JP3871351B2 - データ記録方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コンピュータなどから送られるデータを回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックに記録するデータ記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータにおいて、ハードディスクなどに書き込まれたデータを保護するために、例えば1日に1回これらデータをデータストリーマと呼ばれるデータレコーダに転送して記録することが行われている。
【0003】
従来、上記データレコーダとしては、通常のアナログのオーディオテープレコーダが多く用いられていた。しかし、このアナログ・オーディオテープレコーダでは、磁気テープの消費量が極めて多くなり、また、記録時のデータレートが低いために、データの記録・転送に時間がかかっていた。さらに、アナログ・オーディオテープレコーダでは、高速検索操作がでないため、所望のデータのスタート部分のサーチ所謂頭出しにも時間がかかるという欠点があった。
【0004】
そこで、回転ヘッドを用いるヘリカルスキャン型のデジタル・オーディオテープレコーダ所謂DATをデータレコーダとして使用することが行われている。
【0005】
DATをデータレコーダとして使用する場合、ホストコンピュータからのデータをDATフォーマットのデータに変換してから記録することになる。DATフォーマットでは、図11に示すように、互いにアジマスの異なる2つのヘッドが1回転する間に形成される2本の傾斜トラックTA ,TB で1フレームを構成し、この1フレームを単位とて16ビットのPCMオーディオデータをインターリーブして記録するようにしている。1本のトラックは、36バイトを1ブロックとした196ブロックよりなる。そのうちの両端部の34ブロックがサブエリアとなり、中央部の128ブロックがメインエリアとなっている。
【0006】
サブエリアは、トラックの一端から、マージン区間、サブコードPLL用プリアンブル区間、第1サブコード区間、ポストアンブル区間、隣接ブロック間ギャップ区間、トラックキング(ATF: Automatic Track Finding)信号区間、隣接ブロック間ギャップ区間、データPLL用プリアンブル区間、隣接ブロック間ギャップ区間、ATF信号区間、隣接ブロック間ギャップ区間、サブコードPLL用プリアンブル区間、第2サブコード区間、ポストアンブル区間、隣接ブロック間ギャップ区間、マージン区間に分割されている。なお、上記第1サブコード区間及び第2サブコード区間は8ブロックで構成され、他の区間はそれぞれ所定数のブロックで構成されている。
【0007】
また、メインエリアは128個のデータブロックよりなる。1データブロックは、図12に示すように、ブロックの先頭から同期信号,PCM・ID,ブロックアドレス,パリティがそれぞれ1バイトで配され、次の32バイトの区間にメインデータが配置されている。
【0008】
上記メインデータは、オーディオ信号を取り扱う場合は、LチャンネルとRチャンネルのそれぞれ16ビットのPCMデータである。この16ビットのメインデータは、図13に示すように、1フレームすなわち2本のトラックのメインエリアにインターリーブされてパリティQとともに配される。この場合1フレームのメインエリアには、略5760バイトのデータが記録されることになる。
【0009】
このようにDATフォーマットでは、1トラックをメインエリアとサブエリアとに分割することにより、上記サブエリアを用いてアフターレコーディングを行うことができるようになっている。
【0010】
ここで、DATフォーマットにおけるメインデータの誤り訂正符号の構成は、図14に示すように、二次元符号であり、符号平面は1トラックにつき四平面で構成され、それぞれC1,C2方向に符号化されている。
【0011】
また、DATをデータレコーダとして使用する場合には、ホストコンピュータから送られてくるデータを16ビッドのデータとし、上記PCMデータと同等に扱い、これらのデータをフォーマット化して1フレームのメインエリアに記録する。その場合、L,Rチャンネルに相当する2バイト16ビットのデータを用い、例えばその上位4ビットをフォーマットIDとし、下位8ビットを論理フレーム番号として記録する。フォーマットIDは、データレコーダ固有のフォーマットを示し、論理フレーム番号、例えば23フレームを1単位として、単位毎に1〜23のフレーム番号を付加する。
【0012】
そして、このようなDATを使用したデータレコーダのフォーマットとして、例えばECMA(EURPPEAN COMPUTER MANUFACTURERS ASSOCIATION)規格によりDDSやDDS2が規定されている。
【0013】
上記DDSフォーマットやDDS2フォーマットでは、磁気テープのローディングとアンローディングを行うための領域として、リーダテープに続く先頭領域に物理的なテープ開始位置(PBOT: Physical Beginning of Tape) から論理的なテープ開始位置(LBOT: Logical Beginning of Tape)までのデバイス領域が規定されており、このデバイス領域の次にリファレンス領域及びシステム領域が設けられている。上記リファレンス領域は、上記システム領域にシステムログ(履歴情報)を記録する際の物理的な基準として使用される。そして、上記システム領域の次にデータを記録するためのデータ領域が設けられ、このデータ領域の次にEOD(EOD: End of Data) 領域が設けられている。
【0014】
