JP2002250887A - 回転型光走査光学系のフェールセーフ機構 - Google Patents

回転型光走査光学系のフェールセーフ機構

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JP2002250887A
JP2002250887A JP2001046592A JP2001046592A JP2002250887A JP 2002250887 A JP2002250887 A JP 2002250887A JP 2001046592 A JP2001046592 A JP 2001046592A JP 2001046592 A JP2001046592 A JP 2001046592A JP 2002250887 A JP2002250887 A JP 2002250887A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の光を遮断する構成に頼らない受動的な構
成によるフェールセーフ光学系を提供する。 【解決手段】回転中心となる回転軸3を有して、可視光
レーザー装置4からの入光を反射又は偏向するポリゴン
ミラー1設けている。このポリゴンミラー1には、回転
に伴う遠心力を利用して正常位置とすると共に、低速回
転或いは停止時に、待避位置とするフェールセーフ5が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可視光レーザー
光線を使用するリヤプロジェクション型表示装置等のフ
ェールセーフ光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光をラスター走査するには、主と
して印刷用に用いられる回転ポリゴン等が知られてい
る。
【0003】また、低速の走査を行う用途には、ガルバ
ノミラーが利用されることもある。近年、ガルバノミラ
ーの光源として、3色の可視光を直接走査して、スクリ
ーンに投影することにより、高彩度、低消費エネルギー
の表示装置として利用できるため、可視光レーザーを用
いることが知られている。
【0004】前記可視光レーザーを用いる方式では、利
用者の目の安全を確保するため、高輝度のレーザー光が
直接目に入らないよう工夫がなされる他、光の走査と変
調とを高い周波数で駆動させて、利用者の瞳に入る光エ
ネルギー密度を下げるように構成されている。
【0005】そして、駆動系が立ち上がったり、停止し
たりする低速駆動時には、光源電源を切断したり、或い
は、光路の中に遮蔽物を挿入するように構成されてい
る。
【0006】なお、全体を遮蔽することにより、回転体
に外部から物体が接触することを防止するものとして
は、特開平2−79814号公報に記載されている光偏
向器等が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記可
視光レーザーを用いる方式では、光エネルギー密度を下
げる他には、能動的に作動して、高輝度のレーザー光が
直接目に入らないよう工夫が必要とされているので、光
を遮断する構成に高い動作信頼性が要求されていた。
【0008】また、光学系が故障した際にも、安全性が
保証される必要性があった。
【0009】そこで、本願発明の目的は、従来の光を遮
断する構成に頼らない受動的な構成によるフェールセー
フ光学系を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1に記載されたものでは、回転中心となる回
転軸を有して、光源からの入光を反射又は偏向する光学
系を設け、該光学系には、回転に伴う力学的な力を利用
して正常位置とすると共に、低速回転或いは停止時に、
待避位置とするフェールセーフを設けた回転型光走査光
学系のフェールセーフ機構を特徴としている。
【0011】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記フェールセーフが、前記光学系を低速回転或
いは停止時に、待避位置とするので、能動的な光遮断シ
ステムを必要とせずに、利用者の安全が保たれる。
【0012】また、請求項2に記載されたものでは、前
記力学的な力とは、前記回転軸を回動中心とする回転に
