JP2002245314A - 予約システム、予約方法、プログラム - Google Patents

予約システム、予約方法、プログラム

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JP2002245314A
JP2002245314A JP2001042097A JP2001042097A JP2002245314A JP 2002245314 A JP2002245314 A JP 2002245314A JP 2001042097 A JP2001042097 A JP 2001042097A JP 2001042097 A JP2001042097 A JP 2001042097A JP 2002245314 A JP2002245314 A JP 2002245314A
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reservation
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JP2001042097A
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Michiko Fujii
美知子 藤井
Tamotsu Kimura
保 木村
Koyo Nozawa
幸洋 農澤
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Toshiba Corp
Toshiba Digital Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba IT Solutions Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイムに情報を受けられないキャンセ
ル待ち利用者に対して予約に空きが発生したときにその
情報を提供し、利用者の利便性を向上する。 【解決手段】 このインターネット予約システムは、イ
ンターネット4に接続された利用者のコンピュータ3
a,3bからWEBサーバ1にアクセスしてサービスの
予約を行うものであって、WEBサーバ1は、予約につ
いて、キャンセル待ちを希望する利用者の情報を登録
し、予約に空きが発生した場合に、登録されている中か
ら該当するキャンセル待ち利用者の情報を検索し該当通
知先のメールアドレスへ空きが発生した旨を電子メール
で通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば予約システ
ム、予約方法、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、高度電話サービスを利用しサ
ービスの予約、キャンセル、キャンセル待ちを行う予約
システムが提案されている(特開平7−303144号
公報)。
【0003】この予約システムは、利用者(サービス需
要者)の希望するサービスの需要情報や予約を求める情
報を受け付け、サービス需要者の電話番号を記憶してお
き、例えばキャンセル待ちを登録し仮予約したサービス
需要者に対しては、サービスの空きが発生した場合、優
先度の高い順に、記憶しておいた電話番号にてサービス
需要者へ発呼して、空きに関する情報を提供するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
予約システムでは、サービス需要者がキャンセル待ちの
登録をしたにもかかわらず、発呼による通知を行うだけ
であったことから、その通知タイミングによってはサー
ビス需要者の側が電話に出られないこともあり、この場
合、せっかく早く予約したにもかかわらず、予約ができ
ないことがあるという問題がある。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、リアルタイムに情報を受けられないキ
ャンセル待ちの利用者に対して予約に空きが発生したと
きにその情報を提供することで、利用者の利便性を向上
できる予約システム、予約方法、プログラムを提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明の予約システムは、インターネ
ットあるいはイントラネットに接続された利用者のネッ
ト通信端末からサービス提供元の予約装置にアクセスし
てサービスの予約を行う予約システムにおいて、前記予
約装置は、所望のサービスの予約にあたりキャンセル待
ちを希望する利用者の情報を登録するキャンセル待ち情
報登録手段と、予約に空きが発生した場合、仮予約情報
を発行し仮予約を行う仮予約手段と、前記キャンセル待
ち情報登録手段に登録されている中から該当するキャン
セル待ち利用者の情報を検索する検索手段と、前記検索
手段により検索されたキャンセル待ち利用者の通知先の
電話機の留守番電話機能、あるいは電子メールアドレス
へ空きが発生した旨と前記仮予約情報とを少なくとも含
む情報を通知する通知手段と、前記通知手段による通知
を受けた利用者からアクセスがあったときに仮予約情報
の入力を促す手段と、入力された仮予約情報を基にキャ
ンセル待ち利用者の認証を行い、仮予約から本登録への
可否を判定する手段とを具備したことを特徴としてい
る。
【0007】請求項2記載の発明の予約システムは、イ
ンターネットあるいはイントラネットに接続された利用
者のネット通信端末からサービス提供元の予約装置にア
クセスしてサービスの予約を行う予約システムにおい
て、前記予約装置は、所望のサービスの予約にあたりキ
ャンセル待ちを希望する利用者の情報を登録するキャン
セル待ち情報登録手段と、予約に空きが発生した場合、
仮予約情報を発行し仮予約を行う仮予約手段と、前記キ
ャンセル待ち情報登録手段に登録されている中から該当
するキャンセル待ち利用者の情報を検索する検索手段
と、前記検索手段により検索されたキャンセル待ち利用
者の電子メールアドレスへ空きが発生した旨と前記仮予
約情報とを少なくとも含む電子メールで通知する電子メ
ール通知手段と、前記電子メールの通知を受けた利用者
から返信された電子メールの内容から、予約する旨の情
報、あるいは予約をしない旨の情報と仮予約情報とを抽
