JP2002250280A - 気体圧縮機 - Google Patents

気体圧縮機

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JP2002250280A
JP2002250280A JP2002000435A JP2002000435A JP2002250280A JP 2002250280 A JP2002250280 A JP 2002250280A JP 2002000435 A JP2002000435 A JP 2002000435A JP 2002000435 A JP2002000435 A JP 2002000435A JP 2002250280 A JP2002250280 A JP 2002250280A
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Japan
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reed valve
discharge hole
sealing surface
hole sealing
mounting surface
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JP2002000435A
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Yasuhide Kumakura
泰秀 熊倉
Norimasa Arai
則匡 新井
Toru Takahashi
徹 高橋
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Seiko Instruments Inc
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0042Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
    • F04C29/0085Prime movers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転時の騒音を低減し、かつ消費動力の増大
等を招く冷媒ガスの過圧縮を防止するのに好適な気体圧
縮機を提供する。 【解決手段】 リードバルブ23の取付面1bを吐出孔
シール面22aより高い位置に設ける。これにより、圧
縮され高圧となった冷媒ガスの圧力によりリードバルブ
23が押し上げられ開こうとするときは、吐出孔シール
面22aの法線方向に対してリードバルブ23の弾性回
復力の作用線がずれることで、リードバルブ23が開き
やすく、リードバルブ23の貼り付け現象が防止され、
吐出孔22から高圧室24への冷媒ガスの吐き出し性が
よくなり、またリードバルブ23が閉じるときは、リー
ドバルブ面23aと吐出孔シール面22aとがその高さ
の差hで与えられた角度をもって斜めに接触すること
で、その両面同士の直接衝突を避け、バルブ接触音が小
さくなるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカーエアコンシステ
ムの一部として車両に搭載される気体圧縮機に関し、特
に、運転時の騒音を低減し、かつ消費動力の増大等を招
く冷媒ガスの過圧縮を防止したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の気体圧縮機としては、た
とえば図8に示すように内周略楕円状のシリンダ1を有
し、シリンダ1の両端面にはサイドブロック2、3が取
り付けられ、シリンダ1の内側にはロータ4が収納され
ている。ロータ4は、これに一体に形成されたロータ軸
5と、そのロータ軸5の先端側および後端側を支持する
軸受6、7とを介して回転可能に設けられ、また、ロー
タ4の外周面側にはベーン溝8が複数形成され(図9参
照)、ベーン溝8にはベーン9が摺動可能に装着されて
いる。
【0003】図9に示すように、シリンダ1の内周側
は、シリンダ1内壁、サイドブロック2、3内面、ロー
タ4外周面、およびベーン9によって複数の小室に仕切
られており、この小室は圧縮室15と称し、ロータ4の
回転により容積の大小変化を繰り返す。圧縮室15の容
積変化が生じると、その容積増加時に、吸入室13から
圧縮室15への冷媒ガスの吸入が行われるとともに、そ
の容積減少時に、圧縮室15での冷媒ガスの圧縮が行わ
れる。
【0004】圧縮室15の容積が最小付近となる位置、
すなわちシリンダ1の楕円短径付近には、圧縮室15と
シリンダ1外周面側の高圧室(吐出チャンバ)24側と
を連通する吐出孔22が設けられており、この吐出孔2
2の高圧室側開口端22bには、高圧室24側から圧縮
室15側への冷媒ガスの逆流を防止するために、リード
バルブ23が取り付けられている。このリードバルブ2
3は、圧縮室15内の冷媒ガス圧が高圧室24の冷媒ガ
ス圧より高くなったときのみに開き、それ以外のときは
