JP2002245326A - ニオイデータ送信システム - Google Patents
ニオイデータ送信システムInfo
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ニオイ成分データを簡便に送信できるニオイ
データ蓄積・送信システムを提供する。 【解決手段】 カーナビゲーション20にて、操作部へ
の操作に応じて、“焼き肉屋○○”の識別情報2が、ユ
ーザIDとともに送信させる。ニオイデータ蓄積・送信
システム10にて、識別情報及びユーザIDが受信され
て、識別情報2に対応したニオイ成分データの検索が行
われる。ニオイ成分データの検索が完了すると、この検
索されたニオイ成分データが送信される。カーナビゲー
ション20において、ニオイ成分データが受信される
と、ニオイ成分データに基づいてニオイ合成器にてニオ
イ合成させて「焼き肉」のニオイを発生させる。
データ蓄積・送信システムを提供する。 【解決手段】 カーナビゲーション20にて、操作部へ
の操作に応じて、“焼き肉屋○○”の識別情報2が、ユ
ーザIDとともに送信させる。ニオイデータ蓄積・送信
システム10にて、識別情報及びユーザIDが受信され
て、識別情報2に対応したニオイ成分データの検索が行
われる。ニオイ成分データの検索が完了すると、この検
索されたニオイ成分データが送信される。カーナビゲー
ション20において、ニオイ成分データが受信される
と、ニオイ成分データに基づいてニオイ合成器にてニオ
イ合成させて「焼き肉」のニオイを発生させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニオイ成分データ
を送信するニオイデータ送信システムに関する。
を送信するニオイデータ送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平9−292824
号公報に示されるように、ニオイのデジタル情報を伝送
することで、所望の場所にて、疑似ニオイを再現可能と
するシステムがある。
号公報に示されるように、ニオイのデジタル情報を伝送
することで、所望の場所にて、疑似ニオイを再現可能と
するシステムがある。
【0003】このものにおいて、送信局は、ニオイの基
本成分の種類と濃度を検出するニオイ成分センサアレイ
を備え、このニオイ成分センサアレイによってニオイ成
分を検出し、この検出されたニオイ成分を、予め定めら
れた基本成分毎に種類と濃度とをデジタル信号に変換し
てそのデジタル信号をニオイ成分データとして送信す
る。そして、受信局は、ニオイ成分データを受信する
と、このニオイ成分データに基づいてニオイ合成器から
疑似ニオイを発生させる。このことにより、両者が、遠
距離隔てたところにいても、互いに共通(或いは、所
望)のニオイ感覚の体験が可能となる。
本成分の種類と濃度を検出するニオイ成分センサアレイ
を備え、このニオイ成分センサアレイによってニオイ成
分を検出し、この検出されたニオイ成分を、予め定めら
れた基本成分毎に種類と濃度とをデジタル信号に変換し
てそのデジタル信号をニオイ成分データとして送信す
る。そして、受信局は、ニオイ成分データを受信する
と、このニオイ成分データに基づいてニオイ合成器から
疑似ニオイを発生させる。このことにより、両者が、遠
距離隔てたところにいても、互いに共通(或いは、所
望)のニオイ感覚の体験が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシステムにおいては、ニオイ成分センサアレイによっ
てニオイを基本成分毎にその種類と濃度を検出してデジ
タル信号に変換するものであるため、ニオイ成分データ
を伝送する送信局側では、必ず、ニオイ成分センサアレ
イ等のニオイセンサを必要とする。従って、受信局側で
再現された疑似ニオイの精度は、ニオイ成分センサアレ
イの性能に依存する。
たシステムにおいては、ニオイ成分センサアレイによっ
てニオイを基本成分毎にその種類と濃度を検出してデジ
タル信号に変換するものであるため、ニオイ成分データ
を伝送する送信局側では、必ず、ニオイ成分センサアレ
イ等のニオイセンサを必要とする。従って、受信局側で
再現された疑似ニオイの精度は、ニオイ成分センサアレ
イの性能に依存する。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、ニオイセンサを
用いることなく、ニオイ成分データを簡便に送信できる
ニオイデータ送信システムを提供することを目的とす
る。
用いることなく、ニオイ成分データを簡便に送信できる
ニオイデータ送信システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、対象のニオ
イを基本成分毎に種類と濃度とに変換されたニオイ成分
データと、このニオイ成分データと対応付けられた識別
情報とを蓄積する蓄積手段と、識別情報を受信したと
き、この受信された識別情報に基づいて蓄積手段に蓄積
されたニオイ成分データを検索して、この検索されたニ
オイ成分データを送信する送受信手段(S200、S2
30)とを有することを特徴とする。
成するために、請求項1に記載の発明では、対象のニオ
イを基本成分毎に種類と濃度とに変換されたニオイ成分
データと、このニオイ成分データと対応付けられた識別
情報とを蓄積する蓄積手段と、識別情報を受信したと
き、この受信された識別情報に基づいて蓄積手段に蓄積
されたニオイ成分データを検索して、この検索されたニ
オイ成分データを送信する送受信手段(S200、S2
30)とを有することを特徴とする。
【0007】このように、蓄積手段は、対象のニオイを
