JP2002250560A - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents

ヒートポンプ給湯機

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JP2002250560A
JP2002250560A JP2002004119A JP2002004119A JP2002250560A JP 2002250560 A JP2002250560 A JP 2002250560A JP 2002004119 A JP2002004119 A JP 2002004119A JP 2002004119 A JP2002004119 A JP 2002004119A JP 2002250560 A JP2002250560 A JP 2002250560A
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JP
Japan
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hot water
temperature
refrigerant
heat exchanger
circulation pump
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Application number
JP2002004119A
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English (en)
Inventor
Takeji Watanabe
竹司 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートポンプ給湯機の圧縮機の耐久性向上。 【解決手段】 圧縮機1、冷媒対水熱交換器2、減圧装
置3、蒸発器4を順次接続した冷媒循環回路と、貯湯槽
5、循環ポンプ6、前記冷媒対水熱交換器2を順次接続
した給湯回路と、前記給湯回路の前記冷媒対水熱交換器
出口の湯温を検知する温度検知器8と、前記温度検知器
の信号に基づいて前記循環ポンプの回転数を制御する回
転数制御手段11と、運転開始時には湯温設定温度より
低温の湯温になるように前記循環ポンプの回転数制御を
行い、その後、前記湯温設定温度になるように前記循環
ポンプの回転数制御を行う運転制御器13とを備えた構
成としてあり、運転開始時の立ち上げ時に圧縮機の圧力
および吐出温度が異常上昇することがなくなり、耐久性
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒートポンプ利用給
湯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒートポンプ利用給湯機は特公昭
62−22380号公報に示す如きものがある。図3に
おいて、圧縮機1、冷媒対水熱交換器2、減圧装置3、
蒸発器4を順次環状に接続するとともに、凝縮器2と補
助加熱器10の間に温水温度検知器13を設け、凝縮器
2の出口水温がヒートポンプ運転と補助加熱器10の併
用運転時には、ヒートポンプ単独運転時に対して低温と
なるように、循環水量を制御してヒートポンプ運転のみ
で給湯保証できない場合の加熱能力保証およびヒートポ
ンプの成績係数低下を防止するようになっている。な
お、図3において、7は貯湯槽、9は循環ポンプであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヒート
ポンプは大気熱を利用して加熱するため、外気温度によ
って加熱能力が変動する。すなわち、冷媒対水熱交換器
22の出口温度を一定にするため当然ながら循環水量は
変動する。よって、温水温度検知器13で冷媒対水熱交
換器22の出口温度を一定に制御しても、ヒートポンプ
と補助加熱器10の併用運転時に補助加熱器10の出口
湯温は変動するため、安定した湯温で貯湯槽7に貯湯で
きない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、圧縮機、冷媒対水熱交換器、減圧装置、蒸発
器を順次接続した冷媒循環回路と、貯湯槽、循環ポン
プ、前記冷媒対水熱交換器を順次接続した給湯回路と、
前記給湯回路の前記冷媒対水熱交換器出口の湯温を検知
する温度検知器と、前記温度検知器の信号に基づいて前
記循環ポンプの回転数を制御する回転数制御手段と、運
転開始時には湯温設定温度より低温の湯温になるように
前記循環ポンプの回転数制御を行い、その後、前記湯温
