JP2002243501A - エンコーダ出力信号の自動調整装置 - Google Patents

エンコーダ出力信号の自動調整装置

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JP2002243501A
JP2002243501A JP2001039565A JP2001039565A JP2002243501A JP 2002243501 A JP2002243501 A JP 2002243501A JP 2001039565 A JP2001039565 A JP 2001039565A JP 2001039565 A JP2001039565 A JP 2001039565A JP 2002243501 A JP2002243501 A JP 2002243501A
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Yoshiyuki Okada
芳幸 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンコーダの出力信号が一周期に満たない場
合でもその出力信号の振幅とオフセットの高精度な自動
調整を行う。 【解決手段】 エンコーダ500から出力される互いに
位相の異なる複数の各出力信号の動きを検知して半周期
毎に前記各出力信号の最大値または最小値を識別して検
出する補正信号検出手段と、該補正信号検出手段により
前記各出力信号に対して検出された最大値と最小値によ
り前記各出力信号の振幅とオフセットを算出して振幅と
オフセットの各規定値に対する補正量を演算する補正演
算手段と、該補正演算手段の演算出力に基づいて前記各
出力信号の振幅を調整する振幅補正手段である第1演算
部10および第3演算部20と、該補正演算手段の演算
出力に基づいて前記各出力信号のオフセットを調整する
オフセット補正手段である第2演算部12および第4演
算部24とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物の回転角
度や移動距離を測定するためのエンコーダの出力信号を
自動調整する装置に関し、特にエンコーダ出力信号の振
幅とオフセットの自動調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンコーダからの出力信号は、
A相およびB相と呼ばれる位相がおおよそ90度ずれた
2相の正弦波信号であり、エンコーダに接続される電子
回路でこの信号を検出して被測定物の回転角度や移動距
離を測定する。理想的には、A相信号とB相信号は、オ
フセットが零で正弦波信号の振幅が等しいことが望まれ
るが、実際には、エンコーダを構成する各部品のばらつ
きや組み立て上の差異により、オフセットと正弦波信号
の振幅は様々な大きさとなる。
【0003】従来は、組み立てられたエンコーダのA相
信号とB相信号を作業者が測定器により確認し、調整抵
抗等によりオフセットを零、正弦波信号の振幅を規定値
となるように調整を行っていた。しかしながら、この方
法では、作業者の調整工程増加によるコスト上昇を招く
という問題があった。また、エンコーダの温度感度や経
年変化によるオフセット変化と正弦波信号振幅の変化と
により、回転角度または移動距離の測定において誤動作
や大きな誤差が発生するという問題があった。
【0004】これらの問題点を改善する従来例は、例え
ば特開平7−209020号公報に開示されている。図
9は、この従来例に係るエンコーダ読み取り信号の補正
回路を示す概略構成図である。
【0005】図9において、エンコーダ500は、位相
がおおよそ90度異なるA相とB相の正弦波信号を出力
する。これらの信号はセレクタ610および回転検知部
620に入力される。セレクタ610は検出シーケンサ
609により切り替えられ、セレクタ610に入力され
た信号は選択的にA/D変換器611に入力されてA/
D変換される。
【0006】検出シーケンサ609は、A/D変換され
たA相信号とB相信号のそれぞれの値とRAM612に
記憶されている最大値および最小値を比較し、記憶され
ている最大値より大きな値の場合は最大値を、最小値よ
り小さな値の場合は最小値を更新する。また、検出シー
ケンサ609は、エンコーダ500から出力される正弦
波信号の一周期の期間における最大値と最小値をRAM
612に記憶させる。この動作を一周期毎に繰り返し行
う。ただし、図10に示す第2周期のように、エンコー
ダ500への入力が反転し、正弦波信号が一周期に満た
ない場合は、検出した最大値と最小値のデータを無効に