基本成分毎に種類と濃度とに変換されたニオイ成分デー
タと、このニオイ成分データと対応付けられた識別情報
とを蓄積し、送受信手段は、識別情報に基づいて蓄積手
段に蓄積されたニオイ成分データを検索して、この検索
されたニオイ成分データを送信する。従って、ニオイセ
ンサを用いることなく、ニオイ成分データを簡便に送信
できる。
基本成分毎に種類と濃度とに変換されたニオイ成分デー
タと、このニオイ成分データと対応付けられた識別情報
とを蓄積し、送受信手段は、識別情報に基づいて蓄積手
段に蓄積されたニオイ成分データを検索して、この検索
されたニオイ成分データを送信する。従って、ニオイセ
ンサを用いることなく、ニオイ成分データを簡便に送信
できる。
【0008】例えば、蓄積手段は、請求項2に記載の発
明のように、識別情報として、対象の販売事業者を示す
販売事業者情報を、蓄積してもよい。特に、販売事業者
情報としては、請求項3に記載の発明のように、販売事
業者の電話番号を採用してもよく、販売事業者情報とし
ては、請求項4に記載の発明のように、販売事業者の住
所を採用してもよい。
明のように、識別情報として、対象の販売事業者を示す
販売事業者情報を、蓄積してもよい。特に、販売事業者
情報としては、請求項3に記載の発明のように、販売事
業者の電話番号を採用してもよく、販売事業者情報とし
ては、請求項4に記載の発明のように、販売事業者の住
所を採用してもよい。
【0009】また、請求項5に記載の発明のように、蓄
積手段は、識別情報として、対象の採集地の位置情報を
示すマップコードを、蓄積してもよい。特に、マップコ
ードとしては、請求項6に記載の発明のように、ナビゲ
ーションシステムにおける位置情報を示すコードを採用
してもよい。さらに、請求項7に記載の発明のように、
蓄積手段は、識別情報として、ユーザの体調を表すアロ
マコードを蓄積してもよい。そして、請求項8に記載の
発明のように、蓄積手段は、ニオイ成分データ毎に、識
別情報を複数個蓄積することにより、多面的な検索が可
能になる。
積手段は、識別情報として、対象の採集地の位置情報を
示すマップコードを、蓄積してもよい。特に、マップコ
ードとしては、請求項6に記載の発明のように、ナビゲ
ーションシステムにおける位置情報を示すコードを採用
してもよい。さらに、請求項7に記載の発明のように、
蓄積手段は、識別情報として、ユーザの体調を表すアロ
マコードを蓄積してもよい。そして、請求項8に記載の
発明のように、蓄積手段は、ニオイ成分データ毎に、識
別情報を複数個蓄積することにより、多面的な検索が可
能になる。
【0010】さらに、請求項9に記載の発明では、蓄積
手段は、1つのニオイ成分データを共通に利用できる販
売事業者の識別情報を、複数個蓄積していることを特徴
とする。これにより、複数の販売事業者が1つのニオイ
成分データを利用できるため、蓄積手段のデータ蓄積量
を小さくすることができる。請求項10に記載の発明の
ように、ニオイ成分の送信先毎に送信した回数を求め、
この求められた回数に基づいて費用請求を行うための費
用請求情報を出力してもよい。また、請求項11に記載
の発明のように、蓄積手段に販売事業者情報を識別情報
として登録するとき、販売事業者へ所定登録料を請求し
て、電子決済してもよい。
手段は、1つのニオイ成分データを共通に利用できる販
売事業者の識別情報を、複数個蓄積していることを特徴
とする。これにより、複数の販売事業者が1つのニオイ
成分データを利用できるため、蓄積手段のデータ蓄積量
を小さくすることができる。請求項10に記載の発明の
ように、ニオイ成分の送信先毎に送信した回数を求め、
この求められた回数に基づいて費用請求を行うための費
用請求情報を出力してもよい。また、請求項11に記載
の発明のように、蓄積手段に販売事業者情報を識別情報
として登録するとき、販売事業者へ所定登録料を請求し
て、電子決済してもよい。
【0011】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する一実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示
す一例である。
述する一実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示
す一例である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明に係るニオイ配信ネ
ットワークシステムの一実施形態を示す。図1は、ネッ
トワークシステムの概略構成を示すブロック図である。
ニオイ配信ネットワークシステムは、図1に示すよう
に、ニオイデータ蓄積・送信システム10、カーナビゲ
ーション20、電話基地局30、携帯電話30A、ラジ
オ・テレビ放送局40、テレビ40A、ラジオ40B、
パソコン50、及び、インターネット60から構成され
ている。
ットワークシステムの一実施形態を示す。図1は、ネッ
トワークシステムの概略構成を示すブロック図である。
ニオイ配信ネットワークシステムは、図1に示すよう
に、ニオイデータ蓄積・送信システム10、カーナビゲ
ーション20、電話基地局30、携帯電話30A、ラジ
オ・テレビ放送局40、テレビ40A、ラジオ40B、
パソコン50、及び、インターネット60から構成され
ている。
【0013】ニオイデータ蓄積・送信システム(ニオイ
・サーバ)10は、対象のニオイを基本成分毎に種類と
濃度とに変換されたニオイ成分データを蓄積するととも
に、このニオイ成分データと対応付けられた識別情報と
を蓄積するデータベース(蓄積手段)を有する。そし
て、ニオイデータ蓄積・送信システム10は、インター
