JP2002250190A - 伸縮門扉 - Google Patents
伸縮門扉Info
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- JP2002250190A JP2002250190A JP2001049287A JP2001049287A JP2002250190A JP 2002250190 A JP2002250190 A JP 2002250190A JP 2001049287 A JP2001049287 A JP 2001049287A JP 2001049287 A JP2001049287 A JP 2001049287A JP 2002250190 A JP2002250190 A JP 2002250190A
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- engaging piece
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Abstract
させた状態の扉体を安定して保持するとともに伸縮門扉
の開閉操作を円滑に行え、かつ、外観を良好なものとす
る。 【解決手段】 伸縮門扉1を略3等分した個所に位置す
る縦桟30a、30bの内部に上下動自在にスライド杆
60が設けられている。スライド杆60の上部には、内
側に突出した上部係合片61が設けられるとともに、上
部係合片61の下方に下部係合片62が設けられてい
る。上部係合片61と下部係合片62との間に、摺動ピ
ン軸40が入り込んでいる。摺動ピン軸40の昇降によ
り、摺動ピン軸40が上部係合片61に係合してスライ
ド杆60を押し上げ、また、摺動ピン軸40が下部係合
片62に係合してスライド杆60を押し下げ、車輪40
を路面に圧接させる。
Description
して扉体を伸縮自在とした伸縮門扉に関するもので、さ
らに詳しくは路面に走行レールを敷設する必要のない所
謂キャスタータイプの伸縮門扉に関するものである。
タータイプの伸縮門扉として、扉体の中間部に位置する
縦桟に上下動可能な落し棒を設け、扉体を伸長させた状
態において、落し棒の下端を路面に穿設した孔に嵌合し
たものが知られている。
することにより、伸長した伸縮門扉の扉体が強風に煽ら
れても、伸縮門扉が移動軌跡から外れることが無いよう
にしたものである。
は手動によって行われており、しかも落し棒は通常低い
位置に設けられているため、屈んだ姿勢で上下操作を行
うことを余儀なくされ、伸縮門扉の開閉操作が煩わしい
ものであった。また、操作者が落し棒を孔から引き出す
のを忘れて伸縮門扉の開閉操作を行った場合には、伸縮
門扉を破損させる虞があった。
396号公報等には、伸縮門扉の開閉動作に伴って、扉
体下部に設けた車輪を上下動させ、伸縮門扉の伸長状態
において車輪を路面に設けた凹部に嵌合させたものが提
案されている。
開閉動作に伴って車輪が自動的に昇降し、下降した車輪
は路面に設けた凹部に嵌入して扉体が移動軌跡から外れ
るのを規制することができ、手動操作により落し棒を昇
降する必要は無くなるものである。
59−12393号、同59−12396号公報等で提
案された伸縮門扉は、車輪を上下動させるための当鈑な
どの金具が露呈し、外観の著しい悪化を招くものであっ
た。また、当鈑が外部に露出しているので、悪戯その他
の外的要因によって当鈑が変形したり、埃等の付着によ
って車輪の円滑な上下動作が期待できないばかりか故障
の原因となるものであった。さらに、路面には車輪が嵌
入する凹部を設ける必要があるため、伸縮門扉の施工作
業が煩雑になると共に、凹部に塵・砂等が堆積すると、
車輪が十分な深さまで凹部に嵌入することができず、凹
部から車輪が容易に抜け出るなど伸縮門扉の移動規制が
行えなくなる等の不具合を有するものであった。
タータイプの門扉において、伸長させた状態の扉体を安
定して保持するとともに伸縮門扉の開閉操作を円滑に行
え、かつ、外観を良好なものとした伸縮門扉を提供する
ことを目的とする。
反する方向に傾斜させて相互回動自在に連結された斜架
材と、斜架材の外側に設けられた対状の縦桟とを有し、
斜架材は縦桟に定着したピン軸に連結されるとともに、
