JP2002247590A - デジタルスチルカメラ - Google Patents

デジタルスチルカメラ

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JP2002247590A
JP2002247590A JP2001040401A JP2001040401A JP2002247590A JP 2002247590 A JP2002247590 A JP 2002247590A JP 2001040401 A JP2001040401 A JP 2001040401A JP 2001040401 A JP2001040401 A JP 2001040401A JP 2002247590 A JP2002247590 A JP 2002247590A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続撮影中に被写体を照明する光の色温度が
変化しても、適正なホワイトバランス補正を行うことが
できるデジタルスチルカメラを提供する。 【解決手段】 予め設定されたホワイトバランス補正値
が固定設定ではなく、且つ連写速度が一定速度以上でな
い場合、今回の撮影が連続撮影の初回でないときは、前
回の撮影時に算出したホワイトバランス補正値及び今回
の撮影時に算出したホワイトバランス補正値に基づき被
写体の輝度の変化量に応じて新たなホワイトバランス補
正値を算出し、当該ホワイトバランス補正値を用いて今
回の撮影により得た画像のホワイトバランス補正処理を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続撮影モードを
有するデジタルスチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルスチルカメラにおけるオ
ートホワイトバランス調節では、連続撮影(連写)の
際、初回(1枚目)の撮影により得られた画像に基づい
てホワイトバランス補正値を算出し、その補正値を連続
撮影における次回(2枚目)以降の撮影に用いていた。
この方法によれば、ホワイトバランス補正値を算出する
処理が1度で済むため処理速度を速くすることができ、
高速連写時には好適である。一方、連続撮影の際、1回
(1枚)の撮影毎にホワイトバランス補正値を算出する
方法も用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法のうち前者の方法では、初回に撮影した画像に
基づいてホワイトバランス補正値が決定され、次回以降
の撮影全てにそのホワイトバランス補正値が用いられる
ため、連続撮影中に被写体を照明している光の色温度が
変化したときは、適正にホワイトバランス補正が行われ
ない場合がある。
【0004】また、後者の方法である連続撮影中に毎回
ホワイトバランス補正値を算出する方法では、処理速度
が低下して高速連写ができないばかりでなく、連続撮影
中に被写体を照明している光の色温度が変化したときに
は、その前後で画像の色が異なってしまい、違和感のあ
る連続撮影画像になることが考えられる。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、連続撮影中に被写体を照明する光の色温度が変
化しても、適正なホワイトバランス補正を行うことがで
きるデジタルスチルカメラを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のデジタルスチルカメラは、連続撮影
モードを有するデジタルスチルカメラにおいて、被写体
を撮影して得た画像からホワイトバランス補正値を算出
し、当該ホワイトバランス補正値を用いて画像のホワイ
トバランス補正を行う画像補正手段と、予め設定された
連写速度に応じて前記画像補正手段を選択する選択手段
とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項2記載のデジタルスチルカメラは、
請求項1記載のデジタルスチルカメラにおいて、前記選
択手段は、前記連写速度が一定速度未満であるときは、
前記画像補正手段を選択することを特徴とする。
【0008】請求項3記載のデジタルスチルカメラは、
請求項2記載のデジタルスチルカメラにおいて、前記画
像補正手段は、今回の撮影が連続撮影の初回でない場
合、前回の撮影時に算出したホワイトバランス補正値及
