JP2002243588A - 波長分散分布測定器、及びその測定方法 - Google Patents
波長分散分布測定器、及びその測定方法Info
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- JP2002243588A JP2002243588A JP2001043783A JP2001043783A JP2002243588A JP 2002243588 A JP2002243588 A JP 2002243588A JP 2001043783 A JP2001043783 A JP 2001043783A JP 2001043783 A JP2001043783 A JP 2001043783A JP 2002243588 A JP2002243588 A JP 2002243588A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、測定距離分解能の高い波長
分散分布測定器、及びその測定方法を提供することであ
る。 【解決手段】 OTDR9は、被測定ファイバ11から
光BPF8を介して入力されたFWM光を、サンプリン
グ周期tでサンプリングし(測定T1)、被測定ファイ
バ11において発生するFWM光の光強度分布を測定す
る。この測定が終了すると、OTDR9は、サンプリン
グの開始タイミングを上記サンプリング周期の2分の1
だけ遅らせて、上記FWM光の光強度分布測定を開始す
る(測定T 2)。これらのOTDR測定を合成すると
(測定T1+T2)、元のサンプリング周期の半分(t/
2)でサンプリングを行った測定と同等の測定データを
得る。
分散分布測定器、及びその測定方法を提供することであ
る。 【解決手段】 OTDR9は、被測定ファイバ11から
光BPF8を介して入力されたFWM光を、サンプリン
グ周期tでサンプリングし(測定T1)、被測定ファイ
バ11において発生するFWM光の光強度分布を測定す
る。この測定が終了すると、OTDR9は、サンプリン
グの開始タイミングを上記サンプリング周期の2分の1
だけ遅らせて、上記FWM光の光強度分布測定を開始す
る(測定T 2)。これらのOTDR測定を合成すると
(測定T1+T2)、元のサンプリング周期の半分(t/
2)でサンプリングを行った測定と同等の測定データを
得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの波長
分散分布を測定する波長分散分布測定器、及びその測定
方法に関する。
分散分布を測定する波長分散分布測定器、及びその測定
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、情報通信の高速化への要望から、
光ファイバを用いた光通信システムが構築されつつあ
る。この光通信システムにおける伝送信号の高速化や伝
送距離の長距離化を妨げる要因の一つに波長分散があ
る。波長分散とは、媒質中を伝播する光の速度が波長に
より異なる現象で、光通信システムの構築においては、
この波長分散特性を詳細に把握することが必要不可欠で
ある。
光ファイバを用いた光通信システムが構築されつつあ
る。この光通信システムにおける伝送信号の高速化や伝
送距離の長距離化を妨げる要因の一つに波長分散があ
る。波長分散とは、媒質中を伝播する光の速度が波長に
より異なる現象で、光通信システムの構築においては、
この波長分散特性を詳細に把握することが必要不可欠で
ある。
【0003】波長分散を測定する波長分散測定器は、例
えば、特開平10−83006号に示すように、異なる
2波長の光を被測定ファイバに入力し、その波長の異な
る光による後方散乱光の相互作用によって発生する四光
波混合光から特定波長成分を光バンドパスフィルタによ
り切り出し、OTDR(Optical Time Domain Reflecto
metry)によって得られる測定結果から、被測定光ファ
イバ長手方向の分散分布を算出している。
えば、特開平10−83006号に示すように、異なる
2波長の光を被測定ファイバに入力し、その波長の異な
る光による後方散乱光の相互作用によって発生する四光
波混合光から特定波長成分を光バンドパスフィルタによ
り切り出し、OTDR(Optical Time Domain Reflecto
metry)によって得られる測定結果から、被測定光ファ
イバ長手方向の分散分布を算出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の波長分散測定器においては、光ファイバの波
長分散分布を求めるために、OTDRによって測定され
たOTDR測定データに対して、数値的にフーリエ変換
処理を施す際、周波数波形が負の領域を削除してしまう
ため、変換前に比べて変換後の有効データ点数が半分に
なり、距離分解能が劣化してしまうという問題があっ
た。
うな従来の波長分散測定器においては、光ファイバの波
長分散分布を求めるために、OTDRによって測定され
たOTDR測定データに対して、数値的にフーリエ変換
処理を施す際、周波数波形が負の領域を削除してしまう
ため、変換前に比べて変換後の有効データ点数が半分に
なり、距離分解能が劣化してしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明の課題は、測定距離分解能の高い波
長分散分布測定器、及びその測定方法を提供することで
ある。
