JP2001311977A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2001311977A
JP2001311977A JP2000129572A JP2000129572A JP2001311977A JP 2001311977 A JP2001311977 A JP 2001311977A JP 2000129572 A JP2000129572 A JP 2000129572A JP 2000129572 A JP2000129572 A JP 2000129572A JP 2001311977 A JP2001311977 A JP 2001311977A
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Japan
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scene
electronic camera
release
shooting
setting
Prior art date
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Hideo Hojuyama
秀雄 寳珠山
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子カメラのレリーズタイムラグ
を、撮影シーンの選択動作に応じて適切に短縮すること
を目的とする。 【解決手段】 想定される撮影シーンが予め定められ、
撮影シーンの設定条件に沿って撮像動作または画像処理
を実行する電子カメラにおいて、撮影シーンを選択する
シーン選択手段と、シーン選択手段により選択された撮
影シーンに応じて、設定条件をレリーズ操作前に限定可
能なものとそれ以外とに区分し、限定可能な設定条件に
ついては、レリーズ操作前に設定条件を限定することに
よりレリーズタイムラグを短縮する準備手段とを備えた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影シーンごとに
撮像動作または画像処理の設定条件が予め定められ、そ
の撮影シーンの設定条件に沿って撮像動作または画像処
理を実行する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、風景モードや夜景モードその他の
撮影シーンを選択可能な電子カメラが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電子
カメラでは、被写体のシャッタチャンスを逃さないよう
に、レリーズタイムラグ(レリーズ操作から撮像が行わ
れるまでの時間)を極力短縮することが強く要望されて
いる。そこで、本発明では、撮影シーンを選択可能な電
子カメラにおいて、レリーズタイムラグを短縮すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】《請求項1》請求項1に
記載の発明は、想定される撮影シーンが予め定められ、
撮影シーンごとの設定条件に沿って撮像動作または画像
処理を実行する電子カメラであって、撮影シーンを選択
するシーン選択手段と、シーン選択手段により選択され
た撮影シーンに応じて、設定条件をレリーズ操作前に限
定可能なものとそれ以外とに区分し、限定可能な設定条
件については、レリーズ操作前に設定条件を限定するこ
とによりレリーズタイムラグを短縮する準備手段とを備
えたことを特徴とする。
【0005】上記構成では、準備手段が、選択された撮
影シーンから限定可能な設定条件を決定し、レリーズ操
作前に設定条件を限定する。したがって、レリーズ操作
後は、限定された設定条件の範囲内で設定条件を調整す
ればよく、設定条件の調整に所要する時間を短縮するこ
とができる。その結果、レリーズタイムラグが確実に短
縮する。
【0006】《請求項2》請求項2に記載の発明は、想
定される撮影シーンが予め定められ、撮影シーンの設定
条件に沿って撮像動作または画像処理を実行する電子カ
メラであって、撮影シーンを選択するシーン選択手段
と、シーン選択手段により選択された撮影シーンに応じ
て、設定条件をレリーズ操作前に固定可能なものとそれ
以外とに区分し、固定可能な設定条件については、レリ
ーズ操作前に設定条件を固定することによりレリーズタ
イムラグを短縮する準備手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】上記構成では、準備手段が、選択された撮
影シーンから固定可能な設定条件を決定し、レリーズ操
