JP2002245281A - 就職業務・入試業務等の支援システム - Google Patents

就職業務・入試業務等の支援システム

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JP2002245281A
JP2002245281A JP2001039939A JP2001039939A JP2002245281A JP 2002245281 A JP2002245281 A JP 2002245281A JP 2001039939 A JP2001039939 A JP 2001039939A JP 2001039939 A JP2001039939 A JP 2001039939A JP 2002245281 A JP2002245281 A JP 2002245281A
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JP2001039939A
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English (en)
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Masahito Kato
優人 加藤
Keiichi Yasaka
圭一 家坂
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NES QUICK KYOIKU SYSTEMS KK
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NES QUICK KYOIKU SYSTEMS KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 企業の採用業務や学校の入試業務などの活動
における筆記試験の実施にIT(情報技術)を導入して
効率化、省力化を実現する。 【解決手段】 サーバ側に開設した学生側および企業側
に係る個別専用ページにそれぞれがネットワーク1経由
で入力した情報を取り込んで各学生・各企業ごとの個別
データを格納する学生データベース3、企業データベー
ス4と、サーバ側にて予め作成した標準テストの問題群
を格納する問題データベース5とを備え、学生データの
管理および企業データの管理と共に、学生データおよび
企業データ相互間の就職希望条件・採用条件の照合をネ
ットワーク1経由で行なう情報処理手段を備える。受験
科目に対応した問題をランダムに抽出する問題抽出手段
52、抽出した問題をネットワーク1を経由して個別専
用ページに表示する問題表示手段53、学生の解答と問
題データベース5内の正解を照合して得点化する採点手
段54を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業における人員
の採用業務や、大学・短大・高等学校等の教育機関の入
試業務などの種々の成績による選抜活動における面接採
用の効率化を目的として利用されるもので、特にこのよ
うな採用・入試業務の筆記試験の実施においてIT(情
報技術)を導入したことに特徴のある就職業務・入試業
務等の支援システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、企業で必要とする人員の採用活動
の過程は、(A)採用情報の公開、(B)応募の受付
(いわゆるエントリー)、(C)企業説明会の実施、
(D)筆記試験の実施、(E)面接試験の実施という要
素で構成されており、これらの過程を各企業が別個独立
に実施している。したがって、企業への採用を求める学
生の如き就職希望者は、志望する企業の数だけこれらの
手順を踏まなければならならず、しかも企業の側も、特
に(D)筆記試験の実施において会場手配・問題作成・
採点処理などに多大な経費を投入しているのが現状であ
る。こうした現状を解消すべく近年にいたり、ITを利
用した採用活動が実施されるようになってきた。具体的
に言えば、(A)採用情報の公開や、(B)応募の受付
は、企業独自の、あるいはこれを専業とするホームペー
ジにおいてなされるようになってきていることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、採用活
動の過程の(C)以降においては、従前の通り、実施日
時を個別に告知し、会場を手配し、人員を配置し、とい
う手順で行われており、IT自体は採用活動の一部にし
か利用されていない。特に(D)筆記試験の実施に関し
ては、事前に日程も出題内容も公開されないまま、「抜
き打ち」的に実施されているのが実情である。このこと
は、就職希望者には運次第・不公平の印象を与えてお
り、それ故、企業側も試験結果が就職希望者の本来の実
力を反映したものとして信頼することができず、結局、
学歴等の実力以外の各要素に頼って選抜しているのが実
情である。
【0004】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、企業における人員の採用
業務や大学・短大・高等学校等の教育機関の入試業務な
ど、多数の志願者が多数の志願先に応募する局面におい
て、標準化された共通テストを実施し、このテストの成
績に加えて企業等の採用者側の条件との照合を基準とし
て選抜・面接指名することにより、就職業務・入試業務
等の効率化および省力化を実現可能にする就職業務・入
試業務等の支援システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にあっては、サーバ側に開設された例えば
就職希望者、入学希望者等の被採用希望者および例えば
人員を雇用する企業、大学その他の入試選抜する教育機
関等の採用者の個別専用ページに被採用希望者および採
用者それぞれの情報端末によりネットワーク1経由で接
続可能とし、被採用希望者によりネットワーク1を介し
て入力された情報を取り込んで各被採用希望者ごとの個
別データを格納する被採用希望者データベース3と、採