する。図10は、エンコーダ500への入力回転方向が
反転した場合の一例を示すエンコーダ出力波形図であ
り、縦軸は振幅、横軸は時間をそれぞれ示し、実線はA
相信号、点線はB相信号をそれぞれ示す。
【0007】回転検知部620は、エンコーダ500へ
の入力回転方向が一定であるか否かを検知するものであ
り、コンパレータ601,602、方向信号生成部60
3、カウントクロック生成部604、カウンタ605、
フリップフロップ606,607およびカウント値比較
部608により構成され、正弦波信号の一周期を表すカ
ウントクロック信号と反転検出信号を検出シーケンサ6
09に出力する。
【0008】コンパレータ601,602はエンコーダ
500から出力されるA相とB相の正弦波信号を矩形波
に変換する。方向信号生成部603は前記各矩形波信号
に基づき回転方向を表す方向信号を生成する。カウント
クロック生成部604は前記カウントクロックを生成す
る。カウンタ605は方向信号生成部603が出力する
方向信号とカウントクロック生成部604が出力するカ
ウントクロックに基づき、現時点におけるエンコーダ5
00のカウント値を出力する。フリップフロップ606
はカウンタ605が出力する現時点のエンコーダ500
のカウント値とカウントクロック生成部604が出力す
るカウントクロックに基づき、1つ前の時点におけるエ
ンコーダ500のカウント値を出力する。フリップフロ
ップ607はフリップフロップ606が出力する1つ前
の時点におけるエンコーダ500のカウント値とカウン
トクロック生成部604が出力するカウントクロックに
基づき、2つ前の時点におけるエンコーダのカウント値
を出力する。カウント値比較部608はカウンタ605
が出力する現時点におけるエンコーダ500のカウント
値と、フリップフロップ607が出力する2つ前の時点
におけるエンコーダ500のカウント値を比較し、等し
い場合はエンコーダ500への入力回転方向が反転した
として回転検出信号を出力する。
【0009】CPU614は、RAM612に格納され
た一周期毎のA相とB相の最大値と最小値をそれぞれ読
み出し、これよりエンコーダ500からの出力信号であ
るA相とB相の正弦波信号の振幅とオフセット値を算出
する。
【0010】上記従来例により、エンコーダからの出力
信号の振幅とオフセットを自動的に調整することが可能
となり、エンコーダの温度感度や経年変化による出力信
号の振幅とオフセットの変化を抑制することが可能とな
った。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来例では、正弦波信号が一周期に満たない場合は出
力信号の振幅とオフセットの自動調整に必要な最大値と
最小値の検出が行われず、エンコーダへの入力が微小な
変位領域においては最大値と最小値の検出ができず、結
果として正確な振幅とオフセットの自動調整を行うこと
ができないという問題があった。
【0012】また、回転検知部は、コンパレータ、カウ
ンタ、フリップフロップ、カウンタ値比較部等、様々な
電子部品により構成されているため、コストの上昇と電
子回路の大型化を伴うという問題があった。
【0013】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、エンコーダを構成する各部品のばらつきや組み
立て上の差異およびエンコーダの温度感度や経年変化に
よる出力信号の振幅とオフセットの変化を自動調整し、
さらにはエンコーダへの入力が微小な変位領域で、エン
コーダ出力信号が一周期に満たないような場合において
も高精度な出力信号の自動調整を行うエンコーダ出力信
号の自動調整装置を提供することを目的とする。また、
低コストかつ小型のエンコーダ出力信号の自動調整装置
を提供することをさらなる目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のエンコーダ出力信号の自動調整装置は、被
測定物の回転角度または移動距離に応じてエンコーダか
ら出力される互いに位相の異なる複数の各出力信号の動
きを検知して半周期毎に前記各出力信号の最大値または
最小値を識別して検出する補正信号検出手段と、該補正
信号検出手段により前記各出力信号に対して検出された
最大値と最小値により前記各出力信号の振幅とオフセッ
トを算出して振幅とオフセットの各規定値に対する補正
量を演算する補正演算手段と、該補正演算手段の演算出
力に基づいて前記各出力信号の振幅を調整する振幅補正
手段と、該補正演算手段の演算出力に基づいて前記各出
力信号のオフセットを調整するオフセット補正手段とを