設定温度になるように前記循環ポンプの回転数制御を行
う運転制御器とを備えた構成としてある。
【0005】上記構成によると、前記運転制御器は運転
開始時に給湯回路の冷媒対水熱交換器出口の湯温が湯温
設定温度より低温の湯温となるように前記循環ポンプの
回転数制御を行い、その後、前記温度検知器の検知する
湯温がこれよりも高温の湯温設定温度になるように前記
循環ポンプの回転数制御を行う。従って、立ち上げ時に
より低い湯温設定で立ち上げるため、運転開始時に前記
圧縮機の圧力および吐出温度が異常上昇することもなく
なり、耐久性が向上する。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を説明するが、その前に
本発明の参考例について図1を参照して説明する。
【0007】図1において、1は圧縮機、2は冷媒循環
回路における凝縮器を構成する冷媒対水熱交換器、3は
減圧装置、4は蒸発器であり、前記圧縮機1、前記冷媒
対水熱交換器2、前記減圧装置3、前記蒸発器4は順次
接続され、冷媒循環回路を構成する。5は貯湯槽であ
り、下部から給水して上部から出湯する。6は循環ポン
プであり、前記貯湯槽5の下部と接続されている。7は
電気ヒータを備えた加熱器であり、前記貯湯槽5の上部
と接続されて、前記貯湯槽5、前記循環ポンプ6、前記
冷媒対水熱交換器2、前記加熱器7は順次接続され給湯
回路を構成する。8は第1の温度検知器であり、前記給
湯回路に設けられ、前記冷媒対水熱交換器2出口の湯温
を検知して、検知した湯温およびこの湯温設定温度とな
る第1信号を送信する。9は第2の温度検知器であり、
前記給湯回路に設けられ、前記加熱器7出口の湯温を検
知して、検知した湯温およびここの湯温設定温度を送信
する。10は湯量検知器であり、前記貯湯槽5内の湯温
を検知する。11は回転数制御手段であり、前記加熱器
7が非通電時は前記第1の温度検知器8の検知する湯温
と湯温設定温度が一致するように前記循環ポンプ6の回
転数を制御し、通電時は前記第2の温度検知器9の検知
する湯温と湯温設定温度が一致するように前記循環ポン
プ6の回転数を制御する。12は運転記憶装置であり、
直前に前記加熱器7が非通電あるいは通電されて運転さ
れたかを記憶する。13は運転制御器であり、前記湯量
検知器10からの信号を受けて前記圧縮機1と前記循環
ポンプ6を運転するとともに前記運転記憶装置12から
の信号を受けて前記加熱器7を通電あるいは非通電す
る。
【0008】上記構成において、最初に前記加熱器7が
非通電時の場合について述べる。前記圧縮機1から吐出
された高温のガス冷媒は前記冷媒対水熱交換器2に流入
し、ここで放熱作用で水を加熱する。そして、放熱した
冷媒は前記減圧装置3で減圧され、前記蒸発器4に流入
する。そして、大気熱を吸熱して蒸発ガス化し、前記圧
縮機1にもどる。一方、前記貯湯槽5の下部から流出し
た水は前記循環ポンプ6を介して前記冷媒対水熱交換器
2に流入し、冷媒の放熱作用で加熱され、前記貯湯槽5
の上部からたくわえられる。ここで、前記冷媒対水熱交
換器2の出口温度を前記第1の温度検知器8が検知して
信号を前記回転数制御手段11に送り、出口湯温が設定
温度になるように前記循環ポンプ6の回転数制御を行
う。つぎに、前記圧縮機1と前記加熱器7通電の併用運
転について述べる。この場合には、前記冷媒対水熱交換
器2で加熱された水をさらに前記加熱器7で高温に加熱
する。そして、前記加熱器7の出口温度が設定温度にな
るように前記第2の温度検知器9の信号を受けて前記回
転数制御手段11は前記循環ポンプ6の回転数制御を行
い、前記貯湯槽5の上部からたくわえられる。
【0009】そして、前記貯湯槽5から出湯されると、
前記貯湯槽1の下部から低温水が給水されて湯層は上部
にあがる。そして、給水された水が前記湯量検知器10
の位置まで達すると、それを前記湯量検知器10が検出
して前記運転制御器13に信号を送る。そこで、前記運
転制御器13は前記運転記憶装置12の信号を受け、直
前に前記加熱器7が非通電か通電であったかを判定し、
追焚き運転を開始する。最初に、追焚き運転直前に前記
加熱器7が非通電で運転がおこなわれた場合について述
べる。この場合には、前記圧縮機1および前記循環ポン
プ6を通電して前記第1の温度検知器8の検知した湯温
が設定温度となるように前記循環ポンプ6の回転数制御
を行い、前記貯湯槽5の下部から送られて水を前記冷媒
対水熱交換器2を介して加熱して、前記貯湯槽5の上部
に流入させる。一方、追焚き運転直前に前記加熱器7に
通電して運転された場合には、前記圧縮機1、前記循環
ポンプ6、前記加熱器7に通電して追焚き運転を開始