さらに、上記DDS2フォーマットでは、それぞれ リファレンス領域,システム領域,データ領域及びEOD領域からなる2つのパーティションP1,P2を有する2パーティション・テープが規定されており、各パーティションP1,P2毎のシステムログ(履歴情報)が上記パーティションP1,P2のシステム領域に記録されるようになっている。上記システムログは、システム領域のサブコード領域にパック(Pack) という形で多重記録されていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記DDSフォーマットやDDS2フォーマットでは、2つのパーティションの各システム領域にパーティション毎のシステムログを個別に記録していたので、テープのローディング/アンローディングの際に、上記各システム領域をアクセスしなければならず、ローディング/アンローディングに時間がかかるという問題点があった。
【0016】
なお、システム領域は、何回も記録再生されるので、テープダメージが大きい。そのために多重記録が必要となる。また、サブコード領域は、誤り訂正符号C2がかかっていないので、信頼性がメインデータ領域よりも低い。
【0017】
ファームウエアは、信頼性を上げるために、多重記録されたデータをアクセスしようとすると時間がかかるが、現実には、フレームのタイムリミットまでしかチェックできない。また、パック(Pack) という形では書けるアイテムの種類が制限されてしまっていた。
【0018】
そこで、本発明は、上述の如き従来の実情に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有するものである。
【0019】
すなわち、本発明の目的は、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するデータ記録方法であって、各パーティション毎のシステムログの記録再生に要する時間を短縮したデータ記録方法を提供することにある。
【0020】
本発明の他の目的は、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つ複数のテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するデータ記録方法であって、各テープフォーマットに対応したシステムログの記憶を行うデータ記録方法を提供することにある。
【0021】
さらに、本発明の他の目的は、システムログの信頼性の向上を図ったデータ記録方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明は、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するデータ記録方法であって、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域に記録することを特徴とする。
【0023】
また、本発明は、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するにあたり、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域を複数のブロックに分割し、1ブロックを複数の区間に分割し、各ブロックの第1区間に同期信号を記録し、第2区間にサブコードを記録し、第3区間にメインデータを記録するデータ記録方法であって、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域に上記サブコードとして記録することを特徴とする。
【0024】
本発明は、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するにあたり、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域を複数のブロックに分割し、1ブロックを複数の区間に分割し、各ブロックの第1区間に同期信号を記録し、第2区間にサブコードを記録し、第3区間にメインデータを記録するデータ記録方法であって、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域に上記メインデータとして記録することを特徴とする。
【0025】
また、本発明は、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つ複数のテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するデータ記録方法であって、磁気テープのテープフォーマットを判別し、第1のテープフォーマットの磁気テープに対し、各パーティション毎のテープ履歴情報を、各パーティションのシステム領域に記録し、第2のテープフォーマットの磁気テープに対し、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域に記録することを特徴とする。
【0028】
【作用】
本発明に係るデータ記録方法では、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するにあたり、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域に記録する。
【0029】
また、本発明に係るデータ記録方法では、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するにあたり、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域を複数のブロックに分割し、1ブロックを複数の区間に分割し、各ブロックの第1区間に同期信号を記録し、第2区間にサブコードを記録し、第3区間にメインデータを記録するにあたり、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域に上記サブコードとして記録する。
【0030】
また、本発明に係るデータ記録方法では、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するにあたり、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域を複数のブロックに分割し、1ブロックを複数の区間に分割し、各ブロックの第1区間に同期信号を記録し、第2区間にサブコードを記録し、第3区間にメインデータを記録するにあたり、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域に上記メインデータとして記録する。