有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態で
は、被測定物の回転角度または移動距離を測定するエン
コーダにおいて、回転角度または移動距離に応じて該エ
ンコーダから出力される信号を検出するA/D変換手段
と、前記信号の動きを検知して半周期毎に前記信号の最
大値または最小値を識別して検出する補正信号検出手段
と、該補正信号検出手段より得られた最大値と最小値よ
り前記信号の振幅とオフセットを算出して振幅とオフセ
ットの各規定値に対して補正量を演算する補正演算手段
と、該補正演算手段に基づいて前記信号の振幅を調整す
る振幅補正手段とオフセットを調整するオフセット補正
手段とにより構成される。また、前記補正信号検出手段
は、前記A/D変換手段によりディジタル信号に変換さ
れた信号を微分演算する微分演算手段と、該微分演算手
段により微分演算された信号の振幅と予め設定された振
幅基準値とを比較する比較演算手段とを有する。
【0016】前記振幅基準値として零を中心に正の基準
値と負の基準値とを有し、前記比較演算手段は、前記微
分演算手段により微分演算された信号の振幅と前記正の
基準値および前記負の基準値との比較を行う振幅比較手
段を有する。ここで、該振幅比較手段は、前記微分演算
手段により微分演算された信号が前記正の基準値より大
きい場合は最大値を検出するための最大値検出命令を出
力し、前記微分演算手段により微分演算された信号が前
記負の基準値より小さい場合は最小値を検出するための
最小値検出命令を出力し、前記最大値検出命令および前
記最小値検出命令は重複することなく切り替わり、ヒス
テリシス特性を有するように構成される。
【0017】従来は、エンコーダへの入力回転方向が一
定であるか否かを検知する回転検知部がA相信号とB相
信号の合成により回転を検知するように構成されている
ため、A相とB相の独立性がなく、正弦波信号が一周期
に満たない場合は出力信号の振幅とオフセットの自動調
整に必要な最大値と最小値の検出が行われず、エンコー
ダへの入力が微小な変位領域においては最大値と最小値
の検出ができず、結果として正確な振幅とオフセットの
自動調整を行うことができないという問題があった。上
記構成によれば、被測定物の回転角度または移動距離に
応じてエンコーダから出力される複数の信号の動きを検
知して半周期毎に前記信号の最大値または最小値を識別
して検出するようにしたため、得られた最大値と最小値
より前記信号の振幅とオフセットを算出して前記複数の
信号の振幅とオフセットを調整することが可能となる。
また、前記振幅比較手段にヒステリシス特性を持たせる
ことにより、エンコーダから出力される各出力信号にノ
イズが重畳している場合でも正常に前記信号の動きを検
知して半周期毎に前記信号の最大値と最小値の識別を行
うことが可能となる。
【0018】前記比較演算手段は、前記最大値検出命令
または前記最小値検出命令が出力されてから検出命令が
切り替わるまでの時間を計測し、この計測時間と最小の
時間基準値および最大の時間基準値とを比較する時間比
較手段をさらに有する。ここで、該時間比較手段は、前
記振幅比較手段から出力された検出命令が前記最小時間
基準値より短い場合は検出命令の切り替えを中止し先の
検出命令を持続させ、前記振幅比較手段から出力された
検出命令が前記最大時間基準値より長い場合はその検出
命令を無効とするように構成される。
【0019】前記補正演算手段は、前記補正信号検出手
段により検出された最大値と最小値の差を求めて振幅の
規定値に対する補正量を演算する振幅補正演算手段と、
前記補正信号検出手段により検出された最大値と最小値
の平均値を求めてオフセットの規定値に対する補正量を
演算するオフセット補正演算手段とにより構成される。
【0020】一般に、エンコーダに入力される回転角度
または移動距離の速度は、用途によりその上限が決めら
れている。従って、エンコーダから出力される信号の最
高周波数または最短周期は既知である。前記最小時間基
準値をエンコーダから出力される信号の最短周期より十
分短く設定することにより、エンコーダから出力される
信号に高周波ノイズが重畳している場合でも正常な最大
値と最小値の識別を行うことが可能となる。また、前記
最大時間基準値を十分長く設定することによりエンコー
ダへの入力が零、すなわち静止状態であることを検知す
ることができ、検出命令を無効とすることにより正常な
最大値と最小値の識別を行うことが可能となる。
【0021】本実施形態において、被測定物の回転角度
または移動距離に応じて前記エンコーダから出力される