閉じて高圧室24側から圧縮室15側への逆流を阻止
し、冷媒ガスの再圧縮を防止している。このようにリー
ドバルブ23が閉じている場合、圧縮室15と高圧室2
4は、吐出孔22周囲のリードバルブ23と接触する面
(以下、「吐出孔シール面22a」という)によって気
密性が保たれる。なお、リードバルブ23の開度はバル
ブサポート27によって所定の開度に制限される。
【0005】なお、リードバルブ23が開くと、圧縮室
15内の冷媒ガスが吐出孔22を通過して高圧室24側
に吐出し、この吐出冷媒ガスは、さらにリア側サイドブ
ロック3の吐出通路25を通過した後、同サイドブロッ
ク3に取り付けられている油分離器16を通って吐出室
14側に吐出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示すように、従来の気体圧縮機によると、リードバル
ブ23の閉時の気密性を確保するために、リードバルブ
取付面1bと吐出孔シール面22aとが同一面上に位置
する構成を採用していた。そのため、リードバルブ23
が閉じるときに、リードバルブ面23aと吐出孔シール
面22aとが面同士の衝突を起こすため、そのバルブ衝
突音が大きく、圧縮機運転時の騒音が大きい。
【0007】また、リードバルブ23の閉時の気密性が
良くなると、冷媒ガス雰囲気中の潤滑油の回り込みによ
る該リードバルブ23の貼り付き現象が顕著となり、リ
ードバルブ23が開き難くなる傾向がある。リードバル
ブ23が開き難くなると、吐出開始直前の圧縮室15内
の圧力はリードバルブ23の開直前に瞬間的に高くな
り、冷媒ガスの過圧縮が生じる。冷媒ガスの過圧縮は、
消費動力の増大、冷媒ガスの吐出温度の上昇、および、
ベーン9のシリンダ1内面への追従不良を生じさせ、特
に、ベーン9の追従不良が生じた場合、ベーン8とベー
ン溝8底部との衝突音や、ベーン8とシリンダ1内壁と
の再接触音も発生し、これらによっても圧縮機運転時の
騒音が大きくなっている。
【0008】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、圧縮機運転時の騒音を可
能な限り低減でき、消費動力の増大等を招く冷媒ガスの
過圧縮をも防止するのに好適な気体圧縮機を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧縮室内で圧縮された冷媒ガスの圧力に
より、該圧縮室と高圧室とに連通する吐出孔のリードバ
ルブが開かれ、このとき吐出孔を通じて圧縮室から高圧
室側に冷媒ガスが吐出される気体圧縮機において、上記
リードバルブの取付面を、そのリードバルブが閉時に接
する吐出孔周囲の吐出孔シール面より高い位置に設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】本発明では、リードバルブ取付面を吐出孔
シール面より高い位置に設けたことから、リードバルブ
面と吐出孔シール面とがその高さの差で与えられた角度
をもって斜めに接触する。したがって、リードバルブ面
と吐出孔シール面との面同士の直接衝突が回避される。
また、リードバルブが吐出孔シール面に接触するときの
速度が遅くなる。このような点から、リードバルブと吐
出孔シール面との接触音が小さくなる。また、リードバ
ルブ取付面と吐出孔シール面との高さの差との関係か
ら、吐出孔シール面の法線方向に対してリードバルブの
弾性回復力の作用線がずれるため、リードバルブが開き
やすくなり、リードバルブの貼り付け現象が防止され、
吐出孔から高圧室への冷媒ガスの吐き出し性がよくな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る気体圧縮機の
実施形態について図1乃至図7を基に詳細に説明する。
なお、本実施形態の気体圧縮機の基本的な構成は図8、
図9に示した従来例と同様であり、その詳細説明は省略
する。
【0012】本実施形態の気体圧縮機にあっても、図
8、図9を代用して説明すると、圧縮室15内で圧縮さ
れた冷媒ガスの圧力により、該圧縮室15と高圧室24
とに連通する吐出孔22のリードバルブ23が開かれ、
このとき吐出孔22を通じて圧縮室15から高圧室24
側に冷媒ガスが吐出されるが、本実施形態では、従来と
異なり、吐出孔22に取り付けられているリードバルブ
取付面1bが、図1に示すように吐出孔シール面22a
より高い位置に設けられている。
【0013】リードバルブ取付面1bを吐出孔シール面
22aより高い位置に設ける手段としては各種考えられ
るが、本実施形態におけるリードバルブ取付面1bや吐
出孔シール面22aは、従来と同じく、高圧室24内壁
を構成するシリンダ1外周の切り欠き部1aに設けられ
ることから(図9参照)、本実施形態では、シリンダ1
の加工時に、リードバルブ取付面1bと吐出孔シール面
22aに段差を設け、リードバルブ取付面1bの方が吐
出孔シール面22aより高く位置するように加工してい
る。したがって、リードバルブ23と吐出孔シール面2
