JP2002250746A - 絶縁型電流検出器 - Google Patents

絶縁型電流検出器

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JP2002250746A
JP2002250746A JP2001050498A JP2001050498A JP2002250746A JP 2002250746 A JP2002250746 A JP 2002250746A JP 2001050498 A JP2001050498 A JP 2001050498A JP 2001050498 A JP2001050498 A JP 2001050498A JP 2002250746 A JP2002250746 A JP 2002250746A
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comparator
resistor
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Hidefumi Ueda
英史 上田
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度でノイズに強く温度・経時変化の少な
い、しかも小型で安価な絶縁型電流検出器を提供する。 【解決手段】 被検出電流が流れる第1の抵抗Rsと、
第1のオペアンプ2と、電圧発生器1と、第2のオペア
ンプ3と、第1のコンパレータ4と、第1の変換装置
と、フォトカプラ6a、6bと、第2の変換装置と、第1
のローパスフィルタ装置とを備え、この第2のオペアン
プ動作により第1のオペアンプ出力電圧と第1の変換装
置出力電圧とが一致するように構成され、並びに第1の
ローパスフィルタ装置の出力電圧値から該電流値を検出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は絶縁型電流検出器に
関するものであり、かつ被検出電流の流れる抵抗端子間
電圧をもとに電流検出を行う電流検出器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の小型かつ安価な電流検出回路構成
例を図12に示し、以下従来例1と言う(特開平10―
123184)。従来例1においては、第1のオペアン
プOP10の出力端子が第2のオペアンプOP20の非
反転入力端子に接続されているとともに、オペアンプO
P20の帰還回路には高耐圧のPチャネルMOSFET
のゲート・ソースが直列に接続されている。また、オペ
アンプOP10、OP20の駆動電源である正電源V+
の正極とPチャネルMOSFETのソースとの間には、
抵抗R106が接続されている。なおPチャネルMOS
FETのドレインとインバータの主回路直流電源の負極
Nとの間には、前記同様に検出抵抗R107が接続され
ている。この回路において、シャント抵抗Rssの電圧
はオペアンプOP10により増幅され、そのオペアンプ
出力電圧V105がオペアンプOP20に入力される。
オペアンプOP20はボルテージフォロワであるため、
抵抗R106に印加される電圧V106が次の数式で示
される一定値になるようにPチャネルMOSFETのゲ
ート電圧を調整する。 V106=R106×i102=(V+)−V105
【0003】このとき、抵抗R107はMOSFETを
介して抵抗R106と直列に接続されているため、抵抗
R107にも抵抗R106と同じ電流i102が流れる
こととなり、その結果として抵抗R106とR107の
抵抗値が等しい場合、相電流の検出電圧V104はV1
06と等しくなる。つまりこの回路では相電流の検出電
圧V104が、オペアンプOP20によって以下の数式
で示される一定値となるように調整されることとなり、
このV104から逆算してV105が検出できることと
なり、いいかえれば相電流が検出できることとなる。 V104(=V106)=R106×i102=(V+)
−V105 またIGBTトランジスタT1およびT2のスイッチン
グ動作に伴って抵抗R106と抵抗R107との間に発
生する高電圧を、PチャネルパワーMOSFETのドレ
イン・ソース間電圧として吸収することで、高電圧側か
らの電圧信号V105についてのアナログ電圧信号伝送
を実現している。
【0004】従来のアナログ信号をパルス幅変調信号に
変換し伝送するアナログ・デジタル変換回路を図13に
示し、以下従来例2と言う(特開平4−33671
2)。従来例2においては、アナログ信号209を三角
波210とコンパレータ201で大小比較してパルス幅
変調信号(PWM信号)211に変換し、このパルス幅
変調信号211の正および負の区間をカウンタ203に
より計測することでデジタルデータ1として取得する。
そしてこのデータ中に含まれる三角波210のオフセッ
ト電圧変動、コンパレータ201の入力オフセット電圧