【0032】
さらに、本発明に係るデータ記録方法では、各パーティション毎のテープ履歴情報をパーティションのシステム領域にメインデータとして記録する。
【0033】
【実施例】
以下、本発明に係るデータ記録方法の実施例について、図面に従い詳細に説明する。
【0034】
本発明に係るデータ記録方法は、例えば図1に示すような構成のデータストリーマにより実施される。
【0035】
このデータストリーマは、回転磁気ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックをデータの記録再生を行うものであって、外部とのデータの授受を行うためのインタフェースコントローラ10と、このインタフェースコントローラ10を介して入力されたデータに信号処理を施して所定のフォーマットの信号に変換する記録系信号処理部20と、この記録系信号処理部20から供給される信号を一対の回転磁気ヘッド31A,31Bにより磁気テープ32上の傾斜トラックに記録し、また、上記傾斜トラックに記録されている信号を上記回転磁気ヘッド31A,31Bにより再生する記録再生部30と、この記録再生部30により再生された再生信号に信号処理を施して、元のデータを再生する再生系信号処理部40と、上記記録再生部30のテープ走行系を制御するトラッキング制御部50などを備えてなる。
【0036】
このデータストリーマにおいて、上記記録再生部30は、一対の回転磁気ヘッド31A,31Bが180°の角度をもって配設された回転ドラム31を備え、この回転ドラム31の周囲に磁気テープ32を約90°の範囲に巻装した状態で、所定の走行速度で上記磁気テープ32を走行させるようになっている。そして、上記回転ドラム31の1回転毎に、図2に示すように、上記一対の回転磁気ヘッド31A,31Bにより磁気テープ32上の2本の傾斜トラックTA ,TB を走査して信号の記録再生を行うようになっている。
【0037】
ここで、このデータストリーマでは、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域の3領域に分割し、195バイトを1ブロックとして64ブロックに上記メインデータ領域を分割し、さらに、同期信号を記録する1バイトの第1区間と、サブコードとブロックアドレスを記録する6バイトの第2区間と、ヘッダパリティを記録する2バイトの第3区間と、データを記録する186バイトの第4区間に、1ブロックを4分割して、上記メインデータ領域の各ブロックにサブコードとブロックアドレスをデータとともに記録する。
【0038】
上記第4区間に記録する186バイトデータは、図3に示すように、2次元構成の誤り訂正符号C2,C1が付加されている。そして、上記誤り訂正符号C1はブロック毎のメインデータに付加されて記録され、また、上記誤り訂正符号C2は各トラックの上記メインデータ領域の両端部分に2分割されて記録される。
【0039】
また、このデータストリーマでは、2トラックすなわち128ブロック分の1フレームとして、46トラックすなわち23フレームを1単位(グループ)としたエラー訂正用の符号構成を採用し、図4に示すように、トラック方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C2をトラックの両側に配置して記録し、トラック幅方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C3を上記46トラックの最終の2トラックに割り当てて記録する。なお、上記1単位毎に、1連のデータを区分するためのインデックス情報が付加されている。
【0040】
そして、上記サブコードとして、メインデータの区切りを示す区切り情報であるセパレータカウント、記録数を示すレコードカウント、テープフォーマット上で定義された各領域を示すエリアID、記録単位の絶対位置を示すフレーム番号、記録単位数を示すグループカウントやチェクサムなどを記録する。
【0041】
ここで、このデータストリーマでは、テープフォーマットとして、上記DDS2フォーマットと同様に、図5に示すように、磁気テープのローディングとアンローディングを行うための領域として、リーダテープに続く先頭領域に物理的なテープ開始位置(PBOT: Physical Beginning of Tape) から論理的なテープ開始位置(LBOT: Logical Beginning of Tape)までのデバイス領域が規定されており、このデバイス領域の次にリファレンス領域及びシステム領域が設けられている。上記リファレンス領域は、上記システム領域にシステムログ(履歴情報)を記録する際の物理的な基準として使用される。そして、上記システム領域の次にデータを記録するためのデータ領域が設けら、このデータ領域の次にEOD(EOD:End of Data) 領域が設けられている。さらに、図6に示すように、それぞれリファレンス領域,システム領域,データ領域及びEOD領域からなる2つのパーティションP1,P2を有する2パーティション・テープが規定されている。
【0042】
そして、各パーティションP1,P2毎のシステムログ(履歴情報)は、ともに上記パーティションP1のシステム領域に記録される。このように、各パーティションP1,P2毎のシステムログ(履歴情報)を両方ともに上記パーティションP1のシステム領域に記録することにより、テープのローディング/アンローディングの際に、上記パーティションP1のシステム領域だけを再生/記録すればよいので、各パーティション毎のシステムログの記録再生に要する時間を短縮することができる。
【0043】
このデータストリーマおいて、上記インタフェースコントローラ10は、図示しない外部のホストコンピュータとバス11を介してのデータの授受を行い、上記ホストコンピュータから送られてくるデータを上記記録系信号処理部20に供給し、また、上記再生系信号処理部40により再生されたデータを上記ホストコンピュータに送るようになっている。
【0044】