前記互いに位相の異なる複数の信号は2相の信号であ
り、前記振幅補正手段、前記オフセット補正手段、前記
A/D変換手段、前記微分演算手段、前記比較演算手
段、前記振幅補正演算手段、および前記オフセット補正
演算手段を前記2相の各信号に対してそれぞれ独立に備
える。前記構成により、エンコーダから出力される位相
が異なる、例えばA相とB相と呼ばれる2相の信号にお
いて、A相とB相の動きを独立に検知し、各信号それぞ
れにおいて半周期毎に前記信号の最大値または最小値を
識別して検出し、これらの検出値により前記信号が一周
期に満たない場合においてもエンコーダからの出力信号
の振幅とオフセットの正確な自動調整を行うことが可能
となる。
【0022】従って、本実施形態により、エンコーダを
構成する各部品のばらつきや組み立て上の差異およびエ
ンコーダの温度感度や経年変化による出力信号の振幅と
オフセット変化、さらにはエンコーダへの入力が微小な
変位領域で、エンコーダ出力信号が一周期に満たないよ
うな場合においても高精度なエンコーダ出力信号の自動
調整装置が可能となる。
【0023】また、複数の信号(例えばA相とB相)の
動きを独立に検知し、各信号それぞれにおいて半周期毎
に前記信号の最大値または最小値を識別して検出する補
正信号検出手段は、エンコーダから出力される前記複数
の信号をA/D変換した後、例えばディジタル信号処理
器により、一括してディジタル演算処理されるため、他
の電子回路部品を必要とせず、低コストかつ小型のエン
コーダ出力信号の自動調整装置を提供することが可能と
なる。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を用い
て詳細に説明する。 [第1の実施例]まず、第1の実施例について説明す
る。
【0025】図1は、第1の実施例に係るエンコーダ出
力信号の自動調整装置の概略構成図である。図1におい
て、エンコーダ500は、回転角度または移動距離に応
じて正弦波信号を出力する。一般的には、A相およびB
相と呼ばれる位相がおおよそ90度ずれた2相の正弦波
信号を出力する。
【0026】A相信号は、振幅補正手段である第1演算
器10に入力され、ディジタル信号処理器100からの
信号によりA相信号である正弦波信号の振幅が規定値に
調整される。第1演算器10は、例えばD/A変換器等
により構成される。この場合、エンコーダ出力信号であ
るA相信号は、D/A変換器のリファレンス入力に接続
され、ディジタル信号処理器100からの振幅補正信号
と乗算され、振幅が調整される。
【0027】第1演算器10で振幅を補正された正弦波
信号は、オフセット補正手段である第2演算器12に入
力され、その正弦波信号のオフセットがディジタル信号
処理器100から第2演算器12にD/A変換器14を
介して入力されるオフセット補正信号により規定値に調
整される。第2演算器12は、例えば加算器等により構
成される。
【0028】第2演算器12の出力は、A/D変換器1
6に入力され、ディジタル信号に変換されてディジタル
信号処理器100に入力される。ディジタル信号処理器
100は、CPU(Central Processi
ng Unit)やDSP(Digital Sign
al Processor)、またはASIC(App
lication Specific Integra
ted Circuits)やFPGA(Field
Programmable Gate Array)等
により構成される。
【0029】B相信号も同様に、振幅補正手段である第
3演算器20に入力され、ディジタル信号処理器100
からの信号によりB相信号である正弦波信号の振幅が規
定値に調整される。第3演算器20は、例えばD/A変
換器等により構成される。この場合、エンコーダ出力信
号であるB相信号は、D/A変換器のリファレンス入力
に接続され、ディジタル信号処理器100からの振幅補
正信号と乗算され、振幅が調整される。
【0030】第3演算器20の出力は、オフセット補正
手段である第4演算器22に入力され、ディジタル信号
処理器100からD/A変換器24を介して第4演算器
22に入力されるオフセット補正信号により、第3演算
器20の出力である正弦波信号のオフセットが規定値に
調整される。第4演算器22は、例えば加算器等により
構成される。第4演算器22の出力は、A/D変換器2
6に入力され、ディジタル信号に変換されてディジタル
信号処理器100に入力される。
【0031】次に、本実施例の主要な構成であるディジ
タル信号処理器100について説明する。図2は、図1
