JP2002243874A - 建設機械における時刻較正装置 - Google Patents

建設機械における時刻較正装置

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JP2002243874A
JP2002243874A JP2001037095A JP2001037095A JP2002243874A JP 2002243874 A JP2002243874 A JP 2002243874A JP 2001037095 A JP2001037095 A JP 2001037095A JP 2001037095 A JP2001037095 A JP 2001037095A JP 2002243874 A JP2002243874 A JP 2002243874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】計時機能を搭載したコントローラ11、12間
で計時される時刻を同じ基準で、自動的に、正確に較正
することができるようにする。 【解決手段】コントローラ12は、コントローラ11が
通信回線10に対して通信可能に接続されたことを判断
する。そしてコントローラ12では、この判断に応じて
自己のコントローラ12の計時手段によって計時された
時刻を較正時刻信号にして、コントローラ11に対し
て、通信回線10を介して送信する。コントローラ11
は、通信回線10を介して較正時刻信号が入力されたこ
とに応じて、自己のコントローラ10の時刻較正手段に
よって時刻を較正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体内に複数のコ
ントローラを備えた建設機械に関し、特に複数のコント
ローラ間で時刻が同一になるように基準値で較正する建
設機械における時刻校正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設機械の車体内には、モニタパネル、
エンジン、油圧ポンプ、方向流量制御弁などの構成要素
毎に、複数のコントローラが設けられている。たとえば
特公平8−28911号公報には、複数のコントローラ
をシリアル通信回線によって接続してこのシリアル通信
回線上に、フレーム信号を伝送させることによって各コ
ントローラ相互間でデータの送受信を行わせるという発
明が記載されている。
【0003】図1に示すように建設機械の運転室内に
は、冷却水温などの建設機械の状態およびエンジン油圧
低下などの異常を示すエラーコードを表示するモニタパ
ネル110が設けられている。モニタパネル110に
は、モニタ用コントローラ11が内蔵されている。モニ
タ用コントローラ11は、カレンダ機能を備えている。
【0004】すなわちモニタ用コントローラ11はリア
ルタイムクロックIC、発振器が設けられており、この
リアルタイムクロックIC、発振器によって年、月日、
時刻を計時し、エラーコードととともにエラーコードが
生成された年、月日、時刻(以下時刻という)がモニタ
パネル110の表示画面111に表示される。
【0005】モニタパネル110つまりモニタ用コント
ローラ11は建設機械に標準で搭載されている。
【0006】しかしながら建設機械の特性上、標準のコ
ントローラ11とは別にオプションでコントローラが追
加搭載されることがある。
【0007】たとえば建設機械内で収集された情報を外
部のパーソナルコンピュータにダウンロードしたり、外
部に通信手段を介して管理部側に送信して、建設機械の
情報を管理するサービスがオプションで設定されてい
る。
【0008】したがって建設機械のユーザがこのような
サービスをオプションで希望する場合には、情報管理用
のコントローラ12がオプションで建設機械に追加搭載
される。
【0009】情報管理用コントローラ12はモニタ用コ
ントローラ11と同様にカレンダ機能を備えている。
【0010】情報管理用コントローラ12は建設機械の
各部に設けられたセンサ群7で検出されたデータを取り
込み、内部のメモリに格納する。この場合センサ群7で
検出された検出値が異常な値を示している場合には、エ
ラーコードを生成する。そしてエラーコードが生成され
た時刻を、リアルタイムクロックIC、発振器で計時
し、エラーコードに時刻を対応づけた上で、メモリに記
憶する。これにより建設機械で発生したエラーコードの
時系列的な履歴を管理することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらモニタ用
コントローラ11、情報用コントローラ12によって計
時される時刻の精度は、自己のコントローラに設けられ
ているリアルタイムクロックIC、発振器の性能によっ
て決定されてしまう。
