JP2002251843A - テープアクセス制御方法、記録/再生システム及びテープドライブ装置 - Google Patents

テープアクセス制御方法、記録/再生システム及びテープドライブ装置

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JP2002251843A
JP2002251843A JP2001047307A JP2001047307A JP2002251843A JP 2002251843 A JP2002251843 A JP 2002251843A JP 2001047307 A JP2001047307 A JP 2001047307A JP 2001047307 A JP2001047307 A JP 2001047307A JP 2002251843 A JP2002251843 A JP 2002251843A
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tape
data
recording
group
error
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JP2001047307A
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Junichi Yokota
淳一 横田
Masaki Yamada
雅基 山田
Keiji Kanota
啓二 叶多
Shunji Okada
俊二 岡田
Atsuo Okamoto
敦雄 岡本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープストリーマをAV信号の記録/再生に
応用するに際し、再生エラー発生時に、ドライブがエラ
ー情報を伝達し、かつ、エラー復帰位置の正確な制御
と、データの欠落量を最小限に抑えることができるよう
にする。 【解決手段】ホストCPU20により与えられるデータ
を読み出すREADコマンドに応答して、再生エラー発
生時にAITドライブ10からエラーステータスをホス
トシステムに返し、ホストシステムからのエラーの内容
を調べるRequest Senseコマンドに応答して、グループ
の先頭のレコード番号あるいはグループ番号とフレーム
毎のエラー情報をAITドライブ10からホストCPU
20に返す。ホストCPU20は、エラーのあるセクタ
を計算し、エラーのあるセクタのデータを除いたデータ
を読み出すREADコマンドを発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グループ単位でデ
ータを扱ってテープを介して記録/再生を行うAIT(A
dvanced Intelligent Tape)規格に準拠したテープドラ
イブ装置と、上記テープドライブ装置を制御するホスト
システムからなる記録/再生システムにおけるテープア
クセス制御方法、記録/再生システム及びテープドライ
ブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータを磁気テープに記録及び
/又は再生するテープ記録及び/又は再生装置として、
いわゆるテープストリーマが知られている。テープスト
リーマは、記録媒体であるテープカセットに収納される
磁気テープのテープ長にもよるが、数十〜数百ギガバイ
ト程度の膨大なデータを記録することが可能であり、コ
ンピュータに内蔵されるハードディスク等の記録される
データを保存するバックアップ用に広く利用されてい
る。また、データ量の大きな画像データを保存するため
に用いる場合にも有用である。
【0003】テープストリーマとして、8ミリVTR用
のテープカセットと同様にテープ幅を8mmの磁気テー
プを収納したテープカセットを記録媒体に用い、回転磁
気ヘッド装置を用いたヘリカルスキャン方式によりデー
タの記録及び/又は再生を行うものが用いられている。
【0004】テープ幅を8mmとなす磁気テープを収納
したテープカセットを記録媒体として用いるテープスト
リーマは、記録及び/又は再生データの入出力インター
フェイスとして例えばSCSI(Small Computer System
Interface)が用いられている。
【0005】このテープストリーマは、データの記録時
に例えばホストコンピュータから供給されるデータがS
CSIインターフェイスを介して入力される。この入力
データは所定の固定長のデータ群単位で伝送され、入力
されたデータは必要があれば所定方式による圧縮処理が
施され、一旦バッファメモリに蓄積される。バッファメ
モリに蓄積されたデータは、所定のグループ(Group)と
いわれる固定長の単位ごとに記録及び/又は再生系に対
して供給され回転ヘッドにより磁気テープに記録され
る。
【0006】また、再生時には、磁気テープに記録され
たデータが回転ヘッドによって読み出され、一旦バッフ
ァメモリに蓄えられる。バッファメモリに記録されたデ
ータは、記録時に圧縮が施されたものであれば伸長処理
が施されて、SCSIインターフェイスを介してホスト
コンピュータに伝送される。
【0007】8ミリテープを用いた大容量・高速転送レ
ートのテープストリーマ規格「AIT(Advanced Intell
igent Tape)」に準拠したドライブが知られている。
【0008】AITテープストリーマでは、グループ
(AITの処理単位、AIT−2では約1.2Mバイ
ト)単位でエラー訂正処理が行われ、再生時にエラーが
発生した場合、何回かリトライを行い、それでもエラー
が残った場合にドライブエラーとして処理を中止するよ
うにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
AITテープストリーマを映像音声信号(以下、AV信
号という。)のように時間的に連続した信号の記録/再
生に応用する場合には、エラー発生時にも処理を中止す
ることなく動作を継続する必要がある。エラー発生時に
処理を中止しないようにすることは、ファームウエアの
変更で可能である。しかし、その場合、エラー情報をホ
ストCPUに伝達しないと、ホストシステムにいきなり
不連続なデータが入力されてしまうことにより、ホスト
システムが誤動作する虞がある。
【0010】また、エラー訂正の単位すなわちグループ
(AITの処理単位、AIT−2では約1.2Mバイ
ト)は、6MbpsのMPEG信号を記録した場合、
1.6秒に相当する。グループ内にエラー訂正できなか
ったたった1ビットによって、グループ全体がエラーと
みなされてしまう。AV信号を取り扱う場合、1.6秒
に亘って無視することはできない。
【0011】さらに、エラー発生後の復帰処理では、ホ
ストCPUは、テープドライブ側からエラーなしのデー
タを直ちに受け取るのではなく、ホストCPUにとって
区切りの良い位置から復帰できるようにようにした場合
が多い。すなわち、復帰位置の正確な制御の手法を確立
する必要があった。
【0012】そこで、本発明の目的は、上述の如き従来
の問題点に鑑み、テープストリーマをAV信号の記録/
再生に応用するに際し、再生エラー発生時に、ドライブ
がエラー情報を伝達し、かつ、エラー復帰位置の正確な
制御と、データの欠落量を最小限に抑えることができる
ようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、グループ単位
でデータを扱ってテープを介して記録/再生を行うAI
T(Advanced Intelligent Tape)規格に準拠したテープ
ドライブ装置と、上記テープドライブ装置を制御するホ
ストシステムからなる記録/再生システムにおけるテー
プアクセス制御方法であって、グループ単位のデータを
セクタ単位に分配するにあたりグループ内にデータの隙
間を設けることによりグループの先頭とセクタの先頭を
一致させた記録フォーマットを採用し、ホストシステム
により与えられるデータを読み出すREADコマンドに
応答して、再生エラー発生時にテープドライブ装置から
エラーステータスをホストシステムに返し、ホストシス
テムからのエラーの内容を調べるRequest Senseコマン
ドに応答して、グループの先頭のレコード番号あるいは