ネット60を介して識別情報を受けて、この識別情報に
対応するニオイ成分データをインターネット60を介し
て送信する。
・サーバ)10は、対象のニオイを基本成分毎に種類と
濃度とに変換されたニオイ成分データを蓄積するととも
に、このニオイ成分データと対応付けられた識別情報と
を蓄積するデータベース(蓄積手段)を有する。そし
て、ニオイデータ蓄積・送信システム10は、インター
ネット60を介して識別情報を受けて、この識別情報に
対応するニオイ成分データをインターネット60を介し
て送信する。
【0014】カーナビゲーション20は、自動車に搭載
されているもので、カーナビゲーション20は、その操
作部への操作に応じて、識別情報及びユーザIDを無線
通信を通してインターネット60を経てニオイデータ蓄
積・送信システム10に送信する。一方、カーナビゲー
ション20は、ニオイデータ蓄積・送信システム10か
らのニオイ成分データを、無線通信を通してインターネ
ット60を経て受信する。なお、カーナビゲーション2
0は、識別情報及びニオイ成分データを送受信するにあ
たり、無線通信を用いることに限らず、電話回線等の有
線通信を用いてもよい。
されているもので、カーナビゲーション20は、その操
作部への操作に応じて、識別情報及びユーザIDを無線
通信を通してインターネット60を経てニオイデータ蓄
積・送信システム10に送信する。一方、カーナビゲー
ション20は、ニオイデータ蓄積・送信システム10か
らのニオイ成分データを、無線通信を通してインターネ
ット60を経て受信する。なお、カーナビゲーション2
0は、識別情報及びニオイ成分データを送受信するにあ
たり、無線通信を用いることに限らず、電話回線等の有
線通信を用いてもよい。
【0015】電話基地局30は、携帯電話30Aからの
識別情報及びユーザIDを、無線通信で受信して、識別
情報及びユーザIDをインターネット60を経てニオイ
データ蓄積・送信システム10に送信する。一方、電話
基地局30は、ニオイデータ蓄積・送信システム10か
らのニオイ成分データをインターネット60を経て受信
しこのニオイ成分データを、無線通信で、携帯電話30
Aに送信する。また、携帯電話30Aは、その操作部へ
の操作に応じて、識別情報及びユーザIDを無線通信で
電話基地局30に送信する一方、携帯電話30Aは、電
話基地局30からニオイ成分データを無線通信で受信す
る。
識別情報及びユーザIDを、無線通信で受信して、識別
情報及びユーザIDをインターネット60を経てニオイ
データ蓄積・送信システム10に送信する。一方、電話
基地局30は、ニオイデータ蓄積・送信システム10か
らのニオイ成分データをインターネット60を経て受信
しこのニオイ成分データを、無線通信で、携帯電話30
Aに送信する。また、携帯電話30Aは、その操作部へ
の操作に応じて、識別情報及びユーザIDを無線通信で
電話基地局30に送信する一方、携帯電話30Aは、電
話基地局30からニオイ成分データを無線通信で受信す
る。
【0016】ラジオ・テレビ放送局40は、テレビ40
A及びラジオ40Bのうち何れか一方の通信端末から識
別情報及びユーザIDを無線通信で(或いは、有線通信
で)受信して、識別情報及びユーザIDをニオイデータ
蓄積・送信システム10に送信する。一方、ラジオ・テ
レビ放送局40は、ニオイデータ蓄積・送信システム1
0からのニオイ成分データをインターネット60を経て
受信して、このニオイ成分データを、無線通信で(或い
は、有線通信で)、上記一方の通信端末に送信する。
A及びラジオ40Bのうち何れか一方の通信端末から識
別情報及びユーザIDを無線通信で(或いは、有線通信
で)受信して、識別情報及びユーザIDをニオイデータ
蓄積・送信システム10に送信する。一方、ラジオ・テ
レビ放送局40は、ニオイデータ蓄積・送信システム1
0からのニオイ成分データをインターネット60を経て
受信して、このニオイ成分データを、無線通信で(或い
は、有線通信で)、上記一方の通信端末に送信する。
【0017】但し、ラジオ・テレビ放送局40が上記一
方の通信端末としてテレビ40Aにニオイ成分データを
送信する場合、ラジオ・テレビ放送局40は、Gコード
情報にニオイ成分データ付加してこの付加されたGコー
ド情報を送信する。
方の通信端末としてテレビ40Aにニオイ成分データを
送信する場合、ラジオ・テレビ放送局40は、Gコード
情報にニオイ成分データ付加してこの付加されたGコー
ド情報を送信する。
【0018】テレビ40Aは、その操作部への操作に応
じて、識別情報及びユーザIDを、無線通信で(或い
は、有線通信で)、ラジオ・テレビ放送局40に送信す
る一方、テレビ40Aは、ニオイ成分データを、無線通
信で(或いは、有線通信で)、ラジオ・テレビ放送局4
0から受信する。また、ラジオ40Bは、その操作部へ
の操作に応じて、識別情報及びユーザIDを、無線通信
で(或いは、有線通信で)、ラジオ・テレビ放送局40
に送信する一方、ラジオ40Bは、ニオイ成分データ
を、無線通信で(或いは、有線通信で)、ラジオ・テレ
ビ放送局40から受信する。
じて、識別情報及びユーザIDを、無線通信で(或い
は、有線通信で)、ラジオ・テレビ放送局40に送信す
る一方、テレビ40Aは、ニオイ成分データを、無線通
信で(或いは、有線通信で)、ラジオ・テレビ放送局4
0から受信する。また、ラジオ40Bは、その操作部へ
の操作に応じて、識別情報及びユーザIDを、無線通信
で(或いは、有線通信で)、ラジオ・テレビ放送局40
に送信する一方、ラジオ40Bは、ニオイ成分データ
を、無線通信で(或いは、有線通信で)、ラジオ・テレ
ビ放送局40から受信する。