のディジタル信号処理器100の概略構成図である。図
2のディジタル信号処理器100は、補正信号検出部1
20と補正演算部170により構成される。ただし、デ
ィジタル信号処理器100の各構成における具体的な処
理は、以下に説明するものに限定されるものではなく、
同様な機能を実現できるものであればどのようなもので
あってもよい。
【0032】図3は、図2の補正信号検出部120の概
略構成図である。図3において、A相信号のディジタル
信号であるA/D変換器16の出力は、微分演算部12
6により微分演算がなされる。A相信号が微分演算部1
26により微分演算がなされる様子を図5(a)および
(b)に示す。
【0033】図5(a)は、エンコーダ500から出力
されるA相信号を表す波形図である。このA相信号は、
オフセットをともなった振幅Va、角周波数ωの正弦波
信号出力であり、微分演算部126の入力信号である。
【0034】図5(b)は、微分演算部126の出力信
号を表す波形図である。この出力信号は、微分演算によ
り直流オフセットが零となり、振幅がVa*ω、角周波
数がωの正弦波信号となる。
【0035】図3において、微分演算部126の出力
は、比較演算部130に入力される。この比較演算部1
30の概略構成図を図4に示す。
【0036】図4において、微分演算部126からの出
力は、比較演算部130の振幅比較部132に入力され
る。振幅基準値134は、零を中心に正の基準値と負の
基準値とを有し、振幅比較部132は、微分演算部12
6の出力信号と前記正の基準値と前記負の基準値との振
幅比較を行う。微分演算部126の出力信号と前記正の
基準値と前記負の基準値との振幅比較の様子を図5
(b)および(c)に示す。図5(c)は、振幅比較部
132の出力信号を表す波形図である。
【0037】振幅比較部132は、微分演算部126の
出力が前記正の基準値より大きい場合は最大値を検出す
るための最大値検出命令を出力し、微分演算部126出
力が前記負の基準値より小さい場合は最小値を検出する
ための最小値検出命令を出力する。
【0038】図5(c)に示すように、最大値検出命令
および最小値検出命令は重複することなく切り替わり、
かつ振幅比較部132はヒステリシス特性を持って振幅
比較することが好ましい。
【0039】振幅比較部132が前記のように構成され
ることにより、図5(a)に示すエンコーダ500から
出力される正弦波信号の動きを検知して半周期毎に正弦
波信号の最大値または最小値を識別して検出することが
可能となる。
【0040】また、振幅比較部132にヒステリシス特
性を持たせることにより、エンコーダ500から出力さ
れる正弦波信号にノイズが重畳している場合でも正常に
正弦波信号の動きを検知して半周期毎に正弦波信号の最
大値と最小値の識別を行うことが可能となる。ここで、
正の基準値と負の基準値の設定は、エンコーダ500が
使用される状況により適切な値に設定されることが好ま
しい。
【0041】図4に示す比較演算部130は、微分演算
部126からの信号について振幅比較部132による振
幅比較の後、さらに時間比較136を行うことが好まし
い。
【0042】時間基準値138は、最小時間基準値と最
大時間基準値を有する。時間比較部136は、振幅比較
部132から出力された最小値検出命令または最大値検
出命令を受信すると、その検出命令が切り替わるまでの
時間を計測する。この計測時間と前記最小時間基準値お
よび前記最大時間基準値とを比較し、振幅比較部132
から出力された検出命令が前記最小時間基準値より短い
場合は検出命令の切り替えを中止し先の検出命令を持続
させ、振幅比較部132から出力される検出命令が前記
最大時間基準値より長い場合はその検出命令を無効とす
るように構成されることが好ましい。
【0043】一般に、エンコーダ500に入力される回
転角度または移動距離の変化分である速度は、用途によ
りその上限が決められている。従って、エンコーダ50
0から出力される正弦波信号の最高周波数または最短周
期は既知である。時間基準値138において、前記最小
時間基準値をエンコーダ500から出力される正弦波信
号の最短周期より十分短く設定することにより、エンコ
ーダ500から出力される正弦波信号に高周波ノイズが
重畳している場合でも正常な最大値と最小値の識別を行
うことが可能となる。また、前記最大時間基準値を十分
長く設定することにより、エンコーダ500への入力が
零すなわち静止状態であることを検知することができ
る。さらに、検出命令を無効とすることにより、正常な
最大値と最小値の識別を行うことが可能となる。