2aとの間には、リードバルブ取付面1bと吐出孔シー
ル面22aの高さの差hに相当する大きさの隙間Gが形
成される。
【0014】なお、リードバルブ取付面1bを吐出孔シ
ール面22aより高い位置に設ける手段としては、上記
実施形態のほか、たとえば図2に示すように、リードバ
ルブ取付面1b上に薄板26を置き、この薄板26の厚
みの分だけリードバルブ取付面1bの位置を吐出孔シー
ル面22aより高くしてもよい。
【0015】圧縮室15での冷媒ガスの圧縮が末期にな
ると、圧縮され高圧となった冷媒ガスの圧力によりリー
ドバルブ23が押し上げられ開こうとする。このとき
は、上記のようなリードバルブ取付面1bと吐出孔シー
ル面22aとの高さの差hとの関係から、吐出孔シール
面22aの法線方向に対してリードバルブ23の弾性回
復力の作用線がずれるため、従来に比し、リードバルブ
23が開きやすく、リードバルブ23の貼り付け現象が
防止され、吐出孔22から高圧室24への冷媒ガスの吐
き出し性がよい。
【0016】本実施形態の気体圧縮機では、上記のよう
にリードバルブ23が開きやすいことから、従来のよう
に、吐出開始直前の圧縮室15内の圧力がリードバルブ
23の開直前に瞬間的に高くなることや、それによる冷
媒ガスの過圧縮が生じることもなく、過圧縮による消費
動力の増大、冷媒ガスの吐出温度の上昇、およびベーン
9のシリンダ1内面への追従不良、ならびに、ベーン9
の追従不良が生じた場合に起こり得るベーン8とベーン
溝8底部との衝突音や、ベーン8とシリンダ1内壁との
再接触音の発生をも防止できる。
【0017】一方、リードバルブ23が閉じるときは、
リードバルブ面23aと吐出孔シール面22aとがその
高さの差hで与えられた角度をもって斜めに接触する。
このため、リードバルブ面23aと吐出孔シール面22
aとの面同士の直接衝突を避けることができ、リードバ
ルブ23と吐出孔シール面22aとの接触音が緩和され
小さくなる。
【0018】また、閉となっているリードバルブ23
は、高圧室24側の吐出冷媒ガスの圧力が作用すること
により、吐出孔シール面22a側に撓んで押し付けられ
ているため、吐出孔22から高圧室24側に吐出した冷
媒ガスの逆流は生ぜず、リードバルブ23の閉時の気密
性が損なわれることもない。
【0019】図3(a)は本実施形態におけるリードバ
ルブ23の浮き上がり位置(リフト量)の時間的な変化
を、図3(b)はその浮き上がり位置でのリードバルブ
23の速度をそれぞれ示したものである。ここで、図中
符号"+A"はリードバルブ23の開時の浮き上がり最高
点を、図中符号"−B"はリードバルブ23の閉時の弾性
回復力による戻り点を示している。
【0020】これらの図からも分かるように、本実施形
態では、上記の如くリードバルブ23が吐出孔シール面
22aより隙間Gの分だけ浮いていることとの関係か
ら、リードバルブ23の速度Vは、速度0mm/sec
の浮き上がり最高点(+A)から出発して戻り点(−
B)に向うのに従い次第に速くなり、やがて最高速度V
maxに達した後、速度低下が生じる。そして、この最
高速度Vmaxより遅い速度V1でリードバルブ23が
吐出孔シール面22aに接触するので、この点でもリー
ドバルブ23と吐出孔シール面22aとの接触音が緩和
され小さくなる。
【0021】図4(a)は本発明におけるリードバルブ
取付面1bと吐出孔シール面22aの高さの差hと動力
との関係を、同図(b)はその高さの差hと騒音との関
係を示したものであり、これらの関係図をみると、高さ
の差hが0.1〜0.5mmであるときが、騒音低減効
果が大きく、かつ動力の増大も少ない好適な範囲である
ことが分かる。また、その高さの差hが0.1mm以下
であっても、従来のように0mmでない限り、動力や騒
音の低減効果が現れている。
【0022】図5乃至図7はそれぞれ本発明の関連技術
を示したものである。図5の技術はリードバルブ取付面
1bを傾斜面とすることにより、リードバルブ23が吐
出孔シール面22aに対して斜め上がりに傾斜設置され
ることを利用して、リードバルブ23先端が吐出孔シー
ル面22aから浮き上がるように構成したものである。
図6の技術は、リードバルブ23を一定の曲率Rで反り
上げ形成することにより、リードバルブ23先端が吐出
孔シール面22aから浮き上がるように構成したもので
ある。また、図7の技術は、リードバルブ23に段差2
3dを設けることにより、これもまたリードバルブ23
の先端側が吐出孔シール面22aから浮き上がるように
構成したものである。これらの技術では、いずれも、リ
ードバルブ面23aと吐出孔シール面22aとに高さの
差はないが、リードバルブ23の浮き上がりによりその
高さの差に相当する隙間Gができるから、本発明の上記
実施形態と同様な効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る気体圧縮機にあっては、上
記の如く、リードバルブ取付面を吐出孔シール面より高