【0019】パソコン50は、その操作部への操作に応
じて、識別情報及びユーザIDをインターネット60を
経てニオイデータ蓄積・送信システム10に送信する一
方、パソコン50は、インターネット60を経てニオイ
データ蓄積・送信システム10からのニオイ成分データ
を受信する。ここで、カーナビゲーション20、携帯電
話30A、ラジオ40B、パソコン50には、それぞ
れ、図示されていないニオイ合成器が接続されている。
じて、識別情報及びユーザIDをインターネット60を
経てニオイデータ蓄積・送信システム10に送信する一
方、パソコン50は、インターネット60を経てニオイ
データ蓄積・送信システム10からのニオイ成分データ
を受信する。ここで、カーナビゲーション20、携帯電
話30A、ラジオ40B、パソコン50には、それぞ
れ、図示されていないニオイ合成器が接続されている。
【0020】ここで、本実施形態の作動の説明に先立っ
て、ニオイデータ蓄積・送信システム10のデータベー
スの構成について図2を参照して説明する。図2は、ニ
オイデータ蓄積・送信システム10のデータベースの構
成を示す。このデータベースにおいて、ニオイ成分デー
タとしては、その基本成分の種類A、B、C…J…、及
び、基本成分毎の濃度(ppm)が蓄積されている。例
えば、ニオイ名:焼き肉の場合、基本成分Aの濃度は1
0.1(ppm)で、基本成分Bの濃度は3.2(pp
m)で、基本成分Jの濃度は0.5(ppm)である。
て、ニオイデータ蓄積・送信システム10のデータベー
スの構成について図2を参照して説明する。図2は、ニ
オイデータ蓄積・送信システム10のデータベースの構
成を示す。このデータベースにおいて、ニオイ成分デー
タとしては、その基本成分の種類A、B、C…J…、及
び、基本成分毎の濃度(ppm)が蓄積されている。例
えば、ニオイ名:焼き肉の場合、基本成分Aの濃度は1
0.1(ppm)で、基本成分Bの濃度は3.2(pp
m)で、基本成分Jの濃度は0.5(ppm)である。
【0021】ここで、ニオイ成分データは、識別情報と
対応付けられて蓄積されており、識別情報としては、第
1及び第2識別情報が採用されている。識別情報1は、
対象のニオイ名で、識別情報2は、店名(販売事業者の
名称)、住所(店の住所)、地名(対象の採集地)、マ
ップコード、電話番号(店の電話番号)、及び、アロマ
コードが採用されている。
対応付けられて蓄積されており、識別情報としては、第
1及び第2識別情報が採用されている。識別情報1は、
対象のニオイ名で、識別情報2は、店名(販売事業者の
名称)、住所(店の住所)、地名(対象の採集地)、マ
ップコード、電話番号(店の電話番号)、及び、アロマ
コードが採用されている。
【0022】但しマップコードとは、株式会社デンソー
の登録商標であって、特定の場所の位置データをコード
化し、6〜10桁の番号でその場所を特定することがで
きるものである。なお、マップコードは、ナビゲーショ
ンシステムにて位置情報を示す上で適している。また、
アロマコードは、アロマテラピーで利用されるような薬
理効果のあるニオイを文字コード化したもので、この文
字コードとしては、ユーザの体調を表す。
の登録商標であって、特定の場所の位置データをコード
化し、6〜10桁の番号でその場所を特定することがで
きるものである。なお、マップコードは、ナビゲーショ
ンシステムにて位置情報を示す上で適している。また、
アロマコードは、アロマテラピーで利用されるような薬
理効果のあるニオイを文字コード化したもので、この文
字コードとしては、ユーザの体調を表す。
【0023】次に、ニオイ成分データに対応付けられた
識別情報の登録形態について図2を参照して説明する。
識別情報の登録形態について図2を参照して説明する。
【0024】 例えば、焼き肉屋、鰻屋、パン屋等の
ような店舗(販売事業者)が、宣伝効果を狙って、「焼
き肉」、「うなぎ」、「パン」等の商品のニオイを使用
したいとき、ニオイデータ蓄積・送信システム10にお
いて、識別情報2として、店名(例えば、焼き肉屋「○
○」)が、蓄積されている。さらに、識別情報2とし
て、店の住所、及び、店の電話番号が、店名に関連付け
て登録されている。すると、多面的な検索が可能で、特
に電話番号は、店名及び店の住所に比べて、データ量が
少ないため、登録、検索に最も適している。また、店の
位置情報を示すマップコードが、店名に関連付けて登録
されていてもよい。
ような店舗(販売事業者)が、宣伝効果を狙って、「焼
き肉」、「うなぎ」、「パン」等の商品のニオイを使用
したいとき、ニオイデータ蓄積・送信システム10にお
いて、識別情報2として、店名(例えば、焼き肉屋「○
○」)が、蓄積されている。さらに、識別情報2とし
て、店の住所、及び、店の電話番号が、店名に関連付け
て登録されている。すると、多面的な検索が可能で、特
に電話番号は、店名及び店の住所に比べて、データ量が
少ないため、登録、検索に最も適している。また、店の
位置情報を示すマップコードが、店名に関連付けて登録
されていてもよい。
【0025】次に、ニオイ名が「海の香り」のとき
は、識別情報2で、「海の香り」の採集地の地名(例え
ば、日本海)が登録されている。さらに、識別情報2
で、「海の香り」の産地の位置情報を示すマップコード
が登録されており、また、ニオイ名が「森」のときは、
識別情報2で、「森」の名称(例えば、◇◇森林公園)
が、採集地として登録されて、識別情報2で、「森」の
位置情報を示すマップコードが登録されている。なお、
地名(又は、地域)を検索するには、マップコードが適
している。
は、識別情報2で、「海の香り」の採集地の地名(例え
