JP2002250153A - 傾斜地用フェンス - Google Patents

傾斜地用フェンス

Info

Publication number
JP2002250153A
JP2002250153A JP2001047471A JP2001047471A JP2002250153A JP 2002250153 A JP2002250153 A JP 2002250153A JP 2001047471 A JP2001047471 A JP 2001047471A JP 2001047471 A JP2001047471 A JP 2001047471A JP 2002250153 A JP2002250153 A JP 2002250153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fence
cover member
horizontal
frame
panel body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001047471A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Takahashi
昭雄 高橋
Osamu Iizuka
修 飯塚
Nobuyoshi Kobayashi
伸好 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AATEKKUSU KK
Shikoku Chemicals Corp
Original Assignee
AATEKKUSU KK
Shikoku Chemicals Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AATEKKUSU KK, Shikoku Chemicals Corp filed Critical AATEKKUSU KK
Priority to JP2001047471A priority Critical patent/JP2002250153A/ja
Publication of JP2002250153A publication Critical patent/JP2002250153A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fencing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェンスパネル体の上横胴縁の上部に開口
するる胴縁収納部をカバー部材により塞いで外観を良好
なものとし、胴縁収納部の大きさに合わせて容易にカバ
ー部材の大きさを調整し得る傾斜地要フェンスを提供す
る。 【解決手段】 上胴縁61の上面から縦框7の上端に
配設したキャップ材9の下端迄の間に開口する胴縁収納
部を、任意の長さに切断可能なカバー部材により塞ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、隣地境界線ある
いは遊歩道の側部等に設置されるフェンスであって、特
に傾斜地における施工に適した傾斜地用フェンスに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、傾斜地に支柱を垂直に立設し、支
柱に対する傾斜角度を可変としたフェンスパネル体を形
成し、施工場所の傾斜角度に合わせて変形させたフェン
スパネル体を、支柱の一側面に設けられた保持ブラケッ
ト等を介して支柱に取付けた傾斜地用フェンスが知られ
ている(実開昭57−27044号公報、同平1−13
0466号公報等参照)。このような傾斜地用フェンス
は、フェンスパネル体における左右方向に配設された横
胴縁並びに横桟材等が、施工場所の傾斜角度に応じて傾
斜させられるため、隣接するフェンスパネル体の傾斜角
度が異なる場合、横胴縁並びに横桟材等の突き合わせ部
の端面が平行状に向き合わず、連続感に溢れるフェンス
が構築できないものであった。
【0003】そこで、本件出願人は、上下横胴縁と縦框
により枠組される枠部材を形成し、上下横胴縁を断面コ
字状を呈する縦框の胴縁収納部に嵌入し、左右縦框と上
下横胴縁を回動自在に連結した傾斜地用フェンスを先に
提案している(特願2000−394421号、特願2
001−23314号)。このような傾斜地用フェンス
は、隣接するフェンスパネル体の上下横胴縁の端部は縦
框の胴縁収納部内に収容され、上下横胴縁の端部は外部
に露出していないので、隣接するフェンスパネル体の傾
斜角度が異なっても、連設されたフェンスパネル体の連
続感を阻害することはないものである。
【0004】しかしながら、フェンスパネル体の横胴縁
は施工場所の傾斜角度に合わせて傾斜するため、縦框の
胴縁収納部が開口する側におけるキャップ部材の下方部
には横胴縁の傾斜を許容する隙間が必要となり、これが
外部に露出して外観を悪化させるものであった。特に、
支柱に対して下向きに傾斜するフェンスパネル体を取付
ける場合には、胴縁収納部が顕著に大きく露出するもの
であった。そこで、当該胴縁収納部の開口部にカバー部
