JP2002246030A - リチウム二次電池 - Google Patents

リチウム二次電池

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JP2002246030A
JP2002246030A JP2001042927A JP2001042927A JP2002246030A JP 2002246030 A JP2002246030 A JP 2002246030A JP 2001042927 A JP2001042927 A JP 2001042927A JP 2001042927 A JP2001042927 A JP 2001042927A JP 2002246030 A JP2002246030 A JP 2002246030A
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lithium secondary
manganese
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secondary battery
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JP2001042927A
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Seiji Yoshimura
精司 吉村
Hiroshi Nakajima
中島  宏
Maruo Jinno
丸男 神野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正極集電体に正極材料を付与した正極と、負
極と、非水電解質とを備えたリチウム二次電池を繰り返
して充放電させた場合にも、正極材料と正極集電体とが
十分に接触して、放電容量が低下するのを防止し、充放
電サイクル特性に優れたリチウム二次電池を提供する。 【解決手段】 正極集電体1aに正極材料を付与した正
極1と、負極2と、非水電解質とを備えたリチウム二次
電池において、正極集電体に、マンガンが0.1〜10
重量%の範囲で含有されたアルミニウム合金で構成され
た充填空間を有する基材を用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、正極集電体に正
極材料を付与した正極と、負極と、非水電解質とを備え
たリチウム二次電池に係り、特に、その正極に用いる正
極集電体を改善して、リチウム二次電池の充放電サイク
ル特性を向上させた点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高出力,高エネルギー密度の新型
電池として、非水系溶媒に溶質を溶解させた非水電解液
を用い、リチウムの酸化,還元を利用した高起電力のリ
チウム二次電池が利用されるようになった。
【0003】ここで、このようなリチウム二次電池にお
いては、その正極として、一般に、コバルト酸リチウ
ム、ニッケル酸リチウム、スピネル構造のマンガン酸リ
チウム等の正極材料と結着剤等とを混合させた正極合剤
を、アルミニウム箔や発泡アルミニウムからなる正極集
電体に付与したものが用いられていた。
【0004】しかし、このようにアルミニウム箔や発泡
アルミニウムからなる正極集電体に正極合剤を付与した
正極をリチウム二次電池に使用し、このリチウム二次電
池において充放電を繰り返して行った場合、正極合剤が
正極集電体から分離し、正極材料と正極集電体との接触
性が悪くなって、放電容量が次第に低下し、十分な充放
電サイクル特性が得られないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、正極集電
体に正極材料を付与した正極と、負極と、非水電解質と
を備えたリチウム二次電池における上記のような問題を
解決することを課題とするものであり、このリチウム二
次電池を繰り返して充放電させた場合に、正極合剤が正
極集電体から分離するのを防止して、正極材料と正極集
電体とが十分に接触されるようにし、充放電により放電
容量が次第に低下するのを抑制して、充放電サイクル特
性に優れたリチウム二次電池が得られるようにすること
を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明におけるリチウ