よって発生する遠心力であると共に、前記光学系に付勢
手段を設けて、該付勢手段では、該光学系を構成するミ
ラーを付勢力で、前記低速回転時又は、停止時には、前
記待避位置とすると共に、高速回転時には、前記遠心力
で該付勢力に抗して正常位置とする請求項1記載の回転
型光走査光学系のフェールセーフ機構を特徴としてい
る。
【0013】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記付勢手段が、前記低速回転時又は、停止時に
は、前記ミラーを待避位置とする。
【0014】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記ミラーは、ポリゴンミラーで、複数枚設けられた反
射面材の一端を回動中心として、他端を半径方向へ内倒
れ可能とすると共に、前記付勢手段で、該反射面材を回
転軸方向へ付勢することにより、低速回転或いは停止時
には待避位置とし、高速回転時には、遠心力で該付勢力
に抗して、外径方向へ回動させて正常位置とする請求項
2記載の回転型光走査光学系のフェールセーフ機構を特
徴としている。
【0015】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記反射面材が、高速回転時には、前記付勢手段
の付勢力を前記遠心力が上回ると正常位置に移動する。
そして、低速回転或いは停止時には、該付勢手段の付勢
力によって、前記反射面材が内倒れ方向に移動されて待
避位置となる。
【0016】また、請求項4に記載されたものでは、前
記力学的な力とは、前記回転軸を回動中心とする回転に
よって発生する遠心力であると共に、前記光学系に設け
られた弾性変形可能なミラーを予め湾曲させて、前記低
速回転時又は、停止時には、前記待避位置とすると共
に、高速回転時には、前記遠心力で、半径方向に張設す
ることにより正常位置とする請求項1記載の回転型光走
査光学系のフェールセーフ機構を特徴としている。
【0017】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記ミラーが、高速回転時には、前記遠心力で、
半径方向に張設されて正常位置となる。また、前記低速
回転時又は、停止時には、前記ミラーが、予め湾曲され
ているので、待避位置となる。
【0018】更に、請求項5に記載されたものでは、前
記力学的な力とは、前記回転軸を回動中心とする回転に
よって発生する遠心力であると共に、前記光学系には、
前記回転軸近傍に設けられた支持部開口から放射状に突
設させることにより、該後端部を該支持部開口周縁にバ
ネ部材を介して当接させる複数のミラーブレードを設
け、該バネ部材の付勢力で、前記低速回転時又は、停止
時には、待避位置とすると共に、高速回転時には、前記
遠心力で該バネ部材の付勢力に抗して、正常位置とする
請求項1記載の回転型光走査光学系のフェールセーフ機
構を特徴としている。
【0019】このように構成された請求項5記載のもの
では、前記ミラーブレードが、高速回転時には、前記遠
心力で該バネ部材の付勢力に抗して、外径方向に突出し
て正常位置となると共に、該バネ部材の付勢力で、前記
低速回転時又は、停止時には、内径方向に没入して待避
位置となる。
【0020】更に、請求項6に記載されたものでは、回
転軸を回動中心とする回転光学系を設け、該回転する部
分の、周方向に所定の間隔をおいて着磁領域を設定する
と共に、該着磁領域に対向する部分に駆動コイル及び検
知コイルを配設して、該検知コイルでは、前記駆動コイ
ルによって発生する変動磁界を検知して、該検知信号に
応じて、前記回転光学系の光源の供給電力をON,OF
Fすることを特徴とする回転型光走査光学系のフェール
セーフ機構。
【0021】このように構成された請求項6記載のもの
では、通電により前記駆動コイルが、前記回転光学系を
回転させると、該駆動コイルによって発生する変動磁界
を、前記検知コイルが検知して、該検知信号に応じて、
回転光学系の光源をON状態とする。
【0022】また、回転に異常が生じて前記駆動コイル
によって発生する変動磁界が変化すると、前記検知コイ
ルが、この変化を検知して検知信号を発する。
【0023】該検知信号によって、前記回転光学系の光