ば、日本海)が登録されている。さらに、識別情報2
で、「海の香り」の産地の位置情報を示すマップコード
が登録されており、また、ニオイ名が「森」のときは、
識別情報2で、「森」の名称(例えば、◇◇森林公園)
が、採集地として登録されて、識別情報2で、「森」の
位置情報を示すマップコードが登録されている。なお、
地名(又は、地域)を検索するには、マップコードが適
している。
【0026】薬理効果が既知の、「バラ」、「ベルガ
モット」のようなニオイには、識別情報2で、アロマコ
ードが登録されている。例えば、ニオイ名が、「バラ」
のときは、識別情報2で、「バラ」の販売の店名(例え
ば、△○バラ園)、販売の店の電話番号、及び、マップ
コードが、店名に関連づけて、識別情報2で登録されて
いる。
モット」のようなニオイには、識別情報2で、アロマコ
ードが登録されている。例えば、ニオイ名が、「バラ」
のときは、識別情報2で、「バラ」の販売の店名(例え
ば、△○バラ園)、販売の店の電話番号、及び、マップ
コードが、店名に関連づけて、識別情報2で登録されて
いる。
【0027】また、ニオイデータ蓄積・送信システム1
0には、1つのニオイ(例えば、焼き肉)に対して、こ
のニオイに対して、このニオイを利用したい店名、電話
番号が複数登録されている。また、ニオイデータ蓄積・
送信システム10は、店名、電話番号の登録時におい
て、所定の登録料金を、各店舗より電子決済する。
0には、1つのニオイ(例えば、焼き肉)に対して、こ
のニオイに対して、このニオイを利用したい店名、電話
番号が複数登録されている。また、ニオイデータ蓄積・
送信システム10は、店名、電話番号の登録時におい
て、所定の登録料金を、各店舗より電子決済する。
【0028】次に、本実施形態のニオイデータ蓄積・送
信システム10及び通信端末における作動につき図3、
図4を用いて説明する。図3、図4は、ニオイデータ蓄
積・送信システム10及び通信端末における、ニオイデ
ータ送受信処理を示すフローチャートを示す。なお、以
下、通信端末としてカーナビゲーション20を採用した
例について説明する。
信システム10及び通信端末における作動につき図3、
図4を用いて説明する。図3、図4は、ニオイデータ蓄
積・送信システム10及び通信端末における、ニオイデ
ータ送受信処理を示すフローチャートを示す。なお、以
下、通信端末としてカーナビゲーション20を採用した
例について説明する。
【0029】例えば、カーナビゲーションシステム2に
おいて、その操作部へのユーザの操作に応じて、店名、
電話番号などから“焼き肉屋○○”を目的地として検索
すると(S100)、S110に進んで、“焼き肉屋○
○”及びその付近を示す詳細な地図と、ユーザの現在地
から“焼き肉屋○○”迄の経路とを有する地図情報を、
表示部(液晶パネル)にて表示させる。
おいて、その操作部へのユーザの操作に応じて、店名、
電話番号などから“焼き肉屋○○”を目的地として検索
すると(S100)、S110に進んで、“焼き肉屋○
○”及びその付近を示す詳細な地図と、ユーザの現在地
から“焼き肉屋○○”迄の経路とを有する地図情報を、
表示部(液晶パネル)にて表示させる。
【0030】次に、S120において、ニオイ合成器の
端子がカーナビゲーション20に接続されていることが
確認されたとき、S130のニオイ合成モードに移行
し、ニオイ合成器を合成待機状態になる。なお、ニオイ
合成器の端子がカーナビゲーション20に接続されてい
ないことが確認されたとき、カーナビゲーション20
は、通常の動作を行う。
端子がカーナビゲーション20に接続されていることが
確認されたとき、S130のニオイ合成モードに移行
し、ニオイ合成器を合成待機状態になる。なお、ニオイ
合成器の端子がカーナビゲーション20に接続されてい
ないことが確認されたとき、カーナビゲーション20
は、通常の動作を行う。
【0031】次に、カーナビゲーション20において、
S140にて、ユーザがニオイ成分の取得のために操作
部を操作すると、“焼き肉屋○○”の識別情報2が識別
情報として、ユーザID(例えば、ユーザの電話番号な
ど)とともに送信させる。但し、識別情報2としては、
“焼き肉屋○○”の店舗の電話番号、店舗の住所のうち
最もデータ量の小さいものが優先的に選択されて送信さ
れる。なお、送信される識別情報の優先順位は、データ
量の小さいものからの順番とする(例えば、優先順位
は、電話番号、店名、住所、地名の順で低くなる)。
S140にて、ユーザがニオイ成分の取得のために操作
部を操作すると、“焼き肉屋○○”の識別情報2が識別
情報として、ユーザID(例えば、ユーザの電話番号な
ど)とともに送信させる。但し、識別情報2としては、
“焼き肉屋○○”の店舗の電話番号、店舗の住所のうち
最もデータ量の小さいものが優先的に選択されて送信さ
れる。なお、送信される識別情報の優先順位は、データ
量の小さいものからの順番とする(例えば、優先順位
は、電話番号、店名、住所、地名の順で低くなる)。
【0032】次に、ニオイデータ蓄積・送信システム1
0において、インターネット60を経て無線通信を通し
て、識別情報(“焼き肉屋○○”の電話番号)及びユー
ザIDが受信されて(S200)、S210に進み、識
別情報としての電話番号に対応したニオイ成分データの
検索が行われる。
0において、インターネット60を経て無線通信を通し
て、識別情報(“焼き肉屋○○”の電話番号)及びユー
ザIDが受信されて(S200)、S210に進み、識
別情報としての電話番号に対応したニオイ成分データの
検索が行われる。
【0033】次に、S220で、ニオイ成分データの検
索が完了すると、この検索されたニオイ成分データがユ
