JP2002245547A - 電子式金銭登録機 - Google Patents

電子式金銭登録機

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JP2002245547A
JP2002245547A JP2001038696A JP2001038696A JP2002245547A JP 2002245547 A JP2002245547 A JP 2002245547A JP 2001038696 A JP2001038696 A JP 2001038696A JP 2001038696 A JP2001038696 A JP 2001038696A JP 2002245547 A JP2002245547 A JP 2002245547A
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JP2001038696A
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Yuji Sugimoto
祐司 杉本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レシートにメッセージを印字する電子式金銭
登録機において、メッセージデータの作成や更新が比較
的に容易で、また、顧客の嗜好に応じたアピール度の高
いメッセージを印字出力可能とすること。 【解決手段】 商品の部門毎に予め定められたメッセー
ジを格納したメッセージ記憶手段と、部門分けされた商
品の購入数または購入金額を、顧客毎(一取引毎)に各
部門別で保持する部門別商品個数カウント手段または部
門別商品金額累計手段と、装置の各部を制御する制御手
段とを具備し、制御手段は、支払い入力操作が行われた
際に、部門別商品個数カウント手段または部門別商品金
額累計手段の内容を参照して、最も購入数の多いまたは
最も購入金額の多い部門に対応するメッセージをメッセ
ージ記憶手段から読み出し、この読み出したメッセージ
をプリンタ部によってレシートに印字出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗などに設置さ
れて商品の売上登録処理を行う電子式金銭登録機(以
下、ECRと称す)に係り、特に、レシートに宣伝用な
どのメッセージを印字出力させるようにしたECRに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】レシートにサービスメッセージやセール
スメッセージを印字出力させる従来技術としては、特開
昭62−65198号公報に記載された技術が挙げられ
る。この公報に開示された従来技術においては、各商品
に対応するメッセージデータを予め記憶しておき、商品
の購入登録操作時に入力された商品コードに基づいて、
各商品の優先順位にしたがい優先度の高い商品に対応す
るメッセージデータを選択的に読み出し、この読み出し
たメッセージを、一取引の登録操作時にレシートに印字
出力させるようにしている。このように、レシートにサ
ービスメッセージやセールスメッセージを印字出力する
ことにより、レシートを販売促進用などの宣伝広告媒体
として有効利用することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術においては、全商品に対してメッセージデー
タを記憶するようにしているので、メッセージデータを
記憶するためのメモリ容量が嵩む。また、メッセージデ
ータは、常に最新の情報内容に更新する必要があるの
で、全商品に対してメッセージデータを記憶するように
なすと、多数のメッセージデータの作成や更新に、多大
の手間と時間を要する。また、従来技術においては、メ
ッセージデータの選択は、購入商品に設定されている優
先順位のみで行われるため、たとえ多くの個数が購入さ
れている商品や、高額に購入されている商品があって
も、優先順の高い商品を1個でもあるいは少額でも購入
していれば、優先順位の高い商品のメッセージを印字し
てしまうので、顧客の嗜好に沿ったメッセージが印字出
力されないケースが多いと想定され、顧客に対するアピ
ール度が低いものとなる。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、メッセージデータの作成や更
新が比較的に容易で、また、顧客の嗜好に応じたアピー
ル度の高いメッセージを印字出力可能とすることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明によるECRにおいては、商品の部門毎に
予め定められたメッセージを格納したメッセージ記憶手
段と、部門分けされた商品の購入数または購入金額を、
顧客毎(一取引毎)に各部門別で保持する部門別商品個
数カウント手段または部門別商品金額累計手段と、装置