変動の影響を除去する為に、まずは三角波210のオフ
セット電圧に近い一定の電圧(GND)を三角波210
とコンパレータ202で大小比較してパルス幅変調信号
(矩形波)212に変換し、このパルス幅変調信号212
の正および負の区間をカウンタ204により計測するこ
とでデジタルデータ2として取得する。次に前記により
取得したデジタルデータ1からデジタルデータ2を差し
引くことで、三角波210のオフセット電圧変動とコン
パレータ201の入力オフセット電圧変動の影響を除去
したデジタルデータの取得を可能としたものである。な
おコンパレータ201とコンパレータ202とは、入力
オフセット電圧の変動量が互いに等しいものを選定して
おく必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12に示す従来例1
では、シャント抵抗Rss、オペアンプOP10,OP
20等の電位がIGBTトランジスタT1およびT2の
スイッチング動作に伴って主回路直流電源の正負間を移
動する。このためシャント抵抗Rs、オペアンプOP1
0,OP20等と、電流検出回路の一部を構成する抵抗
107との間には、主回路直流電源電圧に近い電圧が発
生する。この従来例1では高電圧を、高耐圧Pチャネル
MOSFETのドレイン・ソース間電圧として吸収する
ことで解決している。しかしPチャネルMOSFETが
高耐圧であるとはいえ所詮は半導体であるため、フィー
ルドにおいての故障破損、しかもショート破損を想定し
ておくことが必要となる。そしてこのショート破損が生
じれば2次災害の恐れがあるため、その安全対策をも考
慮すれば小型・安価という効果が期待できなくなるとい
う問題がある。また検出された電流値を利用し、演算処
理するのは通常マイクロコンピュータであるが、マイク
ロコンピュータのA/D変換入力ポートに接続される抵
抗107は主回路直流電源側にある。このためマイクロ
コンピュータも主回路直流電源側に接続する必要があ
り、マイクロコンピュータをこれら主回路から電気絶縁
することができないという問題もある。さらにPチャネ
ルMOSFETの高耐圧品は一般的に入手が困難である
為、例えば400V商用電源入力対応のインバータ装置
ではこのような電流検出回路を構成することができない
という問題もある。図13に示す従来例2では、三角波
オフセット電圧変動やコンパレータ入力オフセット電圧
変動の影響を除去する為に、別途アナログ・デジタル変
換回路を追加準備する必要があり、また信号伝送がオー
プンループである為、信号伝送途中にノイズ等が侵入し
て伝送データ値に誤差が生じた場合にこれを補償修復で
きないという問題もある。本発明は上記問題点を解決す
るために為されたものであり、本発明の目的は高精度で
ノイズに強く温度・経時変化の少ない、しかも小型で安
価な絶縁型電流検出器を提供することにある。さらにい
えば、パルス幅変調信号として信号伝送する為に使用す
る三角波もしくはのこぎり波電圧波形において、その振
幅値やオフセット電圧値に変動が生じても何らその影響
を受けることなく正確な検出電流値を信号伝送できるよ
うにする。さらに検出回路の途中でノイズ等が重畳され
て信号伝送値に誤差が生じたとしても、この誤差をすぐ
に除去し修復できる絶縁型電流検出器を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明は請求項1記載のように、被検出電流が流れる第
1の抵抗と、前記第1の抵抗の端子間電圧を増幅する第
1のオペアンプと、三角波もしくはのこぎり波を発生す
る電圧発生器と、第2のオペアンプと、前記電圧発生器
からの三角波もしくはのこぎり波電圧と前記第2のオペ
アンプ出力とを大小比較する第1のコンパレータと、前
記第1のコンパレータ出力を振幅値が基準電圧化され、
および中心値が設定された矩形波電圧に変換する第1の
変換装置と、前記第1のコンパレータ出力に対応してオ
ンオフするフォトカプラと、前記フォトカプラ出力を振
幅値が基準電圧化され、および中心値が設定された矩形
波電圧に変換する第2の変換装置と、前記第2の変換装
置出力である矩形波電圧を平均化した直流電圧に変換す
る第1のローパスフィルタ装置とを備え、並びに前記第
2のオペアンプは前記第1のオペアンプ出力電圧と前記
第1の変換装置出力電圧との差電圧を増幅出力し同時に
ローパスフィルタとしても動作し、及びこの第2のオペ
アンプ動作により前記第1のオペアンプ出力電圧と前記
第1の変換装置出力電圧とが一致するように全体構成さ
れ、並びに前記第1のローパスフィルタ装置の出力電圧
値から該電流値を検出するように絶縁型電流検出器を構
成したことを特徴としている。
【0007】また請求項2記載のように、請求項1記載
の電流検出器において、前記第2のオペアンプは増幅動
作のみ行い、前記第2のオペアンプの入力前もしくは出
力後に第2のローパスフィルタ装置を挿入して絶縁型電
流検出器を構成したことを特徴としている。また請求項