縦桟に上下動自在に設けられた摺動ピン軸に連結されて
いる伸縮門扉において、少なくとも一つの縦桟の内部に
上下動自在に設けられたスライド杆と、スライド杆の下
端に設けられた車輪と、スライド杆に設けられた上部係
合片と、スライド杆の上部係合片の下方に設けられた下
部係合片とを有し、前記摺動ピン軸の端部が上部係合片
と下部係合片との間に配置され、摺動ピン軸が下部係合
片を押圧することにより、車輪を路面に圧接させること
を特徴として構成されている。
閉じる際、摺動ピン軸の下降によりスライド杆ひいては
車輪を下降させ、車輪を路面に圧接させる。したがっ
て、車輪と路面との摩擦により車輪の動きが規制され、
伸縮門扉が移動軌跡上から外れるのを防止する。また、
伸縮門扉を開く際、摺動ピン軸の上昇により、スライド
杆ひいては車輪を上昇させ、車輪を路面から離間し、車
輪を引きずることなく伸縮門扉を回転収納することがで
きる。
なくとも一つの縦桟の内部に上下動自在に設けられたス
ライド杆と、スライド杆の下端に設けられた車輪とが設
けられている。スライド杆は、少なくとも一つ設けられ
ておればよいが、伸縮門扉の幅に応じて複数設けること
ができる。また、スライド杆は、対状の縦桟のどちらか
一方に設けられておればよいが、車輪が安定するので両
方に設けることが好ましい。
軌跡上から外れるのを防止するもので、その数は特に限
定されないが、1個より2個設けた方が安定性が良好で
あるので好ましい。また、伸縮門扉を接地する路面は、
通常水切り勾配が設けられて傾斜しているので、路面の
傾斜に対応できるように、車輪の傾斜を調整できる傾斜
角調整手段を設けることが好ましい。
合片とが設けられており、これらの上部係合片と下部係
合片との間に摺動ピン軸の端部が配置されている。すな
わち、摺動ピン軸の上昇により上部係合片を上方へ押し
上げるとともに、摺動ピン軸の下降により下部係合片を
下方へ押し下げるものである。したがって、上部係合片
と下部係合片との間隔は、摺動ピン軸の上下方向の移動
長さより短い範囲で、路面への圧接力及び路面からのク
リアランスを考慮して適宜設定される。
部係合片の高さ及び下部係合片の高さを任意に設定でき
るように、上部係合片及び下部係合片のスライド杆上の
位置を変更できる位置調整手段を設けることが好まし
い。
を参照して説明する。
図、図2は伸縮門扉を伸長させた状態の平面図、図3は
伸縮門扉の側面図、図4はスライド杆を設けた縦桟の移
動方向から見た縦断面図、図5はスライド杆の係合片部
分の拡大断面図、図6は縦桟の上方から見た横断面図、
図7は車輪部分の移動方向から見た図、図8は車輪部分
の上方から見た図、図9は車輪部分の移動方向と直角方
向から見た図、図10〜12はスライド杆及び車輪の動
作を示す図、図13〜15は車輪の動作を示す図、図1
6は車輪を傾斜させた状態を示す図である。
面に固定された吊元支柱、3は吊元支柱2と所定間隔を
隔てて路面に固定された戸当り支柱である。そして、伸
縮門扉1は水平方向に回動し得るよう吊元支柱2に取り
付けられ、戸当り支柱3まで伸長できるようになってい
る。
の両側端に設けられた吊元框11及び戸当り框12とで
構成されており、この吊元框11が吊元支柱2に固定さ
れている。また、吊元框11の下端には車輪13が設け
られるとともに、戸当り框12の下端にも車輪14が設
けられている。
材20と、斜架材20の交差部の両外側に配置された一
対の縦桟30とを有し、斜架材20と縦桟30とは、中
央の交差部(図中、上及び下から3番目の交差部)aに
おいて、ピン軸(図示せず)により回動自在に連結さ
れ、すなわち斜架材20がピン軸を中心に回動できるよ
うになっている。また、斜架材20の上から2番目の交
差部bには、図4〜6に示すように、内側にガイド溝3
1が形成されており、このガイド溝31に摺動ピン軸4
0の両端部が嵌入して上下動自在に設けられ、さらに、
この摺動ピン軸40には斜架材20が回動自在に軸支さ
れている。したがって、伸縮門扉1を伸長又は収縮した
際、摺動ピン軸40がガイド溝31に沿って上下動でき
るようになっている。さらに、斜架材20の両端の交差
部c、dもピン軸(図示せず)により回動自在に連結さ