の各部を制御する制御手段とを具備し、制御手段は、支
払い入力操作が行われた際に、部門別商品個数カウント
手段または部門別商品金額累計手段の内容を参照して、
最も購入数の多いまたは最も購入金額の多い部門に対応
するメッセージをメッセージ記憶手段から読み出し、こ
の読み出したメッセージをプリンタ部によってレシート
に印字出力させるように、構成される。
【0006】上記のように構成することで、メッセージ
は部門毎に作成すればよいので、全商品に対してメッセ
ージを作成する場合に比して、メッセージ格納用のメモ
リ容量を節約でき、また、メッセージの作成・更新作業
も容易なものとなる。また、最も購入個数の多い部門ま
たは最も購入金額の多い部門に対応するメッセージを印
字することで、顧客の嗜好に応じたアピール度の高いメ
ッセージを出力することが可能となり、これにより、顧
客の再来店を促して売上げ向上に寄与することが期待で
きる。
【0007】なお、上記以外の本発明の特徴的な構成や
その作用効果は、以下の説明から明らかとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
るECRの概略構成を示す図である。
【0009】図1において、1は例えばマイクロプロセ
ッサなどで実現される中央演算処理装置(以下、CPU
と称す)、2はECRの各種動作を制御するプログラム
などが記憶されたROM、3は各種設定内容が書き替え
可能に記憶されワークエリアとしても利用されるRAM
であり、CPU1およびこれに接続されたROM2、R
AM3とによって、各種プログラム、設定データなどに
基づき、各種機能手段(制御手段、記憶手段やテーブ
ル、カウント手段、判定手段、選択手段等々)が実現さ
れる。
【0010】また、CPU1には、ECRの機能を切り
換えるために用いるモードスイッチ4と、商品の部門コ
ード、PLU(Price Look Up)コード、金額などを入
力するためのキーボード5と、CPU1の演算処理結果
などをレシート(レシート用紙)および記録用紙に印字
するためのプリンタ6と、CPU1の演算処理結果など
を表示するための例えば液晶ディスプレイなどで実現さ
れる表示装置7と、硬貨および紙幣を収納するためのド
ロワー8とが接続されている。そして、CPU1は、R
OM2に格納された制御プログラムやRAM3に記憶さ
れた設定データ、テーブルなどに基づいて各種の処理を
行って、ECRの各部とデータの授受を行い、ECR全
体を統括して制御する。
【0011】図2は、モードスイッチ4とキーボード5
を含むスイッチ入力パネルの平面図である。同図におい
て、9はモードスイッチ4の鍵穴で、この鍵穴9に操作
者などが所持するキーを差し込んで、モードスイッチ4
を所望位置に回動させることによって、ECRの動作状
態を切り換えることができるようになっている。ECR
の動作状態において、「切」は停止状態を表し、「設
定」は、取り扱われる取扱商品の部門コード、PLUコ
ード、商品名、単価などを設定登録するためのプログラ
ム動作状態を表している。また、「時刻」は、時刻の設
定変更を可能とする時刻設定動作状態を表し、「登録」
は、商品購入登録(売上登録)を含む各種登録操作を可
能とする動作状態を表し、「管理」は、ECRの管理に
必要な情報の入出力を行う動作状態を表し、「点検/精
算1」、「点検/精算2」は、ECRの売上を日計、あ
るいは月計で点検/精算を行う動作状態を表している。
【0012】図2に示すキーボード5の置数キー10
は、数値の置数をするときに使用され、部門キー11
は、商品の購入登録時に商品の所属する部門を指定する
のに使用され、PLUキー12は、商品の購入登録時に
各商品毎に割り当てられたPLUの番号を入力するのに
先立って使用され、現金キー13は、顧客の支払いを登
録する際に使用される。なお、キーボード5には、上記
の他に各種の機能キーが設けられており、さらに、小数
点キー、「@」キー、「0」キーは、通常は数値を置
数、計算するときに用いられるが、設定操作のときにも
用いられるようになっている。
【0013】図3は、RAM3中に構築される各種メモ
リを模式的に示す図であり、同図に示すように、RAM
3中には、各商品をグループ分けする部門などに関する
データを記憶する部門設定メモリ21と、各商品毎に付
されるPLUと呼ばれるものなどに関するデータを記憶
するPLU設定メモリ22と、顧客毎(一取引毎)にレ
シートに印字するための取引データを記憶する印字内容
記録メモリ23と、顧客毎(一取引毎)にレシートに印
字するメッセージのメッセージ個数を設定するメッセー
ジ印字数メモリ24などが、設けられている。
【0014】図4は、部門設定メモリ21の内容例を示
す図である。この部門設定メモリ21中には、商品をグ
ループ分けする区分である部門ナンバー21aに対応付
けて、部門毎の商品分類名データ21bと、メッセージ