3記載のように、請求項1ないし請求項2記載の電流検
出器において、前記第1のオペアンプと前記第2のオペ
アンプとを第3のオペアンプひとつで置き換えて絶縁型
電流検出器を構成したことを特徴としている。また請求
項4記載のように、請求項1ないし請求項3記載の電流
検出器において、前記三角波電圧発生器は第4のオペア
ンプと、第2のコンパレータと、並びに前記第4のオペ
アンプ入力端子の一端は基準電圧源に接続され入力端子
の他端は第1のコンデンサを介して出力端子と、および
第2の抵抗を介して前記第1の変換装置出力とに接続さ
れ、並びに前記第2のコンパレータ入力端子の一端は基
準電圧源に接続され入力端子の他端は第3の抵抗を介し
て第4のオペアンプ出力と、および第4の抵抗を介して
前記第1の変換装置出力とに接続して構成され、並びに
前記第1のコンパレータを削除してこの第1のコンパレ
ータ出力を前記第2のコンパレータ出力に置き換え、前
記第2若しくは第3のオペアンプ出力を第5の抵抗を介
して前記第4のオペアンプ入力端子のうち基準電圧源に
接続されていない側の入力端子に接続して絶縁型電流検
出器を構成したことを特徴としている。
【0008】請求項1記載の構成において被検出電流は
第1の抵抗を流れるが、これにより第1の抵抗の端子間
には被検出電流に比例した端子間電圧が発生する。被検
出電流には大きな電流値を想定している為、第1の抵抗
の端子間に発生する電圧は一般的に小さく、そのためこ
の端子間電圧を第1のオペアンプで電圧増幅している。
このような構成とするのは、もし前記端子間電圧を大き
くすれば、第1の抵抗による熱ロスが大きくなり、その
ために第1の抵抗サイズを大きくしていく必要が生じ、
結果として電流検出器が大型化・高価格化していくの
で、これを防止する為である。但し被検出電流値が小さ
い場合には、第1の抵抗端子間電圧を大きくして第1の
オペアンプによる増幅を不要とすることは可能である。
この第1のオペアンプ出力は第2のオペアンプへの入力
電圧となるが、また一方において第1の変換装置出力も
第2のオペアンプへの入力電圧となっている。そしてこ
の第1の変換装置出力である矩形波電圧の低周波成分と
第1のオペアンプ出力電圧の低周波成分とを一致(第2
のオペアンプには増幅機能に加えローパスフィルタ機能
があるので、高周波成分は除去もしくは減衰されるため
である)させるように、全体が構成されている。以下こ
の一致させる動作について説明する。
【0009】第1の変換装置出力電圧は、振幅値が基準
電圧化され中心値も所定値になるよう設定された矩形波
電圧である。従ってそのデューティが決まれば、これを
平均化した電圧値も正確に決まる。逆にいえば前記によ
る平均化した電圧が決まれば第1の変換装置の出力電圧
デューティも正確に決まることとなる。ここで例えば被
検出電流が少し変化すれば、第1の抵抗端子間電圧も同
様に変化し、この第1の抵抗端子間電圧を増幅した第1
のオペアンプ出力電圧も変化する。この変化により第1
の変換装置出力である矩形波電圧との間で電圧差が生
じ、この電圧差が第2のオペアンプにより増幅(電圧差
のうち高周波成分はローパスフィルタにより除去・減衰
されるので、増幅機能が働くのは低周波成分に対しての
みである)されることとなる。そしてこの増幅された第
2のオペアンプ出力電圧が第1のコンパレータにより、
三角波もしくはのこぎり波電圧発生器による三角波もし
くはのこぎり波電圧(図8参照)と大小比較される。こ
の結果、第1のコンパレータ出力デューティが大きく変
動し、この出力に連動して第1の変換装置出力である矩
形波電圧デューティも大きく変動する。そのため第1の
変換装置出力である矩形波電圧の低周波成分も大きく変
動し、すぐに第1のオペアンプ出力電圧の低周波成分と
一致することとなる。
【0010】ここで第2のオペアンプに増幅機能に加え
ローパスフィルタ機能をも加えたのは、一つは第1の変
換装置出力である矩形波電圧の高周波成分を除去するこ
と(矩形波ゆえに信号とは無関係の高周波成分を多く含
む)、もう一つは第1のオペアンプ出力電圧と第1の変
換装置出力である矩形波電圧との低周波成分を一致させ
るというフィードバック制御そのものを安定させる為で
ある。つまりこの制御ループ中には、第2のオペアン
プ、第1のコンパレータという遅れ要素があり、一方に
おいて第1のオペアンプ出力電圧と第1の変換装置出力
である矩形波電圧とを一致させるため増幅率を大きくと
るので、結果としてフィードバック制御が不安定となり
易いからである。そこで第2のオペアンプにローパスフ
ィルタ機能を加えることで、この問題点も解消させてい
る。またこのローパスフィルタ機能を、第2のオペアン
プにより増幅機能と兼用で構成するのではなく、別に第
2のローパスフィルタ装置として設け、第2のオペアン
プの入力前もしくは出力後に挿入したのが請求項2に記
載した構成である。この構成では当然ながら第2のオペ
