JP2002251604A - 画像データ作成方法およびその装置 - Google Patents

画像データ作成方法およびその装置

Info

Publication number
JP2002251604A
JP2002251604A JP2001047563A JP2001047563A JP2002251604A JP 2002251604 A JP2002251604 A JP 2002251604A JP 2001047563 A JP2001047563 A JP 2001047563A JP 2001047563 A JP2001047563 A JP 2001047563A JP 2002251604 A JP2002251604 A JP 2002251604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
information
data
master data
creating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001047563A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Yamaguchi
優 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP2001047563A priority Critical patent/JP2002251604A/ja
Publication of JP2002251604A publication Critical patent/JP2002251604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性が高くかつ虚報を生じ難いマスタデー
タとして使用可能な画像データを作成する方法およびそ
の装置を提供すること。 【解決手段】 CAD変換データを修正前のマスタデー
タとし,撮像データにおける隣接チェックによりこれを
修正して最終的なマスタデータとする。修正前のマスタ
データ中の「情報あり」のセルと同じ座標値の撮像デー
タ中のセルが「情報あり」のセルである場合には,その
情報は修正しない。撮像データ中の当該セルには情報が
ないが,その隣接範囲内に情報がある場合には,隣接範
囲内に情報が見出された位置へ,マスタデータ中の情報
を移動させて修正する。ブロック単位での処理や拡大・
縮小・回転によるずれの方向を補正する処理も可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,2つの画像データ
に基づいて,一方の画像データを参酌することにより他
方の画像データを修正した第3の画像データを作成する
方法およびその装置に関する。例えば,プリント配線板
等,表面に微細なパターンを有するもののパターン検査
のためのマスタデータを,その設計データと撮像データ
とに基づいて作成する場合に適用して好適な画像データ
作成方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板においては,表面パター
ンが仕様通りに正しく形成されているか否かをチェック
するパターン検査が必須である。このパターン検査は一
般的に,層間接続のための上層導体層の穴などを示す特
定の図形が,あるべき場所に正しくあるか否かにより行
われる。よって,そのような特定の図形があるべき場所
を示すマスタデータが用いられる。このためのマスタデ
ータは従来,プリント配線板の実物を撮像した撮像デー
タと,プリント配線板の設計データとのいずれかから作
成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
マスタデータの作成方法には,次のような問題点があっ
た。まず,撮像データから作成する場合の問題点を説明
する。すなわち,撮像データをそのままマスタデータに
変換するためには,理想的に製造されたプリント配線板
を用いなければならない。さもないと,撮像データを大
幅に手修正しないと実用可能なマスタデータが得られな
い。それに,それでも信頼性の低いマスタデータしか作
成できない。ところが現実にはそのような理想的な製品
を準備するのは非常に困難である。次に,設計データか
ら作成する場合の問題点を説明する。設計データをその
ままマスタデータに変換すると,設計と実物との微小な
ずれのため,虚報が沢山出てしまうのである。このた
め,虚報の処理が煩雑である。
【0004】本発明は,前記した従来におけるマスタデ
ータの作成が有する問題点を解決するためになされたも
のである。すなわちその課題とするところは,信頼性が
高くかつ虚報を生じ難いマスタデータとして使用可能な
画像データを作成する方法およびその装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題の解決を目的と
してなされた本発明の画像データ作成方法では,第1の
画像データと第2の画像データとを対比して第3の画像
データを作成するにあたり,第1の画像データ中に情報
が存在する位置(1)に対応する第2の画像データ中の
領域(1)内に,当該情報に相当する情報が存在するか
否かを確認し,存在する場合に,第2の画像中の当該情
報が存在する位置に相当する第3の画像データ中の位置
に,当該情報に相当する情報を配置する。
【0006】また,そのための画像データ作成装置は,
第1の画像データと第2の画像データとを対比して第3
の画像データを作成する装置であって,第1の画像デー
タ中に情報が存在する位置(1)に対応する第2の画像
データ中の領域(1)内に,当該情報に相当する情報が
