JP2002244534A - 画像形成装置及びプロセスユニット - Google Patents

画像形成装置及びプロセスユニット

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JP2002244534A
JP2002244534A JP2001368233A JP2001368233A JP2002244534A JP 2002244534 A JP2002244534 A JP 2002244534A JP 2001368233 A JP2001368233 A JP 2001368233A JP 2001368233 A JP2001368233 A JP 2001368233A JP 2002244534 A JP2002244534 A JP 2002244534A
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unit
image forming
process unit
photosensitive drum
forming apparatus
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JP2001368233A
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Isao Ebisawa
功 海老沢
Hanzo Tsuzuki
伴三 都築
Junji Hobo
淳治 保母
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】着脱式のプロセスユニットが装置本体に対し適
正なユニットであるかを簡単な機構で識別する。 【解決手段】感光体ドラム55のギア面104に設けら
れる例えば(a) のマーク105はギア面104の2/
8、(b) のマーク105はギア面104の3/8という
ように、ギア面104の分割数をnとすれば、n−1種
類のマーク105を作ることができる。いずれも矢印G
の回転方向のマーク先端部105aが回転位相の位置合
せ位置である。これをセンサで検出し検出信号がオンか
らオフまでの期間により感光体ドラム55の仕様を判別
する。すなわちA社製のプリンタはA社製の感光体ドラ
ムのマークを適正と判断する。現像ユニットについては
トナー残量検出のためのエンコーダのスリット幅により
同様に行う。また、EEPROMに書き込む現像ユニッ
トU2の機種コードを変更でき、類似の機能や仕様を有
する現像ユニットU2の他のプリンタへの装着を可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装着された消耗品
のプロセスユニットが装置本体に対し適正なユニットで
あるかを識別可能な画像形成装置及びプロセスユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】図18は、従来のプリンタ装置(画像形
成装置)の外観斜視図である。同図に示すように、プリ
ンタ装置1は、装置本体上部2と装置本体下部3で構成
されている。装置本体上部2には、その上面に用紙が排
出される排紙口5、及び排紙された用紙が積載される排
紙トレイ6が設けられ、装置本体下部3には、その前面
に開閉可能なフロントカバー7及び装置本体下部3より
着脱自在の用紙カセット8が配設され、その右側面に装
置本体下部3に収納可能なMPFトレイ9(マルチペー
パーフィーダー:汎用給紙トレイ)が配設され、その上
面右側にプリンタ装置1への情報入力やプリンタ装置1
の状態表示を行う操作表示部4が設けられている。この
プリンタ装置1において、ジャム処理やメンテナンス等
の作業を行う際には、回転軸Aを中心に、装置本体上部
2を矢印B方向に開成する。
【0003】図19は、上記のプリンタ装置1の内部構
成を示す側断面図である。同図に示すように、プリンタ
装置1は、上述した用紙カセット8を装置本体下方に着
脱自在に備え、この用紙カセット8内に積載収納された
用紙を順次給送する給紙ロール12、給送されてきた用
紙を一旦待機させ所定のタイミングで画像形成部11へ
送り出す待機ロール対13、トナー像を用紙上に定着さ
せる定着器14、定着済みの用紙を装置外へ排出する排
紙ロール対18(駆動ロール18a及び従動ロール18
b)、及びプリンタ装置1への各種設定や状態表示等を
行う前述の操作表示部4を備えている。
【0004】上記の画像形成部11において、帯電器2
1は、感光体ドラム22の周表面を一様な電荷に帯電さ
せ、印字ヘッド23は、印刷データに基づいて感光体ド
ラム22の周面に選択的に露光を行い、その露光による
低電位部を形成し、初期帯電電位と露光低電位部からな
る静電潜像を感光体ドラム22周面上に記録する。
【0005】現像器24は、内部のトナー25を撹拌部
材26で撹拌し、そのトナー25を現像ローラ27を介
して感光体ドラム22の低電位部に転移させ、静電潜像
を顕像化(トナー像化、現像)する。転写器28は搬送
されてくる用紙の紙面に感光体ドラム22上のトナー像
を逆極性の電界によって転写する。
【0006】上記画像形成部11の、帯電器21、感光
体ドラム22、及びクリーナ24はドラムユニットC1
を構成し、現像器24は、内包するトナー25、撹拌部
材26、及び現像ローラ27と共に現像ユニットC2を
構成している。そして、これらドラムユニットC1と現
像ユニットC2とで、分割と合体が自在なプロセスユニ
ットCを形成している。
【0007】フックレバー17がオペレータによって操
作され、止め部16が開放されて、装置本体上部2がヒ
ンジ15を支点にして図の実線位置から二点鎖線位置へ
矢印B方向へ開成されたとき、プロセスユニットCが装
置本体下部3の所定の装着部に対し着脱自在となり、例
えば、感光体ドラム22の劣化やトナー25の消耗等に
より、これらユニットの交換や消耗品の補給等の保守点
検作業が行われ、図のように装着されることにより、装
置本体下部3に固設されている転写器28に感光体ドラ
ム22が対向して定位する。また、この装置本体上部2
の開閉のとき、印字ヘッド23及び従動ロール18bは
装置本体上部2と一体となって円弧状に昇降する。
【0008】ところで、このようなプリンタ装置におけ
るドラムユニットC1において、感光体ドラム22のよ
うな被回転駆動部は、ギア列からなる駆動伝達系を介し
てモータから駆動力を伝達される。この駆動力伝達系の
終端ギアと係合するために、感光体ドラム22は、端部
にギアを備えている。
【0009】ところが、どのような部材でも、その製作
精度には限界があるから、上記の感光体ドラム22にも
偏心があり、また、感光体ドラム22を回転駆動する駆
動伝達系のギヤ列にも各ギヤの偏心による回転ムラが発
生する。このような回転ムラは避けることのできないも
のであり、通常はこの避けることのできない回転むらを
容認したうえで、この回転ムラのある感光体ドラム22
から用紙面に転写される画像を正常に形成すべく、上記
のムラの位相に同期させて印字ヘッド23による露光の
タイミングを制御するようにしている。
【0010】図20(a) は上述した画像形成部11の主
要部のみを取り出して模式的に示す図であり、同図(b),
(c) は、感光体ドラム22のムラに同期させるために、
そのムラの位相を検出する方法を示す図である。尚、同
図(a),(b),(c) には、図19と同一構成部分には図19
と同一の番号を付与して示している。同図(a) におい
て、感光体ドラム22は、矢印Dで示す時計回り方向に
回転し、用紙Pは、矢印Eで示す左方下流側に搬送され
る。
【0011】そして、同図(b) に示すように、感光体ド
ラム22のギア31の側面31aには、感光体ドラム2
2の偏心に対応した位置にマーク32が施されている。
使用の初期段階において、感光体ドラム22が支持軸2
9に支持されて、装置本体の駆動系からギア31を介し
て回転駆動されたとき、同図(c) に示すように、上記の
マーク32を光学センサ33で読み取ってムラの位相を
検出し、この検知したムラの位相に対応させて印字ヘッ
ド23による露光タイミングを制御するようにしてい
た。
【0012】他方、現像ユニットC2においても、現像
器24内のトナー25は最も早期に消耗する消耗品であ
るから、これを常時監視して、画像形成処理の途中でト
ナー切れとなるような不具合を回避する必要がある。図
21(a) は、現像器24をエンコーダと共に示す模式的
側断面図であり、同図(b) は、現像器24内の撹拌部材
26とエンコーダの関係を示す図である。尚、同図(a)
に示すエンコーダ34は、現像器24の後方(図面向こ
う側)に設けられている。また、同図(b) には、現像器
24を、その内部が分かるように、仮想線(破線)で示
している。
【0013】同図(b) に示すように、撹拌部材26はコ
の字型の撹拌部26−1と両端部26−2a及び26−
2bからなり、更に両端部26−2a及び26−2bが
直角に曲がって回転軸26−3a及び26−3bを形成
している。これらの回転軸26−3a及び26−3bが
現像器24の軸受24−1及び24−2に支持され、現
像ローラ27の回転に連動して、不図示のワンウェイク
ラッチにより、回転順方向にのみ駆動力を伝達されて例
えば図の矢印Fで示す時計回り方向に回転する。上記ワ
ンウェイクラッチの回転速度は一定である。この撹拌部
材26の一方の回転軸26−3aにエンコーダ34が取
り付けられており、エンコーダ34は撹拌部材26の回
転に従って回転する。
【0014】図20(a) に示したトナー25が、もし空