材を設けて、露出する胴縁収納部を塞ぐことにより、外
観を良好なものとすることができるが、この隙間の大き
さはフェンスパネル体の傾斜角度に応じて変化するた
め、同じ形状のカバー部材を使用することができず、サ
イズの異なる複数種類のカバー部材を用意しなければな
らず、部品点数の増加を招くものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
下横胴縁の両端部を左右縦框に形成した胴縁収納部内に
収容してなるフェンスパネル体を有する傾斜地用フェン
スにおいて、フェンスパネル体の上横胴縁の上部に開口
する胴縁収納部をカバー部材により塞いで外観を良好な
ものとすると共に、大きさが変化す胴縁収納部の開口部
に合わせて容易にカバー部材の大きさを調整し得る傾斜
地用フェンスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、傾斜地に支柱を垂
直に立設し、隣接する支柱にフェンスパネル体を架設し
た傾斜地用フェンスにおいて、フェンスパネル体は上下
横胴縁と左右両端に位置する縦框を回動自在に連結して
枠組形成した枠部材と、該枠部材内に配設された桟材に
より形成され、上下横胴縁の左右両端部は縦框の胴縁収
納部内に嵌入し、縦框の上端にはキャップ材を設け、上
胴縁の上面からキャップ材の下端迄の間に開口する胴縁
収納部を任意の長さに切断可能なカバー部材により塞い
だことによって、所期の目的を達成したものである。
【0007】さらに、カバー部材は樹脂により成形さ
れ、等間隔に刻まれた目盛りが設けられているものであ
り、施工現場におけるサイズ調整を容易にしている。
【0008】
【作用】この発明によれば、上胴縁の上面から縦框のキ
ャップ部材の下端迄の間に開口する胴縁収納部は、任意
の長さに切断可能なカバー部材により塞がれているの
で、フェンスパネル体の傾斜角度に応じて上胴縁の上面
に開口する胴縁収納部の大きさが変化しても、その大き
さに合わせてカバー部材の長さを調整でき、あらゆる傾
斜角度のフェンスパネル体の胴縁収納部を塞ぐことがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
に基づき説明する。図1ないし7は本発明傾斜地用フェ
ンスの実施例であり、図中1はフェンスを表わし、フェ
ンス1は施工場所に平行に立設した支柱2と、支柱2の
一側に取付けられたフェンスパネル体3により構成され
ている。フェンスパネル体3は横桟材4と枠材5を有し
ており、枠材5の枠内に複数の横桟材4が平行に配置さ
れている。枠材5は上下横胴縁6と左右両側に位置する
縦框7とから構成され、上下横胴縁6及び縦框7はアル
ミニウム製形材により形成されている。横胴縁6は上横
胴縁61と下横胴縁62とから構成され、上横胴縁61
と下横胴縁62の左右両端部は断面コ字状を呈する縦框
7の胴縁収納部71内に収容されており、上下横胴縁6
と縦框7は螺子8を介して相互回動自在に連結されてい
る。さらに、縦框7の上端には、樹脂製のキャップ材9
が嵌め込まれて定着されている。
【0010】平行状に配設される横桟材4の両端部は桟
材取付枠10に枢着されており、桟材取付枠10の上端
は上横胴縁61の端部と相互回動自在に連結し、桟材取
付枠10の下端は下横胴縁62の端部と相互回動自在に
連結している。そして、桟材取付枠10も縦框7の胴縁
収納部71内に、上下横胴縁6の両端部と共に収容され
ている。なお、図5に示したとおり、フェンスパネル体
3が隣接する部分における縦框7は、胴縁収納部71が
両側に形成され、隣接する双方のフェンスパネル体3の
横胴縁6の端部及び桟材取付枠10が嵌入され、横胴縁
6の端部が螺子8を用いて枢着されている。フェンスパ
ネル体3の横桟材4、横胴縁6、縦框7及び桟材取付枠
10の夫々の連結箇所は全て相互回動自在に連結されて
いるので、図7に示したとおり、フェンスパネル体3は
施工場所の傾斜角度に合わせて平行四辺形状に変形可能
となり、フェンスパネル体3を施工場所の傾斜角度に合
わせたのち、支柱2に取付けられる。
【0011】図1に示したとおり、フェンスパネル体3
の上横胴縁61を水平状に配設した場合、上横胴縁61
の上面とキャップ材9の下端には、L1の長さとなる胴
縁収納部71による隙間が発生している。一方、図1に
おける右側に位置する上横胴縁61のように上方に向け
て傾斜している場合、キャップ材9と上横胴縁61の上
面との間には前記のような隙間は発生しない。さらに、
図3における左側に位置する上横胴縁61は、下方に向
けて最大傾斜しており、上横胴縁61とキャップ材9の
下端には、L2の長さとなる最も大きな胴縁収納部71
による隙間が発生している。このように、上横胴縁61
の上面とキャップ材9の下端に生じる胴縁収納部71に
よる隙間の大きさは、縦框7に対する上横胴縁61の傾
斜角度に応じて変化する。
【0012】図6は、横胴縁61の上面とキャップ材9
の下端に生じる胴縁収納部71の隙間に嵌め込まれるカ
バー部材11の全体図であり、カバー部材11の全長は
70mm、幅は縦框7の胴縁収納部71の幅と略同じと
