JPH11248453A - 建設用レーザ装置 - Google Patents

建設用レーザ装置

Info

Publication number
JPH11248453A
JPH11248453A JP10367243A JP36724398A JPH11248453A JP H11248453 A JPH11248453 A JP H11248453A JP 10367243 A JP10367243 A JP 10367243A JP 36724398 A JP36724398 A JP 36724398A JP H11248453 A JPH11248453 A JP H11248453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
housing
housing unit
laser device
construction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10367243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4068745B2 (ja
Inventor
Heinz Dr Kousek
コウゼック ハインツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hilti AG
Original Assignee
Hilti AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hilti AG filed Critical Hilti AG
Publication of JPH11248453A publication Critical patent/JPH11248453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4068745B2 publication Critical patent/JP4068745B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C15/00Surveying instruments or accessories not provided for in groups G01C1/00 - G01C13/00
    • G01C15/002Active optical surveying means
    • G01C15/004Reference lines, planes or sectors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 力学的負荷に対して大いに耐性を有する建設
用レーザ装置を提案することにある。 【解決手段】 建設用レーザ装置は、装置ハウジング
(2)内に配置したレーザビーム(L)を発する光源
(5)を具え、前記レーザビームは回転軸線(A)を中
心として回転可能である。装置ハウジング(2)内に
は、モーターによって軸線(A)を中心として回転可能
なシャフト(4)を配置し、該シャフトは少なくとも部
分的に装置ハウジング(2)から突出するハウジングユ
ニット(3)と回転結合(10)する。ハウジングユニ
ットは、少なくとも1個のビーム開口(7,8)を具え
る。ハウジングユニット(3)には、光源(5)から発
したレーザビーム(L)のための偏向機構(9)を配置
し、この偏向機構はシャフト(4)に固定される。ハウ
ジングユニット(3)は、偏向機構(9)に対して軸線
方向及び半径方向で限定的に変位可能であると共に、偏
向機構(9)に離間して配置したハウジング内壁(3
3)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝搬軸線が回転軸
線を中心として回転可能なレーザビームを発生するため
に、装置ハウジング内に配置した光源と、装置ハウジン
グ内に配置され、軸線を中心としてモーターによって回
転可能なシャフトとを具える建設用レーザ装置に関し、
特に、前記シャフトは少なくとも部分的に装置ハウジン
グから突出するハウジングユニットと回転形状結合する
部材を有し、ハウジングユニットは少なくとも1個のビ
ーム開口を具えると共に、光源から発したレーザビーム
のための偏向機構を配置した建設用レーザ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】進行方向が回転するレーザビームを用い
る建設用レーザ装置は、主として建設業界、電設業界、
それらの関連産業において、天井、壁、床等に水平線又
は垂直線を決定すると共に、空間における水平面又は垂
直面を正確に規定するための補助手段として使用されて
いる。この作業は、例えば、ドア枠と窓とを調整するた
め、及び水平方向に正確に規定するために必要である。
また、建設用レーザ装置は、固定点を水平及び垂直に調
整して配置するためにもマーキング手段として使用され
る。
【0003】上述の構成を有する建設用レーザ装置は、
