JP2008262351A - アクセス制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーバの台数を必要以上に増やすことなく利用者の優先度およびサーバの負荷分散を考慮してサーバへのアクセスの応答時間を短縮するアクセス制御装置を得ること。
【解決手段】負荷分散制御部161が、クライアントからの要求に含まれるサービス名および利用者IDと、サービス名および利用者IDに関連付けてサーバの負荷分散の優先度を示す負荷分散レベルが登録される負荷分散定義DB13と、サービス名および負荷分散レベルに関連付けてアクセスすべきサーバ名が登録されるサービス配備情報DB14とに基づき要求されたサービス名および利用者IDの負荷分散レベルに応じてサーバの候補を選択し、サーバ負荷監視部163が、サーバの候補の中で最も負荷状況の低いサーバを選択し、このサーバに対応するアクセスキュー17のキューに要求によるアクセス待ちを登録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、Webサービスを提供するサーバへのアクセス制御に関するものであり、特に、サーバの負荷を考慮してサーバへのアクセスを制御するアクセス制御装置に関するものである。
World Wide Web(以下、単にWebという)システムや、Web技術を応用して、各種ソフトウェアの機能をSOAP(Simple Object Access Protocol)などによってネットワークを介して利用できるようにしたWebサービス技術の登場により、情報システムの連携や情報サービスの活用がより広く行われるようになってきている。しかしながら、このような技術を用いたネットワークシステムにおいては、サービスを利用するユーザ数(アクセスユーザ数)が多くなると、サーバへのアクセスが集中してしまい、応答時間が低下してしまうという問題があった。
このような問題を改善するために、従来から種々の技術が考えられている。たとえば、サービスを提供するサーバを複数準備しておき、負荷分散装置を利用して応答時間を短縮する第1の従来技術がある。
また、アクセス時に優先順位を付与することで特定のユーザの処理を優先的に行わせることで応答時間を短縮する第2の従来技術がある(たとえば、特許文献1および2参照)。具体的には、特許文献1に記載の従来技術では、クライアント対応に識別情報と優先度情報を含む属性情報を格納したクライアント情報データベースを設け、要求コマンドがトランザクション終了要求コマンドの時に、クライアント情報データベースを参照して、クライアントの優先度の高い順に要求コマンド群を実行するようにしている。
また、特許文献2に記載の従来技術では、コールバック要求などの特定の操作を行ったユーザのセッションを記憶する手段を設け、当該セッションと一致するWebデータについては、その送受信を他のセッションよりも優先させるようにしている。
特開2001−312424号公報 特開2003−087421号公報
しかしながら、上記第1の従来技術では、ユーザ数に応じて多数のサーバを準備する必要があり、ネットワークシステムのコストが高くなってしまうという問題があった。
また、上記第2の従来技術では、サービスを提供するサーバの負荷状況を考慮していないため、多くのユーザからのアクセス要求を受けている場合にはユーザの優先順位を高くしてもサーバの負荷は軽減されることなく高い状態のままとなってしまう。そのため、優先度の高いユーザについてはその応答時間を短縮することはできるが、優先順位の低いユーザについてはその対応時間を短縮することはできないという問題があった。すなわち、上記第2の従来技術では、サーバへのアクセスの応答時間の短縮効果は限定的なものとなってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、サーバの台数を必要以上に増やすことなく利用者への優先度およびサーバへの負荷分散を考慮してサーバへのアクセスの応答時間を短縮することができるアクセス制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、少なくとも1つのサービスに関するデータを保持する複数のサーバに接続されるとともに、該サーバにアクセスしてサービスを要求するクライアントとネットワークを介して接続され、前記クライアントから要求されたサービスを提供する複数のサーバの中から1つのサーバを選択し、選択したサーバから要求されたサービスに関するデータを取得して前記クライアントに送信するアクセス制御装置であって、前記サーバ毎に対応付けられ当該サーバへのアクセス待ちを登録するキューを有するアクセスキューと、前記サーバが保持するサービス名およびサービスを利用する利用者を識別するための利用者IDに関連付けてサーバへの負荷分散の優先度を示す負荷分散レベルが登録される負荷分散定義データベース、および前記サービス名および前記負荷分散レベルに関連付けてアクセスすべきサーバ名が登録されるサービス配備情報データベースを記憶する記憶手段と、クライアントから受信したサービス呼び出し要求に含まれるサービス名および利用者IDと、前記記憶手段に記憶された負荷分散定義データベースおよびサービス配備情報データベースとに基づいて、前記クライアントから要求されたサービス名および利用者