作前に設定条件を固定する。したがって、固定した設定
条件については、レリーズ操作後の調整時間を省くこと
が可能となる。その結果、レリーズタイムラグが確実に
短縮する。
【0008】《請求項3》請求項3に記載の発明は、請
求項2に記載の電子カメラにおいて、撮影シーンとして
花火撮影モードを有し、シーン選択手段により花火撮影
モードが選択されると、準備手段は、レリーズ操作前
に、電子カメラの露光時間を長時間設定に固定し、レン
ズピントを無限遠に固定し、ホワイトバランスをほぼ太
陽光と同じ設定に固定することによりレリーズタイムラ
グを短縮することを特徴とする。
【0009】上記構成では、花火撮影モードの選択に応
じて、レリーズ操作前に、露光時間、レンズピントおよ
びホワイトバランス調整を全て固定する。したがって、
レリーズ操作後は、これら設定条件を改めて調整するこ
となく、いち早く撮像動作に移行することが可能とな
る。その結果、レリーズタイムラグを極力短縮すること
が可能となる。
【0010】特に、花火の撮影は、空中に上がった花火
の一瞬をタイミング良く写さなければならない。そのた
め、レリーズタイムラグが長い電子カメラでは、シャッ
タチャンスをうまく捉えることができない。しかしなが
ら、本発明の電子カメラでは、花火撮影モードの選択に
よってレリーズタイムラグが極限まで短縮されるので、
花火の開く一瞬を、レリーズの早い応答性を十分活かし
て正確に捉えることが可能となる。
【0011】《請求項4》請求項4に記載の発明は、請
求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電子カメ
ラにおいて、操作者による撮影シーンのユーザー登録を
受け付けるカスタムシーン登録手段と、カスタムシーン
登録手段を介して登録された撮影シーンについて、『レ
リーズ操作前に限定または固定可能な設定条件』を判別
し、限定または固定可能な設定条件について限定範囲ま
たは固定値に関する情報を記憶する記憶手段とを備え、
準備手段は、ユーザー登録された撮影シーンの選択に応
じて、前記記憶手段に記憶された情報を読み出し、その
情報に応じてレリーズ操作前に設定条件を限定または固
定することを特徴とする。
【0012】上記構成では、記憶手段が、操作者によっ
てユーザー登録された撮影シーンについて、限定または
固定可能な設定条件を判別して記憶する。準備手段は、
ユーザー登録された撮影シーンが選択された場合、記憶
手段から限定または固定可能な設定条件を読み出して、
レリーズ操作前に設定条件の限定または固定を完了す
る。したがって、操作者がユーザー登録した撮影シーン
についても、レリーズタイムラグを確実に短縮すること
が可能となる。
【0013】《請求項5》請求項5に記載の発明は、請
求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電子カメ
ラにおいて、操作者による変更操作を受け付けて、レリ
ーズ操作前に限定または固定された設定条件を変更する
ユーザー変更手段を備えたことを特徴とする。
【0014】上記構成では、ユーザー変更手段を用い
て、準備手段によって限定または固定された設定条件を
レリーズ操作前に適宜変更することが可能となる。した
がって、操作者側で各撮影シーンの設定条件を撮影状況
に応じて調整するなど、より自由度の高い撮影が可能と
なる。
【0015】《請求項6》請求項6に記載の発明は、請
求項1に記載の電子カメラにおいて、半押し操作と全押
し操作との段階操作が可能なレリーズ釦と、レリーズ釦
の操作に応じて撮像動作を実施する撮像手段とを備え、
撮像手段は、半押し操作と全押し操作との操作間隔が所
定時間より長い場合は、準備手段により仮設定された設
定条件を調整した後に撮像動作を行い、操作間隔が所定
時間よりも短い場合は、準備手段により仮設定された設
定条件の一部または全部を固定して撮像動作を行うこと
を特徴とする。
【0016】上記構成では、半押し操作と全押し操作の
操作間隔が所定時間よりも短い場合、すぐに撮影したい
状況にあると判断して、設定条件の調整を省く。その結
果、レリーズタイムラグが確実に短縮する。一方、半押
し操作と全押し操作の操作間隔が所定時間よりも長い場
合、じっくり撮影できる状況にあると判断して、設定条
件の調整を完了したの後に、撮像動作を実行する。した
がって、より適切な設定条件のもとで撮影を行うことが
可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明にお
ける実施の形態を説明する。本実施形態は、請求項1〜
6に対応する実施形態である。
【0018】[電子カメラの構成説明]図1は、電子カ