ハウジング内に配置したレーザ光源を具え、該光源から
出射したレーザビームはその進行方向が回転軸線を中心
として回転可能である。レーザ光源から出射したレーザ
ビームは、少なくとも部分的にビーム偏向機構により回
転軸線と直交する方向に偏向され、回転中に平面を描く
ものとする。レーザビームは、水準器を用いて基盤に対
して調整可能であり、回転するレーザビームによって固
定された平面は、正確な水平位置又は垂直位置を確実に
規定する。水準器は手動で調節可能であるが、サーボモ
ーターによって支援された自動調節素子を具えることも
できる。レーザビーム及び回転軸線の調整を容易化する
ために、ハウジング内における回転軸線の相対位置を使
用者に示す表示装置をハウジングに具える。レーザ光源
から出射したレーザビームのためのビーム偏向機構は、
複数のミラー又は特にペンタプリズムで構成される偏向
プリズムを有する。例えば、偏向機構の回転によってレ
ーザビームが回転させることができる。
【0004】現行の技術水準に則る既知の実施形態の建
設用レーザ装置では、ハウジングの上側に開口を設け、
この開口を経て偏向したレーザビームが出射する。開口
の配置は、回転するレーザビームを全方向にわたって可
能な限り十分に支障なく通過させるように選択される。
開口は、光学用コーティングを具える正確な平行平面の
ガラスから作製されねばならない。それにより、通過す
るレーザビームは屈折して出射することはない。通常、
ディスクは多角形として構成され、建設用レーザ装置の
ハウジング上側部分に堅く結合したランタン形状の付加
部材として形成される。構成されたディスクの入射面は
光学材料によりコーティングされ、乱反射を防止する。
このコーティング、ランタン形状の付加部材により力学
的に補強するのが有利である。これらの補強部材によ
り、ランタン形状の付加部材は、建設用レーザ装置のハ
ウジングの上側部分が転倒した場合でも確実に無傷とな
る。所望されたランタン形状付加部材の強度に関し、接
合箇所には比較的幅広のウェブを設けることが望まれ
る。他方において、ウェブは、回転するレーザビームを
過度に広い領域に亙って遮光してはならない。この矛盾
する要件を充足しようとすると、付加部材の製造コスト
が高価になってしまう。特に、すべての開口に光学コー
ティングを施したディスクが必要となり、それらを正確
に配置することにより製造コストが高価になってしま
う。汚れが存在するとレーザビームを遮光したり、散乱
の中心として作用しレーザビームを調整した平面から変
移させるおそれがあり、それを防ぐために開口の汚れを
除去する必要がある。さらに、ランタン形状の付加部材
は、要求される強度を確保しようとすると、その重量が
過大になってしまう。
【0005】また、レーザビームが回転する既知の建設
用レーザ装置の場合、偏向機構は、装置ハウジングの上
側から突出しシャフトと共に連行するハウジングユニッ
ト内に収納される。ハウジングユニットは、部分的又は
全体的に本来の装置ハウジングの外側に配置される。ハ
ウジングユニットの側壁に設けた開口により、偏向ユニ
ットから直角方向に偏向したレーザビームを放出するこ
とができる。レーザビームの進行方向を回転させるため
に、ハウジングユニットは軸線を中心として回転する。
回転運動は、装置ハウジング内で軸線方向に延在しモー
ターによって駆動可能なシャフトを介してハウジングユ
ニットに伝達される。シャフト内には、場合によっては
別の光学素子を具えたレーザ光源を配置する。シャフト
は、偏向機構のためのハウジングユニットと一体化され
回転可能に結合する。通常、バッテリーによって行われ
るエネルギー供給の経済性を理由として、シャフトの軸
受けをアクセスが極めて容易になるように形成し、駆動
用として低トルクのモーターを使用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この既知の建設用レー
ザ装置は、ランタン形状の付属品を具える建設用レーザ
装置に比較して、構造が簡単であると共に、製造コスト
が安価になる。この建設用レーザ装置は、1個の比較的
小さな開口を有し、該開口は光学ガラスによって閉止さ
れ、作動中はシャフトと共に連行する。従って、ビーム
が補強ウェブによって遮光されることはない。必要な場
合、独立した開口を比較的容易に洗浄することができ
る。しかしながら、当然のことながら、この既知の建設
用レーザ装置は、力学的な負荷が作用した場合比較的大
きな損傷性を受ける可能性がある。装置ハウジングから
突出したビーム偏向機構のハウジングユニットの上側部
分が転倒した場合、生じる衝撃はシャフトに直接伝達さ
れる。その結果、動力伝達を容易にするためあまり頑強
でないシャフトの軸受けが損傷する恐れがある。さら
に、レーザビームの光学的な品質に関して、比較的長い
距離に対して僅かな放射断面が要求される。このこと
は、正確に調整された光学系を必要とすることが条件と
なる。。しかしながら、衝撃が作用すると、シャフト内
に配置された光学素子が損傷を受けるだけでなく調整に
歪みが生じ、建設用レーザ装置による放射ビームの光学
的な品質に悪影響を及ぼしてしまう。
