JP2002252125A - 磁気素子およびそれを用いたスナバー回路 - Google Patents

磁気素子およびそれを用いたスナバー回路

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JP2002252125A JP2001051112A JP2001051112A JP2002252125A JP 2002252125 A JP2002252125 A JP 2002252125A JP 2001051112 A JP2001051112 A JP 2001051112A JP 2001051112 A JP2001051112 A JP 2001051112A JP 2002252125 A JP2002252125 A JP 2002252125A
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Tadao Saito
忠雄 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチング電源におけるスイッチング動作
を安定して行わせ、かつその無負荷状態における待機電
力を低減させることのできる磁気素子の提供。 【解決手段】 長さ10mmあたりの巻数(N)が20
以上500以下で、その両端部が開放されたコイルと、
厚さ4μm以上50μm以下かつ幅1mm以上40mm
以下の単層または複数層の磁性薄帯からなる閉磁路構造
を有し、その少なくとも一部が前記コイル内に配置され
たコアとを具備する磁気素子において、前記コイルの巻
数(N)と前記磁性薄帯の層数(n)との比(N/n)
を20以上500以下とし、かつ直流電流を印加しない
ときの50kHzにおけるインダクタンスLに対する
直流電流40mAを印加したときの50kHzにおける
インダクタンスL40の比(L40/L)を15%以
下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
のスナバー回路や遅延素子などに用いられる磁気素子お
よびそれを用いたスナバー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気素子は各種の電気回路に用いられて
いる。例えば、RCC方式などのスイッチング電源にお
いては、スイッチング素子であるMOS−FETのゲー
ト信号を遅らせる電流遅延素子として用いられている。
この電流遅延素子は、スナバーコンデンサを共振コンデ
ンサとして機能させ、MOS−FETをゼロボルトスイ
ッチングさせるものである。
【0003】従来の磁気素子としては、例えば軟磁性合
金薄帯を巻回または積層して形成したトロイダルコアを
有するものが主として用いられている。このような磁気
素子を上記したような電流遅延素子に適用する場合に
は、閉磁路構造のトロイダルコアに、被覆されたワイヤ
ーを複数回巻くことによって、所定の特性を得ている。
【0004】トロイダルコアを有する磁気素子は、その
閉磁路構造に基づいて磁気を得る上では有利である。し
かしながら、軟磁性合金薄帯により構成されたトロイダ
ルコアでは、フェライト焼結体からなる焼結コアのよう
に、予め絶縁ボビンにワイヤーを巻いておき、これに分
割した焼結コアをつき合せて閉磁路を形成するという構
成を、容易に適用することができない。
【0005】このようなことから、従来の軟磁性合金薄
帯により構成されたトロイダルコアを用いる場合には、
トロイダルコアに直接巻線を施して磁気素子を構成する
ことが一般的である。しかしながら、このような構造で
はトロイダルコアへの巻線の作業効率が低く、さらに巻
線工程を自動化することに難がある。これらによって、
インダクタンクス素子の製造コストの増大を招いてい
る。
【0006】このような課題に対して、近年では、巻線
の作業効率の向上、巻線の自動化を図るため、ボビンに
巻線を施した後、このボビン内に軟磁性薄帯等を配置す