い位置に設けたものである。このため、リードバルブ面
と吐出孔シール面とがその高さの差で与えられた角度を
もって斜めに接触し、リードバルブ面と吐出孔シール面
との面同士の直接衝突が回避され、またリードバルブが
吐出孔シール面に接触するときの速度が遅くなることか
ら、リードバルブと吐出孔シール面との接触音が小さく
なり、気体圧縮機全体の騒音の低減を図ることができ
る。
【0024】また、本発明では、リードバルブ取付面と
吐出孔シール面との高さの差との関係から、吐出孔シー
ル面の法線方向に対してリードバルブの弾性回復力の作
用線がずれるため、従来に比し、リードバルブが開きや
すく、リードバルブの貼り付け現象が防止され、吐出孔
から高圧室への冷媒ガスの吐き出し性が向上する。この
ため、従来のように、吐出開始直前の圧縮室内の圧力が
リードバルブの開直前に瞬間的に高くなることや、それ
による冷媒ガスの過圧縮が生じることをも回避でき、過
圧縮による消費動力の増大、冷媒ガスの吐出温度の上昇
などを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の一実施形態を示す断面図。
【図2】本発明の要部の他の実施形態を示す断面図。
【図3】(a)は本発明におけるリードバルブの浮き上
がり位置(リフト量)の時間的な変化、(b)はその浮
き上がり位置でのリードバルブの速度をそれぞれ示した
説明図である。
【図4】(a)は本発明におけるリードバルブ取付面と
吐出孔シール面の高さの差と動力との関係の説明図、
(b)はその高さの差と騒音との関係の説明図である。
【図5】本発明の関連技術の説明図。
【図6】本発明の関連技術の説明図。
【図7】本発明の関連技術の説明図。
【図8】従来の気体圧縮機の断面図。
【図9】図8のA−A線断面図。
【図10】従来の気体圧縮機におけるリードバルブの説
明図。
【符号の説明】
1 シリンダ 1a 切り欠き部 1b リードバルブ取付面 2、3 サイドブロック 4 ロータ 5 ロータ軸 6、7 軸受 8 ベーン溝 9 ベーン 13 吸入室 15 圧縮室 16 油分離器 23 リードバルブ 23a リードバルブ面 24 高圧室 22 吐出孔 22a 吐出孔シール面 22b 高圧室側開口端 25 吐出通路 26 薄板 27 バルブサポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 徹 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB07 AC03 CC11 3H029 AA05 AA17 AB03 BB21 BB22 BB52 BB53 CC15 CC25 CC54 CC85 3H040 AA07 AA09 BB05 BB11 CC10 CC14 CC18 DD01 DD03 DD23 DD28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮室内で圧縮された冷媒の圧力によ
    り、該圧縮室と高圧室とに連通する吐出孔のリードバル
    ブが開かれ、このとき吐出孔を通じて圧縮室から高圧室
    側に冷媒ガスが吐出される気体圧縮機において、 上記リードバルブの取付面が、該リードバルブが閉時に
    接する吐出孔周囲の吐出孔シール面より高い位置に設け
    られ、かつ、上記リードバルブの取付面と上記吐出孔シ
    ール面との高さの差に相当する隙間が0.1mm〜0.
    5mmに設定されていることを特徴とする気体圧縮機。
  2. 【請求項2】 リードバルブが取り付けられ吐出孔を有
    するシリンダと、 上記シリンダの両端面に取り付けられ軸受を備えたサイ
    ドブロックと、 上記シリンダ内に収納され上記サイドブロックの軸受で
    回転可能に支持されるとともに、外周面側にベーン溝が
    形成されたロータと、 上記ロータのベーン溝に摺動可能に装着されたベーン
    と、 上記シリンダ、サイドブロック、ロータ及びベーンによ
    り仕切り形成される複数の圧縮室と、を備え、 上記ロータの回転により上記複数の圧縮室が容積変化を
    繰り返すことで冷媒ガスの圧縮を行う気体圧縮機であっ
    て、 上記リードバルブの取付面が、該リードバルブが閉時に
    接する上記吐出孔周囲の吐出孔シール面より高い位置に
    設けられ、かつ、上記リードバルブの取付面と上記吐出
    孔シール面との高さの差に相当する隙間が0.1mm〜
    0.5mmに設定されていることを特徴とする気体圧縮
    機。
  3. 【請求項3】 上記リードバルブの取付面が、高さ位置
    調整手段を介して該リードバルブが閉時に接する上記吐
    出孔周囲の吐出孔シール面より高い位置に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の気体
    圧縮機。
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