【0007】本発明の目的は、力学的負荷に対して強い
耐久性を有する建設用レーザ装置を提供することにあ
る。さらに、に本発明の目的は、装置の意図しない転倒
が生じても出射するレーザビームの光学的な品質が良好
に維持される建設用レーザ装置を提供することにある。
さらに、本発明の別の目的は、容易且つ安価に製造でき
る建設用レーザ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明による建設用レーザ装置は、請求項1に記載
した事項を特徴とする。この建設用レーザ装置は、伝搬
軸線が回転軸線を中心として回転可能なレーザビームを
発するために、装置ハウジング内に配置した光源を具え
る。装置ハウジング内には、軸線を中心としてモーター
によって回転可能なシャフトを配置し、該シャフトには
少なくとも部分的に装置ハウジングの上方に位置するハ
ウジングユニットまで延在する。このハウジングユニッ
トは、少なくとも1個のビーム開口を有する。ハウジン
グユニットには、光源から出射したレーザビームのため
のビーム偏向機構を配置し、該偏向機構はシャフトに固
定する。ハウジングユニットは、偏向機構に対して軸線
方向及び半径方向に制限された範囲内で変位可能である
と共に、偏向機構から離間するハウジング内壁を有す
る。
【0009】ビーム偏向機構はシャフトに直接固定さ
れ、ハウジングユニットには接触しない。したがって、
ハウジングユニットはシャフトと回転結合とするが、シ
ャフトとは独立しており、シャフトに圧着している。こ
のようにして、衝撃がシャフトに伝搬しないようにする
ことにより、装置の損傷性を低減すると共にシャフトの
軸受け及び光学素子を損傷及び誤調整から保護すること
ができる。その際、建設用レーザ装置における基本的に
簡単かつ製造技術上において低コストの構造を確保す
る。
【0010】正常な作動状態において、ハウジングユニ
ットは装置ハウジングから軸線方向に離間して配置する
のが有利である。それにより、ハウジングユニットは一
層容易に半径方向に変位可能となる。ハウジングユニッ
トが装置ハウジングに接触して生じる摩擦力又は阻止力
を排除できるからである。
【0011】本発明による建設用レーザ装置の有利な実
施形態において、ハウジングユニット及びシャフトは連
回部材を具え、該連回部材は正常な作動状態において互
いに嵌合し、衝撃作用が生じると少なくとも部分的に嵌
合が解除可能となる。衝撃力が作用すると、ハウジング
ユニットとシャフトと間の回転伝達部材は少なくとも部
分的に嵌合が解除されるため、衝撃力が回転伝達部材を
介してシャフトへ伝達されるのが阻止される。さらに、
ハウジングユニットへの衝撃力の作用を阻止する構造対
策により、シャフトのための駆動モーターが省かれる。
衝撃が生じた場合に解除可能となる連回部材について、
構造的に簡単かつ有効な解決方法がある。この場合、シ
ャフト側の回転連結部材は、シャフトの外周に配置した
噛合ベベルギアを有し、ハウジングユニットの連結部材
は環状を成す噛合部材として形成される。この噛合部材
は、中心開口を具え、装置ハウジングの貫通開口に突出
する円錐形状を成す底部の内面に配置される。底部は、
シャフトの外周で円周方向に包囲する突条に支持される
圧縮ばねを介し、ベベルギアに対して予め引張される。
その際、圧縮ばねのばね路程は、ハウジングユニットか
ら装置ハウジングまでの軸線方向離間より大とする。予
め引張することにより、正常な作動状態において、連回
部材は互いに嵌合することが確実となる。ハウジングユ
ニットに衝撃が与えられると、ハウジングユニットは、
ばねの復元力に抗して装置ハウジングの方向に押圧され
て停止し、より頑強な装置ハウジングに衝撃を与える。
圧縮ばねのばね路程は、ハウジングユニットから装置ハ
ウジングまでの軸線方向離間より長くする。したがっ
て、圧縮ばねは確実に緩衝効果だけを発揮する。ハウジ
ングユニットは、圧縮ばねが完全にばね路程だけ圧縮さ
れる前に、装置ハウジングにより停止するため、衝撃力
がシャフトに作用することはない。その際、底部は更に
装置ハウジングの貫通開口に進入する。それにより、底
部の内側に設けた連回部材とシャフトの噛合ベベルギア
とは少なくとも部分な領域でその嵌合が解除される。こ
のようにして、シャフトには、ハウジングユニットに加
わる衝撃でなく、圧縮ばねのばね力だけが作用すること
になる。
【0012】ハウジングユニットは、側壁の延長部に環
状の支持ビードを具えるのが有利であり、該支持ビード
は結合領域において底部から突出すると共に、ハウジン
グの貫通開口に隣接する外周ビードと嵌合可能である。
正常な作動状態において、支持ビードと外周ビードとの
間の半径方向の距離は、底部の開口縁部とシャフトとの
間の半径方向距離より小さくする。この建設用レーザ装
置の有利な実施形態において、衝撃は軸線方向にのみ生
じるのではなく、一層大きな側方の力学的負荷がハウジ
ングユニットに加わることも有り得る。その結果として
生ずるハウジングユニットの半径方向変位は、ハウジン
グユニットにおける支持ビードと外周ビードとの協働に