【0012】このためリアルタイムクロックIC、発振
器の性能のばらつきによってコントローラ11、12毎
に計時される時刻が互いにずれることがある。
【0013】2つのコントローラ11、12で時刻のず
れが生じると、データの不整合が生じる。
【0014】すなわち実際には同じ時刻に生成された同
一のエラーコードであるにもかかわらず、2つのコント
ローラ11、12間で異なる時刻として計時されるため
に、異なるエラーコードであると誤った判断がされるこ
とがある。同様に実際には異なる時刻で生成された異な
るエラーコードであるにもかかわらず、2つのコントロ
ーラ11、12間で同じ時刻で計時されるために、同じ
エラーコードであると誤った判断がされることがある。
【0015】また建設機械をメンテナンスしたり部品を
交換等する場合には、サービスマンによってモニタパネ
ル110等のコンポーネントが取り外され、同時にコン
トローラ11が取り外される。コントローラ11が取り
外されると同時に、バッテリとの電気的な接続が遮断さ
れるために、時刻計時機能が停止する(時刻のデータは
消失する)。このため再度コントローラ11を装着する
際には、サービスマンによって、時刻を基準値によって
較正する較正作業が必須となる。
【0016】しかしながらこのような手作業による較正
作業は煩わしくサービスマンに負担を課すことになって
いた。また手作業による較正作業であるために、サービ
スマンの熟練度やミスなどによって較正した時刻が基準
値からずれてしまい、較正した時刻が他のコントローラ
12で計時される時刻からずれるおそれがあった。
【0017】このため較正作業をしたにもかかわらず、
エラーコードに与えられる時刻が実際のものとは異なる
という上述した問題が招来することになる。
【0018】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、計時機能を搭載したコントローラ間で計時さ
れる時刻を同じ基準で、自動的に、正確に較正すること
ができるようにすることを解決課題とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段および効果】そこで第1発
明は、建設機械内の複数の車体内コントローラの間を相
互に、通信回線によって通信自在に接続し、前記複数の
車体内コントローラの相互間で前記通信回線を介して信
号を送受信することによって建設機械を制御するととも
に、前記複数の車体内コントローラのうち少なくとも2
つの車体内コントローラそれぞれに、時刻を計時する計
時手段を設けた建設機械における時刻較正装置におい
て、前記少なくとも2つの計時機能搭載コントローラそ
れぞれに、較正時刻を示す較正時刻信号が入力されたこ
とに応じて、自己のコントローラの計時手段で計時され
た時刻を前記較正時刻に較正する時刻較正手段を設け、
前記少なくとも2つの計時機能搭載コントローラのうち
いずれかの計時機能搭載コントローラが、前記通信回線
に対して通信可能に接続されたことを、他の計時機能搭
載コントローラは判断し、この判断に応じて自己のコン
トローラの計時手段によって計時された時刻を較正時刻
信号にして、前記接続された計時機能搭載コントローラ
に対して、前記通信回線を介して送信し、当該計時機能
搭載コントローラは、前記通信回線を介して前記較正時
刻信号が入力されたことに応じて、自己のコントローラ
の時刻較正手段によって時刻を較正することを特徴とす
る。
【0020】第1発明を図1を参照して説明する。第1
発明では、コントローラ12は、コントローラ11が通
信回線10に対して通信可能に接続されたことを判断す
る。そしてコントローラ12では、この判断に応じて自
己のコントローラ12の計時手段によって計時された時
刻を較正時刻信号にして、コントローラ11に対して、
通信回線10を介して送信する。コントローラ11は、
通信回線10を介して較正時刻信号が入力されたことに
応じて、自己のコントローラ11の時刻較正手段によっ
て時刻を較正する。
【0021】以上のように第1発明によれば、計時機能
を搭載したコントローラ11、12間で計時される時刻
を同じ基準で、自動的に、正確に較正することができる
ようになる。
【0022】第2発明は、建設機械内の複数の車体内コ
ントローラの間を相互に、通信回線によって通信自在に
接続し、前記複数の車体内コントローラの相互間で前記
通信回線を介して信号を送受信することによって建設機
械を制御するとともに、前記複数の車体内コントローラ
のうち少なくとも2つの車体内コントローラそれぞれ
に、時刻を計時する計時手段を設けた建設機械における
時刻較正装置において、前記建設機械の外部に、較正時
刻を示す較正時刻信号を、前記建設機械に向けて送信す
る通信端末を設け、前記少なくとも2つの計時機能搭載