れ、連結された斜架材20間のなす角度を変更できるよ
うになっている。また、縦桟30は、所定間隔毎に下端
において車輪50が設けられている。
置する縦桟30a、30bには、図4〜6に示すよう
に、その内部に上下動自在にスライド杆60が設けられ
ている。このスライド杆60は、上部材と下部材の2つ
の部材を螺子で連結して構成されており、螺子の位置を
変更することにより長さを調整できるようになってい
る。スライド杆60の上部には、内側に突出した上部係
合片61が設けられるとともに、上部係合片61の下方
に下部係合片62が設けられており、これら上部係合片
61と下部係合片62との間に、前記摺動ピン軸40が
入り込んでいる。すなわち、摺動ピン軸40の昇降によ
り、図中実線で示すように、摺動ピン軸40が上部係合
片61に係合してスライド杆60を押し上げたり、ま
た、図中破線で示すように、摺動ピン軸40が下部係合
片62に係合してスライド杆60を押し下げたりできる
ようになっている。
位置を変更可能な状態でスライド杆60に設けられてい
る。すなわち、下部係合片62は、長孔63を介して螺
子64でスライド杆60に固着されている。これにより
摺動ピン軸40で下部係合片62を下方に押した際、後
述する車輪が路面に接地状態から下降する長さを調整で
きるようになっている。この長さとしては、車輪の材
質、路面の仕上状態等によって異なるが、一般に、5m
m程度とするのが好ましい。
すように、コ字状のブラケット65により連結されてお
り、このブラケット65にはSBR(Styrene Butadiene
Rubber:スチレンブタジエンラバー)で形成された2個
の車輪66が設けられている。
9で固定されたアーム67に取り付けられており、ま
た、ブラケット65には、傾斜角調整手段としての4本
の螺子68がアーム67の4隅に対応して設けられてお
り、螺子68をブラケット65からアーム67側へ向け
て突出させることにより、車輪66の傾斜を調整できる
ようになっている。これにより、伸縮門扉1を設置した
個所の傾斜に対応し、車輪66の接地面積を十分に取る
ことができる。
子68を下方に突出させ、アーム67を傾斜させた状態
で螺子69を用いて固定することにより、車輪66は斜
めに配置され、傾斜した路面に車輪66の全面を接地さ
せることができる。
車輪66により扉体10が移動軌跡からずれるのを防止
する動作を説明する。
る。この時、斜架材20は略直立した状態となってお
り、図10に示すように、摺動ピン軸40はガイド溝3
1の最上端に位置し、この摺動ピン軸40により上部係
合片61が押し上げられている。したがって、図13に
示すように、車輪66も最上端に位置し、路面から離れ
た状態になっている。
ていくと、斜架材20が次第に傾斜して行き、それに伴
って摺動ピン軸40がガイド溝31を下降して行く。し
たがって、上部係合片61が摺動ピン軸40に載置され
た状態で下降していくので、スライド杆60も自重によ
り下降し、図14に示すように、車輪66は最上点と最
下点の中間に位置することになる。そして、さらに伸縮
門扉1を伸長させると、ピン軸40の下降に伴って車輪
66が路面に接地し、その後、さらに伸長させると、図
11に示すように、車輪66は自重のみで路面に接した
状態を維持し、また、摺動ピン軸40は上部係合片61
から下方に離れた状態となる。
伸縮門扉1が伸長した状態となると、図12及び図15
に示すように、摺動ピン軸40は下部係合片62に当接
した後、さらに下部係合片62を押圧するので、車輪6
6は下方に付勢され、路面に圧接した状態となる。した
がって、車輪66と路面との圧接により、風圧等で扉体
10が移動軌跡と直角方向に付勢されても、扉体10が
移動軌跡から外れるのを抑えることができる。
合は、上述した動作を逆に繰り返し、元の状態に復帰す
ることになる。
示すものであり、この図に示す車輪90は1個で構成さ
れている。その他の構成は、前記実施形態と同様であ
る。
を対状として対向する縦桟30にそれぞれ設けたが、一
方の縦桟30にのみスライド杆60を設け、当該スライ
ド杆60の下端に車輪66を設けてもよい。
する車輪を、縦桟内を上下動自在に設けられたスライド