アンプは増幅機能のみを有し、また第2のオペアンプの
入力前に第2のフィルタ装置を挿入する場合には第1の
オペアンプ出力および第1の変換装置出力である矩形波
電圧ともに第2のローパスフィルタ装置を通過させる必
要がある。また第1のオペアンプと第2のオペアンプと
をひとつのオペアンプで機能統合し置き換えたもの、こ
の置き換えたオペアンプを第3のオペアンプとしたの
が、これが請求項3記載の構成となる。以上述べてきた
作用・機能により、第1のオペアンプ出力電圧と第1の
変換装置出力である矩形波電圧との低周波成分は一致す
ることとなる。
【0011】ところで第1のオペアンプ出力電圧と第1
の変換装置出力である矩形波電圧との低周波成分を一致
させるというフィードバック制御において、有効となる
低周波成分(言い換えればローパスフィルタにより減衰
されない成分)とは第2のオペアンプによるローパスフ
ィルタそのものに対応したフィルタ周波数ではなく、制
御ループ中全体に渡っての増幅機能によってさらに高い
周波数まで有効となる低周波成分である。つまり決し
て、低い周波数という意ではない。それどころか、検出
電流信号伝送としては十分すぎるほどの高い周波数まで
が有効となる。なおこの制御ループ中全体に渡っての増
幅率は、第2のオペアンプ増幅率、第1のコンパレータ
の一方の入力となる三角波もしくはのこぎり波電圧振幅
値、および第1の変換装置出力である矩形波電圧振幅値
とから決まることになる。
【0012】そして第1の変換装置出力である矩形波電
圧は、第1のコンパレータのオンオフ出力と連動一致し
ている。またフォトカプラのオンオフ動作も、および第
2の変換装置出力である矩形波電圧も、この第1のコン
パレータのオンオフ出力に連動一致している。従って第
2の変換装置出力である矩形波電圧の振幅値および中心
値とを第1の変換装置出力である矩形波電圧のそれと一
致させれば、第1の変換装置出力と第2の変換装置出力
とは一致することとなる。そこで第1のオペアンプ出力
と第1の変換装置出力との低周波成分とが一致するなら
ば、第1のオペアンプ出力と第2の変換装置出力との低
周波成分もまた一致することになる。そしてこの低周波
成分というのは先に述べたように、検出電流信号伝送と
して十分すぎるほどの高い周波数までをさしている。
【0013】従って第1のオペアンプ出力電圧波形とそ
の低周波成分による電圧波形とを比較した場合、その波
形差はほとんどなく、また仮に差(高周波成分のみによ
り生ずる差となる)が生じたとしてもその差はむしろノ
イズの影響によるものとして除去させるべき場合のほう
が多く、敢えて一致させる必要がないとも考えられる。
従って第1のオペアンプ出力電圧波形とその低周波成分
による電圧波形とは同一視して差し支えないといえる。
そしてこの第1のオペアンプ出力電圧の低周波成分と第
1の変換装置出力である矩形波電圧の低周波成分、さら
には第2の変換装置出力である矩形波電圧の低周波成分
とは一致するので、第2の変換装置出力である矩形波電
圧から低周波成分を取り出してこれを検出すれば、そし
てこれは第1のローパスフィルタ装置で行われるのであ
るが、この検出電圧をそのまま第1のオペアンプ出力電
圧とみなすことができる。そしてこの第1のオペアンプ
出力電圧波形は被検出電流波形そのものなので、第1の
ローパスフィルタ装置の出力から被検出電流値を認識す
ることが可能となる。
【0014】以上のような構成とすることで被検出電流
が流れる側(第1の抵抗、第1、第2のオペアンプ、第
1のコンパレータ、三角波もしくはのこぎり波電圧発生
器、第1の変換装置、フォトカプラの1次側)と該電流
値を検出する側(フォトカプラの2次側、第2の変換装
置、第1のローパスフィルタ装置)とはフォトカプラで
完全に電気絶縁されることとなり、従って被検出電流が
流れる側と該電流値を検出する側との間に高電圧が発生
してもショートする恐れはなく、該電流値を検出し処理
するマイクロコンピュータを電気絶縁することができ、
また400V商用電源入力対応のインバータ装置でも電
流検出器として構成することが可能となる。さらに三角
波もしくはのこぎり波電圧の振幅値やオフセット電圧値
に変動が生じても何らその影響を受けることなく、第1
のオペアンプ出力電圧と第2の変換装置出力電圧との低
周波成分を上記の作用により一致させることができる。
また途中でノイズ等が重畳されて第2の変換装置出力電
圧に誤差が生じたとしても、この誤差はフィードバック
動作(第2の変換装置出力と一致する第1の変換装置出
力が、第1のオペアンプ出力と一致するよう修復され
る)によりすぐに除去・修復される。従ってノイズに対
しても、その影響を受けにくい電流検出器を構成するこ
とができる。
【0015】次に請求項4記載の構成について説明す
る。これは請求項1ないし請求項3記載の構成における
三角波電圧発生器について、これを第4のオペアンプお
よび第2のコンパレータで構成し、この第2のコンパレ