コントローラそれぞれに、較正時刻信号が入力されたこ
とに応じて、自己のコントローラの計時手段で計時され
た時刻を前記較正時刻に較正する時刻較正手段を設け、
前記少なくとも2つの計時機能搭載コントローラのうち
いずれかの計時機能搭載コントローラが、前記通信回線
に対して通信可能に接続されたことを他の計時機能搭載
コントローラは判断し、この判断に応じて前記通信端末
から送信された較正時刻信号を入力し、自己のコントロ
ーラの時刻較正手段によって時刻を較正し、この較正さ
れた時刻を較正時刻信号にして、前記接続された計時機
能搭載コントローラに対して、前記通信回線を介して送
信し、当該計時機能搭載コントローラは、前記通信回線
を介して前記較正時刻信号が入力されたことに応じて、
自己のコントローラの時刻較正手段によって時刻を較正
することを特徴とする。
【0023】第2発明を図1を参照して説明する。第2
発明では、コントローラ12は、コントローラ11が通
信回線10に対して通信可能に接続されたことを判断す
る。そしてコントローラ12では、この判断に応じてG
PS衛星17から送信された較正時刻信号が入力され、
自己のコントローラ12の時刻較正手段によって時刻が
較正される。そしてコントローラ12は、この較正され
た時刻を較正時刻信号にして、コントローラ11に対し
て、通信回線10を介して送信する。コントローラ11
は、通信回線10を介して較正時刻信号が入力されたこ
とに応じて、自己のコントローラ11の時刻較正手段に
よって時刻を較正する。
【0024】以上のように第2発明によれば、計時機能
を搭載したコントローラ11、12間で計時される時刻
を同じ基準で、自動的に、正確に較正することができる
ようになる。
【0025】第3発明は、第2発明において、前記建設
機械の外部に設けられる通信端末は、GPS通信衛星で
あることを特徴とする。
【0026】第4発明は、第1発明または第2発明にお
いて、前記少なくとも2つの計時機能搭載コントローラ
の一方の計時機能搭載コントローラは、建設機械に標準
で搭載される車体内コントローラであり、他方の計時機
能搭載コントローラは、建設機械にオプションで搭載さ
れる車体内コントローラであることを特徴とする。
【0027】第5発明は、第1発明または第2発明にお
いて、前記少なくとも2つの計時機能搭載コントローラ
は、自己のコントローラから他のコントローラに対し
て、信号を前記通信回線を介して送信し、信号を受信し
た他のコントローラは、受信した信号に自己のコントロ
ーラを特定する符号を記述して、信号を送信したコント
ローラに対して返信するものであり、当該信号を送信し
たコントローラは、返信された信号に他のコントローラ
を特定する符号が記述されていない場合に、当該他のコ
ントローラが前記通信回線から通信不可能に切り離され
ていると判断し、返信された信号に他のコントローラを
特定する符号が記述されている場合に、当該他のコント
ローラが前記通信回線に通信可能に接続されていると判
断することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明に係る
建設機械における時刻較正装置の実施の形態について説
明する。
【0029】実施形態では作業機2を備えた油圧ショベ
ル、ホイールローダなどを想定する。なお建設機械は車
体内に複数のコントローラを備えるものであればよくダ
ンプトラックなどを含むものとする。実施形態では建設
機械の車体1内に、4つのコントローラつまりモニタ用
コントローラ11、情報管理用コントローラ12、バル
ブ用コントローラ13、ポンプ用コントローラ14、エ
ンジン用コントローラ15が設けられている場合を想定
する。これら各コントローラ11、12、13、14、
15は従来技術と同様に、所定の通信プロトコルにした
がって通信が行われるシリアル通信回線10によって相
互に接続されている。
【0030】建設機械はアーム、バケット等からなる作
業機2を備えている。
【0031】作業機2は油圧シリンダ3に接続されてい
る。油圧シリンダ3の各シリンダ室は油圧配管を介して
方向流量制御バルブ4に接続されている。油圧シリンダ
3の各シリンダ室へ圧油の供給する方向およびシリンダ
室へ供給される圧油の流量は方向流量制御バルブ4が作
動することによって、変化する。
【0032】方向流量制御バルブ4の作動は、バルブ用
コントローラ13によって制御される。
【0033】方向流量制御バルブ4は油圧ポンプ5にポ
ンプ吐出管路を介して接続されている。油圧ポンプ5の
容量は斜板の傾動位置に応じて変化する。油圧ポンプ5
の斜板は、斜板制御部6が作動することによって、変化
する。
【0034】斜板制御部6の作動は、ポンプ用コントロ
ーラ14によって制御される。
【0035】油圧ポンプ5はエンジン16によって駆動