メラ11の構成を示すブロック図である。図1におい
て、電子カメラ11には、撮影レンズ12が装着され
る。この撮影レンズ12の像空間側には、絞り13およ
び撮像素子14が配置される。この撮像素子14で光電
変換された画像データは、信号処理部15および画像処
理部16を順に介して、電子カメラ11内の記録系へ出
力される。この電子カメラ11内には、各種の制御動作
を行うマイクロプロセッサ17が配置される。このマイ
クロプロセッサ17には、操作者から撮影シーン選択を
受け付けるためのシーン選択ダイヤル18、撮影レンズ
12を駆動するためのレンズ駆動回路19、絞り13を
駆動するための絞り駆動回路20、撮像素子14を駆動
するためのCCD駆動回路21、操作者から撮影シーン
のユーザー登録を受け付けるためのシーン登録スイッチ
22、ユーザー登録された撮影シーンの設定条件を記憶
するカスタムシーン記録部23、レリーズ釦24、およ
びコマンドダイヤル25がそれぞれ接続される。
【0019】[各請求項と本実施形態との対応関係]以
下、上述した本実施形態の構成と、各請求項の記載事項
との対応関係について説明する。請求項1の記載事項と
本実施形態との対応関係については、シーン選択手段は
シーン選択ダイヤル18に対応し、準備手段はマイクロ
プロセッサ17の『ポートレートモードの選択に応じて
レリーズ操作前に設定条件の可変範囲を限定する機能』
に対応する。請求項2,3の記載事項と本実施形態との
対応関係については、シーン選択手段はシーン選択ダイ
ヤル18に対応し、準備手段はマイクロプロセッサ17
の『花火撮影モードの選択に応じてレリーズ操作前に各
設定条件を固定する機能』に対応する。請求項4の記載
事項と本実施形態との対応関係については、カスタムシ
ーン登録手段はシーン登録スイッチ22およびマイクロ
プロセッサ17の『撮影者による撮影シーンのユーザー
登録を受け付ける機能』に対応し、記憶手段はカスタム
シーン記録部23に対応する。請求項5の記載事項と本
実施形態との対応関係については、ユーザー変更手段
は、ユーザー変更手段はコマンドダイヤル25およびマ
イクロプロセッサ17の『ユーザー操作に応じて、レリ
ーズ操作前に設定条件を変更する機能』に対応する。請
求項6の記載事項と本実施形態との対応関係について
は、レリーズ釦はレリーズ釦24に対応し、撮像手段は
撮像素子14,CCD駆動回路21およびマイクロプロ
セッサ17の『レリーズ釦24の操作間隔に応じて、設
定条件の調整を省く機能』に対応する。
【0020】[オート撮影モードと花火撮影モードの動
作説明]図2は、本実施形態における花火撮影モードお
よびオート撮影モードの動作を説明する図である。以
下、図2中に示すステップ番号に沿って両モードの動作
説明を行う。 ステップS1: マイクロプロセッサ17は、シーン選
択ダイヤル18から現在選択中の撮影シーンを取得す
る。(なお、ダイヤルに限らず、電子カメラ11のモニ
タ上でメニュー操作を行うことによって、撮影シーンを
選択できるようにしてもよい) ステップS2: マイクロプロセッサ17は、現在選択
中の撮影シーンを判別する。ここで、花火撮影モードが
選択されていた場合、マイクロプロセッサ17は動作を
ステップS21へ移行する。一方、オート撮影モードが
選択されていた場合、マイクロプロセッサ17は、ステ
ップS3に動作を移行する。 ステップS3: マイクロプロセッサ17は、レリーズ
釦24の半押し操作を待機する。操作者により半押し操
作がなされると、マイクロプロセッサ17は、動作をス
テップS4に移行する。 ステップS4: マイクロプロセッサ17は、CCD駆
動回路21を制御してモニタ画像を撮像する。さらに、
マイクロプロセッサ17は、モニタ画像に基づいて露出
演算を実行し、絞り駆動回路20を介して絞り13を制
御する(AE動作)。 ステップS5: マイクロプロセッサ17は、モニタ画
像に基づいてコントラス山登り方式の焦点制御を実行す
る(AF動作)。 ステップS6: マイクロプロセッサ17は、信号処理
部15を制御して、モニタ画像にホワイトバランス自動
調整を実行する(AWB動作)。 ステップS7: マイクロプロセッサ17は、レリーズ
釦24が全押し操作されたか否かを判断する。まだ全押
し操作がなされていない場合、マイクロプロセッサ17
は、ステップS4に動作を戻す。一方、全押し操作がな
された場合、マイクロプロセッサ17は、ステップS8
に動作を移行する。 ステップS8: マイクロプロセッサ17は、絞り駆動
回路20を介して絞り13を制御し、撮像用の自動露出
制御(AE動作)を実行する。 ステップS9: マイクロプロセッサ17は、レンズ駆