出する手段と、前記抽出手段により、前記仮予約情報と
予約する旨の情報とが抽出された場合、仮予約を本登録
する手段とを特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明の予約システムは、請
求項1、2いずれか記載の予約システムにおいて、前記
キャンセル待ち情報登録手段は、キャンセル待ちを希望
する利用者の情報の1つとして、本システムを利用した
利用状況を基に優先順位を設定する手段をさらに具備し
たことを特徴としている。
【0009】請求項4記載の発明の予約システムは、請
求項1、2いずれか記載の予約システムにおいて、前記
仮予約手段は、予約に空きが発生した場合に、前記仮予
約情報に予約までの有効期限を設定する手段と、仮予約
の有効期限を超過したキャンセル待ち利用者の仮予約を
解除する手段とを具備したことを特徴としている。
【0010】請求項5記載の発明の予約方法は、インタ
ーネットあるいはイントラネットに接続された利用者の
ネット通信端末からのアクセスによりコンピュータがサ
ービスの予約を行う予約方法において、所望のサービス
の予約にあたりキャンセル待ちを希望する利用者の情報
を前記コンピュータが登録する段階と、予約に空きが発
生した場合、前記コンピュータが仮予約情報を発行し仮
予約を行う段階と、前記コンピュータに登録されている
中から該当するキャンセル待ち利用者の情報を前記コン
ピュータが検索する段階と、検索されたキャンセル待ち
利用者の通知先の電話機の留守番電話機能、あるいは電
子メールアドレスへ、空きが発生した旨と前記仮予約情
報とを少なくとも含む情報を前記コンピュータが通知す
る段階と、通知を受けた利用者から前記コンピュータに
アクセスがあったときに仮予約情報の入力を促す段階
と、入力された仮予約情報を基に前記コンピュータがキ
ャンセル待ち利用者の認証を行い、仮予約から正式登録
への可否を判定する段階とを有することを特徴としてい
る。
【0011】請求項6記載の発明のプログラムは、イン
ターネットあるいはイントラネットに接続された利用者
のネット通信端末からのアクセスによりサービスの予約
を行うコンピュータに処理を実行させるためのプログラ
ムにおいて、前記コンピュータを、所望のサービスの予
約にあたりキャンセル待ちを希望する利用者の情報を登
録するキャンセル待ち情報登録手段と、予約に空きが発
生した場合、仮予約情報を発行し仮予約を行う仮予約手
段と、前記キャンセル待ち情報登録手段に登録されてい
る中から該当するキャンセル待ち利用者の情報を検索す
る検索手段と、前記検索手段により検索されたキャンセ
ル待ち利用者の通知先の電話機の留守番電話機能、ある
いは電子メールアドレスへ空きが発生した旨と前記仮予
約情報とを少なくとも含む情報を通知する通知手段と、
前記通知手段による通知を受けた利用者からアクセスが
あったときに仮予約情報の入力を促す手段と、入力され
た仮予約情報を基にキャンセル待ち利用者の認証を行
い、仮予約から本登録への可否を判定する手段として機
能させるためのプログラムである。
【0012】請求項1,5,6記載の発明では、所望の
サービスの予約にあたりキャンセル待ちを希望する利用
者の情報をコンピュータ(あるいは予約装置)が登録
し、予約に空きが発生した場合、コンピュータが仮予約
情報を発行し仮予約を行った後、自身に登録されている
中から該当するキャンセル待ち利用者の情報を検索し、
検索されたキャンセル待ち利用者の通知先の電話機の留
守番電話機能、あるいは電子メールアドレスへ、空きが
発生した旨と仮予約情報とを少なくとも含む情報を通知
し、この通知を受けた利用者からコンピュータにアクセ
スがあったときに、コンピュータは、仮予約情報の入力
を促し、入力された仮予約情報を基にキャンセル待ち利
用者の認証を行い、仮予約から正式登録への可否を判定
するので、キャンセル待ち利用者は、従来のように何回
も確認することなく予約を入れることができる。
【0013】請求項2記載の発明では、予約装置は、所
望のサービスの予約にあたりキャンセル待ちを希望する
利用者の情報を登録するキャンセル待ち情報登録手段
と、予約に空きが発生した場合、仮予約情報を発行し仮
予約を行う仮予約手段と、前記キャンセル待ち情報登録
手段に登録されている中から該当するキャンセル待ち利
用者の情報を検索する検索手段と、前記検索手段により
検索されたキャンセル待ち利用者の電子メールアドレス
へ空きが発生した旨と前記仮予約情報とを少なくとも含
む電子メールで通知する電子メール通知手段と、前記電
子メールの通知を受けた利用者から返信された電子メー
ルの内容から、予約する旨の情報、あるいは予約をしな
い旨の情報と仮予約情報とを抽出する手段と、前記抽出
手段により、前記仮予約情報と予約する旨の情報とが抽
出された場合、仮予約を本登録するので、利用者は、電
子メールで予約の空きの通知を受け、それを返信するこ
とで予約を入れることができる。
【0014】つまり、予約の空きが発生したときに、キ
ャンセル待ちの利用者は、リアルタイムに通知を受けず
に自分の好適な時間に電子メールをチェックすることで
空きの発生を確認でき、しかも、その電子メールを返信
することで予約を入れることができ、利用者の利便性を
向上することができる。
【0015】請求項3記載の発明では、キャンセル待ち
情報登録手段は、キャンセル待ちを希望する利用者の情
報の1つとして、本システムを利用した利用状況を基に
優先順位を設定するので、優良利用者にアドバンテージ
を与え、この予約サービスの利用率を向上することがで
きる。
【0016】請求項4記載の発明では、仮予約手段は、
予約に空きが発生した場合に、仮予約情報に、予約まで
の有効期限を設定し、仮予約の有効期限を超過したキャ
ンセル待ち利用者の仮予約を解除するので、システム側
として、キャンセル待ち情報の管理が容易になる。
【0017】すなわち、本発明では、利用者がネットワ
ークを通じて予約サイト(コンピュータあるいは予約装
置)にアクセスしてあるサービスに予約を入れようとし
たときに、現在、予約が満杯状態で予約ができないとき
に、その予約についてキャンセル待ちとしてコンピュー
タに仮予約の登録を行っておく。そして、他の人が予約
をキャンセルし該当予約に空きが発生した場合、仮予約