び今回の撮影時に算出したホワイトバランス補正値に基
づいて新たなホワイトバランス補正値を算出することを
特徴とする。
【0009】請求項4記載のデジタルスチルカメラは、
請求項3記載のデジタルスチルカメラにおいて、連続撮
影して得た画像毎に前記被写体の輝度を測定する輝度測
定手段を備え、前記画像補正手段は、前回の撮影時に測
定した輝度と今回の撮影時に測定した輝度との輝度変化
量に応じて前記新たなホワイトバランス補正値を算出
し、当該新たなホワイトバランス補正値を用いてホワイ
トバランス補正を行うことを特徴とする。
【0010】請求項5記載のデジタルスチルカメラは、
請求項1記載のデジタルスチルカメラにおいて、前記選
択手段は、前記連写速度が一定速度以上であるときは、
連続撮影の初回に得た画像からホワイトバランス補正値
を算出し、当該ホワイトバランス補正値を用いて初回以
降の撮影により得た画像のホワイトバランス補正を行う
他の画像補正手段を選択することを特徴とする。
【0011】請求項6記載のデジタルスチルカメラは、
請求項5記載のデジタルスチルカメラにおいて、連続撮
影して得た画像毎に前記被写体の輝度を測定する輝度測
定手段を備え、前記他の画像補正手段は、前回の撮影時
に測定した輝度と今回の撮影時に測定した輝度との輝度
変化量に応じて新たなホワイトバランス補正値を算出
し、当該ホワイトバランス補正値を用いて画像のホワイ
トバランス補正を行うことを特徴とする。
【0012】請求項7記載のデジタルスチルカメラは、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデジタルスチル
カメラにおいて、前記選択手段は、さらに、予め設定さ
れた撮影条件に応じて前記画像補正手段を選択し、前記
ホワイトバランス補正値が固定設定されているときは、
前記他の画像補正手段を選択することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項8記載
のデジタルスチルカメラは、連続撮影モードを有するデ
ジタルスチルカメラにおいて、連続撮影の初回に得た画
像からホワイトバランス補正値を算出し、当該ホワイト
バランス補正値を用いて初回以降の撮影により得た画像
のホワイトバランス補正を行う画像補正手段と、連続撮
影して得た画像毎に前記被写体の輝度を測定する輝度測
定手段と、前記測定した輝度変化量に応じて前記画像補
正手段を選択する選択手段とを備えることを特徴とす
る。
【0014】請求項9記載のデジタルスチルカメラは、
請求項8記載のデジタルスチルカメラにおいて、前記選
択手段は、前記輝度変化量が一定量以上であるときは、
前記画像補正手段を選択することを特徴とする。
【0015】請求項10記載のデジタルスチルカメラ
は、請求項9記載のデジタルスチルカメラにおいて、前
記画像補正手段は、今回の撮影が連続撮影の初回でない
場合、前回の撮影時に測定した輝度と今回の撮影時に測
定した輝度との輝度変化量に応じて新たなホワイトバラ
ンス補正値を算出し、当該新たなホワイトバランス補正
値を用いてホワイトバランス補正を行うことを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0017】(第1の実施の形態)図1は、本発明の実
施の形態に係るデジタルスチルカメラの概略構成を示す
ブロック図である。
【0018】図1において、デジタルスチルカメラは、
撮像レンズ101と、撮像装置102と、中央制御回路
103と、データ制御ブロック104と、露光条件制御
ブロック105と、第1メモリ106,第2メモリ10
7,第3メモリ108と、ホワイトバランス(WB)制
御ブロック109と、測光素子110と、レリーズボタ
ン111とを備える。
【0019】撮像装置102は、CCD(Charge Coupl
ed Device)等から成り、撮影レンズ101を通して入
力される被写体の像を光電変換して画像データを作成す
る。作成された画像データは、中央制御回路103内の
データ制御ブロック104に転送される。
【0020】中央制御回路103は、マイクロコンピュ
ータ(CPU)等から成り、露光条件制御ブロック10
5と、ホワイトバランス制御ブロック109と、データ
制御ブロック104とを備え、上述したデジタルスチル
カメラ各部の制御を行う。
【0021】データ制御ブロック104は、撮像装置1