る構造の磁気素子が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、エネルギー問題
等から機器の消費電力を抑制することが望まれている。
スイッチング電源においてもこのような消費電力の問題
については例外ではなく、待機電力等を抑制するにより
消費電力を抑制することが求められている。また、消費
電力の抑制だけでなく、安定してスイッチング動作を行
わせることも求められている。しかしながら、スイッチ
ング電源等に用いられる従来の磁気素子においては、動
作の安定や消費電力の抑制といった点において満足でき
る特性を得られていない。
【0008】本発明は上記したような問題を解決するた
めになされたものであって、スイッチング動作を安定さ
せ、かつ待機電力を抑制できる磁気素子を提供すること
を目的としている。また、本発明は上記したような磁気
素子を用いることにより、消費電力が抑制され、かつ安
定して動作するスナバー回路を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気素子は、長
さ10mmあたりの巻数(N)が20以上500以下
で、その両端部が開放されたコイルと、厚さ4μm以上
50μm以下かつ幅1mm以上40mm以下の単層また
は複数層の磁性薄帯からなる閉磁路構造を有し、その少
なくとも一部が前記コイル内に配置されたコアとを具備
する磁気素子であって、前記コイルの巻数(N)と前記
磁性薄帯の層数(n)との比(N/n)が20以上50
0以下であり、かつ直流電流を印加しないときの50k
HzにおけるインダクタンスLに対する直流電流40
mAを印加したときの50kHzにおけるインダクタン
スL40の比(L40/L)が15%以下であること
を特徴とするものである。
【0010】本発明の磁気素子は、直流電流を印加しな
いときのインダクタンスLに対する直流電流40mA
を印加したときのインダクタンスL40の比(L40
)を15%以下とすることによって、例えばスイッ
チング電源等に用いた場合に待機電力を抑制することが
可能となる。
【0011】本発明においては、前記インダクタンスL
40を15μH以下とすることによって、待機電力を抑
制するとともに、スイッチング動作を安定して行わせる
ことが可能となる。
【0012】本発明においては、巻線を絶縁体ボビンの
外周に形成することが好ましい。また、前記磁性薄帯の
両端部はこの絶縁体ボビン外部において同一面で接合さ
れ、その接合部分の長さが前記絶縁体ボビンの長さの1
/4以上1/1以下であることが好ましい。磁性薄帯を
同一面で接合することで、接合部分を絶縁体ボビンの外
周に折り曲げて固定することができるようになる。ま
た、この接合部分の長さを絶縁体ボビンの長さの1/4
以上1/1以下とすることにより、磁性薄帯の固定を確
実にするとともに、磁性薄帯が絶縁体ボビンよりもはみ
出すことを防ぐことができる。
【0013】また、前記絶縁体ボビンの幅(Wb)に対
する前記磁性薄帯の幅(W)の比(W/Wb)を3/
4.5以上1/1未満とすることにより、残留インダク
タンスを低減することができ、スイッチング動作を安定
させることができる。さらに、前記コアの平均磁路長の
30%以上の部分を前記巻線により覆うことで、十分な
インダクタンス特性を得ることができる。
【0014】前記磁性薄帯は、その両端部を絶縁テープ
により固定することで、容易に環状構造を形成すること
が可能となる。上記した磁性薄帯は環状にして使用され
るため、折り曲げ等による破損が発生しにくい熱処理を
施していないアモルファス合金を用いることが好まし
い。
【0015】本発明のスナバー回路は上記したような磁
気素子を具備するものである。スナバー回路に上記磁気
素子を用いることにより、待機電力を抑制することが可
能となる。前記スナバー回路は特にスイッチング素子で
あるFETのドライブ回路に接続して用いることで、待
機電力を抑制するとともに、FETを安定して動作させ
ることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するための形
態について説明する。図1は本発明の磁気素子1を示し
た外観図である。また、図2は本発明の磁気素子1の概
略を示した断面図である。図1および図2に示すよう
に、ボビン2は両端が開放された中空部を有している。
そして、このボビン2の外周部には巻線3が施されコイ
ルを形成している。さらに、ボビン2にはリード端子4
が設けられており、巻線3の各端部はリード端子4と電
気的に接続されている。
【0017】また、磁性薄帯5はボビン2の中空部を貫
通して配置されており、さらに磁性薄帯5の両端部はボ
ビン2の外側で同一面が磁気的に接続されて閉磁路構造
を形成している。この磁気的に接続された部分を接合部
分6とする。接合部分6は、例えばボビン2の側面部へ
折り返され、さらにこの上に絶縁テープ7を巻くことに
より固定される。磁性薄帯の固定は、テープによる固定
の他、かしめ止め、溶接止め等のさまざまな方法で接合
することが可能である。
【0018】巻線3には例えば絶縁被覆導線が用いられ
る。このような巻線3は、コイルの長さ10mmあたり
の巻数(N)が20以上500以下となるように、ボビ
ン2の外周面に巻かれている。
【0019】このようなコイルにおいて、長さ10mm
あたりの巻数(N)が20未満であると、コアを構成す
る断面積が非常に小さい磁性薄帯をコアとして用いた場
合に、十分な磁気特性を得ることができない。一方、長
さ10mmあたりの巻数(N)が500を超えると、巻
線3の密度が大きくなりすぎて、巻線3間の浮遊容量が
増大して磁気素子としての機能が飽和状態となり、効率
などの改善が見られなくなる。また、コイルの巻数が多
いことからコイルを巻いた部分の厚みが大きくなり素子
の小型化が困難となる。
【0020】また、磁性薄帯5は厚さ4μm以上50μ
m以下でかつ幅1mm以上40mm以下の形状を有す
る。磁性薄帯5の厚さが50μmを超えると渦電流損な
どが増大して、特に高周波域での損失が増大する。一
方、磁性薄帯5の厚さを4μm未満とすると製造性が低
下し、表面の平滑性が劣化したり、またピンホールなど
が増えるおそれがある。磁性薄帯5の厚さは10μm以
上30μm以下とすることがより好ましい。
【0021】さらに、磁性薄帯5の幅を上記した範囲内
とすることで、例えばボビン挿入時の折れ曲がりなどの
不具合が少なくなり、取扱い性に優れると共に製造効率
が向上し、さらに高周波損失の少ない磁気素子を得るこ
とができる。
【0022】本発明によれば、磁性薄帯5は単層でも十
分に効果を発揮するものであるが、複数層の磁性薄帯5
を積層して用いることも可能である。複数層の磁性薄帯
5を用いる場合、個々の磁性薄帯5の形状は上記した数
値の範囲内とする。
【0023】そして、本発明の磁気素子においては、コ
イルの長さ10mmあたりの巻数(N)と磁性薄帯5の
積層数(n)との比(N/n)を20以上500以下と
する。コイルの巻数(N)と磁性薄帯5の積層数(n)
との関係を、上記したN/n比の範囲内に設定すること
によって、厚さ4μm以上50μm以下というような磁
性薄帯5を例えば単層で用いた場合においても、十分な
磁気特性を得ることが可能となる。
【0024】すなわち、N/n比が20未満であると、
断面積が小さい磁性薄帯5をコアとする本発明の磁気素
子では、十分な磁気特性を確保することができない。一
方、N/n比が500を超えると、巻線3の密度が大き
くなって重ね巻きが必要となり、巻線3間の浮遊容量が
増して素子の機能が飽和状態になる。
【0025】磁性薄帯5の積層数(n)は、上記したN
/n比の範囲を満足するものであれば特に限定されるも
のではないが、磁気素子の小型化などを図る上で、3層
以下とすることが好ましい。なお、磁性薄帯5が単層の
場合には、積層数(n)は当然ながら1である。なお、
磁性薄帯の積層数(n)とは、ボビン内における磁性薄