ーザIDとともにデジタル情報として送信される(S2
30)。すると、ニオイ成分データ及びユーザIDが、
インターネット60を経て無線通信を通してカーナビゲ
ーション20に到達する。
索が完了すると、この検索されたニオイ成分データがユ
ーザIDとともにデジタル情報として送信される(S2
30)。すると、ニオイ成分データ及びユーザIDが、
インターネット60を経て無線通信を通してカーナビゲ
ーション20に到達する。
【0034】次に、カーナビゲーション20において、
ニオイ成分データが、ユーザIDとともに受信されると
(S150)、ニオイ成分データに基づいてニオイ合成
器にてニオイ合成させて「焼き肉」のニオイを発生させ
る(S160)。その後、ニオイ合成器にてニオイ合成
が完了した旨を示す完了信号を出力する。この完了信号
は、無線通信を通してインターネット60を経てニオイ
データ蓄積・送信システム10に送信される。
ニオイ成分データが、ユーザIDとともに受信されると
(S150)、ニオイ成分データに基づいてニオイ合成
器にてニオイ合成させて「焼き肉」のニオイを発生させ
る(S160)。その後、ニオイ合成器にてニオイ合成
が完了した旨を示す完了信号を出力する。この完了信号
は、無線通信を通してインターネット60を経てニオイ
データ蓄積・送信システム10に送信される。
【0035】次に、ニオイデータ蓄積・送信システム1
0において、完了信号の受信毎に利用回数をカウントし
(S240)、このカウントされた利用回数に基づいて
ユーザ毎に請求書を作成し(S250)、この請求書を
ユーザへ送付することで利用料金の振り込みをユーザに
依頼する(S310)。若しくは、金融機関(銀行、郵
便局)へ請求書を送付し(S320)、ユーザへは、利
用明細書を発行して送付する。
0において、完了信号の受信毎に利用回数をカウントし
(S240)、このカウントされた利用回数に基づいて
ユーザ毎に請求書を作成し(S250)、この請求書を
ユーザへ送付することで利用料金の振り込みをユーザに
依頼する(S310)。若しくは、金融機関(銀行、郵
便局)へ請求書を送付し(S320)、ユーザへは、利
用明細書を発行して送付する。
【0036】以下、本実施形態の特徴について述べる。
ニオイデータ蓄積・送信システム10は、上述の如く、
対象のニオイを基本成分毎に種類と濃度とに変換された
ニオイ成分データと、このニオイ成分データと対応付け
られた識別情報とを蓄積することで、ニオイ成分センサ
アレイを用いることなく、所望のニオイ成分データを識
別情報から検索して間便に送信できる。これによって、
ユーザは、例えば、カーナビゲーション20を用いて、
マップコード、店名、住所、電話番号等の店情報等から
所望のニオイを得ることができる。
ニオイデータ蓄積・送信システム10は、上述の如く、
対象のニオイを基本成分毎に種類と濃度とに変換された
ニオイ成分データと、このニオイ成分データと対応付け
られた識別情報とを蓄積することで、ニオイ成分センサ
アレイを用いることなく、所望のニオイ成分データを識
別情報から検索して間便に送信できる。これによって、
ユーザは、例えば、カーナビゲーション20を用いて、
マップコード、店名、住所、電話番号等の店情報等から
所望のニオイを得ることができる。
【0037】さらに、本発明の実施にあたり、ユーザが
アロマコードに対応するニオイを取得するとき、次のよ
うに処理してもよい。例えば、パソコン50において、
Mental(心)、Physical(身体)、Be
auty(美容)の各々の複数の項目を表示部にて表示
されている状態で、操作部への操作に応じて、複数の項
目のうち所望の項目を選択すると、選択された項目に対
応するアロマコードが識別情報としてニオイデータ蓄積
・送信システム10に送信される。
アロマコードに対応するニオイを取得するとき、次のよ
うに処理してもよい。例えば、パソコン50において、
Mental(心)、Physical(身体)、Be
auty(美容)の各々の複数の項目を表示部にて表示
されている状態で、操作部への操作に応じて、複数の項
目のうち所望の項目を選択すると、選択された項目に対
応するアロマコードが識別情報としてニオイデータ蓄積
・送信システム10に送信される。
【0038】例えば、Mentalを示すモードにて
「怒っている」が選択されると、「怒り」という文字コ
ードが、アロマコードとして、ニオイデータ蓄積・送信
システム10に送信される。そして、ニオイデータ蓄積
・送信システム10は、インターネット60を介して、
文字コード:「怒り」を受信し、この文字コードに基づ
いて検索してその検索結果として“サイプレス”のニオ
イ成分データ(主要成分:ピネン、カンフェン、テルピ
ネオーレ)をパソコン50に送信する。なお、“サイプ
レス”は、「怒り」を鎮める効果がある。
「怒っている」が選択されると、「怒り」という文字コ
ードが、アロマコードとして、ニオイデータ蓄積・送信
システム10に送信される。そして、ニオイデータ蓄積
・送信システム10は、インターネット60を介して、
文字コード:「怒り」を受信し、この文字コードに基づ
いて検索してその検索結果として“サイプレス”のニオ
イ成分データ(主要成分:ピネン、カンフェン、テルピ
ネオーレ)をパソコン50に送信する。なお、“サイプ
レス”は、「怒り」を鎮める効果がある。
【0039】また、Physicalを示すモードに
て、「頭痛」が選択されると、「頭痛」という文字コー
ドが、アロマコードとして、ニオイデータ蓄積・送信シ
ステム10に送信される。そして、ニオイデータ蓄積・
送信システム10は、インターネット60を介して、文
字コード:「頭痛」を受信し、この文字コードに基づい