長分散分布測定器、及びその測定方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被測定光デバイスから出力される光をサンプリングする
タイミングを制御するタイミング制御手段(例えば、図
1のOTDR9)と、前記タイミング制御手段により制
御されたタイミングでサンプリングされた光の伝播距離
に対する光強度を測定する光強度測定手段(例えば、図
1のOTDR9)と、前記光強度測定手段により測定さ
れた光強度測定データに基づいて、前記被測定光デバイ
スの波長分散分布値を算出する波長分散分布算出手段
(例えば、図1のPC10)と、を備えることを特徴と
している。
被測定光デバイスから出力される光をサンプリングする
タイミングを制御するタイミング制御手段(例えば、図
1のOTDR9)と、前記タイミング制御手段により制
御されたタイミングでサンプリングされた光の伝播距離
に対する光強度を測定する光強度測定手段(例えば、図
1のOTDR9)と、前記光強度測定手段により測定さ
れた光強度測定データに基づいて、前記被測定光デバイ
スの波長分散分布値を算出する波長分散分布算出手段
(例えば、図1のPC10)と、を備えることを特徴と
している。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、タイミ
ング制御手段が被測定光デバイスから出力される光をサ
ンプリングするタイミングを制御し、光強度測定手段
が、前記タイミング制御手段により制御されたタイミン
グでサンプリングされた光の伝播距離に対する光強度を
測定し、波長分散分布算出手段が、前記光強度測定手段
により測定された光強度測定データに基づいて、前記被
測定光デバイスの波長分散分布値を算出する。
ング制御手段が被測定光デバイスから出力される光をサ
ンプリングするタイミングを制御し、光強度測定手段
が、前記タイミング制御手段により制御されたタイミン
グでサンプリングされた光の伝播距離に対する光強度を
測定し、波長分散分布算出手段が、前記光強度測定手段
により測定された光強度測定データに基づいて、前記被
測定光デバイスの波長分散分布値を算出する。
【0008】請求項6記載の発明は、被測定光デバイス
から出力される光をサンプリングするタイミングを制御
するタイミング制御工程と、前記タイミング制御工程に
より制御されたタイミングでサンプリングされた光の伝
播距離に対する光強度を測定する光強度測定工程と、前
記光強度測定工程により測定された光強度測定データに
基づいて、前記被測定光デバイスの波長分散分布値を算
出する波長分散分布算出工程と、を含むことを特徴とし
ている。
から出力される光をサンプリングするタイミングを制御
するタイミング制御工程と、前記タイミング制御工程に
より制御されたタイミングでサンプリングされた光の伝
播距離に対する光強度を測定する光強度測定工程と、前
記光強度測定工程により測定された光強度測定データに
基づいて、前記被測定光デバイスの波長分散分布値を算
出する波長分散分布算出工程と、を含むことを特徴とし
ている。
【0009】この請求項6記載の発明によれば、被測定
光デバイスから出力される光をサンプリングするタイミ
ングを制御するタイミング制御工程と、前記タイミング
制御工程により制御されたタイミングでサンプリングさ
れた光の伝播距離に対する光強度を測定する光強度測定
工程と、前記光強度測定工程により測定された光強度測
定データに基づいて、前記被測定光デバイスの波長分散
分布値を算出する波長分散分布算出工程と、を含む。
光デバイスから出力される光をサンプリングするタイミ
ングを制御するタイミング制御工程と、前記タイミング
制御工程により制御されたタイミングでサンプリングさ
れた光の伝播距離に対する光強度を測定する光強度測定
工程と、前記光強度測定工程により測定された光強度測
定データに基づいて、前記被測定光デバイスの波長分散
分布値を算出する波長分散分布算出工程と、を含む。
【0010】したがって、被測定光デバイスから出力さ
れる光のサンプリングタイミングを制御できることで、
波長分散分布測定の距離分解能を制御できる。
れる光のサンプリングタイミングを制御できることで、
波長分散分布測定の距離分解能を制御できる。
【0011】また、この場合、請求項2に記載する発明
のように、請求項1記載の波長分散分布測定器におい
て、前記タイミング制御手段は、サンプリングを開始す
るタイミングを任意に調整することが有効である。
のように、請求項1記載の波長分散分布測定器におい
て、前記タイミング制御手段は、サンプリングを開始す
るタイミングを任意に調整することが有効である。
【0012】この請求項2記載の発明によれば、前記タ
イミング制御手段は、サンプリングを開始するタイミン
グを任意に調整する。
イミング制御手段は、サンプリングを開始するタイミン
グを任意に調整する。
【0013】また、この場合、請求項7に記載する発明
のように、請求項6記載の波長分散分布測定方法におい
て、前記タイミング制御工程は、サンプリングを開始す
るタイミングを任意に調整することが有効である。
のように、請求項6記載の波長分散分布測定方法におい
て、前記タイミング制御工程は、サンプリングを開始す
るタイミングを任意に調整することが有効である。
【0014】この請求項7記載の発明によれば、前記タ
イミング制御工程では、サンプリングを開始するタイミ
ングを任意に調整する。
イミング制御工程では、サンプリングを開始するタイミ
ングを任意に調整する。