し、前記貯湯槽5の下部から送られて水を前記冷媒対水
熱交換器2で加熱した後、前記加熱器7でさらに高温加
熱する。その際、前記第2の温度検知器9の検知湯温と
設定温度が一致するように前記循環ポンプ6の回転数制
御を行い、高温加熱した湯を前記貯湯槽5の上部に流入
させる。従って、追焚き運転時の沸き上げ湯温は残湯と
同温で貯湯されるため、貯湯槽5内の湯温は均一とな
り、出湯された時に安定した湯温が得られるようにな
る。
【0010】つぎに、本発明の実施例について説明す
る。図2において、先の参考例と同じ構成、作用するも
のについては同符号を示し、説明を省略する。21は温
度検知器であり、前記給湯回路に設けられ、前記冷媒対
水熱交換器2出口の湯温を検知し、湯温設定温度である
第1信号および前記第1信号より低温の第2信号を発生
する。22は回転数制御手段であり、前記温度検知器2
1の検知する湯温と湯温設定温度の第1信号が一致する
ように前記循環ポンプ6の回転数を制御する。23は運
転制御器であり、運転開始時に前記温度検知器21の検
知する湯温と湯温設定温度の第2信号が一致するように
前記循環ポンプ6の回転数を制御する。
【0011】上記構成において、前記運転制御器23は
運転開始時に前記温度検知器21の検知する湯温と湯温
設定温度の第2信号が一致するように前記循環ポンプ6
の回転数制御を行い、その後、前記温度検知器21の検
知する湯温と湯温設定温度の第1信号が一致するように
切り換えて前記回転数制御手段22が前記循環ポンプ6
の回転数制御を行う。従って、立ち上げ時に沸き上げ湯
温を低くめにしているため、前記圧縮機1の圧力および
吐出温度が異常上昇することもなくなり、耐久性が向上
する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明のヒートポン
プ給湯機は、運転制御器は運転開始時の立ち上げ時に圧
縮機の圧力および吐出温度が異常上昇することもなくな
り、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例となるヒートポンプ給湯機の構
成図
【図2】本発明の実施例におけるヒートポンプ給湯機の
構成図
【図3】従来のヒートポンプ給湯機の構成図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 冷媒対水熱交換器 3 減圧装置 4 蒸発器 5 貯湯槽 6 循環ポンプ 7 加熱器 8 第1の温度検知器 9 第2の温度検知器 10 湯量検知器 11 回転数制御手段 12 運転記憶装置 13 運転制御器 14 蒸発温度検知器 15 タイマー 16 タイマー設定手段 17 運転制御器 18 第3の温度検知器 19 運転制御器 20 運転制御器 21 温度検知器 22 回転数制御手段 23 運転制御器 24 運転制御器 25 開閉弁 26 バイパス管 27 流量調節手段 28 運転制御器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、冷媒対水熱交換器、減圧装置、
    蒸発器を順次接続した冷媒循環回路と、貯湯槽、循環ポ
    ンプ、前記冷媒対水熱交換器を順次接続した給湯回路
    と、前記給湯回路の前記冷媒対水熱交換器出口の湯温を
    検知する温度検知器と、前記温度検知器の信号に基づい
    て前記循環ポンプの回転数を制御する回転数制御手段
    と、運転開始時には湯温設定温度より低温の湯温になる
    ように前記循環ポンプの回転数制御を行い、その後、前
    記湯温設定温度になるように前記循環ポンプの回転数制
    御を行う運転制御器とを備えたヒートポンプ給湯機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005062814A2 (en) 2003-12-19 2005-07-14 Carrier Corporation Vapor compression startup method and system
US7458418B2 (en) 2003-01-13 2008-12-02 Carrier Corporation Storage tank for hot water systems
JP2015114024A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 三浦工業株式会社 給水加温システム

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Effective date: 20040511