存在するか否かを確認する確認手段と,確認手段により
情報の存在が確認された場合に,第2の画像中の当該情
報が存在する位置に相当する第3の画像データ中の位置
に,当該情報に相当する情報を配置する配置手段とを有
している。
【0007】すなわち,まず第1の画像データから情報
が抽出される。第1の画像データ中に情報が発見される
と,その位置(1)に対応する第2の画像データ中の領
域(1)内に,当該情報に相当する情報が存在するか否
か確認される。情報の存在が確認されると,第3の画像
データ中に,当該情報に相当する情報が配置される。そ
の位置は,第2の画像中の当該情報が存在する位置に相
当する位置である。かくして,第3の画像データが作成
される。つまり本発明では,第1の画像データ中に情報
が存在すると,第2の画像データ中の領域(1)を参酌
することにより修正された上で,当該情報に相当する情
報が第3の画像データ中に配置されるのである。また,
第1の画像データ中の情報と全く無関係に第2の画像デ
ータ中に情報が存在していたとしても,その情報は無視
される。
【0008】本発明の画像データ作成方法ではあるい
は,第1の画像データ中に情報がブロック状の2以上の
位置にわたって存在する場合に,当該位置群(1)に対
応する第2の画像データ中の領域(2)内に,当該情報
に相当する情報が存在するか否かを確認し,存在する場
合に,第2の画像中の当該情報が存在する位置に相当す
る第3の画像データ中の位置に,当該情報に相当する情
報を配置する。
【0009】また,そのための画像データ作成装置は,
第1の画像データ中に情報がブロック状の2以上の位置
にわたって存在する場合に,当該位置群(1)に対応す
る第2の画像データ中の領域(2)内に,当該情報に相
当する情報が存在するか否かを確認するブロック確認手
段と,ブロック確認手段により情報の存在が確認された
場合に,第2の画像中の当該情報が存在する位置に相当
する第3の画像データ中の位置に,当該情報に相当する
情報を配置するブロック配置手段とを有している。
【0010】すなわち,第1の画像データ中の情報は,
単独の位置に存在しているとは限らず,種々の要因によ
り,ブロック状の2以上の位置にわたって存在する場合
もある。そのような場合には,その位置群(1)を1つ
のブロックとして認識して処理するのである。
【0011】ここにおいて,領域(1)は,位置(1)
に相当する第2の画像データ中の位置(2)およびその
周囲の所定の範囲を含むことが望ましい。同様に領域
(2)は,位置群(1)に相当する第2の画像データ中
の位置群(2)およびその周囲の所定の範囲を含むこと
が望ましい。
【0012】ここで「相当する」とは,座標値が同じで
ある等,互いに等価な位置もしくは位置群であると認識
されることを意味する。具体的には,位置(2)もしく
は位置群(2)は,第1の画像データと第2の画像デー
タとを重ね合わせたときに位置(1)もしくは位置群
(1)と重なり合う第2の画像データ中の位置もしくは
位置群であることが望ましい。
【0013】あるいは,位置(2)もしくは位置群
(2)は,第1の画像データと第2の画像データとを重
ね合わせたときに位置(1)もしくは位置群(1)と重
なり合う第2の画像データ中の位置もしくは位置群を,
第1の画像データと第2の画像データとの間の全体の変
換関係に基づくベクトルにより移動させた位置もしくは
位置群であることとしてもよい。全体の変換関係とは,
全体としての回転や縮小・拡大などの関係のことであ
る。このようにすると,第1の画像データと第2の画像
データとの間で角度や縮尺に相違がある場合にも適切に
第3の画像データを作成できる。
【0014】ここで,領域(1)内に,当該情報に相当
する情報が,ブロック状の2以上の位置にわたって存在
する場合がある。このような場合には,第2の画像中の
当該情報が存在する位置のうち,位置(2)に最も近い
位置に相当する第3の画像データ中の位置に,当該情報
に相当する情報を配置すればよい。同様に領域(2)内
に,当該情報に相当する情報が位置群(1)より大きい
位置群(3)にわたって存在する場合がある。このよう
な場合には,位置群(3)のうち,位置群(2)から最
短の移動距離によって移動した位置群に相当する第3の
画像データ中の位置群に,当該情報に相当する情報を配
置すればよい。
【0015】本発明は,第1の画像データが配線板のパ
ターンの設計データに基づくデータであり,第2の画像
データがその設計データによる製造品の撮像データに基
づくデータである場合に適用するとよい。この場合に作
成される第3の画像データは,配線板の良否検査のため
のマスタデータとして優れている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下,本発明を具体化した実施の
形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
本実施の形態は,プリント配線板の表面パターンを検査
するパターン検査装置として本発明を具体化したもので
ある。その要点は,マスタデータの作成方法にあること
はもちろんである。本実施の形態に係るパターン検査装
置は,図1のシステムブロック図に示すように,撮像系
20と検査部30とを有している。さらに,検査部30
から出力されるパターンの欠陥を表示する欠陥表示用C
RT41と,欠陥の個所を目視で確認するための欠陥確
認装置42とが付設されている。
【0017】まず,撮像系20について説明する。撮像
系20は,プリント配線板上に銅箔などで形成された配
線パターンを読み取ってパターン画像を取得する機能を
有している。このため,配線パターンを撮像するテーブ