【0015】したがって、被測定光デバイスから出力さ
れる光のサンプリングを開始するタイミングを任意に調
整した測定を行うことで、波長分散分布測定における距
離分解能を向上させることができる。
れる光のサンプリングを開始するタイミングを任意に調
整した測定を行うことで、波長分散分布測定における距
離分解能を向上させることができる。
【0016】請求項3記載の発明は、被測定光デバイス
から出力される光の伝播距離に対する光強度を測定する
光強度測定手段(例えば、図1のOTDR9)と、前記
光強度測定手段によって測定された複数の光強度測定デ
ータに基づいて、当該データ間を補間する測定データ補
間手段(例えば、図1のPC10)と、前記測定データ
補間手段により補間された測定データに基づいて、前記
被測定光デバイスの波長分散分布値を算出する波長分散
分布算出手段(例えば、図1のPC10)と、を備える
ことを特徴としている。
から出力される光の伝播距離に対する光強度を測定する
光強度測定手段(例えば、図1のOTDR9)と、前記
光強度測定手段によって測定された複数の光強度測定デ
ータに基づいて、当該データ間を補間する測定データ補
間手段(例えば、図1のPC10)と、前記測定データ
補間手段により補間された測定データに基づいて、前記
被測定光デバイスの波長分散分布値を算出する波長分散
分布算出手段(例えば、図1のPC10)と、を備える
ことを特徴としている。
【0017】この請求項3記載の発明によれば、光強度
測定手段が、被測定光デバイスから出力される光の伝播
距離に対する光強度を測定し、測定データ補間手段が、
前記光強度測定手段によって測定された複数の光強度測
定データに基づいて、当該データ間を補間し、波長分散
分布算出手段が、前記測定データ補間手段により補間さ
れた測定データに基づいて、前記被測定光デバイスの波
長分散分布値を算出する。
測定手段が、被測定光デバイスから出力される光の伝播
距離に対する光強度を測定し、測定データ補間手段が、
前記光強度測定手段によって測定された複数の光強度測
定データに基づいて、当該データ間を補間し、波長分散
分布算出手段が、前記測定データ補間手段により補間さ
れた測定データに基づいて、前記被測定光デバイスの波
長分散分布値を算出する。
【0018】請求項8記載の発明は、被測定光デバイス
から出力される光の伝播距離に対する光強度を測定する
光強度測定工程と、前記光強度測定工程によって測定さ
れた複数の光強度測定データに基づいて、当該データ間
を補間する測定データ補間工程と、前記測定データ補間
工程により補間された測定データに基づいて、前記被測
定光デバイスの波長分散分布値を算出する波長分散分布
算出工程と、を含むことを特徴としている。
から出力される光の伝播距離に対する光強度を測定する
光強度測定工程と、前記光強度測定工程によって測定さ
れた複数の光強度測定データに基づいて、当該データ間
を補間する測定データ補間工程と、前記測定データ補間
工程により補間された測定データに基づいて、前記被測
定光デバイスの波長分散分布値を算出する波長分散分布
算出工程と、を含むことを特徴としている。
【0019】この請求項8記載の発明によれば、被測定
光デバイスから出力される光の伝播距離に対する光強度
を測定する光強度測定工程と、前記光強度測定工程によ
って測定された複数の光強度測定データに基づいて、当
該データ間を補間する測定データ補間工程と、前記測定
データ補間工程により補間された測定データに基づい
て、前記被測定光デバイスの波長分散分布値を算出する
波長分散分布算出工程と、を含む。
光デバイスから出力される光の伝播距離に対する光強度
を測定する光強度測定工程と、前記光強度測定工程によ
って測定された複数の光強度測定データに基づいて、当
該データ間を補間する測定データ補間工程と、前記測定
データ補間工程により補間された測定データに基づい
て、前記被測定光デバイスの波長分散分布値を算出する
波長分散分布算出工程と、を含む。
【0020】したがって、光強度測定による測定データ
間を補間することで、波長分散分布測定における距離分
解能の向上を図ることができる。
間を補間することで、波長分散分布測定における距離分
解能の向上を図ることができる。
【0021】また、この場合、請求項4に記載する発明
のように、請求項3記載の発明の波長分散分布測定器に
おいて、前記光強度測定手段により測定された光強度測
定データを周波数データに変換するデータ変換手段(例
えば、図1のPC10)を更に備え、前記測定データ補
間手段は、前記データ変換手段により変換された周波数
データ間を補間することが有効である。
のように、請求項3記載の発明の波長分散分布測定器に
おいて、前記光強度測定手段により測定された光強度測
定データを周波数データに変換するデータ変換手段(例
えば、図1のPC10)を更に備え、前記測定データ補
間手段は、前記データ変換手段により変換された周波数
データ間を補間することが有効である。
【0022】この請求項4記載の発明によれば、データ
変換手段が、前記光強度測定手段により測定された光強
度測定データを周波数データに変換し、前記測定データ
補間手段は、前記データ変換手段により変換された周波
数データ間を補間する。
変換手段が、前記光強度測定手段により測定された光強
度測定データを周波数データに変換し、前記測定データ
補間手段は、前記データ変換手段により変換された周波
数データ間を補間する。
【0023】また、この場合、請求項9に記載する発明