02、露光条件制御ブロック105、ホワイトバランス
制御ブロック109、及び第3メモリ108に接続さ
れ、撮像装置102から転送された画像データを第3メ
モリ108に転送して記憶させる機能や、ホワイトバラ
ンス制御ブロック109から入力されたホワイトバラン
ス補正値に基づいて画像データの色調を補正する機能等
を備える。また、ユーザにより連続撮影モードが設定さ
れた場合には、予め第3のメモリ108に記憶されたプ
ログラムコードを読み出して後述する連続撮影(連写)
処理を行う。
【0022】露光条件制御ブロック105は、測光素子
110から入力された測光データに基づいて連続撮影時
の露光条件である絞り値及びシャッタスピードの演算を
行うと共に、被写体の輝度を測定(算出)し、その輝度
データをホワイトバランス制御ブロック109及びデー
タ制御ブロック104のそれぞれに転送する。
【0023】ホワイトバランス制御ブロック109は、
データ制御ブロック104から転送された画像データ及
び露光条件制御ブロック105から転送された輝度デー
タに基づいてホワイトバランス補正値を算出し、そのホ
ワイトバランス補正値をデータ制御ブロック104に転
送する。第1メモリ106、第2メモリ107、及び第
3メモリ108は記憶装置であり、第1メモリ106及
び第2メモリ107は、ホワイトバランス制御ブロック
109により算出されたホワイトバランス補正値を記憶
する。なお、本実施の形態では、第1メモリ106、第
2メモリ107、及び第3メモリ108を独立した記憶
装置として説明したが、1つのメモリを用いて領域毎に
仕切り、それぞれにデータを記憶させるようにしてもよ
い。
【0024】レリーズボタン111は、SW1とSW2
とから成り、このSW1,SW2が共にON状態になる
と画像が取り込まれる。この状態が連続して続いたとき
は、自動的に次の画像が取り込まれる連続撮影動作とな
る。一方、SW1が連続してONの状態ではあるが、S
W2がON/OFFされるときはONとなる度に画像が
1枚分ずつ取り込まれる。
【0025】また、本デジタルスチルカメラは、連続撮
影時の連写速度やホワイトバランス補正値等の撮影条件
を設定、変更するための操作ボタン(不図示)を備え、
ユーザによる操作ボタンの入力操作により、設定された
撮影条件のデータがデータ制御ブロック104に転送さ
れる。
【0026】図1のデジタルスチルカメラにおける連続
撮影(連写)処理を図2のフローチャートを参照して説
明する。
【0027】図2は、第1の実施の形態に係るデジタル
スチルカメラの連続撮影(連写)処理のフローチャート
である。
【0028】図2において、まず、ユーザにより設定さ
れた連続撮影(連写)時の撮影条件のうち、予めホワイ
トバランス補正値が固定設定されているか否かを判別す
る(ステップS201)。この判別の結果、予めホワイ
トバランス補正値が固定設定されているときは、ステッ
プS203へ移行し、本処理を終了する。すなわち、連
続撮影の初回(1枚目)の撮影により得た画像からホワ
イトバランス補正値を算出し、当該ホワイトバランス補
正値を用いて初回以降の撮影により得られる画像のホワ
イトバランス補正を行う。
【0029】一方、ステップS201の判別の結果、予
めホワイトバランス補正値が固定設定されていなかった
ときは、ユーザにより設定された撮影条件のうち、連写
速度が一定速度以上か否かを判別する(ステップS20
2)。この判別の結果、連写速度が一定速度以上のとき
は(ステップS202でYES)、ステップS203の
処理へ進む一方、一定速度未満のときは(ステップS2
02でNO)、被写体を1回(1枚)撮影すると共に、
その被写体の輝度を測定する(ステップS204)。つ
づいて、今回の撮影により得た画像に基づきホワイトバ
ランス補正値を算出する(ステップS205)。
【0030】次のステップS206では、今回の撮影が
連続撮影の初回(1枚目)か否かを判別する。これは、
今回の撮影が連続撮影の初回で、前回算出したホワイト
バランス補正値がない場合を想定した処理である。ステ
ップS206の判別の結果、今回の撮影が連続撮影の初
回でないときは、ステップS207の処理へ進む一方、
今回の撮影が連続撮影の初回であるときは、ステップS
208へ進む。
【0031】ステップS207では、第1メモリ106
に記憶されている前回の撮影時に算出したホワイトバラ