また、上記記録系信号処理部20は、上記インタフェースコントローラ10を介して入力されたデータが供給されるインデックス付加回路21及びサブコード発生部22と、上記インデックス付加回路21によりインデックス情報が付加されたメインデータが供給される誤り訂正符号生成部23と、この誤り訂正符号生成部23により誤り訂正符号が付加されたメインデータと上記サブコード発生部22からサブコード及びブロックアドレスが供給されるサブコード付加回路24と、このサブコード付加回路24によりサブコード及びブロックアドレスが付加されたメインデータが供給されるヘッダパリティ付加回路25と、このヘッダパリティ付加回路25によりヘッダパリティが付加されたメインデータが供給される8/10変調回路26と、この8/10変調回路27により10ビッドデータに変換されたメインデータが供給される同期信号付加回路27と、この同期信号付加回路27が付加されたメインデータが供給されるマージン付加回路28と、このマージン付加回路28によりマージンが付加されたメインデータが供給される記録増幅器29などからなる。
【0045】
上記インデックス付加回路21は、上記インタフェースコントローラ10を介して入力されたデータに、上述の46トラックすなわち23フレームを単位とする1単位毎に1連のデータを区分するためのインデックス情報を付加する。
【0046】
また、上記誤り訂正符号生成部23は、メモリ49、C3エンコーダ23A、C2エンコーダ23B及びC1エンコーダ23Cからなる。
【0047】
この誤り訂正符号生成部23において、上記メモリ49は、上記インデックス付加回路21によりインデックス情報が付加されたメインデータを1単位毎に一時記憶する。そして、上記C3エンコーダ23Aは、上記メモリ49に記憶された1単位毎のメインデータについて、上述のトラック幅方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C3を生成し、このエラー訂正符号C3を上記1単位46トラックの最終の2トラックに割り当てる。また、上記C2エンコーダ23Bは、上述のトラック方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C2を生成し、このエラー訂正符号C2を2分割して各トラックの上記メインデータ領域の両端部分に割り当てる。さらに、上記C1エンコーダ23Cは、上述のブロック毎の誤り訂正符号C1を生成する。
【0048】
また、上記サブコード付加回路24は、上記誤り訂正符号生成部23により誤り訂正符号C3,C2,C1が付加されたメインデータに上記サブコード発生部22から供給されるサブコード及びブロックアドレスを付加する。これにより、上記サブコード及びブロックアドレスを上述の各ブロックの第2区間に割り付ける。
【0049】
ここで、上記サブコード発生部22は、第1及び第2のサブコード発生回路22A,22Bと、システムログ生成回路22Cとからなる。
【0050】
このサブコード発生部22において、上記第1のサブコード発生回路22Aは、上記インタフェースコントローラ10を介して入力されたデータに基づいて、メインデータの区切りを示す区切り情報であるセパレータカウントや記録数を示すレコードカウントなどを発生する。また、上記第2のサブコード発生回路22Bは、テープフォーマット上で定義された各領域を示すエリアID、フレーム番号、記録単位数を示すグループカウントやチェクサムなどをブロックアレスとともに自動的に発生する。さらに、上記システムログ生成回路22Cは、上記テープフォーマットとして規定されている各パーティションP1,P2毎のシステムログ(履歴情報)を生成する。
【0051】
また、上記ヘッダパリティ付加回路25は、上記サブコード付加回路24によりメインデータに付加されたサブコード及びブロックアドレスについてエラー検出のための2バイトパリティを生成し、この2バイトパリティを上記メインデータに付加する。これにより、上記2バイトパリティを上述の各ブロックの第3区間に割り付ける。
【0052】
また、上記8/10変調回路26は、上記ヘッダパリティ付加回路25によりヘッダパリティ及びブロックアドレスが付加されたメインデータを1バイト単位で8ビットを10ビットに変換して、記録する信号の直流レベルを略々0に保つようにする。
【0053】
また、上記同期信号付加回路27は、上記8/10変調回路26により10ビッドデータに変換されたメインデータに1ブロック毎に同期信号を付加する。これにより、上記同期信号を上述の各ブロックの第1区間に割り付ける。
【0054】
さらに、上記マージン付加回路28は、上記同期信号付加回路27が付加されたメインデータに、1トラック毎にマージンを付加する。これにより、上述の1トラック毎の各メインデータ領域の両側にマージン領域を付加する。
【0055】
そして、上記マージン付加回路28により1トラック毎にマージンが付加されたメインデータは、上記記録増幅器29を介して記録再生部30に供給される。
【0056】
このデータストリーマでは、このような構成の上記記録系信号処理部20を備えることにより、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域の3領域に分割し、195バイトを1ブロックとして64ブロックに上記メインデータ領域を分割し、さらに、同期信号を記録する1バイトの第1区間と、サブコードとブロックアドレスを記録する6バイトの第2区間と、ヘッダパリティを記録する2バイトの第3区間と、データを記録する186バイトの第4区間に、1ブロックを4分割して、上記メインデータ領域の各ブロックにサブコードをデータとともに記録することができる。そして、上記サブコードとして、メインデータの区切りを示す区切り情報であるセパレータカウント、記録数を示すレコードカウント、テープフォーマット上で定義された各領域を示すエリアID、フレーム番号、記録単位数を示すグループカウントやチェクサムなどを記録することができる。このように、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域の3領域に分割し、上記メインデータ領域にメインデータとともにサブコードも記録するので、トラックの使用効率を高めることができる。しかも、サブコードのエラー検出のための2バイトパリティを各ブロックの第3区間に記録する記録することにより、サブコードの信頼性を高めることができる。従って、トラックの使用効率の高いデータ記録媒体を提供することができる。