ルカメラ部21と,そのアナログ画像をデジタルに変換
するA/D変換部22と,そのデジタル信号を2値化す
る2値化部23とを有している。すなわち,2値化部2
3から出力されるパターン画像は,暗画素と明画素とか
らなる2値画像である。このパターン画像は,おおむ
ね,配線パターンのある場所の画素が明画素であり,そ
れ以外の場所の画素が暗画素である。それ以外の場所と
は,パターン間の隙間部分や,ビアホールの中の部分,
ピンホール等の欠陥などである。また,1画素のサイズ
は一般的に,15μm四方程度である。
【0018】次に,検査部30について説明する。検査
部30は,撮像系20からパターン画像を受け取り,配
線パターンの形成の良否を検査する機能を有している。
この機能のため検査部30は,以下の各部を有してい
る。すなわち,撮像系20の2値化部23からパターン
画像の入力を受けてその中に含まれる種々の特徴図形を
抽出する特徴抽出部31,検査のためのマスタデータを
作成するマスタデータ作成部32,そのマスタデータを
記憶するマスタデータメモリ部33,特徴抽出部31で
の抽出結果とマスタデータとを照合して配線パターンの
欠陥個所を検出する欠陥照合部34,欠陥照合部34の
検出結果について虚報の排除や統計処理などを行う検出
結果処理部35,の各部である。
【0019】検査部30の各部について簡単に説明す
る。まず特徴抽出部31は,前述のようにパターン画像
に含まれる特徴図形を抽出する部分である。抽出する特
徴図形の代表的な例は,層間接続のための穴の図形であ
る。このため特徴抽出部31では,例えば図2に示すよ
うなアルゴリズムを用いて,パターン画像中に穴の図形
のある箇所を認識する。すなわち,小臨界円51の内部
の領域53の画素がすべて暗画素であり,かつ,大臨界
円52の外側の全周にわたる領域54の画素がすべて明
画素である場合に,領域53およびそれに暗画素が連続
している範囲が,穴の図形として認識される。なお,特
徴図形の種類は穴以外にも種々あるので,それぞれごと
にアルゴリズムが存在する。以下の説明では,特記しな
い限り,特徴図形は穴であることとする。
【0020】特徴抽出部31では,パターン画像中の各
画素について特徴図形が認識されるか否かを決定する
と,64(82 )画素ずつを1つのセルにまとめる。以
下,セルにまとめたデータを撮像データと称する。すな
わち,撮像データにおいては,64画素のうち1画素で
も前述のようなアルゴリズムにより特徴図形が認識され
た画素を含んでいれば,そのセルは「情報あり」のセル
である。一方,64画素中に,特徴図形が認識された画
素が1画素も含まれなければ,そのセルは「情報なし」
のセルである。かかる撮像データが,マスタデータ作成
部32や欠陥照合部34に送られる。なお,セルのサイ
ズは可変である。
【0021】次にマスタデータ作成部32は,前述のよ
うに検査のためのマスタデータを作成する部分である。
マスタデータとは,検査対象のプリント配線板において
特徴図形が存在するはずの場所を示すデータである。こ
のためにマスタデータ作成部32は,特徴抽出部31か
ら撮像に基づく撮像データを受け取るとともに,そのプ
リント配線板のCAD変換データを受け取るようになっ
ている。ここでいうCAD変換データは,そのプリント
配線板のCADデータに基づき,当該特徴図形の設計上
の位置を,撮像データと同じセル単位の精細度で示すデ
ータである。撮像データとCAD変換データとにより実
際にマスタデータを作成する方法は後述する。作成され
たマスタデータは,マスタデータメモリ部33に保存さ
れる。
【0022】次に欠陥照合部34は,前述のように特徴
抽出部31から入力された撮像データとマスタデータメ
モリ部33から入力されたマスタデータとをセル単位で
照合して,特徴図形の異常,すなわち不足や過剰を検出
する部分である。すなわち,マスタデータでは特徴図形
があるはずなのに撮像データでは特徴図形がないセル
は,「不足」のセルである。逆に,マスタデータでは特
徴図形がないはずなのに撮像データでは特徴図形がある
セルは,「過剰」のセルである。この検出結果は,検出
結果処理部35に送られ,虚報の排除や統計処理などの
処理が行われる。
【0023】上記のように構成された本実施の形態に係
るパターン検査装置の動作は,マスタデータ作成時の動
作と,検査実行時の動作とに区別される。マスタデータ
作成時には,マスタデータ作成用のプリント配線板の配
線パターンを撮像系20で撮像し,その撮像データをマ
スタデータ作成部32へ送る。また,そのプリント配線
板のCAD変換データもマスタデータ作成部32に読み
込ませる。マスタデータ作成部32ではこの2つのデー
タに基づいてマスタデータを作成し,マスタデータメモ
リ部33に保存する。
【0024】検査実行時には,検査対象のプリント配線
板(当然,マスタデータ作成用のものと同じ仕様のもの
である)の配線パターンを撮像系20で撮像し,その撮
像データを欠陥照合部34へ送る。また,マスタデータ
メモリ部33から欠陥照合部34へマスタデータを送
る。欠陥照合部34ではこの2つのデータに基づいて特
徴図形の異常を検出する。検出結果については検出結果
処理部35にて所定の処理がなされる。その後,欠陥表
示用CRT41での表示や,欠陥確認装置42での目視
確認が可能である。
【0025】続いて,マスタデータ作成部32でのマス
タデータの作成方法について詳述する。この方法は,基
本的なセル単位法と,ブロック単位法とに大別される。
さらにこれらにおいてそれぞれ,方向補正を行うか否か
の双方の方法が可能である。
【0026】(セル単位法,方向補正なし)最初に,最
も基本的な方法,すなわちセル単位法であって方向補正