て検索してその検索結果として“ラベンダー”のニオイ
成分データ(主要成分:酢酸リナリル、リナロール)を
パソコン50に送信する。なお、“ラベンダー”は、
「頭痛」を改善する効果がある。
て、「頭痛」が選択されると、「頭痛」という文字コー
ドが、アロマコードとして、ニオイデータ蓄積・送信シ
ステム10に送信される。そして、ニオイデータ蓄積・
送信システム10は、インターネット60を介して、文
字コード:「頭痛」を受信し、この文字コードに基づい
て検索してその検索結果として“ラベンダー”のニオイ
成分データ(主要成分:酢酸リナリル、リナロール)を
パソコン50に送信する。なお、“ラベンダー”は、
「頭痛」を改善する効果がある。
【0040】さらに、Beautyを示すモードにて、
「肌の若返り」が選択されると、「肌の若返り」という
文字コードが、アロマコードとして、ニオイデータ蓄積
・送信システム10に送信される。そして、ニオイデー
タ蓄積・送信システム10は、インターネット60を介
して、文字コード:「肌の若返り」を受信し、この文字
コードに基づいて検索してその検索結果として“ベルガ
モット”のニオイ成分データ(主要成分:酢酸リナリ
ル、リナロール、ベルガプテン)をパソコン50に送信
する。なお、“ベルガモット”は、「頭痛」を改善する
効果がある。
「肌の若返り」が選択されると、「肌の若返り」という
文字コードが、アロマコードとして、ニオイデータ蓄積
・送信システム10に送信される。そして、ニオイデー
タ蓄積・送信システム10は、インターネット60を介
して、文字コード:「肌の若返り」を受信し、この文字
コードに基づいて検索してその検索結果として“ベルガ
モット”のニオイ成分データ(主要成分:酢酸リナリ
ル、リナロール、ベルガプテン)をパソコン50に送信
する。なお、“ベルガモット”は、「頭痛」を改善する
効果がある。
【0041】なお、上記実施形態において、利用回数を
カウントしてこのカウントされた利用回数に応じて利用
料金の請求を行うことにより、利用料金の決裁を行う例
について説明したが、これに限らず、店名、電話番号の
登録時にて、所定の登録料金の支払を店舗から電子決裁
で受けるようにしてもよい。このような利用料金の決裁
を用いれば、利用回数のカウントの必要がなくなり、利
用料金請求の処理過程が簡素化される利点がある。
カウントしてこのカウントされた利用回数に応じて利用
料金の請求を行うことにより、利用料金の決裁を行う例
について説明したが、これに限らず、店名、電話番号の
登録時にて、所定の登録料金の支払を店舗から電子決裁
で受けるようにしてもよい。このような利用料金の決裁
を用いれば、利用回数のカウントの必要がなくなり、利
用料金請求の処理過程が簡素化される利点がある。
【0042】また、上記実施形態では、ニオイデータ蓄
積・送信システム10がカーナビゲーション20にニオ
イ成分データを送信する例につき説明したが、これに限
らず、ニオイデータ蓄積・送信システム10からのニオ
イ成分データを、携帯電話30A、テレビ40A、ラジ
オ40B、パソコン50等の各種端末に送信するように
してもよい。
積・送信システム10がカーナビゲーション20にニオ
イ成分データを送信する例につき説明したが、これに限
らず、ニオイデータ蓄積・送信システム10からのニオ
イ成分データを、携帯電話30A、テレビ40A、ラジ
オ40B、パソコン50等の各種端末に送信するように
してもよい。
【0043】さらに、本発明の実施にあたり、ニオイデ
ータ蓄積・送信システム10のデータベースにおいて、
ニオイ成分データ毎に一つの識別情報を蓄積するように
してもよく、さらには、ニオイ成分毎に3っ以上の識別
情報を蓄積してもよい。
ータ蓄積・送信システム10のデータベースにおいて、
ニオイ成分データ毎に一つの識別情報を蓄積するように
してもよく、さらには、ニオイ成分毎に3っ以上の識別
情報を蓄積してもよい。
【図1】本発明に係るネットワークシステムの一実施形
態の概略構成を示すブロック図である。
態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すニオイデータ蓄積・送信システムの
データベースの構成を示す図表である。
データベースの構成を示す図表である。
【図3】図1に示すニオイデータ蓄積・送信システム及
びカーナビゲーションにおけるニオイデータ送受信処理
の一部を示すフローチャートである。
びカーナビゲーションにおけるニオイデータ送受信処理
の一部を示すフローチャートである。
【図4】図1に示すニオイデータ蓄積・送信システム及
びカーナビゲーションにおけるニオイデータ送受信処理
の残りを示すフローチャートである。
びカーナビゲーションにおけるニオイデータ送受信処理
の残りを示すフローチャートである。
20…カーナビゲーション、10…ニオイデータ蓄積・
送信システム。
送信システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 邦彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND20 5K101 KK16 NN01 NN11 PP04
Claims (11)
- 【請求項1】 対象のニオイを基本成分毎に種類と濃度
とに変換されたニオイ成分データと、このニオイ成分デ
ータと対応付けられた識別情報とを蓄積する蓄積手段
と、 前記識別情報を受信したとき、この受信された識別情報
に基づいて前記蓄積手段に蓄積されたニオイ成分データ
を検索して、この検索されたニオイ成分データを送信す
る送受信手段(S200、S230)とを有することを