グループ番号とフレーム毎のエラー情報をテープドライ
ブ装置からホストシステムに返し、ホストシステム側で
エラーのあるセクタを計算し、エラーのあるセクタのデ
ータを除いたデータを読み出すREADコマンドを発行
することを特徴とする。
【0014】また、本発明は、グループ単位でデータを
扱ってテープを介して記録/再生を行うAIT(Advance
d Intelligent Tape)規格に準拠したテープドライブ装
置と、上記テープドライブ装置を制御するホストシステ
ムからなる記録/再生システムであって、テープドライ
ブ装置は、グループ単位のデータをセクタ単位に分配す
るにあたりグループ内にデータの隙間を設けることによ
りグループの先頭とセクタの先頭を一致させた記録フォ
ーマットでデータの記録/再生を行い、ホストシステム
により与えられるデータを読み出すコマンドに応答し
て、再生エラー発生時にエラーステータスをホストシス
テムに返し、ホストシステムからのエラーの内容を調べ
るコマンドに応答して、グループの先頭のレコード番号
あるいはグループ番号とフレーム毎のエラー情報をホス
トシステムに返し、ホストシステムは、上記テープドラ
イブ装置により与えられるグループの先頭のレコード番
号あるいはグループ番号とフレーム毎のエラー情報に基
づいて、エラーのあるセクタを計算し、エラーのあるセ
クタのデータを除いたデータを読み出すコマンドを発行
することを特徴とする。
【0015】さらに本発明は、グループ単位でデータを
扱ってテープを介して記録/再生を行うAIT(Advance
d Intelligent Tape)規格に準拠したテープドライブ装
置であって、グループ単位のデータをセクタ単位に分配
するにあたりグループ内にデータの隙間を設けることに
よりグループの先頭とセクタの先頭を一致させた記録フ
ォーマットでデータの記録/再生を行う記録/再生手段
と、ホストシステムにより与えられるデータを読み出す
コマンドに応答して、再生エラー発生時にエラーステー
タスをホストシステムに返し、ホストシステムからのエ
ラーの内容を調べるコマンドに応答して、グループの先
頭のレコード番号あるいはグループ番号とフレーム毎の
エラー情報をホストシステムに返す制御手段とことを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】本発明は、例えば8ミリテープを用いた大
容量・高速転送レートのテープストリーマー規格「AI
T(Advanced Intelligent Tape)」に準拠したテープス
トリーマドライブ(以下、単にAITドライブという)
によりAVデータの記録/再生を行う記録/再生システ
ムに適用される。
【0018】AIT規格には、AIT−1とAIT−2
が存在しており、AITのフォーマットについては、イ
ンターネット上の情報サイトhttp://ftp.ecma.ch/にE
CMA−246 8mm Wide Magnetic Tape Cartridge fo
r Information Interchange- Helical Recordin - AIT-
1 Fprmat,2nd edtionが開示されている。
【0019】本発明を適用したAITドライブの構成を
図1に示す。
【0020】このAITドライブ10は、システムコン
トローラ11により制御されるホストインターフェース
部12、信号処理部13、チャンネルコーディング部1
4や回転ドラム15等からなる。
【0021】このAITドライブ10は、テープカセッ
ト1の磁気テープ2に対して、ヘリカルスキャン方式に
より記録/再生を行うもので、回転ドラム15には、図
示しない記録ヘッド及び再生ヘッドが設けられている。
回転ドラム15は図示しないドラムモータにより回転さ
れるとともに、テープカセット1から引き出された磁気
テープ2が巻き付けられる。また、磁気テープ2は、図
示しないキャプスタンモータ及びピンチローラにより送
られる。
【0022】このAITドライブ10は、ホストインタ
ーフェース部12としてSCSIインターフェイスを備
え、信号処理部13とホストCPU20との間で上記ホ
ストインターフェース部12を介してデータの授受を行
うようになっている。
【0023】記録時には、信号処理部13は、ホストC
PU20から送られてくる記録データをAIT規格に従
ってグループ(Group)という磁気テープの40トラック
分に相当する固定長の単位としてデータを扱い、エラー
訂正のためのECC処理等を施した記録データをチャン
ネルコーディング部14に供給する。チャンネルコーデ
ィング部14は、供給された記録データに対して増幅、
記録イコライジング等の処理を施して記録信号を生成
し、回転ドラム15に設けられている図示しない記録ヘ
ッドに供給することにより、磁気テープ2に記録する。
【0024】また、再生時には、回転ドラム15に設け
られている図示しない再生ヘッドにより磁気テープ2か
ら読み出される再生信号について、チャンネルコーディ
ング部14により、再生イコライジング、再生クロック
生成、2値化、デコード(例えばビタビ復号)などが行
われ、さらに、信号処理部13において誤り訂正処理等
が施されることにより得られる再生データがホストイン
ターフェース部12を介してホストCPU20に供給さ
れる。
【0025】AITドライブ10とホストCPU20間
は上記ホストインターフェース部12のSCSIインタ
ーフェースを用いて情報の相互伝送が行われるが、ホス
トCPU20は、システムコントローラ11に対してS
CSIコマンドを用いて各種の通信を行い、テープカセ
ット1に設けられている不揮発性メモリMIC(Memory
In Cassette)3に対するデータの書き込み/読み出しを
実行させることができる。
【0026】ここで、AITのテープフォーマットを図
2に示す。AIT規格において、1グループ(Group)
は、18フレーム(Frame)の有効データと2フレームの
C3符号で構成される。1フレームは、2トラック(Tra
ck)により形成される。この場合、1フレームを形成す
る2トラックは、互いに隣り合うプラスアジマスとマイ
ナスアジマスのトラックとされる。したがって、1グル
ープは40トラックにより形成されることになる。
【0027】また、図3にAIT−2のトラックフォー
マットを示す。両端にマージンエリアA11、A17が
設けられ、これらマージンエリアA11の後ろとマージ
ンA17の前にはトラッキング制御用のATFエリアA
12、A16が設けられる。更に1トラックの中間に対
してATFエリアA14が設けられる。そして、上記A
TFエリアA12、A14の間と、ATFエリアA1
4、A16との間にそれぞれ168ブロック分のデータ
エリアA13、A15が設けられる。すなわち、1トラ
ックにデータブロックが336個ある。1ブロックは、
140バイトからなり、58バイトのデータエリアA
1、6バイトのエラー訂正用のC1パリティエリアA
2、58バイトのデータエリアA3、6バイトのエラー
訂正用のC1パリティエリアA4、8バイトのデータブ
ロックヘッダエリアA5、4バイトのSYNCデータエ
リアA6からなる。各ブロックには、データブロックヘ
ッダが8バイトあり、データブロックヘッダは7種類あ
る。7種類のデータブロックヘッダは、336個のデー
タブロックに順番に配置される。また入力されたデータ
列は、1フレーム(2トラック)単位でランダマイズさ
れている。
【0028】ここで、ホストCPUシステムではハード
ディスクやCD−ROMなどのドライブを動作させるこ
とから、最小処理単位(セクタ)を512バイトあるい
は2048バイトとすることが多い。AIT−2の処理
単位であるグループ(Group)は、グループ内に必須であ
る40バイトのグループインフォメーションテーブル(G
roup Information Table(GIT))を除いて1202648
バイトである。1セクタを512バイトとした場合に
は、1グループ内に2348セクタが入り、余りが47
2バイトとなる。ここで、何も考慮しないと余りの部分
にもデータが埋められ、その結果、グループの先頭とセ
クタの先頭が一致しないことになる。これでは、ホスト
CPUが後述するフレーム毎のエラー情報をドライブか