される。
【0036】エンジン16の回転数等は、エンジン用コ
ントローラ15によって制御される。
【0037】ポンプ用コントローラ14によって斜板制
御部6が制御されると、油圧ポンプ5の斜板の傾動位置
が変化し、油圧ポンプ5の容量が変化し、方向流量制御
バルブ4に供給されるポンプ吐出流量が変化する。
【0038】バルブ用コントローラ13によって方向制
御バルブ4が制御されると、油圧シリンダ3の各シリン
ダ室へ圧油が供給される方向および流量が変化し、油圧
シリンダ3の駆動方向および駆動速度が変化する。これ
によって作業機2の作動方向および作動速度が変化す
る。
【0039】建設機械の車体1の各部には、エンジン回
転数、バッテリ電圧、燃料量、エンジン油圧、エンジン
油温、作動油温、冷却水温などを検出する各センサが配
設されており、これら各センサでセンサ群7を構成して
いる。
【0040】モニタ用コントローラ11はモニタパネル
110に内蔵されている。モニタパネル110は建設機
械の運転室に設けられている。
【0041】モニタパネル110の外面には、表示画面
111と各操作スイッチからなる操作スイッチ群112
とが配置されている。
【0042】モニタ用コントローラ11はセンサ群7で
検出されたセンサ検出値を収集するとともに、センサ検
出値が異常値に達している場合にはエラーコードを生成
する。そしてモニタ用コントローラ11は冷却水温など
の建設機械の現在の状態およびエンジン油圧低下などの
建設機械の特定の異常状態を示すエラーコードを、モニ
タパネル110の表示画面111に表示する。
【0043】またモニタパネル110の操作スイッチ群
112を操作することにより、建設機械の走行装置や作
業機2を制御する制御データがモニタ用コントローラ1
1で生成される。制御データはモニタ用コントローラ1
1からシリアル通信回線10に出力される。たとえば操
作スイッチ群112のうちいずれかの設定スイッチを操
作することによって、作業機用操作レバーの操作量と作
業機2の作動量との関係、つまり作業モードを、「重掘
削」、「掘削」、「整正」、「微操作」のいずれかに設
定することができる。
【0044】モニタ用コントローラ11は、カレンダ機
能を備えている。
【0045】すなわちモニタ用コントローラ11はリア
ルタイムクロックIC、発振器が設けられており、この
リアルタイムクロックIC、発振器によって時刻を計時
し、エラーコードととともにエラーコードが生成された
時刻をモニタパネル110の表示画面111に表示す
る。モニタ用コントローラ11は、後述するように較正
時刻信号が入力されるに応じて、時刻を自動的に較正す
る。
【0046】モニタパネル110つまりモニタ用コント
ローラ11は建設機械に標準で搭載されている。
【0047】この標準のコントローラ11とは別にオプ
ションで情報管理用コントローラ12が追加搭載されて
いる。情報管理用コントローラ12は、GPS受信シス
テムとセットでオプションで追加搭載される。
【0048】すなわち建設機械の車体1内には、車体1
外部のGPS衛星17から送信された電波を受信し、受
信した電波に基づいて建設機械の現在位置を検出するG
PS受信機9が設けられている。GPS受信機9はシリ
アル通信回線10に接続されており、現在位置を示す現
在位置データをシリアル通信回線10に出力する。
【0049】情報管理用コントローラ12はモニタ用コ
ントローラ11と同様にカレンダ機能を備えている。
【0050】情報管理用コントローラ12は、センサ群
7で検出されたセンサ検出値を収集し、センサ検出値が
異常値に達している場合にはエラーコードを生成する。
また情報管理用コントローラ12は、GPS受信機9で
検出された現在位置データを取り込む。そして情報管理
用コントローラ12は、これらセンサ検出値、現在位置
データ、エラーコードを内部のメモリに格納する。この
場合エラーコードが生成された時刻を、リアルタイムク
ロックIC、発振器で計時し、エラーコードに時刻を対
応づけた上で、メモリに記憶する。これにより建設機械
で発生したエラーコードの時系列的な履歴を管理するこ
とができる。
【0051】シリアル通信回線10上には所定の通信プ
ロトコルのフレーム信号が伝送される。フレーム信号が
各コントローラ11、12、13、14、15に伝送さ
れると、フレーム信号に記述されたデータに従い各コン
トローラ11、12、13、14、15に接続された制
御対象に駆動信号が出力され、各制御対象が駆動制御さ
れる。
【0052】フレーム信号のデータ構造は、使用される
プロトコルにより異なるが、たとえば要求元のコントロ
ーラのIDを示す要求元データ、要求先のコントローラ
のIDを示す要求先データ、要求内容を示す要求内容デ
ータとからなるデータ構造である。