ータに第1のコンパレータの機能をも備えさせること
で、第1のコンパレータを削除したものである。まず三
角波もしくはのこぎり波電圧発生器の動作について説明
する。図9においてOP4は第4のオペアンプを、CO
MP2は第2のコンパレータを、C41は第1のコンデ
ンサを、R42ないしR45はそれぞれ第2の抵抗ない
し第5の抵抗を、Vrefは基準電圧源を、ZD41は
ツェナーダイオードを、Vcは制御電源を示している。
ここでの第1の変換装置はVc,R46,ZD41、第
2のコンパレータ出力部のオープンコレクタトランジス
タQ1(図11参照)とで構成され、ZD41のツェナ
ー電圧は基準電圧源Vrefの2倍、COMP2、OP
4はいずれも単電源動作としている。
【0016】いま仮にCOMP2の出力部トランジスタ
Q1がオフであるとすると、COMP2の出力電圧はZ
D41のツェナー電圧(Vz)となる。そしてこの時の
COMP2のプラス側入力端子電圧(Vin+)は、O
P4の出力電圧をVopとすると (Vin+)=Vop+(Vz−Vop)×R43/(R43+R44) 〜 であり、このVin+がVref(=Vz/2)より小
さくなるまで、いいかえればVopが Vop=Vref×(R44−R43)/R44 〜 に下がるまではCOMP2の出力電圧はVzであり続け
る。この間、COMP2の出力はVz(=2×Vre
f)なので、コンデンサC41は電流Ic Ic=Vref/R42 〜 により放電されつづけ、結果としてVopは一定速度で
下降していくことになる。そしてVopが式に示す値
に到達すると、COMP2の出力部トランジスタはオン
しその出力電圧は0V(実際にはトランジスタQ1のコ
レクタ・エミッタ間電圧があるが、極めて小さいので0
Vとみて差し支えはない)となる。そのためCOMP2
のプラス側入力端子電圧(Vin+)は、Vrefから
以下の式に示す値に瞬時に変化する。 (Vin+)=Vop−Vop×R43/(R43+R44) =Vop×R44/(R43+R44) =[(R44−R43)×Vref/R44]×R44/(R43+ R44) =Vref×(R44−R43)/(R43+R44) 〜
【0017】ここから再度COMP2の出力電圧がVz
に変わるためには、Vin+が式に示す値からVre
fまで上昇していくことが必要となる。Vin+がVr
efに到達した際のVopは Vop=Vref×(R43+R44)/R44 〜 となるがそれまでの間、コンデンサC41は式に示す
電流Icにより充電されつづけ、結果としてVopは一
定速度(先ほど述べた、下降速度と同じ)で上昇を続け
ていく。Vopが式に示す値に到達すれば、COMP
2の出力部トランジスタQ1はオフしその出力電圧はV
zとなる。そのためCOMP2のプラス側入力端子電圧
は、Vrefから以下の式に示す値に瞬時に変化す
る。 (Vin+)=Vop+(Vz−Vop)×R43/(R43+R44) =Vop×R44/(R43+R44)+Vz×R43/(R43 +R44) =Vref+2×Vref×R43/(R43+R44) =Vref×(3×R43+R44)/(R43+R44) 〜 そしてVopは再度下降を開始し、このVopが式に
示す値から式に示す値まで下がるまでは、COMP2
の出力はVzであり続ける。こうしてこのような動作
が、以後も繰り返されていくこととなる。この結果、振
幅値(Vw)が Vw=Vref×R43/R44 〜 周波数(F)が F=R44/(R42×R43×C41×4) 〜 となる三角波電圧が生成されることになる。
【0018】このように構成される三角波電圧発生器に
対し、図10に示すように第2のオペアンプ(OP2)
出力が第5の抵抗R45を介してOP2のマイナス側入
力端子に接続されている。ここで被検出電流が変化して
第1のオペアンプ出力が変化し、第1の変換装置出力電
圧(この場合、COMP2の出力電圧となるが)との間
で低周波成分の電圧差が生じると、OP2の出力電圧が
大きく変化する。この出力電圧をVop2とすると、こ
のVop2によりコンデンサC41への充放電電流(I
op)が発生する。 Iop=(Vop2−Vref)/R45 〜 まずこのIopがゼロなら、第1の変換装置出力である
矩形波電圧はデューティ50%でその平均値はVref
となる。次にIop=0.25×Icとなった場合に
は、COMP2の出力電圧がVzである区間中はコンデ
ンサC1の放電電流がIop分増加するのでCOMP2
の出力電圧がVzの区間は1/1.25に短縮される。
逆にCOMP2の出力電圧が0Vの区間は1/0.75
に増加する。従って第1の変換装置出力である矩形波電
圧の平均値は以下のようになる。 (1/1.25)/(1/0.75+1/1.25)×
2×Vref=0.75×Vref またIop=0.5×Icとなった場合には、COMP
2の出力電圧がVzである区間は1/1.5に短縮され
る。逆にCOMP2の出力電圧が0Vの区間は1/0.