ム二次電池においては、上記のような課題を解決するた
め、正極集電体に正極材料を付与した正極と、負極と、
非水電解質とを備えたリチウム二次電池において、上記
の正極集電体に、マンガンが0.1〜10重量%の範囲
で含有されたアルミニウム合金で構成された充填空間を
有する基材を用いるようにしたのである。
【0007】ここで、この発明におけるリチウム二次電
池において、上記の正極集電体をマンガンが0.1〜1
0重量%の範囲で含有されたアルミニウム合金で構成す
るようにしたのは、アルミニウム合金中におけるマンガ
ンの量が0.1重量%未満になると、この正極集電体の
強度が弱くなって、この正極集電体における正極材料の
保持力が弱くなり、充放電を繰り返して行った場合に、
この正極集電体に対する正極材料の接触が低下して、充
放電サイクル特性が悪くなる一方、アルミニウム合金中
におけるマンガンの量が10重量%を越えると、アルミ
ニウム合金中におけるマンガンが非水電解質に溶出しや
すくなり、この正極集電体の非水電解質に対する耐蝕性
が低下して、充放電サイクル特性が悪くなるためであ
る。
【0008】そして、この発明におけるリチウム二次電
池のように、正極集電体に、マンガンが0.1〜10重
量%の範囲で含有されたアルミニウム合金で構成された
充填空間を有する基材を用いると、この正極集電体に正
極材料が強固に保持されるようになり、充放電を繰り返
して行った場合においても、この正極集電体と正極材料
とが十分に接触して、放電容量が低下するのが抑制さ
れ、リチウム二次電池における充放電サイクル特性が向
上する。
【0009】ここで、この発明におけるリチウム二次電
池において、正極集電体に用いる充填空間を有する基材
としては、ラス(フラットラスを含む。)、焼結体、発
泡体、線材を組合せた網状体、線材をランダムに絡み合
わせた集合体等を用いることができ、特に、正極集電体
における導電性に優れると共に、正極材料が強固に保持
されるラス(フラットラスを含む。)を用いることが好
ましい。
【0010】また、この正極集電体を構成するアルミニ
ウム合金として、マンガンが0.1〜10重量%の範囲
で含有されると共に、銅,マグネシウム,亜鉛から選択
される少なくとも1種の元素が含有されたものを用いる
と、この正極集電体における強度がさらに高くなって、
この正極集電体に正極材料がより強固に保持され、リチ
ウム二次電池における充放電サイクル特性がさらに向上
する。
【0011】ここで、このようにアルミニウム合金に
銅,マグネシウム,亜鉛から選択される少なくとも1種
の元素を含有させるにあたり、その量が少ないと、これ
らの元素による効果が得られない一方、その量が多くな
り過ぎると、非水電解質に対する合金の耐蝕性が低下す
るため、上記のアルミニウム合金中における銅,マグネ
シウム,亜鉛から選択される少なくとも1種の元素の量
が、0.1〜2重量%の範囲になったものを、より好ま
しくは0.1〜1重量%の範囲になったものを用いるよ
うにする。
【0012】なお、この発明におけるリチウム二次電池
は、正極集電体に、上記のようなアルミニウム合金で構
成された充填空間を有する基材を用いることを特徴とす
るものであり、このリチウム二次電池に使用する正極材
料や負極材料や非水電解質については特に限定されず、
従来より一般に使用されている公知の材料を用いること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明に係るリチウム二次電池につ
いて実施例を挙げて具体的に説明すると共に、この実施
例に係るリチウム二次電池においては充放電サイクル特
性が向上することを、比較例を挙げて明らかにする。な
お、この発明におけるリチウム二次電池は、下記の実施
例に示したものに限定されるものではなく、その要旨を
変更しない範囲において適宜変更して実施できるもので
ある。
【0014】(実施例1)実施例1においては、下記の
ようにして作製した正極と負極とを用いると共に、下記
のようにして調製した非水電解液を用い、図1に示すよ
うな扁平なコイン型になったリチウム二次電池を作製し
た。
【0015】[正極の作製]正極を作製するにあたって
は、正極材料にLiCoO2 粉末を用い、このLiCo
2 粉末を85重量部、導電剤である炭素粉末を10重
量部、結着剤であるポリフッ化ビニリデン粉末を5重量
部の割合で混合させた正極合剤に、N−メチル−2−ピ