IDの負荷分散レベルに応じてアクセス可能なサーバの候補を選択する負荷分散制御手段と、前記負荷分散制御手段によって選択されたサーバの候補の負荷状況に基づいて、最も負荷状況の低いサーバを選択し、選択したサーバに対応するキューに前記サービス呼び出し要求によるアクセス待ちを登録するサーバ負荷監視手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、負荷分散制御手段が、クライアントから受信したサービス呼び出し要求に含まれるサービス名および利用者IDと、サーバが保持するサービス名およびサービスを利用する利用者を識別するための利用者IDに関連付けてサーバへの負荷分散の優先度を示す負荷分散レベルが登録される負荷分散定義データベースと、サービス名および前記負荷分散レベルに関連付けてアクセスすべきサーバ名が登録されるサービス配備情報データベースとに基づいてクライアントから要求されたサービス名および利用者IDの負荷分散レベルに応じてアクセス可能なサーバの候補を選択し、サーバ負荷監視手段が、負荷分散制御手段によって選択されたサーバの候補の負荷状況に基づいて、最も負荷状況の低いサーバを選択し、選択したサーバに対応するキューに前記サービス呼び出し要求によるアクセス待ちを登録するようにしているため、利用者および利用するサービスに応じてサーバに対する負荷分散を行うことが可能となり、サーバの台数を必要以上に増やすことなく利用者への優先度およびサーバへの負荷分散を考慮してサーバへのアクセスの応答時間を短縮することができるアクセス制御装置を得ることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるアクセス制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1〜図9を用いてこの発明におけるアクセス制御装置の実施の形態を説明する。図1は、この発明におけるアクセス制御装置が適用されるネットワークシステムの構成の一例を示す図である。図1において、ネットワークシステムは、1〜複数(この場合は3台)のクライアント3(3−1〜3−3を示す)と、複数(この場合は3台)のサーバ7(7−1〜7−3を示す)と接続されたアクセス制御装置1とが、たとえば、インターネットなどのネットワーク5によって接続されている。
サーバ7は、提供するサービスに関する情報を保持しており、アクセス制御装置1からの要求によって所定のサービス情報を提供する。図1においては、サーバ7−1,7−2はサービス1,2を保持しており、サーバ7−3はサービス1を保持している。
アクセス制御装置1は、サービスインタフェース定義DB11、サービスインタフェース部12、負荷分散定義DB13、サービス配備情報DB14、優先度定義DB15、負荷分散制御部161と優先度制御部162とサーバ負荷監視部163とを有するアクセス制御部16、アクセスキュー17、実サービス呼び出し部18、アクセス履歴管理部19、およびアクセス履歴DB20を備えている。なお、サービスインタフェース定義DB11、負荷分散定義DB13、サービス配備情報DB14、優先度定義DB15、およびアクセス履歴DB20は、図示しない記憶手段に記憶される。
サービスインタフェース定義DB11には、クライアント3に提供するWebサービスのインタフェースに関する情報が登録される。図2は、サービスインタフェース定義DB11に登録される登録項目を示す図である。図2においては、サービスインタフェース定義DB11の登録項目として、サービス名と、このサービス名に関連付けられたサービスURL(Uniform Resource Locator)およびインタフェース定義ファイル名とを挙げている。
サービス名には、提供するサービスの名称が登録される。サービスURLにはサービス名に登録されたサービスのデータが格納されるURLが登録される。インタフェース定義ファイル名には、サービス名が示すサービスのインタフェース情報の定義が詳細に記載されたインタフェース定義ファイルのファイル名が登録される。インタフェース定義ファイルは、たとえば、WSDL(Web Services Description Language)などで書式や検索情報に使用される項目などが記載され、アクセス制御装置1内の図示しない記憶手段やアクセス制御装置1が接続可能な記憶装置内に格納されている。
図1に戻って、サービスインタフェース部12は、ネットワーク5を介してクライアント3と通信を行うインタフェース機能を有し、クライアント3との通信を行う。また、クライアント3からの要求、およびサービスインタフェース定義DB11に基づいて提供する(クライアント3から要求された)サービスのサービスインタフェース情報を生成し、生成したサービスインタフェース情報をクライアント3に送信する。
負荷分散定義DB13には、利用者に対するサーバ7の負荷分散レベルの情報が登録される。図3は、負荷分散定義DB13に登録される登録項目を示す図である。図3においては、負荷分散定義DB13に登録される登録項目として、サービス名、利用者ID、時間帯、および負荷分散レベルを挙げている。