源はOFF状態となるので、能動的な光遮断システムを
必要とせずに、利用者の安全が保たれる。
【0024】また、請求項7に記載されたものでは、前
記回転型光走査光学系は、高速回転する主走査用のポリ
ゴンミラーと、比較的低速回転する副走査用のポリゴン
ミラーとを有すると共に、少なくとも前記副走査用のポ
リゴンミラーには、前記フェールセーフを設けた請求項
1乃至3記載の回転型光走査光学系のフェールセーフ機
構を特徴としている。
【0025】このように構成された請求項7記載のもの
では、前記フェールセーフが設けられた副走査用のポリ
ゴンミラーが、主走査用のポリゴンミラーよりも比較的
低速回転するので、該フェールセーフ動作信頼性を更に
向上させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態1
の回転型光走査光学系のフェールセーフ機構を示すもの
である。
【0027】まず、構成から説明すると、この実施の形
態1の回転型光走査光学系のフェールセーフ機構では、
回転中心となる回転軸3を中心に有して、回転駆動され
る略六角扁平柱状の筐体11の6面に各々ミラー開口部
1a…が、開口形成されている。
【0028】これらのミラー開口部1a…には、各々光
学系としてのミラー2…が設けられてポリゴンミラー1
が構成されている。
【0029】これらのミラー2は、略長方形板状を呈し
て、外側面に、反射面2aが形成されていると共に、長
手方向を前記回転軸3を中心とする円の周方向に沿わせ
るように設けられている。
【0030】そして、このポリゴンミラー1への光源と
しての可視光レーザー装置4からの入光を、回転しなが
ら反射することにより、走査光を得られるように構成さ
れている。
【0031】この実施の形態1では、このポリゴンミラ
ー1の回転に伴う力学的な力としての遠心力を利用して
正常位置とすると共に、低速回転或いは停止時に、待避
位置とするフェールセーフ5が設けられている。
【0032】すなわち、このフェールセーフ5では、付
勢手段としての断面略V字状の板バネ部材6が、前記各
ミラー2の一端部2aと、前記開口部1aの一端縁1b
との間に挟持されて設けられている。
【0033】そして、前記ミラー2が、この板バネ部材
6の付勢力で、前記低速回転時又は、停止時には、図1
中二点鎖線で示すように、内倒れ方向に折り畳まれて、
待避位置となると共に、高速回転時には、前記遠心力で
この付勢力に抗して、外径方向に移動して、他端部2c
を、前記開口部1aの他端縁1cに当接させることによ
り、図1中実線で示す正常位置で停止するように構成さ
れている。
【0034】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0035】この実施の形態1では、前記可視光レーザ
ー装置4から照射された可視光レーザー光7は、高速回
転する前記ポリゴンミラー1の前記各ミラー2…の反射
面2a…に反射される。
【0036】このポリゴンミラー1が高速回転している
状態では、前記各ミラー2…に遠心力が作用して、前記
板バネ部材6の付勢力をこの遠心力が上回ると、前記一
端部2bを回動中心として他端部2cが外径方向に回動
移動される。
【0037】そして、前記開口部1aの他端縁1cに、
前記他端部2cが当接した状態で、停止して図1中実線
で示すように正常位置となる。
【0038】このため、反射された前記可視光レーザー
光7で光走査を行うことが出来る。
【0039】また、前記ポリゴンミラー1が低速回転或
いは停止時には、前記板バネ部材6の付勢力によって、
前記各ミラー2…が内倒れ方向に移動されて、図1中二
点鎖線に示すような待避位置となる。
【0040】このため、前記可視光レーザー装置4から
照射された可視光レーザー光7は、所望の反射角度が得
られず、又は反射されず、散乱して光走査を行うことが
できない。
【0041】従って、前記フェールセーフ5が、前記ミ
ラー2…を低速回転或いは停止時に、待避位置とするの
で、故障時や、駆動系の立ち上がり或いは停止状態に移
行する低速回転時等に高密度の光エネルギーを利用者の
瞳に入光させる虞が無くなり、能動的な光遮断システム
を必要とせずに、利用者の安全が保たれる。
【0042】
【実施の形態2】図2及び図3は、この発明の実施の形