【0053】このようにフレーム信号がコントローラ1
1、12、13、14、15間で伝送されることで、複
数のコントローラ11、12、13、14、15間でデ
ータの送受信が行われるとともに、フレーム信号に複数
のコントローラ11、12、13、14、15毎に取得
されるデータが記述される。
【0054】たとえばモニタパネル110の操作スイッ
チ群112によって作業モードとして負荷の大きい作業
を示す「重掘削」モードが設定されると、この「重掘
削」モードを示す制御データが、上記フレーム信号に記
述されて、エンジン用コントローラ15にシリアル通信
回線10を介して送信される。
【0055】このためエンジン用コントローラ15で
は、フレーム信号が受信され、記述された「重掘削」モ
ードを示す制御データが読み取られる。そして「重掘
削」モードに対応した目標回転数となるようにエンジン
16が制御される。
【0056】以上モニタ用コントローラ11とエンジン
用コントローラ15間でフレーム信号によってデータの
受け渡しが行われる場合を説明した。他のコントローラ
相互間でも同様にしてフレーム信号によってデータの受
け渡しがなされる。
【0057】さて建設機械をメンテナンスしたり部品を
交換等する場合には、サービスマンによってモニタパネ
ル110等のコンポーネントが取り外され、同時にモニ
タ用コントローラ11が取り外される。モニタ用コント
ローラ11が取り外されると同時に、バッテリとの電気
的な接続が遮断されるために、時刻計時機能が停止する
(時刻のデータは消失する)。このため再度モニタ用コ
ントローラ11を装着する際には、時刻を基準値によっ
て較正する必要がある。
【0058】本実施形態ではこの較正が自動的に行われ
る。つぎに較正処理を第1実施例と第2実施例に分けて
それぞれ説明する。
【0059】・第1実施例 情報管理用コントローラ12は、要求元のコントローラ
のIDを自己のコントローラ12とする要求元データ、
要求先のコントローラのIDをモニタ用コントローラ1
1とする要求先データ、要求内容を、「要求先であるモ
ニタ用コントローラ11のIDを付与して要求元である
情報管理用コントローラ12に返信せよ」とする要求内
容データとからなるデータ構造のフレーム信号をシリア
ル通信回線10に出力する。
【0060】このためモニタ用コントローラ11がシリ
アル通信回線10に接続されている場合には、モニタ用
コントローラ11で、フレーム信号が受信され、記述さ
れた「要求先であるモニタ用コントローラ11のIDを
付与して要求元である情報管理用コントローラ12に返
信せよ」という要求内容データが読み取られる。そして
この要求内容に応答したデータが記述されたフレーム信
号が、情報管理用コントローラ12に返信される。
【0061】情報管理用コントローラ12で、フレーム
信号が受信され、記述された「モニタ用コントローラ1
1のID」が読み取られる。これにより情報管理用コン
トローラ12は、「モニタ用コントローラ11はシリア
ル通信回線10に接続されている」と判断する。
【0062】しかし、情報管理用コントローラ12で、
フレーム信号を受信して、そのフレーム信号中に、「モ
ニタ用コントローラ11のID」が記述されていなかっ
た場合には、「モニタ用コントローラ11はシリアル通
信回線10に接続されていない」と判断する。
【0063】したがって情報管理用コントローラ12
は、「モニタ用コントローラ11がシリアル通信回線1
0に接続されていない」という判断から「モニタ用コン
トローラ11がシリアル通信回線10に接続された」と
いう判断に切り替わることをもって、「モニタ用コント
ローラ11がメンテナンス等のために外され、メンテナ
ンス等が終了し再度装着された」と判別することができ
る。
【0064】一方GPS衛星17から送信されGPS受
信機9で受信される信号中には、時刻を示す信号(時刻
信号)が含まれている。本実施形態ではこのGPS衛星
17から送信される時刻信号を較正時刻信号として使用
している。
【0065】情報管理用コントローラ12で、モニタ用
コントローラ11が再度装着されたことが判別される
と、情報管理用コントローラ12は、GPS受信機9か
ら現在の時刻信号を時刻校正信号として取り込む。そし
てこの取り込まれた時刻校正信号によって、自己のコン
トローラ12で計時された時刻を較正する。
【0066】情報用コントローラ12は、較正された時
刻を示すデータをフレーム信号に記述し、このフレーム
信号を、再度装着されたモニタ用コントローラ11に対
してシリアル通信回線10を介して送信する。
【0067】モニタ用コントローラ11は、フレーム信
号を受信すると、このフレーム信号に記述された較正時
刻を読み取り、この較正時刻を基準にして自己のコント
ローラ11で計時される時刻を較正する。