サービス名には、提供するサービスの名称が登録される。利用者IDには、サービス名に登録されたサービスを提供する利用者を識別するために利用者に予め付与された識別子(利用者ID)が登録される。時間帯には、サービスを提供する負荷分散レベルを有効とする時間帯が登録される。負荷分散レベルには、サービス名に登録されたサービスを利用者IDに登録された利用者が利用する際の負荷分散レベルが登録される。
図1に戻って、サービス配備情報DB14には、実際にサービスを保持しているサーバ7に関する情報が登録される。図4は、サービス配備情報DB14に登録される登録項目を示す図である。図4においては、サービス配備情報DB14の登録項目として、サービス名、負荷分散レベル、および実サーバ名を挙げている。サービス名には、提供するサービスの名称が登録される。負荷分散レベルには、サービス名に登録されたサービスにおける負荷分散レベルが登録される。実サーバ名には、サービス名に登録されたサービスを負荷分散レベルに登録された負荷分散レベルで選択可能なサーバ7の名前(識別子)が登録される。
図1に戻って、優先度定義DB15には、サービスに関する優先度に関する情報が登録される。図5は、優先度定義DB15に登録される登録項目を示す図である。図5においては、優先度定義DB15に登録される登録項目として、サービス名、利用者ID、時間帯、および優先度を挙げている。サービス名には、提供するサービスの名称が登録される。利用者IDには、サービス名に登録されたサービスを提供する利用者を識別するために利用者に予め付与された利用者IDが登録される。時間帯には、優先度を有効とする時間帯が登録される。優先度には、利用者IDに登録された利用者がサービス名に登録されたサービスを利用する際の優先度が登録される。ここでは、優先度「1」が最も優先度が高く、優先度「2」が優先度「1」のつぎに優先度が高いものとする。
アクセス制御部16は、負荷分散定義DB13、サービス配備情報DB14、優先度定義DB15、およびサーバ7の負荷状況に基づいて、クライアント3から要求されたサービスの優先度を判定し、判定した優先度に基づいてアクセスするサーバ7を選択する。アクセス制御部16は、選択したサーバ7に応じてアクセスキュー17の所定の位置にジョブ(アクセス要求)を設定する。
アクセス制御部16は、負荷分散制御部161、優先度制御部162、およびサーバ負荷監視部163を備えている。負荷分散制御部161は、負荷分散定義DB13およびサービス配備情報DB14に基づいてクライアント3から要求されたサービスを保持しているサーバ7の中から、アクセス可能なサーバ7の候補を選択する。
サーバ負荷監視部163は、サーバ7の負荷状況を監視し、監視結果に基づいて負荷分散制御部161によって選択されたアクセス可能なサーバ7の後方の中からアクセスするサーバ7を選択する。優先度制御部162は、優先度定義DB15およびアクセスキュー17に保持されているジョブの優先度に基づいてサーバ負荷監視部163によって選択されたサーバ7に応じてアクセスキュー17の所定の位置にジョブを設定する。
アクセスキュー17は、サーバ7毎に対応付けられたキューを有し、当該サーバ7にアクセスすべきジョブを保持する。図1においては、アクセスキュー17は、サーバ7−1に対応付けられたキューと、サーバ7−2に対応付けられたキューと、サーバ7−3に対応付けられたキューとを有する。そして、各キューには、優先度制御部162によってジョブを識別するために付与されるアクセスIDが登録され、このアクセスIDに関連づけてアクセス情報が登録される。ここで、アクセス情報とは、優先度、利用者ID、アクセスすべきサービス名、サービスURL、アクセスキュー17への登録日時、予め定められた待ち時間の上限値を含むアクセスIDが示すジョブに関する各種情報のことである。
実サービス呼び出し部18は、サーバ7とのインタフェースを有し、アクセスキュー17に登録されているアクセスIDと当該アクセスIDに関連付けられたアクセス情報に基づいてサーバ7にアクセスして実際のサービスを提供するデータを取得し、取得したデータをアクセス制御部16およびサービスインタフェース部12を介してクライアント3に送信する。
アクセス履歴管理部19は、サーバ7が保持するサービスへのアクセス履歴情報をアクセス履歴DB20に登録してアクセス履歴情報を管理する。図6は、アクセス履歴DB20に登録される登録項目の一例を示す図である。図6においては、アクセス履歴DB20の登録項目として、アクセス日時、サービス名、利用者ID、実施優先度、および利用負荷分散レベルを挙げている。
アクセス日時には、サーバ7にアクセスした日時が登録される。なお、アクセス日時は、クライアント3からの要求を受け付けた日時としてもかまわない。サービス名には、利用した(アクセスした)サービスの名称が登録される。利用者IDには、アクセス日時に登録された日時にサービス名に登録されたサービスを利用した利用者を識別するための利用者IDが登録される。実施優先度には、実際にサーバ7にアクセスした際に利用した優先度が登録される。利用負荷分散レベルには、実際にサーバ7にアクセスした際に利用した負荷分散レベルが登録される。
つぎに、図7のシーケンス図を参照して、本発明にかかるアクセス制御装置1が適用されるネットワークシステムの動作を説明する。利用者は、所望のサービスを受けるためにサービス名を含む情報をクライアント3に入力する。