を行った利用者に対してコンピュータが自動的に指定の
通知先へ電子メールを発行したり、留守番電話機へ自動
的に発呼して留守番電話の機能か否かを判定した後、留
守番電話の機能であれば、留守番電話に空き発生のメッ
セージを録音するので、キャンセル待ちの利用者は、電
子メールを受信したり、留守番電話機に録音された音声
メッセージを再生することで、キャンセルによる空きの
発生や予約確認の期限などを知り、その期限までに予約
を入れることができる。
【0018】この結果、リアルタイムに情報を受けられ
ないキャンセル待ちの利用者に対して予約に空きが発生
したときにその情報を提供することで、利用者の利便性
を向上することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る予約シ
ステムの第1の実施の形態のインターネット予約システ
ムのハードウェア構成を示す図である。
【0020】図1に示すように、このインターネット予
約システムは、サービス提供者のコンピュータ(WEB
サーバ1、データベースサーバ2など)と、サービス需
要者(利用者)のコンピュータ3a,3bとをインター
ネットあるいはイントラネットなどのネットワーク4に
接続してなるものである。
【0021】これらコンピュータ1,2,3a,3b
は、CD−ROMやフロッピー(登録商標)ディスク
(FD)を装填し読み取り可能な装置本体部と、この装
置本体部に接続された入力装置および表示装置とからな
る一般的なコンピュータである。入力装置は、例えばキ
ーボート、マウスなどである。表示装置は、例えばCR
Tモニタ、LCDモニタなどである。
【0022】装置本体部には、CPU、ROMおよびR
AMなどからなる制御部と、ハードディスクドライブ
(HDD)と、CD−ROMの情報を読み取るCD−R
OMドライブと、FDに対し情報を読み取りおよび書き
込みを行うFDドライブと、通信装置などが搭載されて
いる。ROMには、バイオスなどの初期動作設定プログ
ラムが格納されている。通信装置は、インターネット/
イントラネット4とのデータ通信を行う例えば通信イン
ターフェース(以下通信I/Fと称す)である。HDD
にはオペレーティングシステム(以下OSと称す)を含
む各種ソフトウェアがインストールされている。
【0023】コンピュータ3a,3bには、WEBコン
テンツ閲覧用のブラウザソフトウェア(以下ブラウザと
称す)がインストールされている。このブラウザは、汎
用のものでも良く、また、専用のものでも良い。汎用の
ブラウザの場合は、初めのアクセス時にユーザ登録など
を行い、ユーザID、パスワードなどによるユーザ認証
を行う。専用のものの場合は、サービス提供元からブラ
ウザを配布する際にユーザ登録などを行い、サービス提
供元のWEBサーバ1に予めユーザとしての登録を行っ
ておく。なお、これ以外の方法でユーザ登録を行っても
良い。
【0024】WEBサーバ1には、ソフトウェアとし
て、例えばキャンセル待ち機能付予約システムなどがC
D−ROMドライブにセットされたCD−ROMなどか
らインストールされている。データベースサーバ2に
は、上記予約システムと連携して動作するデータベース
ソフトウェアが上記同様にインストールされており、予
約のイベント発生時に、予約情報、キャンセル待ち情
報、お客様情報、マスタ情報類などを一元的に管理する
データベース2aが構築されている。
【0025】続いて、図2〜図4を参照してこの第1の
実施の形態のインターネット予約システムの動作につい
て説明する。まず、このインターネット予約システムに
おけるキャンセル待ちの登録動作について説明する。
【0026】この場合、WEBサーバ1(ソフトウェア
としては、キャンセル待ち機能付予約システム)は、イ
ンターネット上に予約サイトを公開している。例えばコ
ンピュータ3aの利用者がブラウザを起動し、このサイ
ト(ホームページ)にアクセスすると、所定のサービス
あるいは各種サービスの予約状況がブラウザ画面の操作
で閲覧できる。各サービスの画面には、希望サービスに
予約の空きがなかった場合に、キャンセル待ちに自らを
登録するためのキャンセル待ち登録ボタンが表示されて
おり、利用者にキャンセル待ちの登録を促している。
【0027】ここで、利用者が希望サービスの予約状況
を確認した結果(図2のステップ101:以下S101
と称す)、空きがあれば(S102の「ある」)、予約
処理を行う(S103)。
【0028】一方、この確認結果、空きがなく(S10
2の「ない」)、キャンセル待ちに自らを登録する場合
は(S104の「する」)、キャンセル待ち登録ボタン
をクリックすることで、キャンセル待ち登録画面が表示
されるので、このキャンセル待ち登録画面のフォームに
従って利用者がキャンセル待ちをする自身の住所・氏名
・メールアドレス等を入力した後、その画面の送信ボタ
ンをクリックすると、キャンセル待ち情報がWEBサー
バ1を通じてデータベースサーバ2のデータベース2a
に登録される(S105)。
【0029】続いて、このインターネット予約システム
において、空き発生時のキャンセル待ち利用者への通知
動作について説明する。
【0030】この場合、既に予約をしている利用者が予
約のキャンセルを行うと、WEBサーバ1は、これをト
リガとして予約キャンセルの発生を検出し(図3のS1
11)、キャンセル待ちの登録があるかどうかをデータ
ベースサーバ2に確認する。データベースサーバ2で
は、データベースソフトウェアがデータベース2aのキ
ャンセル待ち情報を検索する(S112)。この検索結
果、キャンセル待ちの登録が少なくとも1つあれば(S
112の「ある」)、WEBサーバ1に通知される。
【0031】データベースサーバ2からWEBサーバ1
にキャンセル待ちの登録があることが通知されると、W
EBサーバ1は、発生した空きに予約が入らないよう仮
予約を入れる処理(仮予約処理)を行う(S113)。
この仮予約処理では、WEBサーバ1は、仮予約番号を
発行する。
【0032】そして、WEBサーバ1は、上記同様にデ
ータベース2aのキャンセル待ち情報に登録されている
全てのキャンセル待ち利用者を検索し、キャンセル待ち
利用者のデータを取得する(S114)。
【0033】それから、WEBサーバ1は、キャンセル