態2の回転型光走査光学系のフェールセーフ機構を示す
ものである。なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な
部分については同一符号を付して説明する。
【0043】この実施の形態2の回転型光走査光学系の
フェールセーフ機構では、略円盤状の支持円盤13の上
面13aに、回転軸3から放射状に、反射面材としての
略長方形形状の両面ミラー12…を上面視略十字状とな
るように固定して、ローター14を構成している。
【0044】このため、図3に示すように、可視光レー
ザー装置4,4を2台用いた場合には、R11〜R12
及びR21〜R22まで振れる。また、前記両面ミラー
12は、表裏両面を反射面材として使用できるので、前
記ローター14一回転に付き8回の走査が可能となる。
【0045】そして、図4に示すように、ローター14
の直径が投影距離に比べて小さい場合には、走査範囲W
を広く設定することができる。
【0046】なお、両面ミラー12…の回転時の空気抵
抗を減少させるため、該ローター14の周囲を真空ポン
プで真空又は亜真空となるまで減圧してもよい。
【0047】更に、所定の取付強度が確保されれば、前
記支持円盤13を省略した構成を採用してもよい。
【0048】次に、この実施の形態2のフェールセーフ
15,25について各実施例に基づいて説明する。
【0049】
【実施例1】図5は、実施の形態2の実施例1のフェー
ルセーフ15を示すものである。
【0050】この実施例1では、前記力学的な力とは、
前記回転軸3を回動中心とする回転によって発生する遠
心力である。
【0051】この実施例1の前記両面ミラー12に相当
する両面ミラー16には、前記回転軸3から外径方向に
突設されるミラー枠17が、上下一対の枠体17a,1
7aによって支持されている。
【0052】また、これらの枠体17a,17a間の開
口部には、弾性変形可能なミラー18が予め湾曲させて
設けられている。
【0053】このミラー18は、前記低速回転時又は、
停止時には、図5中実線で示すように前記待避位置とす
ると共に、高速回転時には、前記遠心力で、半径方向に
張設されることにより、前記回転軸側と、ミラー枠17
先端側との間に、平板状に伸張して正常位置となるよう
に構成されている。
【0054】次に、この実施の形態2の実施例1の作用
について説明する。
【0055】この実施例1では、前記ミラー18が、高
速回転時には、前記遠心力で、前記ミラー枠17の枠体
17aが半径方向に張設されて正常位置となる。また、
前記低速回転時又は、停止時には、前記ミラー18が、
予め湾曲されているので、可視光レーザー光を反射しな
い或いは散乱させる図5中実線で示すような待避位置と
なる。
【0056】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
【0057】
【実施例2】図6は、実施の形態2の実施例2のフェー
ルセーフ25を示すものである。
【0058】この実施例2でも、前記力学的な力とは、
前記回転軸3を回動中心とする回転によって発生する遠
心力である。
【0059】この実施例2の前記両面ミラー12に相当
する両面ミラー19では、前記回転軸3から外径方向に
突設されて、図6中二点鎖線で示すように、先端19a
を周方向に巻廻された湾曲形状となることにより待避位
置となるように形成されていると共に、回転軸3が高速
回転する際には、遠心力によって外径方向に引き延ばさ
れて、図6中実線で示すように、直線状となるように構
成されている。
【0060】次に、この実施例2の作用について説明す
る。
【0061】この実施例2では、回転軸3が高速回転す
る際には、遠心力によって外径方向に前記各両面ミラー
19…が引き延ばされて、図6中実線で示すように、直
線状となる。
【0062】また、回転軸3が低速回転或いは停止する
と、図6中二点鎖線で示すように、先端19aが周方向
に巻廻された湾曲形状となることにより待避位置とな
る。
【0063】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1及び前記実施例1と略同様であるので説明を
省略する。
【0064】
【実施の形態3】図7乃至図11は、この発明の実施の