クライアント3は、利用者IDおよびサービス名を含むサービスインタフェース情報取得要求を生成する(ステップS100)。クライアント3は、生成したサービスインタフェース情報取得要求をアクセス制御装置1に送信する(ステップS101)。
アクセス制御装置1は、クライアント3から受信したサービスインタフェース情報取得要求およびサービスインタフェース定義DB11に基づいて、要求されたサービスを受ける際に必要なサービスインタフェース情報を取得するサービスインタフェース情報取得処理を実行する(ステップS102)。
図8のフローチャートを参照して、アクセス制御装置1が実行するサービスインタフェース情報取得処理の動作を詳細に説明する。サービスインタフェース部12は、受信したサービスインタフェース情報取得要求からサービス名を抽出する(ステップS200)。
サービスインタフェース部12は、サービス名およびサービスインタフェース定義DB11に基づいてサービスURLおよびインタフェース定義ファイル名を取得する(ステップS201)。具体的には、サービスインタフェース部12は、抽出したサービス名を検索キーとしてサービスインタフェース定義DB11のサービス名を検索キーとして、検索キーと一致するサービス名に関連づけてサービスインタフェース定義DB11のサービスURLおよびインタフェース定義ファイル名に登録されているサービスURLおよびインタフェース定義ファイル名を取得する。
サービスインタフェース部12は、図示しない記憶手段またはアクセス制御装置1が接続可能な記憶装置から取得したインタフェース定義ファイル名が示すファイルを取得する(ステップS202)。サービスインタフェース部12は、取得したファイルおよびサービスURLに基づいて、取得したファイル(インタフェース定義ファイル)からアクセスに必要な情報(書式や検索情報に使用される項目など)およびサービスURLを含むサービスインタフェース情報を生成する(ステップS203)。なお、サービスインタフェース情報に取得したインタフェース定義ファイルそのものを含めるようにしてもよい。サービスインタフェース部12は、生成したサービスインタフェース情報を含むサービスインタフェース情報取得応答を生成して(ステップS204)アクセス情報取得処理を終了する。
図7に戻って、アクセス制御装置1のサービスインタフェース部12は、サービスインタフェース情報取得処理によって生成したサービスインタフェース情報取得応答を利用者IDが示すクライアント3に送信する(ステップS103)。
クライアント3は、受信したサービスインタフェース情報応答からアクセスに必要な情報およびサービスURLを抽出する。クライアント3は、アクセスに必要な情報に基づいてサービスの提供を受ける環境を整えるとともに、利用者ID、サービス名およびサービスURLを含むサービス読み出し要求を生成する(ステップS104)。クライアント3は、生成したサービス読み出し要求をアクセス制御装置1に送信する(ステップS105)。
アクセス制御装置1は、クライアント3から受信したサービス読み出し要求、負荷分散定義DB13、サービス配備情報DB14、および優先度定義DB15に基づいて、サービス読み出し要求によって要求されたサービスを保持するサーバ7にアクセスするためのアクセス制御処理を実行する(ステップS106)。
図9のフローチャートを参照して、アクセス制御装置1が実行するアクセス制御処理の詳細な動作について説明する。アクセス制御装置1の負荷分散制御部161は、サービスインタフェース部12を介してクライアント3から受信したサービス読み出し要求からサービス名、サービスURL、および利用者IDを抽出する(ステップS300)。
負荷分散制御部161は、抽出したサービス名および利用者IDと、現在時刻とに基づいて負荷分散定義DB13から負荷分散レベルを取得する(ステップS301)。具体的には、負荷分散制御部161は、抽出したサービス名および利用者IDの組を検索キーとして負荷分散定義DB13のサービス名および利用者IDを検索して、検索キーと一致するサービス名および利用者IDの組を抽出する。負荷分散制御部161は、抽出した組に関連付けて負荷分散定義DB13の時間帯および負荷分散レベルに登録されている時間帯および負荷分散レベルを取得する。
図3に示した負荷分散定義DB13の利用者IDには「ユーザ1」、「ユーザ2」、「ユーザ3」および「*」が登録されている。ここで「*」はすべての利用者を示している。ここで、利用者ID「ユーザ1」に着目すると、負荷分散制御部161は、サービス名「サービス1」であった場合には時間帯「0:00−24:00」および負荷分散レベル「2」を取得し、サービス名「サービス2」であった場合には時間帯「8:00−20:00」および負荷分散レベル「2」と、時間帯「20:00−8:00」および負荷分散レベル「1」とを取得する。
負荷分散制御部161は、取得した時間帯および負荷分散レベルと現在時刻とに基づいて負荷分散レベルを選択する。たとえば、ユーザID「ユーザ1」およびサービス名「サービス1」を検索キーとした場合には時間帯は「0:00−24:00」であるので、現在時刻に依存することなく負荷分散レベル「2」を選択する。また、ユーザID「ユーザ1」およびサービス名「サービス2」を検索キーとした場合には、現在時刻が「8:00」以降「20:00」以前であればこの時間帯に対応付けられている負荷分散レベル「2」を選択し、現在時刻が「20:00」以降「8:00」以前であればこの時間帯に対応付けられている負荷分散レベル「1」を選択する。なお、現在時刻については、アクセス制御装置1内の図示しない計時機能から取得するものとする。