用者によりネットワーク1を介して入力された情報を取
り込んで各採用者ごとの個別データを格納する採用者デ
ータベース4と、サーバ側にて予め作成した標準テスト
の問題群を格納する問題データベース5とを備え、被採
用希望者データの管理および採用者データの管理と共
に、被採用希望者において希望する採用されるための被
採用希望者希望条件データと採用者において希望する採
用するための採用者採用条件データとの照合をネットワ
ーク1経由で行なう情報処理手段を備えたものである。
被採用希望者データベース3の情報処理手段は、被採用
希望者が入力した情報をネットワーク1を介してサーバ
内に取り入れる被採用希望者側登録情報取込手段31
と、被採用希望者側登録情報取込手段31により取り入
れた情報を被採用希望者データベース3に格納する被採
用希望者側登録情報格納手段32と、被採用希望者側の
情報端末によるサーバ側へのアクセスにより、採用者デ
ータベース4に格納された採用者側の登録情報をネット
ワーク1を介してサーバ側が被採用希望者側に提供する
被採用希望者側登録情報公開要求手段33と、被採用希
望者データベース3に入力されるデータ内容の確認を行
う被採用希望者側要素分析手段34と、採用者側の情報
端末によるサーバ側へのアクセスにより、被採用希望者
の志望条件・標準テスト得点に合致している採用者のリ
ストを個別専用ページに表示する被採用希望者側検索手
段35とを備えたものとすることができる。採用者デー
タベース4の情報処理手段は、採用者が入力した情報を
ネットワーク1を介してサーバ内に取り入れる採用者側
登録情報取込手段41と、採用者側登録情報取込手段4
1により取り入れた情報を採用者データベース4に格納
する採用者側登録情報格納手段42と、採用者側の情報
端末によるサーバ側へのアクセスにより、被採用希望者
データベース3に格納された被採用希望者側の登録情報
をネットワーク1を介してサーバ側が採用者側に提供す
る採用者側登録情報公開要求手段43と、採用者データ
ベース4に入力されるデータ内容の確認を行う採用者側
要素分析手段44と、採用者側の情報端末によるサーバ
側へのアクセスにより、採用者が希望する採用条件・標
準テスト得点に合致している被採用希望者のリストを個
別専用ページに表示する採用者側検索手段45と、採用
者がいずれの被採用希望者を指名するかの情報をサーバ
側が管理する指名管理手段46とを備えたものとするこ
とができる。問題データベース5の情報処理手段は、サ
ーバ側にて予め作成された標準テストの問題群を問題デ
ータベース5に格納する問題格納手段51と、ネットワ
ーク1を経由して被採用希望者が閲覧している個別専用
ページ上に被採用希望者が希望する受験科目を選択した
際に当該受験科目に対応した問題をサーバ側がランダム
に抽出する問題抽出手段52と、抽出された問題をネッ
トワーク1を経由して被採用希望者が閲覧している個別
専用ページ上に表示する問題表示手段53と、被採用希
望者の解答と問題データベース5内の正解とを照合して
正解・不正解を判定し、さらにこれを得点化する採点手
段54と、採点手段54により算出された新得点と被採
用希望者データベース3内の従前の被採用希望者の旧得
点とを照合していずれか一方の得点に更新する採点結果
更新手段55とを備えたものとすることができる。採点
結果更新手段55は、採点手段54により算出された新
得点が旧得点より高ければ、被採用希望者データベース
3上の被採用希望者の成績が書き替えられ、以後は当該
被採用希望者の得点として使用される一方、旧得点が新
得点よりも高ければ、被採用希望者データベース3には
新たな書き込みは行なわれないものとすることができ
る。採用者側登録情報公開要求手段43は、採用者側検
索手段45による検索に際し、被採用希望者の個人デー
タ以外のテスト成績・希望待遇などのデータだけを採用
者側に公開するものとできる。採用者側登録情報公開要
求手段43は、採用者による指名を被採用希望者が受諾
した場合に限り、テスト成績・希望待遇など以外の被採
用希望者の個人データを採用者側に公開するものとでき
る。
【0006】以上のように構成された本発明に係る就職
業務・入試業務等の支援システムにあっては、被採用希
望者データベース3、採用者データベース4は、学生の
如き就職希望者、受験生の如き入学希望者等の被採用希
望者側、および人員を雇用する企業、入試選抜する教育
機関等の採用者側によりネットワーク1を介して入力さ
れた個別専用ページ画面の情報を取り込んで各被採用希
望者・各採用者ごとに個別のデータとして格納させる。
被採用希望者側データベース3、採用者側データベース
4、および予め作成した標準テストの問題群を格納した
問題データベース5の情報処理手段は、被採用希望者デ
ータの管理および採用者データの管理と共に、被採用希
望者希望条件データと採用者採用条件データとの照合を
ネットワーク1経由で行なわせ、採用者の採用業務や、
大学・短大・高等学校等の教育機関の入試業務などの種
々の活動における面接前の筆記試験の実施による選抜に
ITの導入を可能にさせる。問題データベース5に格納
されたデータを処理するために構成された問題格納手段
51、問題抽出手段52、問題表示手段53、採点手段
54、採点結果更新手段55のそれぞれから成る情報処
理手段は、各被採用希望者・各採用者から中立の立場に
ある試験実施機関であるサーバ側が作成・管理する標準
化された共通テストを各被採用希望者・各採用者が採用
への指標としての各種データの共有を可能にさせ、しか
も、この標準化された共通テストは、オンデマンド式に
被採用希望者側に対し随時・複数回受験を可能にさせ
る。採点結果更新手段55は、採用者側に対し被採用希
望者の科目ごとの最高得点のみの提示を可能にさせる。
また検索手段45は、予め登録した採用者が要求する得
点レベルを達成した被採用希望者のみを検索(選抜)さ
せ、指名管理手段46は、採用条件に合致する面接対象
者のみを指名させる。個人データ以外のテスト成績・希
望待遇などのデータだけを採用者側に公開するものとし
た被採用希望者側登録情報公開要求手段33は、採用者
