JP2002248432A - 農産物選別装置 - Google Patents

農産物選別装置

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JP2002248432A
JP2002248432A JP2001049189A JP2001049189A JP2002248432A JP 2002248432 A JP2002248432 A JP 2002248432A JP 2001049189 A JP2001049189 A JP 2001049189A JP 2001049189 A JP2001049189 A JP 2001049189A JP 2002248432 A JP2002248432 A JP 2002248432A
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Japan
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carrier
agricultural product
carriers
sorted
agricultural products
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JP2001049189A
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English (en)
Inventor
Hirosuke Ogiwara
宏祐 荻原
Nobuyuki Komatsu
伸行 小松
Yoshinobu Kitajima
良信 北島
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Ogiwara Seiki KK
Original Assignee
Ogiwara Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 農産物選別装置の提供 【解決手段】 垂直面内で循環移動する一対の平行な無
端条15に、この無端条15の循環方向に対して垂直に
多数架設された担体14を有し、選別すべき農産物の重
量段階に応じた適宜位置でストッパが解除されることに
より、担体14が水平位置から下方に反転し、担体14
の受部18に載置された農産物が落下される選別装置に
おいて、前記ストッパの下方側に位置して、担体14の
進行方向に漸次低くなるように傾斜して配設され、前記
ストッパが解除されて担体14が水平位置から下方に反
転する際、担体14の下面側が当接して案内されること
により、担体14を水平方向から下方位置まで緩やかに
回動させるガイド板25を具備することを特徴とする農
産物選別装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は農産物を重量等に応
じて適宜選別区分けするための農産物の選別装置に関す
る。さらに詳細には、重量および形状に応じて選別され
るべき農産物に衝撃を与えにくくした選別装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】農産物の選別装置には、実開昭56−1
46474号公報に示されるものが知られている。この
選別装置は、垂直面内で循環移動する一対の平行な無端
条に、この無端条の循環方向に対して垂直に多数架設さ
れた担体を有し、選別すべき農産物の重量に応じた適宜
位置でストッパが解除されることにより、前記担体が水
平位置から下方に反転し、担体の受部に載置された農産
物が所要の区分け部に落下されるようになっているもの
である。作業者は、順次供給位置に移動してくる担体の
受部に、手作業で農産物を1つずつ乗せるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】農産物の選別において
は、重量選別のみならず、等級選別についても行う必要
がある。上記従来の選別装置では、重量選別機能のみで
あるため、重量選別前もしくは、重量選別後に見た目に
よる等級選別を行う必要があるため、選別作業を複数回
行わなければならないという課題があった。
【0004】そこで本発明は上記課題を解消すべくなさ
れたものであり、その目的とするところは、選別作業の
能率を向上させることのできる農産物の選別装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、垂直面内で循環
移動する一対の平行な無端条に、この無端条の循環方向
に対して垂直に多数架設された担体を有し、選別すべき
農産物の重量段階に応じた適宜位置でストッパが解除さ
れることにより、前記担体が水平位置から下方に反転
し、担体の受部に載置された農産物が落下される選別装
置において、前記ストッパの下方側に位置して、前記担
体の進行方向に漸次低くなるように傾斜して配設され、
前記ストッパが解除されて前記担体が水平位置から下方
に反転する際、前記担体の下面側が当接して案内される
ことにより、担体を水平方向から下方位置まで緩やかに
回動させるガイド板を具備することを特徴とする農産物
選別装置である。
【0006】また、前記農産物選別装置において、担体
の縁部に外方に突出するスライド板が設けられ、該スラ
イド板がガイド板に当接して案内されることを特徴とす
る農産物選別装置である。
【0007】また、垂直面内で循環移動する一対の平行