である場合は、ワンウェイクラッチによってコの字型の
撹拌部26−1が回転軸26−3a及び26−3bから
鉛直方向に下から上に持ち上がる方向に回転している間
は、撹拌部材26はワンウェイクラッチの駆動力に従っ
て一定速度で回転する。つまり、回転軸26−3a及び
26−3bすなわちエンコーダ34は、一定速度で回転
する。
【0015】そして、撹拌部26−1が上記鉛直方向の
頂点を通過したとき、駆動回転方向側にモーメントが発
生してワンウェイクラッチとの接続から離れ、撹拌部材
26は自由回転して、ワンウェイクラッチの駆動回転よ
り先行し、上記鉛直方向の最低点にて停止する。その
後、ワンウェイクラッチの駆動回転が追いついたとき、
再び撹拌部材26すなわちエンコーダ34が回転を開始
する。
【0016】トナー25が、図21(a) に示す領域
「0」まで有って満タンの時は、コの字型の撹拌部26
−1が鉛直方向の頂点を超えてもトナー25による抵抗
があるため自由落下せず、ワンウェイクラッチの駆動回
転速度に従って回転する。トナー残量が、コの字型の撹
拌部26−1の回転外周よりも内側になったとき、ワン
ウェイクラッチの駆動回転に先行してトナー25の上面
まで撹拌部26−1が先行する。すなわち、エンコーダ
34の回転が先行する。
【0017】エンコーダ34には、その円周に沿って等
ピッチで同一開口形状の複数のスリット34が形成され
ており、これらのスリット34の回転通過位置に対向し
て反射型光センサ36が配置されている。反射型光セン
サ36は、ワンウェイクラッチが一回転する期間に、エ
ンコーダ34のスリット34の通過に応じてスリット3
4の総数分だけオン・オフし、その通過速度に応じてオ
ン・オフのタイミングが変化する。
【0018】トナーが図21(a) の領域「0」まで満杯
であるときは、ワンウェイクラッチの一回転の期間で、
反射型光センサ36のオン・オフのタイミングは常に一
定であり、トナー残量が図21(a) の領域「1」、つま
りゼロのときは、ワンウェイクラッチの一回転の期間
で、反射型光センサ36のオン・オフのタイミングは1
/2のスリット34に対して一定で、残る1/2のスリ
ット34に対して急速である。そして、次の周期までに
オン又はオフの長い期間が存在する。トナーが図21
(a) に示す領域「2」〜「7」の間に有るときは、その
領域、高さに応じて、上記一定のオン・オフと急速のオ
ン・オフの回数が変化する。この変化量を読み取って、
トナーの残量を知ることができる。
【0019】上記従来のプリンタ装置1は、分かりやす
いようにモノクロのプリンタを例にとって説明したが、
現在では、カラープリンタ装置(カラー画像形成装置)
が広く使用され、カラー印刷の方式も各種方法が採用さ
れている。このカラープリンタ装置には大別して単一ド
ラム型と多段ドラム型(タンデム型)とがある。単一ド
ラム型は、用紙の1頁に対して、減法混色の三原色であ
るY(イエロー:黄色)トナー、M(マゼンタ:赤色染
料)トナー及びC(シアン:緑味のある青色)トナーの
各色トナーと、文字等の印字に専用されるBk(ブラッ
ク:黒)トナーの合計4種類のトナーを重ねて転写する
ために各トナー毎に個別に印字(画像形成)処理を行う
から、用紙1頁に対して印字工程が4回繰り返されるこ
とになり、したがって印字処理に長時間を要する。
【0020】これに対して、タンデム型は、1工程で4
種類のトナーを用紙に順次重ねて転写するものと、一旦
中間転写体に順次重ねて転写した後、これを用紙に1度
に再転写するものとがある。いずれも単一ドラム型に比
較してほぼ4倍の処理速度を有している。このため、近
年、内部装置が小型化され且つ組装置化(ユニット化)
されて比較的安価になったこととも相俟って、様々のタ
ンデム型構成のカラー画像形成装置が実用化されてい
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、全て
の業態に共通な現象として、同種の商品に対するメーカ
ーや販売店が多数存在する。そして、同一商品に対して
も、OEM(相手先商標製造)による生産方式で生産さ
れた商品が、複数の異なる会社から販売される。これら
OEM製品は、商標別ごとに、大筋の仕様は同一である
が、細部の仕様まで同一であるというものではないか
ら、同一商標の製品の消耗品は同一商標のものを使用し
た方が万一の不具合の発生を避けることができる。した
がって、上述したプリンタ装置においても、ドラムユニ
ットや現像ユニットを交換するときは、同一商標のも
の、すなわち純正品を用いるようにする方が、何かと好
ましい結果が得られる。
【0022】ところが、従来のプリンタでは、モノク
ロ、カラーのいずれを問わず、新たに装着されるドラム
ユニットや現像ユニットが純正品であるか否かを簡単に
判別する方法が存在しなかった。また、あったとして
も、複雑な機構や方法を採用したものが多く、実用的で
ないか又は高コストを招くものであって問題があった。
【0023】一方、上記にように同一商標のもの、すな
わち純正品を用いることが好ましいが、目的によっては
近似する機能、仕様を有するプロセスユニット間で互い
に使用できる構成とする必要もある。例えば、開発段階
で近似する機能や仕様のプロセスユニットを装着して試
験を行いたい場合や、OEM製品に対して近似する機能
や仕様のプロセスユニットを提供する場合などである。
したがって、これらの点も考慮する必要がある。
【0024】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
装着された消耗品のプロセスユニットが装置本体に対し
適正なユニットであるかを簡単な機構で識別可能な画像
形成装置及びプロセスユニットを提供することであり、
また必要に応じてプロセスユニットの変更を可能に構成
した画像形成装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
画像形成装置及びプロセスユニットの構成を述べる。先
ず、請求項1記載の発明の画像形成装置は、静電潜像が
形成される感光体ドラムと、現像剤を用いて上記感光体
ドラム上に形成される静電潜像を現像する現像器の少な
くとも1つを備えてなるプロセスユニットを着脱自在に
備える画像形成装置において、上記プロセスユニットが
装着されている時に、上記プロセスユニットに設けられ
ていて上記感光体ドラム若しくは上記現像器の被回転駆
動部に連動して回転する被検知回転部材の個別情報を検
知する検知手段と、自身の装置に適合するプロセスユニ
ット情報を記憶する記憶手段と、上記検知手段により検
知された上記個別情報が上記プロセスユニット情報であ
るか否かを判別する判別手段と、を備えて構成される。
【0026】上記被検知回転部材は、例えば請求項2記
載のように、上記感光体ドラムの端面部に設けられて上
記感光体ドラムと一体回転する回転部材である。そし
て、上記回転部材は、例えば請求項3記載のように、上
記感光体ドラムの回転位相情報を検知するための被検知
部材を兼ねていることが好ましい。
【0027】また、上記被検知回転部材は、例えば請求
項4記載のように、上記現像器の内部に収容される現像
剤を撹拌する撹拌軸と連動する回転部材としても良い。
そして、上記回転部材は、例えば請求項5記載のよう
に、上記現像器内の現像剤量検知とを行うための被検知
部材を兼ねていることが好ましい。
【0028】次に、請求項6の記載は、請求項1、2、
3、4、又は5の記載において、前記プロセスユニット
情報を外部から書き換える情報書換手段を備える構成で
ある。このように構成することにより、近似する機能や
仕様を有するプロセスユニット間で変更使用を可能とす
る。
【0029】次に、請求項7の記載は、請求項1、2、
3、4、5、又は6の記載において、上記判別手段によ
り上記個別情報が前記プロセスユニット情報でないと判
断された際に、装着されているプロセスユニットを使用
不能にするモードと使用可能にするモードを備える構成
である。
【0030】この場合、上記判別手段による判断は、例
えば請求項8に示すように上記プロセスユニットの識別
コードテーブルを参照して行う構成である。次に、請求
項9記載の発明のプロセスユニットは、画像形成装置に
着脱自在に構成され静電潜像が形成される感光体ドラム
と現像剤を用いて上記感光体ドラム上に形成される静電
潜像を現像する現像器とからなるプロセスユニットであ
って、上記感光体ドラムの端面部に設けられ上記感光体
ドラムと一体回転して上記感光体ドラムの回転位相情報
と共に上記画像形成装置に適合することを示す個別情報
を上記画像形成装置に検知させる被検知回転部材を備え
て構成される。
【0031】次に、請求項10記載の発明のプロセスユ
ニットは、画像形成装置に着脱自在に構成され静電潜像
が形成される感光体ドラムと現像剤を用いて上記感光体
ドラム上に形成される静電潜像を現像する現像器とから
なるプロセスユニットであって、上記現像器の内部に収
容される現像剤を撹拌する撹拌軸と連動して上記現像器
内の現像剤量情報と共に上記画像形成装置に適合するこ
とを示す個別情報を上記画像形成装置に検知させる被検
知回転部材を備えて構成される。
【0032】更に、請求項11記載の発明のプロセスユ
ニットの適合記憶方法は、装置本体で検知可能な個別情
報を有するプロセスユニットを着脱自在に備え、装着さ
れ検知されたプロセスユニットの前記個別情報を自身の
装置に適合するか否かを判別すべく記憶手段にプロセス
ユニット情報を記憶するように構成した画像形成装置の
プロセスユニット適合記憶方法であって、外部から新た