のように、請求項8記載の発明の波長分散分布測定方法
において、前記光強度測定工程により測定された光強度
測定データを周波数データに変換するデータ変換工程を
更に含み、前記測定データ補間工程では、前記データ変
換工程により変換された周波数データ間を補間すること
が有効である。
のように、請求項8記載の発明の波長分散分布測定方法
において、前記光強度測定工程により測定された光強度
測定データを周波数データに変換するデータ変換工程を
更に含み、前記測定データ補間工程では、前記データ変
換工程により変換された周波数データ間を補間すること
が有効である。
【0024】この請求項9記載の発明によれば、前記光
強度測定工程により測定された光強度測定データを周波
数データに変換するデータ変換工程を更に含み、前記測
定データ補間工程では、前記データ変換工程により変換
された周波数データ間を補間する。
強度測定工程により測定された光強度測定データを周波
数データに変換するデータ変換工程を更に含み、前記測
定データ補間工程では、前記データ変換工程により変換
された周波数データ間を補間する。
【0025】したがって、波長分散分布値算出の際、周
波数データに変換された光強度測定データに補間を行う
ことにより、補間処理の簡易化を図ることができる。
波数データに変換された光強度測定データに補間を行う
ことにより、補間処理の簡易化を図ることができる。
【0026】また、この場合、請求項5に記載する発明
のように、請求項4記載の発明の波長分散分布測定器に
おいて、前記測定データ補間手段は、前記データ変換手
段により変換された周波数データから、隣り合う周波数
データ間の中間値を求め、該中間値を該周波数データ間
に補間することが有効である。
のように、請求項4記載の発明の波長分散分布測定器に
おいて、前記測定データ補間手段は、前記データ変換手
段により変換された周波数データから、隣り合う周波数
データ間の中間値を求め、該中間値を該周波数データ間
に補間することが有効である。
【0027】この請求項5記載の発明によれば、前記測
定データ補間手段は、前記データ変換手段により変換さ
れた周波数データから、隣り合う周波数データ間の中間
値を求め、該中間値を該周波数データ間に補間する。
定データ補間手段は、前記データ変換手段により変換さ
れた周波数データから、隣り合う周波数データ間の中間
値を求め、該中間値を該周波数データ間に補間する。
【0028】また、この場合、請求項10に記載する発
明のように、請求項9記載の発明の波長分散分布測定方
法において、前記測定データ補間工程は、前記データ変
換工程により変換された周波数データから、隣り合う周
波数データ間の中間値を求め、該中間値を該周波数デー
タ間に補間することが有効である。
明のように、請求項9記載の発明の波長分散分布測定方
法において、前記測定データ補間工程は、前記データ変
換工程により変換された周波数データから、隣り合う周
波数データ間の中間値を求め、該中間値を該周波数デー
タ間に補間することが有効である。
【0029】この請求項10記載の発明によれば、前記
測定データ補間工程では、前記データ変換工程により変
換された周波数データから、隣り合う周波数データ間の
中間値を求め、該中間値を該周波数データ間に補間す
る。
測定データ補間工程では、前記データ変換工程により変
換された周波数データから、隣り合う周波数データ間の
中間値を求め、該中間値を該周波数データ間に補間す
る。
【0030】したがって、波長分散分布値算出の際、周
波数データ間の中間値を補間することで、補間処理が容
易になる。
波数データ間の中間値を補間することで、補間処理が容
易になる。
【0031】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、図を参
照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。まず、構
成を説明する。
照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。まず、構
成を説明する。
【0032】図1は、本発明を適用した光ファイバ波長
分散分布測定器100の構成を示すブロック図である。
この図1において、光ファイバ波長分散分布測定器10
0は、DFB−LD1、DFB−LD2、カプラ3、音
響光学素子4、波長計5、EDFA6、方向性結合器
7、光BPF8、OTDR9、PC10により構成さ
れ、この光ファイバ波長分散分布測定器100には、被
測定ファイバ11が接続されている。
分散分布測定器100の構成を示すブロック図である。
この図1において、光ファイバ波長分散分布測定器10
0は、DFB−LD1、DFB−LD2、カプラ3、音
響光学素子4、波長計5、EDFA6、方向性結合器
7、光BPF8、OTDR9、PC10により構成さ
れ、この光ファイバ波長分散分布測定器100には、被
測定ファイバ11が接続されている。
【0033】DFB−LD(Distributed FeedBack-Las
er Diode)1、DFB−LD2は、それぞれ、波長λ
1、λ2(λ1≠λ2)の光を発生する光源である。カ
プラ(Coupler Unit)3は、DFB−LD1及び2から
入力された光を合成し、音響光学素子4は、カプラ3か
ら入力された合成波の波形をパルス状に整形する。波長
計5は、カプラ3における合成波の波長をモニタする。
er Diode)1、DFB−LD2は、それぞれ、波長λ