側検索手段45による検索に際し、被採用希望者の個人
のプライバシーを保護させ、被採用希望者側に対する不
利益を解消させる。しかも、採用者側では客観データに
よる被採用希望者選抜を促進させる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。本実施の形態に係る就職業務・
入試業務等の支援システム(以下に本システムと称す)
は、図1に示すように、本システムを運用するサーバ側
に、就職希望者・入学希望者たる被採用希望者である例
えば学生・受験生等、および採用者である例えば企業・
大学等に係る個別専用ページを開設し、学生側および企
業側それぞれの情報端末によりネットワーク1経由でこ
の個別専用ページに接続可能としてある。そして、本シ
ステムのサーバ内には、例えばOracleなどのRD
B形式を有し、Java、CGI、Perlなどの言語
で個別専用ページ画面の情報を取り込んで、被採用希望
者である各学生ごとに個別のデータとして格納する被採
用希望者データベースであるところの学生データベース
3と、採用者である各企業ごとに個別のデータとして格
納する採用者データベースであるところの企業データベ
ース4と、サーバ側にて予め作成した標準テストの問題
群を格納する問題データベース5とを備えている。ま
た、就職・入学希望者データの管理、採用者データの管
理、就職・入学希望者データおよび採用者データ相互間
の照合をネットワーク1経由で行なうための後述する各
種の情報処理手段を備えた例えば就職採用支援センター
等に設置されたサーバ側のコンピューターによって構成
されている。
【0008】尚、本実施の形態における入力方法は、そ
れぞれブラウザ2をインターフェイスとしてインターネ
ット等のネットワーク1経由で行うものとする。具体的
には、ネットワーク1上に例えばダイヤルアップIPを
介して接続され、内部的には本システムのサーバが提供
する個別専用ページにアクセス可能なWWWブラウザが
搭載され、本システムから提供される例えばHTML、
SGML、XML、HPML等の電子文書用ワークアッ
プのプログラム言語に従って記述した個別専用ページ画
面上の就職採用情報等を閲覧可能な一般的な情報端末で
あるところのパーソナルコンピューターによって前記サ
ーバ側のコンピューターにアクセスするようになってい
る。
【0009】学生データベース3の情報処理手段として
は、サーバ側が提供する個別専用ページ上に設定されて
いる入力フォームに基づき学生自身が入力した情報を本
システム内に取り入れるための学生側登録情報取込手段
31と、学生側登録情報取込手段31により取り入れた
情報を学生データベース3に格納するための学生側登録
情報格納手段32を備えている。そして、学生側の情報
端末から個別専用ページにアクセスすることにより、本
システムの企業データベース4に格納された企業側の登
録情報をサーバ側が学生側に提供するための学生側登録
情報公開要求手段33と、学生データベース3に入力さ
れるデータ内容の確認をサーバ側で行う学生側要素分析
手段34と、学生側の情報端末から個別専用ページにア
クセスすることにより、就職・入学希望者の志望条件・
標準テスト得点に合致している採用者のリストを学生側
の個別専用ページにサーバ側が表示するための学生側検
索手段35とを備えている。
【0010】企業データベース4の情報処理手段として
は、サーバ側が提供する個別専用ページに設定されてい
る入力フォームに基づき企業自身から入力した情報を本
システム内に取り入れるための企業側登録情報取込手段
41と、企業側登録情報取込手段41により取り入れた
情報を企業データベース4に格納するための企業側登録
情報格納手段42とを備えている。そして、企業側の情
報端末から個別専用ページにアクセスすることにより、
本システムの学生データベース3に格納された学生側の
登録情報をサーバ側が企業側に提供するための企業側登
録情報公開要求手段43と、企業データベース4に入力
されるデータ内容の確認を行う企業側要素分析手段44
と、企業側の情報端末から個別専用ページにアクセスす
ることにより、就職・入学希望者の志望条件・標準テス
ト得点に合致している就職・入学希望者のリストを企業
側の個別専用ページにサーバ側が表示するための企業側
検索手段45と、各企業側がいずれの学生を指名するか
の情報をサーバ側が管理するための指名管理手段46と
を備えている。この企業側検索手段45および指名管理
手段46により、企業側は、採用条件を充足する学生を
本システムから抽出して効率的に面接対応が行えるよう
にしてある。
【0011】問題データベース5の情報処理手段として
は、図4に示すように、本システムを運用するサーバ側
にて予め作成された標準テストの問題群を問題データベ
ース5に格納するための問題格納手段51と、ネットワ
ーク1を経由して閲覧している個別専用ページ上で学生
が希望する受験科目を選択した際に、当該受験科目に対
応した問題をサーバ側にてランダムに抽出するための問
題抽出手段52と、抽出された問題をネットワーク1を
経由して学生が閲覧している個別専用ページ上に表示す
るための問題表示手段53を備えている。そして、学生
の解答と問題データベース5内の正解とを照合して正解
・不正解を判定し、さらにこれを得点化する採点手段5
4と、採点手段54により算出された新得点と学生デー
タベース3内の従前の旧得点とを照合していずれか一方
の得点、例えば高得点の方に更新して以降は学生の得点
としてこれを本システム内で採用するための採点結果更
新手段55とを備えている。このように学生側は常時テ
ストを受けても採点結果更新手段55により自己の最高
得点を採用可能にしておけるように何度も更新できるよ
うにしてある。
【0012】次に本システムへの登録時の処理手順につ
いて図3に示すフローチャートに基づき説明する。尚、
学生登録および企業登録の処理は図3に示す同一のフロ
ーチャートによる処理経路に基づいて実行されるものと
する。先ず本システムの利用を開始するに際し、学生・
企業双方は、本システムの利用開始時に図2に示すよう