負荷分散制御部161は、サービス名および選択した負荷分散レベルに基づいてサービス配備情報DB14から実サーバ名を取得する(ステップS302)。具体的には、負荷分散制御部161は、サービス名および選択した負荷分散レベルの組を検索キーとしてサービス配備情報DB14のサービス名および負荷分散レベルを検索して、検索キーと一致するサービス名および負荷分散レベルに関連づけられてサービス配備情報DB14に登録されている実サーバ名を取得する。
具体的には、サービス名「サービス1」および負荷分散レベル「1」を検索キーとした場合、負荷分散制御部161は、サービス名「サービス1」および負荷分散レベル「1」に関連づけられてサービス配備情報DB14の実サーバ名に登録されているサーバ7−1を示すサーバ名「サーバ#1」を取得する。また、サービス名「サービス1」および負荷分散レベル「2」を検索キーとした場合、負荷分散制御部161は、サービス名「サービス1」および負荷分散レベル「1」に関連づけられてサービス配備情報DB14の実サーバ名に登録されているサーバ7−1を示すサーバ名「サーバ#1」と、サービス名「サービス1」および負荷分散レベル「2」に関連づけられてサービス配備情報DB14の実サーバ名に登録されているサーバ7−2を示すサーバ名「サーバ#2」とを取得する。すなわち、負荷分散制御部161は、負荷分散定義DB13から選択した負荷分散レベルの値以下の負荷分散レベルとサービス名との組に関連付けられた実サーバ名すべてをサービス配備情報DB14から取得する。これにより、負荷分散レベルが高いほど(ここでは、負荷分散レベルの値が大きいほど)アクセスすべきサーバ7の候補となる台数が多くなり、優先度が高くなる。負荷分散制御部161は、サービス名、サービスURL、利用者ID、および取得した実サーバ名をサーバ負荷監視部163に通知する。
サーバ負荷監視部163は、通知された実サーバ名が複数であるか否か、すなわち負荷分散制御部161によって取得された実サーバ名が複数であるか否かを判定する(ステップS303)。実サーバ名が複数である場合(ステップS303,Yes)、サーバ負荷監視部163は、実サーバ名が示す各サーバ7の負荷状況を確認する(ステップS304)。サーバ7の負荷状況は、たとえば、サーバ7へのアクセス数やCPU稼働率、アクセスキュー17の当該サーバ7に対応するキューの状態などによって確認する。
サーバ負荷監視部163は、確認したサーバ7の負荷状況に基づいて、最も負荷の低いサーバ7を選択する(ステップS305)。すなわち、負荷分散制御部161によって選択された候補となるサーバ7の中から最も負荷の低いサーバ7をアクセスすべきサーバ7として選択する。サーバ負荷監視部163は、サービス名、サービスURL、利用者ID、および選択したサーバ7を示すサーバ名を優先度制御部162に通知する。
一方、負荷分散制御部161から通知された実サーバ名が1つである場合、すなわち負荷分散制御部161によって1つのサーバ7しか選択されなかった場合(ステップS303,No)、サーバ負荷監視部163は、通知されたサーバ7の負荷に依存することなく通知されたサーバ7をアクセスすべきサーバ7として選択する。サーバ負荷監視部163は、サービス名、サービスURL、利用者ID、および選択したサーバ7を示すサーバ名を優先度制御部162に通知する。
優先度制御部162は、通知されたサービス名、利用者ID、および現在時刻に基づいて優先度定義DB15から優先度を取得する(ステップS306)。具体的には、通知されたサービス名および利用者IDの組を検索キーとして優先度定義DB15のサービス名および利用者IDを検索して、検索キーと一致するサービス名および利用者IDに関連付けて優先度定義DB15に登録されている時間帯および優先度を取得する。
優先度制御部162は、取得した時間帯および優先度と現在時刻とに基づいて優先度を選択する。図5に示した優先度定義DB15では、サービス名「サービス1」であって利用者ID「ユーザ1」の場合、サービス名「サービス1」であって利用者ID「ユーザ2」の場合、およびサービス名「サービス1」であって利用者ID「ユーザ3」の場合は、それぞれ時間帯「0:00−24:00」となっている。よって、優先度制御部162は、現在時刻に依存することなくサービス名および利用者IDに関連付けられて優先度定義DB15に登録されている優先度を選択する。ここで、現在時刻が取得した時間帯以外であった場合や、サービス名および利用者IDに関連付けられた時間帯および優先度が存在しない場合、優先度制御部162は最も低い優先度の値(ここでは、優先度「1」)を選択する。
