアームに第2の係止部を設
け、前記第2の係止部を前記第1の係止部に係止させた
ことを特徴とするものである。
【0019】また、放水口を閉塞する弁体が作動時に降
下してデフレクタに着座するスプリンクラヘッドにおい
て、前記弁体に前記デフレクタより小径の第2のデフレ
クタを一体的に設けたことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下この発明について、図1〜図
4により説明する。図1は第1の実施の形態の縦断面図
である。
【0021】図1において、11は本体である。本体1
1には、上下に貫通する放水口12が設けられると共
に、上部外周には図示しない配管類に接続するための例
えば雄ねじ状の第1のねじ部13が設けられる。また、
下部には鍔部14が設けられ、鍔部14の下方には例え
ば雌ねじ状の第2のねじ部15が設けられる。
【0022】21は筒状のフレームである。フレーム2
1には、その上部に雄ねじ22が設けられて鍔部14の
第2のねじ部15に螺合され、周側部には荷重調整用の
スリット23が対向して1対設けられている。また、下
部内側には環状のフランジ24が設けられている。
【0023】31はデフレクタである。デフレクタ31
には、その中央部に略小判形状の穴32が設けられ、周
側には複数の散水用の爪片33(図3参照)が所定角度
に折り曲げられて設けられている。また、デフレクタ3
1には複数、例えば3本のロッド34(図3参照)が立
設され、ロッド34の上端はデフレクタ31の降下を所
定位置で停止させるためのストッパリング35に係止さ
れている。
【0024】41は弁体である。弁体41は、上面側に
放水口12内に入り込む凸部42が設けられ、下面には
突出部43が設けられると共にその外側に複数(図1、
図3では1対)の折り曲げ片44が設けられている。
【0025】51はアームガイドの基板である。基板5
1は長板状とその中央部の円板部とからなり、円板部の
中央部分には弁体41の突出部43と折り曲げ片44が
挿通する孔が設けられ、この孔を挿通した折り曲げ片4
3の折り曲げによって弁体41の下面に結合されてい
る。52は基板51の長尺側の両側に設けた1対のガイ
ド片52(図1では1対のうち一方のみが図示されてい
る)である。ガイド片52は火災による作動時にデフレ
クタ31の穴32の周壁に案内されて降下する。従っ
て、通常は、図1に図示されているように、その下端は
デフレクタ31より僅かに下方へ突出する長さ(高さ)
を有している。この基板51とガイド片52とによって
アームガイドを構成している。
【0026】56はバランサである。バランサ56は、
長板部と、その両側の長辺を下方へ折り曲げた図示を省
略した折り曲げ部とで構成されている。そして長板部の
中央部分に凹部が設けられ、凹部には弁体41の突出部
43が当接している。
【0027】61は第1アーム(一方のアームの一例)
である。第1アーム61は、逆J字状で、逆U字状部の
頭部がバランサ56の長板部下面に当接し、短片部の端
部はフランジ24の上面に当接し係止し、長片部には第
1係止穴62と第2係止穴63(第1の係止部の一例)
とが設けられている。
【0028】71は第2アーム(他方のアームの一例)
である。第2アーム71は細長板の上部を逆J字状に下
部を」状に形成したものである。この第2アーム71の
縦長状のアーム部72には第3係止穴74が設けられて
いるとともに、上端部の逆U字状部の頭部がバランサ5
6の長板部下面に当接し、短片部の端部はフランジ24
の上面に係止されている。横長状の支持板部73には、
シリンダ81を遊嵌支持する支持孔が設けられていると
ともに、先端には第1アーム61の第2係止穴63に着
脱自在に係止される係止片75(第2の係止部の一例)
が設けられている。
【0029】81はシリンダである。シリンダ81は、
上端部外周に環状鍔部を有する有底筒状で、その底壁下
面に雄ねじ82が設けられている。84はシリンダ81
の底部に載置された所定温度、例えば72度で溶融する
可溶合金である。85はシリンダ81に遊嵌され可溶合
金84を押圧する有底筒状の第1ピストンである。
【0030】86はリンク押さえ板である。リンク押さ
え板86は中央に雌ねじが設けられた板状部と、板状部
の両端に設けられ第1係止穴62と第3係止穴74に遊
嵌された嵌合片87とで構成されている。
【0031】88は第2ピストンである。第2ピストン
88は、リング押さえ板86の雌ねじに螺合された上部
の雄ねじ部と下部のロッド部とで構成され、ロッド部の
先端が第1ピストン85の底壁を押圧している。
【0032】91は底壁中央の孔に雄ねじ82が挿通さ
れた椀状の第1受熱板である。92は中央の孔に雄ねじ
82が挿通された傘状の第2受熱板である。93は円板
状の第3受熱板である。この第1〜第3の受熱板91〜
93は、第3受熱板93の裏面に設けた雌ねじ94を雄
ねじ82に螺合することでシリンダ81の下面に密着固
定されていて、可溶合金の受熱効率を高める作用をはた
す。
【0033】101は弁体41の上面に被された例えば
銅製のパッキンである。このパッキン101は弁体41
の凸部42が設けられた上面と相似形状をしており、弁
体41の凸部42に嵌合されている。
【0034】111はパッキン101の外縁部から放射
状に上向きに一体に形成された複数の散水片である。こ