な学生・企業の項目を登録するものとする。先ず、具体
的な学生側の登録項目としては、個人の特定・自己アピ
ールとして例えば氏名・性別・Eメールアドレス・生年
月日・電話番号(携帯電話番号)・個人ホームページU
RL・ID・パスワード・取得している資格や語学・自
己アピール等、志望先として例えば職種・希望勤務地・
希望最低給与・希望企業規模等、学歴として学校名・学
部・学科等が挙げられる。また、具体的な企業側の登録
項目としては、企業の特定・アピールとして例えば会社
名・会社種別・Eメールアドレス・設立年月日・電話番
号・企業ホームページURL・ID・パスワード・優遇
している資格や語学・企業アピール等、募集内容として
例えば職種・勤務地・最低給与・企業規模等、テスト要
求得点として各科目に応じた要求点数等が挙げられる。
これらは、学生個人・企業を特定するデータとなるとと
もに、学生が企業を、また逆に企業が学生を検索する場
合に必要な項目となる。
【0013】登録後、本システムを運営するサーバ側か
らID・パスワード等が学生・企業に発行され、サーバ
側のコンピューターには学生の登録したデータが学生デ
ータベース3に、企業の登録したデータが企業データベ
ース4にそれぞれ格納される。このときの入力方法は、
それぞれブラウザ2をインターフェイスとしてインター
ネット等のネットワーク1経由で行うものとする。必要
な各要素の登録が完了すると、各自のIDおよびパスワ
ードが利用可能となり、以降は当該IDおよびパスワー
ドを入力するだけで、本システムの利用が可能になる。
また、登録の完了により本システム内に個別専用ページ
が開設され、以降はこの個別専用ページから学生側はテ
スト受験・情報検索等を行い、企業側では情報検索・学
生の指名等を行うことになる。
【0014】学生登録の場合、先ず、ブラウザ2からネ
ットワーク1を経由して、本システムの個別専用ページ
に接続する。このとき学生側によるアクセスが初めてで
あるか否かを判断し(ステップ:S1)、初めてである
場合には学生側の必要な項目を登録するか否かを判断す
る(ステップ:S2)。学生が必要項目を登録した場合
には、本システムを運営するサーバ側からID・パスワ
ード等が学生側に発行される。一方、初めてでなく過去
においてアクセス経験があり、ID・パスワード等が本
システムに既に登録されている場合には、このID・パ
スワードを学生側自身がブラウザ2に入力し(ステッ
プ:S8)、本システム側にてID・パスワードが正規
のものであるか否かを認証させる(ステップ:S9)。
ID・パスワードが正規のものであると判断した場合に
は、個別専用ページをブラウザ2に表示させる(ステッ
プ:S10)。一方、ID・パスワードが誤っているか
あるいは不正のものであると判断した場合には、ステッ
プ:S8に戻って新たなID・パスワードの入力可能な
状態で待機する。
【0015】ステップ:S2において学生側が自己の項
目の登録を希望するものと判断したときにはブラウザ2
に要素入力フォームを表示させる(ステップ:S3)。
一方、学生側が自己の項目を登録しないものと判断した
ときにはステップ:S1に戻り、アクセスが始めてであ
るか否かを判断する。ステップ:S3において学生側が
要素入力フォームから入力した情報、すなわち図2中の
左欄に示した各要素は、学生側登録情報取込手段31に
より本システムに取り入れられ、学生側要素分析手段3
4により入力内容が充分であるか不充分であるかの確認
が行なわれた後(ステップ:S4)、充分であると判断
されれば学生側登録情報格納手段32により学生データ
ベース3に格納される(ステップ:S5)。この登録の
プロセスを踏むことにより、学生が入力したID・パス
ワードが本システム内で有効となる(ステップ:S
6)。したがって、以降はこのID・パスワードを入力
するだけで、登録したデータを利用することが可能にな
る。また、登録の完了により、本システム内に個別専用
ページが開設され(ステップ:S7)、以降はこの個別
専用ページをブラウザ2に表示し、ここから学生側はテ
スト受験・情報検索等を行うことになる。
【0016】一方、企業登録の場合、先ず、ブラウザ2
からネットワーク1を経由して本システムの個別専用ペ
ージに接続する。このとき企業側によるアクセスが初め
てであるか否かを判断し(ステップ:S1)、初めてで
ある場合には企業側の必要な項目を登録するか否かを判
断する(ステップ:S2)。企業が必要項目を登録した
場合には、本システムを運営するサーバ側からID・パ
スワード等が企業側に発行される。一方、初めてでなく
過去においてアクセス経験があり、ID・パスワード等
が本システムに既に登録されている場合には、このID
・パスワードを企業側自身がブラウザ2に入力し(ステ
ップ:S8)、本システム側にてID・パスワードが正
規のものであるか否かを認証させる(ステップ:S
9)。ID・パスワードが正規のものであると判断した
場合には、個別専用ページをブラウザ2に表示させる
(ステップ:S10)。一方、ID・パスワードが誤っ
ているかあるいは不正のものであると判断した場合に
は、ステップ:S8に戻って新たなID・パスワードの
入力可能な状態で待機する。
【0017】ステップ:S2において企業側が自己の項
目の登録を希望するものと判断したときにはブラウザ2
に要素入力フォームを表示させる(ステップ:S3)。
一方、企業側が自己の項目を登録しないものと判断した
ときにはステップ:S1に戻り、アクセスが始めてであ
るか否かを判断する。ステップ:S3において企業側が
要素入力フォームから入力した情報、すなわち図2中の
右欄に示した各要素は、企業側登録情報取込手段41に
より本システムに取り入れられ、企業側要素分析手段4
4により入力内容が充分であるか不充分であるかの確認
が行なわれた後(ステップ:S4)、充分であると判断
されれば企業側登録情報格納手段42により企業データ
ベース4に格納される(ステップ:S5)。この登録の
プロセスを踏むことにより、企業が入力したID・パス
ワードが本システム内で有効となる(ステップ:S
6)。したがって、以降はこのID・パスワードを入力