なしの場合を説明する。その基本的な手順は,図3に示
すとおりである。必要なデータ(CAD変換データおよ
び撮像データ)を読み込んだら,CAD変換データを基
準としてマスタデータを作成する。すなわち,CAD変
換データそのものを一旦マスタデータとし,撮像データ
における隣接チェックにより適宜移動させる。これによ
り修正したデータを最終的なマスタデータとするのであ
る。
【0027】ここにおける,撮像データにおける隣接チ
ェックによるマスタデータの修正処理を,具体例ととも
に説明する。まず修正前のマスタデータ(すなわちCA
D変換データ)中の「情報あり」のセルを抽出する。そ
して,抽出されたセルと同じ座標値を持つ撮像データ中
のセルおよびその隣接範囲をチェックするのである。
【0028】その結果,例えば図4に示すように,抽出
されたセルと同じ座標値を持つ撮像データ中のセルその
ものが,「情報あり」のセルであった場合を考える。こ
の場合には当然,マスタデータ中の当該情報は修正され
ない。一方,図5に示すように,抽出されたセルと同じ
座標値を持つ撮像データ中のセル自体には情報がなく,
隣接範囲内に「情報あり」のセルがあった場合を考え
る。この場合には,マスタデータ中の当該情報が修正さ
れる。すなわち,マスタデータ中の当該情報は,撮像デ
ータにおける隣接範囲内にて情報が見出された位置と同
じ位置へ移動させられるのである。このようにして,マ
スタデータ中のすべての「情報あり」のセルについて処
理がなされると,マスタデータが最終的に確定する。確
定したマスタデータが,マスタデータメモリ部33に保
存されるのである。
【0029】また,この場合において,図6に示すよう
に,抽出されたセルと同じ座標値を持つ撮像データ中の
セル自体にもその隣接範囲にも情報が見当たらない事態
も考えうる。しかしこのようなことが起こった場合に
は,撮像データの取得に供したプリント配線板自体が程
度のあまりよくない,不適切なものであったと考えられ
る。よってこのような場合には,もっと程度のよい別の
プリント配線板で撮像しなおした方がよい。現実問題と
しては,通常の量産ラインで製造されたプリント配線板
であれば,明らかな不良品を除き,このようなことはま
ずない。
【0030】このようにマスタデータの修正処理は,C
AD変換データを基本としてなされるのである。よっ
て,CAD変換データ中の「情報あり」のセルと全く無
関係な位置に撮像データ中の情報が存在していても,そ
れによりマスタデータに情報が付加されることはない。
そのような情報は正しい穴情報ではなく異物や汚れに基
づくノイズであると考えられるからである。
【0031】(ブロック単位法,方向補正なし)CAD
変換データ(すなわち修正前のマスタデータ)や撮像デ
ータ中には,図7に示すように,「情報あり」のセルが
2つ以上集合してブロック状をなしている場合がある。
これは,ブロックをなす各セルにそれぞれ別々の穴情報
があるわけではない。セルの境界付近に位置する穴の情
報が,隣接するセルに跨っていることによるのである。
なお,図7中には3セルのブロックも挙げられている
が,これらは修正前のマスタデータ(すなわちCAD変
換データ)中には存在しない。ただし修正後のマスタデ
ータ中にはこのようなものが存在しうる。また,図7中
の各セルに付した数字は,ブロック内における単なるセ
ル番号である。
【0032】修正前のマスタデータ中にこのようなブロ
ック状の情報が存在する場合に適切な処理をしようとす
るのがブロック単位法である。その方向補正なしの場合
の基本的な手順は,図8に示すとおりである。その図3
との相異点は,必要なデータを読み込んだ後,CAD変
換データ(すなわち修正前のマスタデータ)においてブ
ロック認識を行っていることである。ブロック認識と
は,修正前のマスタデータ中の「情報あり」のセルのう
ち,2つ以上が集合してブロック状をなしているものを
認識することである。その結果,ブロック状をなさない
単独の情報であるとされたセル(図7中に「1セルのブ
ロック」と記載しているもの)については,前述のセル
単位法による場合と同じ隣接チェック処理が行われる。
2セルのブロックもしくは4セルのブロックであると認
識されたものについては,ブロック単位法に特有の隣接
チェック処理が行われる。
【0033】まず,4セルのブロックについての隣接チ
ェック処理を説明する。図9に示すように,修正前のマ
スタデータ中に4セルのブロックが認識された位置と同
じ位置の撮像データ中の位置に4セルのブロック状に情
報があった場合には当然,マスタデータ中の当該情報は
修正されない。一方,図10に示すように,撮像データ
中の当該位置の隣接範囲内でずれた位置に4セルのブロ
ック状に情報があった場合を考える。この場合には,マ
スタデータ中の当該情報が修正される。すなわち,マス
タデータ中の当該情報は,撮像データにおける隣接範囲
内にてブロック状に情報が見出された位置と同じ位置へ
移動させられるのである。この場合の移動のベクトル
は,修正前のマスタデータ中のブロックと撮像データ中
のブロックとのそれぞれの各セルに同様にセル番号を付
し,同じセル番号同士を結ぶ矢印で示される。
【0034】さらに,撮像データ中の当該位置の隣接範
囲内に,図11〜図13に示すように,3セル以下のブ
ロック状に情報があった場合を考える。これらの場合に
は,マスタデータ中の当該情報が,必要に応じて移動さ
せられつつ,一部削除される。すなわち図11のケース
では,マスタデータ中の当該情報が一部削除される。図
12または図13のケースでは,マスタデータ中の当該
情報が移動させられるとともに一部削除される。
【0035】次に,2セルのブロックについての隣接チ