らもらっても、フレームとセクタの関係が全くないた
め、何も対応がとれない。
【0029】そこで、本発明では、図4に示すように、
余りの472バイトは無記録部分とし、必ず、グループ
の先頭とセクタの先頭が一致するように記録する。
【0030】GITは、図5に示すように、1バイトの
Set to all ZEROsフィールド、3バイトのGroup Number
フィールド、4バイトのRecord Countフィールド、4バ
イトのSeparator 1 Countフィールド、4バイトのSepar
ator 2 Countフィールド、1バイトのSet to all ZEROs
フィールド、3バイトのGroup Number of the Previous
Recordフィールド、1バイトのSet to all ZEROsフィ
ールド、3バイトのGroup Number of the Previous Sep
arator 1 field、1バイトのSet to all ZEROsフィール
ド、3バイトのGroup Number of the Previous Separat
or 2 field、2バイトのBlock Access Table Countフィ
ールド、2バイトのCount of Records in the Current
Basic Groupフィールド、2バイトのCount of Separato
rs 1 フィールド、2バイトのCount of Separators 2
フィールド及び1バイトのSet toall ZEROsフィールド
からなる。
【0031】Group Numberフィールドは、現在の基本グ
ループの連続番号をバイナリ表記で指定する4バイトの
フィールドである。
【0032】Record Countフィールドは、4バイトのフ
ィールドである。LBOT(LogicalBeginning of Tape)
から全ての基本グループのGITの現在のBasic Group
フィールドにおけるRecordsフィールドのCount値の合計
をバイナリ表記で指定する4バイトのフィールドであ
る。セパレーターマーク(Separator Marks)は、レコー
ド(records)として数えられる。
【0033】また、Separator 1 Countフィールドは、
現在のBasic Groupの中でそれらを含むLBOTから記
録されたSeparators 1 の数をバイナリ表記で指定する
4バイトのフィールドである。
【0034】また、Separator 2 Countフィールドは、
現在のBasic Groupの中でそれらを含むLBOTから記
録されたSeparators 2 の数をバイナリ表記で指定する
4バイトのフィールドである。
【0035】また、Group Number of the Previous Rec
ordフィールドは、Separator Mark、Access Point又はU
nprocessed Recordの開始が起こった前のBasic Groupの
連続番号をバイナリ表記で指定する3バイトのフィール
ドである。そのようなBasic Groupが存在しないなら
ば、このフィールドは全てのゼロに設定される。
【0036】また、Group Number of the Previous Sep
arator 1 フィールドは、最後の書かれたSeparator 1
を含む前のBasic Groupの連続番号をバイナリ表記で指
定する3バイトのフィールドである。そのようなBasic
Groupが存在しないならば、このフィールドは全てのゼ
ロに設定される。
【0037】また、Group Number of the Previous Sep
arator 2 フィールドは、最後の書かれたSeparator 2
を含む前のBasic Groupの連続番号をバイナリ表記で指
定する3バイトのフィールドである。そのようなBasic
Groupが存在しないならば、このフィールドは全てのゼ
ロに設定される。
【0038】また、Block Access Table Countフィール
ドは、Block Access Table(BAT)においてバイナリ表記
でエントリの数を指定する2バイトのフィールドであ
る。これは、レコードの数又はグループの中の部分的な
レコードと同じものでない。
【0039】また、Count of Records in the Current
Basic Groupフィールドは、バイナリ表記で以下の合計
を指定する3バイトのフィールドである。
【0040】・現在のBasic GroupのBATにおけるSep
arator Markエントリの数 ・現在のBasic GroupのEntitiesにおけるRecordsの数 ・全Entityエントリが現在のBasic GroupのBATにある全
てのEntitiesのEntityHeadersの第6〜8バイトにおけ
る数の合計 ・現在のBasic GroupのBATにおけるEntityエントリ
のスタート側のEntityのEntity Headerの第6〜8バイ
トにおける数より1少ない値 ・現在のBasic GroupのBATにおけるEntityエントリのTo
tal Count数 また、Count of Separators 1 フィールドは、現在のBa
sic Groupに書かれるSeparators 1 の数をバイナリ表記
で指定する2バイトのフィールドである。
【0041】さらに、Count of Separators 2 フィール
ドは、現在のBasic Groupに書かれるSeparators 2 の数
をバイナリ表記で指定する2バイトのフィールドであ
る。
【0042】ここで、Block Access Table(BAT)は、各E
ntityのための一つ以上のエントリとBasic Groupの各々
のSeparatorマークを含んでいる。完全にはBasic Group
に含まれるというわけではないEntityは、また、一つ以
上のエントリによって同定される。最初のエントリは、
Group Information Table の直前に書かれる。BAT
は、図6に示されるように、1バイトのフラグバイトと
3バイトのCountフィールドからなる。Flag Byteの設定
に依存して、3バイトのCountフィールドは、バイナリ
の表記法において224−1より大きくない数をバイナ
リ表記で図7のように指定する。
【0043】Entire Entityは、Entityに関連し、Entit
yが現在のBasic Group中で始まって終わることを示す。
Countフィールドは、Entityの中でバイトの数を指定す
る。
【0044】Start Part of Entityは、Entityに関連が
あって、Entityが現在のBasic Groupの中で始まって、
以降のBasic Groupで終わることを示す。Countフィール
ドは、現在のBasic Groupの中である部分的なEntityに
おけるバイト数を指定する。
【0045】Middle Part of Entityは、Entityに関連
し、Entityが前のBasic Groupの中で始まって、以降のB
asic Groupで終わることを示す。Countフィールドは、
現在のBasic Groupの中である部分的なEntityにおける
バイト数を指定する。
【0046】Last Part of Entityは、このエントリ
は、Entityに関連し、Entityが前のBasic Groupの中で
始まって、現在のBasic Groupで終わることを示す。Cou
ntフィールドは、現在のBasic Groupの中である部分的
なEntityにおけるバイト数を指定する。このエントリ
は、現在のBasic GroupのBATにおいて、エントリー
のTotal Countのためのエントリが直ちに続けられる。
【0047】Total Countエントリーは、Entityエント
リのLast Partに続く。このエントリは、Last Part of
Entityのための直前のエントリのそれと同じEntityに関
連す。Countフィールドは、Entityにおけるバイトの総
数を指定する。
【0048】Separator Markエントリーは、EntityがSe