よって制限される。特に、半径方向における離間比率を
適切に選択することにより、シャフトはハウジングユニ
ット底部の縁からの側方の衝撃を受けないことが確実と
なる。
【0013】レーザビームの光源はシャフト内に配置す
るのが有利である。その際、装置ハウジング内における
レーザビームの進行方向がシャフトの回転軸線と一致す
るように配置する。レーザビームの進行方向とシャフト
の回転軸線とが一致することにより、偏向機構のコスト
を低減すると共に、偏向機構を一層簡単な構造とするこ
とができる。ビーム偏向機構をペンタプリズムで構成す
るのが有利である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の好適な実施
形態について更に具体的に説明する。
【0015】図1は、本発明による建設用レーザ装置1
の上側領域を示し、この領域ではヘルメット形状のハウ
ジングユニット3を装置ハウジング2に連結する。装置
ハウジング2内には、モーターによって軸線Aを中心と
して回転可能なシャフト4が示されている。シャフト4
は中空シャフトであり、その内部にはレーザビームLを
発する光源5を収納する。光源5は、レーザビームLの
伝搬軸線がシャフト4の回転軸線Aと一致するように配
置する。シャフト4は、貫通開口6を通過して装置ハウ
ジング2の上側部分22から突出する。装置ハウジング
2から突出した端部において、シャフト4は噛合部材4
2を具えるベベルギア41と結合する。ベベルギア41
の上方にはビーム偏向機構9を配置し、このビーム偏向
機構は偏向ミラー91,92によって図示する。ビーム
偏向機構9により、光源5から軸線Aの方向に伝搬する
レーザビームLは90°だけ偏向可能となる。図1に示
すように、シャフト5の軸線A上に配置した偏向ミラー
91は半透明であり、光源5から発したレーザビームを
互いに直交する2個のビーム成分に分割する。
【0016】ハウジングの上側部分22の貫通開口6
は、ヘルメット形状のハウジングユニット3によって覆
われる。ハウジングユニット3は、シャフト4に固定し
た偏向機構9を収容する。その際、ハウジングユニット
3の内壁33と偏向機構9とは接触しないように規定す
る。ビーム開口7,8により、偏向したレーザビームL
と偏向していないレーザビームとをそれぞれ出射させる
ことができる。第1のビーム開口7は、ヘルメット形状
のハウジングユニット3の側壁に形成する。第2のビー
ム開口は、ビーム開口7から90°だけオフセットし、
ハウジングユニット3の端面のシャフト4の軸線Aの延
長上に配置する。ハウジングユニット3は、装置ハウジ
ング2の貫通開口6内に突出する底部14及びシャフト
4を通過させる開口16を具える。底部14の内側31
には環状噛合部材32を設け、該噛合部材は正常な作動
状態において、シャフトに設けたベベルギア41の噛合
部材42と回転結合する。回転結合を確実に可能にする
ために、ハウジングユニット3は圧縮ばね11によって
ベベルギア41に対して予め押圧される。圧縮ばね11
は、シャフト4を環状に包囲する突条43に支持する。
【0017】図1に示すように、ヘルメット形状のハウ
ジングユニット3は、建設用レーザ装置1の正常な作動
状態において、装置ハウジング2の上側部分22から軸
線方向に離間して配置される。その際、軸線方向の離間
距離は、圧縮ばね11のばね路程より短くする。ハウジ
ングユニット3の側壁の延長部には、底部14の下側に
向けて環状の支持ビード13が突出する。支持ビード1
3は、外周ビード15と嵌合可能であり、該外周ビード
は装置ハウジング2の貫通開口6に隣接する。建設用レ
ーザ装置1が正常な作動状態の場合、支持ビード13と
外周ビード15との間の半径方向の距離は、シャフト4
からハウジングユニット3の低部14における開口16
の縁部までの半径方向の距離よりも短くする。
【0018】ハウジングユニット3とシャフト4との衝
撃結合を示す図2及び図3に示す二つの異なる状況下に
おいて、ハウジングユニット3は軸線方向の衝撃に曝さ
れる。ハンマーHは、それぞれに力学的な衝撃作用をシ
ンボル化している。図2では右上から衝撃作用Hが生じ
る。衝撃作用Hによって、ヘルメット形状のハウジング
ユニット3はビーム偏向機構9に対して軸線方向及び半
径方向に変位する。軸線方向の変位により、圧縮ばね1
1が押圧される。圧縮ばね11がその全ばね行程まで移
動する前に、ハウジングユニット3の底部14における
下側の支持ビード13が装置ハウジング2の上側部分2
2に接触する。その結果、矢印Kで示すように、生じた
衝撃力は装置ハウジング2に伝わる。軸線方向の変位に
より、連回機構10は少なくとも部分的に嵌合が解除さ
れる。衝撃作用Hは左方向に向く側方成分も発生する。
それにより、ヘルメット形状のハウジングユニット3も
半径方向に変位する。半径方向の移動は、支持ビード1
3及び外周ビード15によって制限される。両方のビー
ド13,15は適時に接触すると共に、開口16の縁部
がシャフト4に当接可能となる前に、ハウジングユニッ
ト3の半径方向変位を規制する。