ンス補正値及びステップS205において今回の撮影時
に算出したホワイトバランス補正値に基づいて新たなホ
ワイトバランス補正値を算出する。詳細には、新たなホ
ワイトバランス補正値は、前回の撮影時に測定して第2
のメモリ107に記憶させた被写体の輝度と今回の撮影
時に測定した被写体の輝度とから算出された輝度変化量
に応じて算出される。この処理の詳細は後述する。
【0032】ステップS204で測定した輝度を第2メ
モリ107に記憶(ステップS208)させた後、今回
の撮影時に算出したホワイトバランス補正値を今回以降
撮影する画像のホワイトバランス補正に用いることがで
きるように第1メモリ106に記憶させる(ステップS
209)。
【0033】つづいて、今回の撮影時に算出したホワイ
トバランス補正値を用いて、今回の撮影により得た画像
にホワイトバランス補正処理を行う(ステップS21
0)。さらに、連続撮影(連写)が終了したか否かを判
別し(ステップS211)、連続撮影が終了していない
ときは、ステップS204以降の処理を行う一方、連続
撮影が終了したときは本処理を終了する。
【0034】次に、上述した図2のステップS207の
処理について詳細に説明する。
【0035】ステップS207において、今回の撮影時
に測定した被写体の輝度が、第2メモリ107に記憶さ
れている前回の撮影時に測定した被写体の輝度より大き
く変化した場合(輝度変化量が大)、前回の撮影時に算
出したホワイトバランス補正値よりも今回の撮影時に算
出したホワイトバランス補正値の重みが多くなるように
2つのホワイトバランス補正値から新たなホワイトバラ
ンス補正値を算出する。
【0036】一方、今回の撮影時に測定した被写体の輝
度が、前回の撮影時に測定した被写体の輝度とあまり変
化しない場合(輝度変化量が小)、前回の撮影時に算出
したホワイトバランス補正値の重みが多くなるように2
つのホワイトバランス補正値から新たなホワイトバラン
ス補正値を算出する。ここで、輝度変化量に応じて新た
なホワイトバランス補正値を算出するのは、輝度が大き
く変化した場合、被写体を照明する光の色温度が変化し
た可能性が高いためである。
【0037】この方法を用いると、前回の撮影時に算出
したホワイトバランス補正値を、今回の撮影時に算出し
たホワイトバランス補正値に反映させながらホワイトバ
ランス補正処理を行うため、連続撮影中に被写体を照明
している光の色温度が変化した場合でも、連続撮影した
画像を撮影順に並べてみたときに急激に画像の色が異な
るという現象を防止することができる。
【0038】ステップS201において、連続撮影の初
回に得た画像からホワイトバランス補正値を算出し、当
該ホワイトバランス補正値を用いて初回以降の撮影によ
り得られる全ての画像のホワイトバランス補正処理を行
うか、又は連続撮影時に得た画像毎にホワイトバランス
補正値を算出し、当該ホワイトバランス補正値を用いて
画像のホワイトバランス補正を行うかを選択できる。
【0039】初回に算出したホワイトバランス補正値を
初回以降全てに用いる場合には、連続撮影中は全て同じ
ホワイトバランス補正値が用いられているため、連続撮
影された画像を撮影順に並べて比べてみても、色の変化
がない、違和感のない画像を得ることができる。また、
ホワイトバランス補正値の算出が1度で済むため処理速
度が向上する。毎回算出したホワイトバランス補正値を
毎回用いる場合には、連続撮影中に被写体を照明する光
の色温度が変化してしまっても誤った補正をされること
がなくなる。
【0040】以上のように、これら2つの方法のどちら
が良いかはユーザの好みによるので、予めどちらの方法
でホワイトバランス補正を行うかを設定できるようにす
るのが好ましい。これにより、例えば、高速連写におい
ては初回に撮影された画像に基づいて算出されたホワイ
トバランス補正値をそれ以降の画像に用い、低速連写の
ときは上述したようにホワイトバランス補正値を毎回算
出することができる。
【0041】上記第1の実施の形態におけるデジタルス
チルカメラによれば、予め設定されたホワイトバランス
補正値が固定設定ではなく(ステップS201でN
O)、且つ連写速度が一定速度以上でない場合(ステッ
プS202でNO)、今回の撮影が連続撮影の初回でな
いときは、前回の撮影時に算出したホワイトバランス補
正値及び今回の撮影時に算出したホワイトバランス補正