【0057】
また、このデータストリーマでは、上記第4区間に記録する186バイトデータに対して、2次元構成の誤り訂正符号C2,C1を生成し、上記誤り訂正符号C1をブロック毎のメインデータに付加して記録し、また、上記誤り訂正符号C2を各トラックの上記メインデータ領域の両端部分に2分割して記録することができる。このように、上記誤り訂正符号C1をブロック毎に記録しておくことにより、上記ブロック毎のメインデータの信頼性を向上させることができる。また、上記誤り訂正符号C2を1トラック毎に記録しておくことにより、上記トラック毎のメインデータの信頼性を向上させることができる。しかも、上記誤り訂正符号C2を各トラック毎に上記メインデータ領域の両端部分に2分割して記録することによって、回転ヘッドとの摺接開始/終了部分から上記メインデータ領域を離すことができ、上記メインデータ領域のデータに発生するエラーを少なくすることができる。
【0058】
また、このデータストリーマでは、2トラックすなわち128ブロック分の1フレームとして、46トラックすなわち23フレームを1単位(グループ)としたエラー訂正用の符号構成を採用し、トラック方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C2をトラックの両側に配置して記録し、トラック幅方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C3を上記46トラックの最終の2トラックに割り当てて記録することができる。さらに、上記1単位毎に、1連のデータを区分するためのインデックス情報を付加して記録することができる。このように、トラック方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C2をトラックの両側に配置して記録することにより、メインデータを破壊され難くすることができ、上記メインデータにエラーが発生する確率を低くして、上記トラック幅方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C3により確実にメインデータのエラーを訂正することができるようになる。
【0059】
さらに、このデータストリーマでは、各パーティションP1,P2毎のシステムログ(履歴情報)を両方ともに上記パーティションP1のシステム領域にサブコードとして記録する。このように、上記パーティションP1のシステム領域に、各パーティションP1,P2毎のシステムログ(履歴情報)を両方ともに記録することにより、アクセス時間を短縮することができ、操作性の良好なデータストリーマを実現することができる。
【0060】
また、このデータストリーマにおいて、上記再生系信号処理部40は、上記記録再生部30により上記磁気テープ32の傾斜トラックから再生された再生信号が再生増幅器41を介して供給される同期信号検出回路42と、この同期信号検出回路42から2値化された再生データが供給される10/8復調回路43と、この10/8復調回路43から8ビットデータに変換された再生データがヘッダパリティチェック回路44を介して供給されるサブコード分離回路45と、このサブコード分離回路45によりサブコードが分離され再生データが供給される誤り訂正処理部46と、この誤り訂正処理部46により誤り訂正された再生データが供給されるインデックス分離回路47などからなる。
【0061】
この再生系信号処理部40において、上記同期信号検出回路42は、上記記録再生部30から再生増幅器41を介して供給される再生信号について、同期信号を検出して、この同期信号に同期したクロックにより上記再生信号を2値化し、再生データを生成する。
【0062】
また、上記10/8復調回路43は、上記同期信号検出回路42から供給される再生データについて、10ビットデータを8ビットデータに変換するもので、上述の記録系信号処理部20の8/10変調回路26に対応した10/8復調を行う。
【0063】
また、上記ヘッダパリティチェック回路44では、上述の2バイトヘッダパリティを用いてサブコード及びブロックアドレスのパリティチェックを行う。そして、サブコード分離回路45では、上記ヘッダパリティチェック回路44によりパリティチェックされた正しいサブコードを再生データから分離して、図示しないシステムコントローラなどに供給する。
【0064】
また、上記誤り訂正処理部46は、メモリ49、C1デコーダ46A、C2デコーダ46B及びC3デコーダ46Cからなる。
【0065】
この誤り訂正符号生成部46において、上記メモリ49は、上記46トラックすなわち23フレーム分のメインデータを1単位として、上記インデックス情報が付加されたメインデータを1単位毎に一時記憶する。なお、このメモリ49は、上記記録系信号処理部20の誤り訂正符号生成処理部23と共用されている。
【0066】
そして、上記メモリ49に記憶された1単位毎のメインデータについて、上記C1デコーダ46Aは、上述のブロック毎に付加されている誤り訂正符号C1を用いて、各ブロックのメインデータに誤り訂正処理を施す。また、上記C2デコーダ46Bは、上記C1デコーダ46Aにより誤り訂正処理が施された1単位毎のメインデータについて、上述の各トラックのメインデータ領域の両端部分に付加されているエラー訂正符号C2を用いて、トラック方向に対応するデータ列にエラー訂正処理を施す。さらに、上記C3デコーダ46Cは、上記C2デコーダ46Bにより誤り訂正処理が施された1単位毎のメインデータについて、上述の1単位46トラックの最終の2トラックに割り当てられているエラー訂正符号C3を用いて、トラック幅方向に対応するデータ列にエラー訂正処理を施す。
【0067】