するだけで、登録したデータを利用することが可能にな
る。また、登録の完了により、本システム内に個別専用
ページが開設され(ステップ:S7)、以降はこの個別
専用ページをブラウザ2に表示し、ここから企業側は情
報検索・学生の指名等を行うことになる。
【0018】次に標準テストの実施と成績の処理手順に
つき、図5に示すフローチャートに基づき説明する。先
ず標準テストの実施と成績の処理の概要について説明す
る。本システムにおいては、オンラインテストという形
態からカンニングにより好成績を得るという弊害を解消
するために、例えば試験時間を意図的に短時間に限定す
ることが考慮されている。例えばテスト実施の際に、解
答に対して最小必要限の制限時間が経過すればネットワ
ーク1を介しての個別専用ページでの学生による解答入
力をサーバ側で拒否または停止することで、カンニング
する余裕を与えないようにすればこのような弊害を防止
することを容易に達成することができる。このような条
件であれば学生は標準テストをオンデマンド式に随時何
度でも受験することができ、これにより一発勝負の成果
ではなく、努力した結果を評価する基盤ができる一方、
企業側はあらかじめ科目ごとに学生に要求する得点を指
定することもでき、しかも学生側は志望企業の要求水準
に到達するまで受験を続けることができる。テストの出
題内容は、本システム側によって作成された大量の問題
の中からサーバ側にて重複せずにランダムに抽出して出
題する方法による。したがって、「運よく同一の問題が
出題され、実力以上の高得点を獲得する」などといった
従来の紙ベースで実施されていた筆記試験の弊害は起こ
らないものとなり、常に公平・平等な出題がなされ、実
力のみが評価されることになる。
【0019】標準テストは本システムのサーバ側にてあ
らかじめ作成されており、本システム内の問題格納手段
51により問題データベース5に格納された問題群から
出題される。出題される問題は、学生が受験する科目を
選択(ステップ:S11)した瞬間に問題抽出手段52
によってランダムに抽出され、問題表示手段53により
ネットワーク1を経由して学生が閲覧している学生側の
個別専用ページ上に表示される(ステップ:S12)。
また、問題表示手段53に内包されるプログラムに基づ
いて試験時間の管理がサーバ側で行われている。
【0020】学生は個別専用ページ上で抽出出題された
問題を閲覧し、例えば所定の選択肢の中から自らが正解
肢と考えるものを選択する。選択が確定した後、個別専
用ページ上に表示されている「問題解答」ボタンをクリ
ックすることにより解答はネットワーク1を通じてサー
バ内の問題データベース5に送信される(ステップ:S
13)。一方、サーバ側では、採点手段54により、学
生の解答と問題データベース5内の正解とを照合して正
解・不正解を判定し、さらにこれを得点化する(ステッ
プ:S14)。
【0021】次に成績更新の手順について説明する。採
点手段54により算出された新得点は、採点結果更新手
段55により、学生データベース3内の従前の学生の旧
得点と照合される。このとき、保存された従前の得点よ
り新得点が高得点であるか低得点であるかの判断を行な
い(ステップ:S15)、新得点が旧得点より高ければ
学生データベース3上の学生の成績が書き替えられ、以
降はこれが当該学生の得点として本システム内で使用さ
れる(ステップ:S16)。逆に、旧得点が新得点より
高ければ、学生データベース3には新たな書き込みはな
されずにこのまま旧得点が当該学生の得点として本シス
テム内で使用される。
【0022】次に学生・企業相互の検索処理の概要につ
いて説明する。学生は自分の企業選択基準に合致する企
業、または、自分の標準テストの得点で面接受験可能な
企業を学生側登録情報公開要求手段33によって検索す
ることができる。検索した結果は一覧表の形式で学生側
の個別専用ページに表示され、かつ表示結果が学生デー
タベース3に保存される。また、企業も自社の業種・自
社が募集している職種に応募し、自社が要求する標準テ
ストの得点水準に到達している学生を企業側登録情報公
開要求手段43によって検索することができる。検索し
た結果は一覧表の形式で企業側の個別専用ページに表示
され、かつ表示結果が企業データベース4に保存され
る。
【0023】学生による企業の検索の際に、学生はネッ
トワーク1を経由して、自分の情報端末のブラウザ2を
介し、学生データベース3から生成される個別専用ペー
ジに接続する。それ以前の検索と条件を変えずに検索す
るのであれば、個別専用ページ上に表示されている例え
ば「企業情報検索」部分をクリックするだけで、学生側
検索手段35が機能し、自己の志望条件・標準テスト得
点に合致している企業のリストが個別専用ページに表示
される。それ以前と検索条件を変更する場合には、個別
専用ページ上で条件設定して学生データベース3内の自
分の情報を更新した上で検索することになる。
【0024】一方、企業による学生の検索の際に、企業
はネットワーク1を経由して、自分の情報端末のブラウ
ザ2を介し、企業データベース4から生成される個別専
用ページに接続する。それ以前の検索と条件を変えずに
検索するのであれば、個別専用ページ上に表示されてい
る例えば「学生情報検索」部分をクリックするだけで、
企業側検索手段45が機能し、自己の志望条件・標準テ
スト得点に合致している学生のリストが個別専用ページ
に表示される。それ以前と検索条件を変更する場合に
は、個別専用ページ上で条件設定して企業データベース
4内の情報を更新した上で検索することになる。この企
業による検索に際し、企業側に公開される学生の情報
は、テスト成績・希望待遇などのデータのみであり、氏
名・住所・電話番号・学校名などの個人を特定するデー
タは公開されず、例えばこれらの個人データは企業によ
る指名を学生が受諾した場合にのみ企業側登録情報公開
要求手段43によってサーバ側から企業側に公開され
る。これは学生のプライバシーを保護する手段であると
ともに、企業側に客観データによる学生選抜を促すため
の手段でもある。
【0025】次に企業による面接・採用を希望する学生