【0044】図1のエンコーダ500への入力が零とな
る場合の一例を図6に示す。図6(a)は、エンコーダ
500から出力されるA相信号を表す波形図である。同
図において、A相信号である正弦波信号の動きが止まっ
ている部分がエンコーダ500への入力が零、すなわち
静止状態である。
【0045】図6(b)は、微分演算部126から出力
される信号を表す波形図である。同図において、A相信
号について微分演算がなされた信号の零となっている部
分がエンコーダ500への入力が零の状態である。
【0046】図6(c)は、時間比較部136の出力信
号を表す波形図である。図4の時間比較部136は、振
幅比較部132から出力された最大値検出命令を受信す
ると、その検出命令が切り替わるまでの時間を計測す
る。そして、時間比較部136は、この計測時間t
count と前記最大時間基準値とを比較し、tcount が前
記最大時間基準値より長い場合はエンコーダへの入力が
零すなわち静止状態であるとして、その検出命令を無効
とすることにより正常な最大値と最小値の識別を行うこ
とが可能となる。この最大時間基準値の設定は、エンコ
ーダ500が使用される状況により異なり、数秒から数
十分程度と考えられる。
【0047】図3に戻り説明を続ける。A相信号のディ
ジタル信号であるA/D変換器16の出力は、最大値検
出部122および最小値検出部124に入力される。ま
た、最大値検出部122は、比較演算部130からの最
大値検出命令を受信し、最小値検出部124は前記比較
演算部130からの最小値検出命令を受信する。最大値
検出部122は、前記最大値検出命令に従い、各最大値
検出命令期間におけるA/D変換器16からの出力の最
大値を検出する。最小値検出部124は、前記最小値検
出命令に従い、各最小値検出命令期間におけるA/D変
換器16からの出力の最小値を検出する。これらの動作
により、回転角度または移動距離に応じてエンコーダ5
00から出力される正弦波信号の動きを検知して半周期
毎に正弦波信号の最大値または最小値を識別して検出す
ることが可能となる。
【0048】B相信号についてもA相と同様な構成によ
り同様な動作が行われるため、図3における微分演算部
146、比較演算部150、最大値検出部142、最大
値検出部144、および図4における振幅比較152、
振幅基準値154、時間比較部156、時間基準値15
8に関する説明は省略する。
【0049】図7は、図2の補正演算部170の概略構
成図である。A相信号における最大値検出部122の出
力および最小値検出部124の出力は、振幅補正演算部
172とオフセット補正演算部174にそれぞれ入力さ
れる。振幅補正演算部172は、入力された最大値と最
小値の差を求めて振幅の規定値に対する補正量を演算
し、第1演算器10に出力する。オフセット補正演算1
74は、入力された最大値と最小値の平均値を求めてオ
フセットの規定値に対する補正量を演算し、D/A変換
器14に出力する。
【0050】B相信号についてもA相と同様な構成によ
り同様な動作が行われるため、図7における振幅補正演
算部176、オフセット演算部178に関する説明は省
略する。
【0051】以上説明した実施例により、エンコーダ5
00から出力される位相が異なるA相およびB相と呼ば
れる2相の信号において、A相およびB相の信号の動き
を独立に検知し、それぞれにおいて半周期毎に前記信号
の最大値または最小値を識別して検出し、これらの検出
値により前記信号が一周期に満たない場合においてもエ
ンコーダ500からの出力信号の振幅とオフセットの正
確な自動調整を行うことが可能となる。
【0052】従って、本実施例により、エンコーダを構
成する各部品のばらつきや組み立て上の差異およびエン
コーダの温度感度や経年変化による出力信号の振幅とオ
フセット変化を自動調整し、さらにはエンコーダへの入
力が微小な変位領域で、エンコーダ出力信号が一周期に
満たないような場合においても高精度なエンコーダ出力
信号の自動調整が可能となる。
【0053】また、A相およびB相の信号の動きを独立
に検知し、それぞれにおいて半周期毎に前記信号の最大
値または最小値を識別して検出する補正信号検出部は、
エンコーダから出力されるA相およびB相の前記信号を
A/D変換した後、ディジタル信号処理器により一括し
てディジタル演算処理されるため、他の電子回路部品を
必要とせず、低コストかつ小型のエンコーダ出力信号の
自動調整装置を提供することが可能となる。
【0054】[第2の実施例]続いて、第2の実施例に
ついて説明する。図8は、第2の実施例に係るエンコー
ダ出力信号の自動調整装置の概略構成図である。エンコ