データ21cと、メッセージの優先印字順序を示す優先
順位データ21dと、顧客毎(一取引毎)にクリアさ
れ、部門毎の商品の購入個数に応じてカウントアップさ
れる商品個数データ21eと、顧客毎(一取引毎)にク
リアされ、部門毎の商品の購入金額に応じて加算される
購入金額データ21fとが、それぞれ記憶されるように
なっている。
【0015】商品分類名データ21bは、その部門の分
類名を具体的に表すデータであり、例えば「肉」、
「魚」、「野菜」などといったデータである。メッセー
ジデータ21cは、後述する選択手法によって選ばれた
際に印字するその部門に関連するメッセージ内容であ
り、例えば部門1の「肉」の場合には、「肉の特売日は
毎週水曜日」という内容である。優先順データ21d
は、レシートに印字するメッセージ個数が制限されてい
る場合において、後述する選択手法により複数のメッセ
ージが同順位で抽出された際に、印字する優先順位を示
すデータである。商品個数データ2eは、その部門の商
品が1個購入登録される毎に1づつカウントアップされ
るカウンタに保持されるようになっており、このカウン
タの内容(商品個数データ2e)は、支払い操作が行わ
れレシートが発行される毎に0(零)にクリアされる。
購入金額データ21fは、その部門の商品が購入登録さ
れる毎に商品の金額を積算して保持する累計メモリに保
持されるようになっており、この累計メモリの内容(購
入金額データ21f)も、支払い操作が行われレシート
が発行される毎に0(零)にクリアされる。
【0016】図5は、PLU設定メモリ22の内容例を
示す図である。このPLU設定メモリ22中には、各商
品毎に付されるPLUナンバー22aに対応付けて、そ
のPLUナンバーの商品が所属する部門を示す部門ナン
バーデータ22bと、そのPLUナンバーの商品の詳細
な商品名データ22cとが、それぞれ記憶されるように
なっている。
【0017】このPLU設定メモリ22は、各商品毎に
付されたPLUとこのPLUが所属する前記部門とを対
応付けた対応テーブルとなっているので、PLUナンバ
ーによって商品の購入登録がなされた場合は、PLU設
定メモリ22の内容を参照して、商品購入登録が行われ
た商品の部門を検索して特定するのに用いられる。
【0018】図6は、印字内容記録メモリ23の内容例
を示す図である。この印字内容設定メモリ23中には、
商品の購入登録を行う毎に、その商品の部門ナンバーま
たはPLUナンバーを示す商品種類データ23aに対応
付けて、その商品の個数データ23bと、その商品の単
価データ23cとが、それぞれ記憶されるようになって
いる。ECRシステムがバッファ方式(レシートへの一
括印字方式)の場合には、支払い操作が終了すれば、こ
の印字内容記録内容メモリ23の内容を読み出して、必
要に応じて前記部門設定メモリ21やPLU設定メモリ
22の内容を参照したデータや、合計金額などの演算結
果データなどを含めて、レシートへの印字出力を行う。
この印字内容記録メモリ23の内容は、支払い操作が行
われレシートが発行される毎にクリアされる。なお、E
CRシステムが商品の購入登録をする毎に印字する方式
であれば、このような印字内容記録メモリ23は不要で
ある。
【0019】図7は、メッセージ印字数メモリ24の内
容例を示す図である。このメッセージ印字数メモリ24
には、1つのレシートに印字するメッセージのメッセー
ジ個数データ24aが記憶されるようになっている。
【0020】支払い操作が行われると、前記CPU1な
どで実現される判定・制御部が、前記部門設定メモリ2
1中の各部門別の商品個数データ2eまたは購入金額デ
ータ21fを検索して、個数の多い順または金額の多い
順となるように並び替えて、その順位を判定する。そし
て、レシートに印字するメッセージとして、商品の購入
個数の多いもの順に、その部門のメッセージを選択する
ように設定されている場合には、上記メッセージ印字数
メモリ24のメッセージ個数データ24aが許容する数
だけのメッセージを、購入個数の多い部門順で、部門設
定メモリ21中のメッセージデータ21cから読み出し
て、レシートに印字出力させる。また、レシートに印字
するメッセージとして、商品の購入金額の多いもの順
に、その部門のメッセージを選択するように設定されて
いる場合には、上記メッセージ印字数メモリ24のメッ
セージ個数データ24aが許容する数だけのメッセージ
を、購入金額の多い部門順で、前記部門設定メモリ21
中のメッセージデータ21cから読み出して、レシート
に印字出力させる。なお、判定・制御部は、レシートに
印字させる残余の許容メッセージ個数を超える数で、同
一購入個数または同一購入金額の部門が抽出された場合
には、部門設定メモリ21中の優先順位データ21dを
参照して、優先順位の高い部門のメッセージ順に、印字
許容メッセージ個数だけ、レシートに印字出力させる。
