JP2002251660A - 自動販売機の仕切用断熱壁 - Google Patents

自動販売機の仕切用断熱壁

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JP2002251660A
JP2002251660A JP2001049930A JP2001049930A JP2002251660A JP 2002251660 A JP2002251660 A JP 2002251660A JP 2001049930 A JP2001049930 A JP 2001049930A JP 2001049930 A JP2001049930 A JP 2001049930A JP 2002251660 A JP2002251660 A JP 2002251660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
heat insulation
plate
vending machine
metal plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001049930A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Yokozeki
好伸 横関
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機の仕切用断熱壁に関し、所定の断
熱壁の厚みが確実に確保をはかると共に従来からの発泡
材のはみ出しによる産業廃棄物の低減を図る。 【解決手段】 所定の厚みに既に発泡された断熱板9を
覆っている紙製シート材8に接着剤12を介して金属板
7と接着させ、又前記金属板7は相対向する方にL字状
曲げを有しているが断熱板9より短く、干渉することな
く、又、奥行き寸法で差を持たすことで隙が生じ、前記
L字状の曲げ部を挿通する溝を有すガスケット材10で
端部の寸法を確保する。一方、接着剤12を使用するこ
とで接着面に凸凹が生じないよう断熱板9に凹部11を
設け、接着面を水平にし、接着力をあげ強固なものとす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に使用
する断熱材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ジュース等の自動販売機は、一般に冷蔵
機能を備え、断熱材で囲まれた収納室を持つ。そしてこ
の種の自動販売機には、板状の断熱材が使用される場合
が多い。すなわち自動販売機の外壁は、薄い銅板によっ
て作られ、その内側に板状の断熱材が配される。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の自動
販売機の仕切用断熱壁を説明する。
【0004】図3は、従来の自動販売機の仕切用断熱壁
の製造手順を示す説明図である。
【0005】図4は、従来の自動販売機の仕切用断熱壁
の断面図である。
【0006】1は、金属板であり、相対向する方向にL
字曲げがあり上方と下方が当接する。2は、断熱壁の厚
みを確保する発泡スチロールで、下方の金属板1の所定
位置に固定される。3は、断熱壁形成が自動販売機に挿
入された後、固定部材を取り付けるプレートナットであ
る。4は、プレートナット3を固定するテープである。
5は、金属板1が当接した箇所を嵌合するガスケット部
材で、自動販売機の冷気等の漏れを防ぐものである。図
4の断面図に示しているように、6は、前記の製造手順
に従ってセットした後、発泡活臭を用いて、ウレタン樹
脂を発泡した断熱材である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、テープ4で固定されているプレートナット
3が動いたり、ウレタン樹脂の注入時の圧力等によって
発泡スチロール2がねじれたりすることがあり寸法精度
の確保ができない欠点があった。
【0008】本発明は、従来の課題を解決するもので、
断熱壁の厚みが精度よく確保できる自動販売機の仕切用
断熱壁を提供することを目的とする。
【0009】また、上記従来の構成は、金属板1の合わ
せ目から、ウレタン樹脂の漏れが発生し、その漏れを除
去する作業が強いられ、産業廃棄物の増加という欠点が
あった。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、対向する2枚の紙製シート材間に発泡断熱材
を充填発泡してなる断熱板と金属板を接着剤を介して形
成された断熱壁である。
【0011】これにより、所定の厚みの断熱壁を形成さ
れることができ、又産業廃棄物の増加を防ぐことができ
る。
【0012】また、本発明は、金属板と断熱材の奥行き
寸法に差を持たせると共に金属板の相対向するL字状の
曲げを利用し、そこへ溝を有した部材を挿通させたもの
である。
【0013】これにより、前記と同様、断熱壁の厚み寸
法が、確保されかつ、ウレタン樹脂の使用量も低減で
き、将来の産業廃棄物量の低減ができる。
【0014】最後に本発明は、断熱材に凹部を前もって
設けられ、プレートナット類をそこにはめこむことで、
接着面に凸凹なく水平としたのである。
【0015】これにより、接着面が水平となって接着剤
が全面にわたってひろがり、はがれ、剥離を防止するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、対向する2枚の紙製シート材間に発泡断熱材を充填
発泡してなる断熱板と前記断熱板の両面に接着される金
属板とからなり、前記金属板は、横断面がL字状になる
ように端部が折り曲げられ、対向する1対の折り曲げ部
の長さ寸法の合計が前記断熱材の厚さ寸法より小さくな
るように構成したものであり、既に所定の厚みに形成さ
れたもので、その厚みより小さい金属板のL字状曲げで