優先度制御部162は、選択した優先度に応じたアクセスキュー17のキュー位置にジョブを挿入する(ステップS307)。具体的には、優先度制御部162は、たとえば、サーバ負荷監視部163から通知された実サーバ名がサーバ7−1を示す場合には、サーバ7−1に対応するアクセスキュー17のキューを選択する。優先度制御部162は、選択したキューが保持しているアクセスIDの中から最初に実行されるアクセスIDに関連付けられているアクセス情報の優先度、登録日時、および待ち時間を取得する。優先度制御部162は、取得した優先度と選択した優先度(キューに挿入するジョブの優先度)とを比較する。選択した優先度が取得した優先度よりも優先度が高い場合、優先度制御部162は、登録日時に待ち時間を加算した時刻と現在時刻とを比較する。登録日時に待ち時間を加算した時刻が現在時刻以前の場合、優先度制御部162は、最初に実行されるアクセスIDおよびこのアクセスIDに後続して対象となるキューの順番を1ずつ後ろにずらしてキューの先頭に新たなアクセスIDを登録するとともに、このアクセスIDに関連付けてサーバ負荷監視部163から通知された優先度、利用者ID、サービス名、およびサービスURLと、現在日時(アクセスキュー17への登録日時)と、予め定められた待ち時間の上限値、すなわちアクセス情報を登録する。
一方、選択した優先度が取得した優先度以下の場合、または選択した優先度が取得した優先度より優先度が高くてかつ登録日時に待ち時間を加算した時刻が現在時刻を過ぎている場合、優先度制御部162は、比較した優先度のつぎにキューが保持しているアクセスIDに関連付けられているアクセス情報の優先度、登録日時、および待ち時間を取得し、取得した優先度と選択した優先度とを比較し、選択した優先度が取得した優先度よりも大きくてかつ登録日時に待ち時間を加算した時刻が現在時刻以前となるアクセスIDを検索する動作を繰り返して、選択した優先度よりも優先度が低くかつキューに登録されてから待ち時間を経過していないジョブの前に新たに登録すべきジョブをキューに挿入する。これにより、クライアント3からのサービス呼び出し要求に対するアクセスキュー17へのアクセス制御処理が完了する。
図7に戻って、アクセス制御装置1はサーバ7に実サービス呼び出し要求を送信する(ステップS107)。具体的には、アクセス制御装置1の実サービス呼び出し部18は、サーバ7に対応するアクセスキュー17のキューの先頭に登録されているアクセスIDを取得し、取得したアクセスIDに関連付けられているアクセス情報のサービスURLに基づいて当該サーバ7に対して実サービス呼び出し要求を送信する。
実サービス呼び出し要求を受信したサーバ7は、要求された実サービスのデータ(結果)を取得する(ステップS108)。サーバ7は、取得したデータ(結果)を含む実サービス呼び出し応答を生成し、生成した実サービス呼び出し応答をアクセス制御装置1に送信する(ステップS109)。
実サービス呼び出し部18は、サーバ7から受信した実サービス呼び出し応答とこの実サービス呼び出し応答に対するアクセスIDに関連付けられたアクセス情報の利用者IDとをアクセス制御部16を介してサービスインタフェース部12に通知する。また、実サービス呼び出し部18は、サーバ7から受信した実サービス呼び出し応答に対するアクセスIDに関連付けられたアクセス情報をアクセス制御部16を介してアクセス履歴管理部19に出力する。実サービス呼び出し応答を送信したサーバ7に対応付けられたアクセスキュー17のキューからつぎに実行すべきジョブのアクセスIDを取得して取得したアクセスIDに関連付けられているアクセス情報のサービスURLに基づいて当該サーバ7に対して実サービス呼び出し要求を送信する。
一方、アクセス履歴管理部19は、アクセス制御部16を介して通知されたアクセス情報に基づいてアクセス履歴情報をアクセス履歴DB20に登録する履歴情報処理を実行する(ステップS110)。具体的には、アクセス履歴管理部19は、現在時刻を取得し、取得した現在時刻をアクセス履歴DB20のアクセス日時に登録する。アクセス履歴管理部19は、登録したアクセス日時に関連付けてアクセス履歴DB20のサービス名、利用者ID、実施優先度、および利用負荷分散レベルに、アクセス情報のサービス名、利用者ID、優先度、および負荷分散レベルを登録する。
サービスインタフェース部12は、アクセス制御部16を介して通知された利用者IDに基づいて実サービス呼び出し応答の結果を含むサービス呼び出し応答を生成し、生成したサービス呼び出し応答を利用者IDが示すクライアント3に送信する(ステップS111)。
なお、この実施の形態においては、優先度制御部162が、優先度に基づいてアクセスキュー17のキューにアクセスIDを登録するようにしたが、優先度定義DB15を用いることなく、負荷分散制御部161が選択したアクセス可能なサーバ7の候補の中からサーバ負荷監視部163が負荷状況によって選択したサーバ7に対応するアクセスキュー17のキューに選択した順番にアクセスIDを登録するようにしてもよい。
このように、この実施の形態においては、負荷分散制御部161が、クライアントから受信したサービス呼び出し要求に含まれるサービス名および利用者IDと、サーバが保持するサービス名およびサービスを利用する利用者を識別するための利用者IDに関連付けてサーバへの負荷分散の優先度を示す負荷分散レベルが登録される負荷分散定義DB13と、サービス名および負荷分散レベルに関連付けてアクセスすべきサーバ名が登録されるサービス配備情報DB14とに基づいてクライアントから要求されたサービス名および利用者IDの負荷分散レベルに応じてアクセス可能なサーバの候補を選択し、サーバ負荷監視部163が、負荷分散制御部161によって選択されたサーバの候補の負荷状況に基づいて、最も負荷状況の低いサーバを選択し、選択したサーバに対応するアクセスキュー17のキューにサービス呼び出し要求によるアクセス待ちを登録するようにしているため、利用者および利用するサービスに応じてサーバに対する負荷分散を行うことが可能となり、サーバの台数を必要以上に増やすことなく利用者への優先度およびサーバへの負荷分散を考慮してサーバ7へのアクセスの応答時間を短縮することができる。
