JP2002253103A - 防ダニシート - Google Patents
防ダニシートInfo
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Abstract
を原因とするアレルギーや疾病を防止する。 【解決手段】ダニ誘引剤と粘着剤とからなり粘着性を有
する誘引層3を、外方に多孔性にして通気のある外シー
ト層2の下に位置させた。
Description
ダニを捕集するシートに関するものである。
般居室などで発生し易いダニによる感染症などを防止す
るためにダニ忌避剤を利用した防ダニ製品が存在してい
るが、この防ダニ製品はダニを寄せ付けないようにした
作用を有するだけのものであり、ダニ個体を捕獲すると
いう作用を備えているものとはなっていない。そのた
め、ダニがその防ダニ製品を配置した周りに近づかなく
なったとしても他のところに移動しただけの状態となっ
ていて、それらのダニの死骸片やダニに付いた細菌など
が生活空間の空気中を漂い易く、そのダニの死骸片など
がアレルゲンとなり、アレルギーや各種の疾病を引き起
こすことが問題となっていた。そこで本発明はダニ個体
そのものを捕集できるようにすることを課題とし、ダニ
を原因とするアレルギーや疾病を防止することを目的と
するものである。
してなされたもので、ダニ誘引剤と粘着剤とからなり粘
着性を有する誘引層を備えることを特徴とする防ダニシ
ートを提供して、上記課題を解消するものである。そし
て、通気性があってダニ個体の捕集効果を有するシート
と上記誘引層とが積層されているものとすることが可能
である。また、もう一つの発明は、ダニ誘引剤とダニ個
体の捕集効果を有するシートとからなることを特徴とす
る防ダニシートであり、この防ダニシートを提供して上
記課題を解消するものである。そして、上記シートは不
織布であることが良好である。さらにダニ誘引剤は、徐
放性無機質マイクロカプセルに食品添加物のフルーツエ
キスを充填して酵母で発酵させたものであることが良好
である。
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は防ダニ
シート1の第一の例を示している。この防ダニシート1
は図示されているように複数の層からなる積層シートで
あり、外方である表裏を外シート層2とし、その間に一
層の誘引層3を配して積層し、この三層を一体化したも
のである。前記外シート層2それぞれは通気性がある素
材であり、かつ、ダニ個体長さ以上の孔が多数存在して
その孔の部分にダニが入り込めるようにした構造を有し
ている。例えば100μm以上の孔が多数存在するフィ
ルム、紙、不織布などが採用できる。また、前記誘引層
3は粘着性を有して前記外シート層2の空隙を通ってき
たダニを粘着により捉える働きをするものである。この
ように防ダニシート1では表裏の外シート層2の間に粘
着性のある誘引層3を配しているので、前記誘引層3の
粘着によるダニに対する捕捉効果を高めるためには、外
シート層2の孔状部分が大きいものとすればよく、そう
すればシート全体の粘着性が高まり、捕捉効果が上が
る。なお、この場合、外シート層2の表面上で粘着性が
発揮されるようにする必要は必ずしもない。
剤とを塗布したものである。この誘引層3における前記
ダニ誘引剤は例えばフルーツエキスを用いてなるフェロ
モンフレーバーであり、ダニを誘引する作用を備えるも
のである。中間層としてこの誘引層3を通気性のある外
シート層2の下(シート厚さ方向での中心側)に位置さ
せるため、使用に際して防ダニシート1を任意の位置に
配置すれば、ダニ誘引剤成分は通気性のある上記外シー
ト層2を通って空気中を広がる。そして、ダニ誘引剤成
分が広がることによってダニが防ダニシート1に集まる
ようになり、前記外シート層2の孔状部を通って誘引層
3に達する。上述したように誘引層3は粘着剤をも有し
ているものであることから、誘引層3に達したダニはこ
の誘引層3に捉えられることになる。以上のようにして
ダニを集めた防ダニシート1を処分することで確実にダ
ニ個体そのものを取り除くことができる。
表裏に位置する通気性のある外シート層2の間に配した
構造としたが、本発明はこれに限定されるものではな
い。図2はその他の例の層構成を断面で示している。こ
の例においては、シート厚さ方向の中心において紙やフ
ィルムなどからなる芯層4を位置させている。そして、
不織布からなる表裏の通気性のある外シート層2と前記
芯層4との間に誘引層3を位置させたものであり、図示
されているように誘引層3を二層有している。この実施
の例において誘引層3は粘着剤とダニ誘引剤との混合物
からなるものであり、例えば芯層4となるシート物に粘
着剤とダニ誘引剤との混合物を塗布することでこの芯層
4上に誘引層3を形成できる。勿論、上記実施の例と同
じように不織布に粘着剤とダニ誘引剤とを塗布したもの
であってもよい。
の例では、多孔の合成樹脂フィルムやシール性を備える
不織布を表裏の通気性のある外シート層2として採用
し、そして、その間に誘引層3を配していて、シート周
辺5の処理として表裏の外シート層2同士をヒートシー
ルして閉じたものを示している。この例では、前記誘引
層3は解繊パルプ(繊維をほぐしたもの)とバインダー
と粘着剤とダニ誘引剤との混合物より形成したものであ
る。
外シート層2として、また、ダニ誘引剤と粘着剤との混
合物を塗布してシート物を形成する素材として不織布を