ロリドン液を加えてスラリーを調製した。
【0016】また、このスラリーを塗布させる正極集電
体1aとしては、マンガンを1重量%含有したアルミニ
ウム−マンガン合金(Al−Mn合金)で構成され、空
隙率が20%、厚さが250μmになった図2に示すよ
うなフラットラスを用いるようにした。
【0017】そして、上記のペーストをこの正極集電体
1aの片面にドクターブレード法により塗布し、これを
150℃で乾燥させた後、これを打ち抜いて、直径が1
7mm、厚みが1.0mmの円板状になった正極1を作
製した。
【0018】[負極の作製]負極を作製するにあたって
は、負極材料に天然黒鉛粉末を用い、この天然黒鉛粉末
を95重量部、結着剤であるポリフッ化ビニリデンを5
重量部の割合で混合させた負極合剤に、N−メチル−2
−ピロリドン液を加えてスラリーを調製し、このスラリ
ーを厚さ20μmの銅製の負極集電体2bの片面にドク
ターブレード法により塗布し、これを150℃で乾燥さ
せた後、これを打ち抜いて、直径が17mm、厚みが
1.0mmの円板状になった負極2を作製した。
【0019】[非水電解液の調製]非水電解液を調製す
るにあたっては、エチレンカーボネートとジメチルカー
ボネートとを1:1の体積比で混合させた混合溶媒に、
溶質としてヘキサフルオロリン酸リチウムLiPF6
1mol/lの濃度になるように溶解させて、非水電解
液を調製した。
【0020】[電池の作製]電池を作製するにあたって
は、図1に示すように、上記のように作製した正極1と
負極2との間に上記の非水電解液を含浸させたポリプロ
ピレン製の微多孔膜からなるセパレータ3を挟み、この
状体で正極缶4aと負極缶4bとからなる電池容器4内
に収容させ、正極1を正極集電体1aを介して正極缶4
aに接続させる一方、負極2を負極集電体2aを介して
負極缶4bに接続させ、この正極缶4aと負極缶4bと
の周辺部にポリプロピレン製の絶縁パッキン5を設け、
正極缶4aをかしめて正極缶4aと負極缶4bとの間を
封口させると共に、この絶縁パッキン5により正極缶4
aと負極缶4bとを電気的に絶縁させて、直径が24m
m、厚みが3mmになったリチウム二次電池を作製し
た。
【0021】ここで、上記の負極缶4bには、厚さが
0.25mmになったSUS304からなるステンレス
鋼の外面側に厚さが0.002mmのニッケルメッキ層
を設けたものを用いるようにし、また上記の正極缶4a
には、厚さが0.05mmのアルミニウムと厚さが0.
20mmになったSUS316Lからなるステンレス鋼
とのクラッド材におけるステンレス鋼の上に厚さが0.
002mmのニッケルメッキ層を設けたものを用いるよ
うにした。
【0022】(実施例2〜6)実施例2〜6において
は、上記の実施例1のリチウム二次電池における正極の
作製において、使用する正極集電体1aの種類だけを変
更させるようにした。
【0023】ここで、実施例2においては、正極集電体
1aとして、マンガンを1重量%含有したアルミニウム
−マンガン合金(Al−Mn合金)で構成されて、空隙
率が10%、厚さが500μmになったラスを用いるよ
うにした。
【0024】また、実施例3においては、正極集電体1
aとして、マンガンを1重量%含有したアルミニウム−
マンガン合金(Al−Mn合金)で構成されて、空隙率
が50%、厚さが100μmになった焼結体を用いるよ
うにした。
【0025】また、実施例4においては、正極集電体1
aとして、マンガンを1重量%含有したアルミニウム−
マンガン合金(Al−Mn合金)で構成されて、孔径が
500μm、空隙率が10%、厚さが500μmになっ
た発泡体を用いるようにした。
【0026】また、実施例5においては、正極集電体1
aとして、マンガンを1重量%含有したアルミニウム−
マンガン合金(Al−Mn合金)で構成された直径10
0μmの線材をランダムに絡め、空隙率が5%、厚さが
1mmになった線材の集合体を用いるようにした。
【0027】また、実施例6においては、正極集電体1
aとして、マンガンを1重量%含有したアルミニウム−
マンガン合金(Al−Mn合金)で構成された直径10
0μmの線材を用いて、目開き400μmになった50
メッシュの網状体を用いるようにした。
【0028】そして、上記のような正極集電体1aを用
いる以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、実施