なプロセスユニット情報を前記画像形成装置に入力する
ステップと、前記新たなプロセスユニット情報を入力す
ると、予め前記画像形成装置の前記記憶手段に記憶され
ていたプロセスユニット情報を更新する記憶情報更新ス
テップとを少なくとも実行して、プロセスユニットの適
合を適宜変更可能にする構成である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、一実施の形態におけ
るカラー画像形成装置(以下、単にプリンタという)の
外観を示す斜視図である。本例のプリンタは、タンデム
方式のカラープリンタの例を示している。また、本例の
プリンタは、両面印刷用のカラープリンタの例を示して
いる。
【0034】同図において、プリンタ40はケーブルに
よって不図示のパーソナルコンピュータ等のホスト機器
に接続されている。このプリンタ40は装置本体上部4
1と装置本体下部42によって構成され、装置本体上部
41にはオペレーションパネル43が配設され、また、
その上面には印字用紙の排紙部44も形成されている。
オペレーションパネル43は複数のキーが配設されたキ
ー操作部43aと、不図示のCPUから出力される表示
情報に基づき表示を行う液晶ディスプレイ43bで構成
されている。また、排紙部44には、排紙ローラ45の
回転によって後述する画像形成ユニットによりカラー画
像を形成された用紙が排出され、排紙部44上に順次積
載される。
【0035】また、装置本体下部42には、その前面に
開閉可能なフロントカバー46が設けられ、また、装置
本体下部42の右側面には、MPF(マルチペーパーフ
ィーダー)の装着部47、及びカバー48が設けられて
いる。但し、図1において上記装着部47にMPFトレ
イは装着されていない。また、装置本体下部42には、
上記フロントカバー46の下方に、装置本体下部42よ
り着脱自在な給紙カセット49が設けられている。この
給紙カセット49は、用紙を補給する際などには、例え
ば取手49aを手前に引くことによって、給紙カセット
49を矢印方向に引き出すことができる。
【0036】上記のカバー48は後述する用紙搬送路確
認用のカバーであり、このカバー48を開放して用紙詰
まり等のメンテナンスを行う。また、フロントカバー4
6も例えばジャム処理やメンテナンス等において開放さ
れる他に、後述する両面印刷用搬送ユニットや上記の給
紙カセット49をセットする際に開放される。
【0037】図2は、上記の外観構成を有するプリンタ
40の内部構成を説明する断面図である。同図に示すよ
うに、プリンタ40は、画像形成部51、両面印刷用搬
送ユニット52、及び給紙部53で構成されている。上
記の画像形成部51は、プロセスユニットとしての4個
の画像形成ユニット54(54−1、54−2、54−
3、54−4)を多段式に並設して構成されている。
【0038】上記4個の画像形成ユニット54のうち用
紙搬送方向上流側の3個の画像形成ユニット54−1、
54−2及び54−3は、それぞれ減法混色の三原色で
あるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の
色トナーによるカラー画像の形成の際用いるものであ
り、画像形成ユニット54−4は、上記カラー画像作成
時に用いると共に、単独で用いることでモノクロ画像を
形成する。
【0039】上記の各画像形成ユニット54は、それぞ
れドラムユニットU1と現像ユニットU2で構成され、
現像器に収納された現像剤(の色)を除きいずれも同じ
構成である。したがって、以下イエロー(Y)用の画像
形成ユニット54−3を例にしてその構成を説明する。
【0040】ドラムユニットU1には、感光体ドラム5
5、帯電器56、クリーナ57が組付けられている。ま
た、現像ユニットU2は、現像器58からなる。現像器
58にはトナーが収容され、その下部側面の開口部には
現像ローラ59が配設されている。更に、現像器58の
内部には、現像ローラ59にトナーを供給する供給ロー
ラ61の他に、特には図示しないが、前述の図21(b)
に示したと同様の撹拌部材が配設されている。
【0041】上記の感光体ドラム55は、その周面が例
えば有機光導電性材料で構成されており、この感光体ド
ラム55の周面近傍には、上記のクリーナ57、帯電器
56に続いて、印字ヘッド62、上記の現像ローラ5
9、そして、転写器63、が順次配置されている。上記
の印字ヘッド62は、フルアレイのLED装置で構成さ
れ、装置本体上部41により支持部材64(64a、6
4b)を介して支持されている。また、転写器63は、
導電性シート部材からなり、装置本体下部42のフレー
ムに支持されている。
【0042】上記の感光体ドラム55は、図の時計回り
方向に回転する。そして先ず帯電器56からの電荷付与
により、感光体ドラム55の周面が一様に帯電する。次
に、印字情報に基づく印字ヘッド62からの光書き込み
により、感光体ドラム55の周面に静電潜像が形成され
る。そして、この静電潜像は、現像ローラ59による現
像によって、現像器58に収納したイエロー(Y)色の
トナーによりトナー像化される。
【0043】このようにして感光体ドラム55の周面に
形成されるトナー像は、感光体ドラム55の回転に伴わ
れて、感光体ドラム55と転写器63とが対向する転写
部に到達する。転写部に達したトナー像は、感光体ドラ
ム55の直下を用紙搬送方向上流側から下流側へ移動す
る用紙上に転写される。
【0044】上記の用紙は、給紙コロ65の一回転によ
って給紙カセット49から搬出され、二ヶ所の給送ロー
ラ対66及び67、並びに二ヶ所のガイド路68及び6
9に案内されて、待機ローラ対71に給送される。ある
いは、開成された装着部47に装着されたMPFトレイ
72上から給紙コロ73によって給送される。待機ロー
ラ対71は、用紙の印字開始位置が紙搬送方向最上流の
画像形成ユニット54−1の感光体ドラム55のトナー
像の先端に一致するタイミングで、用紙を搬送ベルト7
4上に給送する。
【0045】搬送ベルト74は、駆動ローラ75と従動
ローラ76に掛け渡されて、駆動ローラ75により駆動
され、図の反時計回り方向に循環移動する。用紙は、こ
の循環移動する搬送ベルト74の上面に静電的に吸着さ
れて搬送され、画像形成ユニット54−1の転写部でマ
ゼンタ(M)のトナー像を転写され、画像形成ユニット
54−2の転写部でシアン(C)のトナー像を転写さ
れ、画像形成ユニット54−3の転写部でイエロー
(Y)のトナー像を転写され、そして、画像形成ユニッ
ト54−4の転写部でクロ(K)のトナー像を転写され
る。
【0046】このように4色のトナー像を重ねて転写さ
れた用紙は、定着ユニット77に搬入される。定着ユニ
ット77は、熱ローラ77a、押圧ローラ77b、及び
クリーナ77cで構成され、用紙を上述の熱ローラ77
aと押圧ローラ77b間に挟持して搬送しながら、トナ
ー像を溶融し紙面に圧着して定着する。また、クリーナ
77cは熱ローラ77aに残留するトナーを除去する。
【0047】このように、定着ユニット77によってト
ナー像を定着された用紙は、切換板78が図の実線で示
す上位置に回動しているときは、搬出ローラ79によっ
て側部排出口81から画像形成面を上にして機外に排出
され、切換板78が図の破線で示す下位置に回動してい
るときは、搬送ローラ82により上に案内されて排紙ロ
ーラ45によって画像形成面を下にして排紙部44に排
出される。
【0048】また、両面印刷用搬送ユニット52は、装
置本体に対して着脱自在に構成され、本例のプリンタ4
0によって両面印刷を行う際に装着するユニットであ
る。この両面印刷用搬送ユニット52は、内部に複数の
搬送ローラ83a〜83eが配設されている。両面印刷
の場合には、上記切換板78によって一旦上方に用紙が
送られ、例えば用紙の後端が搬送ローラ82に達した
時、用紙の搬送を停止し、更に用紙を逆方向に搬送す
る。この制御によって、用紙は点線で示す位置に設定さ
れた切換板78の左側を下方に搬送され、両面印刷用搬
送ユニット52の用紙搬送路に搬入され、搬送ローラ8
3a〜83eによって用紙が送られて、ガイド路68に
到達し、給送ローラ対67及びガイド路69を介して待
機ローラ対71に到達する。そして、前述と同様トナー
像と一致するタイミングで転写部に送られ、トナー像が
用紙の裏面に転写される。
【0049】尚、本例においては、駆動ローラ75の近
傍に、近赤外線正反射型のトナー濃度測定センサ84が
設けられる。この近赤外線正反射型のトナー濃度測定セ
ンサ84は、ここでは詳述しないが、搬送ベルト74の
周面に形成されたトナー像によるパッチの濃度を測定し
て、印字ヘッド62の出力あるいは搬送ベルト74の位
置を補正する。
【0050】図3は、フロントカバー46を手前に開成
し、装置本体上部41を上に開成した状態を示す図であ
る。同図に示すように、装置本体上部41は、装置本体
下部42に対し略水平を保ったまま開成される。よっ
て、その開成時には、ドラムユニットU1、現像ユニッ
トU2は、略水平方向で抜き差し可能となる。また、同
図に示すように、フロントカバー46の裏面下部には、
インターロックスイッチ係合突起85が設けられてお
り、これと対応する装置本体下部42の位置に、インタ
ーロックスイッチ86が配置されている。これについて
は後述する。
【0051】図4は、上記のドラムユニットU1を交換
する場合の状態を示す図である。同図に示すように、ド
ラムユニットU1を手前に抜き出して、新たなドラムユ
ニットU1を挿入することが容易にできる。また、特に
は図示しないが、現像ユニットU2についても同様であ
る。