5に増加する。従って第1の変換装置出力である矩形波
電圧の平均値は以下のようになる。 (1/1.5)/(1/0.5+1/1.5)×2×V
ref=0.5×Vref Iop=0.75×Icとなった場合には、COMP2
の出力電圧がVzである区間は1/1.75に短縮され
る。逆にCOMP2の出力電圧が0Vの区間は1/0.
25に増加する。従って第1の変換装置出力である矩形
波電圧の平均値は以下のようになる。 (1/1.75)/(1/0.25+1/1.75)×
2×Vref=0.25×Vref Iop=Icとなった場合には、第1の変換装置出力で
ある矩形波電圧の平均値は0となる。
【0019】以上示したように、この構成によれば第2
のオペアンプ出力電圧に比例して第1の変換装置出力で
ある矩形波電圧平均値を変化させていくことが可能とな
る。このことは第2のオペアンプ出力電圧に比例して第
1のコンパレータ出力のデューティ比を変化させ、その
低周波成分を変化さていくという請求項1記載の構成と
何ら変わるところがない。従ってこの請求項4記載の構
成によれば、三角波電圧発生器を構成する第2のコンパ
レータを使用して、これを第1のコンパレータに置き換
えて使用することが可能になる。その効果として、第1
のコンパレータを削除して電流検出器の小型・簡素化が
可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例を図
1に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施例で
あるが、被検出電流(Is)はシャント抵抗(Rs)を
流れる。この結果としてシャント抵抗には端子間電圧
(Rs×Is)が発生する。これをオペアンプ2により
増幅するが、その出力電圧(V0)は、次のようにな
る。 V0=−(Rs×Is)×R4/R1+Vref 但し、R1=R2、R3=R4としている。このV0と
コンパレータ4の出力(これはツェナーダイオード5に
より、ツェナー電圧Vzに基準電圧化されている。また
Vzは、Vz=2×Vref とする)との差電圧は、
オペアンプ3により増幅(K1=R8/R5)され、か
つ1次遅れフィルタ(時定数T=R8×C1)により高
周波成分が除去・減衰されている。この時のオペアンプ
3の出力(V1)は V1=−〔R8/[R5×(R8×C1×S+1)]〕×
(V0−V2)+Vref 但し、R5=R6,R7=R8,C1=C2としてい
る。この高周波成分の除去・減衰により、矩形波電圧V
2の中に存する三角波(Vt)の周波数成分(その高調
波成分も含めて)が除去・減衰され、信号(検出電流)
成分のみの差電圧増幅が可能となる。そしてオペアンプ
3の出力電圧(V1)はコンパレータ4により、三角波
(Vt)と大小比較される。またこの三角波電圧の振幅
をVw(図2参照)とすると、V1からコンパレータ2
の出力(V2)までの間には、さらに増幅(K2=Vr
ef/Vw)がなされる。
【0021】この一連の動作を説明すると、例えばV0
がV2(実際にはV2から高周波数成分が除去・減衰さ
れたものであるが)より大きくなれば、オペアンプ3の
出力電圧(V1)は大きく下がり、結果としてコンパレ
ータ4の矩形波出力(V2)のH出力(Vz)区間が大
きくなるので、すぐにV0とV2(実際にはV2から高
周波数成分が除去もしくは低減されたものであるが)と
は一致することになる。これをブロック図で表したの
が、図4である。この図4からわかるように、V0とV
2の差(偏差)を少なくする為には全体の増幅度(K1×
K2)を大きくすることが必要であり、またV0とV2
においての有効となる信号(検出電流成分)成分は、い
いかえれば減衰されない周波数成分は、オペアンプ3の
1次遅れフィルタに対して全体の増幅度(K1×K2)
を乗じた分だけ高くなるので、この点を考慮してオペア
ンプ3の1次遅れフィルタ時定数は不安定となることの
ないような値に設定しておく必要がある。
【0022】以上述べたようにV0とV2(実際にはV
2から高周波数成分が除去・減衰されたものであるが)
とは一致することになるが、以下の理由によりV0とV
outもまた一致することになる。フォトカプラ(6
a,6b)はコンパレータ4の矩形波出力に連動してオ
ンオフし、このフォトカプラ出力(V3)はVcc(こ
れをVrefの2倍値とする)、PチャネルFET8,
およびNチャネルFET9とにより基準電圧化(V4)
されるので、このV4とV2とは一致することになる。