用いる例を示したが、これらの不織布として、繊維がダ
ニに絡み付いてダニ個体に対する機構的な捕集効果を有
するものを採用することができる。そうすることによっ
て、通気性のある外シート層2自体や誘引層3が絡みに
よる機構的な捕集効果を備えるようになる。この場合、
不織布を形成する繊維の間の空隙がダニの個体長(約3
00μm)以上あればよく、繊維間に入り込んだダニに
繊維が絡み付いて捕集される。特に極細繊維を用いた不
織布では極細繊維がダニに絡み付き易く、極めて高い捕
集効果がある。上記極細繊維は1dtex未満の繊維で
あり、絹繊維より細いものである。なお、1デニール=
0.9dtexである。1デニールは9000mの長さ
の繊維の重さが1gであることを意味する。
る粘着剤とダニ誘引剤とは両者が混合されているものと
して説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。即ち、誘引層3でのダニ誘引剤の設け方としては粘
着剤にそのダニ誘引剤を混練する方法以外として、例え
ば、基体に粘着剤を塗布しその塗布面にダニ誘引剤を配
してから通気性のあるシートを積層することによって、
粘着剤の層と通気性シートとの界面にダニ誘引剤が配置
されるようにしてもよい。また、上記各実施の例では、
通気性がある外シート層2を表裏に配してダニの誘引を
表裏両方で行なうものとして示されているが、図4に示
されているように、基体6の上に、基体6側から誘引層
3、外シート層2とを順に積層し、片面側でダニの誘引
を行なうようにしてもよい。この場合でも、誘引層3や
外シート層2に上述したダニに対する機構的な捕集効果
を持たせるようにすることができる。
素(SiO2)を壁材とした徐放性無機質マイクロカプ
セルにフルーツエキスを充填し、さらにそのフルーツエ
キスを酵母で発酵させたものが採用できる。前記フルー
ツエキスはダニに対するフェロモンフレーバーの役割を
なすものであり、食品添加物して採用されているものを
用いる。このように食品添加物であるフルーツエキスか
らなるものをフェロモンフレーバーとすることで、ダニ
誘引剤自体は、人体に対する衛生性や臭いの点で優れて
おり有効である。さらに、徐放性無機質マイクロカプセ
ルに充填したものであることから、徐放性無機質マイク
ロカプセルの特性(芯物質を持続的に放出する)によ
り、ダニ誘引効果が持続する。
ートによれば、従来のダニ忌避剤を用いたものと異なっ
てダニを捕集するものであることから、ダニを捕集した
このシートを取り除くという極めて簡単な作業でダニ個
体を除去でき、居室空間のダニによるアレルゲンを大幅
に減少させることが可能となる。そして誘引層が粘着性
を有するものやダニ個体の捕集効果のあるシートを有す
るものにあっては、ダニを捕集したこのシートを取り扱
う際にダニの逃げ出しや落下などを確実に防止できるよ
うになる。
の下に誘引層を位置させるようにすることで、その外シ
ート層での孔状部の大きさが選択でき、シートの全体的
な粘着性を調整できる。さらに、ダニ誘引剤を、徐放性
無機質マイクロカプセルに食品添加物のフルーツエキス
を充填して酵母で発酵させたものとすることで、人体に
対して安全であり、使用中の臭いによる違和感を生じさ
せることがなく、そのダニ誘引効果を持続させることが
できるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】ダニ誘引剤と粘着剤とからなり粘着性を有
する誘引層を備えることを特徴とする防ダニシート。 - 【請求項2】通気性があってダニ個体の捕集効果を有す
るシートと上記誘引層とが積層されている請求項1に記
載の防ダニシート。 - 【請求項3】ダニ誘引剤とダニ個体の捕集効果を有する
シートとからなることを特徴とする防ダニシート。 - 【請求項4】上記シートは不織布である請求項2と3の
何れか一項に記載の防ダニシート。 - 【請求項5】ダニ誘引剤は、徐放性無機質マイクロカプ
セルに食品添加物のフルーツエキスを充填して酵母で発
酵させたものである請求項1から4の何れか一項に記載
の防ダニシート。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001061060A JP3848842B2 (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 防ダニシート |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|
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| JP3848842B2 JP3848842B2 (ja) | 2006-11-22 |
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ID=18920410
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-03-06 JP JP2001061060A patent/JP3848842B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
| JP3848842B2 (ja) | 2006-11-22 |
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