【0052】図5は上記のようなハード構成のプリンタ
40におけるシステム構成を示す図である。同図に示す
ように、本例のカラーのプリンタ40には前述のオペレ
ーションパネル43、及びインターフェース(I/F)
コントローラ114、エンジンコントローラ113、E
EPROM92が配設されている。また、プリンタ40
はパーソナルコンピュータ等のホスト機器115に接続
され、ホスト機器115はインターネット116を介し
てサービスセンタ117のサーバに接続されている。
【0053】I/Fコントローラ114は、ホスト機器
115から供給される印刷データをビットマップデータ
に変換し、エンジンコントローラ113を介して前述の
印字ヘッド62に送り、印刷処理を行う。また、EEP
ROM92は後述する判定キーを記憶し、エンジンコン
トローラ113との間でデータの授受を行う。
【0054】尚、この判定キーは現像ユニットU2の機
種情報であり、オペレーションパネル43の操作によっ
てEEPROM92に書き込まれ、また書き換えが可能
である。また、上記インターネット116を介してサー
ビスセンタ117のサーバからも書き換えが可能であ
る。
【0055】図6は、上記プリンタ40の構成を示すブ
ロック図であり、特にエンジンコントローラ113に関
する関連構成を示す。同図に示すように、中央制御装置
であるMPU87と、このMPU87に接続された駆動
部88、ヘッドドライバ部89、入出力部91、及び前
述のEEPROM92を備えている。上記のヘッドドラ
イバ部89には印字ヘッド62が接続されており、入出
力部91には、後述するドラムセンサ、現像器センサ、
及び前述したインターロックスイッチ86が接続されて
いる。
【0056】上記のMPU87、駆動部88、ヘッドド
ライバ部89、及びEEPROM92は、図2で図示を
省略した電装部の回路基板に搭載されている。また、上
記の駆動部88は、MPU87の制御のもとで、後述す
るギア列を駆動するドラム駆動モータや、図2では図示
を省略したベルト駆動モータやクラッチ等を駆動する。
また、ヘッドドライバ部89は、MPU87の制御のも
とで、画像データに応じて印字ヘッド62のLED素子
を選択的に発光駆動する。
【0057】ドラムセンサは、詳しくは後述するが、感
光体ドラムの位相の偏差やドラムユニットU1が適正な
ユニットであるか否かを検出する。また、現像器センサ
は、これも詳しくは後述するが、トナーの残量や現像ユ
ニットU2が適正なユニットであるか否かを検出する。
尚、インターロックスイッチ86については後述する。
【0058】図7は、上記プリンタ40における駆動伝
達系の構成を示す側面図である。上述した感光体ドラム
55、待機ローラ対71、給送ローラ対67、及び給紙
コロ65は、同図に示すギア列からなる駆動系に係合し
て回転駆動される。尚、現像ローラ59は感光体ドラム
55のドラムギアに係合して上記のギア列とは間接に駆
動される。
【0059】図2に示した4個の感光体ドラム55の夫
々端部には、図7に示すように、ドラムギア95(95
a、95b、95c、95d)が感光体ドラム55(図
7には図示を省略)と一体に配設されている。そして、
それらのドラムギア95に、ドラム駆動ギアA1、A
2、A3及びA4が夫々噛合している。また、これらの
ドラム駆動ギアA1、A2、A3及びA4には大径歯車
と小径歯車とが一体に形成された減速ギアB1、B2、
B3及びB4の小径歯車が夫々噛合している。
【0060】上記の減速ギアB1の大径歯車には駆動側
の減速ギアC1の小径歯車が噛合しており、減速ギアB
2及びB3の大径歯車には駆動側の1個の減速ギアC2
の小径歯車が噛合している。そして、これら減速ギアC
1及びC2の大径歯車は、1個のクラッチギア96に噛
合している。クラッチギア96は、減速ギア97、アイ
ドルギア98及び99を介してドラム駆動モータ100
の駆動軸ギアに噛合している。
【0061】上記のドラムギア95a、95b、95c
及び95dは、同一の型によって形成された同一形状の
ギアであり、ドラム駆動ギアA1、A2、A3及びA4
も同一の型によって形成された同一形状のギアである。
また、減速ギアB1、B2、B3及びB4も同一の型に
よって形成された同一形状のギアである。更に、減速ギ
アC1及びC2は同一形状のギアである。したがって、
ドラム駆動モータ100からアイドルギア99、98及
び減速ギア97を介してクラッチギア96に伝達される
駆動力により減速ギアC1及びC2を介して下流側に伝
達される回転特性は同一であり、減速ギアC1から減速
ギアB1、ドラム駆動ギアA1を介して感光体ドラム1
9aに伝達される回転特性と、減速ギアC2から減速ギ
アB2、ドラム駆動ギアA2を介して感光体ドラム19
bに伝達される回転特性、及び同じく減速ギアC2から
減速ギアB3、ドラム駆動ギアA3を介して感光体ドラ
ム19cに伝達される回転特性も夫々同一である。
【0062】また、ドラムギア95dに対応する減速ギ
アB4とドラム駆動モータ100との間には減速ギアC
4が介在しており、その大径歯車がドラム駆動モータ1
00の駆動軸ギアに噛合し、小径歯車が減速ギアB4の
大径歯車に噛合している。この駆動系では、減速ギアC
4から減速ギアB4、ドラム駆動ギアA4を介してドラ
ムギア95dに伝達される回転特性が、上述した減速ギ
アC1又は減速ギアC2からドラムギア95a、95b
又は95cへ伝達される回転特性と同一になるように、
アイドルギア99、98及び97間のギア比が設定され
ている。
【0063】また、上記のアイドルギア98には、特に
は図示しないが、複数の減速ギア、アイドルギア、及び
クラッチを介して前述した給紙カセット49上の給紙コ
ロ65、給送ローラ対67、MPFトレイ72の給紙コ
ロ73が係合して回転駆動されるようになっている。
【0064】また、これも特には図示しないが、ドラム
駆動モータ100とは別にベルト駆動モータが設けられ
ており、このベルト駆動モータにより、不図示の駆動軸
ギア、アイドルギア、及び減速ギアを介して用紙搬送ベ
ルト74を循環駆動する駆動ローラ75のギア、定着器
77の発熱ローラ77aのギアが回転駆動される。ま
た、定着器77より下流側の搬送ローラ82、排紙ロー
ラ45等は定着器77に係合して上記のギア列とは間接
に駆動される。
【0065】この構成において、ドラム駆動モータ10
0により上記のギア列を介して行われる感光体ドラム5
5の回転駆動においては、前述したようにギア列におけ
る同一位置のギアは同一金型を用いて同一形状に形成さ
れており、装置本体40の組立て時において、これらギ
ア列のギア比と各感光体ドラム55の位置関係とから、
画像転写位置における感光体ドラム55の回転特性が一
致するように組み付けられている。
【0066】また、画像形成ユニット54−1〜54−
3の3個の感光体ドラム55の駆動系と、画像形成ユニ
ット54−4の感光体ドラム55の駆動系の2系統に分
かれる駆動系のうち、画像形成ユニット54−1〜54
−3の3個の感光体ドラム55の駆動系は、モノクロ印
刷時においては駆動が休止される。モノクロ印刷中に駆
動される画像形成ユニット54−4の感光体ドラム55
と、その間停止している他の3個の感光体ドラム55と
の間にはモノクロ印刷が終了したとき回転特性の位置ズ
レが発生する。
【0067】したがって、装置本体40の使用再開で電
源が入ったとき、前回までの使用状態がモノクロ印刷で
の使用であったかカラー印刷での使用あったか不明であ
るためモノクロ印刷での使用であったと想定して、その
場合に発生しているはずの上記の位置ズレを、これから
カラー印刷を行う場合に備えて再度同期をとって調整し
ておく必要がある。
【0068】そのために、ドラム駆動ギアA3には所定
の位置にマークが付され、また、ドラム駆動ギアA4に
も所定の位置にマークが付されている。そして、ドラム
駆動ギアA3及びA4の上記マークを検出するための駆
動ギアセンサ101及び102が、装置本体40の不図
示のフレームに固設されている。これら駆動ギアセンサ
101及び102とドラム駆動ギアA3のマーク及びド
ラム駆動ギアA4のマークとの位置関係は、駆動センサ
101がドラム駆動ギアA3のマークを検出したとき画
像形成ユニット54−3の感光体ドラム55が基準位置
に在るように設定され、駆動センサ102がドラム駆動
ギアA4のマークを検出したとき画像形成ユニット54
−4の感光体ドラム55が基準位置に在るように設定さ
れる。
【0069】そして、画像形成ユニット54−3の感光
体ドラム55が基準位置に在るとき画像形成ユニット5
4−2及び54−1の感光体ドラム55も基準位置に在
るように設定される。したがって、ドラム駆動ギアA3
及びA4の同期(回転特性の位相の同期、以下同様)を
とれば4個のドラム駆動ギア95a〜95dの同期は自
ずと取れることになる。
【0070】ところで、ドラムユニットU1は、経時疲
労が所定の域に達すると交換される。このとき新たなド
ラムユットU1の感光体ドラム55の回転特性のむら
(回転位相のズレ)を検出して位置合せを行う必要があ
る。そのために、感光体ドラム55のドラムギア95に
は、その回転位相を検出するためのマークが付与されて
いる。そして、そのマークを検出するために、図7に示
すように、各ドラムギア95に対応して、ドラムギアセ
ンサ103(103a、103b、103c、103
d)が配設されている。
【0071】そして、本例では、ドラムギア95に付さ
れるマークに基づいてドラムギアセンサ103が検出す
るのは、単に感光体ドラム55の回転位相の位置ずれの
