JP2001280505A - パッキン - Google Patents
パッキンInfo
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Abstract
数を低減する。 【解決手段】 防振性および粘着性を有する防振パッキ
ン材2と、断熱性を有する断熱パッキン材3とを、被装
着部材4に装着する前に、防振パッキン材2の粘着性を
利用して貼り合わせる。これにより、被装着部材4にパ
ッキン1を装着する作業が1回で済み、パッキン1の組
み付け工数を低減できる。また、防振パッキン材2の粘
着性を利用して両パッキン材2、3を貼り合わせている
ため、接着剤が不要である。
Description
性を有するパッキンに関するもので、特に、車両用空調
装置等の冷媒配管に装着されるパッキンとして好適であ
る。
内に配置される膨張弁と蒸発器とを接続する冷媒配管
に、空調装置の作動に伴う冷媒配管の振動を抑制して音
を低減する防振パッキンを巻き、さらに、冷媒配管部に
て結露が発生するのを防止する断熱パッキンを防振パッ
キンの上から重ねて巻き付けるようにしている。
には、防振パッキンは防振機能を得るために比重の大き
い材料を用い、一方、断熱パッキンは断熱機能を得るた
めに発泡材を用いるため、それらのパッキンは異なる材
料で別々に作られ、従って、1本の冷媒配管に対してパ
ッキンを巻く作業を2回行わなければならず、パッキン
の組み付け工数が大であるという問題があった。
ムが多用されているが、このブチルゴムは粘着性を有し
ているため、パッキン装着作業時に防振パッキンが作業
者に貼り付いたり、あるいはパッキンを装着すべき部品
以外の部品に貼り付いてしまう恐れがある。そこで、防
振パッキンの一方の面には、冷媒配管に貼り付ける際に
剥がされるシートを貼り付け、他方の面にはビニールシ
ートを貼り付けて対処しており、また、そのビニールシ
ートの面に断熱パッキンを貼り付けるために接着剤を用
いており、従って、ビニールシートや接着剤が必要であ
る。
で、防振および断熱を行うパッキンの組み付け工数を低
減することを目的とする。また、ビニールシートや接着
剤を不要にすることを他の目的とする。
め、請求項1に記載の発明では、被装着部材(4)に装
着されるパッキンにおいて、防振性および粘着性を有す
る防振パッキン材(2)と、断熱性を有する断熱パッキ
ン材(3)とを、被装着部材(4)に装着する前に、防
振パッキン材(2)の粘着性を利用して貼り合わせたこ
とを特徴とする。
ン材を予め一体化しているため、被装着部材にパッキン
を装着する作業が1回で済み、パッキンの組み付け工数
を低減することができる。
とを、被装着部材に装着する前に一体化しているため、
従来のビニールシートが不要である。
両パッキン材を貼り合わせているため、従来の接着剤が
不要である。
る防振パッキン材(2)と、気泡部(31)が形成さ
れ、かつ断熱性を有する断熱パッキン材(3)とからな
り、断熱パッキン材(3)の表面の気泡部(31)に防
振パッキン材(2)の一部を入り込ませて両パッキン材
(2、3)を一体化したことを特徴とする。
を有しない材料からなる場合でも、接着剤を用いること
なく、両パッキン材を一体化することができる。
の組み付け工数を低減することができるとともに、従来
のビニールシートを不要にすることができる。
(4)に装着されるパッキンにおいて、防振性を有する
防振パッキン材(2)と、断熱性を有する断熱パッキン
材(3)とを、被装着部材(4)に装着する前に接着部
材(5)により接着して一体化したことを特徴とする。
を有しない材料からなる場合でも、両パッキン材をを容
易に一体化することができる。
の組み付け工数を低減することができるとともに、従来
のビニールシートを不要にすることができる。
材(2)を内周側にし、かつ断熱パッキン材(3)を外
周側に配置して、被装着部材(4)の外周面に巻き付け
て装着されるパッキンにおいて、断熱パッキン材(3)
を発泡材にて形成し、断熱パッキン材(3)の発泡倍率
を、内周側(32)よりも外周側(33)が高くなるよ
うにしたことを特徴とする。
側を、伸縮しやすい高発泡倍率にしているため、径が小
さい被装着部材にパッキンを巻き付ける場合でも、パッ
キンが容易に曲がり、組み付け性を向上させることがで
きる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
は本発明になるパッキンの第1実施形態を示すもので、
車両用空調装置の冷凍サイクルにおいて、車室内に配置
される膨張弁と蒸発器とを接続する冷媒配管の、防振
(防音)および断熱用として用いる例を示している。
状に成形された防振パッキン材2と断熱パッキン材3と
を貼り合わせて構成されている。防振パッキン材2は、
比較的比重が大きく、かつ粘着性を有するブチルゴムよ
りなる。断熱パッキン材3は、ポリエチレンを発泡させ
て内部に多数の気泡部31を形成したものである。
防振パッキン材2の粘着性を利用して、すなわち接着剤
を使用せずに、貼り合わされて一体化される。このよう
にして一体化されたパッキン1は、被装着部材である冷
媒配管4(図2)に装着される前に、所定の大きさに切
断される。
図2に示すように、防振パッキン材2を内周側にし、か
つ断熱パッキン材3を外周側に配置して、冷媒配管4の
外周面に巻き付けて装着される。この際、防振パッキン
材2の粘着性を利用してパッキン1は冷媒配管4に貼り
付け固定される。
媒配管4内の冷媒通路41を流れ、それにより冷媒配管
4が加振される。しかし、冷媒配管4の振動は比重の大
きい防振パッキン材2によって抑制され、従って冷媒配
管4の振動による音の発生が防止または低減される。さ
らに、気泡部31を含む断熱パッキン材3が、冷媒配管
4と外部との間の熱緩衝材として働き、冷媒配管4の表
面の結露を防止できる。
材2と断熱パッキン材3を、冷媒配管4に装着する前に
一体化しているため、冷媒配管4にパッキン1を巻く作
業が1回で済み、パッキン1の組み付け工数を低減する
ことができる。
材3を、冷媒配管4に装着する前に一体化しているた
め、従来のビニールシートが不要であり、また、防振パ
ッキン材2の粘着性を利用して両パッキン材2、3を貼