【0068】以上のようにして本実施形態によれば、計
時機能を搭載したコントローラ11、12で計時される
時刻を同じ基準で自動的に、正確に較正することができ
る。
【0069】なおこの実施例では、GPS衛星17から
送信される時刻信号を基準にして較正された時刻を、情
報管理用コントローラ12からモニタ用コントローラ1
1に送信するようにしているが、情報管理用コントロー
ラ12が備えている自己のリアルタイムクロックIC、
発振器で計時される時刻を、較正時刻にして、モニタ用
コントローラ11に送信してもよい。
【0070】・第2実施例 第2実施例の構成例を図2に示す。
【0071】同図2に示すようにモニタ用コントローラ
11と情報管理用コントローラ12の間は、電気信号線
100によって接続されている。電気信号線100はコ
ネクタ等を介してモニタ用コントローラ11と情報管理
用コントローラ12とを接続する。この電気信号線10
0はモニタ用コントローラ11が建設機械から取り外さ
れた際に電気的に遮断され、モニタ用コントローラ11
が建設機械に再度装着された際に電気的に接続される。
【0072】電気信号線100のモニタ用コントローラ
11側は、接地されており、ローレベルの電位になって
いる。電気信号線100の情報管理用コントローラ12
側は所定の電圧Vccの電源に接続されており、ハイレベ
ルの電位になっている。情報管理用コントローラ12に
は、電気信号線100の電位のレベルを判断するCPU
18が設けられている。
【0073】このためモニタ用コントローラ11が建設
機械から取り外された場合には、電気信号線100が電
気的に遮断されるので、電気信号線100の電位がハイ
レベルになっていることが情報用コントローラ12のC
PU18で判断される。CPU18は、ハイレベルがな
っていることをもって「モニタ用コントローラ11はシ
リアル通信回線10に接続されていない」と判断する。
【0074】これに対してモニタ用コントローラ11が
建設機械から再度装着された場合には、電気信号線10
0が電気的に接続されるので、電気信号線100の電位
がローレベルになっていることが情報用コントローラ1
2のCPU18で判断される。CPU18でローレベル
がなっていることをもって「モニタ用コントローラ11
はシリアル通信回線10に接続された」と判断する。
【0075】したがって情報管理用コントローラ12の
CPU18は、「モニタ用コントローラ11がシリアル
通信回線10に接続されていない」という判断から「モ
ニタ用コントローラ11がシリアル通信回線10に接続
された」という判断に切り替わることをもって、「モニ
タ用コントローラ11がメンテナンス等のために外さ
れ、メンテナンス等が終了し再度装着された」と判別す
ることができる。
【0076】このような判別がされると第1実施例と同
様にしてGPS衛星17から送信される時刻あるいは情
報管理用コントローラ12で計時された時刻を較正時刻
にして、この較正時刻をモニタ用コントローラ12に送
信する処理がなされ、モニタ用コントローラ12で時刻
を較正する処理が行われる。
【0077】なお以上の実施形態では、モニタ用コント
ローラ11が取り外され再度装着される場合を想定し
た。しかし情報管理用コントローラ12が取り外され再
度装着される場合も同様にして本発明を適用することが
できる。
【0078】図2において情報管理用コントローラ12
が取り外され再度装着されたことを判別するには、電気
信号線100と同様な電気信号線100′を更に設け、
この電気信号線100′の接地側を情報管理用コントロ
ーラ12側にし、電気信号線100′の電源側をモニタ
用コントローラ11側にし、CPU18と同様のCPU
18′をモニタ用コントローラ11側に設ければよい。
【0079】また以上の実施形態では、建設機械に既に
装着されているコントローラを取り外し再度(部品交換
をした上で)装着する場合を想定している。しかし本発
明は、建設機械に新たなコントローラを追加搭載する場
合にも適用することができる。この場合、新たなコント
ローラがシリアル通信回線10に接続されたことを他の
コントローラで判別して、この他のコントローラから新
たなコントローラに対して較正時刻信号を送信して、こ
の新たなコントローラで時刻の較正を自動的に行わせれ
ばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】図2はコントローラ間の接続態様を示す図であ
る。
【符号の説明】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械内の複数の車体内コントロ
    ーラの間を相互に、通信回線によって通信自在に接続
    し、前記複数の車体内コントローラの相互間で前記通信