ェック処理を説明する。図14に示すように,修正前の
マスタデータ中に2セルのブロックが認識された位置と
同じ位置の撮像データ中の位置に2セルのブロック状に
情報があった場合には当然,マスタデータ中の当該情報
は修正されない。また,図15に示すように,撮像デー
タ中の当該ブロックが,修正前のマスタデータ中の2セ
ルのブロックを包含しさらに大きい場合にも,マスタデ
ータ中の当該情報は修正されない。すなわち,撮像デー
タ中の情報のブロックが修正前のマスタデータ中の情報
のブロックより大きくても,そのことによりマスタデー
タ中の情報のブロックが拡大されることはない。
【0036】一方,図16,図17に示すように,修正
前のマスタデータ中に2セルのブロックが認識された位
置と同じ位置の撮像データ中の位置の範囲内に少なくと
も1つの「情報なし」のセルがあった場合を考える。こ
れらの場合には,マスタデータ中の当該情報が,撮像デ
ータ中の隣接範囲の状況に応じて移動させられる。ここ
で図17のように,撮像データ中のブロックが修正前の
マスタデータ中のブロックより大きい場合には,移動量
が少なくて済むように移動のベクトルが決定される。こ
の場合でも,マスタデータ中の情報のブロックが拡大さ
れることはない。
【0037】(方向補正あり)撮像データの基である実
際のプリント配線板は,品質に影響しない程度に,仕様
に対してわずかに変形(拡大,縮小,回転)している場
合がある。しかしながら,同一の製造ロットに属するプ
リント配線板は皆,このような変形に関して同じ傾向を
持っている。よって,不良品でない限り,そのまま撮像
してマスタデータの修正に供した方がよい。その場合に
適するのが,「方向補正あり」の方法である。この方法
の基本的な手順は,図18に示すとおりである。その図
3や図8との相異点は,必要なデータを読み込んだ後,
板面の全領域に対してエリアを指定し,エリアごとにず
れ方向を決定する点にある。そして,その後の隣接チェ
ック処理は,エリアごとのずれ方向を考慮して行われ
る。
【0038】エリアの指定とは,プリント配線板の板面
を,変形(拡大,縮小,回転)によるずれのベクトルが
ほぼ同じであると考えられる小領域に区分することであ
る。具体的には,図19に示すように,板面の全領域
(縁辺部分を除く)を,3行×3列の計9つのエリアに
分割している。なお,エリア数は9つに限られない。ま
た,図19では全エリアが同一サイズであるが,そうで
なくてもよい。指定した各エリアに決定されるずれ方向
の例を図20および図21に示す。図20は,板面の中
央を中心に全体がわずかに拡大している場合(回転な
し)の例である。図21は,板面の中央を中心に全体が
わずかに回転している場合(拡大・縮小なし)の例であ
る。図20,図21のいずれにおいても,中央のエリア
に「0」と記してあるのは,そのエリアにはずれがない
ことを意味している。ずれの方向とセルサイズとによ
り,ずれのベクトルが特定される。
【0039】ずれのあるエリア内の穴情報については,
次のようにして隣接チェックが行われる。まず,ずれの
ある場合の隣接範囲であるが,ずれのない場合と異な
り,ずれの方向ごとに図22に示される範囲が用いられ
る。図22の各々において,太線で囲まれた範囲がそれ
ぞれの隣接範囲である。これらのうち,中央の「0」の
エリアではむろん,先述の場合と同様に隣接チェックが
行われる。
【0040】「0」以外のエリアでも,図23に示すよ
うに,修正前のマスタデータ中の「情報あり」のセルの
座標値に対する撮像データ中の隣接範囲(ずれ方向を考
慮したもの)がチェックされる。そして,隣接範囲の状
況によりマスタデータ中の情報が移動させられる。ここ
で図24に示すように,ずれ方向を考慮した隣接範囲外
に情報があっても,それによりマスタデータが修正され
ることはない。そのような情報は,異物や汚れによる不
良情報であると考えられるからである。なお,図25に
示すように,ずれ方向を考慮した隣接範囲外に情報がな
かった場合には,ずれのベクトルのみを考慮してマスタ
データを修正すればよい。なお,図23〜図25では,
ずれの方向が左上向きのエリアを例に挙げて説明した
が,他の方向にずれているエリアでも同様である。
【0041】なお,各ずれ方向ごとの隣接範囲は,図2
2に示したものに替えて図26に示すものを用いてもよ
い。また,方向補正を行う場合でも,前述のブロック単
位法が可能であることはもちろんである。
【0042】以上詳細に説明したように本実施の形態で
は,プリント配線板の表面パターンを検査するパターン
検査装置において検査のためのマスタデータをマスタデ
ータ作成部32で作成するにあたり,検査対象のプリン
ト配線板のCAD変換データと,マスタデータ作成用の
プリント配線板の配線パターンを撮像系20で撮像した
撮像データとの双方を使用することとしている。そし
て,CAD変換データを一旦マスタデータとし,撮像デ
ータにおける隣接チェックにより適宜移動させ,これに
より修正されたデータを最終的なマスタデータとするこ
ととしている。
【0043】このため,設計仕様と実物との間の微小な
位置ずれが反映されたマスタデータが得られる。よっ
て,検査時に発生する虚報が少なくて済む。その一方
で,マスタデータ作成のために特別のプリント配線板を
用意する必要がなく,通常の量産レベルの良品で十分で
ある。よって,信頼性の高いマスタデータを容易に作成
できるものである。
【0044】さらに,ブロック単位法を用いることによ
り,より実際のプリント配線板に合わせた信頼度の高い
マスタデータが得られるものである。また,方向補正を
用いることにより,実際のプリント配線板が設計仕様に
対して若干拡大または縮小されていたり,あるいは回転