の複数枚からなる散水片111は、デフレクタ31の外
径より小径に構成されていて、弁体41に一体的に設け
られた第2のデフレクタの一例である。
【0035】そして複数の散水片111は、本実施の形
態の場合には図1に示されているように、弁体41が放
水口12を閉塞しているときは、本体11の放水口12
の下端側筒部とその外側の鍔部14の筒部との間の環状
空隙に位置するので、散水片111を設けたことによる
高さの増加は必要なく、大型化することはない。
【0036】図2はこの発明による第2の実施の形態の
縦断面図である。
【0037】第2の実施の形態は、第2のデフレクタの
構造が第1の実施の形態と異なるだけで他の点は第1の
実施形態と同じなので、同じ部分は同一の符号を付して
説明を省略する。
【0038】121は第2のデフレクタの一例としての
散水板である。散水板121は、弁体41と略同径の円
板部と、この円板部の外縁から放射状に延伸されて所定
角度に上方に折り曲げられた複数の散水片122とから
なり、その外径はデフレクタ31の外径より小径に構成
されている。そして、この散水板121には、その円板
部の中央部分に弁体41の突出部43と折り曲げ片44
が挿通する孔が設けられている。
【0039】この散水板121はアームガイドの基板5
1上に載置され、散水板121と基板51の孔に弁体4
1の突出部43と折り曲げ片44が挿通され、折り曲げ
片44を折り曲げることにより、散水板121は弁体4
1の下面と基板51とによって挟持されて弁体41と一
体的に形成される。
【0040】そして複数の散水片122は、本実施の形
態の場合には図2に示されているように、弁体41が放
水口12を閉塞しているときは、フレーム21の内周壁
と弁体41との間の環状空隙に位置するので、散水片1
22を設けたことによる高さの増加は必要なく、大型化
することはない。
【0041】そして、第1および第2の実施の形態にお
いて、第1アーム61、第2アーム71、シリンダ8
1、可溶合金84、第1ピストン85、リンク押さえ板
85、第2ピストン87でリンク機構を構成している。
そして、バランサ56により、第1アーム61はフラン
ジ24との係止点を支点として右回転力が、第2アーム
71はフランジ24との係止点を支点として左回転力が
作用している。これら回転力により第2ピストン87が
第1ピストン85を介して可溶合金84を下方に強く押
圧し、これにより、第2アーム71の係止片75が第1
アーム61の第2係止穴63に係止している。
【0042】このように構成されたスプリンクラヘッド
は、通常時、すなわち火災監視状態時は図1もしくは図
2に示す状態にある。
【0043】火災が発生して可溶合金84が溶け始める
と、溶けた可溶合金は第1ピストン85に押され、シリ
ンダ81と第1ピストン85との間の隙間から外部に流
出する。これにより第1アーム61は右回転を開始して
その下端側は図1、図2において左方向への移動を開始
し、第2アーム71は左回転を開始してその下端側は図
1、図2において右方向への移動を開始する。
【0044】このとき、第2アーム71は縦長状のアー
ム部72と横長状の支持部73が」状に一体に構成され
ているので、図4(b)と同じ状態となり、可溶合金8
4の僅かな溶融で第1アーム61の第2係止穴63と第
2アーム71の係止片75との係止が解除され、リンク
機構は分解する。これにより、リンク機構を構成する各
部品は下方へ落下する。
【0045】このように、第1アーム61と第2アーム
71とは直接係止され、しかもその係止箇所は、いずれ
の実施の形態の場合でも、第1アーム61の第2係止穴
63と第2アーム71の係止片75との係止点の一箇所
だけなので、第1アーム61と第2アーム71との一箇
所の係止を解くのに必要な僅かな移動、すなわち可溶合
金84の一定の溶融量で係止を解除でき、安定した作動
が得られ、しかもヘッド間での作動のばらつきをなくす
ことができる。しかも従来の1対のアームを係止する支
持板が不要となるので、部品点数を削減でき構造が簡単
となり、組立ならびに調整が簡単にできる。また、第1
と第2のアーム61と71は一定の移動(回転)で係止
を解除するので、シリンダ81の上昇量(距離)も一定
のL1となり、従ってその分だけ高さを低くでき、スプ
リンクラヘッドを小型化できる。
【0046】リンク機構の分解落下により、弁体41と
アームガイドはデフレクタ31のロッド34と穴32内
を降下する一対のガイド片52に案内されて降下する。
【0047】そして、第1の実施の形態の場合には、図
3(b)に図示されるように、弁体41の下面の穴32
より幅広の図示しない膨出部がデフレクタ31の上面に
当接して着座する。
【0048】また、第2の実施の形態の場合には、図3
(c)に図示されるように、弁体41の下面に接して設
けた散水板121の穴32より幅広の図示しない膨出部
がデフレクタ31の上面に当接して着座する。
【0049】このように弁体41の降下により放水口1
2は開放され、放水口12から水、強化液あるいは泡水
混合液などの消火用液体が棒状に近い状態で放水され
る。
【0050】放水口12より放水された消火用液体は、
第1の実施の形態の場合には、中心部の液体はパッキン
101(弁体41)及び散水片111に衝突して飛散さ
れ、その外側の液体はデフレクタ31に衝突すると共に
散水片111で飛散した液体にも衝突して飛散される。