待ち情報に登録されているそれぞれのメールアドレスに
対して、空きが発生した旨、仮予約処理で発行した仮予
約番号、予約確認期限などのメッセージを記入した電子
メールを発行し、該当利用者へ通知する(S115)。
なお、これらの処理は、人手を介することなく、すべて
自動的に行われる。
【0034】続いて、このインターネット予約システム
において、空き発生の通知を受けたキャンセル待ち利用
者が予約を行う場合のWEBサーバ1の動作について説
明する。
【0035】この場合、WEBサーバ1は、アクセスし
てきたキャンセル待ち利用者に対してダイアログボック
スなどの識別用画面を表示して仮予約番号の入力を促
す。
【0036】利用者が仮予約番号を入力すると(図4の
S121)、WEBサーバ1は、この仮予約番号にてキ
ャンセル待ち登録し空き発生の通知を受けた利用者か否
かを識別し、予約確認期限が過きていないか否かのチェ
ックを行う(S122)。
【0037】このチェック結果、予約確認期限か過ぎて
しまっていた場合は(S122の「いいえ」)、WEB
サーバ1は、キャンセル待ち登録の処理に移る。
【0038】また、上記チェック結果、予約確認期限か
過ぎていない場合(S122の「はい」)、WEBサー
バ1は、データベース2aのキャンセル待ち情報に登録
されている予約の内容をブラウザ画面に表示する(S1
23)。このブラウザ画面には、予約の内容の他、キャ
ンセル待ち情報の内容通りに予約を行うためのボタン
と、仮予約をキャンセルするためのボタンとが表示さ
れ、利用者に次の処理への選択を促す(S124)。
【0039】ここで、利用者によって、キャンセル待ち
情報の内容通りに予約を行うためのボタンがクリックさ
れると、WEBサーバ1は、データベース2aのキャン
セル待ち情報に登録された内容に基づき、予約処理を行
う(S125)。
【0040】続いて、図5を参照してこのインターネッ
ト予約システムのメール予約自動受付機能について説明
する。
【0041】この機能は、キャンセル待ち利用者の予約
を電子メールで可能とし、電話予約システム側が受信し
た電子メールの内容を自動的に認識し予約処理を行う機
能である。
【0042】この場合、キャンセル待ち利用者からの電
子メールをWEBサーバ1が受信すると(図5のS13
1)、WEBサーバ1は、これをトリガとして、受信し
た電子メールの内容から仮予約番号や「予約する」、
「予約しない」などキーワードとなる文字列を検索する
(S132)。なお、空き発生通知時に予め電子メール
返信用のフォーマットを送付しておく。
【0043】WEBサーバ1は、必要なキーワードが含
まれているか否かをチェックする(S133)。
【0044】このチェック結果、キーワードが含まれて
いない場合(S133の「いいえ」)、WEBサーバ1
は、その旨のメールを返信する。
【0045】一方、上記チェック結果、キーワードが含
まれている場合(S133の「はい」)、WEBサーバ
1は、そのキーワードの中に、予約する旨のキーワード
が含まれているか否かをチェックする(S134)。
【0046】このチェック結果、予約する旨のキーワー
ドが確認された場合(S131の「はい」)、WEBサ
ーバ1は、予約処理を実行する(S135)。
【0047】この動作例によれば、キャンセル待ち利用
者は、予約サイトに再度アクセスしなくても予約を行う
ことができる。
【0048】このようにこの第1の実施の形態のインタ
ーネット予約システムによれば、予約キャンセルが発生
すると、WEBサーバ1は、データベース2aにキャン
セル待ちが登録されているかどうかを確認し、登録され
ていた場合、登録されているメールアドレスへ、仮予約
番号、予約確認期限などのメッセージを記入した電子メ
ールを発行し、電子メールを受けたサービス利用者から
の予約サイトアクセス時に入力された仮予約番号を基に
本人確認を行い、予約の内容を表示した上で予約するか
どうかを促し予約を希望する場合に予約させるので、キ
ャンセル発生時に、キャンセル待ち利用者がその空き通
知をリアルタイムに受けられない状況でも利用者に予約
の空きを通知でき、利用者に対して付加価値の高いサー
ビスを提供でき、予約者の増加を見込むことができる。
【0049】また、空きの発生を利用者に電子メールで
通知することにより、空きが予約される確率が上がり、
予約システムを提供する側の稼働率の低下を防ぐことが
できる。
【0050】さらに、キャンセル待ち利用者から電子メ
ールでも予約を受け付けるので、利用者としては、WE
B上におけるリアルタイムアクセスでの予約以外に、い
つでも予約を行うことができるようになり、利用者の利
便性を向上することができる。
【0051】次に、図6〜図12を参照して本発明に係
る予約システムの第2の実施の形態の電話予約システム
について説明する。図6は本発明に係る予約システムの
第2の実施の形態の電話予約システムのハードウェア構
成を示す図である。なお、第1の実施の形態で示した構
成と同一のものについては同じ符号を付し、その説明は
省略する。
【0052】図6に示すように、この第2の実施の形態
の電話予約システムは、サービス提供者の予約装置(自
動応答装置5、データベースサーバ2など)と、サービ
ス需要者(利用者)の電話機6とを公衆網7およびマル
チメディアルータ8を介して接続してなるものであり、
CTI(Computer Telephony Integration)技術を活用
し、電話あるいはFAXなどでサービスの予約、キャン
セル、キャンセル待ちの登録、予約に空きが発生した場
合にキャンセル待ち利用者へ通知を行うものである。マ
ルチメディアルータ8は、公衆網7から利用者あるいは
サービス提供者側に発呼あるいは着呼した電話、FA
X、電子メールなどを識別して適宜該当端末へ振り分け
るためのものである。例えば電話、FAXなどの場合
は、電話機6と自動応答装置5との呼を接続し、利用者
からの電子メールの場合は、データベースサーバ2へ渡
す。自動応答装置5は、利用者から着信があったときに
機械音声による自動応答を行う装置である。電話機6
は、利用者宅に設置されるトーン発信機能を備えた一般
的な電話機である。
【0053】まず、図7を参照してこのインターネット
予約システムにおいて、空き発生時のキャンセル待ち利