1、λ2(λ1≠λ2)の光を発生する光源である。カ
プラ(Coupler Unit)3は、DFB−LD1及び2から
入力された光を合成し、音響光学素子4は、カプラ3か
ら入力された合成波の波形をパルス状に整形する。波長
計5は、カプラ3における合成波の波長をモニタする。
【0034】EDFA(Erbium-Doped Fiber Amplifie
r)6は、音響光学素子4から入力されたパルス光を増
幅する。方向性結合器7は、被測定ファイバ11の前段
に設けられており、EDFA6で増幅されたパルス光を
被測定ファイバ11に出力するとともに、被測定ファイ
バ11において発生する四光波混合光を光BPF8に出
力する。
r)6は、音響光学素子4から入力されたパルス光を増
幅する。方向性結合器7は、被測定ファイバ11の前段
に設けられており、EDFA6で増幅されたパルス光を
被測定ファイバ11に出力するとともに、被測定ファイ
バ11において発生する四光波混合光を光BPF8に出
力する。
【0035】四光波混合(FWM:Four-Wave Mixing)
光は、波長の異なる複数の光の光ファイバ中での非線形
性によって生じる。例えば、λ1、λ2の波長を有する
光が光ファイバに入力した場合、本現象によって発生す
るFWM光の波長λ3(ストークス光)、及びλ4(反
ストークス光)は、以下に示す関係を有する。λ2−λ
1=λ1−λ4=λ3−λ2。
光は、波長の異なる複数の光の光ファイバ中での非線形
性によって生じる。例えば、λ1、λ2の波長を有する
光が光ファイバに入力した場合、本現象によって発生す
るFWM光の波長λ3(ストークス光)、及びλ4(反
ストークス光)は、以下に示す関係を有する。λ2−λ
1=λ1−λ4=λ3−λ2。
【0036】光BPF(Band Pass Filter)8は、被測
定ファイバ11から出力されたFWM光から特定波長の
光(ストークス光か反ストークス光かの何れか)のみを
通過させ、OTDR9に出力する。
定ファイバ11から出力されたFWM光から特定波長の
光(ストークス光か反ストークス光かの何れか)のみを
通過させ、OTDR9に出力する。
【0037】OTDR9は、光BPF8から入力される
通過光(ストークス光か反ストークス光かの何れか)
を、ユーザから指定されたタイミングでサンプリングし
(図2参照)、被測定ファイバ11において発生するF
WM光の光強度分布を測定する。OTDR9におけるサ
ンプリングのタイミングは、任意に設定可能である。
通過光(ストークス光か反ストークス光かの何れか)
を、ユーザから指定されたタイミングでサンプリングし
(図2参照)、被測定ファイバ11において発生するF
WM光の光強度分布を測定する。OTDR9におけるサ
ンプリングのタイミングは、任意に設定可能である。
【0038】PC10は、OTDR9から入力されたO
TDR波形データに対してヒルベルト変換処理を施し、
被測定ファイバ11の波長分散分布値を算出する。
TDR波形データに対してヒルベルト変換処理を施し、
被測定ファイバ11の波長分散分布値を算出する。
【0039】被測定ファイバ11は、方向性結合器7を
介してDFB−LD1及び2から2つの異なる波長の光
が供給されると、その2波長による後方散乱光の相互作
用によってFWM光を発生させる。
介してDFB−LD1及び2から2つの異なる波長の光
が供給されると、その2波長による後方散乱光の相互作
用によってFWM光を発生させる。
【0040】次に、本第1の実施の形態の動作を説明す
る。被測定ファイバ11において発生するFWM光をO
TDR9でサンプリングするタイミングの制御につい
て、図2のタイムチャート図に基づいて説明する。
る。被測定ファイバ11において発生するFWM光をO
TDR9でサンプリングするタイミングの制御につい
て、図2のタイムチャート図に基づいて説明する。
【0041】まず、OTDR9は、被測定ファイバ11
から光BPF8を介して入力されたFWM光を、所定の
サンプリング周期tでサンプリングし(図2(a)の測
定T 1)、被測定ファイバ11において発生するFWM
光の光強度分布を測定する。
から光BPF8を介して入力されたFWM光を、所定の
サンプリング周期tでサンプリングし(図2(a)の測
定T 1)、被測定ファイバ11において発生するFWM
光の光強度分布を測定する。
【0042】この測定が終了すると、OTDR9は、図
2(b)に示すように、サンプリングの開始タイミング
を上記サンプリング周期の2分の1だけ遅らせて、上記
FWM光の光強度分布測定を開始する(測定T2)。
2(b)に示すように、サンプリングの開始タイミング
を上記サンプリング周期の2分の1だけ遅らせて、上記
FWM光の光強度分布測定を開始する(測定T2)。
【0043】OTDR9は、図2(a)及び(b)で示
した、開始タイミングがサンプリング周期の2分の1だ
け異なるOTDR測定を合成し(測定T1+T2)、図2
(c)に示したように、元のサンプリング周期の半分
(t/2)でサンプリングを行った測定と同等の測定デ
ータを得る。
した、開始タイミングがサンプリング周期の2分の1だ
け異なるOTDR測定を合成し(測定T1+T2)、図2
(c)に示したように、元のサンプリング周期の半分
(t/2)でサンプリングを行った測定と同等の測定デ
ータを得る。
【0044】以上のように、本第1の実施の形態の光フ
ァイバ波長分散分布測定器100によれば、OTDR9
は、光信号取得タイミングをずらした測定を複数回行っ