【0021】図8の(a)〜(c)は、商品の購入登録
の例をそれぞれ示したものであり、図9の(a)〜
(c)は、レシートへの印字例をそれぞれ示したもので
ある。
【0022】例えば、図8の(a)は、PLU1、PL
U4、PLU10、部門1、部門3の5品目の商品を購
入登録したことを示している。図9の(a)は、図8の
(a)の購入登録が行われた際のレシートへの印字出力
例である。この図9の(a)の例では、メッセージの印
字個数を1とし、購入金額の多い部門順でメッセージを
印字する場合を想定している。図8の(a)の購入登録
の例では、部門1の売上金額合計は、PLU1が300
円で部門1が200円であるので、合計500円であ
り、部門3の売上金額合計は、PLU4が150円でP
LU10が50円で部門3が230円であるので、合計
430円である。したがって、部門1の売上金額(顧客
の購入金額)が最も多いので、部門1に対応したメッセ
ージがレシートに印字されている。
【0023】図9の(b)は、図8の(b)の購入登録
が行われた際のレシートへの印字出力例である。この図
9の(b)の例では、メッセージの印字個数を1とし、
購入個数の多い部門順でメッセージを印字する場合を想
定している。図8の(b)の購入登録の例では、部門1
の売上個数合計は、PLU1が1個でPLU2が1個で
あるので、合計2個であり、部門2の売上個数合計は、
部門2の1個のみであるので、合計1個であり、部門3
の売上個数合計は、PLU8が1個でPLU9が1個で
PLU10が1個で部門3が1個であるので、合計4個
である。したがって、部門3の売上個数(顧客の購入個
数)が最も多いので、部門3に対応したメッセージがレ
シートに印字されている。
【0024】図9の(c)は、図8の(c)の購入登録
が行われた際のレシートへの印字出力例である。この図
9の(c)の例では、メッセージの印字個数を2とし、
購入個数の多い部門順でメッセージを印字する場合を想
定している。図8の(c)の購入登録の例では、部門1
の売上個数合計は、PLU1が1個でPLU2が1個で
あるので、合計2個であり、部門2の売上個数合計は、
PLU25が1個で部門2が1個であるので、合計2個
であり、部門3の売上個数合計は、PLU10が1個で
部門3が1個であるので、合計2個であり、部門1、
2、3の売上個数は何れも同数の2個である。このよう
な場合には、部門設定メモリ21に設定されている各部
門の優先順位データ21dが参照され、優先順位が1で
ある部門2に対応したメッセージと、優先順位が2であ
る部門1に対応したメッセージとが、レシートに印字さ
れている。
【0025】なお、図9の(a)〜(c)に示したレシ
ートへの印字例では、メッセージをレシートのフッター
(末尾)に印字した例を示したが、ECRシステムが前
記したバッファ方式(レシートへの一括印字方式)の場
合には、メッセージをレシートのヘッダーに印字しても
よい。
【0026】図10は、本実施形態における商品の購入
登録からレシート発行までの処理の流れの1例を示す図
である。
【0027】まず、キー入力がなされたとき、それが部
門登録であるかを判断し(ステップS1)、部門登録で
あればステップS4に進み、部門登録でない場合にはス
テップS2へ進む。ステップS2ではPLU登録である
かを判断し、PLU登録である場合には、ステップS3
で、PLU設定メモリ22を参照して、そのPLUが所
属する部門を検索した後、ステップS4に進み、PLU
登録でない場合にはステップS9に進む。ステップS4
では、部門設定メモリ21の対応する部門の商品個数デ
ータ2eの値をカウントアップして、続くステップS5
では、部門設定メモリ21の対応する部門の購入金額デ
ータ21fを累計値に更新して、ステップS6に進む。
ステップS6では、レシートへの印字方式がバッファ方
式であるかどうかを判断し、バッファ方式でない場合に
は、ステップS7において、商品名、金額をレシートに
印字した後、ステップS1に戻り、バッファ方式の場合
には、印字内容記録メモリ23にステップS7での印字
に相当するような印字用のデータを記録した後、ステッ
プS1に戻る。
【0028】ステップS9では、締め操作(支払い操
作)であるかを判断して、支払い操作でない場合にはス
テップS10に進み、支払い操作である場合にはステッ
プS11に進む。ステップS10では、その他のそれぞ
れの処理を実行した後、ステップS1に戻る。ステップ
S11では、バッファ方式であるかどうかを判断し、バ
ッファ方式でない場合にはステップS12に進み、バッ
ファ方式の場合にはステップS13に進む。ステップS
12では、締め操作の印字(合計の印字)を実行した
後、ステップS14に進み、ステップS13では、印字
内容記録メモリ23にステップS12での印字に相当す
るような印字用のデータを記録した後、ステップS14
に進む。