用者への通知動作について説明する。
【0054】この場合、既に予約をしている利用者が電
話機6で自動応答装置5に電話をかけて予約のキャンセ
ルを行うと(図7のS201)、自動応答装置5は、こ
れをトリガとして、キャンセル待ちの登録があるかどう
かをデータベースサーバ2に確認する。データベースサ
ーバ2では、データベースソフトウェアがデータベース
2aのキャンセル待ち情報を検索する(S202)。こ
の検索結果、キャンセル待ちの登録が少なくとも1つあ
れば(S202の「ある」)、自動応答装置5に通知さ
れる。
【0055】データベースサーバ2から自動応答装置5
にキャンセル待ちの登録があることが通知されると、自
動応答装置5は、発生した空きに予約が入らないよう仮
予約を入れる処理(仮予約処理)を行う(S203)。
この仮予約処理では、自動応答装置5は、仮予約番号を
発行する。
【0056】そして、自動応答装置5は、上記同様にデ
ータベース2に対してキャンセル待ち利用者のデータを
取得するよう依頼し(S204)、この依頼に対してデ
ータベース2では、データベースソフトウェアがデータ
ベース2aのキャンセル待ち情報に登録されている全て
のキャンセル待ち利用者の電話番号を検索し、検索結果
のデータであるキャンセル待ち利用者のデータを自動応
答装置5へ送信する(S205)。
【0057】これにより、自動応答装置5は、キャンセ
ル待ち利用者の電話番号を取得し、取得した電話番号に
電話をかける(発呼する)(S206)。
【0058】電話をかけた先から、キャンセル待ち利用
者の応答があった場合(留守番電話等も含む)、自動応
答装置5は、空きが発生した旨と、仮予約処理で発行し
た仮予約番号、予約確認期限を機械音声で通知する(S
207)。なお、電話をかけた先から応答がない場合は
通知を中止する。これら一連の処理動作は、すべて自動
的に行われる。
【0059】この動作例によれば、第1の実施の形態に
示した電子メールによる通知よりも、キャンセル待ち利
用者により確実に空きの発生を通知することができる。
【0060】続いて、図8を参照してCTI技術を活用
したキャンセル待ち利用者による予約登録の際の自動応
答装置5の動作について説明する。
【0061】キャンセル待ち利用者が電話で空きの通知
を受けて予約を行う場合、キャンセル待ち利用者が自動
応答装置5へ電話をかけると(図8のS211)、自動
応答装置5に着呼し、自動応答装置5が電話を受ける
(S212)。
【0062】ここで、自動応答装置5は、自動音声メッ
セージを流し、キャンセル待ち利用者に仮予約の登録を
促すので、キャンセル待ち利用者は、この機械音声に従
い、電話機6のプッシュボタンで仮予約番号を入力する
(S213)。
【0063】すると、プッシュボタンから発信されたト
ーン信号が自動応答装置5に受信されて、自動応答装置
5は、そのトーン信号から仮予約番号を認識し、データ
ベースサーバ2に、予約確認期限が過きていないかどう
かのチェックを指示する。
【0064】データベースサーバ2では、データベース
ソフトウェアがデータベース2aのキャンセル待ち情報
を検索し、予約確認期限が過きていないかどうかのチェ
ックを行う(S214)。
【0065】このチェック結果、予約確認期限が過きて
しまったことが通知されると(S214の「いい
え」)、自動応答装置5は、その旨の機械音声を流し、
回線を切断する。
【0066】一方、予約確認期限が過きていなければ
(S214の「はい」)、自動応答装置5は、その旨の
機械音声を流した後、データベース2aのキャンセル待
ち情報に登録されていた該当予約の内容を機械音声で流
し、予約内容を確認する(S215)。
【0067】その後、自動応答装置5は、その内容通り
に予約をする場合は、例えば#ボタンを、仮予約をキャ
ンセルする場合は、例えば*ボタンをプッシュするよう
利用者に電話機の操作を促す音声メッセージを流す。
【0068】このメッセージにて、利用者が電話機6の
プッシュボタンを操作して、どうするかを指示(入力)
し、例えば#などがプッシュされた場合(S216の
「する」)、自動応答装置5は、キャンセル待ち情報に
登録されている内容に基づき、予約処理を実行する(S
217)。
【0069】この機能によれば、キャンセル待ち利用者
は、電話で手軽に希望サービスへの予約、キャンセル、
キャンセル待ち、およびその確認を行うことができる。
【0070】続いて、図9を参照してこの電話予約シス
テムにおける、空き発生通知からの即時予約受付機能に
ついて説明する。
【0071】この機能は、自動応答装置5に備えられて
いるものであり、自動応答装置5が、予約のキャンセル
発生時に、該当利用者へ発呼して、空きの発生を機械音
声で通知した際に、回線を接続したまま(切断せず
に)、引き続き予約ができるようにする機能である。
【0072】この場合、予約のキャンセルが発生する
と、データベースサーバ2から自動応答装置5へキャン
セル待ち利用者のデータ(キャンセル待ち利用者の氏
名、電話番号など)が送信される(図9のS221)。
【0073】すると、自動応答装置5は、キャンセル待
ち利用者の電話機6へ発呼し(S222)、自動音声で
空きが発生したことを通知するために発信先の相手が電
話に出るのを待つ。
【0074】そして、発信先の電話機6にてキャンセル
待ち利用者の応答があった場合(受話器をとったり、留
守番電話の機能が働いた場合)、自動応答装置5は、機
械音声で空きが発生した旨を通知する(S223)。な
お、所定時間経過しても、応答がない場合は通知を中止
する。空き発生を通知した後、自動応答装置5は、応答
が留守番電話の機能によるものかどうかをチェックする
(S224)。
【0075】このチェック結果、留守番電話の機能によ
るものの場合(S224の「はい」)、自動応答装置5
は、通知のみにとどめ、回線の接続を切る。
【0076】一方、上記チェック結果、留守番電話の機
能によるもののでない場合(S224の「いいえ」)、
自動応答装置5は、引き続き予約をする場合は#ボタン
を、予約をしない場合は*ボタンをプッシュするよう音
声メッセージを流し、引き続き予約をするかどうかを利
用者へ促す(S225)。
【0077】このメッセージで、電話機6の*ボタンが