動回路19を介して撮影レンズ12を制御し、撮像用の
自動焦点制御(AF動作)を実行する。 ステップS10: マイクロプロセッサ17は、CCD
駆動回路21を制御して電子シャッタ動作を実行し、撮
像素子14から画像データを読み出す。 ステップS11: マイクロプロセッサ17は、信号処
理部15を制御して、撮像された画像データについてホ
ワイトバランス自動調整(AWB動作)を実行する。 ステップS12: マイクロプロセッサ17は、信号処
理部15を制御して、撮像された画像データに対して階
調変換を実施する。 以上のような一連のシーケンス動作(S3〜S12)に
より、オート撮影モードの動作が完了する。続いて、ス
テップS21以降の動作について説明する。
【0021】ステップS21: マイクロプロセッサ1
7は、花火撮影モードの選択に応じて、絞りをF9に固
定設定し、露光時間を3秒間に固定設定する。 ステップS22: マイクロプロセッサ17は、花火撮
影モードの選択に応じて、撮影レンズ12のピント位置
を無限遠に固定設定する。 ステップS23: マイクロプロセッサ17は、花火撮
影モードの選択に応じて、ホワイトバランスを太陽光
(5500K程度)用の調節値に固定設定する。 ステップS24: マイクロプロセッサ17は、レリー
ズ釦24が全押し操作されたか否かを判断する。まだ全
押し操作がなされていない場合、マイクロプロセッサ1
7は、ステップS25に動作を戻す。一方、全押し操作
がなされていた場合、マイクロプロセッサ17は、ステ
ップS26に動作を移行する。 ステップS25: マイクロプロセッサ17は、コマン
ドダイヤル25のユーザー操作に応じて、設定条件の変
更を行った後、ステップS24に動作を戻す。ここで
は、操作者が、花火の滞空時間や頻度などに合わせて、
露光時間を例えば2〜4秒の範囲で設定変更する。 ステップS26: マイクロプロセッサ17は、レリー
ズ釦24の全押し操作に呼応して、CCD駆動回路21
を制御して電子シャッタ動作を即時実行し、撮像素子1
4から画像データを読み出す。 ステップS27: マイクロプロセッサ17は、信号処
理部15を制御して、撮像された画像データについて、
太陽光(5500K程度)用のホワイトバランス調整を
実行する。 ステップS28: マイクロプロセッサ17は、信号処
理部15を制御して、撮像された画像データに対して、
花火撮影用の階調変換を実施する。 以上の一連のシーケンス動作(S21〜S28)によ
り、花火撮影モードの撮像動作が完了する。
【0022】[撮影シーンのユーザー登録動作の説明]
図3は、撮影シーンのユーザー登録を説明するための流
れ図である。以下、図3に示すステップ番号に沿って、
ユーザー登録の動作を説明する。 ステップS31: マイクロプロセッサ17は、シーン
選択ダイヤル18から現在選択中の撮影シーンを取得す
る。 ステップS32: マイクロプロセッサ17は、現在選
択中の撮影シーンを判別する。ここで、マニュアル撮影
モードが選択されていた場合、マイクロプロセッサ17
は動作をステップS33へ移行する。一方、その他の撮
影シーンが選択されていた場合、マイクロプロセッサ1
7は、各撮影シーンの動作へ移行する。 ステップS33: マイクロプロセッサ17は、コマン
ドダイヤル25等を介してマニュアル設定を受け付け
る。 ステップS34: マイクロプロセッサ17は、レリー
ズ釦24の操作がなされたか否かを判断する。レリーズ
釦24の操作がなされた場合、マイクロプロセッサ17
は、マニュアル撮影の動作へ移行する。一方、レリーズ
釦24の操作がなされていない場合、マイクロプロセッ
サ17は、ステップS35に動作を移行する。 ステップS35: マイクロプロセッサ17は、シーン
登録スイッチ22の操作がなされたか否かを判断する。
シーン登録スイッチ22の操作がなされた場合、マイク
ロプロセッサ17は、動作をステップS36に移行す
る。一方、シーン登録スイッチ22の操作がなされてい
ない場合、マイクロプロセッサ17は、ステップS33
に動作を移行する。 ステップS36: マイクロプロセッサ17は、現在の
設定条件の内で、ステップS33でマニュアル設定され
た設定条件を判別し、判別した設定条件を限定範囲また
は固定値としてカスタムシーン記録部23に記録する。 以上の動作により、操作者による撮影シーンのユーザー
登録が完了する。マイクロプロセッサ17は、このよう
に登録された撮影シーンのシーン選択に応じて、カスタ
ムシーン記録部23から記録内容を読み出して、レリー
ズ操作前に設定条件を限定または固定する際に使用す
る。
【0023】[ポートレートモードの動作説明]図4