妨げられることなく、所定の厚みが確実に確保される。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の
発明に、さらに、断熱板と金属板の奥行き寸法に差を持
たせ、金属板のL字状曲げを挿通する溝部を有すガスケ
ットで、前記断熱板と金属板が確実に接合し、端部の厚
み寸法を確保する。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、前記金属板に部材を取
り付ける穴部を有し、かつ断熱材と接する側に前記穴部
を補強する部材からなり、前記断熱板は、前記の補強部
材と当接する箇所に凹部を設けることで、接着面が水平
で凸凹がなく、接着強度がはかられる。
【0019】以下、本発明による自動販売機の仕切用断
熱壁の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。なお、従来と同一構成については、同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態による自動販
売機の仕切用断熱壁の分解図である。図2は、同実施の
形態の断面図である。
【0021】図1、図2において、7は、金属板で前記
金属板1と同様だがL字状の曲げ寸法が短い金属板で、
8は、対向する紙製シートで、9は、紙製シート8間に
発泡断熱材を充填発泡した断熱板で、金属板7のL字状
曲げの寸法の和(B+C)は、断熱板9の厚みAより小
さく、又奥行き寸法は断熱板9が前記金属板より小さい
(D<E)10は、金属板7のL字状曲げと、断熱板9
と金属板7の隙を利用し嵌合する溝を有するガスケット
材である。10aは、ガスケット材10の根元にあり金
属板7のL字状曲げを挿通する溝部である。11は、プ
レートナット3との当りを逃げる凹部である。12は、
金属板7と断熱板9を接着する接着剤である。
【0022】溝部10aは、金属板7のL字状曲げ寸法
より大きい溝が形成され、溝部10の先端には、金属板
7の板厚より薄くなるように突起部13が形成されてい
る。
【0023】以上のように本実施の形態の自動販売機の
仕切用断熱壁は、対向する2枚の紙製シート材8間に発
泡断熱材を充填した断熱板9を接着剤12を介して接着
すると共に、ガスケット10に溝を設け金属板7に挿通
されると共に、プレートナット3との当りを防止する凹
部11を設けることで、所定の厚みの断熱壁の形成と、
産業廃棄物の低減ができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、対向する2枚の紙製シート材間に発泡断熱材を充
填発泡してなる断熱板と、断熱板の両面に接着される金
属板からなり金属板はL字状曲げを有しているがその和
は、断熱板の厚みより小さくし、所定の厚みを確実に確
保できる。
【0025】また、請求項2に記載の発明は請求項1に
記載の発明に加えて金属板と断熱板の奥行き寸法におい
て差を持たすことで、その隙間を利用して溝部を有した
ガスケット材を挿通させることで、断熱壁の端部の厚み
が確保できる。
【0026】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明に加えて、金属板に部材を取り付
ける穴部を有し、かつ断熱板と接する側に前記穴部を補
強する部材からなり、断熱板は、接着性を良くする為、
補強部材と当接する箇所に凹部を設けることで、接着力
の強度をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の仕切用断熱壁の実施
の形態の分解斜視図
【図2】同実施の形態の自動販売機の仕切用断熱壁の断
面図
【図3】従来の自動販売機の仕切用断熱壁の分解斜視図
【図4】従来の自動販売機の仕切用断熱壁の断面図
【符号の説明】
7 金属板 8 紙製シート材 9 断熱板 10 ガスケット材 11 凹部 12 接着剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2枚の紙製シート材間に発泡断
    熱材を充填発泡してなる断熱板と、前記断熱板の両面に
    接着される金属板とからなり、前記金属板は、横断面が
    L字状になるように端部が折り曲げられ、対向する1対
    の折り曲げ部の長さ寸法の合計が前記断熱材の厚さ寸法
    より小さくなるように構成した自動販売機の仕切用断熱
    壁。
  2. 【請求項2】 前記断熱板の奥行き寸法は、前記金属板
    の奥行き寸法より小さく、接着時、前後に隙を確保し前
    記金属板のL字状の曲げを嵌合する溝を有するガスケッ
    ト材を押通させ、前記断熱板と金属板を固定とする特徴
    を有す請求項1記載の自動販売機の仕切用断熱壁。
  3. 【請求項3】 前記金属板に部材を取り付ける穴部を有
    し、かつ断熱板と接する側に前記穴部を補強する部材か
    らなり、前記断熱板は、接着性を良くする為、前記の補
    強部材と当接する箇所に凹部を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の自動販売機の仕切用断熱壁。
JP2001049930A 2001-02-26 2001-02-26 自動販売機の仕切用断熱壁 Pending JP2002251660A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015791A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008015791A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

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