なっている。カバー部材11の材質は、ポリプロピレン
等の樹脂材料であり、鋏等を用いて任意の長さに容易に
切断することができる。カバー部材11の両縁には、係
止片111が形成されており、係止片111は縦框7の
胴縁収納部71の開口縁に形成された係合部72と係合
する。カバー部材11の裏面側には、1mm毎に凹設さ
れた目盛り112が付設されており、目盛り112の位
置に合わせてミリ単位で正確に切断することができる。
【0013】以上の構成からなる本発明傾斜地用フェン
ス1によれば、まず施工場所となる傾斜地に支柱2を垂
直に立設し、施工場所の傾斜角度に合わせてフェンスパ
ネル体3を平行四辺形状に変形させ、支柱2の一側面に
保持ブラケット等を介してフェンスパネル体3を架設す
る。次いで、上横胴縁61の上方に突出している縦框7
の長さに合わせてカバー部材11を適宜な長さに鋏等を
用いて切断し、切断したカバー部材11の係止片111
を縦框7の係合部72に合わせて、縦框7の上方からカ
バー部材11を挿入する。この時、カバー部材11の裏
面側に形成した目盛り112が縦框7の表面側に露出し
ないよう、カバー部材11を縦框7に取付ける。最後
に、キャップ材9を縦框7の上端に嵌入してフェンス1
の施工が完了する。
【0014】なお、上記実施例において、フェンスパネ
ル体3には横方向に配設した横桟材4を設けたが、上下
方向に配設した縦桟材若しくは格子状に配設した桟材を
用いても構わない。また、横桟材4は桟材取付枠10に
枢着したが、桟材取付枠10を省略して、横桟材4の端
部を縦框7に直接枢着しても構わない。
【0015】
【発明の効果】本発明傾斜地用フェンスによれば、上横
胴縁の上面と縦框のキャップ材の下端に生じる胴縁収納
部の隙間を、任意の長さに切断できるカバー部材により
塞いだので、あらゆる大きさの隙間にカバー部材を取付
けることができ、フェンスの外観を良好なものとするこ
とができる。また、胴縁収納部による隙間の大きさに合
わせて複数のカバー部材を用意する必要が無いので、部
品点数並びに製造コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明傾斜地用フェンスの要部拡大図
【図2】 本発明傾斜地用フェンスの要部縦断面図
【図3】 本発明傾斜地用フェンスの要部拡大図
【図4】 本発明傾斜地用フェンスの要部横断面図
【図5】 本発明傾斜地用フェンスの要部横断面図
【図6】 本発明傾斜地用フェンスのカバー部材を表わ
す全体図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、
(C)は正面図を表わす
【図7】 本発明傾斜地用フェンスの全体図
【符号の説明】
1 フェンス 2 支柱 3 フェンスパネル体 4 桟材 5 枠材 6 横胴縁 7 縦框 9 キャップ材 11 カバー部材 61 上横胴縁 71 胴縁収納部 112 目盛り
フロントページの続き Fターム(参考) 2E142 AA01 AA03 DD13 DD23 HH01 HH13 HH22 LL01 MM01 MM04 MM07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜地に支柱を垂直に立設し、隣接す
    る支柱にフェンスパネル体を架設した傾斜地用フェンス
    において、フェンスパネル体は上下横胴縁と左右両端に
    位置する縦框を回動自在に連結して枠組形成した枠部材
    と、該枠部材内に配設された桟材により形成され、上下
    横胴縁の左右両端部は縦框の胴縁収納部内に嵌入し、縦
    框の上端にはキャップ材を設け、上胴縁の上面からキャ
    ップ材の下端迄の間に開口する胴縁収納部を任意の長さ
    に切断可能なカバー部材により塞いだことを特徴とする
    傾斜地用フェンス。
  2. 【請求項2】 カバー部材は樹脂により成形され、等
    間隔に刻まれた目盛りが設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の傾斜地用フェンス。
JP2001047471A 2001-02-23 2001-02-23 傾斜地用フェンス Pending JP2002250153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001047471A JP2002250153A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 傾斜地用フェンス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001047471A JP2002250153A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 傾斜地用フェンス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002250153A true JP2002250153A (ja) 2002-09-06

Family