【0029】ステップS14では、部門別の個数または
金額を大きい順にソートして、次のステップS15で
は、ソートの結果最大値をとる部門が2つ以上あるかを
判断して、単一である場合にはステップS17に進み、
2つ以上ある場合にはステップS16に進む。ステップ
S16では、前記した優先順序を用いて印字すべき部門
のメッセージを選択して、ステップS17に進む。ステ
ップS17では、ソートされた順、または優先順序を用
いて選択された順に、レシート上にメッセージを、設定
されたメッセージ個数分だけ印字して(バッファ方式の
場合はヘッダーに印字し、バッファ方式でない場合はフ
ッターに印字して)、ステップS18に進む。ステップ
S18では、バッファ方式であるかどうかを判断し、バ
ッファ方式でない場合にはステップS20に進み、バッ
ファ方式の場合にはステップS19に進む。ステップS
19では、印字内容メモリ23内の内容を最初から印字
して、ステップS20に進む。ステップS20では、最
後にレシートの発行処理を行って、これにより一取引に
対する一連の処理が終了する。
【0030】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、メッセー
ジは部門毎に作成すればよいので、全商品に対してメッ
セージを作成する場合に比して、メッセージ格納用のメ
モリ容量を節約でき、また、メッセージの作成・更新作
業も容易なものとなる。また、最も購入個数の多い部門
に対応するメッセージを印字することで、顧客の嗜好に
応じたアピール度の高いメッセージを出力することが可
能となり、これにより、顧客の再来店を促して売上げ向
上に寄与することが期待できる。
【0031】請求項2に係る発明によれば、メッセージ
は部門毎に作成すればよいので、全商品に対してメッセ
ージを作成する場合に比して、メッセージ格納用のメモ
リ容量を節約でき、また、メッセージの作成・更新作業
も容易なものとなる。また、最も購入金額の多い部門に
対応するメッセージを印字することで、顧客の嗜好に応
じたアピール度の高いメッセージを出力することが可能
となり、これにより、顧客の再来店を促して売上げ向上
に寄与することが期待できる。
【0032】請求項3に係る発明によれば、PLUナン
バーによって商品の購入登録操作がなされた場合でも、
請求項1または2に係る発明と同等の効果を得ることが
できる。
【0033】請求項4に係る発明によれば、メッセージ
の出力候補として複数の部門があった場合に、店側が顧
客によりアピールしたいメッセージを選択することが可
能なる。
【0034】請求項5に係る発明によれば、複数個のメ
ッセージを印字することで、顧客にアピールしたい内容
を充実させることができる。
【0035】請求項6に係る発明によれば、複数個のメ
ッセージを印字する場合に、メッセージの出力候補とし
て印字許容個数を超える部門が抽出された際に、店側が
顧客によりアピールしたいメッセージを選択することが
可能なる。
【0036】請求項7に係る発明によれば、レシートの
先頭にメッセージを印字するため、顧客に対するメッセ
ージの視認性が高まり、また、レシートのデザインを多
様化することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子式金銭登録機の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電子式金銭登録機に
おける、スイッチ入力パネルの構成を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態に係る電子式金銭登録機に
おける、RAM中に構築される各種メモリを模式的に示
す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る電子式金銭登録機に
おける、部門設定メモリの内容例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る電子式金銭登録機に
おける、PLU設定メモリの内容例を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の一実施形態に係る電子式金銭登録機に
おける、印字内容メモリの内容例を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る電子式金銭登録機に
おける、メッセージ印字数メモリの内容例を示す説明図
である。
【図8】本発明の一実施形態に係る電子式金銭登録機に
おける、商品の購入登録例を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る電子式金銭登録機に
おける、レシートへの印字出力例を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る電子式金銭登録機