な無端条に、この無端条の循環方向に対して垂直に多数
架設された担体を有し、選別すべき農産物の重量段階に
応じた適宜位置でストッパが解除されることにより、前
記担体が水平位置から下方に反転し、担体の受部に載置
された農産物が落下される選別装置において、前記担体
に担体の進行方向に直交する方向に等級別に農産物を別
位置に載置できるように複数箇所の受部が設けられてい
ることを特徴とする農産物の選別装置である。さらに、
前記農産物選別装置において、受部が2箇所設けられ、
農産物が、選別装置本体の両側方に等級別に、かつ重量
別に選別されることを特徴とする農産物選別装置であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1,2はそれ
ぞれ選別装置10の一例を示す平面図および正面図であ
る。また、図3,4は、担体14の平面図および正面図
である。重量選別機構12自体は公知であるので簡単に
説明する。担体14は、垂直面内で循環移動する一対の
平行なチエーン15に、このチエーン(無端条)15の
循環方向に対して垂直に多数架設されている。
【0009】担体14は、図3、図4に示すように、両
端の端部側に円筒状の軸受け16が設けられ、この軸受
け16に、チエーン15に所要間隔をあけて設けた固定
駒17の回動ピン(図示せず)が嵌入されることで、回
動ピンを中心として、図3において左側が、水平位置か
ら下方に向けて反転可能となっている。担体14上面に
は、目視により等級選別された農産物を載置するため
に、2箇所のくぼみを設けた受部18を設けている。作
業者は、受部18のいずれか一方に見た目により等級選
別した農産物を載置し、重量選別機構12へ搬送させる
ものである。例えば等級Rのものは一方の受部18a
に、等級Lのものは受部18bに載せるようにする。ま
た、担体14の一方の端部側には、端部からさらに外方
に突出するスライド板19が設けられている。
【0010】図5は、天秤構造をなす重量選別部を示す
説明図である。天秤20は、軸21を中心に回動可能
で、一端側には錘22が取りつけられる。また他端側は
ほぼL字状に曲折され、隣接するもの同士のL字片23
により、連続するレール24が形成される。各L字片2
3の下方には担体14の進行方向に向けて漸次低くなる
ように傾斜するガイド板(ガイド部)25(図6)が配
設されている。天秤20は通常は、ほぼ水平に位置する
よう支持され、レール24も水平方向にのびている。ま
た天秤20は、一方のチエーン15に沿って隣接して配
置され、したがってレール24もチエーン15に沿って
延びる。
【0011】天秤20の錘22は、選別機構12の前方
方向にいくにしたがって軽いものとなっている。担体1
4のスライド板19は、上記のレール24上をスライド
するようになっている。スライド板19がレール24に
支持されているとき、担体14は水平状態を維持する。
したがって、担体14の受部18上に農産物が載置さ
れ、チエーン15が循環回転すると、担体14はスライ
ド板19がレール24上をスライドしつつ前方方向に移
動するが、農産物を乗せた担体側の加算重量が、ある位
置の天秤20の錘22とのバランスを越えた位置にまで
移動すると、この天秤20のL字片(ストッパ)23を
下方に押し下げる。したがって、スライド板19はレー
ル24の下方に外れる。また、スライド板19は、押し
下げられたL字片23からも外れ、L字片23は原位置
に復帰する。
【0012】図6は担体14の反転状態を示す説明図で
ある。L字片から外れたスライド板19は引き続いてガ
イド板25に支持される。ガイド板25は、担体14の
進行方向に向けて漸次低くなるように傾斜しているた
め、担体14は、水平位置から垂直位置まで緩やかに回
動し、農産物がゆっくりとシュート30に放出される。
【0013】放出された農産物は、担体14の下方に配
設したシュート30上を通過して図1および図2に示す
ような下方に配設された区分け部AR、BR、CR、D
R、ER、FRおよびAL、BL、CL、DL、EL、
FLに等級および重量毎に区分けされることになる。な
お、FRおよびFLは重量規格外の農産物が放出される
部位である。
【0014】ここで、区分け部AR、BR、CR、・・
・および、AL、BL、CL、・・・はARとAL、B
RとBL、CRとCL、・・・がそれぞれ同重量の区分
で対応しており、農産物を担体14に載せる際の目視に
よる等級選別により2種類に選別された農産物がそれぞ
れに放出される部位である。
【0015】最前方まで移動した担体14は、スライド
板19がレール24から外れることにより、下方に向け
て反転し、重量規格外の農産物を放出した後、反転した
状態のままで、循環移動し、農産物の載置位置には、再
び水平に支持された担体が送り出される。上記のように
して、担体14上に載置される際に等級選別された農産
物は、重量選別されて、所定の区分け部に区分けされ
る。
【0016】シュート30について説明する。重量選別
により選別された農産物が誤って他の区分け部(例え
ば、ARとAL、BRとBL等)に放出されることのな
いように、前記担体14の下方に配設してあるシュート
30のそれぞれの上方端部は付き合わされ、略嶺状に形
成されている。これにより、農産物は担体14の各受部
18a,18bから放出された後、受部18a,18b
に対応するシュート30に確実に振り分けられて選別さ
れることになる。