形態3を示すものである。
【0065】なお、前記実施の形態1,2と同一乃至均
等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0066】まず、構成から説明すると、この実施の形
態3の回転型光走査光学系のフェールセーフ機構では、
回転軸3を中心に有する中空円筒形状の回転体26の側
面からは、両面に反射面を有する光学系を構成する4枚
のミラーブレード27…が、放射状に等間隔で突設され
ている。
【0067】このミラーブレード27は、前記回転軸3
近傍で、回転体26の側面に設けられた支持部開口26
aから放射状に、前端部27aを内側から外側に向けて
挿通して突設させると共に、このミラーブレード27の
後端部27bに形成された鍔状の係止鍔部28をこの支
持部開口26a周縁に形成された凹状部29に、バネ部
材30を介して当接させている。
【0068】この後端部27bには、傾斜平面31が形
成されている。この傾斜平面31は、係止鍔部28から
所定距離D1離間した位置から前記両側の反射面27
c,27cに対して、径方向に所定の角度θ両側面を傾
斜させている。
【0069】そして、この傾斜平面31は、前記支持部
開口26a内に位置することにより、前記ミラーブレー
ド27を径方向から、所定角度θ傾斜させるように構成
されている。
【0070】また、このバネ部材30の付勢力で、前記
低速回転時又は、停止時には、図11に示すように、前
記回転軸3方向にこのミラーブレード27が移動して待
避位置となると共に、高速回転時には、図10前記遠心
力でバネ部材30の付勢力に抗して、正常位置とするよ
うに構成されている。
【0071】次に、この実施の形態3の作用について説
明する。
【0072】この実施の形態3では、前記回転軸3を中
心に、回転体26が回転すると、前記ミラーブレード2
7…が、高速回転時には、前記遠心力で前記バネ部材3
0…の付勢力に各々抗して、外径方向に突出して、図1
0に示すように、前記係止鍔部28を前記凹状部29内
に没入させて正常位置となる。
【0073】この状態では、前記ミラーブレード27
が、径方向に沿って延設されるので、図示省略の可視光
レーザー装置からの可視光レーザー光で走査を行うこと
が出来る。
【0074】また、前記回転軸3を中心とする回転体2
6の回転が、低速回転時又は、停止時には、図11に示
すように、前記バネ部材30の付勢力で、前記ミラーブ
レード27が、内径方向に向けて没入して、前記係止鍔
部28を前記凹状部29内から抜出すると共に、前記傾
斜平面31が前記支持部開口26a内に位置されて、前
記ミラーブレード27を、径方向から傾斜させて待避位
置とする。
【0075】このような待避位置では、前記可視光レー
ザー装置からの可視光レーザー光が、前記ミラーブレー
ド27の反射面で、所望の反射角度が得られず、又は反
射されず、散乱して光走査を行うことができない。
【0076】他の構成、及び作用効果については、前記
実施の形態1,2と略同様であるので説明を省略する。
【0077】
【実施の形態4】図12及び図13は、この発明の実施
の形態4の回転型光走査光学系のフェールセーフ機構を
示すものである。
【0078】なお、前記実施の形態1乃至3と同一乃至
均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0079】この実施の形態4の回転型光走査光学系の
フェールセーフ機構では、光走査用ローター装置32の
筐体33内に、軸受け兼用の高圧空洞34が設けられて
いる。
【0080】この高圧空洞34の周囲には、ヘリングボ
ーン軸受35、及び上,下ヘリカル軸受36,36によ
って回動自在となるように支持される回転光学系として
のポリゴンロータ37が設けられている。
【0081】このポリゴンロータ37の周囲は、図1中
白抜き矢印に示すように、エアフローが行われている。
【0082】また、このポリゴンロータ37の基軸部3
7aには、周囲に、周方向に所定の間隔を置いて一部着
磁させた着磁領域38,38が設定されている。
【0083】そして、前記筐体33のうち、この着磁領
域38に対向する部分には、所定間隔を置いて複数の駆
動コイル39…及び検知コイル40…が配設されてい