ーダ500からのA相信号およびB相信号は、直接A/
D変換器16およびA/D変換26に入力され、A/D
変換器16,26の出力は、ディジタル信号処理器10
0aにそれぞれ入力される。振幅補正手段およびオフセ
ット補正手段は、全てディジタル信号処理器100aの
中で行われ、図1に示す第1の実施例の第1演算器10
に代わる手段としてディジタルの乗算器が、第2演算器
12に代わる手段としてディジタルの加減算器が用いら
れる。
【0055】その他の構成および動作は第1の実施例と
同様であり、説明を省略する。また、B相に関してもA
相と同様であり、説明を省略する。本実施例のエンコー
ダ出力信号の自動調整装置は、A/D変換器16,26
と、ディジタル信号処理器100aで構成されるため、
さらに低コストかつ小型に構成することが可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エンコーダから出力される互いに位相が異なる複数の信
号(例えばA相およびB相と呼ばれる2相の信号)にお
いて、この各信号の動きを独立に検知し、各信号それぞ
れに対して半周期毎に前記信号の最大値または最小値を
識別して検出し、これらの検出値により前記信号が一周
期に満たない場合においてもエンコーダからの出力信号
の振幅とオフセットの正確な自動調整を行うことが可能
となる。
【0057】従って、本発明により、エンコーダを構成
する各部品のばらつきや組み立て上の差異、およびエン
コーダの温度感度や経年変化による出力信号の振幅とオ
フセット変化を自動調整し、さらにはエンコーダへの入
力が微小な変位領域で、エンコーダ出力信号が一周期に
満たないような場合においても高精度なエンコーダ出力
信号の自動調整装置を提供することが可能となる。
【0058】また、上記した第1の実施例のように、A
相およびB相の信号の動きを独立に検知し、それぞれに
おいて半周期毎に前記信号の最大値または最小値を識別
して検出する補正信号検出部は、エンコーダから出力さ
れるA相およびB相の前記信号をA/D変換した後、デ
ィジタル信号処理器により一括してディジタル演算処理
されるため、他の電子回路部品を必要とせず、低コスト
かつ小型のエンコーダ出力信号の自動調整装置を提供す
ることが可能となる。
【0059】さらに、上記した第2の実施例のように、
エンコーダ出力信号の自動調整装置をA/D変換器とデ
ィジタル信号処理器で構成すれば、さらに低コストかつ
小型のエンコーダ出力信号の自動調整装置を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係るエンコーダ出力
信号の自動調整装置の概略構成図である。
【図2】 図1のディジタル信号処理器の概略構成図で
ある。
【図3】 図2の補正信号検出部の概略構成図である。
【図4】 図3の比較演算部の概略構成図である。
【図5】 図1のエンコーダから出力される正弦波信号
と正弦波信号の動きを検知して半周期毎に正弦波信号の
最大値および/または最小値を識別して検出する一例を
示す波形図である。 (a)図1のエンコーダから出力されるA相信号を表す
波形図である。 (b)図3の微分演算部の出力信号を表す波形図であ
る。 (c)図4の振幅比較部の出力信号を表す波形図であ
る。
【図6】 図1のエンコーダへの入力が零となる場合の
一例を示す波形図である。 (a)図1のエンコーダから出力されるA相信号を表す
波形図である。 (b)図3の微分演算部から出力される信号を表す波形
図である。 (c)図4の時間比較部の出力信号を表す波形図であ
る。
【図7】 図2の補正演算部の概略構成図である。
【図8】 本発明の第2の実施例に係るエンコーダ出力
信号の自動調整装置の概略構成図である。
【図9】 従来例に係るエンコーダ読み取り信号の補正
回路を示す概略構成図である。
【図10】従来例に係るエンコーダへの入力回転方向が
反転した場合の一例を示す波形図であり、実線はA相信
号、点線はB相信号をそれぞれ示す。
【符号の説明】
10:第1演算器、12:第2演算器、14,24:D
/A変換器、16,26:A/D変換器、100,10
0a:ディジタル信号処理器、120:補正信号検出
部、122,142:最大値検出部、124,144:
最小値検出部、126,146:微分演算部、130,
150:比較演算部、132,152:振幅比較部、1
34,154:振幅基準値、136,156:時間比較
部、138,158:時間基準値、170:補正演算
部、172,176:振幅補正演算部、174,17
8:オフセット補正演算部、500:エンコーダ、60