したりしている場合であっても,そのプリント配線板に
よく適合するマスタデータが得られるものである。かく
して作成されたマスタデータにより,余計な虚報が少な
く信頼度の高いパターン検査ができるのである。
【0045】なお,本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良,変形が可能である。例えば,本実施の形態では,プ
リント配線板のパターン検査装置におけるマスタデータ
の作成に本発明を適用したが,2つの画像データから第
3の画像データを作成する他の用途にも適用可能であ
る。また,「隣接範囲」は,図4等に示したような1セ
ル分の隣接範囲に限らず,異なる隣接範囲(2セル分な
ど)を用いてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば,信頼性が高くかつ虚報を生じ難いマスタデータ
として使用可能な画像データを作成する方法およびその
装置が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るパターン検査装置のブロック
構成図である。
【図2】パターン画像から穴の図形を抽出するためのア
ルゴリズムを示す概念図である。
【図3】実施の形態に係るマスタデータの作成方法の基
本手順を示すフローチャートである。
【図4】修正前のマスタデータと撮像データとの対比を
示す図である。
【図5】修正前のマスタデータと撮像データとの対比に
よるマスタデータの修正を示す図である。
【図6】修正前のマスタデータと撮像データとの対比を
示す図である。
【図7】ブロック状の穴情報を示す図である。
【図8】実施の形態に係るマスタデータの作成方法(ブ
ロック単位法)の基本手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
(ブロック単位法)を示す図である。
【図10】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
によるマスタデータの修正(ブロック単位法)を示す図
である。
【図11】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
によるマスタデータの修正(ブロック単位法)を示す図
である。
【図12】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
によるマスタデータの修正(ブロック単位法)を示す図
である。
【図13】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
によるマスタデータの修正(ブロック単位法)を示す図
である。
【図14】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
(ブロック単位法)を示す図である。
【図15】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
(ブロック単位法)を示す図である。
【図16】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
によるマスタデータの修正(ブロック単位法)を示す図
である。
【図17】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
によるマスタデータの修正(ブロック単位法)を示す図
である。
【図18】実施の形態に係るマスタデータの作成方法
(方向補正ありの場合)の基本手順を示すフローチャー
トである。
【図19】板面のエリア指定を示す図である。
【図20】各エリアに決定されるずれ方向の例を示す図
である。
【図21】各エリアに決定されるずれ方向の例を示す図
である。
【図22】ずれのある場合の隣接チェックに用いられる
隣接範囲をずれの方向ごとに示す図である。
【図23】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
によるマスタデータの修正(方向補正ありの場合)を示
す図である。
【図24】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
によるマスタデータの修正(方向補正ありの場合)を示
す図である。
【図25】修正前のマスタデータと撮像データとの対比
によるマスタデータの修正(方向補正ありの場合)を示
す図である。
【図26】ずれのある場合の隣接チェックに用いられる
隣接範囲をずれの方向ごとに示す図である。
【符号の説明】
20 撮像系 30 検査部 32 マスタデータ作成部 33 マスタデータメモリ部
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA07 AA14 BB01 CC01 DD00 FF01 FF04 FF61 JJ03 JJ09 JJ26 QQ04 QQ23 QQ25 QQ38 RR06 RR08 SS04 SS13 UU05 5B057 AA03 BA02 BA29 CA08 CA12 CA16 CB06 CB12 CB16 CE09 CE12 DA03 DA08 DB02 DB08 DC09 DC16 DC33 DC39 5L096 AA06 BA03 CA02 EA35 EA43 FA06 FA65 HA07 JA09 JA11 KA13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像データと第2の画像データと
    を対比して第3の画像データを作成する画像データ作成
    方法において,第1の画像データ中に情報が存在する位