プッシュされて、予約をしないことが指示された場合
(S225の「しない」)、自動応答装置5は、接続さ
れている回線を切る。
【0078】一方、利用者が電話機6の#ボタンをプッ
シュすると、自動応答装置5は、キャンセル待ち情報に
登録されている予約の内容を機械音声で通知し、予約の
内容を利用者に確認させる(S226)。
【0079】その後、自動応答装置5は、音声メッセー
ジの内容通りに予約をする場合は、例えば#ボタンを、
仮予約をキャンセルする場合は、例えば*ボタンをプッ
シュするよう音声メッセージを流し、利用者に電話機6
の操作を促す(S227)。
【0080】このメッセージにて、利用者が電話機6の
プッシュボタンを操作して、どうするかを指示(入力)
し、例えば#などがプッシュされた場合(S227の
「する」)、自動応答装置5は、キャンセル待ち情報に
登録されている内容に基づき、予約処理を実行する(S
228)。
【0081】この機能によれば、自動応答装置5からの
電話で予約の空きが通知されたときに、キャンセル待ち
利用者は、そのまま、自動応答装置5から再生される音
声メッセージに従って電話機6を操作することで、電話
を再度かけ直すことなく予約をすることができる。
【0082】続いて、図10を参照してこの電話予約シ
ステムにおける、キャンセル待ち利用者の優先度による
利用者決定機能について説明する。
【0083】この機能は、キャンセル待ち登録時にその
利用者に優先度を付加し、その優先度をもって次の利用
者を決定する機能である。
【0084】この電話予約システムにおいて、利用者が
電話で予約を行おうとした際に、既に予約が満杯で予約
ができない場合、自動応答装置5は、キャンセル待ち利
用者として登録するか否かを音声メッセージで利用者に
促す(図10のS231)。
【0085】このメッセージにて、キャンセル待ち利用
者として登録する指示がなされた場合(S231の「す
る」)、自動応答装置5は、キャンセル待ち利用者の情
報をデータベース2aのキャンセル待ち情報に登録す
る。
【0086】この例の場合、その利用者が、通常、この
サービスをどれだけ利用しているかといった、利用状況
を加味し、データベースサーバ2のデータベースソフト
ウェアが優先度を設定する。
【0087】データベースソフトウェアが利用状況を加
味する上では、評価項目とそれに対する重み付けとの合
計で優先度を計算する(S232)。
【0088】評価項目としては、例えば会員の有無、利
用回数、過去の宿泊数、過去のキャンセル数などをポイ
ントに換算して、これらのポイントを合計して獲得ポイ
ントとしこの獲得ポイントで優先度を決定する。
【0089】利用者の例えばAさんの場合の優先度とし
ては、図11に示すように、会員ではなく、利用回数が
5回、過去の宿泊数が7泊、過去のキャンセル数が2回
とすると、優先度(獲得ポイント)は、44となり、こ
の獲得ポイントがキャンセル待ち情報に登録される(S
233)。
【0090】そして、そのサービスの予約にキャンセル
が入り、空きが発生すると、データベースソフトウェア
は、キャンセル待ち情報から優先度の最も高い利用者を
検索する。この際、キャンセル待ち日数が多い人ほどさ
らに優先度を上げて検索する。
【0091】この検索によりヒットしたキャンセル待ち
利用者の情報が自動応答装置5に通知されて、以降、上
記図7の処理と同様に通知動作が行われる。
【0092】この機能によれば、キャンセル待ちを希望
する利用者をデータベース2aに登録する際に、キャン
セル待ち利用者に対してそれぞれのサービス利用状況に
応じた優先度を設定することで、優良利用者に対し、さ
らに付加価値の高いサービスを提供し、この予約サイト
の利用率を向上することができる。
【0093】続いて、図12を参照してこの電話予約シ
ステムにおいて、キャンセル待ち優先度付加時の自動権
利譲渡機能について説明する。
【0094】この機能は、キャンセル待ち利用者の予約
確認期限が過きた場合に、次に優先度の高い利用者に予
約の権利を自動的に譲渡する機能である。
【0095】この場合、所定時間ごと、あるいはキャン
セル発生時に、自動応答装置5は、データベースサーバ
2に対して、データを更新した後、検索を行うよう指示
する。
【0096】データベースサーバ2では、この指示によ
り、データベースソフトウェアが、まず、データベース
2aのキャンセル待ち情報に登録されている全データの
予約確認期限をチェックし、期限が超過しているデータ
を削除する(図12のS241)。
【0097】そして、データベースソフトウェアは、デ
ータベース2aのキャンセル待ち情報から優先度の最も
高い利用者のデータを検索し、自動応答装置5に渡す
(S242)。
【0098】自動応答装置5は、データベースサーバ2
から取得したデータを基に該当キャンセル待ち利用者
に、空き発生の通知を行う(S243)。
【0099】この機能によれば、所定時間ごと、あるい
はキャンセル発生時に、キャンセル待ち情報に登録され
ている全データの予約確認期限をチェックして、期限が
超過しているデータを削除する(予約の解除を行う)の
で、キャンセル待ち情報の管理が容易になる。
【0100】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではない。上記第2の実施の形態に記載のキャ
ンセル待ち利用者の優先度による利用者決定機能、キャ
ンセル待ち優先度付加時の自動権利譲渡機能について
は、第1の実施の形態に適用しても良い。
【0101】上記実施形態に記載の各ソフトウェア(キ
ャンセル待ち機能付予約システム、データベースソフト
ウェアなどの機能)は、フロッピーディスクなどのコン
ピュータが読み出し可能な記憶媒体に記憶されていても
良く、また、ソフトウェア(プログラム)単体として伝
送されるものでも良い。この場合、記憶媒体に記憶され
たソフトウェア(プログラム)をコンピュータが読み出
したり、LANやインターネッ上のサイト(サーバ)か
らダウンロードしてインストールすることにより、各実
施形態における処理が可能になる。
【0102】なお、本発明における記憶媒体としては、
磁気ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、