【0051】また第2の実施の形態の場合には、中心部
の液体はパッキン101(弁体41)及び散水板121
の散水片122に衝突して飛散され、その外側の液体は
デフレクタ31に衝突すると共に散水片122で飛散し
た液体にも衝突して飛散される。
【0052】これにより、第1および第2の実施の形態
のいずれのばあいでも、デフレクタ31を従来のように
大径にすることなく、良好な散水状態を達成できる。
【0053】なお上記各実施の形態では、第1アーム6
1を逆J字状、第2アームを」状の形状としたが、第1
アームと第2アームとを一箇所で直接係止させる構造で
有れば他の形状としても良い。
【0054】また、上記各実施の形態では第2のデフレ
クタを弁体41と別体としたが、弁体41の周側壁から
直接複数の散水片を突出して設けるようにしても良い。
【0055】また、上記各実施の形態では、火災による
作動時にデフレクタが降下するいわゆるフラッシュ型と
言われるスプリンクラヘッドの場合について説明した
が、リンク機構に2つのアームを有するものであれば、
例えばマルチ型などの他の型式のスプリンクラヘッドで
も同様に実施できる。
【0056】
【効果】この発明によれば、2本のアームを有するリン
ク機構によって放水口を閉塞する弁体を支持するスプリ
ンクラヘッドにおいて、一方のアームに第1の係止部を
設け、他方のアームに第2の係止部を設け、前記第2の
係止部を前記第1の係止部に係止させるようにしたの
で、部品点数を少なくして構造を簡単にして小型化が可
能であると共に、組み立てが容易であり、作動感度が一
定なスプリンクラヘッドを得ることができる。
【0057】また、放水口を閉塞する弁体が作動時に降
下してデフレクタに着座するスプリンクラヘッドにおい
て、前記弁体に前記デフレクタより小径の第2のデフレ
クタを一体的に設けるようにしたので、小型でも散水状
態が良好な大型と変わらないスプリンクラヘッドを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の縦断面図である。
【図3】本発明の作用説明図である。
【図4】本発明および従来例の作用説明図である。
【図5】従来例の縦断面図である。
【符号の説明図】
11 本体 12 放水口 21 フレーム 31 デフレクタ 41 弁体 51 アームガイドの基板 52 アームガイドのガイド片 61 第1のアーム 62 第1係止穴 63 第2係止穴(第1の係止部) 71 第2のアーム 72 アーム部() 73 支持部() 74 第3係止片 75 係止片(第2の係止部) 81 シリンダ 84 可溶合金 85 第1ピストン 86 リンク押さえ板 87 嵌合片 91、92、93 受熱板 101 パッキン 111 散水片(第2デフレクタ) 121 散水板(第2デフレクタ) 122 散水片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本のアームを有するリンク機構によって
    放水口を閉塞する弁体を支持するスプリンクラヘッドに
    おいて、 一方のアームに第1の係止部を設け、他方のアームに第
    2の係止部を設け、前記第2の係止部を前記第1の係止
    部に係止させたことを特徴とするスプリンクラーヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】放水口を閉塞する弁体が作動時に降下して
    デフレクタに着座するスプリンクラヘッドにおいて、 前記弁体に前記デフレクタより小径の第2のデフレクタ
    を一体的に設けたことを特徴とするスプリンクラヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】前記第2のデフレクタは前記弁体上に被さ
    れるパッキンと一体に設けられていることを特徴とする
    請求項2記載のスプリンクラヘッド。
  4. 【請求項4】前記第2のデフレクタは前記弁体の下面に
    取り付けられていることを特徴とする請求項2記載のス
    プリンクラヘッド。
  5. 【請求項5】前記弁体は熱を感知して作動するリンク機
    構によって支持されており、前記リンク機構は2本のア
    ームを有し、一方のアームに第1の係止部を設け、他方
    のアームに第2の係止部を設け、前記第2の係止部を前
    記第1の係止部に係止させたことを特徴とする請求項2
    ないし請求項4いずれかに記載のスプリンクラーヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】前記一方のアームは逆J字状でその長片部
    に第1の係止部が設けられ、前記他方のアームは逆J字
    状の縦長片部と該縦長片部の下端に連続して形成された
    横長片部とかなり、該横長片部の先端に前記第1の係止
    部に係止される第2の係止部を設けたことを特徴とする
    請求項1または請求項5いずれかに記載スプリンクラヘ
    ッド。
  7. 【請求項7】リンク機構は可溶合金がシリンダとピスト
    ンによって挟持される圧縮型のリンク機構であることを
    特徴とする請求項1、請求項5または請求項6いずれか
    に記載のスプリンクラヘッド。
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