は、ポートレートモードの動作を説明する図である。以
下、図4中のステップ番号に沿って、ポートレートモー
ドの動作を説明する。 ステップS41: マイクロプロセッサ17は、シーン
選択ダイヤル18から現在選択中の撮影シーンを取得す
る。 ステップS42: マイクロプロセッサ17は、現在選
択中の撮影シーンを判別する。ここで、ポートレートモ
ードが選択されていた場合、マイクロプロセッサ17は
動作をステップS43へ移行する。一方、その他の撮影
シーンが選択されていた場合、マイクロプロセッサ17
は、各撮影シーンの動作へ移行する。 ステップS43: マイクロプロセッサ17は、ポート
レートモードの選択に応じて、絞りを開放に仮設定して
絞りの範囲を開放〜2段絞り程度に限定する。また、マ
イクロプロセッサ17は、ポートレートモードの選択に
応じて、露光時間を1/250秒に仮設定する。 ステップS44: マイクロプロセッサ17は、ポート
レートモードの選択に応じて、撮影レンズ12のピント
位置を2mに仮設定して、ピント位置の範囲を1〜3m
に限定する。 ステップS45: マイクロプロセッサ17は、レリー
ズ釦24が半押し操作されたか否かを判断する。まだ半
押し操作がなされていない場合、マイクロプロセッサ1
7は、ステップS46に動作を戻す。一方、半押し操作
がなされた場合、マイクロプロセッサ17は、ステップ
S47に動作を移行する。 ステップS46: マイクロプロセッサ17は、コマン
ドダイヤル25のユーザー操作に応じて、設定条件の変
更を行った後、ステップS45に動作を戻す。 ステップS47: マイクロプロセッサ17は、半押し
操作に応じて、上述した限定範囲内で設定条件の自動調
整を開始する。 ステップS48: マイクロプロセッサ17は、設定条
件の自動調整を継続しながら、レリーズ釦24の全押し
操作を待機する。全押し操作がなされた場合、マイクロ
プロセッサ17は、ステップS49に動作を移行する。 ステップS49: マイクロプロセッサ17は、半押し
操作から全押し操作までの操作間隔を判別する。この操
作間隔が所定時間以上の場合、マイクロプロセッサ17
は、ステップS50に動作を移行する。一方、この操作
間隔が所定時間未満の場合、マイクロプロセッサ17は
ステップS53に動作を移行する。 ステップS50: 操作間隔が所定時間以上なので、マ
イクロプロセッサ17は、じっくり撮影できる状況にあ
ると判断し、設定条件の自動調整を継続する。 ステップS51: マイクロプロセッサ17は、設定条
件の自動調整が完了するのを待つ。自動調整が完了する
と、マイクロプロセッサ17はステップS52に動作を
移行する。 ステップS52: マイクロプロセッサ17は、CCD
駆動回路21を制御して電子シャッタ動作を実行し、撮
像素子14から画像データを読み出す。 ステップS53: 操作間隔が所定時間未満なので、マ
イクロプロセッサ17は、至急撮影すべき状況にあると
判断し、設定条件の自動調整を中止し、仮設定時の設定
条件に戻して固定する。 ステップS54: マイクロプロセッサ17は、CCD
駆動回路21を制御して電子シャッタ動作を即時実行
し、撮像素子14から画像データを読み出す。
【0024】以上の一連の動作シーケンスにより、半押
し〜全押しの操作間隔が比較的ゆっくりしていた場合
は、自動調整された適正な設定条件に基づいて撮像動作
が実行される。また、半押し〜全押しの操作間隔が短
く、レリーズ釦24が一気に押されるような状況下で
は、仮の設定条件によって撮像動作が即時実行される。
したがって、レリーズ操作の状況に応じて適切な撮像動
作が選択実行される。
【0025】[本実施形態の効果]以上説明したよう
に、花火撮影モードでは、レリーズ操作前に全ての設定
条件を固定設定する。したがって、オート撮影モード時
のレリーズタイムラグ(図2中のT1)に比べて、花火
撮影モードのレリーズタイムラグ(図2中のT2)を大
幅に短縮することが可能となる。また、本実施形態で
は、シーン登録スイッチ22の操作により撮影シーンの
ユーザー登録が可能となる。また、このユーザー登録に
応じて限定または固定可能な設定条件がカスタムシーン
記録部23に記憶される。したがって、ユーザー登録さ
れた撮影シーンについてもレリーズタイムラグの短縮が
可能となる。さらに、本実施形態では、コマンドダイヤ
ル25などを用いて、仮の設定条件を適宜変更すること
ができる。したがって、操作者による自由な調整が可能
となり、柔軟性の高い撮影が可能となる。また、本実施
形態では、レリーズ釦24の一気押しなどに応えて設定
条件の自動調整を省略する。したがって、操作者のレリ