光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVDなど)、
光磁気ディスク(MOなど)、半導体メモリなど、プロ
グラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な
記憶媒体であれば、その記憶形式はいずれの形態であっ
ても良い。
【0103】また、記憶媒体からコンピュータにインス
トールされたプログラムの指示に基づき、コンピュータ
上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)
や、データベース管理ソフト、ネットワークソフトなど
のMW(ミドルウェア)などが本実施形態を実現するた
めの各処理の一部を実行しても良い。
【0104】さらに、本発明におけるソフトウェア(プ
ログラム)は、コンピュータと独立した記憶媒体に記憶
されているものだけに限らず、LANやインターネット
などの伝送媒体を介して流通されるものも含まれる。
【0105】さらに、本発明における記憶媒体は、コン
ピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネ
ットなどにより伝送されたプログラムをダウンロードし
て記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0106】また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒
体から本実施形態における処理が実行される場合も本発
明における記録媒体に含まれ、媒体構成はいずれの構成
であっても良い。
【0107】なお、本発明におけるコンピュータは、記
憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態に
おける各処理を実行するものであって、パソコンなどの
1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続され
たシステムなどのいずれの構成であっても良い。
【0108】また、本発明におけるコンピュータとは、
パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装
置、マイコンなども含み、プログラムによって本発明の
機能を実現することが可能な機器、装置を総称してい
る。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、利
用者がネットワークを通じて予約サイト(コンピュータ
あるいは予約装置)にアクセスしてあるサービスに予約
を入れようとしたときに、現在、予約が満杯状態で予約
ができないときに、その予約についてキャンセル待ちと
してコンピュータに仮予約の登録を行っておく。そし
て、他の人が予約をキャンセルし該当予約に空きが発生
した場合、仮予約を行った利用者に対してコンピュータ
が自動的に指定の通知先へ電子メールを発行したり、留
守番電話機へ自動的に発呼して留守番電話の機能か否か
を判定した後、留守番電話の機能であれば、留守番電話
に空き発生のメッセージを録音するので、キャンセル待
ちの利用者は、電子メールを受信したり、留守番電話機
に録音された音声メッセージを再生することで、キャン
セルによる空きの発生や予約確認の期限などを知り、そ
の期限までに予約を入れることができる。この結果、リ
アルタイムに情報を受けられないキャンセル待ちの利用
者に対して予約に空きが発生したときにその情報を提供
することで、利用者の利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のインターネット予
約システムの構成を示す図である。
【図2】このインターネット予約システムのキャンセル
待ち登録処理を示すフローチャートである。
【図3】このインターネット予約システムの空き発生通
知処理を示すフローチャートである。
【図4】このインターネット予約システムのキャンセル
待ち利用者の予約処理を示すフローチャートである。
【図5】このインターネット予約システムにおいて、キ
ャンセル待ち利用者が電子メールで予約する場合の処理
を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る第2実施形態の電話予約システム
の構成を示す図である。
【図7】この電話予約システムにおいて、キャンセル待
ち利用者への空き発生通知処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】この電話予約システムにおいて、キャンセル待
ち利用者が電話で予約する場合の処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】この電話予約システムにおいて、電話にてキャ
ンセル待ち利用者へ空き通知を行った後の処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】この電話予約システムにおいて、優先度付加
処理を示すフローチャートである。
【図11】Aさんの優先度の一例を示す図である。
【図12】この電話予約システムにおいて、優先度を自
動的に譲渡する場合の処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…WEBサーバ、2…データベースサーバ、2a…デ
ータベース、3a,3b…コンピュータ、4…ネットワ
ーク、5…自動応答装置、6…電話機、7…公衆網、8
…マルチメディアルータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 保 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 農澤 幸洋 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットあるいはイントラネット
    に接続された利用者のネット通信端末からサービス提供
    元の予約装置にアクセスしてサービスの予約を行う予約
    システムにおいて、 前記予約装置は、 所望のサービスの予約にあたりキャンセル待ちを希望す
