JP2002242532A - 開閉体の開閉装置 - Google Patents

開閉体の開閉装置

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JP2002242532A JP2001107496A JP2001107496A JP2002242532A JP 2002242532 A JP2002242532 A JP 2002242532A JP 2001107496 A JP2001107496 A JP 2001107496A JP 2001107496 A JP2001107496 A JP 2001107496A JP 2002242532 A JP2002242532 A JP 2002242532A
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克己 中込
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉体の開閉装置において、モータにより開
閉体を開けたとき、開閉体側がストッパーに勢いよく衝
突しないようにして、品質感及び耐久性の向上を図る。 【解決手段】 検出手段15、30が、開閉体1の半開
位置を検出することにより、モータ9と出力アーム13
間の操作力伝達経路に設けられ、モータ9の回転力を出
力アーム13へ伝達又は非伝達とするクラッチ11を非
伝達状態とするとともに、付勢手段3の付勢力をもっ
て、開閉体1を半開位置から全開位置へ回動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のトランク
リッド、バックドア、またはフード等の開閉体を、モー
タにより開閉させるようにした開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の開閉装置においては、開
閉体を車体に開閉可能に枢着するヒンジアームと、トラ
ンクルーム内に取り付けられた開閉装置のモータにより
回動させられる出力アームとを連結し、出力アームの回
動により、開閉体を開閉させるようになっている(例え
ば、実開昭63−117979号公報参照)。
【0003】また、開閉体が、モータにより全開位置に
回動させられたとき、出力アームの全開位置を、検出ス
イッチが検出することにより、モータへの電源供給を停
止して、開閉体を全開位置に停止させるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
開閉体の開閉装置は、開閉体、ヒンジアーム、出力アー
ム、及び検出スイッチ等の各構成部品の取付精度のばら
つきにより、開閉体を全開位置に正確に停止させること
は困難である。
【0005】そのため、モータにより開閉体を開けたと
き、開閉体側のヒンジアームが、車体側のストッパーに
勢いよく当接して、大きな衝突音が発生する等して品質
感を低下させるとともに、各構成部品に大きな衝撃が作
用して、各構成部品の損傷を招くおそれがある。
【0006】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、モータにより開閉体を開けたとき、開
閉体側がストッパーに勢いよく衝突しないようにして、
品質感及び耐久性の向上を図るようにした開閉体の開閉
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)車体等に上下方向へ開閉可能に枢支される開閉体
と、前記車体等と開閉体との間に設けられ、かつ前記開
閉体を開方向へ付勢する付勢手段と、モータにより開方
向及び閉方向へ回動させられ、前記開閉体を開閉させる
出力アームと、前記モータと出力アーム間の操作力伝達
経路に設けられ、前記モータの回転力を前記出力アーム
へ伝達又は非伝達とするクラッチと、前記モータにより
前記出力アームが開方向に回動させられるとき、前記開
閉体の全開位置手前の半開位置を検出する検出手段とを
備え、前記検出手段が、前記開閉体の半開位置を検出す
ることにより、前記クラッチを非伝達状態とするととも
に、前記付勢手段の付勢力をもって、前記開閉体を半開