みではなく、装置本体40に適正なドラムユニットU1
が装着されたか否かも判断できるようにしている。以下
にこれを説明する。
【0072】図8(a) は、感光体ドラム及びドラムギア
とドラムギアセンサとの関係を模式的に示す斜視図であ
り、同図(b) は、その側面図である。同図(a),(b) に示
すように、感光体ドラム55の一方の側面には、ドラム
ギア95が一体に取付けられている。そして、そのドラ
ムギア95のギア面104にはマーク105が印刷、貼
り付け、又は焼き付け等によって形成されている。
【0073】同図(a) に示すように、感光体ドラム55
つまりドラムギア95が、図の矢印Gで示す反時計回り
方向に回転駆動されると、マーク105も回転する。そ
して、同図(b) に示すように、ドラムギアセンサ103
の検知領域に来ると、ドラムギアセンサ103によって
マーク105が検知される。ドラムギア95のギア面1
04は光反射部材からなり、マーク105は光吸収部材
からなる。ドラムギアセンサ103は、入力側又は出力
側にインバータを有する反射型光センサであり、反射光
が入力する間はオフ、反射光が遮断されると(マークが
検出されると)オンとなるセンサである。
【0074】図9(a) 〜(e) は、上記マークの形状の例
を示す図である。尚、同図において感光体ドラム55は
ドラムギア95の向こう側にあって図では見えない。ま
た、ギア面104の周囲より外側に出ているドラムギア
95の歯は図示を省略し、ギア面104とマーク105
のみを示している。
【0075】先ず、同図(a) に示すマーク105は、ギ
ア面104の2/8を占めている。同様に、同図(b) に
示すマーク105はギア面104の3/8、同図(c) に
示すマーク105はギア面104の4/8、同図(d) に
示すマーク105はギア面104の5/8、そして、同
図(e) に示すマーク105はギア面104の6/8を占
めている。ギア面104の1/8づつ増やすようにして
いいくと、合計7種類のマーク105を作ることができ
る。換言すれば、ギア面104の分割数をnとすれば、
n−1種類のマーク105を作ることができる。
【0076】そして、いずれの場合も、ドラムギア95
の図の矢印Gで示す反時計回り方向への回転で、その回
転方向のマーク先端部105aがドラムギアセンサ10
3によって検出され、ドラムギアセンサ103がオンと
なった時点を回転位相の位置合せ位置とする。
【0077】そして、ドラムギアセンサ103がオンと
なってからオフとなるまでの期間によって感光体ドラム
55の適性を判別するようにする。すなわち同図(a) の
感光体ドラム55はA社向け製、同図(b) の感光体ドラ
ム55はB社向け製、同図(c) の感光体ドラム55はC
社向け製、というようにマーク105の形状を設定し、
この設定に応じたドラムギアセンサ103によるマーク
検出パルスのオン期間の基準値を、それぞれの装置本体
40側の制御装置のEEPROM92に設定しておけ
ば、新たなドラムユニットU1が交換されたときに、そ
のドラムユニットU1が、装置本体40に適正なユニッ
トであるか否かを容易に判別することができる。
【0078】このように、本発明の画像形成装置及びプ
ロセスユニットでは、従来の感光体ドラムの回転位相の
位置合せ用のマークとドラムギアセンサとの組合わせ機
構に工夫を加えて、回転位相の位置合せだけでなく、ド
ラムユニットU1が装置本体に対し適正なユニットであ
るか否かも判別することができる。
【0079】次に、本例に於けるプリンタ40は、上記
のようにドラムユニットU1だけではなく、従来の現像
器のトナー残量の検知を行う撹拌部材とエンコーダとセ
ンサとの組合わせ機構に工夫を加えて、現像器のトナー
残量の検知だけではなく、現像ユニットU2が装置本体
に対し適正なユニットであるか否かを検出することがで
きる。以下にこれを説明する。
【0080】図10(a) は、本例の現像ユニットU2に
おける上記適正ユニットであるか否かの検出に係わる主
要部の構成を取り出して示す図であり、同図(b) は、そ
の検出方法を説明する図表である。同図(a) に示すエン
コーダ106は、図2及び図3に示した現像ユニットU
2の側面(図2及び図3では図の向こう側)外部に突設
され、現像ユニットU2の不図示の撹拌部材の回転軸1
07に固設され該撹拌部材と一体で配置されている。そ
して、現像ユニットU2が装置本体40に装着されたと
き装置本体下部42の上記エンコーダ106のスリット
107を検出する位置に、光透過型の現像器センサ10
8がコの字型をなす検出開口部でエンコーダ106のス
リット配設部周縁を挟む形で配置されている。
【0081】上記撹拌部材の形状及び動作は、ここには
図示しないが、前述の図21(b) に示した撹拌部材26
の形状及び同図で説明した動作と同様である。但し、本
例では、エンコーダ106に形成されているスリット1
07に工夫が凝らされている。すなわち、スリット10
7の形状を機種ごと又はOEM供給先ごとに異ならせて
ある。
【0082】具体的には、スリット107の配設ピッチ
は、いずれも同一であるが、スリット幅が、機種ごと又
は製造会社(OEM供給先)ごとに異なる。したがっ
て、スリット107を検出したときの現像器センサ10
8の出力が「オン」になるように設定すると、スリット
幅が広いほど検出パルスのデューティは大きく、スリッ
ト幅が狭いほど検出パルスのデューティは小さくなる
(以下、スリット107に対する現像器センサ108の
検出パルスのデューティを単に「スリットのデューテ
ィ」という)。尚、デューティは「スリット開口幅(角
度)/開口ピッチ(ONから次のONまでの期間)」で
ある。
【0083】上記スリットのデューティと製造会社との
関係については、スリット107の全てのデューティを
エンコーダ106毎に可変させて識別する方法がある。
例えば図10(b) に示す例では、現像ユニットの種類つ
まりOEM供給先が4社である場合の例を示しており、
現像ユニットU2には「1」、「2」、「3」、「4」
と夫々番号が与えられている。そして、これらの番号
1、2、3及び4の現像ユニットU2に配設されるエン
コーダ106の全てのスリット107は、それぞれ、デ
ューティが30%、40%、50%、及び60%になる
ように設定されている。
【0084】このように、エンコーダ106毎にスリッ
ト107のデューティが異なっていても、上述したよう
に、スリット107の配設ピッチがいずれの機種も同一
であるから、トナー残量の検出は、図21(a),(b) で説
明した方法と同一の方法で行うことができる。
【0085】そして、本例では、そのトナー残量の検出
に先立って、先ず、スリット107のデューティを調
べ、そのデューティの値が、当該装置本体40に対して
適正な現像ユニットU2のエンコーダの値であるかを判
断する。すなわち、装置本体40には、機種毎、ブラン
ド毎、又は仕様毎のスリットのデューティの値がプログ
ラム上またはEEPROM92上に記憶されており、電
源オンのとき又は現像ユニットU2が交換されたときな
どに、トナー残量の検知を行うと共にエンコーダのスリ
ットのデューティを測定して、EEPROM92に記憶
されているデューティの値と照合することにより、現像
ユニットU2の正否を判断する。
【0086】すなわち、もし、機番1の装置本体40
に、例えば機番2の装置本体に装着すべきデューティ4
0%のスリット107を備えたエンコーダ106が取り
付けられている現像ユニットU2が装着されると、不適
切な現像ユニットU2が装着されたと判断してエラー情
報を出力する。本エラー発生後の処理は任意である。
【0087】あるいは、現像ユニットの仕様の違いを検
出して、その検出した仕様に適した動作を実行するよう
にしても良い。例えば、光沢トナー又は非光沢トナー等
のトナーの種類を認識して、その認識したトナーに適し
た印字処理の制御を行うようにしてもよい。
【0088】尚、このようなスリット幅と現像ユニット
との関係は、上記のように単にスリットのデューティで
決めることばかりでなく、他の方法、例えば各スリット
のデューティの違いをデジタル的に、つまり「0」か
「1」かで識別する方法を用いることもできる。例え
ば、標準のスリットのデューティ50%のときの現像器
センサ108の出力値を「0」とし、より狭い幅のスリ
ットのデューティ30%のときの現像器センサ108の
出力値を「1」として、これら「0」と「1」の組み合
わせで現像ユニットの仕様を識別するようにしてもよ
い。
【0089】図11は、そのような同一エンコーダ内の
スリットのデューティの違いによって現像ユニットの仕
様を識別する方法を示す図表である。同図に示す例で
は、先ず、エンコーダのスリットNo.1からスリット
No.24まで全部で24個あるスリットを「1、7、
13、19」、「2、8、14、20」、「3、9、1
5、21」、・・・というように5個置きにグループ化
している。そして、現像ユニットについては、仕様か
ら仕様まで9種類の現像ユニットを対象に示してい
る。勿論、現像ユニットの種類は9種類と限るものでは
なく、上記スリットのデューティの組み合わせて多数の
種類に対応することができる。
【0090】先ず、同図に示す例では、仕様の現像ユ
ニットでは、グループ「1、7、13、19」以下いず
れのグループも、デューティが「0」である。このよう
に、すべてのグループのデューティが「0」となるもの
は仕様の現像ユニットである。
【0091】次に、仕様の現像ユニットでは、グルー
プ「1、7、13、19」のスリットのデューティが
「1」、グループ「2、8、14、20」以下他のグル