に対する指名の処理手順につき図6の説明図と、図7の
フローチャートとに基づき説明する。図6に示すよう
に、企業側は検索システムによる個別専用ページ上の検
索結果に表示された学生の中から選抜し、自己の採用基
準に合致する学生群を指名して面接へと勧誘することが
できる。すなわち、学生データベース3で検索した学生
群の全て、あるいはさらに条件を加えて絞り込んだ学生
群を選択し、個別専用ページ上に表示されている1名ま
たは複数名の学生の中から選抜して例えばその氏名部分
をクリックして学生を指名する(図6におけるa参
照)。その指名の通知は、サーバ側を介して指名された
学生にのみ通知され(図6におけるb参照)、指名され
た学生はその諾否を回答する(図6におけるc参照)。
指名された学生が受諾する場合(図6におけるc−1参
照)にはサーバ側がその学生側の個人データを企業側に
通知提供し(図6におけるd−1参照)、逆に拒否する
場合(図6におけるc−2参照)には拒否の旨の通知を
企業側に通知する(図6におけるd−2参照)。このよ
うに、各企業側がいずれの学生を指名するかの情報、お
よび学生側の諾否の情報がインターネット1を経由して
本システムのサーバ側を介して送受信される。以上の過
程は全てサーバ側の指名管理手段46によりコントロー
ルされている。なお学生の具体的氏名は、指名された学
生が面接を承諾するまでは公開されないものとなってお
り、承諾後に企業に通知される。
【0026】すなわち図7に示すように、本システムは
指名管理手段46により企業側からの「学生指名」デー
タを受け(ステップ:S21)、学生データベース3か
ら、指名された学生のメールアドレス等の連絡情報を取
り出し、学生側に向けて指名を受諾するか拒否するかを
問う情報を電子メール等によりインターネット1を経由
して送信する(ステップ:S22)。学生側は、企業側
の業務内容・待遇などを確認した上で、指名を受諾する
か拒否するかを決定し(ステップ:S23)、その決定
情報を本システムに対し電子メール等によりインターネ
ット1を経由して返信する。学生側が企業側からの指名
を受諾する場合、本システムは企業に対し、氏名・住所
・電話番号・Eメールアドレス・学校名などの学生の個
人データを通知する(ステップ:S24)。以降は本シ
ステムの処理とは別の学生と企業との直接の折衝によ
り、面接日時・場所等を決定する(ステップ:S2
5)。逆に、ステップ:S23において学生側が企業側
からの指名を拒否する場合には、本システムは企業側に
対し拒否の旨の通知をする(ステップ:S26)。この
とき学生側の個人データは企業に公開されない。したが
って、指名を拒否したとしても、学生側には何らの不利
益は生ぜず、その後の就職活動を継続することができ
る。
【0027】尚、本実施の形態においては、本システム
を学生に対する企業の就職・採用業務の運用のための支
援システムとして採用しているが、これに限らず、例え
ば一般社会人たる転職者・失業者等に対する企業の就職
・採用業務の運用のための支援システムとして採用した
り、あるいは大学・短大・高等学校等の各教育機関の入
学試験業務の運用のための支援システム等として採用す
ることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、企
業における人員の採用業務や大学・短大・高等学校等の
教育機関の入試業務など、多数の志願者が多数の志願先
に応募する局面において、標準化された共通テストを実
施し、このテストの成績に加えて就職希望条件・採用条
件の照合を基準として採用者である企業、教育機関等側
は被採用希望者である学生、受験生等を選抜指名するこ
とにより面接を効率的に行うことができ、就職業務・入
試業務等の効率化および省力化を実現可能にする。
【0029】すなわちこれは本発明において、サーバ側
に開設された被採用希望者および採用者の個別専用ペー
ジにネットワーク1経由で接続し、被採用希望者により
ネットワーク1を介して入力された情報を取り込んで各
被採用希望者ごとの個別データを格納する被採用希望者
データベース3と、採用者によりネットワーク1を介し
て入力された情報を取り込んで各採用者ごとの個別デー
タを格納する採用者データベース4と、サーバ側にて予
め作成した標準テストの問題群を格納する問題データベ
ース5とを備え、被採用希望者データの管理および採用
者データの管理と共に、被採用希望者において希望する
採用されるための被採用希望者希望条件データと採用者
において希望する採用するための採用者採用条件データ
との照合をネットワーク1経由で行なう情報処理手段を
備えたからである。
【0030】このようにITを駆使した企業における人
員の採用業務や、大学・短大・高等学校等の教育機関の
入試業務などの種々の活動における筆記試験の実施にお
いて、面接採用者の選抜化が可能となり、就職業務・入
試業務等の運営の効率化および省力化を実現可能にした
支援システムを容易に構築することができる。
【0031】より具体的に言えば、各学生・各企業から
中立の立場にある試験実施機関を設置し、この機関が作
成・管理する標準化された共通テストを各学生・各企業
が採用への指標として共有することができ、しかもこの
標準化された共通テストは、学生側が随時・複数回受験
できるものである。一方、企業側には学生の科目ごとの
最高得点のみを提示させることができ、しかも企業側は
予め登録した企業が要求する得点レベルを達成した学生
のみを検索(選抜)し、その学生を自社の面接対象者と
して指名することができる。また、標準化された共通テ
スト自体が随時・複数回受験可能な試験である以上、そ
の成績は学生自らがコントロールできるものであり、そ
の責任を他に帰することはできないので、それ故この標
準化された共通テストを利用することにより、学生側は
従来の抜き打ち式の試験が与えていた不公平感を払拭す
ることができる。他方、企業側にしても、随時・複数回
受験可能な試験の成績は、学歴等のデータ以上に信頼で
きるものとして利用することができる。さらに、面接す
べき学生を予め試験実施機関側で選抜することで、面接