特徴とするニオイデータ送信システム。 - 【請求項2】 前記蓄積手段は、前記識別情報として、
前記対象の販売事業者を示す販売事業者情報を、蓄積し
ていることを特徴とする請求項1に記載のニオイデータ
送信システム。 - 【請求項3】 前記販売事業者情報は、前記販売事業者
の電話番号であることを特徴とする請求項2に記載のニ
オイデータ送信システム。 - 【請求項4】 前記販売事業者情報は、前記販売事業者
の住所であることを特徴とする請求項2に記載のニオイ
データ送信システム。 - 【請求項5】 前記蓄積手段は、前記識別情報として、
前記対象の採集地の位置情報を示すマップコードを、蓄
積していることを特徴とする請求項1に記載のニオイデ
ータ送信システム。 - 【請求項6】 前記マップコードは、ナビゲーションシ
ステムにおける位置情報を示すコードであることを特徴
とする請求項5に記載のニオイデータ送信システム。 - 【請求項7】 前記蓄積手段は、前記識別情報として、
ユーザの体調を表すアロマコードを蓄積していることを
特徴とする請求項1に記載のニオイデータ送信システ
ム。 - 【請求項8】 前記蓄積手段は、前記ニオイ成分データ
毎に、前記識別情報を複数個蓄積していることを特徴と
する請求項2に記載のニオイデータ送信システム。 - 【請求項9】 前記蓄積手段は、1つのニオイ成分デー
タを共通に利用できる前記販売事業者の識別情報を、複
数個蓄積していることを特徴とする請求項2に記載のニ
オイデータ送信システム。 - 【請求項10】 前記ニオイ成分の送信先毎に送信した
回数を求め、この求められた回数に基づいて費用請求を
行うための費用請求情報を出力することを特徴とする請
求項1〜9のうちいずれか1つに記載のニオイデータ送
信システム。 - 【請求項11】 前記蓄積手段に前記販売事業者情報を
前記識別情報として登録するとき、前記販売事業者へ所
定登録料を請求して、電子決済することを特徴とする請
求項1〜10のうちいずれか1つに記載のニオイデータ
送信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001037150A JP2002245326A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | ニオイデータ送信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001037150A JP2002245326A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | ニオイデータ送信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002245326A true JP2002245326A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18900325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001037150A Withdrawn JP2002245326A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | ニオイデータ送信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002245326A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008537362A (ja) * | 2004-11-30 | 2008-09-11 | エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュート | 嗅覚情報符号化装置及びその方法と香りコード生成装置及びその方法 |
JP2010533902A (ja) * | 2007-06-27 | 2010-10-28 | カレン ノウルズ エンタープライゼズ ピーティーワイ リミテッド | 通信方法、システムおよび製品 |
CN110709885A (zh) * | 2017-06-19 | 2020-01-17 | 株式会社而摩比特 | 数据结构及复合数据生成装置 |
-
2001
- 2001-02-14 JP JP2001037150A patent/JP2002245326A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008537362A (ja) * | 2004-11-30 | 2008-09-11 | エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュート | 嗅覚情報符号化装置及びその方法と香りコード生成装置及びその方法 |
JP2010533902A (ja) * | 2007-06-27 | 2010-10-28 | カレン ノウルズ エンタープライゼズ ピーティーワイ リミテッド | 通信方法、システムおよび製品 |
CN110709885A (zh) * | 2017-06-19 | 2020-01-17 | 株式会社而摩比特 | 数据结构及复合数据生成装置 |
CN110709885B (zh) * | 2017-06-19 | 2023-11-21 | 株式会社而摩比特 | 数据结构及复合数据生成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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