て取得データを増やすことで、PC10で波長分散分布
値を算出する際のヒルベルト変換処理前の有効データ数
を増やし、光ファイバ分散分布測定における距離分解能
の向上を図ることができる。
ァイバ波長分散分布測定器100によれば、OTDR9
は、光信号取得タイミングをずらした測定を複数回行っ
て取得データを増やすことで、PC10で波長分散分布
値を算出する際のヒルベルト変換処理前の有効データ数
を増やし、光ファイバ分散分布測定における距離分解能
の向上を図ることができる。
【0045】なお、本第1の実施の形態では、サンプリ
ングの開始タイミングがサンプリング周期の2分の1異
なる測定を2回行うことで、OTDR9での取得データ
数を元の2倍にする例を示したが、サンプリングの開始
タイミングをサンプリング周期のN分の1ずつずらした
測定をN回行うことで、OTDR9での取得データ数を
元のN倍にすることが可能であるのはいうまでもない。
ングの開始タイミングがサンプリング周期の2分の1異
なる測定を2回行うことで、OTDR9での取得データ
数を元の2倍にする例を示したが、サンプリングの開始
タイミングをサンプリング周期のN分の1ずつずらした
測定をN回行うことで、OTDR9での取得データ数を
元のN倍にすることが可能であるのはいうまでもない。
【0046】[第2の実施の形態]以下、本発明の第2の
実施の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明する。
実施の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明する。
【0047】本第2の実施の形態における光ファイバ波
長分散分布測定器100の構成は、第1の実施の形態に
おいて、図1に示した構成と同一であるので、その図示
を省略し、同一機能を有する構成内容は、その機能説明
も省略する。
長分散分布測定器100の構成は、第1の実施の形態に
おいて、図1に示した構成と同一であるので、その図示
を省略し、同一機能を有する構成内容は、その機能説明
も省略する。
【0048】OTDR9は、光BPF8から入力される
通過光(ストークス光か反ストークス光かの何れか)
を、所定のタイミングでサンプリングし、被測定ファイ
バ11において発生するFWM光の光強度分布を測定す
る。
通過光(ストークス光か反ストークス光かの何れか)
を、所定のタイミングでサンプリングし、被測定ファイ
バ11において発生するFWM光の光強度分布を測定す
る。
【0049】OTDR9で測定されるOTDR波形デー
タは、被測定ファイバ11内の各点から散乱してきた光
の強度を距離毎に表したものであり、この距離に応じて
周期的に変動する。この距離は、光強度の周期的変化に
おける位相θ(λ)に対応付けることができる。
タは、被測定ファイバ11内の各点から散乱してきた光
の強度を距離毎に表したものであり、この距離に応じて
周期的に変動する。この距離は、光強度の周期的変化に
おける位相θ(λ)に対応付けることができる。
【0050】PC10は、OTDR9から得られたOT
DR波形データに基づいて波長分散分布算出処理を実行
する。PC10は、この処理過程において削除されるデ
ータ数を補うために、後述するデータ補間処理を行う
(図3参照)。
DR波形データに基づいて波長分散分布算出処理を実行
する。PC10は、この処理過程において削除されるデ
ータ数を補うために、後述するデータ補間処理を行う
(図3参照)。
【0051】次に、本第2の実施の形態の動作を説明す
る。PC10において実行される波長分散分布算出処理
について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
る。PC10において実行される波長分散分布算出処理
について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
【0052】PC10は、まず、OTDR9からOTD
Rデータを取得すると(ステップS1)、このOTDR
データに高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Tra
nsform)を施し(ステップS2)、周波数表示された波
形データを算出する。
Rデータを取得すると(ステップS1)、このOTDR
データに高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Tra
nsform)を施し(ステップS2)、周波数表示された波
形データを算出する。
【0053】次いで、PC10は、その周波数表示され
た波形データのうち、周波数が負のデータを削除する
(ステップS3)。そして、この削除データ数を補うた
めに、残った正の周波数データにおいて、隣り合うデー
タ間の中間値を求め、この中間値を新しいデータとして
該周波数データ間に補間する(ステップS4)。
た波形データのうち、周波数が負のデータを削除する
(ステップS3)。そして、この削除データ数を補うた
めに、残った正の周波数データにおいて、隣り合うデー
タ間の中間値を求め、この中間値を新しいデータとして
該周波数データ間に補間する(ステップS4)。
【0054】次いで、PC10は、補間処理された周波
数が正のデータだけに逆フーリエ変換(逆FFT)を施
し(ステップS5)、元のOTDR波形から位相が90
度シフトした波形データを算出する。そして、PC10
は、この波形データを複素平面上にプロットし、各隣り