さらに、上記インデックス分離回路47では、上記エラー訂正処理部46によりエラー訂正処理が施された1単位毎のメインデータから、インデックス情報を分離して、図示しないシステムコントローラなどに供給する。
【0068】
このデータストリーマでは、このような構成の再生系信号処理部40を備えることにより、上記エラー訂正処理部46において、ブロック毎のエラー訂正符号C1、トラック毎のエラー訂正符号C2及び1単位毎の誤り訂正符号C3を用いたエラー訂正処理を行うことにより、確実にメインデータのエラーを訂正することができ、極めて信頼性の高いメインデータを得ることができる。
【0069】
また、このデータストリーマにおいて、上記トラッキング制御部50は、上記再生系信号処理部40から上記ヘッダパリティチェック回路44を介してブロックアドレスが供給されるブロックアドレス検出回路51と、上記記録再生部30からPGパルスが供給されるPG検出回路52と、上記ブロックアドレス検出回路51と上記PG検出回路52の各検出出力が供給される時間検出回路53と、この時間検出回路53の検出出力が供給されるトラッキングサーボ回路54と、このトラッキングサーボ回路54の出力が供給されるキャプスタン駆動回路55などからなる。
【0070】
このトラッキング制御部50において、上記ブロックアドレス検出回路51は、上記ヘッダパリティチェック回路44によりパリティチェックされた正しいブロックアドレスを検出し、その検出タイミングを示す検出出力を上記時間検出回路53に供給する。また、上記PG検出回路52は、上記記録再生部30から供給される上記回転ドラム31の回転位相を示すPGパルスを検出し、その検出タイミングを示す検出出力を上記時間検出回路53に供給する。上記時間検出回路53は、上記ブロックアドレス検出回路51が所定のブロックアドレスを検出し1タイミングと上記PG検出回路52がPGパルスを検出したタイミングとの間の時間を検出する。ここで、磁気テープ32上の傾斜トラックを所定の回転位相の回転磁気ヘッド31A,31Bで走査した場合、図7に示すように、トラックのテープエッジから所定のブロックまでの走査距離は、ジャストトラッキングの状態ではLであるのに対し、トラッキングエラーがあると、そのトラッキングエラーに応じて±Δだけ変化するが変化する。従って、上記時間検出回路53により検出される時間は、ジャストトラッキングの状態における時間からトラッキングエラーに応じて変化する。
【0071】
そして、上記トラッキングサーボ回路54は、ジャストトラッキングの状態における時間を基準時間とし、この基準時間と上記時間検出回路53により検出された時間との時間差すなわちトラッキングエラーを検出して、その検出出力に基づいて、トラッキングエラーを0になるように、上記記録再生部30のテープ走行系のキャプスタンモータを駆動するキャプスタン駆動回路55を制御する。
【0072】
このデータストリーマは、このような構成のトラッキング制御部50を備えることにより、トラッキング制御のATF信号を磁気テープに記録することなく、トラッキング制御を行うことができる。したがって、トラッキング制御のATF信号を記録するための区間を確保する必要がないので、その分だけメンデータのデータ量を増加することができ、トラックの利用効率をさらに高めることができる。
【0073】
ここで、このデータストリーマでは、上記システムログ生成回路22Cにより生成した各パーティションP1,P2毎のシステムログを上記サブコード付加回路24にして、上記パーティションP1のシステム領域にサブコードとして各システムログを記録したが、上記システムログ生成回路22Cにより生成した各パーティションP1,P2毎のシステムログを上記C2エンコーダ23Bに供給して、上記パーティションP1のシステム領域にメインデータとして各システムログを記録するようにしても良い。
【0074】
このように各パーティションP1,P2毎のシステムログを上記パーティションP1のシステム領域にメインデータとして記録すれば、システムログにもエラー訂正符号C2がかかるので、システムログの信頼性を高めることができる。
【0075】
また、このデータストリーマは、複数のテープフォーマットの磁気テープを取り扱うようにしても良い。この場合、例えば図8に示すように、上記記録再生部30に装着されるテープカートリッジ34にテープフォーマットの識別穴35を設けておき、上記識別穴35を検出する識別穴検出部61による検出出力をシステムコントローラ62に供給して、このシステムコントローラ62により磁気テープ32のフォーマット判別を行い、例えば図9に示すフローチャートに従って各フォーマットに対応した制御を行うようにする。
【0076】
すなわち、上記システムコントローラ62は、磁気テープ32を収容したテープカートリッジ34が上記記録再生部30に装着されると、ステップS1においおて、上記テープカートリッジ34に設けられているテープフォーマットの識別穴35を上記識別穴検出部61により検出し、次のステップS2で、その検出出力に基づいて磁気テープ32のフォーマット判別を行う。
【0077】
そして、上記ステップS2において、第1のテープフォーマットであると判定した場合にはステップS11に進み、また、第2のテープフォーマットであると判定した場合にはステップS21に進む。
【0078】
なお、第1のテープフォーマットは従来のDDS2フォーマットとし、第2のテープフォーマットは上述の実施例で採用したフォーマットとする。
【0079】
上記ステップS11では磁気テープ32を第1のパーティションP1のシステム領域まで走行させ、ステップS12において上記第1のパーティションP1のシステムログ情報を読み取ってメモリに記憶する。次のステップS13では上記磁気テープ32を第2のパーティションP2のシステム領域まで走行させ、ステップS14において上記第2のパーティションP2のシステムログ情報を読み取ってメモリに記憶する。
【0080】
次のステップS15では、図示しないシステムコントローラからの指示に応じてデータの書込/読出などを各種制御動作を行うとともに、その動作内容に応じてメモリ上のシステムログを更新する。
【0081】