に長時間を配分し、企業の採用の究極の理念である「人
物本位の採用」という目的達成に一層注力することがで
きる。
【0032】被採用希望者データベース3の情報処理手
段は、被採用希望者側登録情報取込手段31、被採用希
望者側登録情報格納手段32、被採用希望者側登録情報
公開要求手段33、被採用希望者側要素分析手段34、
被採用希望者側検索手段35とを備えたので、被採用希
望者側に関する情報の管理・処理業務、および採用者側
に関する情報の検索・公開等の効率化および省力化を実
現可能にした就職業務・入試業務等の支援システムを容
易に構築することができる。
【0033】採用者データベース4の情報処理手段は、
採用者側登録情報取込手段41、採用者側登録情報格納
手段42、採用者側登録情報公開要求手段43、採用者
側要素分析手段44と、採用者側検索手段45、指名管
理手段46とを備えたので、採用者側に関する情報の管
理・処理業務、および被採用希望者側に関する情報の検
索・公開等の効率化および省力化を実現可能にした就職
業務・入試業務等の支援システムを容易に構築すること
ができる。特に、サーバ側の指名管理手段46により各
採用者がいずれの被採用希望者を指名するかの情報を管
理しているため、採用者側は採用条件を充足する被採用
希望者をネットワーク1を経由してサーバ側から容易に
抽出、選別することができ、以後の面接対応を効率的に
行うことができる。
【0034】問題データベース5の情報処理手段は、サ
ーバ側にて予め作成された標準テストの問題群を問題デ
ータベース5に格納する問題格納手段51と、被採用希
望者が希望する受験科目を選択した際に当該受験科目に
対応した問題をサーバ側によりランダムに抽出する問題
抽出手段52と、抽出された問題をネットワーク1を経
由して被採用希望者が閲覧している個別専用ページ上に
表示する問題表示手段53と、被採用希望者の解答と問
題データベース5内の正解とを照合して正解・不正解を
判定し、さらにこれを得点化する採点手段54と、採点
手段54により算出された新得点と、被採用希望者デー
タベース3内の従前の被採用希望者の旧得点とを照合
し、いずれか一方の得点に更新する採点結果更新手段5
5とを備えたので、各被採用希望者・各採用者から中立
の立場にある試験実施機関が作成・管理する標準化され
た共通テストを各被採用希望者・各採用者が採用への指
標として共有することができ、総じて就職業務・入試業
務等の運営に対する効率化および省力化を実現可能にす
る。
【0035】採点結果更新手段55は、採点手段54に
より算出された新得点が旧得点より高ければ、被採用希
望者データベース3上の被採用希望者の成績が書き替え
られ、以後は当該被採用希望者の得点として使用される
一方、旧得点が新得点よりも高ければ、被採用希望者デ
ータベース3には新たな書き込みは行なわれないものと
したので、採用者側には被採用希望者の科目ごとの最高
得点のみを提示させることができ、しかも被採用希望者
側は常時テストを受けて自己の最高得点を表示しておけ
るように何度も更新できる。また、採用者側は予め登録
した採用者側自身が要求する得点レベルを達成した被採
用希望者のみを検索(選抜)し、その被採用希望者を自
社の面接対象として容易に指名することができ、採用者
側は面接採用条件を充足する被採用希望者をサーバ側か
ら抽出して効率的に面接を行うことができる。
【0036】採用者側登録情報公開要求手段43は、採
用者側検索手段45による検索に際し、被採用希望者の
個人データ以外のテスト成績・希望待遇などのデータだ
けを採用者側に公開するものとしたので、被採用希望者
のプライバシーを保護することができ、しかも採用者側
には客観データによる被採用希望者選抜を促すことがで
きる。
【0037】採用者側登録情報公開要求手段43は、採
用者による指名を被採用希望者が受諾した場合に限り、
テスト成績・希望待遇など以外の被採用希望者の個人デ
ータを採用者側に公開するものとしたので、採用者側に
より指名された被採用希望者の面接日時・場所・採用の
可否等の通知に関する処理手続等をネットワーク1上で
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるシステム全体の
概要を示すブロック図である。
【図2】同じく学生・企業の登録項目を表形式として示
す説明図である。
【図3】同じく登録時の処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【図4】同じく出題・解答・データベース更新の処理の
説明図である。
【図5】同じくテスト受験・成績処理の処理手順を説明
するフローチャートである。
【図6】同じく企業による学生指名の処理の説明図であ
る。
【図7】同じく企業による学生指名の処理手順を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
1…ネットワーク 2…ブラウザ 3…学生データベース 4…企業データ
ベース 5…問題データベース 31…学生側登録情報取込手段 32…学生側登
録情報格納手段 33…学生側登録情報公開要求手段 34…学生側要
素分析手段 35…学生側検索手段 41…企業側登録情報取込手段 42…企業側登
録情報格納手段 43…企業側登録情報公開要求手段 44…企業側要
素分析手段 45…企業側検索手段 46…指名管理
手段 51…問題格納手段 52…問題抽出
手段 53…問題表示手段 54…採点手段 55…採点結果更新手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ側に開設された被採用希望者およ
    び採用者の個別専用ページに被採用希望者および採用者
    それぞれの情報端末によりネットワーク経由で接続可能
    とし、被採用希望者によりネットワークを介して入力さ
    れた情報を取り込んで各被採用希望者ごとの個別データ
    を格納する被採用希望者データベースと、採用者により
    ネットワークを介して入力された情報を取り込んで各採