値に基づき被写体の輝度の変化量に応じて新たなホワイ
トバランス補正値を算出し、当該ホワイトバランス補正
値を用いて今回の撮影により得た画像のホワイトバラン
ス補正処理を行うので、連続撮影中に被写体を照明する
光の色温度が変化しても、適正なホワイトバランス補正
を行うことができる。その結果、連続撮影した画像を撮
影順に並べてみたときに急激に画像の色が異なるという
現象を防止することができる。
【0042】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図3を参照して説明する。本実施
の形態は、その構成(図1)が上記第1の実施の形態と
同じであり、その説明は省略する。以下に、上記第1の
実施の形態とは異なる点を説明する。
【0043】図3は、第2の実施の形態に係るデジタル
スチルカメラの連続撮影(連写)処理のフローチャート
である。
【0044】図3において、まず、被写体を1回(1
枚)撮影し(ステップS301)、該被写体の輝度を測
定(算出)した後(ステップS302)、今回の撮影が
連続撮影の初回(1枚目)か否かを判別する(ステップ
S303)。この判別の結果、今回の撮影が連続撮影の
初回であるときは、ステップS304,S305の処理
を行わずにステップS306へ進む。これは、初回の画
像を処理する場合、比較する対象がないためである。
【0045】ステップS303の判別の結果、今回の撮
影が連続撮影の初回でないときは、第2メモリ107に
記憶されている前回の撮影時に測定した輝度と今回の撮
影時に測定した輝度との輝度変化量を算出する(ステッ
プS304)。
【0046】次に、ステップS304で算出した輝度変
化量が一定量以上か否かを判別し(ステップS30
5)、一定量以上でないときはステップS306〜ステ
ップS308の処理を行わずにステップS309へ進
む。これは、輝度変化量が一定量以上でない場合、新た
にホワイトバランス補正値を算出する必要がないためで
ある。
【0047】一方、ステップS305の判別の結果、ス
テップS304で算出した輝度変化量が一定量以上であ
るときは、今回の撮影時に測定した輝度を第2メモリ1
07に記憶させる(ステップS306)。第2メモリ1
07に記憶された輝度は、上述のステップS304にお
いて今回以降の撮影において算出される輝度との比較に
用いられる。ステップS304では、常に前回算出した
輝度が今回算出した輝度の比較対象になる。
【0048】次に、今回の撮影により得た画像に基づき
ホワイトバランス補正値を算出し(ステップS30
7)、算出したホワイトバランス補正値を第2メモリ1
07に記憶させる(ステップS308)。つづいて、ス
テップS308で第2メモリ107に記憶させたホワイ
トバランス補正値を用いて今回の撮影により得た画像に
ホワイトバランス補正処理を行う(ステップS30
9)。さらに、連続撮影(連写)が終了したか否かを判
別し(ステップS310)、連続撮影が終了していない
ときは、ステップS301以降の処理を行う一方、連続
撮影が終了したときは本処理を終了する。
【0049】上記第2の実施の形態におけるデジタルス
チルカメラによれば、今回の撮影が連続撮影の初回でな
い場合(ステップS303でNO)、前回の撮影時に測
定した輝度と今回の撮影時に測定した輝度との輝度変化
量を算出し(ステップS304)、当該輝度変化量が一
定量以上であるときは(ステップS305でYES)、
今回の撮影時に測定した輝度を記憶させる(ステップS
306)と共に、今回の撮影により得た画像に基づいて
ホワイトバランス補正値を算出し、当該ホワイトバラン
ス補正値に基づいて今回の撮影により得た画像のホワイ
トバランス補正処理を行うので、連続撮影中に毎回ホワ
イトバランス補正値を算出する必要がなく処理効率が向
上し、連続撮影中に被写体を照明する光の色温度が変化
しても、適正なホワイトバランス補正を行うことができ
る。
【0050】他の実施の形態として、図2のステップS
207の処理に代えて図3に示した処理を行ってもよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載のデジタルスチルカメラによれば、画像補正手段が被
写体を撮影して得た画像からホワイトバランス補正値を
算出し、当該ホワイトバランス補正値を用いて画像のホ
ワイトバランス補正を行い、選択手段が予め設定された