位置から全開位置へ回動させる。
【0008】(2)車体等に上下方向へ開閉可能に枢支
される開閉体と、前記車体等と開閉体との間に設けら
れ、かつ前記開閉体を開方向へ付勢する付勢手段と、モ
ータにより回動させられる出力ギヤと、該出力ギヤによ
り開方向及び閉方向へ回動させられ、前記開閉体を開閉
させるとともに、前記出力ギヤの停止時に、開方向へ回
動可能な出力アームと、前記モータにより前記出力アー
ムが開方向へ回動させられるとき、前記開閉体の全開位
置手前の半開位置を検出する検出手段とを備え、前記検
出手段が、前記開閉体の半開位置を検出することによ
り、前記モータを停止させるとともに、前記付勢手段の
付勢力をもって、前記開閉体を半開位置から全開位置へ
回動させる。
【0009】(3)上記(1)項において、クラッチが非
伝達状態となることにより、それと同時または所定時間
経過後に、前記モータを停止させる。
【0010】(4)上記(1)または(2)項において、検
出手段を、出力アームの半開位置を検出する検出スイッ
チとする。
【0011】(5)上記(1)または(3)項において、検
出手段を、クラッチにおける出力側と開閉体間の操作力
伝達経路に設けられ、前記クラッチの出力側の回転数を
検出するロータリエンコーダとする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1〜図6に基づいて説明する。なお、以下の説明で
は、図1及び図2における左方を自動車の「前方」、右
方を「後方」とする。
【0013】図1は、自動車の後部の概略側面図、図2
は、開閉装置の左側面図を示す。(1)は、トランクルー
ム(1a)を開閉するトランクリッドで、左右方向のヒンジ
軸(2a)を有する左右1対のヒンジアーム(2)をもって車
体後部に枢着され、かつ図1に実線で示す全閉位置と、
2点鎖線で示す全開位置との間を回動可能である。
【0014】(3)は、ヒンジアーム(2)と車体との間に
伸縮自在に設けられ、トランクリッド(1)に開方向への
付勢力を付与する付勢手段をなすガススティである。な
お、全開位置にあるトランクリッド(1)は、ヒンジアー
ム(2)が車体に設けたストッパー(S)に当接することに
より、それ以上の開方向への回動が制限されている。
【0015】(4)は、トランクリッド(1)の後端部に装
着されるロック装置で、車体側に支持されたストライカ
(5)と係合することにより、トランクリッド(1)を全閉
状態に拘束する。
【0016】(6)は、車体側に装着され、かつストライ
カ(5)を閉鎖方向に移動させるクロージャ装置で、ロッ
ク装置(4)がストライカ(5)に係合することにより、ト
ランクリッド(1)を全閉位置手前から全閉位置に強制的
に移動させる。
【0017】(7)は、左側のヒンジアーム(2)に連結さ
れ、トランクリッド(1)を開閉させる開閉装置で、トラ
ンクルーム(1a)内における左側前方のパネル(車体側)
に、複数のボルト(図示略)をもって固定されるベースプ
レート(8)に、正逆回転可能なモータ(9)と、モータ
(9)の回転力を減速する減速手段(10)と、減速手段(10)
内に配設された電磁クラッチ(11)と、出力ギヤ(12)と、
出力アーム(13)と、第1検出スイッチ(14)と、開閉体
(1)の半開位置を検出する検出手段をなす第2検出スイ
ッチ(15)とが配設されている。
【0018】ベースプレート(8)の後部のフランジ(8a)
には、図4に示すように、左方に突出する係合部(16)が
設けられている。
【0019】モータ(9)は、図3及び図4に示すよう
に、ベースプレート(8)の右側面(8b)に、複数の左右方
向の脚部(9a)を介して、その回転軸(図示略)が上下方向
に向くように固定されるとともに、リモコンスイッチま
たはトランクルーム(1a)の近傍に設けられた操作スイッ
チ(図示略)の操作により、所定方向に回動するように制
御されている。
【0020】減速手段(10)は、ベースプレート(8)の右
側面(8b)に配設され、モータ(9)の回転軸に固着された
ウォーム(図示略)に噛合するウォームホイール(17)と、