parator Markレコードであることを示す。Countフィー
ルドは、EntityがSeparator 1 のレコードであるなら
ば、ナンバー0を指定し、EntityがSeparator 2 のレコ
ードと番号1を指定する。
【0049】Skipは、各Basic GroupのBlock Access Ta
bleの最後のエントリとしてのSkipエントリである。こ
のエントリは、現在のBasic Groupにおけるユーザー・
データの最後のバイトが到達されたことを示す。Count
フィールドは、Basic Groupの中でバイトの残っている
数を指定する。このように、Countフィールドで指定で
きる最小番号は、Group Information Table及びBlock A
ccess Tableのバイトの総数となる。
【0050】Countフィールドは、Block Access Table
で与えられるリストにおけるエントリータイプのそれら
のCountフィールドで指定される数の合計は、8017
92である。上記リストは、Skip、Entireエントリー、
Start Part of Entity、Middle Part of Entity、Last
Part of Entityを含んでいる。
【0051】Block Access Tableのエントリの有効なシ
ーケンスを図8に示す。この図8において、状態と動き
は長方形内に記述されている。そして、Flag Byteをセ
ットすることによって示されるエントリーは、楕円内に
記述されている。図8は、次のエントリとして有効であ
るそれらのエントリだけが各状態又は各動きの後、遭遇
されることを示す。全ての他のエントリは、無効であ
る。
【0052】Basic Groupが完成されたとき、それは1
〜44544まで数えられる44544バイトの18の
G1サブグループ(G1 Sub-Groups)に分割される。各G1
SubGroupは、1〜18の範囲において連続番号を持つ。
G1 Sub Groupは、Even G2 Sub GroupとOdd G2 Sub Grou
pの2つのG2サブグループ(G2 Sub-Groups)に変換され
る。そして、各G2 Sub Groupのバイトは、G3 Sub-グル
ープに、次のように置かれる。
【0053】G3 Sub-Groupは、128バイトを各々含む
224セルの列である。各G2 Sub Groupの22272デ
ータ・バイトは、セル番号17からセル番号208まで
192のセルに置かれる。各セルは64バイトのデータ
・バイトの2つのセットを含む。そして、それぞれ、5
2バイトは12バイトのセルの116データ・バイト以
上計算されるC1 ECCバイトあとに続いている。
【0054】一旦192セルが満たされたら、C2 ECCバ
イトはこれらの192のセルの上に計算され、図9に示
すように、対応するC2バイトがセル番号1〜16とセル
番号209〜224に入れられる。各セルに含まれる各
64バイトのセットは、ブロックを構成する。これらの
ブロックは、0〜447の範囲でブロック番号を持つ。
【0055】ブロックの各64バイトは、ブロックの6
4バイトの前に、8バイトのHeaderの追加によって、7
2バイトのData Blockとされる。Data Block Header
は、図10に示すように、IDバイト(ID1〜8)か
ら構成されいる。これらのIDバイト(ID1〜8)
は、以下のID情報を含んでいる。
【0056】Data Block Number Raw Format ID Logical Frame ID Partition ID Area ID Position Group Count Separator 1 Count Separator 2 Count Record Count Absolute Frame Number ID Parity Data Block Number(DBN)は、バイトID1の8ビット
と、この数のMSBとしてのバイトID2のビットb8
によって表現される9ビットの数であり、0〜477の
範囲の値を取る。
【0057】Raw Format IDは、8ビットのフィールド
で次のように設定される。
【0058】ビット1と2は、ブロックにつきバイトの
数が64であることを示すために00に設定される。ビ
ット3と4は、トラックにつきData Blocksの数が44
8であることを示すために00に設定される。ビット5
と6は、Frame Sizeが44544バイトであることを示
すために00に設定される。ビット7と8は、トラック
ピッチが11.00μmであることを示すために00に
設定される。
【0059】Logical Frame ID(LFID)は、この8ビット
のフィールドであり、次の通りである。
【0060】ビットb8は、フレームがBasic Groupの
終わりであるならば1に設定され、他の場合は0に設定
される。ビットb7は、フレームがECCフレームである
ならば1に設定され、他の場合は0に設定される。ビッ
トb6〜b1は、フレームがAmble Frameであるなら
ば、全ての0に設定され、他の場合はバイナリの表記で
Data Frameの序数n(n=1〜20)を示す。
【0061】Partition IDは、0〜255の範囲におい
てバイナリ表記で分割の序数を指定する8ビットのフィ
ールドである。
【0062】Area IDは、テープの現在の領域を指定し
て、それによって現在のフレームのタイプを示す4ビッ
トのフィールドである。図11に示す6種類のタイプの
エリア(Device Area、Reference Area、System Area、D
ata Area、EOD Area、Optional Device Area)が定義さ
れている。
【0063】Repeatは、Basic Groupのインスタンスの
ナンバーを指定する3ビットのフィールドである。
【0064】000は、Basic Groupの1つのインスタン
スだけがあることを示す。
【0065】001は、Basic Groupの2つのインスタン
スがあることを示す。
【0066】010は、Basic Groupの3つのインスタン
スがあることを示す。
【0067】011は、Basic Groupの4つのインスタン
スがあることを示す。
【0068】100は、Basic Groupの5つのインスタン
スがあることを示す。
【0069】101は、Basic Groupの6つのインスタン
スがあることを示す。
【0070】110は、Basic Groupの7つのインスタン
スがあることを示す。
【0071】111は、Basic Groupの8つのインスタン
スがあることを示す。
【0072】Positionは、このBasic Groupの隣接する
記録されたインスタンスのシーケンスの中で、このBasi
c Groupの現在の記録されたインスタンスの序数のポジ
ションを指定する3ビットのフィールドである。
【0073】Group Countは、現在の区画のVendor Grou
pに続いて書かれたユーザーデータ・グループの番号
(1から始まり、現在のグループを含む。)を指定する
24ビットのフィールドである。Vendor Groupは、0の
Group Countを持つ。Repeatが使用されるとき、Group C
ountはグループの各インスタンスのために一定のままで
ある。
【0074】Separator 1 Countは、区画の開始から現
在のグループを含んで書かれるセパレーター1の番号を
指定する32ビットのフィールドである。区画における
最初のセパレーター1は、1のカウントを持つ。
【0075】Separator 2 Countは、区画の開始から現
在のグループを含んで書かれるセパレーター2の番号を
指定する32ビットのフィールドである。区画における
最初のセパレーター2は、1のカウントを持つ。
【0076】Record Countは、Group Information Tabl
eの中で記録されるRecord Countを指定す32ビットの
フィールドである。グループに含まれる完成したレコー
ドの番号は、Basic GroupのBlock Access Tableにおけ
るRecord End Flagsセットの正確な番号である。