例2〜6の各リチウム二次電池を作製した。
【0029】(比較例1)比較例1においても、上記の
実施例1のリチウム二次電池における正極の作製におい
て、使用する正極集電体1aの種類だけを変更させるよ
うにした。
【0030】ここで、比較例1においては、正極集電体
1aとして、マンガンを1重量%含有したアルミニウム
−マンガン合金(Al−Mn合金)で構成され、厚みが
50μmになった箔を用いるようにし、それ以外は、上
記の実施例1の場合と同様にして、比較例1のリチウム
二次電池を作製した。
【0031】(比較例2)比較例2においても、上記の
実施例1のリチウム二次電池における正極の作製におい
て、使用する正極集電体1aの種類だけを変更させるよ
うにした。
【0032】ここで、比較例2においては、正極集電体
1aとして、孔径が500μm、空隙率が10%、厚さ
が500μmになったアルミニウム製の発泡体を用いる
ようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様に
して、比較例2のリチウム二次電池を作製した。
【0033】(比較例3)比較例3においても、上記の
実施例1のリチウム二次電池における正極の作製におい
て、使用する正極集電体1aの種類だけを変更させるよ
うにした。
【0034】ここで、比較例3においては、正極集電体
1aとして、空隙率が20%、厚さが250μmになっ
たアルミニウム製のフラットラスを用いるようにし、そ
れ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、比較例
3のリチウム二次電池を作製した。
【0035】(比較例4)比較例4においても、上記の
実施例1のリチウム二次電池における正極の作製におい
て、使用する正極集電体1aの種類だけを変更させるよ
うにした。
【0036】ここで、比較例4においては、正極集電体
1aとして、銅を1重量%含有したアルミニウム−銅合
金(Al−Cu合金)で構成され、空隙率が20%、厚
さが250μmになったフラットラスを用いるようにし
た。
【0037】(比較例5)比較例5においても、上記の
実施例1のリチウム二次電池における正極の作製におい
て、使用する正極集電体1aの種類だけを変更させるよ
うにした。
【0038】ここで、比較例5においては、正極集電体
1aとして、マグネシウムを1重量%含有したアルミニ
ウム−マグネシウム合金(Al−Mg合金)で構成さ
れ、空隙率が20%、厚さが250μmになったフラッ
トラスを用いるようにした。
【0039】(比較例6)比較例6においても、上記の
実施例1のリチウム二次電池における正極の作製におい
て、使用する正極集電体1aの種類だけを変更させるよ
うにした。
【0040】ここで、比較例6においては、正極集電体
1aとして、亜鉛を1重量%含有したアルミニウム−亜
鉛合金(Al−Zn合金)で構成され、空隙率が20
%、厚さが250μmになったフラットラスを用いるよ
うにした。
【0041】次に、上記のようにして作製した実施例1
〜6及び比較例1〜6の各リチウム二次電池について、
25℃の条件下においてそれぞれ充電電流100μAで
充電終止電圧4.2Vまで充電させた後、放電電流10
0μAで放電終止電圧3Vまで放電させて、それぞれ1
サイクル目の放電容量Q1 を測定した。
【0042】次いで、上記の充放電を1サイクルとし
て、上記の各リチウム二次電池について、それぞれ50
サイクルの充放電を行って、50サイクル目の放電容量
50を測定し、下記の式により50サイクル目の容量残
存率を求め、その結果を下記の表1に示した。
【0043】容量残存率(%)=(Q50/Q1 )×10
【0044】
【表1】
【0045】この結果から明らかなように、正極集電体
1aとして、マンガンを1重量%含むアルミニウム−マ
ンガン合金で構成され、充填空間を有するラス、フラッ
トラス、焼結体、発泡体、線材の集合体、網状体からな
る基材を用いた実施例1〜6の各リチウム二次電池は、
マンガンを1重量%含むアルミニウム−マンガン合金で
構成されているが、充填空間を有しない箔からなる正極
集電体1aを用いた比較例1のリチウム二次電池や、充
填空間を有するが、アルミニウム単独、或いはマンガン
を含まないアルミニウム合金で構成された正極集電体1
aを用いた比較例2〜6の各リチウム二次電池に比べ