ウォームホイール(17)の小ギヤ(17a)に噛合する第1ギ
ヤ(18)と、第1ギヤ(18)が枢着された左右方向の軸(19)
の左端部に固着され、かつベースプレート(8)の左側面
(8c)側に突出する第2ギヤ(20)とから形成されている。
【0021】電磁クラッチ(11)は、第1ギヤ(18)と第2
ギヤ(20)との間、すなわちモータ(9)と出力アーム(13)
との操作力伝達経路に設けられ、モータ(9)の回転力を
出力アーム(13)へ伝達又は非伝達とするものであり、常
時は、第1ギヤ(18)と第2ギヤ(20)間の連結を切断(非
伝達状態)しており、リモコンスイッチまたは操作スイ
ッチの操作により電源が供給されることにより伝達状態
となり、第1ギヤ(18)と第2ギヤ(20)とを接続して、モ
ータ(9)の回転力を第2ギヤ(20)へ伝達可能にする。
【0022】出力ギヤ(12)は、左右方向において、ベー
スプレート(8)を挟んでモータ(9)と相対するように、
左右方向の軸(21)をもってベースプレート(8)の左側面
(8c)に枢着され、かつモータ(9)の回転により、減速手
段(10)、伝達状態の電磁クラッチ(11)、第2ギヤ(20)、
及びベースプレート(8)に枢着された中間ギヤ(22)を介
して、時計方向及び反時計方向に回動可能である。
【0023】出力アーム(13)は、軸(21)をもって、ベー
スプレート(8)の左側面(8c)に、出力ギヤ(12)と一体的
に回動しうるよう枢着され、かつ遊端部に左右方向の軸
(23)により枢着されたリンク(24)を介して、ヒンジアー
ム(2)の適所に連結される。
【0024】出力アーム(13)の遊端部の近傍には、出力
アーム(13)が全開位置(B)を越えたオーバーストローク
位置にあるとき、ベースプレート(8)の係合部(16)に係
合可能な開口(13a)が、また同じく中央部には、反時計
方向に延出する延出片(13b)が設けられている。なお、
出力アーム(13)は、軸線方向に僅かに傾動可能である。
【0025】開閉装置(7)をパネルに取り付け、かつリ
ンク(24)をヒンジアーム(2)に連結した取り付け状態に
おいて、出力アーム(13)は、モータ(9)の回転により、
減速手段(10)及び電磁クラッチ(11)を介して、トランク
リッド(1)を全閉位置とする図2に実線で示す全閉位置
(A)と、全閉位置(A)から開方向(反時計方向)へ回動
して、トランクリッド(1)を全開位置とする2点鎖線で
示す全開位置(B)との間を回動可能である。
【0026】第1検出スイッチ(14)は、ベースプレート
(8)の左側面(8c)における出力ギヤ(12)の周囲に配設さ
れ、出力アーム(13)のフランジ(13c)の外側面に接触す
ることにより、出力アーム(13)の全閉位置(A)の少し手
前の位置を検出する。
【0027】第2検出スイッチ(15)は、ベースプレート
(8)の左側面(8c)における係合部(16)の近傍に配設さ
れ、出力アーム(13)の延出片(13b)に接触することによ
り、図6に示す、出力アーム(13)の全開位置(B)の少し
手前の半開位置(C)を検出する。
【0028】手動操作でロック装置(4)とストライカ
(5)との係合を解除することにより、全閉位置にあるト
ランクリッド(1)を開けることができる。このとき、電
磁クラッチ(11)が非伝達状態にあるため、減速手段(10)
及びモータ(9)の抵抗を受けることなく、トランクリッ
ド(1)を軽い力で開けることができる。
【0029】トランクリッド(1)が全閉位置にあると
き、リモコンスイッチまたは操作スイッチを開操作する
と、アクチュエータ(図示略)により、ロック装置(4)と
ストライカ(5)との係合が解除される。次いで、モータ
(9)及び電磁クラッチ(11)に電源が供給され、出力アー
ム(13)は、全閉位置(A)から開方向に回動させられて、
トランクリッド(1)を開方向に回動させる。
【0030】トランクリッド(1)が全開位置手前の半開
位置に達すると、半開位置(C)に回動した出力アーム(1
3)を、第2検出スイッチ(15)が検出することにより、モ
ータ(9)及び電磁クラッチ(11)への電源供給が停止さ
れ、電磁クラッチ(11)は、モータ(9)と出力アーム(13)