【0077】セパレーター1とセパレーター2は、レコ
ードとしてエントリーのためにカウントされる。
【0078】Absolute Frame Number(AFN)は、現在のフ
レームの絶対フレーム番号を指定する24ビットのフィ
ールドである。Reference Areaの最初のフレームは、1
の絶対フレーム番号を持つ。
【0079】ID Parityバイトは、拡張リード−ソロモ
ン符号を使って計算される。
【0080】Data Block HeadersにおけるID情報は図
12〜図14に示すように記録される。
【0081】G3サブグループの448のブロックと1対
1に関係づけた448のData Blocksは7つのデータブ
ロックの64のシーケンスに整理される。
【0082】ID情報は、図12〜図14におけるデー
タブロック1〜7として示される7つのデータブロック
のヘッダ内に割り付けられる。同じ割り付けが77つの
データブロックの各シーケンスの中で繰り返される。
【0083】また、AIT規格では、記録されたData G
roupにエラーのある2つのトラックを訂正する能力を有
するECC(Error Correction Code)3を生成すること
が規定されている。ECC3データは、Basic GroupのG
3 Sub-Groupからリード−ソロモン符号を使って計算さ
れる。
【0084】そして、上記AITドライブ10では、E
CC3でもエラーが残ってしまった場合に、フレーム毎
のC2エラーを参照して、フレーム毎のエラー情報をホ
ストCPUに返す。有効データは18Frame/1Groupで
あるから、18ビットのエラー情報を返すことになる。
【0085】ホストCPU20は、フレーム毎のエラー
情報を参照したい場合には、Request Senseコマンドを
発行する。ここで、本発明では、図15に示すような構
成のERRRQ(Error Request)付Request Senseコマン
ドを用いる。AITドライブ10は、ERRRQ付Requ
est Senseコマンドを受信すると、ERRRQ=1の場
合には、その返り値として18ビットのエラー情報を返
し、ERRRQ=1の場合には従来と同様にRequest Se
nseコマンドに対する動作を行う。
【0086】ERRRQ付Request Senseコマンドに対
する返り値は、図16の(A)に示すような構成とす
る。従来のAITドライブでは未使用であったバイト1
5〜17をフレーム毎のエラー情報(Frame Error Infor
mation)として使用する。実際には18ビットのみを使
用するので、図16の(B)に示すように、バイト15
のビット0,1及びバイト16,17を使用する。
【0087】また、AITドライブ10は、ERRRQ
=1の場合には、図16の(A)に示すように、その返
り値として、バイト8〜11の4バイトを使用して、グ
ループ内の先頭のレコード番号(1st Record count in t
he Group)をホストCPU20に返す。ここで、レコー
ド番号は、テープトップから処理単位毎にシーケンシャ
ルに付けられるテープ上の番号である。ここでは、レコ
ード番号=セクタ番号と等価に考えても良い。
【0088】ここで、グループの先頭のレコード番号(1
st Record count in the Group)をホストCPU20に
返すのではなく、グループ番号を返すようにすることも
できる。この場合、グループの先頭のレコード番号=2
348×グループ番号として容易に変換することができ
る。
【0089】以上により、エラー発生時に、ホストCP
U20は、グループ内の先頭のレコード番号及びフレー
ム毎のエラー情報を入手することで、エラーとなるセク
タ番号を計算により容易に求めることができる。これ
は、上述の記録フォーマットにより、グループの先頭と
セクタの先頭が一致するように記録しているためであ
る。
【0090】例えば、512バイト/1セクタとした場
合のエラーセクタの計算式は次のようになる。
【0091】グループ内の先頭のレコード番号をa、エ
ラーフレーム番号b、エラーセクタ番号をeとする。In
tegerは、少数以下切捨てを意味する。
【0092】if n=17 then e=a+Integer(n×130.5) 〜 a+2347 elseif n mod 2=1 then // Odd e=a+Integer(n×130.5) 〜 a+{(n+1)
×130.5}−1elseif n mod 2=0 then // E
ven e=a+(n×130.5) 〜 a+Integer[{(n+
1)×130.5}]end このように、ホストCPU20がエラーセクタを正確に
管理することで、エラーのない部分からの再生が可能と
なり、また、フレーム毎のエラー情報により、グループ
全体をエラーとするよりも、データの欠落量を少なくす
ることができる。
【0093】ここで、図17にエラーフレームの様子を
示すようにGroup2のフレーム4,5がエラーとなった
場合に例にして、ホストCPU20とAITドライブ1
0との間の手続について図18を参照して説明する。
【0094】この場合、先ずホストCPU20が、Grou
p2に跨るセクタ番号p〜セクタ番号qまでのREAD
コマンドを発行したとする。このREADコマンドに対
し、AITドライブ10は、Group2にエラーがあるの
で、データを出力せずに、エラーステータスを返す。
【0095】次に、上記エラーステータスを受け取った
ホストCPU20は、エラーの詳細を知るために、ER
RRQ=1としたERRRQ付Request Senseコマンド
を発行する。上記ERRRQ付Request Senseコマンド
に対し、AITドライブ10は、Group2の先頭フレー
ム番号Aと18ビットのエラー情報を返す。
【0096】そして、ホストCPU20は、上記Group
2の先頭フレーム番号Aと18ビットのエラー情報を用
いて、どのセクタ番号がエラーとして無効になっている
かを上述の計算式に従って求める。図17に示した例で
は、rがエラーの発生直前のセクター番号となっている
ので、ホストCPU20は、セクタ番号p〜セクタ番号
rまでのREADコマンドを発行し、このREADコマ
ンドに対し、AITドライブ10は、セクタ番号p〜セ
クタ番号rまでのデータをエラー無しのステータスとと
もに出力する。
【0097】次にエラーからの復帰の動作について説明
する。
【0098】ホストCPU又はシステム全体にとってエ
ラーの無い最初のセクタからエラー復帰させたいとは限
らず、データの区切りの良いところから復帰させたい場
合が多い。図17に示した例では、セクタ番号sがホス
トCPUシステムにとって都合の良いエラー復帰の位置
であるとしている。
【0099】ホストCPU20は、テープ上のセクタ番
号sまでジャンプさせるLOCATEsコマンドを発行
し、このLOCATEsコマンドに対し、AITドライ
ブ10はエラー無しのステータスを返す。
【0100】そして、エラー無しのステータスを受け取
ったホストCPU20は、セクタ番号s〜のREADコ
マンドを発行し、AITドライブ10はセクタ番号sか
らのデータの読み出しを実行する。
【0101】このようにして、AITドライブ10から
の情報をもとにして、ホストCPU20が小刻みに処理
することによって、データの欠落量を抑え、且つ、どの
データから復帰させるかを正確に制御することができ
る。
【0102】上記AITドライブ10は、例えば図19
に示すような構成の記録/再生装置100に適用され
る。
【0103】この図19に示した記録/再生装置100
は、映像音声信号(以下、AV信号という。)の記録/
再生を行うもので、アナログ入出力用の第1の信号入出
力端子110、デジタル入出用の第2の信号入出力端子
120、上記第1の信号入出力端子110に接続された
エンコード/デコード部130、上記第2の信号入出力
端子120とエンコード/デコード部130に接続され
た信号切り換え部140、上記信号切り換え部140に
接続されたバッファメモリ150、上記バッファメモリ
150に接続されたドライバ部160、上記ドライバ部
160に接続された第1の記録/再生部170及び第2
の記録/再生部180、上記バッファメモリ150やド