合うデータ間の位相差Δθ(λ)を算出する(ステップ
S6)。この算出された位相差Δθ(λ)に基づいて、
波長分散分布値を算出する(ステップS7)。
数が正のデータだけに逆フーリエ変換(逆FFT)を施
し(ステップS5)、元のOTDR波形から位相が90
度シフトした波形データを算出する。そして、PC10
は、この波形データを複素平面上にプロットし、各隣り
合うデータ間の位相差Δθ(λ)を算出する(ステップ
S6)。この算出された位相差Δθ(λ)に基づいて、
波長分散分布値を算出する(ステップS7)。
【0055】以上のように、本第2の実施の形態の光フ
ァイバ波長分散分布測定器100によれば、OTDR波
形データを高速フーリエ変換して、ある周波数領域にか
たまったスペクトル波形になったところで、データ補間
処理を行うことにより、フーリエ変換前の振動波形が複
雑なOTDR波形に直接補間処理を施すよりも、補間作
業が容易になる。
ァイバ波長分散分布測定器100によれば、OTDR波
形データを高速フーリエ変換して、ある周波数領域にか
たまったスペクトル波形になったところで、データ補間
処理を行うことにより、フーリエ変換前の振動波形が複
雑なOTDR波形に直接補間処理を施すよりも、補間作
業が容易になる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明の波長分散分布測定
器、及び請求項6記載の発明の波長分散分布測定方法に
よれば、被測定光デバイスから出力される光のサンプリ
ングタイミングを制御できることで、波長分散分布測定
の距離分解能を制御できる。
器、及び請求項6記載の発明の波長分散分布測定方法に
よれば、被測定光デバイスから出力される光のサンプリ
ングタイミングを制御できることで、波長分散分布測定
の距離分解能を制御できる。
【0057】請求項2記載の発明の波長分散分布測定
器、及び請求項7記載の発明の波長分散分布測定方法に
よれば、被測定光デバイスから出力される光のサンプリ
ングを開始するタイミングを任意に調整した測定を行う
ことで、波長分散分布測定における距離分解能を向上さ
せることができる。
器、及び請求項7記載の発明の波長分散分布測定方法に
よれば、被測定光デバイスから出力される光のサンプリ
ングを開始するタイミングを任意に調整した測定を行う
ことで、波長分散分布測定における距離分解能を向上さ
せることができる。
【0058】請求項3記載の発明の波長分散分布測定
器、及び請求項8記載の発明の波長分散分布測定方法に
よれば、光強度測定による測定データ間を補間すること
で、波長分散分布測定における距離分解能の向上を図る
ことができる。
器、及び請求項8記載の発明の波長分散分布測定方法に
よれば、光強度測定による測定データ間を補間すること
で、波長分散分布測定における距離分解能の向上を図る
ことができる。
【0059】請求項4記載の発明の波長分散分布測定
器、及び請求項9記載の発明の波長分散分布測定方法に
よれば、波長分散分布値算出の際、周波数データに変換
された光強度測定データに補間を行うことにより、補間
処理の簡易化を図ることができる。
器、及び請求項9記載の発明の波長分散分布測定方法に
よれば、波長分散分布値算出の際、周波数データに変換
された光強度測定データに補間を行うことにより、補間
処理の簡易化を図ることができる。
【0060】請求項5記載の発明の波長分散分布測定
器、及び請求項10記載の発明の波長分散分布測定方法
によれば、波長分散分布値算出の際、周波数データ間の
中間値を補間することで、補間処理が容易になる。
器、及び請求項10記載の発明の波長分散分布測定方法
によれば、波長分散分布値算出の際、周波数データ間の
中間値を補間することで、補間処理が容易になる。
【図1】本発明を適用した光ファイバ波長分散分布測定
器100の構成を示すブロック図である。
器100の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した第1の実施の形態において、
被測定ファイバ11で発生するFWM光をOTDR9で
サンプリングするタイミングの制御を説明するためのタ
イムチャート図である。
被測定ファイバ11で発生するFWM光をOTDR9で
サンプリングするタイミングの制御を説明するためのタ
イムチャート図である。
【図3】本発明を適用した第2の実施の形態において、
PC10で実行される波長分散分布算出処理を示すフロ
ーチャートである。
PC10で実行される波長分散分布算出処理を示すフロ
ーチャートである。
1、2 DFB−LD 3 カプラ 4 音響光学素子 5 波長計 6 EDFA 7 方向性結合器 8 光BPF 9 OTDR 10 PC 11 被測定ファイバ 100 光ファイバ波長分散分布測定器
Claims (10)
- 【請求項1】被測定光デバイスから出力される光をサン
プリングするタイミングを制御するタイミング制御手段
と、 前記タイミング制御手段により制御されたタイミングで
サンプリングされた光の伝播距離に対する光強度を測定
する光強度測定手段と、 前記光強度測定手段により測定された光強度測定データ
に基づいて、前記被測定光デバイスの波長分散分布値を
算出する波長分散分布算出手段と、 を備えることを特徴とする波長分散分布測定器。 - 【請求項2】前記タイミング制御手段は、サンプリング
を開始するタイミングを任意に調整することを特徴とす
る請求項1記載の波長分散分布測定器。 - 【請求項3】被測定光デバイスから出力される光の伝播