【0017】なお、各シュート30は上縁の回動軸を中
心に上下方向に回動自在に設けられ、下面に当接するア
ジャスタブルボルト32を進退させることにより、その
傾斜角度が調節できるようになっている。アジャスタ3
4により、シュート30の勾配を緩やかにすることがで
きるため、農産物に傷みが生じにくくなり、さらに農産
物を丁寧に取り扱うことができものである。
【0018】本実施の形態においては、シュート30の
上方端部を突き合せて略嶺形状に形成しているが、前記
突き合わせ部分に仕切り板を配設することによって、担
体14から放出された農産物の行き先を明確にさせても
良い。また、シュート30部分の代わりに、ベルトコン
ベア等で駆動をかけて(図示せず)排出するようにすれ
ば、農産物を転がすことなく各区分け部AR,BR,C
R,・・・およびAL,BL,CL,・・・に排出する
ことができるため、尚好適である。
【0019】また、本実施の形態においては、担体14
に農産物を載せる受部18をプレス成形により凹状に形
成しているが、担体14の載置面を仕切り板などによっ
て、分割するようにしても良い。また、場合によって
は、担体14の載置面を色分けしたり、線を引いて区分
するだけでも構わない。
【0020】
【発明の効果】上記のように、本発明では選別すべき農
産物について目視による選別と重量選別とを同時に行う
ことができるため、効率的な農産物の選別が可能にな
る。また、重量選別部には、担体を反転させる際に、担
体の進行方向に順次下降するガイド板を配設したことに
より、担体が反転する際に生じる衝撃が大幅に減少する
ため、選別すべき農産物に与える傷みが少なくなり、商
品価値が下がり難い等といった著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】選別装置の平面図である。
【図2】選別装置の正面図である。
【図3】担体の平面図である。
【図4】担体の正面図である。
【図5】重量選別機構の説明図である。
【図6】担体の反転状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 選別装置 12 重量選別機構 14 担体 15 無端条(チエーン) 16 軸受け 17 固定駒 18 受部 19 スライド板 20 天秤 21 軸 22 錘 23 L字片 24 レール 25 ガイド板 30 シュート 32 アジャスタボルト 34 アジャスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F034 GA05 GB03 GC06 GC09 QA05 QB07 3F079 AC06 CA29 CB01 CC08 DA06 DA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直面内で循環移動する一対の平行な無
    端条に、この無端条の循環方向に対して垂直に多数架設
    された担体を有し、選別すべき農産物の重量段階に応じ
    た適宜位置でストッパが解除されることにより、前記担
    体が水平位置から下方に反転し、担体の受部に載置され
    た農産物が落下される選別装置において、 前記ストッパの下方側に位置して、前記担体の進行方向
    に漸次低くなるように傾斜して配設され、前記ストッパ
    が解除されて前記担体が水平位置から下方に反転する
    際、前記担体の下面側が当接して案内されることによ
    り、担体を水平方向から下方位置まで緩やかに回動させ
    るガイド板を具備することを特徴とする農産物選別装
    置。
  2. 【請求項2】 担体の縁部に外方に突出するスライド板
    が設けられ、該スライド板がガイド板に当接して案内さ
    れることを特徴とする請求項1記載の農産物選別装置。
  3. 【請求項3】 垂直面内で循環移動する一対の平行な無
    端条に、この無端条の循環方向に対して垂直に多数架設
    された担体を有し、選別すべき農産物の重量段階に応じ
    た適宜位置でストッパが解除されることにより、前記担
    体が水平位置から下方に反転し、担体の受部に載置され
    た農産物が落下される選別装置において、 前記担体に担体の進行方向に直交する方向に等級別に農
    産物を別位置に載置できるように複数箇所の受部が設け
    られていることを特徴とする農産物の選別装置。
  4. 【請求項4】 受部が2箇所設けられ、農産物が、選別
    装置本体の両側方に等級別に、かつ重量別に選別される
    ことを特徴とする請求項3記載の農産物選別装置。
JP2001049189A 2001-02-23 2001-02-23 農産物選別装置 Pending JP2002248432A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106955852A (zh) * 2017-05-08 2017-07-18 合肥图创信息技术有限公司 一种泡罩板缺陷分检机构
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CN110404782A (zh) * 2019-06-21 2019-11-05 江苏盐渎百鸣农业有限公司 一种用于农产品销售的分类辅助装置
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