帯の数を示すものであり、具体的にはボビンに巻かれた
コイルの長さ方向の中心点からボビンの厚さ方向(奥
行)に直線を引き、その直線に接触する磁性薄帯の数を
nとする。例えば、ボビン内に単層の磁性薄帯のみを挿
入した場合はn=1となり、2層の磁性薄帯を挿入した
場合はn=2となる。
【0026】さらに、本発明の磁気素子では直流電流を
印加しないときの50kHzにおけるインダクタンスL
に対する直流電流40mAを印加したときの50kH
zにおけるインダクタンスL40の比(L40/L
を15%以下とする。
【0027】本発明の磁気素子の特性は例えば図3に示
されるようになる。図3において、横軸は印可した直流
電流を示し、縦軸はインダクタンスを示したものであ
る。本発明の磁気素子はI=0mAのときのインダクタ
ンスLと、I=40mAのときのインダクタンスL
40の比(L40/L)を15%以下とすることで、
スイッチング電源等に用いた場合に待機電力を低減させ
ることができる。
【0028】前記インダクタンスの比(L40/L
が15%を超える場合には、効率的なスイッチング動作
を行わせることができなくなり、待機電力等を抑制する
ことが難しくなる。前記インダクタンスの比(L40
)は小さいほど待機電力等を抑制する効果が大きく
なり、好ましくは10%以下とすることにより、さらに
効率的に待機電力を抑制することが可能となる。なお、
本発明においてインダクタンスの測定に40mAを採用
したのは、RCCスイッチング電源に用いられるFET
のゲート電流が約40mAでONするためである。
【0029】本発明においては、さらにインダクタンス
40を15μH以下とすることが好ましい。40mA
におけるインダクタンスL40を15μH以下とするこ
とにより、スイッチング動作を安定させることができ
る。インダクタンスL40が15μHを超える場合、こ
のインダクタンスによりゲート電流の立ち上がりが遅く
なり、特に軽負荷時に異常発振等が発生しスイッチング
動作を安定させることができなくなる。
【0030】本発明の磁気素子1においては、図2に示
すように接合部分6の長さ(L)は絶縁体ボビンの長さ
(Lb)の1/4〜1/1とすることが好ましい。接合
部分6の長さ(L)がこのような範囲内にある場合、図
4に示すように、接合部分6を折り返して絶縁テープ7
で止めることが可能になり、生産効率を向上させること
が可能となる。
【0031】接合部分の長さ(L)が絶縁体ボビンの長
さ(Lb)の1/4未満の場合には、折り返し部分が元
に戻ろうとする力が強くなり絶縁テープで止めた部分が
はずれやすくなる。また、接合部分の長さ(L)が絶縁
体ボビンの長さ(Lb)の1/1を超える場合には、絶
縁ボビンから接合部分がはみ出してしまうため好ましく
ない。よって、1/4〜1/1の範囲内にすることが好
ましい。絶縁テープ7は図4に示すように折り返し部分
の先端のみを固定してもよいし、絶縁ボビン2および巻
線3を含めた全体を1周するように固定してもよい。
【0032】また、図5は本発明の磁気素子1を絶縁ボ
ビンの長さ方向から見た断面図であるが、このような場
合において、磁性薄帯5の幅(W)と絶縁ボビン2の幅
(Wb)の比(W/Wb)を3/4.5以上1/1未満
とすることが好ましい。
【0033】絶縁ボビン2の幅(Wb)に対して磁性薄
帯5の幅(W)が小さすぎる場合には、絶縁ボビンに形
成される巻線との間隔が離れてしまうため、インダクタ
ンス特性が低下してしまう。また、磁性薄帯の幅(W)
と絶縁ボビンの幅(Wb)が同じになってしまうと、磁
性薄帯を挿入しにくくなる等の問題が発生する。
【0034】さらに、コアの平均磁路長の30%以上の
部分を巻線により覆うことが好ましい。なお、ここでい
う磁路長とは、例えば図2に示されるような場合におい
て、接合部分6の長さ(L)を除いた略環状部分の磁性
薄帯の長さを表す。また、平均磁路長とは、例えば磁性
薄帯を何層か積層させた場合に、各層の磁路長を平均し