との操作力伝達経路を切断する。
【0031】これにより、半開位置にあるトランクリッ
ド(1)は、ガススティ(3)の付勢力により、開方向へゆ
っくり回動させられ、ヒンジアーム(2)がストッパー
(S)に当接して全開位置に停止する。すなわち、トラン
クリッド(1)は、全閉位置から半開位置迄の範囲(L1)に
おいてはモータ(9)により、また半開位置から全開位置
迄の範囲(L2)においてはガススティ(3)により開けられ
る。なお、トランクリッド(1)の半開位置は、全開位置
の10度手前であるのが好ましい。
【0032】トランクリッド(1)が全開位置にあるとき
に、操作スイッチを閉操作すると、出力アーム(13)は、
モータ(9)の回転により、全開位置(B)から閉方向に回
動させられて、トランクリッド(1)を閉方向に作動させ
る。
【0033】ロック装置(4)がストライカ(5)に係合し
て、トランクリッド(1)が全閉位置の少し手前の位置に
達すると、第1検出スイッチ(14)が、出力アーム(13)の
位置を検出し、モータ(9)及び電磁クラッチ(11)への電
源供給が停止される。これ以後、トランクリッド(1)
は、クロージャ装置(6)により全閉位置へ移動させられ
る。
【0034】図7〜図9は、本発明における第2の実施
形態を示す。この実施形態は、前記実施形態における電
磁クラッチ(11)を有していない。
【0035】出力ギヤ(25)と出力アーム(26)とは、軸(2
7)をもって、ベースプレート(28)にそれぞれが独立して
回動しうるように枢着されるとともに、出力ギヤ(25)に
設けられた円弧孔(25a)に、出力アーム(26)に設けられ
た係合部(26a)が係合することにより、トランクリッド
(1)の開閉ストロークにほぼ相当する遊びを介して連結
されている。
【0036】図7に示すように、出力アーム(26)が全閉
位置(A)にあるとき、リモコンスイッチまたは操作スイ
ッチを開操作すると、モータ(9)の所定方向への回転に
より、減速手段(10)、第2ギヤ(20)、及び中間ギヤ(22)
を介して、出力ギヤ(25)は、図7に示す中立位置から反
時計方向に回動させられ、円弧孔(25a)の一端部(25b)が
係合部(26a)に当接する。これにより、出力アーム(26)
を反時計方向へ回動させて、リンク(24)及びヒンジアー
ム(2)を介してトランクリッド(1)を開方向に回動させ
る。
【0037】図8に示すように、出力アーム(26)が半開
位置(C)に達して、第2検出スイッチ(15)が出力アーム
(26)の半開位置(C)を検出すると、モータ(9)への電源
供給を一旦停止する。これにより、出力ギヤ(25)は、半
開位置に停止するが、この状態においては、出力アーム
(26)は、出力ギヤ(25)に対して開方向に回動可能である
ため、半開位置にあるトランクリッド(1)は、ガスステ
ィ(3)の付勢力により開方向へゆっくり回動させられ、
ヒンジアーム(2)がストッパー(S)に当接して全開位置
に停止する。
【0038】図9に示すように、出力アーム(26)が、全
開位置(B)に回動した後、またはそれ以前に、モータ
(9)は反転するように制御される。
【0039】ベースプレート(28)に固定された中立検出
スイッチ(29)のアーム(29a)に、出力ギヤ(25)に設けら
れた検知部(25c)が当接して、中立検出スイッチ(29)が
出力ギヤ(25)の中立位置を検出することにより、モータ
(9)への電源供給が停止され、出力ギヤ(25)は中立位置
に停止する。
【0040】図10は、本発明における第3の実施形態
を示す。この第3の実施形態においては、第1の実施形
態における第2検出スイッチ(15)をベースプレート(8)
から除去し、その代わりに、電磁クラッチ(11)における
出力側とトランクリッド(1)間の操作力伝達経路に、ロ
ータリエンコーダ(30)を設けている。
【0041】その他の構成は、第1の実施形態と同一で
あるので、同一部分に同一符号を付して、詳細な説明は
省略する。
【0042】ロータリエンコーダ(30)は、電磁クラッチ
(11)における出力側の第2ギヤ(20)に連係され、この第