連写速度に応じて画像補正手段を選択するので、連続撮
影中に被写体を照明する光の色温度が変化しても、適正
な画像補正を行うことができる。
【0052】請求項3記載のデジタルスチルカメラによ
れば、画像補正手段は、今回の撮影が連続撮影の初回で
ない場合、前回の撮影時に算出したホワイトバランス補
正値及び今回の撮影時に算出したホワイトバランス補正
値に基づいて新たなホワイトバランス補正値を算出する
ので、前回撮影時に算出したホワイトバランス補正値を
今回撮影時に算出されたホワイトバランス補正値に反映
させながらホワイトバランス補正を行うことができ、連
続撮影中に被写体を照明する光の色温度が変化しても、
より適正な画像補正を行うことができる。
【0053】請求項4記載のデジタルスチルカメラによ
れば、輝度測定手段が連続撮影して得た画像毎に被写体
の輝度を測定し、画像補正手段が、前回の撮影時に測定
した輝度と今回の撮影時に測定した輝度との輝度変化量
に応じて新たなホワイトバランス補正値を算出し、当該
新たなホワイトバランス補正値を用いてホワイトバラン
ス補正を行うので、連続撮影中に被写体を照明する光の
色温度が変化しても、より適正な画像補正を行うことが
できる。
【0054】請求項5記載のデジタルスチルカメラによ
れば、選択手段は、連写速度が一定速度以上であるとき
は、連続撮影の初回に得た画像からホワイトバランス補
正値を算出し、当該ホワイトバランス補正値を用いて初
回以降の撮影により得られる画像のホワイトバランス補
正を行う他の画像補正手段を選択するので、連写速度に
応じてより適正な画像補正を行うことができる。
【0055】請求項6記載のデジタルスチルカメラによ
れば、連続撮影して得た画像毎に前記被写体の輝度を測
定する輝度測定手段を備え、前記他の画像補正手段は、
前回の撮影時に測定した輝度と今回の撮影時に測定した
輝度との輝度変化量に応じて新たなホワイトバランス補
正値を算出し、当該ホワイトバランス補正値を用いて画
像のホワイトバランス補正を行うので、連続撮影中に被
写体を照明する光の色温度が変化しても、さらに適正な
画像補正を行うことができる。
【0056】請求項7記載のデジタルスチルカメラによ
れば、選択手段は、さらに、予め設定された撮影条件に
応じて画像補正手段を選択し、ホワイトバランス補正値
が固定設定されているときは、他の画像補正手段を選択
するので、連続撮影中に被写体を照明する光の色温度が
変化に応じてより適正なホワイトバランス補正を行うこ
とができる。
【0057】請求項8記載のデジタルスチルカメラによ
れば、画像補正手段が連続撮影の初回に得た画像からホ
ワイトバランス補正値を算出し、当該ホワイトバランス
補正値を用いて初回以降の撮影により得た画像のホワイ
トバランス補正を行い、輝度測定手段が連続撮影して得
た画像毎に被写体の輝度を測定し、選択手段が輝度変化
量に応じて画像補正手段を選択するので、連続撮影中に
被写体を照明する光の色温度が変化しても、適正な画像
補正を行うことができる。
【0058】請求項10記載のデジタルスチルカメラに
よれば、画像補正手段は、今回の撮影が連続撮影の初回
でない場合、前回の撮影時に測定した輝度と今回の撮影
時に測定した輝度との輝度変化量に応じて新たなホワイ
トバランス補正値を算出し、当該新たなホワイトバラン
ス補正値を用いてホワイトバランス補正を行うので、連
続撮影中に被写体を照明する光の色温度が変化しても、
より適正な画像補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタルスチルカメ
ラの概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係るデジタルスチルカメラ
の連続撮影(連写)処理のフローチャートである。
【図3】第2の実施の形態に係るデジタルスチルカメラ
の連続撮影(連写)処理のフローチャートである。
【符号の説明】
101 撮像レンズ 102 撮像装置 103 中央制御回路 104 データ制御ブロック 105 露光条件制御ブロック 106 第1メモリ 107 第2メモリ 108 第3メモリ 109 ホワイトバランス(WB)制御ブロック 110 測光素子 111 レリーズボタン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続撮影モードを有するデジタルスチル