たものを表す。コアの平均磁路長の少なくとも30%が
巻線により覆われていることで、必要なインダクタンス
特性を得ることが可能となる。
【0035】本発明では、必ずしも図1に示されるよう
な磁性薄帯の同一面が接合された閉磁路構造を有するも
のに限られず、例えば図6に示されるような磁性薄帯の
異なる面が接合された閉磁路構造を有するものであって
も構わない。
【0036】また、本発明では上記したような内部構造
を有する磁気素子を絶縁体で覆っても構わない。絶縁体
で覆う方法としては、例えば図7に示すように箱型の絶
縁性ケース8に収納する方法が挙げられる。この場合、
磁気素子の冷却のためケースの上部に通気口8aを設け
ることが好ましい。このように磁気素子を絶縁ケース等
で覆うことにより、他部品との接触を防ぐ効果や、磁性
薄帯の接合部分がはずれることを防ぐ効果が得られる。
【0037】このような絶縁ケース8により磁気素子を
覆う場合には、必ずしも図4に示されるように絶縁テー
プ7により磁性薄帯5を固定する必要はない。絶縁ケー
ス8の内部と磁気素子1とが大きさがほぼ同じであれ
ば、折り返し部分である接合部分が絶縁ケース8により
固定されるため、折り返し部分が元に戻ることがなくな
るからである。
【0038】磁気素子を覆う他の例としては、エポキシ
樹脂などにより樹脂コーティングする方法や、樹脂フィ
ルムや樹脂チューブを用いて覆う方法が挙げられる。こ
のような被覆に用いる材料は絶縁性を有するものであれ
ば限定されないが、好ましい材料としてはフェノール樹
脂、PET、PBT等が挙げられる。
【0039】本発明に用いられる磁性薄帯5の構成材料
としては、結晶質軟磁性合金、非晶質軟磁性合金、微結
晶構造を有する軟磁性合金(以下、微結晶軟磁性合金と
記す)などの種々の軟磁性材料を適用することができ
る。これらのうち、本発明においては特に非晶質軟磁性
合金や微結晶軟磁性合金を用いることが好ましい。結晶
質軟磁性合金としては、例えばパーマロイ合金が挙げら
れる。具体的には、Niを55〜85質量%、Moを7
質量%以下、Cuを2〜27質量%含み、残部が実質的
にFeからなるパーマロイ合金を用いることが好まし
い。パーマロイ合金からなる磁性薄帯5は、例えば溶解
法により合金薄板を形成し、これに熱間圧延および冷間
圧延を施して、所定の厚さ(4〜50μm)の薄帯とす
ることにより得られる。得られた薄帯は磁界中熱処理に
より磁気特性が調整される。
【0040】磁性薄帯5を非晶質軟磁性合金で構成する
場合には、Co基非晶質合金、Fe基非晶質合金、Fe
−Ni基非晶質合金などを用いることが好ましい。Co
基およびFe基の非晶質合金としては、
【0041】一般式:(M1-aM′a100-xx (式中、MはFeおよびCoから選ばれる少なくとも1
種の元素を、M′はTi、V、Cr、Mn、Ni、C
u、Zr、Nb、Mo、Ta、Wなどから選ばれる少な
くとも1種の元素を、XはB、Si、C、Pなどから選
ばれる少なくとも1種の元素を示し、aおよびxはそれぞ
れ0≦a≦0.5、10≦x≦35原子%を満足する数で
ある)で組成が実質的に表される合金が例示される。
【0042】M元素としてのFeとCoは、磁束密度、
鉄損、微小電流に対する感度などの要求される磁気特性
に応じて組成比率を調整するものとする。M′元素は熱
安定性、耐食性、結晶化温度の制御などのために添加さ
れる元素であり、特にCr、Mn、Zr、Nb、Moな
どを用いることが好ましい。X元素は非晶質合金を得る
のに必須の元素である。Bは合金の非晶質化に有効な元
素であり、Siは非晶質相の形成を助成したり、また結
晶化温度の上昇に有効な元素である。
【0043】また、Fe−Ni基非晶質合金としては、 一般式:(Ni1-bFeb100-y-z-wM″ySizw (式中、M″はV、Cr、Mn、Co、Nb、Mo、T
a、W、Zrなどから選ばれる少なくとも1種の元素を
示し、b、y、zおよびwはそれぞれ0.2≦b≦0.