ライバ部160などを制御するシステムコントローラ1
90などを備える。
【0104】この記録/再生装置100において、上記
エンコード/デコード部130は、上記システムコント
ローラ190により動作モードが切り換えられ、第1の
信号入出力端子110を介して入出力されるアナログA
V信号について、記録モード時には入力AV信号を記録
用のデジタルAV信号にエンコードして上記信号切り換
え部140に供給し、再生モードには上記信号切り換え
部140から供給される再生デジタルAV信号をデコー
ドして上記第1の信号入出力端子110を介してアナロ
グAV信号を出力する。
【0105】また、上記信号切り換え部140は、アナ
ログモード時にはエンコード/デコード部130を選択
し、また、デジタルモード時には上記第2の信号入出力
端子120を選択するように上記システムコントローラ
190により切り換え制御される。
【0106】上記バッファメモリ150は、上記システ
ムコントローラ190によりデータの書き込み/読み出
しが制御され、記録モード時には、上記信号切り換え部
140を介して入力されるデジタルAV信号を蓄えて時
間軸補正して上記ドライバ部160を介して上記第1の
記録/再生部170及び第2の記録/再生部180に供
給し、また、再生モード時には上記第1の記録/再生部
170及び第2の記録/再生部180から上記ドライバ
部160を介して供給される再生デジタルAV信号を蓄
えて時間軸補正して上記信号切り換え部140に出力す
る。すなわち、上記バッファメモリ150は、上記シス
テムコントローラ190によりデータの書き込み/読み
出しが制御され、FIFO(First In First Out)メモリとし
て単純に動作し、データの送受信を行う相手先のメディ
アが切り換えられる。
【0107】上記ドライバ部160は、上記第1の記録
/再生部170と第2の記録/再生部180とにより上
記バッファメモリ150を共有してデータのシームレス
な記録及び/又は再生を行うように上記第1の記録/再
生部170と第2の記録/再生部180の駆動制御を行
うものであって、上記システムコントローラ190によ
り制御されるディスクドライバ161とテープドライバ
162からなる。
【0108】上記第1の記録/再生部170は、上記ド
ライバ部160のディスクドライバ161を介してデジ
タルAV信号の記録/再生を行うものであり、高速アク
セス性に優れたディスクメディアを記録媒体として用い
て、デジタルAV信号の記録/再生を行うハードディス
クドライブ(HDD:Hard Disk Drive)からなる。この第1
の記録/再生部170として本発明に係るAITドライ
ブ10が使用される。
【0109】上記第2の記録/再生部180は、上記ド
ライバ部160のテープドライバ162を介してデジタ
ルAV信号の記録/再生を行うものであり、記憶容量の
大きなテープメディアを記録媒体として用いて、デジタ
ルAV信号の記録/再生を行う例えばデジタルテープレ
コーダ(DVR:Digital Tape Recorder)からなる。この例
では、上記テープメディアに複数のカセットを用いてさ
らに大容量化を図るようにしたカセットチェンジャ方式
が採用されている。
【0110】上記システムコントローラ190は、例え
ばCPU(Central Processing Unit)からなり、上記バ
ッファメモリ150に対するデジタルAV信号の書き込
み/読み出しを制御するバッファコントローラ191と
しての機能や上記ドライバ部160のディスクドライバ
161とテープドライバ162の動作を制御するドライ
ブコントローラ192としての機能を有している。この
システムコントローラ190は、図示しないメモリから
制御プログラムを読み込み、この読み込んだ制御プログ
ラムに基づいて各種動作モードに応じた制御動作を行
う。
【0111】すなわち、上記システムコントローラ19
0は、この記録/再生装置100で取り扱うAV信号が
アナログAV信号であるかデジタルAV信号であるを選
択するモード設定に応じて、アナログモード時には上記
エンコード/デコード部130を選択し、また、デジタ
ルモード時には上記第2の信号入出力端子120を選択
するように上記信号切り換え部140を切り換え制御す
る。
【0112】そして、上記システムコントローラ190
は、記録モードが設定されると、上記エンコード/デコ
ード部130をエンコーダとして機能させ、記録用のデ
ジタルAV信号を上記バッファメモリ150を介して上
記ドライバ部160に供給するように、上記バッファメ
モリ150に対するデジタルAV信号の書き込み/読み
出しを制御する。記録モード時には、上記システムコン
トローラ190は、上記バッファメモリ150に対する
デジタルAV信号の書き込み/読み出しを制御すること
により、上記ドライバ部160を介して上記第1及び及
び第2の記録/再生部170,180により記録できる
ようにデジタルAV信号の時間軸補正を行うとともに、
上記システムコントローラ190は、上記ドライバ部1
60のディスクドライバ161とテープドライバ162
を記録モードの動作状態にさせる。さらに、上記システ
ムコントローラ190は、上記第1及び第2の記録/再
生部170,180によりデジタルAV信号の記録をシ
ームレスに行うために、上記ドライバ部160のディス
クドライバ161とテープドライバ162の動作を切り
換え制御を行い、図20に示すように、高速アクセス性
に優れたディスクメディアを記録媒体として用いる第1
の記録/再生部170によりプログラムの先頭部をハー
ドディスクに記録し、記憶容量の大きなテープメディア
を記録媒体として用いる第2の記録/再生部180によ
り残りのプログラム全体を磁気テープに記録する。
【0113】上記第1の記録/再生部170によりハー
ドディスクに記録するプログラムの先頭部分の長さは、
第2の記録/再生部180による記録の際に最も時間の
かかる高速アクセス時間に若干のマージンを加えた量と
する。カセットチェンジャを搭載した第2の記録/再生
部180を備える記録/再生装置100では、次の4項
目(1)〜(4)の最悪時間にマージンを加えた量とな
る。
【0114】(1)テープの案ロード時間 (2)チェンジャが現カセットをしまい、進化セットを
取り出す時間 (3)テープのロード時間 (4)テープが所定の位置まで到達する時間 また、上記システムコントローラ190は、再生モード
が設定されると、上記エンコード/デコード部130を
デコーダとして機能させるとともに、上記ドライバ部1
60のディスクドライバ161とテープドライバ162
を再生モードの動作状態にさせる。そして、上記第1及
び第2の記録/再生部170,180から上記ドライバ
部160のディスクドライバ161とテープドライバ1
62を介して得られる再生デジタルAV信号を上記バッ
ファメモリ150に連続的に書き込むように、上記ドラ
イバ部160のディスクドライバ161とテープドライ
バ162の動作を切り換え制御するとともに、上記バッ
ファメモリ150に対する再生デジタルAV信号の書き
込み/読み出しを制御する。そして、再生モード時に
は、上記バッファメモリ150で時間軸補正されてシー
ムレスな再生デジタルAV信号が上記信号切り換え部1
40から出力される。
【0115】この記録/再生装置100において、例え
ば図21に示すように、上記第2の記録/再生部180
における初期テープ位置PinがプログラムAの途中にあ
るときに、プログラムCの記録(又は再生)要求があっ
た場合、第1の記録/再生部170では、初期テープ位
置Pinからテープ上のプログラムCを記録(又は再生)
するテープ位置が異なるため直ちに記録(又は再生)す
ることはできず、プログラムCを記録(又は再生)する
テープ位置まで高速アクセスして、プログラムCの記録
(又は再生)を行うことになる。そこで、上記ドライバ
部160のディスクドライバ161は、第1の記録/再
生部170によりプログラムCの先頭部cを直ちに記録
(又は再生)する。そして、上記ドライバ部160のテ
ープドライバ162は、上記ディスクドライバ161が
第1の記録/再生部170によりプログラムCの先頭部
cを再生している期間中に、上記第2の記録/再生部1