    る利用者の情報を登録するキャンセル待ち情報登録手段
    と、 予約に空きが発生した場合、仮予約情報を発行し仮予約
    を行う仮予約手段と、 前記キャンセル待ち情報登録手段に登録されている中か
    ら該当するキャンセル待ち利用者の情報を検索する検索
    手段と、 前記検索手段により検索されたキャンセル待ち利用者の
    通知先の電話機の留守番電話機能、あるいは電子メール
    アドレスへ空きが発生した旨と前記仮予約情報とを少な
    くとも含む情報を通知する通知手段と、 前記通知手段による通知を受けた利用者からアクセスが
    あったときに仮予約情報の入力を促す手段と、 入力された仮予約情報を基にキャンセル待ち利用者の認
    証を行い、仮予約から本登録への可否を判定する手段と
    を具備したことを特徴とする予約システム。
  2. 【請求項2】 インターネットあるいはイントラネット
    に接続された利用者のネット通信端末からサービス提供
    元の予約装置にアクセスしてサービスの予約を行う予約
    システムにおいて、 前記予約装置は、 所望のサービスの予約にあたりキャンセル待ちを希望す
    る利用者の情報を登録するキャンセル待ち情報登録手段
    と、 予約に空きが発生した場合、仮予約情報を発行し仮予約
    を行う仮予約手段と、 前記キャンセル待ち情報登録手段に登録されている中か
    ら該当するキャンセル待ち利用者の情報を検索する検索
    手段と、 前記検索手段により検索されたキャンセル待ち利用者の
    電子メールアドレスへ空きが発生した旨と前記仮予約情
    報とを少なくとも含む電子メールで通知する電子メール
    通知手段と、 前記電子メールの通知を受けた利用者から返信された電
    子メールの内容から、予約する旨の情報、あるいは予約
    をしない旨の情報と仮予約情報とを抽出する手段と、 前記抽出手段により、前記仮予約情報と予約する旨の情
    報とが抽出された場合、仮予約を本登録する手段とを具
    備したことを特徴とする予約システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、2いずれか記載の予約システ
    ムにおいて、 前記キャンセル待ち情報登録手段は、 キャンセル待ちを希望する利用者の情報の1つとして、
    本システムを利用した利用状況を基に優先順位を設定す
    る手段をさらに具備したことを特徴とする予約システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2いずれか記載の予約システ
    ムにおいて、 前記仮予約手段は、 予約に空きが発生した場合に、前記仮予約情報に予約ま
    での有効期限を設定する手段と、 仮予約の有効期限を超過したキャンセル待ち利用者の仮
    予約を解除する手段とを具備したことを特徴とする予約
    システム。
  5. 【請求項5】 インターネットあるいはイントラネット
    に接続された利用者のネット通信端末からのアクセスに
    よりコンピュータがサービスの予約を行う予約方法にお
    いて、 所望のサービスの予約にあたりキャンセル待ちを希望す
    る利用者の情報を前記コンピュータが登録する段階と、 予約に空きが発生した場合、前記コンピュータが仮予約
    情報を発行し仮予約を行う段階と、 前記コンピュータに登録されている中から該当するキャ
    ンセル待ち利用者の情報を前記コンピュータが検索する
    段階と、 検索されたキャンセル待ち利用者の通知先の電話機の留
    守番電話機能、あるいは電子メールアドレスへ、空きが
    発生した旨と前記仮予約情報とを少なくとも含む情報を
    前記コンピュータが通知する段階と、 通知を受けた利用者から前記コンピュータにアクセスが
    あったときに仮予約情報の入力を促す段階と、 入力された仮予約情報を基に前記コンピュータがキャン
    セル待ち利用者の認証を行い、仮予約から正式登録への
    可否を判定する段階とを有することを特徴とする予約方
    法。
  6. 【請求項6】 インターネットあるいはイントラネット
    に接続された利用者のネット通信端末からのアクセスに
    よりサービスの予約を行うコンピュータに処理を実行さ
    せるためのプログラムにおいて、 前記コンピュータを、 所望のサービスの予約にあたりキャンセル待ちを希望す
    る利用者の情報を登録するキャンセル待ち情報登録手段
    と、 予約に空きが発生した場合、仮予約情報を発行し仮予約
    を行う仮予約手段と、 前記キャンセル待ち情報登録手段に登録されている中か
    ら該当するキャンセル待ち利用者の情報を検索する検索
    手段と、 前記検索手段により検索されたキャンセル待ち利用者の
    通知先の電話機の留守番電話機能、あるいは電子メール
    アドレスへ空きが発生した旨と前記仮予約情報とを少な
    くとも含む情報を通知する通知手段と、 前記通知手段による通知を受けた利用者からアクセスが
    あったときに仮予約情報の入力を促す手段と、 入力された仮予約情報を基にキャンセル待ち利用者の認
    証を行い、仮予約から本登録への可否を判定する手段と
    して機能させるためのプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005190123A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Fujitsu Ltd 予約管理プログラムおよび予約管理装置
JP2012109683A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Panasonic Corp 集合住宅用インターホンシステム
WO2016158784A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 三菱重工業株式会社 表示生成装置、表示制御装置および表示生成方法

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