5、005≦y≦10原子%、4≦z≦12原子%、5≦
w≦20原子%、15≦z+w≦30原子%を満足する数
である)で組成が実質的に表される合金が例示される。
【0044】Fe−Ni基非晶質合金は、Niリッチな
Fe−Niをベースとすることによって、良好な磁気特
性を得た上で、上記したCo基非晶質合金より安価に製
造することを可能にしたものである。M″元素は熱安定
性、耐食性、結晶化温度の制御のために添加される元素
であり、特にCr、Mn、Co、Nbなどを用いること
が好ましい。
【0045】非晶質軟磁性合金からなる磁性薄帯5は、
例えば液体急冷法により作製される。具体的には、所定
の組成比に調整した合金素材を溶融状態から105℃/秒
以上の冷却速度で急冷することにより得られる。このよ
うな液体急冷法によって、厚さが4〜50μmの範囲の
非晶質合金薄帯を得ることができる。
【0046】磁性薄帯5に適用する微結晶軟磁性合金と
しては、 一般式:Fe100-c-d-e-fCucdSief (式中、AはTi、Zr、Hf、V、Nb、Ta、C
r、Mo、W、Mn、Ni、CoおよびAlから選ばれ
る少なくとも1種の元素を示し、c、d、eおよびfはそれ
ぞれ0.01≦c≦4原子%、0.01≦d≦10原子
%、10≦e≦25原子%、3≦f≦12原子%、17≦
e+f≦30原子%を満足する数である)で組成が実質的
に表されるFe基合金からなり、かつ平均粒径が例えば
50nm以下の微細結晶粒を有するものが挙げられる。
【0047】ここで、Cuは耐食性を高め、結晶粒の粗
大化を防ぐと共に、鉄損や透磁率などの軟磁気特性の改
善に有効な元素である。A元素は結晶粒径の均一化、磁
歪や磁気異方性の低減、温度変化に対する磁気特性の改
善などに有効な元素である。微結晶構造は、特に粒径が
5〜30nmの結晶粒を合金中に面槓比で50〜90%の
範囲で存在させた形態とすることが好ましい。
【0048】Fe基微結晶軟磁性合金からなる磁性薄帯
5は、例えば液体急冷法により非晶質合金薄帯を作製し
た後、その結晶化温度に対して−50〜+120℃の範
囲の温度で1分〜5時間の熱処埋を行い、微細結晶を析
出させる方法、あるいは液体急冷法の急冷速度を制御し
て、微細結晶を直接析出させる方法などにより得ること
ができる。このような微結晶軟磁性合金薄帯の幅方向に
磁場をかけながら熱処理することにより、所定の直流角
形比が得られる。
【0049】磁性薄帯5の構成材料は、磁気素子の使用
用途に応じて適宜に選択して用いられるものである。例
えば、透磁率の高い可飽和インダクタを得るためには、
Co基非晶質軟磁性合金を使用することが好ましい。小
型の平滑チョークコイルであれば、Fe基微結晶軟磁性
合金やFe基非晶質軟磁性合金などを用いることが好ま
しい。また、磁性薄帯5を熱処理しないで用いること
で、磁性薄帯5の脆化を防ぐことが可能である。磁性薄
帯5の脆化を防ぐことによって、磁性薄帯5の折り返し
部分等の破損を抑制することができる。
【0050】次に、本発明のスナバー回路の実施形態に
ついて説明する。本発明のスナバー回路は、前述した本
発明の磁気素子1を具備するものであり、この磁気素子
1はスイッチング素子のドライブ回路に接続して使用さ
れる。図8に本発明のスナバー回路を使用した自励フラ
イバック方式のスイッチング電源の一構成例を表す回路
図を示す。
【0051】図8において、入力端子9、10間には、
トランス11の1次巻線12とスイッチング素子として
のFET13とが直列に接続されている。トランス11
には、FET13のドライブ回路として、FET13の
ゲート回路ドライブ用の巻線14が設けられている。す
なわち、巻線14はFET13を自励発振させるために
巻かれたトランス11の正帰還巻線である。FET13
のゲート回路とFETドライブ用巻線14との間には、
本発明の磁気素子1、抵抗15、コンデンサ16が直列
に接続されており、これらはスナバー回路17を構成し
ている。
【0052】抵抗15はFET13に適切なドライブ電
流を与えるものであり、またコンデンサ16はFET1
3のドライブ特性の向上を図るために任意に接続される
ものである。これらはそれぞれ本発明の磁気素子1と直
列に接続して用いることが好ましい。
【0053】トランス11の1次巻線12と入力端子1
0との間には、トランス11の1次巻線12に発生する
サージ電圧を吸収するスナバーコンデンサ18が直列に
接続されている。さらに、スナバーコンデンサ18と直
列にスナバー抵抗19が接続されており、充電電流iの
変化の速度di/dtを下げている。なお、トランス1
1の2次巻線20側は、従来のスイッチング電源と同様
であり、整流素子21およびコンデンサ22が出力平滑
回路として接続されている。
【0054】上述したようなスイッチング電源において