ID=18908892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001047471A Pending JP2002250153A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 傾斜地用フェンス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002250153A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218068A (ja) * 2006-03-29 2007-08-30 Shin Nikkei Co Ltd 傾斜フェンス
JP2007217928A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Shin Nikkei Co Ltd 傾斜フェンス
JP2007218067A (ja) * 2006-03-29 2007-08-30 Shin Nikkei Co Ltd 傾斜フェンス
JP2008138416A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Shin Nikkei Co Ltd 手摺付き階段
KR100862132B1 (ko) * 2007-04-17 2008-10-09 에스케이씨앤씨 주식회사 자동차 네비게이션용 지도 정보 서비스 방법 및 그 장치
JP2013189773A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Sekisui Jushi Co Ltd フェンス

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007217928A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Shin Nikkei Co Ltd 傾斜フェンス
JP4717654B2 (ja) * 2006-02-15 2011-07-06 新日軽株式会社 傾斜フェンス
JP2007218068A (ja) * 2006-03-29 2007-08-30 Shin Nikkei Co Ltd 傾斜フェンス
JP2007218067A (ja) * 2006-03-29 2007-08-30 Shin Nikkei Co Ltd 傾斜フェンス
JP2008138416A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Shin Nikkei Co Ltd 手摺付き階段
KR100862132B1 (ko) * 2007-04-17 2008-10-09 에스케이씨앤씨 주식회사 자동차 네비게이션용 지도 정보 서비스 방법 및 그 장치
JP2013189773A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Sekisui Jushi Co Ltd フェンス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090007506A1 (en) Partition Panel and a Method of Assembling It
DE10021330A1 (de) Verstellbare Scharnier-Rahmen-Anordnung
JP2002250153A (ja) 傾斜地用フェンス
CA2520049A1 (en) Tent frame and canopy
JPS627829Y2 (ja)
DE4236376A1 (de) Duschabtrennung
CN211776860U (zh) 隐形门
US6659157B1 (en) Overhead bi-fold door construction
DE102004016888B3 (de) Rahmengestell für einen Schrank zum Einbau elektronischer Geräte
JPH0339595Y2 (ja)
JP2022083952A (ja) 面材
JP4933985B2 (ja) ヒンジ被覆の門扉
JPH0210219Y2 (ja)
JPH0315760Y2 (ja)
JP3802019B2 (ja) アルコーブ用玄関仕切
JP3634017B2 (ja) 連窓サッシ
JP2003184351A (ja) フェンス
JPH0449349Y2 (ja)
JP2004076394A (ja) 折戸門扉
JP2599841Y2 (ja) 引戸付き間仕切
JP2003321986A (ja) マンション用の幅調整自在門柱
JP2561440Y2 (ja) フェンス
JPH07247738A (ja) 格子付き扉又はフェンス
EP1554963A2 (en) Shower enclosure
JP2003343010A (ja) 屋外構造物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060215