    カメラにおいて、 被写体を撮影して得た画像からホワイトバランス補正値
    を算出し、当該ホワイトバランス補正値を用いて画像の
    ホワイトバランス補正を行う画像補正手段と、予め設定
    された連写速度に応じて前記画像補正手段を選択する選
    択手段とを備えることを特徴とするデジタルスチルカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記連写速度が一定速
    度未満であるときは、前記画像補正手段を選択すること
    を特徴とする請求項1記載のデジタルスチルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記画像補正手段は、今回の撮影が連続
    撮影の初回でない場合、前回の撮影時に算出したホワイ
    トバランス補正値及び今回の撮影時に算出したホワイト
    バランス補正値に基づいて新たなホワイトバランス補正
    値を算出することを特徴とする請求項2記載のデジタル
    スチルカメラ。
  4. 【請求項4】 連続撮影して得た画像毎に前記被写体の
    輝度を測定する輝度測定手段を備え、前記画像補正手段
    は、前回の撮影時に測定した輝度と今回の撮影時に測定
    した輝度との輝度変化量に応じて前記新たなホワイトバ
    ランス補正値を算出し、当該新たなホワイトバランス補
    正値を用いてホワイトバランス補正を行うことを特徴と
    する請求項3記載のデジタルスチルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は、前記連写速度が一定速
    度以上であるときは、連続撮影の初回に得た画像からホ
    ワイトバランス補正値を算出し、当該ホワイトバランス
    補正値を用いて初回以降の撮影により得られる画像のホ
    ワイトバランス補正を行う他の画像補正手段を選択する
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタルスチルカメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 連続撮影して得た画像毎に前記被写体の
    輝度を測定する輝度測定手段を備え、前記他の画像補正
    手段は、前回の撮影時に測定した輝度と今回の撮影時に
    測定した輝度との輝度変化量に応じて新たなホワイトバ
    ランス補正値を算出し、当該ホワイトバランス補正値を
    用いて画像のホワイトバランス補正を行うことを特徴と
    する請求項5記載のデジタルスチルカメラ。
  7. 【請求項7】 前記選択手段は、さらに、予め設定され
    た撮影条件に応じて前記画像補正手段を選択し、前記ホ
    ワイトバランス補正値が固定設定されているときは、前
    記他の画像補正手段を選択することを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか1項に記載のデジタルスチルカメ
    ラ。
  8. 【請求項8】 連続撮影モードを有するデジタルスチル
    カメラにおいて、 連続撮影の初回に得た画像からホワイトバランス補正値
    を算出し、当該ホワイトバランス補正値を用いて初回以
    降の撮影により得た画像のホワイトバランス補正を行う
    画像補正手段と、 連続撮影して得た画像毎に前記被写体の輝度を測定する
    輝度測定手段と、 前記測定した輝度変化量に応じて前記画像補正手段を選
    択する選択手段とを備えることを特徴とするデジタルス
    チルカメラ。
  9. 【請求項9】 前記選択手段は、前記輝度変化量が一定
    量以上であるときは、前記画像補正手段を選択すること
    を特徴とする請求項8記載のデジタルスチルカメラ。
  10. 【請求項10】 前記画像補正手段は、今回の撮影が連
    続撮影の初回でない場合、前回の撮影時に測定した輝度
    と今回の撮影時に測定した輝度との輝度変化量に応じて
    新たなホワイトバランス補正値を算出し、当該新たなホ
    ワイトバランス補正値を用いてホワイトバランス補正を
    行うことを特徴とする請求項9記載のデジタルスチルカ
    メラ。
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