ープのスリットのデューティは全て「0」である。ま
た、仕様の現像ユニットでは、グループ「1、7、1
3、19」及びグループ「2、8、14、20」のスリ
ットのデューティが「1」、グループ「3、9、15、
21」以下他のグループのスリットのデューティは
「0」である。
【0092】このように、グループ毎のデューティの値
が順次変わっていくようになっているので、この場合
も、これらの現像ユニットを装着された装置本体側で
は、スリットのデューティを調べて、装着された現像ユ
ニットの仕様を直ちに認識することができる。
【0093】図12は、スリットのデューティの違いに
よって現像ユニットの仕様を識別する更なる他の方法を
示す図である。同図に示すエンコーダ106′には、破
線110で示す同一ピッチで、スリット107−1、1
07−2、107−3、・・・が配置されている。但
し、これらの配設ピッチは、スリットの中心線から中心
線までではなく、エンコーダ106′の矢印Hで示す回
転方向からみて、図10(a) に示した現像器センサ10
8の検知信号のオン立上がり位置、すなわち図12に示
す各スリット107−1、107−2、107−3、・
・・の端部107−1aから107−2aまで、107
−2aから107−3aまで、107−3aまで、から
107−4aまで、・・・とすると、このオンからオン
までの周期はいずれのエンコーダであっても同一であ
る。
【0094】したがってこの場合も図21(a),(b) で説
明したと同様の方法でトナー残量を検知することができ
る。そして、トナー残量の検知ばかりでなく、スリット
の個々のデューティの組合わせで、現像ユニットの仕様
も認識することができる。同図に示す例では、スリット
107−1のデューティは30%、スリット107−2
のデューティは50%、スリット107−3のデューテ
ィは60%、スリット107−4のデューティは20
%、・・・となっている。このように、任意の数のスリ
ット、例えば8個のスリットを上記のようにデューティ
を変えて組合わせ、残りの16個のスリットは同一デュ
ーティに設定しておき、デューティの変化する8個のス
リットによって、現像ユニットの仕様を認識することが
できる。
【0095】上記現像ユニットU2の情報はEEPRO
M92に書き込まれ、工場から出荷される。したがっ
て、例えばプリンタ40がユーザによって使用され、現
像ユニットU2のトナー残量が無くなると、前述の処理
によって検出され、現像ユニットU2の交換が行われ
る。その際、新たにセットされた現像ユニットU2は上
記システムによってチェックされ、EEPROM92に
記憶された機種(以下、判定キーで示す)と一致しない
時、不正な製品であると分かる。したがって、所謂海賊
版の現像ユニットU2等の不正使用を防止できる。
【0096】次に、上記システムにおいて、場合によっ
ては、ある現像ユニットU2を設定されていないプリン
タ40に装着する必要が生じる場合がある。例えば、プ
リンタ40の開発段階で試験的に近似する機能や仕様の
現像ユニットU2を装着して試作する場合や、OEM製
品に対して近似する機能や仕様のユニットを供給する必
要が生じた場合、更にはレンタル品との関係で、ある機
種のプリンタに使用する現像ユニットU2の選択を可能
にする場合などである。
【0097】かかる場合、オペレーションパネル43を
操作してEEPROM92に記憶される判定キー(機種
コード)を変える。図13はこの処理を説明するフロー
チャートである。先ず、書換えキーの入力があるか判断
する(ステップ(以下、STPで示す)1がYES)。
ここで、オペレーションパネル43に設けられたキーが
操作され、書換え指示があると(ST1がYES)、書
き換えモードに移行する。
【0098】次に、当該プリンタ40で使用する現像ユ
ニットU2の判定キー(機種コード)を入力し、EEP
ROM92に新たな判定キーを入力する(STP2)。
次に、不一致キットの使用許可判定の入力が有るか判断
し、使用許可のモード設定、又は不可のモード設定を行
う(STP3、STP4)。
【0099】上記設定処理の後、図14に示すフローチ
ャートに従った処理が行われる。先ず、プリンタ40の
電源が投入されるとEEPROM92内の判定キーを不
図示のRAMに読み出し(ステップ(以下、STで示
す)1)、前回転処理を行う。次に、キット識別キーの
検出を行う(ST2、ST3)。ここで、キット識別キ
ーの検出は、前述の現像器センサ108によって行わ
れ、プリンタ40にセットされている現像ユニットU2
の機種検出を行う。
【0100】例えば、この時図11に示すテーブルが使
用される場合、当該テーブルから現像器センサ108が
検出した識別コードを読み出す。尚、図10(b)や図
12に示すテーブルが使用される場合には対応するデュ
ーティの機種が読み出される。
【0101】次に、EEPROM92から読み出した判
定キーと上記識別コード(検出キー)の一致を判断する
(ST4)。ここで、判定キーと識別コード(検出キ
ー)が一致する場合には問題ないが(ST4がYE
S)、不一致の場合問題となる(ST4がNO)。
【0102】この場合、先ずキーが不一致であっても使
用可能モードであるか判断する(ST5)。この場合、
使用可能モードに設定されていなければ(ST5がN
O)、不正キットが装着されていることをオペレータコ
ールする(ST6)。一方、使用可能モードに設定され
ていれば(ST5がYES)、次に装置本体上部41の
開閉を判断する。すなわち、上記処理が行われている
と、装置本体上部41を開放し、正しい現像ユニットU
2への交換後、装置本体上部41が閉じられたと判断
し、上記処理を確認し(ST7がYES)、再度キーの
一致判断を行う(ST2〜ST7)。尚、この時、上記
オペレータコールがあれば解除する。
【0103】上記処理が行われると、プリンタ40には
正しい現像ユニットU2が装着され、判断(ST4)は
YESとなる。したがって、次に上部機体41の開閉を
判断し(ST7)、この場合上部機体41の開閉は行わ
れないから(ST7がNO)、不正キットオペレーショ
ンコール未発生を判断して、通常のプリント処理に移行
する(ST8)。
【0104】すなわち、上記のように処理することによ
って、EEPROM92に新たに書き換えられた機種名
の現像ユニットU2を装着してプリンタ40を使用する
ことができる。尚、上記例ではオペレーションパネル4
3から新たな機種名の情報を入力したが、例えばホスト
機器115から制御コマンドを送出して新たな機種名の
情報を入力する構成としてもよい。また、インターネッ
ト116を介してサービスセンタ117のサーバから入
力する構成としてもよい。このように構成することによ
り、例えばOEM製品の製造において近い機能や仕様の
現像ユニットU2をセットして販売することができ、製
造効率を向上できる。
【0105】また、レンタル品のプリンタ40と販売品
のプリンタ40が同じオフィスに設置されている場合共
同使用を防止し、またレンタル品の条件が変わった場合
(例えば、レンタル品を買い取ったような場合)、EE
PROM92の情報を書き換え、迅速に対応することが
できる。
【0106】さらに、上記説明は現像ユニットU2につ
いて説明したが、ドラムユニットU1についても同様に
実施することができる。ところで、図1〜図4では図示
していないが、上記のプリンタ40には、駆動系の発熱
を外部に放散するための駆動部ファンと、定着ユニット
77の熱ローラ77aの内部に配置されている不図示の
ヒータによって供給される定着熱の余剰の熱を外部に放
出するための定着部ファンとが、装置本体の後部内側に
配設されている。
【0107】これらの駆動部ファン及び定着部ファン
は、従来は、保守作業等で図3に示したフロントカバー
46を手前に開成し、装置本体上部41を上に持ち上げ
て開成して内部を開放しても、装置本体に電源が入って
いる間は回り続けているか、あるいは、フロントカバー
46又は装置本体上部41のいずれかの開成に連動する
インターロックスイッチによって停止するか、いずれか
に設定されている。
【0108】しかし、必要がないときでも電源が入って
いる間は回り続ける構成は、電力的に無駄が多く省エネ
に逆行する。また、内部が開放されているのに、いつま
でもファンが回っているのでは、たとえ、装置本体の手
の届きにくい後部に配設されているとはいえ、保守作業
時に手に怪我をする虞があって危険である。したがっ
て、インターロックスイッチによって停止する方が好ま
しいといえる。ところが、フロントカバー46又は装置
本体上部41の開放に連動するインターロックスイッチ
によって直ちにファンが停止すると、熱ローラ77aの
余熱が大きいために熱が周囲に籠って冷却が進行せず、
このためヒータの疲労が進行し易く、定着ユニット77
の短命化の要因になる。また、制御装置の回路の温度も
上昇して好ましくない。
【0109】本例のプリンタ40には、上記の不具合を
解消するためにファンの制御に特別の工夫が施されてい
る。しかも、特別に制御機構を加えるのではなく、上述
した現像ユニットU2のエンコーダと現像器センサとの
組合わせをそのまま活用してファンの制御を行ってい
る。以下、これについて説明する。
【0110】図15(a) 〜(e) は、ファン制御の際のエ
ンコーダと現像器センサ間の基本動作を説明する図であ
る。同図(a) に示すように、プリンタ40の装置本体上
部41の内部後方には、駆動部ファン111が配設さ
れ、装置本体下部42の内部後方には、定着部ファン1
12が配設されている。同図(b) は、このプリンタ40
