JP2002247732A - ブスバーの接続構造 - Google Patents

ブスバーの接続構造

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JP2002247732A
JP2002247732A JP2001039719A JP2001039719A JP2002247732A JP 2002247732 A JP2002247732 A JP 2002247732A JP 2001039719 A JP2001039719 A JP 2001039719A JP 2001039719 A JP2001039719 A JP 2001039719A JP 2002247732 A JP2002247732 A JP 2002247732A
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holding pieces
terminal
gap
connection structure
bus bars
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JP2001039719A
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English (en)
Inventor
Takaki Sugiyama
貴己 杉山
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡単でコストのかからないブスバーの接
続構造を提供する。 【解決手段】 ヒューズ30のブレード端子31が接続
される2つのブスバー10,20に、互いに対向する挟
持片11,21をそれぞれ立設し、これら2つの挟持片
11,21間の隙間35にブレード端子31を差し込み
接続した。この場合、2つの挟持片11,21の基部1
2,22を互いに係合することにより、挟持片11,2
1間の隙間35を一定に保持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の電気接続
箱等において利用されるブスバーの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開昭63−79069号公報
に、ブスバー間の接続構造として、図4(a),(b)
に示すように、一つのブスバー1に設けられたタブ端子
1Aと他の一つのブスバー2に設けられたタブ端子2A
とを隣接して配置し、これら隣接するタブ端子1A,2
Aに中継雌端子3を嵌着することで、ブスバー1,2間
を電気的及び機械的に接続する構造が記載されている。
これらのブスバー1,2に対し共通のタブ端子(例え
ば、ヒューズのブレード端子)を接続するような場合、
前記中継雌端子3の他側にその共通端子を嵌着すること
で接続を行うことになる。
【0003】また、実開平6−9063号公報には、ブ
スバー間を超音波溶接により相互接続する構造例が記載
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のブス
バー間の接続構造では、中継雌端子という余計な部品が
必要であったり、超音波接続するための専用の設備が必
要であったりするため、コスト高になるという問題があ
った。
【0005】本発明は、上記事情を考慮し、より簡単で
コストのかからないブスバーの接続構造を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、共通
の端子が接続される2つのブスバーに、互いに対向する
挟持片をそれぞれ立設し、これら2つの挟持片間の隙間
に前記共通の端子を差し込み接続したことを特徴とす
る。
【0007】この発明では、各ブスバーにそれぞれ立設
した挟持片間に共通の端子を差し込み接続すようにして
いるので、例えば、ヒューズのブレード端子を挟持片間
に差し込むだけで、ブスバー間及びブスバーとヒューズ
とを中継雌端子を使用することなく、簡単に接続するこ
とができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のブスバ
ーの接続構造であって、前記2つの挟持片の基部を互い
に係合することにより、前記挟持片間の隙間を一定に保
持したことを特徴とする。
【0009】この発明では、挟持片間の隙間を一定に保
持したので、共通の端子を差し込み接続した際の接続信
頼性が高まる。また、2つの挟持片の基部を互いに係合
したことによって、共通の端子を差し込む以前の状態に
おいて予めブスバー同士を電気的及び機械的に接続して
おくことができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載のブスバーの接続構造であって、前記2つの挟持片を
それぞれ帯板状に形成し、それら帯板状の挟持片の側縁
部同士を対向させて、それら側縁部間に、前記共通の端
子としてのブレード端子を差し込むための隙間を確保し
たことを特徴とする。
【0011】この発明では、帯板状の挟持片の側縁部間
にブレード端子を差し込み接続しており、ブレード端子
と挟持片とが直交する関係にあるため、ブレード端子に
対して挟持片を強い力で圧接させることができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項3記載のブスバ
ーの接続構造であって、前記隙間を保持して対向する2