2ギヤ(20)の回転数及び回転方向を計測することによっ
て、そのときのトランクリッド(1)の位置及び移動方向
を検出する。ロータリエンコーダ(30)から出力される出
力信号であるパルス数は、図示略の制御回路に送られ
る。
【0043】制御回路には、トランクリッド(1)の全閉
位置を初期値とし、それからトランクリッド(1)が全閉
位置から半開位置まで移動する際に、ロータリエンコー
ダ(30)が発するパルス数を、予め、必要な情報として記
憶される。
【0044】トランクリッド(1)が全閉位置から開き方
向へ回動されると、ロータリエンコーダ(30)から出力さ
れるパルス数を連続して計数し、計数中のパルス数が、
制御回路に記憶されているパルス数に到達することによ
り、トランクリッド(1)の半開位置が検出されるように
なっている。
【0045】トランクリッド(1)が半開位置に達する
と、電磁クラッチ(11)への電源供給が停止されるととも
に、それと同時または所定時間経過後にモータ(9)への
電源供給が停止され、それ以後、トランクリッド(1)
は、ガススティ(3)の付勢力により、全開位置までゆっ
くり移動させられる。
【0046】これによって、トランクリッド(1)は、半
開位置で一旦停止することなく、自然な動きでスムース
に全開位置へ移動するとともに、ストッパ(S)等に過大
な負荷を与えることがない。
【0047】なお、ロータリエンコーダ(30)は、第2の
実施形態においても適用可能である。この場合、ロータ
リエンコーダ(30)が、トランクリッド(1)の半開位置を
検出すると、モータ(9)への電源供給が停止される。
【0048】本発明は、トランクリッドの他に、上下方
向に開閉するバックドア、フード等にも適用できる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)請求項1記載の発明によると、モータにより開閉
体を開けるとき、開閉体の全開位置手前でクラッチを切
断し、その後、付勢手段の付勢力をもって、開閉体を全
開位置手前から全開位置へゆっくり回動させることがで
きるので、ヒンジアームがストッパーに勢いよく当接す
ることがない。したがって、大きな衝突音の発生及び各
構成部品の変形は防止され、品質感および耐久性の向上
を図ることができる。
【0050】(b)請求項2記載の発明によると、電磁
クラッチを必要とすることなく、請求項1と同等の効果
を奏することができる。
【0051】(c)請求項3記載の発明によると、開閉
体が全開位置手間で一旦停止することがないので、開閉
体を自然な動きをもってスムースに全開位置へ回動させ
ることができる。
【0052】(d)請求項4記載の発明によると、高価
な制御回路を使用することなく、開閉体の半開位置を簡
単かつ確実に検出することができる。
【0053】(e)請求項5記載の発明によると、新た
に検出装置を追加することなく、開閉体の開閉速度、方
向、及び位置を検出することが可能となり、開閉制御の
機能拡大を容易に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における自動車の後部
の概略側面図である。
【図2】同じく、開閉装置の左側面図である。
【図3】同じく、開閉装置の右側面図である。
【図4】同じく、図2におけるIV矢視図である。
【図5】同じく、図2におけるV−V線に沿う縦断面図
である。
【図6】同じく、出力アームが半開位置にあるときの要
部の左側面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における開閉装置の左
側面図である。
【図8】同じく、出力アームが半開位置にあるときの要
部の左側面図である。
【図9】同じく、出力アームが全開位置にあるときの要
部の左側面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態における開閉装置の
左側面図である。
【符号の説明】