のフロントカバー46(同図(b) では図示を省略してい
る)を開成し、装置本体上部41を上に開成した状態を
示している。
【0111】ここで、図2〜図4に示した4個の現像ユ
ニットU2の後部に取付けられている図10(a) 又は図
12に示したエンコーダ106又は106′に対応する
図10(a) に示した4個の現像器センサ108は、図1
5(b) に示すように、コの字型の検出開口部を上向きに
して、装置本体下部42の内部後方に配設されている。
【0112】図15(a) に示すようにフロントカバー4
6と装置本体上部41が閉成されていて、装置本体が稼
動中のときは、図15(c) に示すようにエンコーダ10
6又は106′のスリット配設周縁部は、現像器センサ
108の検出開口部内にあって、現像器センサ108の
発光部108aから照射される光路はエンコーダ106
又は106′のスリットによって遮断と開放が繰り返さ
れ、現像器センサ108の受光部108bの出力は、
「0」と「1」が繰り返される。
【0113】そして、フロントカバー46が開成され、
装置本体上部41が開成のため引上げられ始めると、エ
ンコーダ106又は106′も図示を省略した現像ユニ
ットU2に伴われて上昇し始め、図15(d) に示すよう
に、現像器センサ108の発光部108aからの照射光
路は、エンコーダ1060又は106′の回転に拘わり
なく、スリットよりも外周部の縁部によって遮断され続
けて、受光部108bの出力は「0」の状態が継続す
る。
【0114】そして、図15(b) に示すように装置本体
上部41が完全に引上げられてその開成が完了すると、
エンコーダ106又は106′は最上位置に停止してそ
の外周縁部が、図15(e) に示すように、現像器センサ
108の発光部108aの照射光路から外れて光路を開
放し、受光部108bの出力は「1」の状態が継続す
る。
【0115】図16(a) は、上記の現像器センサ108
の検知出力と、図3及び図4に示したインターロックス
イッチ86の出力との関係を示すタイムチャートであ
り、同図(b) は、上記のタイミングに基づくファン制御
のタイムチャートである。同図(a) に示すように、フロ
ントカバー46が開成されてインターロックスイッチ8
6がオンからオフに作動する時刻T1までは、装置本体
40が稼動中であって、図15(c) に示したように、エ
ンコーダ106又は106′は現像器センサ108の検
出部開口内で回転しており、これにより、図16(a) に
示すように、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー
(Y)、クロ(K)の4個の現像ユニットU2に対応す
る現像器センサの出力は、所定のタイミングでオン・オ
フを繰り返している。尚、各現像ユニットのエンコーダ
の回転は同期を取る必要がないためスリットの検出パル
スの周期のタイミングはばらばらである。
【0116】そして、インターロックスイッチ86の出
力がオフになってから、装置本体上部41が上昇を開始
して、ある期間上記オン・オフの繰り返しが継続し、や
がてエンコーダ106又は106′のスリットよりも外
周部の縁部が、図15(d) に示したように、現像器セン
サ108の検出光路を遮断することにより、時刻T2か
ら時刻T3まで、各現像器センサ108の検知出力が一
律に「0」に変化する。そして、時刻T3で、装置本体
上部41が図15(b) に示したように完全に上昇し、こ
れにより、同図(e) に示したように、エンコーダ106
又は106′の外周縁部が各現像器センサ108の検出
開口部から脱出し、各現像器センサ108の検知出力が
一律に「1」に変化する。
【0117】本例では、上記のようにインターロックス
イッチ86の出力が時刻T1でオフになってから、時刻
T2で現像器センサの出力パルスが消失してオフ期間が
一定期間継続したのち、時刻T3で再びオンとなる立上
がりエッジが、装置本体上部41の開成信号として認識
される。
【0118】図17は、ファン制御のフローチャートで
ある。このフローチャートに従って図16(b) のタイミ
ングチャートを参照しながら、本例のファン制御を説明
する。先ず、図17において、電源が入れられて装置本
体40が稼動されると(ステップS0)、ファンの回転
が開始される(ステップS1)。続いて、印字処理が実
行される(ステップS2)。
【0119】上記の印字処理において、インターロック
スイッチ86の出力がオフ、すなわち、フロントカバー
46が開成されたか否かの判別が所定の処理周期毎に繰
り返される(ステップS3、判別がN)。そして、時刻
T1でインターロックスイッチ86の出力がオフになる
と(S3がY)、フロントカバー46が開成されたと判
断して、印字処理を中止し(ステップS4)、続いて、
定着ユニット77のヒータ電源をオフとする(ステップ
S5)。
【0120】そして、4個すべての現像器センサ108
の出力が「0」になるまで待機する(ステップS6、判
別がN)。そして、時刻T2で、4個すべての現像器セ
ンサ108の出力が「0」になったことを検出すると
(S6がY)、続いて、今度はそれら4個すべての現像
器センサ108の出力が「1」になるまで待機する(ス
テップS7、判別がN)。これにより、装置本体上部4
1の開成信号を認識する準備が整う。
【0121】そして、時刻T3で、4個すべての現像器
センサ108の出力が「1」になったことを検出すると
(S7がY)、ファンタイマをスタートさせる(ステッ
プS8)。この処理では、MPU87に内蔵のタイマが
ファンタイマとして用いられ、予め設定されている計測
定数nがタイマに設定される。
【0122】続いて、タイマの値nを「1」デクリメン
トし、その「1」デクリメントしたタイマの値が「0」
になったか否かを判別し(ステップS10)、「0」で
ないなら(S10がN)、ステップS9に戻ってステッ
プS9及びS10を繰り返すことにより、所定の計時が
終了するまで待機する。これにより、駆動部ファン11
1又は定着部ファン112は、装置本体上部41が開成
されてから所定の期間、すなわちタイマによる計時が終
了するまで、強制的に運転が継続される。
【0123】そして、時刻T4で(図16(b) 参照)、
タイマがカウントアップしてN=0となったことを判別
すると(S10がY)、次に、定着ユニット77のヒー
タ温度が所定の低温になったか否かを判別する(ステッ
プS11)。この処理では、定着ユニット77の不図示
の温度センサの出力が監視される。そして、ヒータ温度
が所定の低温になるまで待機される(S11がN)。こ
れにより、駆動部ファン111又は定着部ファン112
の強制運転期間が終了した後も、ヒータ温度が所定の低
温になるまで、ファンの運転が継続される。そして、ヒ
ータ温度が所定の低温になると(S11がY)、そこで
初めてファンの運転を停止させ(ステップS12)、フ
ァン制御の処理を終了する(ステップS13)。
【0124】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、プリンタに着脱自在に装着されるドラムユニット
の感光体ドラムの回転位相情報被検知部材であるマーク
から当該プリンタに適合するドラムユニットであるか又
はどのような仕様のドラムユニットであるかを示す個別
情報も読み取ることができるので、従来からの構成を変
更することなくドラムユニットの適正な識別ができて便
利である。
【0125】また、プリンタに着脱自在に装着される現
像ユニットのトナー残量の被検知部材であるエンコーダ
から当該プリンタに適合する現像ユニットであるか又は
どのような仕様の現像ユニットであるかを示す個別情報
も読み取ることができるので、従来からの構成を変更す
ることなく現像ユニットの適正な識別ができて便利であ
る。
【0126】さらに、必要に応じてメモリの内容を書き
換え、他の仕様のドラムユニットや現像ユニットを容易
に使用でき、OEM製品の製造等において有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるカラー画像形成装置(プ
リンタ)の外観を示す斜視図である。
【図2】プリンタの内部構成を説明する断面図である。
【図3】プリンタのフロントカバーを手前に開成し装置
本体上部を上に開成した状態を示す図である。
【図4】プリンタのドラムユニットU1を交換する場合
の状態を示す図である。
【図5】一実施の形態の全体システムを示す図である。
【図6】プリンタのシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図7】プリンタの駆動伝達系の構成を示す側面図であ
る。
【図8】(a) は感光体ドラム及びドラムギアとドラムギ
アセンサとの関係を模式的に示す斜視図、(b) はその側
面図である。
【図9】(a) 〜(e) はドラムギアのマークの形状の例を
示す図である。
【図10】(a) は現像ユニットU2における適正ユニッ
トであるか否かの検出に係わる主要部の構成を取り出し
て示す図、(b) はその検出方法を説明する図表である。
【図11】同一エンコーダ内のスリットのデューティの
違いによって現像ユニットの仕様を識別する方法を示す
図表である。
【図12】スリットのデューティの違いによって現像ユ
ニットの仕様を識別する更なる他の方法を示す図であ
る。
【図13】EEPROMのデータ書き換え処理を説明す
るフローチャートである。
【図14】一実施の形態の処理動作を説明するフローチ
ャートである。
【図15】(a) 〜(e) はファン制御の際のエンコーダと