る。
【0084】このうち、検知コイル40は、可視光レー
ザ装置4のスイッチ41に接続されていて、前記駆動コ
イル39による駆動で、前記ポリゴンロータ37の基軸
部37aが回転して発生する変動磁界を検知して、この
検知信号に応じて、前記回転光学系の光源である可視光
レーザ装置4への供給電力を、前記スイッチ41で、O
N,OFFするように構成されている。
【0085】次に、この実施の形態4の作用について説
明する。
【0086】この実施の形態4では、通電により前記駆
動コイル39…が、前記ポリゴンロータ37を回転させ
ると、この駆動コイル39のポリゴンロータ37回転駆
動によって発生する変動磁界が、前記検知コイル40に
よって検知されて、この検知信号を前記スイッチ41に
送る。
【0087】前記スイッチ41では、この検知信号に応
じて、可視光レーザー装置4の光源をON状態とする。
【0088】また、回転に異常が生じて前記駆動コイル
39によって発生する変動磁界が変化すると、前記検知
コイル40が、この変化を検知して検知信号を発する。
【0089】この信号によって、前記可視光レーザー装
置4はOFF状態となるので、能動的な光遮断システム
を必要とせずに、利用者の安全が保たれる。
【0090】他の構成、及び作用効果については、前記
実施の形態1乃至3と略同様であるので説明を省略す
る。
【0091】
【実施の形態5】図14及び図15は、この発明の実施
の形態5の回転型光走査光学系のフェールセーフ機構を
示すものである。
【0092】なお、前記実施の形態1乃至4と同一乃至
均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0093】この実施の形態5の回転型光走査光学系
は、回転軸3を回転中心として比較的高速回転して、光
源としての可視光レーザー装置4からの入射光ビームを
偏向する主走査用のポリゴンミラー42と、このポリゴ
ンミラー42で偏向された走査光を、更に直交する方向
へ走査する副走査用のポリゴンミラー43とから主に構
成されている。
【0094】更に、この回転型光走査光学系には、前記
ポリゴンミラー43で反射された走査光を反射する固定
ミラー44が設けられている。
【0095】このうち、副走査用のポリゴンミラー43
は、前記ポリゴンミラー42に比べて低速で、回転軸1
03を回転中心として回転する(約1/1000以下の
速度)と共に、図15に示すように、略六角柱状の筐体
111の6面に各々ミラー開口部111a…が、開口形
成されている。
【0096】これらのミラー開口部111a…には、各
々光学系としての長方形板状のミラー102…が、前記
実施の形態1のフェールセーフ15と略同様の機構を有
して設けられている。 次に、この実施の形態5の作用
について説明する。
【0097】この実施の形態5では、前記光源としての
可視光レーザー装置4から照射された入射光ビームが、
高速回転する主走査用のポリゴンミラー42によって偏
向されると、このポリゴンミラー42で偏向された走査
光が、更に直交する方向へ走査する副走査用のポリゴン
ミラー43に照射されて、前記ミラー102…が、この
走査光を固定ミラー44へ反射する。
【0098】固定ミラー44では、この反射光を更に反
射して、光ビームL1〜L2を出力する。
【0099】前記ポリゴンミラー43では、前記ポリゴ
ンミラー42で反射された走査光を、更に反射するが、
この副走査用のポリゴンミラー43は、前記ポリゴンミ
ラー42に比べて低速で、回転軸103を回転中心とし
て約1/1000以下の速度で回転しているので、更
に、図15に示すようなフェールセーフ15の動作信頼
性を向上させることが出来る。
【0100】他の構成、及び作用効果については、前記
実施の形態1乃至4と略同様であるので説明を省略す
る。
【0101】
【発明の効果】上述してきたように、この発明の請求項
1記載のものでは、前記フェールセーフが、前記光学系
を低速回転或いは停止時に、待避位置とするので、能動
的な光遮断システムを必要とせずに、利用者の安全が保
たれる。
【0102】また、請求項2に記載されたものでは、前
記付勢手段が、前記低速回転時又は、停止時には、前記
ミラーを待避位置とする。