【0019】図3は、左上方からハウジングユニットに
作用する軸線方向の衝撃Hが作用した場合の緩衝状態を
示している。ヘルメット形状のハウジングユニットは、
軸線方向及び半径方向に制限された範囲内で変位する。
衝撃作用Hによって生ずる衝撃力は、矢印Kによって示
すように、支持ビード13が装置ハウジング2の上側部
分22及び貫通開口に隣接する外周ビード15と協働す
ることによって抑制される。衝撃力により圧縮ばね11
が圧縮されることにより、図3のシャフト4の左側に示
すように、連回機構10はシャフト4とハウジングユニ
ット3との間で少なくとも部分的に嵌合が解除される。
【0020】本発明の実施形態において、ビーム偏向機
構を収容したハウジングユニットを建設用レーザ装置の
装置ハウジングに結合することにより、例えば、装置の
転倒による衝撃力が軸線を中心として回転可能なシャフ
トに作用しないようにすることができる。衝撃力は装置
ハウジングユニットを介してハウジング側に伝達され
る。シャフトには、圧縮ばねの僅かなばね力しか作用し
ない。その結果、シャフトの軸受け又はシャフト内に収
容した光学素子の損傷が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による建設用レーザ装置の装置ハウジ
ングに結合したハウジングユニット領域を部分的に破断
して示す縦断面図である。
【図2】 図1に示した建設用レーザ装置のハウジング
ユニットが衝撃を受けている状態を部分的に破断して示
す縦断面図である。
【図3】 図1に示した建設用レーザ装置のハウジング
ユニットが衝撃を受けている状態を部分的に破断して示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 建設用レーザ装置 2 装置ハウジング 3 ハウジングユニット 4 シャフト 5 光源 6 貫通開口 7,8 ビーム開口 9 偏向機構 10 連回機構 11 圧縮ばね 13 支持ビード 14 底部 15 外周ビード 16 開口 22 上側 33 ハウジング内壁 41 ベベルギア 42 噛合部材 43 突条

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置ハウジング(2)内に配置した光源
    (5)と、装置ハウジング(2)内に配置され、軸線
    (A)を中心としてモーターによって回転可能なシャフ
    ト(4)とを具え、伝搬軸線が回転軸線(A)を中心と
    して回転可能なレーザビーム(L)を発生する建設用レ
    ーザ装置であって、前記シャフト(4)は、少なくとも
    部分的に装置ハウジング(2)の上方に配置したハウジ
    ングユニット(3)と回転結合する連結手段(10)を
    有し、ハウジングユニット(3)は少なくとも1個のビ
    ーム開口(7,8)を具えると共に、光源(5)から出
    射したレーザビーム(L)のためのビーム偏向機構
    (9)が配置されて建設用のレーザ装置において、 前記ビーム偏向機構(9)をシャフト(4)に固定する
    と共に、ハウジングユニット(3)をビーム偏向機構
    (9)に対して軸線方向及び半径方向で制限された範囲
    内で変位可能とし、前記ビーム偏向機構(9)に離間し
    て配置したハウジング内壁(33)を具えることを特徴
    とする建設用レーザ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建設用レーザ装置におい
    て、前記ハウジングユニット(3)を正常な作動状態で
    装置ハウジング(2)から軸線方向に離間するように配
    置したことを特徴とする建設用レーザ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の建設用レーザ装
    置において、前記ハウジングユニット(3)とシャフト
    (4)とが回転伝達手段(10)を具え、該回転伝達手
    段は正常な作動状態で互いに嵌合すると共に、衝撃作用
    が生じた際少なくとも部分的に嵌合解除可能としたこと
    を特徴とする建設用レーザ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の建設用レーザ装置におい
    て、前記シャフト側の連回部材はシャフト(4)の外周
    に配置したベベルギア(41,42)で構成され、ハウ
    ジングユニット(3)側の回転伝達手段は環状の噛合手
    段(32)として構成され、該噛合手段は、同心状の開
    口(16)を有する装置ハウジング(2)の貫通開口
    (6)内に突出し円錐形状に延在する底部(14)の内
    側(31)に配置し、この底部(14)はシャフト
    (4)の外周から半径方向に突出して延在する突状(4
    3)によりに支持される圧縮ばね(11)によって前記
    ベベルギア(41,42)に対して押圧されると共に、
    前記圧縮ばね(11)の全ばね行程を、前記ハウジング
    ユニット(3)から装置ハウジング(2)までの軸線方