また、この実施の形態においては、負荷分散定義DB13に負荷分散レベルを有効にする時間帯の情報を有し、負荷分散制御部161は、現在時刻が負荷分散定義DB13に登録された時間帯内である場合に負荷分散レベルを有効にするようにしているため、利用者および利用するサービスだけでなく、時間帯によって優先度による負荷分散制御を行うことが可能となり、詳細なアクセス制御を行うことができる。
さらに、この実施の形態においては、優先度制御部162が、サービス名および利用者IDに関連付けて優先度が登録される優先度定義DB15と、サービス呼び出し要求に含まれるサービス名および利用者IDとに基づいて、サービス呼び出し要求に含まれるサービス名および利用者IDの優先度を取得し、アクセスキュー17のキューに登録されたアクセス待ちの中で取得した優先度よりも低い優先度のアクセス待ちの前にサービス呼び出し要求によるアクセス待ちを挿入するようにしているため、アクセスすべきサーバ7毎の優先度制御を行うことが可能となり、サーバ7へのアクセスの応答時間を短縮することができる。
さらにまた、この実施の形態においては、優先度定義DB15に優先度を有効にする時間帯の情報を有し、優先度制御部162は、現在時間が優先度定義DB15に登録された時間帯内である場合に優先度を有効にするようにしているため、利用者および利用するサービスだけでなく、時間他によってアクセスすべきサーバ7毎の優先度制御を行うことが可能となり、詳細なアクセス制御を行うことができる。
また、この実施の形態においては、優先度制御部162は、アクセスキュー17のキューに登録されたアクセス待ちの中で取得した優先度よりも低い優先度のアクセス待ちが所定の待ち時間を過ぎている場合には取得した優先度よりも優先度が高いと判定するようにしているため、一定期間を過ぎた場合には優先度が低くても待ち状態を遅らせることがなくなり必要以上にサーバ7へのアクセスの応答時間を長くすることを防止することができる。
さらに、この実施の形態においては、サービス名に関連付けてサービスを提供する際のインタフェースに関する情報が登録されるサービスインタフェース定義DB11を有し、サービスインタフェース部12が、クライアントからのサービスインタフェース情報取得要求に含まれるサービス名およびサービスインタフェース定義DB11に基づいて、要求されたサービスのインタフェースに関する情報をクライアントに通知し、実サービス呼び出し部18が、アクセスキュー17の各キューに登録されているアクセス待ちを順に読み出して当該サーバ7からサービスに必要なデータを取得してクライアント3に送信するようにしているため、クライアント3のアクセスするサーバ7と、実際にサービスを提供するサーバ7とを分離し、動作時に任意のサーバ7に振り分けることで負荷分散によるアクセス制御を可能とし、サーバ7へのアクセスの応答時間を短縮することができる。
また、この実施の形態においては、優先度制御手段が、サービス名、利用者ID、実際に用いた負荷分散レベル、および実際に用いた優先度をアクセス情報としてアクセスIDに関連付けて登録しておき、アクセス履歴管理部19が、サーバ7にアクセスした日時に対応づけて当該アクセス情報をアクセス履歴DB20に登録するようにしているため、サービス呼び出し実施の情報と、その際に利用した負荷分散レベルおよび優先度の情報などの履歴を管理することが可能となり、課金管理などを容易にすることができる。
以上のように、本発明にかかるアクセス制御装置は、Webサービスを提供するサーバへのアクセス制御に有用であり、特に、サービスを利用するユーザ数が多いシステムに適している。
この発明におけるアクセス制御装置が適用されるネットワークシステムの構成の一例を示す図である。 図1に示したサービスインタフェース定義DBに登録される登録項目を示す図である。 図1に示した負荷分散定義DBに登録される登録項目を示す図である。 図1に示したサービス配備情報DBに登録される登録項目を示す図である。 図1に示した優先度定義DBに登録される登録項目を示す図である。 図1に示したアクセス履歴DBに登録される登録項目を示す図である。 この発明におけるアクセス制御装置が適用されるネットワークシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。 アクセス制御装置が実行するサービスインタフェース情報取得処理の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。 アクセス制御装置が実行するアクセス制御処理の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 アクセス制御装置
3−1,3−2,3−3 クライアント
5 ネットワーク
7−1,7−2,7−3 サーバ
11 サービスインタフェース定義DB
12 サービスインタフェース部
13 負荷分散定義DB
14 サービス配備情報DB