は、本発明の磁気素子1が、FET13のゲート信号を
遅らせる電流遅延素子として有効に機能しFET13を
良好にゼロボルトスイッチングさせることができる。本
発明の磁気素子を用いることにより、スイッチング素子
としてのFET13のサージ電流の低減、電源効率の向
上だけでなく待機電力の低減も可能となる。
【0055】
【実施例】次に本発明の実施の形態について、実施例を
参照して説明する。 実施例1〜7 液晶樹脂からなる絶縁ボビンに、直径0.1mmのウレ
タン被覆導線を巻きコイルを形成した。このコイルの中
空部にCo系アモルファス合金からなる磁性薄帯を貫通
させ、図6に示されるような磁性薄帯の両端部の異なる
面が接触するように接合された磁気素子を作製した(実
施例1)。また、実施例1と同様の方法によりコイルの
中空部に磁性薄帯を貫通させたものを、磁性薄帯の両端
部の同一面を接触させた後、この部分を折り返して接合
し、図4に示されるような磁気素子を作製した(実施例
2〜7)。
【0056】本発明の実施例においては、直流電流を印
加しないときの50kHzにおけるインダクタンスL
に対する直流電流40mAを印加したときの50kHz
におけるインダクタンスL40の比(L40/L)が
いずれも15%以下となるようにした。
【0057】なお、本発明の各実施例における磁性薄帯
の板厚および幅、コイルの巻数、絶縁ボビンの幅、磁性
薄帯の接合部分の接合方法、ボビンに対する接合部分の
長さ、平均磁路長に対する巻線に覆われている部分の比
率、L、L40およびL /Lは表1に示される
ようにした。
【0058】比較例1〜5 液晶樹脂からなる絶縁ボビンに、直径0.1mmのウレ
タン被覆導線を巻きコイルを形成した。このコイルの中
空部にCo系アモルファス合金からなる磁性薄帯を貫通
させ、この磁性薄帯の両端部の同一面を接触させた後、
この部分を折り返して接合し、図4に示されるような磁
気素子を作製した。
【0059】比較例においては、直流電流を印加しない
ときの50kHzにおけるインダクタンスLに対する
直流電流40mAを印加したときの50kHzにおける
インダクタンスL40の比(L40/L)が15%を
超えるように作製した。
【0060】なお、比較例における磁性薄帯の板厚およ
び幅、コイルの巻数、絶縁ボビンの幅、磁性薄帯の接合
部分の接合方法、ボビンに対する接合部分の長さ、平均
磁路長に対する巻線に覆われている部分の比率、L
40およびL40/Lは表1に示されるようにし
た。
【表1】
【0061】次に、本発明の実施例および比較例の磁気
素子をRCC自励式フライバック電源のFETゲート遅
延素子として挿入した場合の動作状態、待機電力を測定
した。測定は、入力 AC100V、出力 24V、2
Aの回路を使用した。
【0062】なお、表2の「加工性」において、「◎」
は磁気素子を作製したときの歩留まりが95%以上、
「○」は80%以上95%未満、「×」は80%未満で
あったことを示す。「動作状態」において、「○」はF
ETが安定して動作したことを示し、「×」はFETが
安定して動作しなかったものを示す。また、「待機電
力」において、「−」はFETが安定して動作せず測定
ができなかったものを示す。
【表2】
【0063】表2に示されることからわかるように、本
発明の実施例においてはいずれもFETの動作が安定し
ており、待機電力も低く抑制されていることが認められ
た。特に、L40/Lの値が小さいものは待機電力が
一層低く抑制されることが認められた。また、L40
値が15μH以下であるものはFETの動作状態が安定
することが確認された。
【0064】これに対して比較例1はコイルの巻数が少
ないため、初期インダクタンスが小さい。このため表2
に見られるように待機電力が大きい。また、コイル巻数
が多い比較例2は初期インダクタンスが大きく、またL
40/Lも小さいが、L が15μHを超えるため
FETの動作が安定しない。W/Wbが範囲外である比
較例3はL40が15μHを超えるため無負荷でのFE
Tスイッチング動作が安定しない。特に動作周波数が変
化するRCC方式においては、軽負荷になるにつれ高周
波動作となり残留インダクタンスL40が大きいとFE
Tのスイッチング動作が安定しなくなる。これは、L
40が大きくなるにつれ、安定しなくなる開始負荷電流
値が大きくなるためである。薄帯接合部の長さを1/8
と本発明の好ましい範囲より短くした比較例4は、L
40/L比、L40の値が本発明の範囲内であるが、
接合部が短いため磁性薄帯のスプリングバック応力が非
常に強くなり加工性に優れず、固定テープ剥がれなどの
問題が起きやすく必ずしも好ましい形状であるとは言え
ない。平均磁路長に対する巻線比率が10%と小さい比
較例5は、巻線重なり部が多く(巻線部の厚みが厚くな