つの挟持片が音叉型端子を構成しており、両挟持片の先
端対向部に、前記ブレード端子に圧接する接触凸部が設
けられていることを特徴とする。
【0013】この発明では、2つの挟持片で音叉型端子
を構成しており、両挟持片の先端対向部に接触凸部を設
けているので、挟持片とブレード端子とを強く金属接触
させることができ、高い電気接続性能を得ることができ
る。
【0014】請求項5の発明は、共通の端子が接続され
る2つのブスバーに、互いに対向する挟持片をそれぞれ
立設し、これら2つの挟持片の基部を互いに係合するこ
とで、ブスバー同士を電気的及び機械的に接続すると共
に、前記挟持片間に前記共通の端子を差し込み接続する
ための隙間を確保したことを特徴とする。
【0015】この発明では、共通の端子を差し込む前の
状態において、予めブスバー同士を中継雌端子等を使用
せずに電気的及び機械的に接続しておくことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】図1は実施形態のブスバー接続構造の構成
を示す斜視図であり、図1(a)は共通の端子であるヒ
ューズのブレード端子をブスバーに設けた挟持片間の隙
間に差し込み接続する前の状態を示し、図1(b)は差
し込み接続した後の状態を示し、図2は電気接続箱のハ
ウジングにブスバーを組み込んだ状態での各部の相互位
置関係を示し、図3は2つの挟持片を組み合わせる場合
の挟持片同士の位置関係を示している。
【0018】図2,図3(a)に示すように、2つのブ
スバー10,20は電気接続箱のハウジング40内に絶
縁板41を介して積層されており、各ブスバー10,2
0には、ハウジング40への組立状態において互いに側
縁部11a,21a同士を対向させる帯板状の挟持片1
1,21が、同方向への金属板の折り曲げにより立設さ
れている。
【0019】2つの挟持片11,21は、それらの基部
12,22を重ね合わせて組み合わせることで、正面略
U字状のいわゆる音叉型端子36を構成しており、図2
に示すように、ハウジング40のヒューズ装着部42に
収容されている。各挟持片11,21の基部12,22
の一端には、L字形に折れ曲がった係合爪部13,23
が設けられており、これら係合爪部13,23を、重ね
合わせた相手側の挟持片21,11の後側の側縁部に係
合させることで、並立した両挟持片11,21の相互位
置関係が規定されている。図1において、符号26で示
すものは、相手側の挟持片11の基部12を押さえるた
めのストッパ片である。
【0020】挟持片11,21の互いに対向する側縁部
11a,21aの先端には、円弧状の接触凸部14,2
4が設けられており、接触凸部14,24間には、共通
の端子としてのヒューズ30のブレード端子31を差し
込むための隙間35が確保されている。この場合、係合
爪部13,23の係合によって挟持片11,21の相互
位置関係が規定されていることにより、その隙間35
は、図3(b)に示すように、ブレード端子31に対し
て適正な弾性圧接力を付与し得るような一定寸法H1
(H1<ブレード端子の厚さT)に確実に保持されてい
る。なお、この隙間35の寸法H1は、図3(c)に示
すような一体型の音叉型端子50における、挟持片5
1,52間の隙間H2とほぼ等しく設定されている。
【0021】このような構成に対し、本実施形態の接続
構造を得るには、挟持片11,21間の隙間35にヒュ
ーズ30のブレード端子31を、図1の矢印Aのように
差し込む。そうすると、矢印Bで示すように挟持片1
1,21に弾性力が発生して、接触凸部14,24がブ
レード端子31に圧接し、ヒューズ30が外れないよう
に保持されると共に、両ブスバー10,20とヒューズ
30とが電気的に接続される。
【0022】この場合、ヒューズ30のブレード端子3
1を挟持片11,21間の隙間35に差し込むだけで、
ブスバー10,20とヒューズ30を簡単に接続するこ
とができるので、中継雌端子を使用する必要がなく、コ
ストダウンが図れる。また、ブスバー10,20同士の
接続も簡単に行われるので、超音波溶接のような大がか
りな設備も全く必要ない。
【0023】また、挟持片11,21間の隙間35は、
係合爪部13,23の係合によって一定に保持されてい
るので、ブレード端子31を差し込み接続した際の接続
信頼性も高い。さらに、帯板状の挟持片11,21の側
縁部11a,21a間にブレード端子31を挟み込むよ
うにしており、ブレード端子31と挟持片11,21と
が直交した関係にあるから、ブレード端子31に対して
挟持片11,21を強い力で圧接させることができる。
特に、両挟持片11,21の先端部には接触凸部14,
24を設けているので、挟持片11,21とブレード端
子31とを強く金属接触させることができ、高い電気接
続性能を得ることができる。
【0024】また、本実施形態では、2つの挟持片1
1,21の基部12,22を互いに重ね合わせた上で係
合していることによって、ブレード端子31を差し込む
以前の状態において予めブスバー10,20同士が電気
的及び機械的に接続されているので、ヒューズ30を差
し込まないでも、ブスバー10,20の導通性は維持さ
れる。
【0025】なお、ヒューズ30の他方の端子32につ
いては、別の図示しない音叉型端子に差し込み接続され
ているものとする。
【0026】また、前記実施形態では、共通の端子をヒ
ューズのブレード端子として説明したが、ヒューズ以外