距離に対する光強度を測定する光強度測定手段と、 前記光強度測定手段によって測定された複数の光強度測
定データに基づいて、当該データ間を補間する測定デー
タ補間手段と、 前記測定データ補間手段により補間された測定データに
基づいて、前記被測定光デバイスの波長分散分布値を算
出する波長分散分布算出手段と、 を備えることを特徴とする波長分散分布測定器。 - 【請求項4】前記光強度測定手段により測定された光強
度測定データを周波数データに変換するデータ変換手段
を更に備え、 前記測定データ補間手段は、前記データ変換手段により
変換された周波数データ間を補間することを特徴とする
請求項3記載の波長分散分布測定器。 - 【請求項5】前記測定データ補間手段は、前記データ変
換手段により変換された周波数データから、隣り合う周
波数データ間の中間値を求め、該中間値を該周波数デー
タ間に補間することを特徴とする請求項4記載の波長分
散分布測定器。 - 【請求項6】被測定光デバイスから出力される光をサン
プリングするタイミングを制御するタイミング制御工程
と、 前記タイミング制御工程により制御されたタイミングで
サンプリングされた光の伝播距離に対する光強度を測定
する光強度測定工程と、 前記光強度測定工程により測定された光強度測定データ
に基づいて、前記被測定光デバイスの波長分散分布値を
算出する波長分散分布算出工程と、 を含むことを特徴とする波長分散分布測定方法。 - 【請求項7】前記タイミング制御工程は、サンプリング
を開始するタイミングを任意に調整することを特徴とす
る請求項6記載の波長分散分布測定方法。 - 【請求項8】被測定光デバイスから出力される光の伝播
距離に対する光強度を測定する光強度測定工程と、 前記光強度測定工程によって測定された複数の光強度測
定データに基づいて、当該データ間を補間する測定デー
タ補間工程と、 前記測定データ補間工程により補間された測定データに
基づいて、前記被測定光デバイスの波長分散分布値を算
出する波長分散分布算出工程と、 を含むことを特徴とする波長分散分布測定方法。 - 【請求項9】前記光強度測定工程により測定された光強
度測定データを周波数データに変換するデータ変換工程
を更に含み、 前記測定データ補間工程は、前記データ変換工程により
変換された周波数データ間を補間することを特徴とする
請求項8記載の波長分散分布測定方法。 - 【請求項10】前記測定データ補間工程は、前記データ
変換工程により変換された周波数データから、隣り合う
周波数データ間の中間値を求め、該中間値を該周波数デ
ータ間に補間することを特徴とする請求項9記載の波長
分散分布測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001043783A JP2002243588A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 波長分散分布測定器、及びその測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001043783A JP2002243588A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 波長分散分布測定器、及びその測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002243588A true JP2002243588A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18905896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001043783A Pending JP2002243588A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 波長分散分布測定器、及びその測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002243588A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015219160A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 日本電信電話株式会社 | 光パルス試験装置 |
JP2017120210A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 鹿島建設株式会社 | 歪分布データ処理装置及び歪分布データ処理方法 |
-
2001
- 2001-02-20 JP JP2001043783A patent/JP2002243588A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015219160A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 日本電信電話株式会社 | 光パルス試験装置 |
JP2017120210A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 鹿島建設株式会社 | 歪分布データ処理装置及び歪分布データ処理方法 |
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