ーズ操作状況に合わせてシャッタチャンスを逃さない撮
影動作が可能となる。
【0026】[実施形態の補足事項]なお、上述した実
施形態では、操作者が、シーン選択ダイヤル18を介し
て撮影シーンの手動選択を行っている。しかしながら、
本発明は、これに限定されるものではない。シーン選択
手段としては、撮影シーンを想定させる別の操作や情報
に応じて、撮影シーンを自動選択するものでもよい。一
般的には、被写体距離、輝度、コントラスト、ISO感
度設定、ストロボ発光の有無などから撮影シーンを自動
選択することが可能である。例えば、『画面全体の輝
度が極端に暗い』『ストロボ発光無し』『被写体距
離が無限遠』といった条件のいくつかが揃った場合に、
花火撮影モードを自動選択することが可能である。
【0027】また、上述した実施形態では、半押し〜全
押しの操作間隔が短い場合に、設定条件の自動調整を中
止して、全ての設定条件を仮の設定条件に戻している。
この場合は、仮の設定条件のバランス良い組み合わせに
よって、ある程度適正な撮影動作が期待できる。しかし
ながら、これに限定されるものではなく、この時点で自
動調整を完了している設定条件については仮の設定条件
に戻さず、自動調整を完了していない設定条件のみ仮の
設定条件に戻してもよい。
【0028】なお、上述した実施形態では、撮影シーン
として花火撮影モードやポートレートモードを取りあげ
て説明している。この花火撮影モードは、シャッタチャ
ンスが重要であり,かつ設定条件をほとんど固定できる
点から、請求項2の発明の効果を最大限に得ることので
きる撮影シーンである。また、ポートレートモードは、
撮影状況によってシャッタチャンス重視/設定条件重視
が分かれる点から、請求項6の発明の効果を最大限に得
ることのできる撮影シーンである。
【0029】しかしながら、本発明の適用はこれらの撮
影シーンに限定されるものではない。例えば、(1)海
・雪モード(2)パーティモード(3)夜景モード
(4)風景モード(5)ソフトフォーカスモード(6)
逆光モード(7)文字コピーモード(8)クローズアッ
プモード(9)夕焼けモードなどの撮影シーンにおい
て、『レリーズ操作前に限定または固定可能な設定条
件』をそれぞれ定め、各撮影シーンの選択に応じて設定
条件の限定または固定をレリーズ操作前に完了するよう
にしても勿論よい。
【0030】
【発明の効果】《請求項1》請求項1に記載の発明で
は、撮影シーンから限定可能な設定条件を決定し、レリ
ーズ操作前に設定条件を限定する。したがって、レリー
ズ操作後は、限定された設定条件の範囲内で設定条件を
調整すればよく、レリーズタイムラグを確実に短縮する
ことが可能となる。
【0031】《請求項2》請求項2に記載の発明では、
撮影シーンから固定可能な設定条件を決定し、レリーズ
操作前に設定条件を固定する。したがって、レリーズ操
作後は、固定された設定条件について調整を省くことが
可能となり、レリーズタイムラグを大幅に短縮すること
が可能となる。
【0032】《請求項3》請求項3に記載の発明では、
花火撮影モードの選択に応じて、レリーズ操作前に、露
光時間、レンズピントおよびホワイトバランス調整を全
て固定設定する。したがって、レリーズ操作後は、これ
ら固定の設定条件のままで、いち早く撮像動作に移行す
ることが可能となる。その結果、レリーズタイムラグを
極力短縮することが可能となる。また、花火撮影におい
てレリーズタイムラグが特に短縮されることにより、空
中に上がった花火をタイミング良く撮影することが可能
となる。
【0033】《請求項4》請求項4に記載の発明では、
操作者によってユーザー登録された撮影シーンについ
て、限定または固定可能な設定条件を記憶する。したが
って、操作者が登録した撮影シーンについても、上記請
求項と同様にレリーズタイムラグを確実に短縮すること
が可能となる。
【0034】《請求項5》請求項5に記載の発明では、
ユーザー変更手段を用いて、準備手段によって限定また
は固定された設定条件をレリーズ操作前に適宜変更する
ことが可能となる。したがって、操作者が撮影状況など
に応じて設定条件を変更するなど、より自由度の高い撮
影が可能となる。
【0035】《請求項6》請求項6に記載の発明では、
半押し操作と全押し操作の操作間隔が所定時間よりも短
い場合、すぐに撮影したい状況にあると判断して仮の設
定条件のままで撮影動作を実行する。一方、操作間隔が
所定時間よりも長い場合、じっくり撮影できる状況にあ
ると判断して、仮の設定条件の調整を完了したの後に、
撮像動作を実行する。このようにして、操作者のレリー
ズ操作状況に適応して、シャッタチャンス重視/設定条