    向の離間距離より長くしたことを特徴とする建設用レー
    ザ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の建設用レーザ装置にお
    いて、前記ハウジングユニット(3)は側壁の延長部に
    支持ビード(13)を具え、該支持ビードは、装置ハウ
    ジング(2)の下側から突出すると共に貫通開口(6)
    に隣接する外周ビード(15)と嵌合可能であり、正常
    な作動状態において支持ビード(13)から外周ビード
    (15)までの半径方向の離間距離を、底部(14)の
    開口縁からシャフト(4)までの半径方向の離間距離よ
    り短くしたことを特徴とする建設用レーザ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5までの何れか一項に記載の
    建設用レーザ装置において、前記光源(5)を中空状に
    形成したシャフト(4)の内部に配置し、前記装置ハウ
    ジング(2)の内部においてレーザビームの伝搬方向を
    シャフト(4)の軸線(A)と一致させたことを特徴と
    する建設用レーザ装置。
JP36724398A 1997-12-23 1998-12-24 建設用レーザ装置 Expired - Lifetime JP4068745B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19757532:3 1997-12-23
DE19757532A DE19757532A1 (de) 1997-12-23 1997-12-23 Baulaser

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11248453A true JPH11248453A (ja) 1999-09-17
JP4068745B2 JP4068745B2 (ja) 2008-03-26

Family

ID=7853183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36724398A Expired - Lifetime JP4068745B2 (ja) 1997-12-23 1998-12-24 建設用レーザ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6082875A (ja)
EP (1) EP0926466B1 (ja)
JP (1) JP4068745B2 (ja)
DE (2) DE19757532A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278718A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Myzox:Kk レーザー墨出し器

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1551975A (zh) * 2001-05-15 2004-12-01 欧文工业器械公司 激光线发生装置
CN1537241A (zh) * 2002-03-01 2004-10-13 美国工具有限公司 利用旋转头人工校平旋转激光器
DE10325859B3 (de) * 2003-06-06 2004-06-03 Hilti Ag Rotationsbaulaser
US20050128749A1 (en) * 2003-12-12 2005-06-16 Wilson Jeffrey D. Hand-held stabilized laser pointer
EP1886178A4 (en) * 2005-05-09 2008-11-12 Seo Prec Inc OMNIDIRECTIONAL LIGHT
US7497019B2 (en) * 2005-08-04 2009-03-03 Irwin Industrial Tool Company Laser reference device
US7328516B2 (en) 2005-08-05 2008-02-12 Irwin Industrial Tool Company Laser level
US7506450B2 (en) * 2006-06-30 2009-03-24 The Stanley Works Adhesive mount for a leveling device and a leveling device
DE102008022835B3 (de) * 2008-05-12 2009-10-22 Torsten Dr. Matthias Analysegerät
US11320263B2 (en) 2019-01-25 2022-05-03 Stanley Black & Decker Inc. Laser level system

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721411B2 (ja) * 1987-01-20 1995-03-08 株式会社ソキア 光水準測量装置