    置(1)に対応する第2の画像データ中の領域(1)内
    に,当該情報に相当する情報が存在するか否かを確認
    し,存在する場合に,第2の画像中の当該情報が存在す
    る位置に相当する第3の画像データ中の位置に,当該情
    報に相当する情報を配置することを特徴とする画像デー
    タ作成方法。
  2. 【請求項2】 第1の画像データと第2の画像データと
    を対比して第3の画像データを作成する画像データ作成
    方法において,第1の画像データ中に情報がブロック状
    の2以上の位置にわたって存在する場合に,当該位置群
    (1)に対応する第2の画像データ中の領域(2)内
    に,当該情報に相当する情報が存在するか否かを確認
    し,存在する場合に,第2の画像中の当該情報が存在す
    る位置に相当する第3の画像データ中の位置に,当該情
    報に相当する情報を配置することを特徴とする画像デー
    タ作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する画像データ作成方法
    において,前記領域(1)が,前記位置(1)に相当す
    る第2の画像データ中の位置(2)およびその周囲の所
    定の範囲を含むことを特徴とする画像データ作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載する画像データ作成方法
    において,前記領域(1)内に,当該情報に相当する情
    報が,ブロック状の2以上の位置にわたって存在する場
    合に,第2の画像中の当該情報が存在する位置のうち前
    記位置(2)に最も近い位置に相当する第3の画像デー
    タ中の位置に,当該情報に相当する情報を配置すること
    を特徴とする画像データ作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載する画像データ作成方法
    において,前記領域(2)が,前記位置群(1)に相当
    する第2の画像データ中の位置群(2)およびその周囲
    の所定の範囲を含むことを特徴とする画像データ作成方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載する画像データ作成方法
    において,前記領域(2)内に,当該情報に相当する情
    報が前記位置群(1)より大きい位置群(3)にわたっ
    て存在する場合に,前記位置群(3)のうち,前記位置
    群(2)から最短の移動距離によって移動した位置群に
    相当する第3の画像データ中の位置群に,当該情報に相
    当する情報を配置することを特徴とする画像データ作成
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項3から請求項6までのいずれか1
    つに記載する画像データ作成方法において,前記位置
    (2)もしくは前記位置群(2)が,第1の画像データ
    と第2の画像データとを重ね合わせたときに前記位置
    (1)もしくは前記位置群(1)と重なり合う第2の画
    像データ中の位置もしくは位置群であることを特徴とす
    る画像データ作成方法。
  8. 【請求項8】 請求項3から請求項6までのいずれか1
    つに記載する画像データ作成方法において,前記位置
    (2)もしくは前記位置群(2)が,第1の画像データ
    と第2の画像データとを重ね合わせたときに前記位置
    (1)もしくは前記位置群(1)と重なり合う第2の画
    像データ中の位置もしくは位置群を,第1の画像データ
    と第2の画像データとの間の全体の変換関係に基づくベ
    クトルにより移動させた位置もしくは位置群であること
    を特徴とする画像データ作成方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8までのいずれか1
    つに記載する画像データ作成方法において,第1の画像
    データが配線板のパターンの設計データに基づくデータ
    であり,第2の画像データがその設計データによる製造
    品の撮像データに基づくデータであることを特徴とする
    画像データ作成方法。
  10. 【請求項10】 第1の画像データと第2の画像データ
    とを対比して第3の画像データを作成する画像データ作
    成装置において,第1の画像データ中に情報が存在する
    位置(1)に対応する第2の画像データ中の領域(1)
    内に,当該情報に相当する情報が存在するか否かを確認
    する確認手段と,前記確認手段により情報の存在が確認
    された場合に,第2の画像中の当該情報が存在する位置
    に相当する第3の画像データ中の位置に,当該情報に相
    当する情報を配置する配置手段とを有することを特徴と
    する画像データ作成装置。
  11. 【請求項11】 第1の画像データと第2の画像データ
    とを対比して第3の画像データを作成する画像データ作
    成装置において,第1の画像データ中に情報がブロック
    状の2以上の位置にわたって存在する場合に,当該位置
    群(1)に対応する第2の画像データ中の領域(2)内
    に,当該情報に相当する情報が存在するか否かを確認す
    るブロック確認手段と,前記ブロック確認手段により情
    報の存在が確認された場合に,第2の画像中の当該情報
    が存在する位置に相当する第3の画像データ中の位置
    に,当該情報に相当する情報を配置するブロック配置手