る)なりL40が15μHを超えてしまいFETの動作
が安定しない。また、L40が本発明の好ましい範囲外
であるが、値は本発明の好ましい範囲に近いため無負荷
では安定しないが、ある程度の負荷0.2AをとるとF
ETの動作が安定することが確認された。言い換えれ
ば、L40が15μH以下でないと無負荷状態でのFE
Tの動作を安定させることができないと言える。
【0065】
【発明の効果】本発明の磁気素子は、直流電流を印加し
ないときの50kHzにおけるインダクタンスLに対
する直流電流40mAを印加したときの50kHzにお
けるインダクタンスL40の比(L40/L)を15
%以下とすることにより、例えばこれを用いたスイッチ
ング電源において、安定したスイッチング動作を行わ
せ、かつ無負荷状態における待機電力を低減させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気素子を示した外観図。
【図2】本発明の磁気素子を示した断面図。
【図3】本発明の磁気素子のインダクタンス特性を示し
た図。
【図4】図2に示される磁気素子において、接合部分を
折り返した場合の状態を示した断面図。
【図5】本発明の磁気素子を絶縁ボビンの長さ方向から
見た場合の断面図。
【図6】本発明の他の磁気素子を示した断面図。
【図7】本発明の磁気素子を絶縁ケースで覆った場合の
状態を示した断面図。
【図8】本発明の磁気素子を用いたスイッチング電源を
示した回路図。
【符号の説明】
1…磁気素子 2…絶縁ボビン 3…巻線 5…磁性薄帯 6…接合部分 7…絶縁テープ 17…スナバ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 3/28 H02M 3/338 A 3/338 H01F 27/24 C E

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ10mmあたりの巻数(N)が20
    以上500以下で、その両端部が開放されたコイルと、
    厚さ4μm以上50μm以下かつ幅1mm以上40mm
    以下の単層または複数層の磁性薄帯からなる閉磁路構造
    を有し、その少なくとも一部が前記コイル内に配置され
    たコアとを具備する磁気素子であって、 前記コイルの巻数(N)と前記磁性薄帯の層数(n)と
    の比(N/n)が20以上500以下であり、かつ直流
    電流を印加しないときの50kHzにおけるインダクタ
    ンスLに対する直流電流40mAを印加したときの5
    0kHzにおけるインダクタンスL40の比(L40
    )が15%以下であることを特徴とする磁気素子。
  2. 【請求項2】 前記インダクタンスL40は15μH以
    下であることを特徴とする請求項1記載の磁気素子。
  3. 【請求項3】 前記巻線は絶縁体ボビンの外周に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の磁気
    素子。
  4. 【請求項4】 前記磁性薄帯の両端部は前記絶縁体ボビ
    ン外部において同一面で接合され、その接合部分の長さ
    が前記絶縁体ボビンの長さの1/4以上1/1以下であ
    ることを特徴とする請求項3記載の磁気素子。
  5. 【請求項5】 前記絶縁体ボビンの幅(Wb)に対する
    前記磁性薄帯の幅(W)の比(W/Wb)が、3/4.
    5以上1/1未満であることを特徴とする請求項3また
    は4記載の磁気素子。
  6. 【請求項6】 前記コアの平均磁路長の30%以上の部
    分が前記巻線に覆われていることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれか1項記載の磁気素子。
  7. 【請求項7】 前記磁性薄帯の両端部は、絶縁テープに
    より固定されていることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれか1項記載の磁気素子。
  8. 【請求項8】 前記磁性薄帯は熱処理を施していないア
    モルファス合金であることを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれか1項記載の磁気素子。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項記載の磁
    気素子を具備することを特徴とするスナバー回路。
  10. 【請求項10】 スイッチチング素子であるFETのド
    ライブ回路に接続される特徴とする請求項9記載のスナ
    バー回路。
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