US4973158A (en) * 1987-11-04 1990-11-27 Richard Marsh Rotating laser beam reference plane instrument
US5287365A (en) * 1992-03-05 1994-02-15 Laser Alignment, Inc. Compact laser apparatus
CH691931A5 (de) * 1995-12-21 2001-11-30 Ammann Holding Ag Laserstrahl-Nivelliergerät sowie Verfahren zum Betrieb eines Laserstrahl-Nivelliergerätes und dazugehöriges Hilfsmittel.
US5690418A (en) * 1996-08-16 1997-11-25 Hsiung; Bear Multipurpose laser pointer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278718A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Myzox:Kk レーザー墨出し器

Also Published As

Publication number Publication date
EP0926466B1 (de) 2002-02-27
EP0926466A1 (de) 1999-06-30
US6082875A (en) 2000-07-04
JP4068745B2 (ja) 2008-03-26
DE59803185D1 (de) 2002-04-04
DE19757532A1 (de) 1999-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11248453A (ja) 建設用レーザ装置
JP4032061B2 (ja) 走査型レンジセンサ
WO2015115643A1 (ja) レーザレーダ装置
US20130201487A1 (en) Device for optically scanning and measuring an environment
US5648852A (en) Laser beam type distance measuring device
US20100031520A1 (en) Laser instrument
US20220163788A1 (en) Obstacle detection apparatus
US6134041A (en) Polygonal mirror assembly, laser scanning unit for printer adopting the same, and printer
JPH1082851A (ja) レーザ距離測定装置
US4915465A (en) Laser beam printer using only one side surface of a rotational mirror to scanningly deflect a substantially perpendicular laser beam
EP1148345B1 (de) Vorrichtung zum Orten von in einen zu überwachenden Raumbereich eindringenden Objekten
KR100306750B1 (ko) 레이저 스케닝 장치
WO2020194648A1 (ja) 測距装置
JP4919616B2 (ja) レーザー墨出器
JP3466841B2 (ja) 走査光学装置
JPH0530278Y2 (ja)
US6473113B1 (en) Scanning optical apparatus
JPH07199106A (ja) 偏向走査装置
WO2022097518A1 (ja) レーザレーダ装置
JP2000131636A (ja) 走査光学装置
WO2003009045A3 (de) Vorrichtung zur ablenkung des laserstrahls
JPH085950A (ja) 光偏向装置
US7518773B2 (en) Light scanning system and image forming apparatus employing the same
JP3320243B2 (ja) 走査光学装置
JPH02302715A (ja) レーザビーム走査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071204

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20071217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term