における、商品の購入登録からレシート発行までの処理
の流れの1例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 モードスイッチ 5 キーボード 6 プリンタ 7 表示装置 8 ドロワー 9 鍵穴 10 置数キー 11 部門キー 12 PLUキー 13 現金キー 21 部門設定メモリ 21a 部門ナンバー 21b 商品分類名データ 21c メッセージデータ 21d 優先順位データ 21e 商品個数データ 21f 購入金額データ 22 PLU設定メモリ 22a PLUナンバー 22b 部門ナンバーデータ 22c 商品名データ 23 印字内容記録メモリ 23a 商品種類データ 23b 個数データ 23c 単価データ 24 メッセージ印字数メモリ 24a メッセージ個数データ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の部門毎に予め定められたメッセー
    ジを格納したメッセージ記憶手段と、部門分けされた商
    品の購入数を顧客毎に各部門別でカウントアップする部
    門別商品個数カウント手段と、装置の各部を制御する制
    御手段とを具備し、 前記制御手段は、支払い操作が行われた際に、前記部門
    別商品個数カウント手段の内容を参照して、最も購入数
    の多い前記部門に対応するメッセージを前記メッセージ
    記憶手段から読み出し、この読み出したメッセージをプ
    リンタ部によってレシートに印字出力させることを特徴
    とする電子式金銭登録機。
  2. 【請求項2】 商品の部門毎に予め定められたメッセー
    ジを格納したメッセージ記憶手段と、部門分けされた商
    品の購入金額を顧客毎に各部門別で積算して保持する部
    門別商品金額累計手段と、装置の各部を制御する制御手
    段とを具備し、 前記制御手段は、支払い操作が行われた際に、前記部門
    別商品金額累計手段の内容を参照して、最も購入金額の
    多い前記部門に対応するメッセージを前記メッセージ記
    憶手段から読み出し、この読み出したメッセージをプリ
    ンタ部によってレシートに印字出力させることを特徴と
    する電子式金銭登録機
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、 各商品毎に付されたPLUとこのPLUが所属する前記
    部門とを対応付けた対応テーブルを有し、PLUナンバ
    ーによって商品購入登録操作がなされた場合は、前記対
    応テーブルを参照して商品購入登録が行われた商品の前
    記部門を検索することを特徴とする電子式金銭登録機。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載において、 メッセージ印字出力対象として同一購入数また同一購入
    金額の前記部門が複数抽出された場合には、前記部門毎
    に予め設定されたメッセージ出力優先度にしたがって、
    優先度の高い部門順にこの部門に対応したメッセージを
    印字出力させることを特徴とする電子式金銭登録機。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載において、 レシートに印字出力可能なメッセージの個数を設定して
    おき、購入数の多い前記部門順に、または購入金額の多
    い前記部門順に、前記設定されたメッセージ個数が許容
    する範囲内で、複数のメッセージを印字出力させること
    を特徴とする電子式金銭登録機。
  6. 【請求項6】 請求項5記載において、 残余の印字許容メッセージ個数を超える数で、メッセー
    ジ印字出力対象として同一購入数または同一購入金額の
    前記部門が複数抽出された場合には、前記部門毎に予め
    設定されたメッセージ出力優先度にしたがって、優先順
    位の高い部門のメッセージ順に、残余の印字許容メッセ
    ージ個数だけ、レシートにメッセージを印字出力させる
    ことを特徴とする電子式金銭登録機。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載において、 レシートへの印字方式が記録した商品購入登録内容を一
    括して印字出力する一括印字方式である場合には、レシ
    ートのヘッダーにメッセージを印字出力させることを特
    徴とする電子式金銭登録機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016164814A (ja) * 2016-06-16 2016-09-08 株式会社寺岡精工 Posシステム

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