    段とを有することを特徴とする画像データ作成装置。
JP2001047563A 2001-02-23 2001-02-23 画像データ作成方法およびその装置 Pending JP2002251604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001047563A JP2002251604A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 画像データ作成方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001047563A JP2002251604A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 画像データ作成方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002251604A true JP2002251604A (ja) 2002-09-06

Family

ID=18908967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001047563A Pending JP2002251604A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 画像データ作成方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002251604A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007099834A1 (ja) * 2006-03-01 2009-07-16 日本電気株式会社 顔認証装置、顔認証方法およびプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001033231A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Hitachi Ltd 試料測定装置
JP2001050906A (ja) * 1999-08-16 2001-02-23 Ibiden Co Ltd パターン検査装置およびパターン検査方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001033231A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Hitachi Ltd 試料測定装置
JP2001050906A (ja) * 1999-08-16 2001-02-23 Ibiden Co Ltd パターン検査装置およびパターン検査方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007099834A1 (ja) * 2006-03-01 2009-07-16 日本電気株式会社 顔認証装置、顔認証方法およびプログラム
US8290220B2 (en) 2006-03-01 2012-10-16 Nec Corporation Face authenticating apparatus, face authenticating method, and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3566470B2 (ja) パターン検査方法及びその装置
JP2005529388A (ja) パターン検査方法
JP2006098151A (ja) パターン検査装置およびパターン検査方法
WO2014103617A1 (ja) 位置合せ装置、欠陥検査装置、位置合せ方法、及び制御プログラム
CN1898555B (zh) 基板检查装置
JPH11337498A (ja) プリント基板の検査装置およびプリント基板の検査方法
JP4071866B2 (ja) 配線パターン検査装置
JPS59192944A (ja) パタ−ン欠陥分類方法
JP4104213B2 (ja) 欠陥検出方法
JP2002251604A (ja) 画像データ作成方法およびその装置
CN115937555A (zh) 一种基于标准化流模型的工业缺陷检测算法
JP3575512B2 (ja) パターン検査方法及び装置
JPH0271377A (ja) パターン検査方法およびその装置
JPH08327560A (ja) 形状検査装置及び形状検査方法
JPH06109446A (ja) 配線パターン検査装置
JPH0610815B2 (ja) 配線パターンの検査方法およびその装置
JP4084969B2 (ja) パターン検査装置及びパターン検査方法
JP2003203218A (ja) 外観検査装置および方法
JPH10340347A (ja) パターン検査方法及びその装置並びに半導体ウエハの製造方法
JP3106370B2 (ja) グラフ情報によるプリント基板の欠陥検出及び種別認識方法
JP2000292365A (ja) 欠陥検出方法および欠陥検出装置
JP2001215113A (ja) パターン検査装置およびパターン検査のためのマスタデータの作成方法
JPH0786468B2 (ja) プリント基板のパターン検査方法
JP3210713B2 (ja) 所定の特徴及び許容差の識別のための画像化パターンの収縮、拡張及び処理を用いた幾何学的パターン検査方法及び装置
JP2676990B2 (ja) 配線パターン検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101026