杆の下端に設け、このスライド杆を縦桟に沿って上下動
するピン軸で押し下げ又は押し上げるようにしたので、
伸縮門扉の開閉動作に伴って円滑に上下動させることが
できる。また、ピン軸がスライド杆を下方へ押圧するこ
とにより、車輪を路面に圧接させるので、伸縮門扉が移
動軌跡から外れるのを防止することができる。さらに、
スライド杆を縦桟の内部に設けたので、車輪を上下動さ
せる機構が外部に露出せず、伸縮門扉の外観を良好なも
のとすると共に、埃等による動作不良を抑えることがで
きる。
せた状態の正面図。
せた状態の平面図。
図。
ド杆を設けた縦桟の移動方向から見た縦断面図。
ド杆の係合片部分の拡大断面図。
上方から見た横断面図。
分の移動方向から見た図。
分の上方から見た図。
分の移動方向と直角方向から見た図。
イド杆及び車輪の動作を示す図。
イド杆及び車輪の動作を示す図。
イド杆及び車輪の動作を示す図。
の動作を示す図。
の動作を示す図。
の動作を示す図。
を傾斜させた状態を示す図。
輪部分の移動方向から見た図。
Claims (4)
- 【請求項1】 相反する方向に傾斜させて相互回動自在
に連結された斜架材と、斜架材の外側に設けられた対状
の縦桟とを有し、斜架材は縦桟に定着したピン軸に連結
されるとともに、縦桟に上下動自在に設けられた摺動ピ
ン軸に連結されている伸縮門扉において、少なくとも一
つの縦桟の内部に上下動自在に設けられたスライド杆
と、スライド杆の下端に設けられた車輪と、スライド杆
に設けられた上部係合片と、スライド杆の上部係合片の
下方に設けられた下部係合片とを有し、前記摺動ピン軸
の端部が上部係合片と下部係合片との間に配置され、摺
動ピン軸が下部係合片を押圧することにより、車輪を路
面に圧接させることを特徴とする伸縮門扉。 - 【請求項2】 前記車輪が2個で構成されている請求項
1記載の伸縮門扉。 - 【請求項3】 前記車輪の傾斜を調整できる傾斜角調整
手段が設けられている請求項1又は2記載の伸縮門扉。 - 【請求項4】 前記下部係合片のスライド杆における上
下方向の位置を調整できる位置調整手段が設けられてい
る請求項1、2又は3記載の伸縮門扉。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001049287A JP3612281B2 (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 伸縮門扉 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002250190A true JP2002250190A (ja) | 2002-09-06 |
JP3612281B2 JP3612281B2 (ja) | 2005-01-19 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105332639A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-02-17 | 安徽先锋门业科技有限公司 | 一种实用伸缩门 |
CN110064827A (zh) * | 2019-05-25 | 2019-07-30 | 宁夏吴忠市好运电焊机有限公司 | 一种适用于大型浓密机底板埋弧焊接的导向机构 |
-
2001
- 2001-02-23 JP JP2001049287A patent/JP3612281B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
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CN110064827A (zh) * | 2019-05-25 | 2019-07-30 | 宁夏吴忠市好运电焊机有限公司 | 一种适用于大型浓密机底板埋弧焊接的导向机构 |
CN110064827B (zh) * | 2019-05-25 | 2024-05-31 | 宁夏吴忠市好运电焊机有限公司 | 一种适用于大型浓密机底板埋弧焊接的导向机构 |
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