件重視の撮影手順を適宜に選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子カメラ11の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施形態の動作を説明する流れ図である。
【図3】シーン登録動作を説明するための流れ図であ
る。
【図4】レリーズ操作間隔に応じた調整の省略動作を説
明する流れ図である。
【符号の説明】
11 電子カメラ 12 撮影レンズ 13 絞り 14 撮像素子 15 信号処理部 16 画像処理部 17 マイクロプロセッサ 18 シーン選択ダイヤル 19 レンズ駆動回路 20 絞り駆動回路 21 CCD駆動回路 22 シーン登録スイッチ 23 カスタムシーン記録部 24 レリーズ釦 25 コマンドダイヤル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 想定される撮影シーンが予め定められ、
    前記撮影シーンごとの設定条件に沿って撮像動作または
    画像処理を実行する電子カメラであって、 前記撮影シーンを選択するシーン選択手段と、 前記シーン選択手段により選択された前記撮影シーンに
    応じて、前記設定条件をレリーズ操作前に限定可能なも
    のとそれ以外とに区分し、限定可能な設定条件について
    は、レリーズ操作前に設定条件を限定することによりレ
    リーズタイムラグを短縮する準備手段とを備えたことを
    特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 想定される撮影シーンが予め定められ、
    前記撮影シーンの設定条件に沿って撮像動作または画像
    処理を実行する電子カメラであって、 前記撮影シーンを選択するシーン選択手段と、 前記シーン選択手段により選択された前記撮影シーンに
    応じて、前記設定条件をレリーズ操作前に固定可能なも
    のとそれ以外とに区分し、固定可能な設定条件について
    は、レリーズ操作前に設定条件を固定することによりレ
    リーズタイムラグを短縮する準備手段とを備えたことを
    特徴とする電子カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子カメラにおいて、 前記撮影シーンとして花火撮影モードを有し、 前記シーン選択手段により前記花火撮影モードが選択さ
    れると、前記準備手段は、レリーズ操作前に、電子カメ
    ラの露光時間を長時間設定に固定し、レンズピントを無
    限遠に固定し、ホワイトバランスをほぼ太陽光と同じ設
    定に固定することによりレリーズタイムラグを短縮する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載の電子カメラにおいて、 操作者による撮影シーンのユーザー登録を受け付けるカ
    スタムシーン登録手段と、 前記カスタムシーン登録手段を介して登録された撮影シ
    ーンについて、『レリーズ操作前に限定または固定可能
    な設定条件』を判別し、限定または固定可能な設定条件
    について限定範囲または固定値に関する情報を記憶する
    記憶手段とを備え、 前記準備手段は、ユーザー登録された撮影シーンの選択
    に応じて、前記記憶手段に記憶された前記情報を読み出
    し、前記情報に応じてレリーズ操作前に設定条件を限定
    または固定することを特徴とする電子カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    に記載の電子カメラにおいて、 操作者による変更操作を受け付けて、レリーズ操作前に
    限定または固定された前記設定条件を変更するユーザー
    変更手段を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の電子カメラにおいて、 半押し操作と全押し操作との段階操作が可能なレリーズ
    釦と、 前記レリーズ釦の操作に応じて撮像動作を実施する撮像
    手段とを備え、 前記撮像手段は、 前記半押し操作と前記全押し操作との操作間隔が所定時
    間より長い場合は、前記準備手段により仮設定された設
    定条件を調整した後に撮像動作を行い、前記操作間隔が
    所定時間よりも短い場合は、前記準備手段により仮設定
    された設定条件の一部または全部を固定して撮像動作を
    行うことを特徴とする電子カメラ。
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