にリレーやユニット等のブレード端子としてもよい。
【0027】また、前記実施形態では、挟持片11,2
1の基部12,22を互いに係合させることで、ブスバ
ー10,20同士を電気的に導通状態に保っているが、
ブレード端子31を差し込んで初めて、ブスバー10,
20同士がブレード端子31を介して電気接続されるよ
うにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、各ブスバーにそれぞれ立設した挟持片間に共通
の端子を差し込み接続すようにしているので、ブスバー
間及びブスバーとヒューズとを中継雌端子を使用するこ
となく、簡単に接続することができる。また、ブスバー
同士の接続も簡単に行われるので、超音波溶接のような
大がかりな設備も全く必要ない。従って、簡単に接続で
きることから、コストダウンが図れる。
【0029】請求項2の発明によれば、2つの挟持片の
基部を互いに係合することにより、挟持片間の隙間を一
定に保持したので、共通の端子を差し込み接続した際の
接続信頼性を高めることができる。また、共通の端子を
差し込む以前の状態において予めブスバー同士を電気的
及び機械的に接続しておくことができる。
【0030】請求項3の発明によれば、帯板状の挟持片
の側縁部間にブレード端子を差し込み接続しているの
で、ブレード端子に対して挟持片を強い力で圧接させる
ことができ、接続信頼性を高めることができる。
【0031】請求項4の発明によれば、音叉型端子を構
成する両挟持片の先端対向部に接触凸部を設けているの
で、挟持片とブレード端子とを強く金属接触させること
ができて、高い電気接続性能を得ることができる。
【0032】請求項5の発明によれば、共通の端子の差
し込み如何に拘わらず、ブスバー同士を、中継雌端子や
溶接等の手段を使用せずに、電気的及び機械的に接続し
ておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のブスバー接続構造の構成を
示す図で、(a)はヒューズのブレード端子を挟持片間
の隙間に差し込み接続する前の状態を示す斜視図であ
り、(b)は差し込み接続した後の状態を示す斜視図で
ある。
【図2】同実施形態のブスバーを電気接続箱のハウジン
グに組み込んだ状態を示す断面図である。
【図3】同実施形態の2つの挟持片を組み合わせる場合
の挟持片同士の位置関係を示す図で、(a)は組み合わ
せ前の状態を示す図、(b)は組み合わせた後の状態を
示す図、(c)は比較として示す音叉型端子の例を示す
図である。
【図4】従来のブスバー接続構造の構成を示す図で、
(a)は正面図、(b)は斜視図である。
【符号の説明】
10,20 ブスバー 11,21 挟持片 11a,21a 側縁部 12,22 基部 14,24 接触凸部 31 ブレード端子(共通の端子) 35 隙間 36 音叉型端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の端子が接続される2つのブスバー
    に、互いに対向する挟持片をそれぞれ立設し、これら2
    つの挟持片間の隙間に前記共通の端子を差し込み接続し
    たことを特徴とするブスバーの接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブスバーの接続構造であ
    って、 前記2つの挟持片の基部を互いに係合することにより、
    前記挟持片間の隙間を一定に保持したことを特徴とする
    ブスバーの接続構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のブスバーの接
    続構造であって、 前記2つの挟持片をそれぞれ帯板状に形成し、それら帯
    板状の挟持片の側縁部同士を対向させて、それら側縁部
    間に、前記共通の端子としてのブレード端子を差し込む
    ための隙間を確保したことを特徴とするブスバーの接続
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のブスバーの接続構造であ
    って、 前記隙間を保持して対向する2つの挟持片が音叉型端子
    を構成しており、両挟持片の先端対向部に、前記ブレー
    ド端子に圧接する接触凸部が設けられていることを特徴
    とするブスバーの接続構造。
  5. 【請求項5】 共通の端子が接続される2つのブスバー
    に、互いに対向する挟持片をそれぞれ立設し、これら2
    つの挟持片の基部を互いに係合することで、ブスバー同
    士を電気的及び機械的に接続すると共に、前記挟持片間
    に前記共通の端子を差し込み接続するための隙間を確保
    したことを特徴とするブスバーの接続構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100681949B1 (ko) 2005-11-25 2007-02-15 경신공업 주식회사 자동차의 암전류 차단용 퓨즈 고정구조

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KR100681949B1 (ko) 2005-11-25 2007-02-15 경신공업 주식회사 자동차의 암전류 차단용 퓨즈 고정구조

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