80によりプログラムCを記録(又は再生)するテープ
位置まで高速アクセスし、所定テープ位置Ptpに来たら
プログラムCを記録(又は再生)する。
【0116】すなわち、上記システムコントローラ19
0は、上記ドライバ部160のディスクドライバ161
とテープドライバ162の動作を図22に示すように時
間軸上で切り換えて、プログラムCのシームレス記録
(又は再生)を行う。
【0117】上記第1の記録/再生部170によりハー
ドディスクに記録するプログラムの先頭部分の長さは、
第2の記録/再生部180による記録の際に最も時間の
かかる高速アクセス時間に若干のマージンを加えた量と
してあるので、ハードディスクへの記録/再生時間を残
した状態で、第2の記録/再生部180は所定テープ位
置Ptpに到達する。チェンジャを含めた第2の記録/再
生部180のアクセスの最悪時間は、システム全体での
固定値としてシステムコントローラ190は管理する。
【0118】そして、上記第2の記録/再生部180
は、所定テープ位置Ptpに到達したら、その場で待機し
ており、第1の記録/再生部170が所定の長さの記録
(又は再生)を終えたら、上記所定テープ位置Ptpより
記録(又は再生)を開始する。この際、バッファメモリ
4内では、上記第1の記録/再生部170と上記第2の
記録/再生部180とで重複して記録(又は再生)する
部分がないので、データが連続的となる。
【0119】この記録/再生装置100において、連続
したデータ列は、セクタサイズ毎に区切られ、このセク
タサイズを最小処理単位として、上記ドライバ部160
のディスクドライバ161とテープドライバ162の動
作が切り換えられ、第1の記録/再生部170と第2の
記録/再生部180によりハードディスクと磁気テープ
に記録(又は再生)される。ここで、図22内の数字は
セクタ番号を示している。
【0120】この記録/再生装置100では、次のよう
なシームレス記録/再生を行うことができる。
【0121】この記録/再生装置100において、チェ
ンジャを使用し、テープカセットの変更を伴う場合の処
理の流れを図23に示す。この図23に示す例では、シ
ステムコントローラ190は、次のような処理を行う。
【0122】(1)上記ドライバ部160のテープドラ
イバ162に対してUnloadコマンドを発行し、テ
ープのアンロードを指示する。
【0123】(2)上記ドライバ部160のディスクド
ライバ161に対してReadコマンドを発行し、ハー
ドディスクの再生を指示する。
【0124】(3)上記テープのアンロード処理の終了
を確認したら、上記ドライバ部160のテープドライバ
162に対して新カセットのLOADコマンドを発行
し、新カセットのロードを指示する。
【0125】(4)上記新カセットのロード処理の終了
を確認したら、上記ドライバ部160のテープドライバ
162に対してLOCATコマンドを発行し、新カセッ
トのテープを所定位置までアクセスさせる指示を行う。
【0126】(5)上記ドライバ部160のディスクド
ライバ161に対するReadコマンドの発行を終え、
上記ドライバ部160のテープドライバ162に対して
Readコマンドを発行し、テープの再生を指示する。
【0127】記録を行う場合には、Readコマンドが
Writeコマンドに変わるだけで、その他は再生の場
合と同じである。
【0128】次に、この記録/再生装置100におい
て、チェンジャを使用し、テープカセットが入っていな
い状態からシームレスな再生を行う場合の処理の流れを
図24に示す。この図24に示す例では、システムコン
トローラ190は、次のような処理を行う。
【0129】(11)上記ドライバ部160のテープド
ライバ162に対してカセットのLOADコマンドを発
行し、カセットのロードを指示する。
【0130】上記ドライバ部160のディスクドライバ
161に対してReadコマンドを発行し、ハードディ
スクの再生を指示する。
【0131】(12)上記カセットのロード処理の終了
を確認したら、上記ドライバ部160のテープドライバ
162に対してLOCATコマンドを発行し、カセット
のテープを所定位置までアクセスさせる指示を行う。
【0132】(13)上記ドライバ部160のディスク
ドライバ161に対するReadコマンドの発行を終
え、上記ドライバ部160のテープドライバ162に対
してReadコマンドを発行し、テープの再生を指示す
る。
【0133】さらに、この記録/再生装置100におい
て、目的のテープカセットが既にロードされている状態
からシームレスな再生を行う場合の処理の流れを図25
に示す。この図25に示す例では、システムコントロー
ラ190は、次のような処理を行う。
【0134】(21)上記ドライバ部160のディスク
ドライバ161に対してReadコマンドを発行し、ハ
ードディスクの再生を指示する。
【0135】(22)上記ドライバ部160のテープド
ライバ162に対してLOCATコマンドを発行し、カ
セットのテープを所定位置までアクセスさせる指示を行
う。
【0136】(23)上記ドライバ部160のディスク
ドライバ161に対するReadコマンドの発行を終
え、上記ドライバ部160のテープドライバ162に対
してReadコマンドを発行し、テープの再生を指示す
る。
【0137】なお、この図23〜図25では、処理時間
及びMPEGストリームを使用してシームレスな再生処
理を1例として示している。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
グループ単位でデータを扱ってテープを介して記録/再
生を行うAIT(Advanced Intelligent Tape)規格に準
拠したテープドライブ装置と、上記テープドライブ装置
を制御するホストシステムからなる記録/再生システム
において、グループ単位のデータをセクタ単位に分配す
るにあたりグループ内にデータの隙間を設けることによ
りグループの先頭とセクタの先頭を一致させた記録フォ
ーマットを採用し、ホストシステムにより与えられるデ
ータを読み出すREADコマンドに応答して、再生エラ
ー発生時にテープドライブ装置からエラーステータスを
ホストシステムに返し、ホストシステムからのエラーの
内容を調べるRequest Senseコマンドに応答して、グル
ープの先頭のレコード番号あるいはグループ番号とフレ
ーム毎のエラー情報をテープドライブ装置からホストシ
ステムに返し、ホストシステム側でエラーのあるセクタ
を計算し、エラーのあるセクタのデータを除いたデータ
を読み出すREADコマンドを発行することにより、デ
ータの欠落量を抑えることができるようにすることがで
きる。
【0139】さらに、本発明によれば、ホストシステム
側において、エラーのあるセクタのデータを除いたデー
タを読み出すREADコマンドを発行するにあたり、エ
ラーのあるセクタを計算した結果に基づいて、エラーの
あるセクタの前のセクタまでのデータを読み出すREA
Dコマンドを発行し、エラー復帰させるテープ上の所望
のセクタ番号までジャンプさせるLOCATEコマンド
を発行し、エラー復帰させる所望のセクタ番号からデー
タを読み出すREADコマンドを発行することにより、
エラー復帰位置の正確な制御を行うことができるととも
に、データの欠落量を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAITドライブの構成を示す
ブロック図である。
【図2】AITのテープフォーマットを模式的に示す図
である。
【図3】AIT−2のトラックフォーマットを模式的に
示す図である。
【図4】本発明で採用した記録フォーマットを模式的に
示す図である。
【図5】Group Information Tableの構成を模式的に示
す図である。
【図6】Block Access Tableの構成を模式的に示す図で
ある。
【図7】Flag Byteの設定内容を模式的に示す図であ
る。
【図8】Block Access Tableのエントリの有効なシーケ
ンスを模式的に示す図である。
【図9】G3 Sub-Groupの構成を模式的に示す図である。
【図10】Data Block Headerの構成を模式的に示す図
である。
【図11】Area IDの種類を示す図である。