15 優先度定義DB
16 アクセス制御部
17 アクセスキュー
18 実サービス呼び出し部
161 負荷分散制御部
162 優先度制御部
163 サーバ負荷監視部

Claims (8)

  1. 少なくとも1つのサービスに関するデータを保持する複数のサーバに接続されるとともに、該サーバにアクセスしてサービスを要求するクライアントとネットワークを介して接続され、前記クライアントから要求されたサービスを提供する複数のサーバの中から1つのサーバを選択し、選択したサーバから要求されたサービスに関するデータを取得して前記クライアントに送信するアクセス制御装置であって、
    前記サーバ毎に対応付けられ当該サーバへのアクセス待ちを登録するキューを有するアクセスキューと、
    前記サーバが保持するサービス名およびサービスを利用する利用者を識別するための利用者IDに関連付けてサーバへの負荷分散の優先度を示す負荷分散レベルが登録される負荷分散定義データベース、および前記サービス名および前記負荷分散レベルに関連付けてアクセスすべきサーバ名が登録されるサービス配備情報データベースを記憶する記憶手段と、
    クライアントから受信したサービス呼び出し要求に含まれるサービス名および利用者IDと、前記記憶手段に記憶された負荷分散定義データベースおよびサービス配備情報データベースとに基づいて、前記クライアントから要求されたサービス名および利用者IDの負荷分散レベルに応じてアクセス可能なサーバの候補を選択する負荷分散制御手段と、
    前記負荷分散制御手段によって選択されたサーバの候補の負荷状況に基づいて、最も負荷状況の低いサーバを選択し、選択したサーバに対応するキューに前記サービス呼び出し要求によるアクセス待ちを登録するサーバ負荷監視手段と、
    を備えることを特徴とするアクセス制御装置。
  2. 前記記憶手段に記憶された負荷分散定義データベースは、前記負荷分散レベルを有効にする時間帯の情報を有し、
    前記負荷分散制御手段は、
    現在時刻が前記負荷分散定義データベースに登録された時間帯内である場合に、前記負荷分散レベルを有効とすること、
    を特徴とする請求項1に記載のアクセス制御装置。
  3. 前記記憶手段は、サービス名および利用者IDに関連付けて優先度が登録される優先度定義データベースを記憶し、
    前記サービス呼び出し要求に含まれるサービス名および利用者IDと前記記憶手段に記憶された前記優先度定義データベースとに基づいて前記サービス名および利用者IDに関連付けられた優先度を取得し、前記キューに登録されたアクセス待ちの中で取得した優先度よりも低い優先度のアクセス待ちの前に前記サービス呼び出し要求によるアクセス待ちを当該キューに挿入する優先度制御手段、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のアクセス制御装置。
  4. 前記記憶手段に記憶された優先度定義データベースは、優先度を有効とする時間帯の情報を有し、
    前記優先度制御手段は、
    現在時刻が前記優先度定義データベースに登録された時間帯内である場合に、前記優先度を有効とすること、
    を特徴とする請求項3に記載のアクセス制御装置。
  5. 前記優先度制御手段は、
    前記キューに登録されたアクセス待ちの中で取得した優先度よりも低い優先度のアクセス待ちが所定の待ち時間を過ぎている場合には取得した優先度よりも優先度が高いと判断すること、
    を特徴とする請求項3または4に記載のアクセス制御装置。
  6. 前記記憶手段は、サービス名に関連付けてサービスを提供する際のインタフェースに関する情報が登録されるサービスインタフェース定義データベースを記憶し、
    前記クライアントからのサービスインタフェース情報取得要求に含まれるサービス名および前記サービスインタフェース定義データベースに基づいて、要求されたサービスのインタフェースに関する情報をクライアントに通知するサービスインタフェース手段と、
    前記アクセスキューの各キューに登録されているアクセス待ちを順に読み出して当該サーバからサービスに必要なデータを取得してクライアントに送信する実サービス呼び出し手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載のアクセス制御装置。
  7. 前記サーバ負荷監視手段、または前記優先度制御手段は、
    前記アクセスキューのキューにアクセス待ちを登録する際に、当該アクセス待ちに関連付けてアクセス情報を登録し、
    前記アクセス情報を前記記憶手段にアクセス履歴データベースとして記憶させるアクセス履歴管理手段、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載のアクセス制御装置。
  8. 前記アクセス情報を、サービス名、利用者ID、実際に用いた負荷分散レベル、および実際に用いた優先度とし、
    前記アクセス履歴管理手段は、
    前記サーバにアクセスした日時に対応付けて前記アクセス情報を前記アクセス履歴データベースに登録すること、
    を特徴とする請求項7に記載のアクセス制御装置。
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