て、50サイクル後の容量残存率が高くなって、充放電
サイクル特性が向上していた。
【0046】(実施例A1〜A4)実施例A1〜A4に
おいては、上記の実施例1のリチウム二次電池における
正極の作製において、正極集電体1aとして、アルミニ
ウム−マンガン合金中におけるマンガンの量を変更させ
たフラットラスを用いるようにし、それ以外は、上記の
実施例1の場合と同様にして、実施例A1〜A4の各リ
チウム二次電池を作製した。
【0047】ここで、正極集電体1aを構成するアルミ
ニウム−マンガン合金として、実施例A1ではマンガン
を0.1重量%含むアルミニウム−マンガン合金を、実
施例A2ではマンガンを0.5重量%含むアルミニウム
−マンガン合金を、実施例A3ではマンガンを5重量%
含むアルミニウム−マンガン合金を、実施例A4ではマ
ンガンを10重量%含むアルミニウム−マンガン合金を
用いるようにした。
【0048】そして、上記のように作製した実施例A1
〜A4の各リチウム二次電池についても、上記の実施例
1のリチウム二次電池の場合と同様にして、各リチウム
二次電池における50サイクル目の容量残存率を求め、
その結果を下記の表2に示した。
【0049】
【表2】
【0050】この結果、正極集電体1aに、マンガンの
量が0.1〜10重量%の範囲になったアルミニウム−
マンガン合金で構成されたフラットラスを用いた実施例
A1〜A4の何れのリチウム二次電池も、実施例1のリ
チウム二次電池と同様に、前記の比較例1〜6の各リチ
ウム二次電池に比べ、50サイクル後の容量残存率が高
くなって、充放電サイクル特性が向上していた。特に、
アルミニウム−マンガン合金中におけるマンガンの量が
0.5〜5重量%の範囲になったフラットラスを正極集
電体1aに用いた実施例1,A2,A3のリチウム二次
電池においては、さらに50サイクル後の容量残存率が
高くなって、充放電サイクル特性がさらに向上してい
た。なお、マンガンの量が0.1重量%未満になったア
ルミニウム−マンガン合金を用いて正極集電体1aを構
成した場合、その強度が弱くて簡単に破壊され、正極1
の作製が困難になり、またマンガンの量が20重量%に
なったアルミニウム−マンガン合金を用いて正極集電体
1aを構成した場合、このリチウム二次電池の充電時
に、正極集電体1aが腐食されて、充放電を適切に行う
ことができなかった。
【0051】(実施例B1〜B4)実施例B1〜B4に
おいては、上記の実施例1のリチウム二次電池における
正極の作製において、正極集電体1aとして、マンガン
の他に銅を含むアルミニウム−マンガン−銅合金(Al
−Mn−Cu合金)で構成され、空隙率が20%、厚さ
が250μmになったフラットラスを用いるようにし、
このアルミニウム−マンガン−銅合金中における銅の量
を変更し、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様に
して、実施例B1〜B4の各リチウム二次電池を作製し
た。
【0052】ここで、正極集電体1aを構成するアルミ
ニウム−マンガン−銅合金として、実施例B1ではマン
ガンが1重量%,銅が0.1重量%含有されたアルミニ
ウム−マンガン−銅合金を、実施例B2ではマンガンが
1重量%,銅が0.5重量%含有されたアルミニウム−
マンガン−銅合金を、実施例B3ではマンガンが1重量
%,銅が1重量%含有されたアルミニウム−マンガン−
銅合金を、実施例B4ではマンガンが1重量%,銅が2
重量%含有されたアルミニウム−マンガン−銅合金を用
いるようにした。
【0053】そして、上記のように作製した実施例B1
〜B4の各リチウム二次電池についても、上記の実施例
1のリチウム二次電池の場合と同様にして、各リチウム
二次電池における50サイクル目の容量残存率を求め、
その結果を下記の表3に示した。
【0054】
【表3】
【0055】この結果、正極集電体1aにフラットラス
を用い、この正極集電体1aをマンガンの他に銅を含む
アルミニウム−マンガン−銅合金で構成した実施例B1
〜B4の何れのリチウム二次電池も、上記の実施例1の
リチウム二次電池の場合と同様に、前記の比較例1〜6
の各リチウム二次電池に比べ、50サイクル後の容量残
存率が高くなって、充放電サイクル特性が向上してい
た。特に、アルミニウム−マンガン−銅合金中における
銅の量が0.1〜1重量%の範囲になった正極集電体1