(1)開閉体(トランクリッド) (1a)トランクルーム (2)ヒンジアーム (2a)ヒンジ軸 (3)ガススティ(付勢手段) (4)ロック装置 (5)ストライカ (6)クロージャ装置 (7)開閉装置 (8)ベースプレート (8a)フランジ (8b)一側面(右側面) (8c)他側面(左側面) (9)モータ (9a)脚部 (10)減速手段 (11)電磁クラッチ (12)出力ギヤ (13)出力アーム (13a)開口 (13b)延出片 (13c)フランジ (14)第1検出スイッチ (15)第2検出スイッチ(検出手段) (16)係合部 (17)ウォームホイール (17a)小ギヤ (18)第1ギヤ (19)軸 (20)第2ギヤ (21)軸 (22)中間ギヤ (23)軸 (24)リンク (25)出力ギヤ (25a)円弧孔 (25b)一端部 (25c)突起 (26)出力アーム (26a)係合部 (27)軸 (28)ベースプレート (29)中立検出スイッチ (30)ロータリエンコーダ(検出手段) (S)ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 弓削 正明 神奈川県横浜市磯子区丸山一丁目14番7号 株式会社大井製作所内 Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 BA06 CA01 CA06 DA01 DA05 DB01 DB05 EA09 EB01 EC01 FA01 GA10 GB12 GC02 GD07 KA06 KA10 KA15 3D004 AA05 BA03 CA14 CA18 CA34 CA41

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体等に上下方向へ開閉可能に枢支され
    る開閉体と、前記車体等と開閉体との間に設けられ、か
    つ前記開閉体を開方向へ付勢する付勢手段と、モータに
    より開方向及び閉方向へ回動させられ、前記開閉体を開
    閉させる出力アームと、前記モータと出力アーム間の操
    作力伝達経路に設けられ、前記モータの回転力を前記出
    力アームへ伝達又は非伝達とするクラッチと、前記モー
    タにより前記出力アームが開方向に回動させられると
    き、前記開閉体の全開位置手前の半開位置を検出する検
    出手段とを備え、 前記検出手段が、前記開閉体の半開位置を検出すること
    により、前記クラッチを非伝達状態とするとともに、前
    記付勢手段の付勢力をもって、前記開閉体を半開位置か
    ら全開位置へ回動させるようにしたことを特徴とする開
    閉体の開閉装置。
  2. 【請求項2】 車体等に上下方向へ開閉可能に枢支され
    る開閉体と、前記車体等と開閉体との間に設けられ、か
    つ前記開閉体を開方向へ付勢する付勢手段と、モータに
    より回動させられる出力ギヤと、該出力ギヤにより開方
    向及び閉方向へ回動させられ、前記開閉体を開閉させる
    とともに、前記出力ギヤの停止時に、開方向へ回動可能
    な出力アームと、前記モータにより前記出力アームが開
    方向へ回動させられるとき、前記開閉体の全開位置手前
    の半開位置を検出する検出手段とを備え、 前記検出手段が、前記開閉体の半開位置を検出すること
    により、前記モータを停止させるとともに、前記付勢手
    段の付勢力をもって、前記開閉体を半開位置から全開位
    置へ回動させるようにしたことを特徴とする開閉体の開
    閉装置。
  3. 【請求項3】 クラッチが非伝達状態となることによ
    り、それと同時または所定時間経過後に、前記モータを
    停止させるようにした請求項1記載の開閉体の開閉装
    置。
  4. 【請求項4】 検出手段を、出力アームの半開位置を検
    出する検出スイッチとした請求項1または2記載の開閉
    体の開閉装置。
  5. 【請求項5】 検出手段を、クラッチにおける出力側と
    開閉体間の操作力伝達経路に設けられ、前記クラッチの
    出力側の回転数を検出するロータリエンコーダとした請
    求項1または3記載の開閉体の開閉装置。
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