これを示したのが図3である。そしてVoutはV4
(いいかえればV2)から高周波成分を除去・減衰した
ものであるから、このVoutもまたV0と一致するこ
とになる。従ってVout(これはフォトカプラ6a,
6bにより電気絶縁されている)を検出することでV0
を認識することができ、このV0から被検出電流(I
s)をも認識することが可能となる。
【0023】また説明を容易にする為、上記ではVcc
をVrefの2倍値としたが、VccをVrefの2倍
値に限定する必要はない。例えばVccをVrefとし
ても、この場合Voutは常にV0の1/2になるが、
検出する側(一般的にはマイクロコンピュータであろう
が)でそのことを認識していれば、問題なく正確な電流
値として検出することができる。次に本発明の第2の実
施例を図5に示す。これは第1の実施例中オペアンプ3
で構成した1次遅れフィルタをオペアンプ3から切り離
し、その出力の後に別途1次遅れフィルタとして挿入し
たものである。この場合でも、第1の実施例と同様な動
作となり、従って電流検出を行うことができる。
【0024】次に本発明の第3の実施例を図6に示す。
これは、第1の実施例中のオペアンプ2とオペアンプ3
とを、オペアンプ12として1つで構成し置き換えたも
のである。この構成の場合に、第1の実施例と同様の動
作とする為には次のように設定すればよい。 R15/R31=(R4/R1)×(R8/R5) R15/R17=R8/R5 R15×C11=R8×C1 但し、R15=R16,R31=R32,R17=R1
8,C11=C12としている。このようにして、第1
の実施例と同様な動作とでき、従って電流検出を行うこ
とができる。
【0025】次に本発明の第4の実施例を図7に示す。
これは第3の実施例に対し、三角波電圧発生器をオペア
ンプ14とコンパレータ13とで構成し、しかも三角波
電圧発生器の構成要素であるコンパレータ13にコンパ
レータ4(図6におけるもの)の機能をも持たせてコン
パレータ4を削除したものである。この構成では、コン
パレータ4(図6中)による増幅率と同じくする為には
以下のように設定する必要がある。 R20/R19=Vref/Vw これにより第1の実施例と同様な動作とすることがで
き、従って電流検出を行うことができる。また第1の実
施例等では、オペアンプ3で構成するローパスフィルタ
として一次遅れフィルタを紹介しているが、これも別に
一次遅れフィルタである必要はなく他の高次フィルタで
あっても差し支えはない。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高精
度でノイズに強く温度・経時変化の少ない、しかも小型
で安価な高信頼性の絶縁型電流検出器を提供することが
できる。即ち、被検出電流が流れる側と該電流値を検出
する側との間をフォトカプラで完全に電気絶縁したの
で、この間に高電圧が発生してもショート・破損する恐
れはない。また該電流値を検出し処理するマイクロコン
ピュータを電気絶縁することができる。さらにはフォト
カプラの絶縁耐圧は極めて高いので、400V商用電源
入力対応のインバータ装置でも出力電流検出器として構
成できる。またフォトカプラを介しパルス幅変調信号と
して信号伝送する為に使用する三角波もしくはのこぎり
波電圧波形において、その振幅値やオフセット電圧値に
変動が生じても何らその影響を受けることなく正確な検
出電流値を信号伝送できる。また検出回路の途中でノイ
ズ等が重畳されて信号伝送値に誤差が生じたとしても、
この誤差をすぐに除去し修復することのできる電流検出
器をも構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電流検出器の構
成図を示したもの
【図2】本発明に第1の実施例における三角波電圧波形
を示したもの
【図3】本発明の第1の実施例における各部出力電圧を
示したもの
【図4】本発明における第1の実施例の制御ブロック図
を示したもの
【図5】本発明の第2の実施例における電流検出器の構
成図を示したもの
【図6】本発明の第3の実施例における電流検出器の構
成図を示したもの
【図7】本発明の第4の実施例における電流検出器の構
成図を示したもの
【図8】三角波、およびのこぎり波電圧波形を示したも
【図9】請求項4記載の電流検出器の構成要素である三
角波電圧発生器の構成を示したもの
【図10】図9に示した三角波電圧発生器と周辺部との
関係を示したもの
【図11】図9における三角波電圧発生器の構成要素で