aを用いた実施例B1〜B3のリチウム二次電池におい
ては、実施例1のリチウム二次電池に比べて、さらに5
0サイクル後の容量残存率が高くなり、充放電サイクル
特性がさらに向上していた。
【0056】(実施例C1〜C4)実施例C1〜C4に
おいては、上記の実施例1のリチウム二次電池における
正極の作製において、正極集電体1aとして、マンガン
の他にマグネシウムを含むアルミニウム−マンガン−マ
グネシウム合金(Al−Mn−Mg合金)で構成され、
空隙率が20%、厚さが250μmになったフラットラ
スを用いるようにし、このアルミニウム−マンガン−マ
グネシウム合金中におけるマグネシウムの量を変更し、
それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、実施
例C1〜C4の各リチウム二次電池を作製した。
【0057】ここで、正極集電体1aを構成するアルミ
ニウム−マンガン−マグネシウム合金として、実施例C
1ではマンガンが1重量%,マグネシウムが0.1重量
%含有されたアルミニウム−マンガン−マグネシウム合
金を、実施例C2ではマンガンが1重量%,マグネシウ
ムが0.5重量%含有されたアルミニウム−マンガン−
マグネシウム合金を、実施例C3ではマンガンが1重量
%,マグネシウムが1重量%含有されたアルミニウム−
マンガン−マグネシウム合金を、実施例C4ではマンガ
ンが1重量%,マグネシウムが2重量%含有されたアル
ミニウム−マンガン−マグネシウム合金を用いるように
した。
【0058】そして、上記のように作製した実施例C1
〜C4の各リチウム二次電池についても、上記の実施例
1のリチウム二次電池の場合と同様にして、各リチウム
二次電池における50サイクル目の容量残存率を求め、
その結果を下記の表4に示した。
【0059】
【表4】
【0060】この結果、正極集電体1aにフラットラス
を用い、この正極集電体1aをマンガンの他にマグネシ
ウムを含むアルミニウム−マンガン−マグネシウム合金
で構成した実施例C1〜C4の何れのリチウム二次電池
も、上記の実施例1のリチウム二次電池の場合と同様
に、前記の比較例1〜6の各リチウム二次電池に比べ、
50サイクル後の容量残存率が高くなって、充放電サイ
クル特性が向上していた。特に、アルミニウム−マンガ
ン−マグネシウム合金中におけるマグネシウムの量が
0.1〜1重量%の範囲になった正極集電体1aを用い
た実施例C1〜C3のリチウム二次電池においては、実
施例1のリチウム二次電池に比べて、さらに50サイク
ル後の容量残存率が高くなり、充放電サイクル特性がさ
らに向上していた。
【0061】(実施例D1〜D4)実施例D1〜D4に
おいては、上記の実施例1のリチウム二次電池における
正極の作製において、正極集電体1aとして、マンガン
の他に亜鉛を含むアルミニウム−マンガン−亜鉛合金
(Al−Mn−Zn合金)で構成され、空隙率が20
%、厚さが250μmになったフラットラスを用いるよ
うにし、このアルミニウム−マンガン−亜鉛合金中にお
ける亜鉛の量を変更し、それ以外は、上記の実施例1の
場合と同様にして、実施例D1〜D4の各リチウム二次
電池を作製した。
【0062】ここで、正極集電体1aを構成するアルミ
ニウム−マンガン−亜鉛合金として、実施例D1ではマ
ンガンが1重量%,亜鉛が0.1重量%含有されたアル
ミニウム−マンガン−亜鉛合金を、実施例D2ではマン
ガンが1重量%,亜鉛が0.5重量%含有されたアルミ
ニウム−マンガン−亜鉛合金を、実施例D3ではマンガ
ンが1重量%,亜鉛が1重量%含有されたアルミニウム
−マンガン−亜鉛合金を、実施例D4ではマンガンが1
重量%,亜鉛が2重量%含有されたアルミニウム−マン
ガン−亜鉛合金を用いるようにした。
【0063】そして、上記のように作製した実施例D1
〜D4の各リチウム二次電池についても、上記の実施例
1のリチウム二次電池の場合と同様にして、各リチウム
二次電池における50サイクル目の容量残存率を求め、
その結果を下記の表5に示した。
【0064】
【表5】
【0065】この結果、正極集電体1aにフラットラス
を用い、この正極集電体1aをマンガンの他に亜鉛を含
むアルミニウム−マンガン−亜鉛合金で構成した実施例
D1〜D4の何れのリチウム二次電池も、実施例1のリ
チウム二次電池の場合と同様に、前記の比較例1〜6の
各リチウム二次電池に比べ、50サイクル後の容量残存