1,602:コンパレータ、603:方向信号生成部、
604:カウントクロック生成部、605:カウンタ、
606,607:フリップフロップ、608:カウント
値比較部、609:検出シーケンサ、610:セレク
タ、611:A/D変換器、612:RAM、614:
CPU、620:回転検知部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の回転角度または移動距離に応
    じてエンコーダから出力される互いに位相の異なる複数
    の各出力信号の動きを検知して半周期毎に前記各出力信
    号の最大値または最小値を識別して検出する補正信号検
    出手段と、該補正信号検出手段により前記各出力信号に
    対して検出された最大値と最小値により前記各出力信号
    の振幅とオフセットを算出して振幅とオフセットの各規
    定値に対する補正量を演算する補正演算手段と、該補正
    演算手段の演算出力に基づいて前記各出力信号の振幅を
    調整する振幅補正手段と、該補正演算手段の演算出力に
    基づいて前記各出力信号のオフセットを調整するオフセ
    ット補正手段とを有することを特徴とするエンコーダ出
    力信号の自動調整装置。
  2. 【請求項2】 前記エンコーダからの各出力信号を微分
    演算する微分演算手段と、該微分演算手段により微分演
    算された信号の振幅と予め設定された振幅基準値とを比
    較する比較演算手段とを有することを特徴とする請求項
    1に記載のエンコーダ出力信号の自動調整装置。
  3. 【請求項3】 前記振幅基準値として零を中心に正の基
    準値と負の基準値とを有し、前記比較演算手段は、前記
    微分演算手段により微分演算された信号の振幅と前記正
    の基準値および前記負の基準値との比較を行う振幅比較
    手段を有し、該振幅比較手段は、前記微分演算手段によ
    り微分演算された信号が前記正の基準値より大きい場合
    は最大値を検出するための最大値検出命令を出力し、前
    記微分演算手段により微分演算された信号が前記負の基
    準値より小さい場合は最小値を検出するための最小値検
    出命令を出力し、前記最大値検出命令および前記最小値
    検出命令は重複することなく切り替わり、ヒステリシス
    特性を有するように振幅比較することを特徴とする請求
    項2に記載のエンコーダ出力信号の自動調整装置。
  4. 【請求項4】 前記比較演算手段は、前記最大値検出命
    令または前記最小値検出命令が出力されてから検出命令
    が切り替わるまでの時間を計測し、この計測時間と最小
    の時間基準値および最大の時間基準値とを比較する時間
    比較手段をさらに有し、該時間比較手段は、前記振幅比
    較手段から出力された検出命令が前記最小時間基準値よ
    り短い場合は検出命令の切り替えを中止し先の検出命令
    を持続させ、前記振幅比較手段から出力された検出命令
    が前記最大時間基準値より長い場合はその検出命令を無
    効とするように構成されることを特徴とする請求項3に
    記載のエンコーダ出力信号の自動調整装置。
  5. 【請求項5】 前記補正演算手段は、前記補正信号検出
    手段により検出された最大値と最小値の差を求めて振幅
    の規定値に対する補正量を演算する振幅補正演算手段
    と、前記補正信号検出手段により検出された最大値と最
    小値の平均値を求めてオフセットの規定値に対する補正
    量を演算するオフセット補正演算手段とを有することを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエンコ
    ーダ出力信号の自動調整装置。
  6. 【請求項6】 被測定物の回転角度または移動距離に応
    じて前記エンコーダから出力される前記互いに位相の異
    なる複数の信号は2相の信号であり、前記振幅補正手
    段、前記オフセット補正手段、前記微分演算手段、前記
    比較演算手段、前記振幅補正演算手段、および前記オフ
    セット補正演算手段を前記2相の各信号に対してそれぞ
    れ独立に備えることを特徴とする請求項5に記載のエン
    コーダ出力信号の自動調整装置。
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Cited By (4)

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