【0103】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記反射面材が、高速回転時には、前記付勢手段の付勢
力を前記遠心力が上回ると正常位置に移動する。そし
て、低速回転或いは停止時には、該付勢手段の付勢力に
よって、前記反射面材が内倒れ方向に移動されて待避位
置となる。
【0104】また、請求項4に記載されたものでは、前
記ミラーが、高速回転時には、前記遠心力で、半径方向
に張設されて正常位置となる。また、前記低速回転時又
は、停止時には、前記ミラーが、予め湾曲されているの
で、待避位置となる。
【0105】更に、請求項5に記載されたものでは、前
記ミラーブレードが、高速回転時には、前記遠心力で該
バネ部材の付勢力に抗して、外径方向に突出して正常位
置となると共に、該バネ部材の付勢力で、前記低速回転
時又は、停止時には、内径方向に没入して待避位置とな
る。
【0106】更に、請求項6に記載されたものでは、通
電により前記駆動コイルが、前記回転光学系を回転させ
ると、該駆動コイルによって発生する変動磁界を、前記
検知コイルが検知して、該検知信号に応じて、回転光学
系の光源をON状態とする。
【0107】また、回転に異常が生じて前記駆動コイル
によって発生する変動磁界が変化すると、前記検知コイ
ルが、この変化を検知して検知信号を発する。
【0108】該検知信号によって、前記回転光学系の光
源はOFF状態となるので、能動的な光遮断システムを
必要とせずに、利用者の安全が保たれる。
【0109】更に、請求項7記載のものでは、前記フェ
ールセーフが設けられた副走査用のポリゴンミラーが、
主走査用のポリゴンミラーよりも比較的低速回転するの
で、該フェールセーフ動作信頼性を更に向上させること
ができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の回転型光走査光学系の
フェールセーフ機構で、要部の構成を説明するポリゴン
ミラーの斜視図である
【図2】実施の形態2の回転型光走査光学系のフェール
セーフ機構で、要部の構成を説明するローターの斜視図
である。
【図3】実施の形態2の回転型光走査光学系のフェール
セーフ機構で、動作を説明するローターの上面模式図で
ある。
【図4】実施の形態2の回転型光走査光学系のフェール
セーフ機構で、走査範囲を説明するローターの上面模式
図である。
【図5】実施の形態2の実施例1の回転型光走査光学系
のフェールセーフ機構で、要部の構成を説明する斜視図
である。
【図6】実施の形態2の実施例2の回転型光走査光学系
のフェールセーフ機構で、要部の構成を説明する斜視図
である。
【図7】実施の形態3の回転型光走査光学系のフェール
セーフ機構で、構成を説明する水平方向断面図である。
【図8】実施の形態3の回転型光走査光学系のフェール
セーフ機構で、ミラーブレードの斜視図である。
【図9】実施の形態3の回転型光走査光学系のフェール
セーフ機構で、ミラーブレードの上面図である。
【図10】実施の形態3の回転型光走査光学系のフェー
ルセーフ機構で、高速回転時のミラーブレードの位置を
説明する水平方向断面図である。
【図11】実施の形態3の回転型光走査光学系のフェー
ルセーフ機構で、低速回転時或いは停止時のミラーブレ
ードの位置を説明する水平方向断面図である。
【図12】実施の形態4の回転型光走査光学系のフェー
ルセーフ機構で、全体の構成を説明する図13中A−A
線に沿った位置での断面図である。
【図13】実施の形態4の回転型光走査光学系のフェー
ルセーフ機構で、駆動コイル及び検知コイルの配置の一
例を説明する上面模式図である。
【図14】実施の形態5の回転型光走査光学系のフェー
ルセーフ機構で、回転型光走査光学系全体の構成を説明
する模式図である。
【図15】実施の形態5の回転型光走査光学系のフェー
ルセーフ機構で、フェールセーフを用いたポリゴンミラ
ーの構成を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1,42,43 ポリゴンミラー(回転型光走査
光学系) 2,102 ミラー(反射面材) 3,103 回転軸 4 可視光レーザー装置(光源) 5,15,25 フェールセーフ 6 板バネ部材(付勢手段) 17 ミラー枠 27 ミラーブレード(反射面材) 37 ポリゴンローター(回転型走査