そして、イジェクトコマンドを受け付けると、ステップ16に進んで、上記磁気テープ32を第2のパーティションP2のシステム領域まで走行させ、ステップS17において上記第2のパーティションP2のシステムログ情報を該第2のパーティションP2のシステム領域に記録する。次のステップ18では上記磁気テープ32を第1のパーティションP1のシステム領域まで走行させ、ステップS19において上記第1のパーティションP1のシステムログ情報を該第1のパーティションP1のシステム領域に記録する。その後にステップS30に進んで、上記テープカートリッジ34を上記記録再生部30からイジェクトして、第1のテープフォーマットの磁気テープ32に対する制御を終了する。
【0082】
すなわち、第1のテープフォーマットの磁気テープ32に対しては、上記ステップS11〜ステップS19の一連の制御動作により、各パーティションP1,P2毎のシステムログが各パーティションのシステム領域に個別に記録されることになる。
【0083】
また、上記ステップS21では磁気テープ32を第1のパーティションP1のシステム領域まで走行させ、ステップS22において上記第1のパーティションP1のシステムログ情報を読み取ってメモリに記憶する。
【0084】
次のステップS23では、図示しないシステムコントローラからの指示に応じてデータの書込/読出などを各種制御動作を行うとともに、その動作内容に応じてメモリ上のシステムログを更新する。
【0085】
そして、イジェクトコマンドを受け付けると、ステップ24に進んで、上記磁気テープ32を第1のパーティションP1のシステム領域まで走行させ、ステップS19において上記第1のパーティションP1のシステムログ情報及び第2のパーティションP2のシステムログ情報を両方ともに上記第1のパーティションP1のシステム領域に記録する。その後にステップS30に進んで、上記テープカートリッジ34を上記記録再生部30からイジェクトして、第2のテープフォーマットの磁気テープ32に対する制御を終了する。
【0086】
すなわち、上記第2のテープフォーマットの磁気テープ32に対しては、上記ステップS21〜ステップS25の一連の制御動作により、各パーティションP1,P2毎のシステムログが両方ともに第1のパーティションのシステム領域に記録されることになる。
【0087】
ここで、上記第2のテープフォーマットの磁気テープ32に対しては、各パーティションP1,P2毎のシステムログを第1のパーティションのシステム領域にサブコードとして記録してもよいが、各システムログをメインデータとして記録すれば、エラー訂正符号C2によりシステムログが保護されるので、システムログの信頼性の向上を図ることができる。
【0088】
なお、上述の各実施例においては、各パーティションP1,P2がそれぞれリファレンス領域、システム領域,データ領域及びEOD領域からなるDDS2フォーマットと同様なテープフォーマットを採用しているが本発明に係るデータ記録方法では、上述のように各パーティションP1,P2毎のシステムログ(履歴情報)を両方ともに先頭のパーティションP1のシステム領域に記録するので、図10に示すように、後段のパーティションP2のシステム領域を省略して、先頭のパーティションP1だけにシステム領域を設けるようにしたテープフォーマットを採用しても良い。
【0089】
【発明の効果】
本発明に係るデータ記録方法では、複数のパーティションを持つテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するにあたり、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域に記録するので、各パーティション毎のシステムログの記録再生に要する時間を短縮することができる。
【0090】
また、本発明に係るデータ記録方法では、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つ複数のテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するにあたり、磁気テープのテープフォーマットを判別し、第1のテープフォーマットの磁気テープに対し、各パーティション毎のテープ履歴情報を、各パーティションのシステム領域に記録し、第2のテープフォーマットの磁気テープに対し、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域を複数のブロックに分割し、1ブロックを複数の区間に分割し、各ブロックの第1区間に同期信号を記録し、第2区間にサブコードを記録し、第3区間にデータを記録し、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域のみにサブコードとして上記第2区間に記録するので、各テープフォーマットに対応したシステムログを記録することができる。
【0091】
さらに、本発明に係るデータ記録方法では、それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つ複数のテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するにあたり、磁気テープのテープフォーマットを判別し、第1のテープフォーマットの磁気テープに対し、各パーティション毎のテープ履歴情報を、各パーティションのシステム領域に記録し、第2のテープフォーマットの磁気テープに対し、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域を複数のブロックに分割し、1ブロックを複数の区間に分割し、各ブロックの第1区間に同期信号を記録し、第2区間にサブコードを記録し、第3区間にデータを記録し、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域のみにデータとして第3区間に記録することにより、各テープフォーマットに対応したシステムログの信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記録方法を実施するためのデータストリーマの構成を示すブロック回路図である。