り合わせているため、従来の接着剤が不要である。
すもので、第1実施形態では防振パッキン材2の粘着性
のみを利用して両パッキン材2、3を一体化しているの
に対し、第2実施形態では、さらに断熱パッキン材3の
表面の気泡部31に防振パッキン材2の一部を入り込ま
せて両パッキン材2、3を一体化している。
後の防振パッキン材2の上に、平板状に成形された断熱
パッキン材3を乗せ、その状態で両パッキン材2、3を
ローラで圧着させて作られる。この際、防振パッキン材
2はまだ高温状態で流動性があるため、ローラで圧着さ
せることにより、断熱パッキン材3の気泡部31のうち
防振パッキン材2と接する側の表面の気泡部31に、防
振パッキン材2の材料が入り込む。そして、防振パッキ
ン材2の温度が下がって防振パッキン材2の流動性が低
下することにより、気泡部31に防振パッキン材2の一
部が入り込んだ状態が維持され、気泡部31に入り込ん
だ部分が結合突起部21として形成されて両パッキン材
2、3の結合状態が維持される。
粘着性と、防振パッキン材2の気泡部31への入り込み
とによって、防振パッキン材2と断熱パッキン材3を一
体化しているため、両パッキン材2、3の結合強度を高
めることができる。
い材料を用いることも可能で、その場合は、結合突起部
21の気泡部31への入り込みによって両パッキン材
2、3の結合状態が維持される。
すもので、第1実施形態では防振パッキン材2の粘着性
を利用して両パッキン材2、3を一体化しているのに対
し、第3実施形態では、接着剤または両面接着テープよ
りなる接着部材5にて、両パッキン材2、3を接着して
一体化している。なお、パッキン1は、冷媒配管4に装
着する前に予め一体化されている。
がともに粘着性を有しない場合においても、両パッキン
材2、3を容易に一体化することができる。
すもので、径が小さい被装着部材(例えば冷媒配管4)
にパッキン1を巻き付ける際に、パッキン1が容易に曲
がるようにしたものである。
なっており、発泡倍率の低い面32を防振パッキン材2
に貼り付けて、両パッキン材2、3を一体化している。
このように構成されたパッキン1は、防振パッキン材2
を内周側にして冷媒配管4の外周面に貼り付け固定され
る。
低い面32が内周側となり、発泡倍率の高い面33が外
周側となる。そして、発泡倍率が高い方が伸びやすいた
め、発泡倍率の高い面33を外周側にしたことにより、
径が小さい被装着部材にパッキン1を巻き付ける場合で
も、パッキン1が容易に曲がり、組み付け性を向上させ
ることができる。
サイクルの冷媒が流れる冷媒配管4にパッキン1を装着
する例を示したが、冷凍サイクルの膨張弁に装着しても
よい。
外壁部に用いる防音および断熱用パッキンとして用いる
こともできる。
である。
す図である。
である。
である。
で、冷媒配管に装着した状態の図である。
管(被装着部材)。
Claims (5)
- 【請求項1】 被装着部材(4)に装着されるパッキン
において、 防振性および粘着性を有する防振パッキン材(2)と、
断熱性を有する断熱パッキン材(3)とを、前記被装着
部材(4)に装着する前に、前記防振パッキン材(2)
の粘着性を利用して貼り合わせたことを特徴とするパッ
キン。 - 【請求項2】 防振性を有する防振パッキン材(2)
と、気泡部(31)が形成され、かつ断熱性を有する断
熱パッキン材(3)とからなり、 前記断熱パッキン材(3)の表面の気泡部(31)に前
記防振パッキン材(2)の一部を入り込ませて前記両パ
ッキン材(2、3)を一体化したことを特徴とするパッ
キン。 - 【請求項3】 被装着部材(4)に装着されるパッキン
において、 防振性を有する防振パッキン材(2)と、断熱性を有す
る断熱パッキン材(3)とを、前記被装着部材(4)に
装着する前に接着部材(5)により接着して一体化した
ことを特徴とするパッキン。 - 【請求項4】 前記防振パッキン材(2)を内周側に
し、かつ前記断熱パッキン材(3)を外周側に配置し
て、被装着部材(4)の外周面に巻き付けて装着される
パッキンにおいて、 前記断熱パッキン材(3)を発泡材にて形成し、前記断
熱パッキン材(3)の発泡倍率を、内周側(32)より
も外周側(33)が高くなるようにしたことを特徴とす
る請求項1ないし3のいづれか1つに記載のパッキン。 - 【請求項5】 冷凍サイクルの冷媒が流れる冷媒配管
(4)に装着されることを特徴とする請求項1ないし4
のいづれか1つに記載のパッキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101303A JP4023067B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | パッキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101303A JP4023067B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | パッキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001280505A true JP2001280505A (ja) | 2001-10-10 |
JP4023067B2 JP4023067B2 (ja) | 2007-12-19 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4023067B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014027067A (ja) * | 2012-07-26 | 2014-02-06 | Casio Comput Co Ltd | パッキン、筐体構造、及び電子機器 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000101303A patent/JP4023067B2/ja not_active Expired - Fee Related
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