ある第2のコンパレータに関し、その出力部オープンコ
レクタトランジスタを示したもの
【図12】第1の従来例を示したもの
【図13】第2の従来例を示したもの
【符号の説明】
1 三角波電圧発生器 2、3,7,12,14 オペアンプ 4,13 コンパレータ 5 ツェナーダイオード 6a フォトカプラの1次側 6b フォトカプラの2次側 8 PチャネルFET 9 NチャネルFET 11 第2のローパスフィルタ R1〜R22,R31,R32、R42〜R46 抵抗 Rs シャント抵抗 C1〜C6、C11,C12、C41 コンデンサ Vref、Vcc 基準電圧源 15V,15V1,Vc 制御電源 ZD41 ツェナーダイオード OP2,OP4 オペアンプ COMP2 コンパレータ Q1 オープンコレクタトランジスタ T1,T2 IGBTトランジスタ T4〜T6 MOSFET R101〜R107 抵抗 Rss シャント抵抗 GDU1,GDU2 ゲート駆動回路 OP10,OP20 オペアンプ 101 反転ゲート 102、103 制御電源 201,202 コンパレータ 203,204 カウンタ 205 マイクロプロセッサ 206 インバータ装置 207 モータ 208 エンコーダ 209 アナログ信号 210 三角波 211,212 パルス幅変調信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出電流が流れる第1の抵抗と、前記
    第1の抵抗の端子間電圧を増幅する第1のオペアンプ
    と、三角波もしくはのこぎり波を発生する電圧発生器
    と、第2のオペアンプと、前記電圧発生器からの三角波
    もしくはのこぎり波電圧と前記第2のオペアンプ出力と
    を大小比較する第1のコンパレータと、前記第1のコン
    パレータ出力を振幅値が基準電圧化され、および中心値
    が設定された矩形波電圧に変換する第1の変換装置と、
    前記第1のコンパレータ出力に対応してオンオフするフ
    ォトカプラと、前記フォトカプラ出力を振幅値が基準電
    圧化され、および中心値が設定された矩形波電圧に変換
    する第2の変換装置と、前記第2の変換装置出力である
    矩形波電圧を平均化した直流電圧に変換する第1のロー
    パスフィルタ装置とを備え、並びに前記第2のオペアン
    プは前記第1のオペアンプ出力電圧と前記第1の変換装
    置出力電圧との差電圧を増幅出力し同時にローパスフィ
    ルタとしても動作し、及びこの第2のオペアンプ動作に
    より前記第1のオペアンプ出力電圧と前記第1の変換装
    置出力電圧とが一致するように全体構成され、並びに前
    記第1のローパスフィルタ装置の出力電圧値から該電流
    値を検出することを特徴とする絶縁型電流検出器。
  2. 【請求項2】 前記第2のオペアンプは増幅動作のみ行
    い、前記第2のオペアンプの入力前もしくは出力後に第
    2のローパスフィルタ装置を挿入したことを特徴とする
    請求項1記載の絶縁型電流検出器。
  3. 【請求項3】 前記第1のオペアンプと前記第2のオペ
    アンプとを第3のオペアンプひとつで置き換えたことを
    特徴とする請求項1または2記載の絶縁型電流検出器。
  4. 【請求項4】 前記三角波電圧発生器は第4のオペアン
    プと、第2のコンパレータと、並びに前記第4のオペア
    ンプ入力端子の一端は基準電圧源に接続され入力端子の
    他端は第1のコンデンサを介して出力端子とおよび第2
    の抵抗を介して前記第1の変換装置出力とに接続され、
    並びに前記第2のコンパレータ入力端子の一端は基準電
    圧源に接続され入力端子の他端は第3の抵抗を介して第
    4のオペアンプ出力とおよび第4の抵抗を介して前記第
    1の変換装置出力とに接続して構成され、並びに前記第
    1のコンパレータを削除してこの第1のコンパレータ出
    力を前記第2のコンパレータ出力に置き換え、前記第2
    若しくは第3のオペアンプ出力を第5の抵抗を介して前
    記第4のオペアンプ入力端子のうち基準電圧源に接続さ
    れていない側の入力端子に接続したことを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか1項に記載の絶縁型電流検出
    器。
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