【図2】上記データストリーマによりデータを記録する磁気テープのトラックフォーマットを示す図である。
【図3】上記データストリーマにより磁気テープに記録するデータの1トラック分のデータ構成を示す図である。
【図4】上記データストリーマにより磁気テープに記録するデータの1単位46トラック分のデータ構成を示す図である。
【図5】上記データストリーマによりデータを記録する磁気テープのテープフォーマットを示す図である。
【図6】上記磁気テープの2パーティション・テープのテープフォーマットを示す図である。
【図7】上記データストリーマにおけるトラッキング制御部によるトラックキングエラーの検出原理を説明するための図である。
【図8】上記データストリーマにおいて、複数のテープフォーマットの磁気テープを取り扱う場合の、フォーマット判別のための要部構成を示すブロック回路図である。
【図9】2種類のテープフォーマットに対応したシステムコントローラの制御動作を示すフローチャートである。
【図10】上記磁気テープの2パーティション・テープの他のテープフォーマットを示す図である。
【図11】DATフォーマットを示す図である。
【図12】DATフォーマットにおけるメインデータのブロックフォーマットを示す図である。
【図13】DATフォーマットにおけるインターリーブによるデータ配列を示す図である。
【図14】DATフォーマットにおけるメインデータの誤り訂正符号の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 インターフェースコントローラ
20 記録系信号処理部
21 インデックス付加回路
22 サブコード発生部
22A 第1のサブコード発生回路
22B 第2のサブコード発生回路
22C システムログ生成回路
23 誤り訂正符号生成部
23A C3エンコーダ
23B C2エンコーダ
23C C1エンコーダ
24 サブコード付加回路
25 ヘッダパリティ付加回路
26 8/10変調回路
27 同期信号付加回路
28 マージン付加回路
30 記録再生部
31 回転ドラム
31A,31B 回転磁気ヘッド
32 磁気テープ
40 再生系信号処理回路
42 同期検出回路
43 8/10復調回路
44 ヘッダパリティチェック回路
45 サブコード分離回路
46 エラー訂正処理部
46A C1デコーダ
46B C2デコーダ
46C C3デコーダ
47 インデックス分離回路
49 メモリ

Claims (4)

  1. それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するにあたり、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域を複数のブロックに分割し、1ブロックを複数の区間に分割し、各ブロックの第1区間に同期信号を記録し、第2区間にサブコードを記録し、第3区間にデータを記録するデータ記録方法であって、
    各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域のみにサブコードとして上記第2区間に記録することを特徴とするデータ記録方法。
  2. それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するにあたり、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域を複数のブロックに分割し、1ブロックを複数の区間に分割し、各ブロックの第1区間に同期信号を記録し、第2区間にサブコードを記録し、第3区間にデータを記録するデータ記録方法であって、
    各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域のみにデータとして上記第3区間に記録することを特徴とするデータ記録方法。
  3. それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つ複数のテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するデータ記録方法であって、
    磁気テープのテープフォーマットを判別し、
    第1のテープフォーマットの磁気テープに対し、各パーティション毎のテープ履歴情報を、各パーティションのシステム領域に記録し、
    第2のテープフォーマットの磁気テープに対し、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域を複数のブロックに分割し、1ブロックを複数の区間に分割し、各ブロックの第1区間に同期信号を記録し、第2区間にサブコードを記録し、第3区間にデータを記録し、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域のみにサブコードとして上記第2区間に記録することを特徴とするデータ記録方法。
  4. それぞれ少なくともシステム領域とデータ領域からなる複数のパーティションを持つ複数のテープフォーマットで、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するデータ記録方法であって、
    磁気テープのテープフォーマットを判別し、
    第1のテープフォーマットの磁気テープに対し、各パーティション毎のテープ履歴情報を、各パーティションのシステム領域に記録し、
    第2のテープフォーマットの磁気テープに対し、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域を複数のブロックに分割し、1ブロックを複数の区間に分割し、各ブロックの第1区間に同期信号を記録し、第2区間にサブコードを記録し、第3区間にデータを記録し、各パーティション毎のテープ履歴情報を全て先頭のパーティションのシステム領域のみにデータとして第3区間に記録することを特徴とするデータ記録方法。
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