光学系) 42,43 (主,副)ポリゴンミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA05 DA28 EA04 EA12 2H045 AA02 AA03 AA56 DA11 5C051 AA02 DA01 DB08 DB24 DB30 DC03 DC04 DC07 DE29 5C072 AA03 BA20 DA21 HA02 HA13 HB02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転中心となる回転軸を有して、光源から
    の入光を反射又は偏向する光学系を設け、該光学系に
    は、回転に伴う力学的な力を利用して正常位置とすると
    共に、低速回転或いは停止時に、待避位置とするフェー
    ルセーフを設けたことを特徴とする回転型光走査光学系
    のフェールセーフ機構。
  2. 【請求項2】前記力学的な力とは、前記回転軸を回動中
    心とする回転によって発生する遠心力であると共に、前
    記光学系に付勢手段を設けて、該付勢手段では、該光学
    系を構成するミラーを付勢力で、前記低速回転時又は、
    停止時には、前記待避位置とすると共に、高速回転時に
    は、前記遠心力で該付勢力に抗して正常位置とすること
    を特徴とする請求項1記載の回転型光走査光学系のフェ
    ールセーフ機構。
  3. 【請求項3】前記ミラーは、ポリゴンミラーで、複数枚
    設けられた反射面材の一端を回動中心として、他端を半
    径方向へ内倒れ可能とすると共に、前記付勢手段で、該
    反射面材を回転軸方向へ付勢することにより、低速回転
    或いは停止時には待避位置とし、高速回転時には、遠心
    力で該付勢力に抗して、外径方向へ回動させて正常位置
    とすることを特徴とする請求項2記載の回転型光走査光
    学系のフェールセーフ機構。
  4. 【請求項4】前記力学的な力とは、前記回転軸を回動中
    心とする回転によって発生する遠心力であると共に、前
    記光学系に設けられた弾性変形可能なミラーを予め湾曲
    させて、前記低速回転時又は、停止時には、前記待避位
    置とすると共に、高速回転時には、前記遠心力で、半径
    方向に張設することにより正常位置とすることを特徴と
    する請求項1記載の回転型光走査光学系のフェールセー
    フ機構。
  5. 【請求項5】前記力学的な力とは、前記回転軸を回動中
    心とする回転によって発生する遠心力であると共に、前
    記光学系には、前記回転軸近傍に設けられた支持部開口
    から放射状に突設させることにより、該後端部を該支持
    部開口周縁にバネ部材を介して当接させる複数のミラー
    ブレードを設け、該バネ部材の付勢力で、前記低速回転
    時又は、停止時には、待避位置とすると共に、高速回転
    時には、前記遠心力で該バネ部材の付勢力に抗して、正
    常位置とすることを特徴とする請求項1記載の回転型光
    走査光学系のフェールセーフ機構。
  6. 【請求項6】回転軸を回動中心とする回転光学系を設
    け、該回転する部分の、周方向に所定の間隔をおいて着
    磁領域を設定すると共に、該着磁領域に対向する部分に
    駆動コイル及び検知コイルを配設して、該検知コイルで
    は、前記駆動コイルによって発生する変動磁界を検知し
    て、該検知信号に応じて、前記回転光学系の光源の供給
    電力をON,OFFすることを特徴とする回転型光走査
    光学系のフェールセーフ機構。
  7. 【請求項7】前記回転型光走査光学系は、高速回転する
    主走査用のポリゴンミラーと、比較的低速回転する副走
    査用のポリゴンミラーとを有すると共に、少なくとも前
    記副走査用のポリゴンミラーには、前記フェールセーフ
    を設けたことを特徴とする請求項1乃至3記載の回転型
    光走査光学系のフェールセーフ機構。
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