    回線を介して信号を送受信することによって建設機械を
    制御するとともに、前記複数の車体内コントローラのう
    ち少なくとも2つの車体内コントローラそれぞれに、時
    刻を計時する計時手段を設けた建設機械における時刻較
    正装置において、 前記少なくとも2つの計時機能搭載コントローラそれぞ
    れに、較正時刻を示す較正時刻信号が入力されたことに
    応じて、自己のコントローラの計時手段で計時された時
    刻を前記較正時刻に較正する時刻較正手段を設け、 前記少なくとも2つの計時機能搭載コントローラのうち
    いずれかの計時機能搭載コントローラが、前記通信回線
    に対して通信可能に接続されたことを、他の計時機能搭
    載コントローラは判断し、この判断に応じて自己のコン
    トローラの計時手段によって計時された時刻を較正時刻
    信号にして、前記接続された計時機能搭載コントローラ
    に対して、前記通信回線を介して送信し、 当該計時機能搭載コントローラは、前記通信回線を介し
    て前記較正時刻信号が入力されたことに応じて、自己の
    コントローラの時刻較正手段によって時刻を較正するこ
    とを特徴とする建設機械における時刻較正装置。
  2. 【請求項2】 建設機械内の複数の車体内コントロ
    ーラの間を相互に、通信回線によって通信自在に接続
    し、前記複数の車体内コントローラの相互間で前記通信
    回線を介して信号を送受信することによって建設機械を
    制御するとともに、前記複数の車体内コントローラのう
    ち少なくとも2つの車体内コントローラそれぞれに、時
    刻を計時する計時手段を設けた建設機械における時刻較
    正装置において、 前記建設機械の外部に、較正時刻を示す較正時刻信号
    を、前記建設機械に向けて送信する通信端末を設け、 前記少なくとも2つの計時機能搭載コントローラそれぞ
    れに、較正時刻信号が入力されたことに応じて、自己の
    コントローラの計時手段で計時された時刻を前記較正時
    刻に較正する時刻較正手段を設け、 前記少なくとも2つの計時機能搭載コントローラのうち
    いずれかの計時機能搭載コントローラが、前記通信回線
    に対して通信可能に接続されたことを他の計時機能搭載
    コントローラは判断し、この判断に応じて前記通信端末
    から送信された較正時刻信号を入力し、自己のコントロ
    ーラの時刻較正手段によって時刻を較正し、 この較正された時刻を較正時刻信号にして、前記接続さ
    れた計時機能搭載コントローラに対して、前記通信回線
    を介して送信し、 当該計時機能搭載コントローラは、前記通信回線を介し
    て前記較正時刻信号が入力されたことに応じて、自己の
    コントローラの時刻較正手段によって時刻を較正するこ
    とを特徴とする建設機械における時刻較正装置。
  3. 【請求項3】 前記建設機械の外部に設けられる通
    信端末は、GPS通信衛星であることを特徴とする請求
    項2記載の建設機械における時刻較正装置。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも2つの計時機能搭載
    コントローラの一方の計時機能搭載コントローラは、建
    設機械に標準で搭載される車体内コントローラであり、
    他方の計時機能搭載コントローラは、建設機械にオプシ
    ョンで搭載される車体内コントローラであることを特徴
    とする請求項1または2記載の建設機械における時刻較
    正装置。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも2つの計時機能搭載
    コントローラは、自己のコントローラから他のコントロ
    ーラに対して、信号を前記通信回線を介して送信し、信
    号を受信した他のコントローラは、受信した信号に自己
    のコントローラを特定する符号を記述して、信号を送信
    したコントローラに対して返信するものであり、 当該信号を送信したコントローラは、 返信された信号に他のコントローラを特定する符号が記
    述されていない場合に、当該他のコントローラが前記通
    信回線から通信不可能に切り離されていると判断し、 返信された信号に他のコントローラを特定する符号が記
    述されている場合に、当該他のコントローラが前記通信
    回線に通信可能に接続されていると判断することを特徴
    とする請求項1または2記載の建設機械における時刻較
    正装置。
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