【図12】Data Block HeadersにおけるID情報の割り
当て示す図である。
【図13】Data Block HeadersにおけるID情報の割り
当て示す図である。
【図14】Data Block HeadersにおけるID情報の割り
当て示す図である。
【図15】ERRRQ(Error Request)付Request Sense
コマンドの構成を模式的に示す図である。
【図16】LOCATEコマンドによるテープ上の目的
の位置へのアクセスを模式的に示す図である。
【図17】エラーフレームの例を模式的に示す図であ
る。
【図18】上記エラーフレームの例に対するホストCP
UとAITドライブとの間の手続模式的に示す図であ
る。
【図19】本発明を適用した記録/再生装置の構成を示
すブロック図である。
【図20】上記記録/再生装置におけるデータの基本的
な記録方法を模式的に示す図である。
【図21】上記記録/再生装置におけるデータのシーム
レスな記録/再生の方法を模式的に示す図である。
【図22】上記シームレス再生における第1及び第2の
記録/再生部の動作モードを時間軸上で模式的に示す図
である。
【図23】上記記録/再生装置において、チェンジャを
使用し、テープカセットの変更を伴う場合のシームレス
再生処理の流れを模式的に示す図である。
【図24】上記記録/再生装置において、チェンジャを
使用し、テープカセットが入っていない状態からシーム
レスな再生を行う場合の処理の流れを模式的に示す図で
ある。
【図25】上記記録/再生装置において、目的のテープ
カセットが既にロードされている状態からシームレスな
再生を行う場合の処理の流れを模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 テープカセット、2 磁気テープ、3 MIC、1
0 AITドライブ、11 システムコントローラ、1
2 ホストインターフェース部、13 信号処理部、1
4 チャンネルコーディング部、15 回転ドラム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 G11B 20/10 C 20/12 103 20/12 103 (72)発明者 叶多 啓二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 岡田 俊二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 岡本 敦雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC01 CC03 DE02 DE03 DE35 DE48 DE68 HL01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グループ単位でデータを扱ってテープを
    介して記録/再生を行うAIT(Advanced Intelligent
    Tape)規格に準拠したテープドライブ装置と、上記テー
    プドライブ装置を制御するホストシステムからなる記録
    /再生システムにおけるテープアクセス制御方法であっ
    て、 グループ単位のデータをセクタ単位に分配するにあたり
    グループ内にデータの隙間を設けることによりグループ
    の先頭とセクタの先頭を一致させた記録フォーマットを
    採用し、 ホストシステムにより与えられるデータを読み出すRE
    ADコマンドに応答して、再生エラー発生時にテープド
    ライブ装置からエラーステータスをホストシステムに返
    し、 ホストシステムからのエラーの内容を調べるRequest Se
    nseコマンドに応答して、グループの先頭のレコード番
    号あるいはグループ番号とフレーム毎のエラー情報をテ
    ープドライブ装置からホストシステムに返し、 ホストシステム側でエラーのあるセクタを計算し、エラ
    ーのあるセクタのデータを除いたデータを読み出すRE
    ADコマンドを発行することを特徴とするテープアクセ
    ス制御方法。
  2. 【請求項2】 ホストシステム側において、エラーのあ
    るセクタのデータを除いたデータを読み出すREADコ
    マンドを発行するにあたり、 エラーのあるセクタを計算した結果に基づいて、 エラーのあるセクタの前のセクタまでのデータを読み出
    すREADコマンドを発行し、 エラー復帰させるテープ上の所望のセクタ番号までジャ
    ンプさせるLOCATEコマンドを発行し、 エラー復帰させる所望のセクタ番号からデータを読み出
    すREADコマンドを発行することを特徴とする請求項
    1記載のテープアクセス制御方法。
  3. 【請求項3】 グループ単位でデータを扱ってテープを
    介して記録/再生を行うAIT(Advanced Intelligent
    Tape)規格に準拠したテープドライブ装置と、上記テー
    プドライブ装置を制御するホストシステムからなる記録
    /再生システムであって、 テープドライブ装置は、グループ単位のデータをセクタ
    単位に分配するにあたりグループ内にデータの隙間を設
    けることによりグループの先頭とセクタの先頭を一致さ
    せた記録フォーマットでデータの記録/再生を行い、ホ
    ストシステムにより与えられるデータを読み出すコマン
    ドに応答して、再生エラー発生時にエラーステータスを
    ホストシステムに返し、ホストシステムからのエラーの
    内容を調べるコマンドに応答して、グループの先頭のレ
    コード番号あるいはグループ番号とフレーム毎のエラー
    情報をホストシステムに返し、 ホストシステムは、上記テープドライブ装置により与え
    られるグループの先頭のレコード番号あるいはグループ
    番号とフレーム毎のエラー情報に基づいて、エラーのあ
    るセクタを計算し、エラーのあるセクタのデータを除い
    たデータを読み出すコマンドを発行することを特徴とす
    る記録/再生システム。
  4. 【請求項4】 ホストシステムは、エラーのあるセクタ
    のデータを除いたデータを読み出すREADコマンドを
    発行するにあたり、エラーのあるセクタを計算した結果
    に基づいて、エラーのあるセクタの前のセクタまでのデ
    ータを読み出すREADコマンドを発行し、エラー復帰
    させるテープ上の所望のセクタ番号までジャンプさせる
    LOCATEコマンドを発行し、エラー復帰させる所望
    のセクタ番号からデータを読み出すREADコマンドを
    発行することを特徴とする請求項3記載の記録/再生シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 グループ単位でデータを扱ってテープを
    介して記録/再生を行うAIT(Advanced Intelligent
    Tape)規格に準拠したテープドライブ装置であって、 グループ単位のデータをセクタ単位に分配するにあたり
    グループ内にデータの隙間を設けることによりグループ
    の先頭とセクタの先頭を一致させた記録フォーマットで
    データの記録/再生を行う記録/再生手段と、 ホストシステムにより与えられるデータを読み出すコマ
    ンドに応答して、再生エラー発生時にエラーステータス
    をホストシステムに返し、ホストシステムからのエラー
    の内容を調べるコマンドに応答して、グループの先頭の
    レコード番号あるいはグループ番号とフレーム毎のエラ
    ー情報をホストシステムに返す制御手段とことを特徴と
    するテープドライブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007102434A1 (ja) 2006-03-03 2007-09-13 International Business Machines Corporation 読み出しエラーを処理する読出装置、システム、その方法及びプログラム

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