現像器センサ間の基本動作を説明する図である。
【図16】(a) は現像器センサの検知出力とインターロ
ックスイッチの出力との関係を示すタイムチャート、
(b) はそのタイミングに基づくファン制御のタイムチャ
ートである。
【図17】ファン制御のフローチャートである。
【図18】従来例のプリンタ装置の外観斜視図である。
【図19】従来例のプリンタ装置の内部構成を示す側断
面図である。
【図20】(a) は従来例のプリンタ装置の主要部のみを
取り出して模式的に示す図、(b),(c) は感光体ドラムの
ムラの位相を検出する方法を示す図である。
【図21】(a) は従来の現像器をエンコーダと共に示す
模式的側断面図、(b) は現像器内の撹拌部材とエンコー
ダの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 装置本体上部 3 装置本体下部 4 操作表示部 5 排紙口 6 排紙トレイ 8 用紙カセット 9 MPFトレイ A 回転軸 B 開成方向 11 画像形成ユニット 12 給紙ロール 13 待機ロール対 14 定着器 15 ヒンジ 16 止め部 17 フックレバー 18 排紙ロール対 18a 駆動ロール 18b 従動ロール 21 帯電器 22 感光体ドラム 23 印字ヘッド 24 現像器 25 トナー 26 撹拌部材 26−1 撹拌部 26−2a、26−2b 両端部 26−3a、26−3b 回転軸 27 現像ローラ 28 帯電器 C プロセスユニット C1 ドラムユニット C2 現像ユニット 29 支持軸 31 ギア 32 マーク 33 光学センサ 34 エンコーダ 35 スリット 40 カラープリンタ 41 装置本体上部 42 装置本体下部 43 オペレーションパネル 43a キー操作部 43b 液晶ディスプレイ 44 排紙部 45 排紙ローラ 46 フロントカバー 47 装着部 48 カバー 48a 取手 49 給紙カセット 51 画像形成部 52 両面印刷用搬送ユニット 53 給紙部 54(54−1、54−2、54−3、54−4) 画
像形成ユニット U1 ドラムユニット U2 現像ユニット 55 感光体ドラム 56 帯電器 57 クリーナ 58 現像器 59 現像ローラ 61 供給ローラ 62 印字ヘッド 63 転写器 64(64a、64b) 支持部材 65 給紙コロ 66、67 給送ローラ対 68、69 ガイド路 71 待機ローラ対 72 MPFトレイ 73 給紙コロ 74 搬送ベルト 75 駆動ローラ 76 従動ローラ 77 定着ユニット 77a 熱ローラ 77b 押圧ローラ 77c クリーナ 78 切換板 79 搬出ローラ 81 側部排出口 82 搬送ローラ 83a〜83e 搬送ローラ 84 近赤外線正反射型トナー濃度測定センサ 85 インターロックスイッチ係合突起 86 インターロックスイッチ 87 MPU 88 駆動部 89 ヘッドドライバ部 91 入出力部 92 EEPROM 95(95a、95b、95c、95d) ドラムギア A1、A2、A3、A4 ドラム駆動ギア B1、B2、B3、B4 減速ギア C1、C2、C4 減速ギア 96 クラッチギア 97 減速ギア 98、99 アイドルギア 100 ドラム駆動モータ 101、102 駆動ギアセンサ 103(103a、103b、103c、103d)
ドラムギアセンサ 104 ギア面 105 マーク 106、106′ エンコーダ 107、107−1、107−2、・・・ スリット 107−1a、107−2a、107−3a 検出位置 108 現像器センサ 108a 発光部 108b 受光部 109 回転軸 111 駆動部ファン 112 定着部ファン 113 エンジンコントローラ 114 I/Fコントローラ 115 ホスト機器 116 インターネット 117 サービスセンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都築 伴三 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 保母 淳治 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 2H027 DA22 DA27 DA50 DD02 DE02 EE08 EE10 EF01 EK03 HB00 HB05 HB14 HB15 HB17 2H071 BA04 BA20 BA32 CA05 DA08 DA15 2H077 BA09 DA01 DA15

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される感光体ドラムと、
    現像剤を用いて前記感光体ドラム上に形成される静電潜
    像を現像する現像器の少なくとも1つを備えてなるプロ
    セスユニットを着脱自在に備える画像形成装置におい
    て、 前記プロセスユニットが装着されている時に、前記プロ
    セスユニットに設けられていて前記感光体ドラム若しく
    は前記現像器の被回転駆動部に連動して回転する被検知
    回転部材の個別情報を検知する検知手段と、 自身の装置に適合するプロセスユニット情報を記憶する
    記憶手段と、 前記検知手段により検知された前記個別情報が前記プロ
    セスユニット情報であるか否かを判別する判別手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記被検知回転部材は、前記感光体ドラ
    ムの端面部に設けられて前記感光体ドラムと一体回転す
    る回転部材であることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記回転部材は、前記感光体ドラムの回
    転位相情報を検知するための被検知部材であることを特
    徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記被検知回転部材は、前記現像器の内
    部に収容される現像剤を撹拌する撹拌軸と連動する回転
    部材であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記回転部材は、前記現像器内の現像剤
    量検知を行うための被検知部材であることを特徴とする
    請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記プロセスユニット情報を外部から書
    き換える情報書換手段を備えることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、又は5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記判別手段により前記個別情報が前記
    プロセスユニット情報でないと判断された際に、装着さ
    れているプロセスユニットを使用不能にするモードと使
    用可能にするモードを備えることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5,又は6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段による判別は、前記プロセ
    スユニットの識別コードテーブルを参照して行うことを
    特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 画像形成装置に着脱自在に構成され静電
    潜像が形成される感光体ドラムと現像剤を用いて前記感
    光体ドラム上に形成される静電潜像を現像する現像器の
    少なくとも1つを備えてなるプロセスユニットであっ
    て、 前記感光体ドラムの端面部に設けられ前記感光体ドラム
    と一体回転して前記感光体ドラムの回転位相情報と共に
    前記画像形成装置に適合することを示す個別情報を前記
    画像形成装置に検知させる被検知回転部材を備えたこと
    を特徴とするプロセスユニット。
  10. 【請求項10】 画像形成装置に着脱自在に構成され静
    電潜像が形成される感光体ドラムと現像剤を用いて前記
    感光体ドラム上に形成される静電潜像を現像する現像器
    の少なくとも1つを備えてなるプロセスユニットであっ
    て、 前記現像器の内部に収容される現像剤を撹拌する撹拌軸
    と連動して前記現像器内の現像剤量情報と共に前記画像
    形成装置に適合することを示す個別情報を前記画像形成
    装置に検知させる被検知回転部材を備えたことを特徴と
    するプロセスユニット。
  11. 【請求項11】 装置本体で検知可能な個別情報を有す
    るプロセスユニットを着脱自在に備え、装着され検知さ
    れたプロセスユニットの前記個別情報を自身の装置に適
    合するか否かを判別すべく記憶手段にプロセスユニット
    情報を記憶するように構成した画像形成装置のプロセス
    ユニット適合記憶方法であって、 外部から新たなプロセスユニット情報を前記画像形成装
    置に入力するステップと、 前記新たなプロセスユニット情報を入力すると、予め前
    記画像形成装置の前記記憶手段に記憶されていたプロセ
    スユニット情報を更新する記憶情報更新ステップと、 を少なくとも実行して、プロセスユニットの適合を適宜
    変更可能にしたことを特徴とするプロセスユニットの適
    合記憶方法。
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