率が高くなって、充放電サイクル特性が向上していた。
特に、アルミニウム−マンガン−亜鉛合金中における亜
鉛の量が0.1〜1重量%の範囲になった正極集電体1
aを用いた実施例D1〜D3のリチウム二次電池におい
ては、実施例1のリチウム二次電池に比べて、さらに5
0サイクル後の容量残存率が高くなり、充放電サイクル
特性がさらに向上していた。
【0066】なお、上記の各実施例におけるリチウム二
次電池においては、正極合剤のペーストを正極集電体1
aの片面に塗布した正極1を用いて、扁平なコイン型に
なったリチウム二次電池を作製するようにしたが、この
リチウム二次電池の形状等は特に限定されず、例えば、
長い正極集電体の両面に正極合剤のペーストを塗布した
正極を使用し、この正極と負極との間にセパレータを介
してこれらを巻き、これを電池容器に収容させるように
したリチウム二次電池においても、上記のような正極集
電体を用いることにより、このリチウム二次電池におけ
る充放電サイクル特性が向上する。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
リチウム二次電池においては、正極材料を付与させる正
極集電体に、充填空間を有し、マンガンが0.1〜10
重量%の範囲で含有されたアルミニウム合金で構成され
た基材を用いたため、この正極集電体に正極材料が強固
に保持されるようになると共に、この正極集電体が非水
電解質によって腐食されるということがなく、充放電を
繰り返して行った場合においても、この正極集電体と正
極材料とが十分に接触するようになった。
【0068】この結果、この発明のリチウム二次電池に
おいては、充放電を繰り返して行った場合においても、
放電容量が低下するのが抑制されて、充放電サイクル特
性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例及び比較例において作製した
リチウム二次電池の概略断面図である。
【図2】この発明の実施例1におけるリチウム二次電池
において使用したフラットラスからなる正極集電体の平
面図である。
【符号の説明】
1 正極 1a 正極集電体 2 負極 2a 負極集電体 3 セパレータ 4 電池容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神野 丸男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H017 AA03 AS02 AS10 CC05 CC27 DD08 EE05 HH01 5H029 AJ05 AK03 AL07 AM03 AM05 AM07 DJ07 DJ13 DJ14 EJ01 HJ01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極集電体に正極材料を付与した正極
    と、負極と、非水電解質とを備えたリチウム二次電池に
    おいて、上記の正極集電体に、マンガンが0.1〜10
    重量%の範囲で含有されたアルミニウム合金で構成され
    た充填空間を有する基材を用いたことを特徴とするリチ
    ウム二次電池。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したリチウム二次電池に
    おいて、上記の正極集電体に用いる充填空間を有する基
    材がラスであることを特徴とするリチウム二次電池。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載したリチウム二次
    電池において、上記の正極集電体が、マンガンの他に
    銅,マグネシウム,亜鉛から選択される少なくとも1種
    の元素が含有されたアルミニウム合金で構成されている
    ことを特徴とするリチウム二次電池。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載したリチウム二次電池に
    おいて、上記のアルミニウム合金で構成された正極集電
    体に含有された銅,マグネシウム,亜鉛から選択される
    少なくとも1種の元素の量が0.1〜1重量%の範囲で
    あることを特徴とするリチウム二次電池。
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