    用者ごとの個別データを格納する採用者データベース
    と、サーバ側にて予め作成した標準テストの問題群を格
    納する問題データベースとを備え、被採用希望者データ
    の管理および採用者データの管理と共に、採用者におい
    て希望する採用されるための被採用希望者希望条件デー
    タと採用者において希望する採用するための採用者採用
    条件データとの照合をネットワーク経由で行なう情報処
    理手段を備えたことを特徴とした就職業務・入試業務等
    の支援システム。
  2. 【請求項2】 被採用希望者データベースの情報処理手
    段は、被採用希望者が入力した情報をネットワークを介
    してサーバ内に取り入れる被採用希望者側登録情報取込
    手段と、被採用希望者側登録情報取込手段により取り入
    れた情報を被採用希望者データベースに格納する被採用
    希望者側登録情報格納手段と、被採用希望者側の情報端
    末によるサーバ側へのアクセスにより、採用者データベ
    ースに格納された採用者側の登録情報をネットワークを
    介してサーバ側が被採用希望者側に提供する被採用希望
    者側登録情報公開要求手段と、被採用希望者データベー
    スに入力されるデータ内容の確認を行う被採用希望者側
    要素分析手段と、被採用希望者側の情報端末によるサー
    バ側へのアクセスにより、被採用希望者の志望条件・標
    準テスト得点に合致している採用者のリストを個別専用
    ページに表示する被採用希望者側検索手段とを備えた請
    求項1記載の就職業務・入試業務等の支援システム。
  3. 【請求項3】 採用者データベースの情報処理手段は、
    採用者が入力した情報をネットワークを介してサーバ内
    に取り入れる採用者側登録情報取込手段と、採用者側登
    録情報取込手段により取り入れた情報を採用者データベ
    ースに格納する採用者側登録情報格納手段と、採用者側
    の情報端末によるサーバ側へのアクセスにより、被採用
    希望者データベースに格納された被採用希望者側の登録
    情報をネットワークを介してサーバ側が採用者側に提供
    する採用者側登録情報公開要求手段と、採用者データベ
    ースに入力されるデータ内容の確認を行う採用者側要素
    分析手段と、採用者側の情報端末によるサーバ側へのア
    クセスにより、採用者が希望する採用条件・標準テスト
    得点に合致している被採用希望者のリストを個別専用ペ
    ージに表示する採用者側検索手段と、採用者がいずれの
    被採用希望者を指名するかの情報をサーバ側が管理する
    指名管理手段とを備えた請求項1または2記載の就職業
    務・入試業務等の支援システム。
  4. 【請求項4】 問題データベースの情報処理手段は、サ
    ーバ側にて予め作成された標準テストの問題群を問題デ
    ータベースに格納する問題格納手段と、ネットワークを
    経由して被採用希望者が閲覧している個別専用ページ上
    に希望する受験科目を選択した際に当該受験科目に対応
    した問題をサーバ側がランダムに抽出する問題抽出手段
    と、抽出された問題をネットワークを経由して被採用希
    望者が閲覧している個別専用ページ上に表示する問題表
    示手段と、被採用希望者の解答と問題データベース内の
    正解とを照合して正解・不正解を判定し、さらにこれを
    得点化する採点手段と、採点手段により算出された新得
    点と被採用希望者データベース内の従前の被採用希望者
    の旧得点とを照合していずれか一方の得点に更新する採
    点結果更新手段とを備えた請求項1乃至3のいずれか記
    載の就職業務・入試業務等の支援システム。
  5. 【請求項5】 採点結果更新手段は、採点手段により算
    出された新得点が旧得点より高ければ、被採用希望者デ
    ータベース上の被採用希望者の成績が書き替えられ、以
    後は当該被採用希望者の得点として使用される一方、旧
    得点が新得点よりも高ければ、被採用希望者データベー
    スには新たな書き込みは行なわれないものとした請求項
    4記載の就職業務・入試業務等の支援システム。
  6. 【請求項6】 採用者側登録情報公開要求手段は、採用
    者側検索手段による検索に際し、被採用希望者の個人デ
    ータ以外のテスト成績・希望待遇などのデータだけを採
    用者側に公開するものとした請求項2乃至5のいずれか
    記載の就職業務・入試業務等の支援システム。
  7. 【請求項7】 採用者側登録情報公開要求手段は、採用
    者による指名を被採用希望者が受諾した場合に限り、テ
    スト成績・希望待遇など以外の被採用希望者の個人デー
    タを採用者側に公開するものとした請求項2乃至5のい
    ずれか記載の就職業務・入試業務等の支援システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004027667A1 (ja) * 2002-09-19 2004-04-01 Promotion Co., Ltd. 分析結果提供方法、分析結果提供システム
JP2013206336A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Nec Corp 保健指導対象者選定条件決定支援装置
CN105005879A (zh) * 2015-08-17 2015-10-28 陈福昌 一种问答式网络招聘方法
CN105005880A (zh) * 2015-08-19 2015-10-28 郭文峰 一种基于互联网的求职招聘系统
JP2019200601A (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 国立大学法人佐賀大学 申請/評価支援システムおよびサーバ

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