JP2002242376A - 広小舞 - Google Patents

広小舞

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JP2002242376A
JP2002242376A JP2001035661A JP2001035661A JP2002242376A JP 2002242376 A JP2002242376 A JP 2002242376A JP 2001035661 A JP2001035661 A JP 2001035661A JP 2001035661 A JP2001035661 A JP 2001035661A JP 2002242376 A JP2002242376 A JP 2002242376A
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JP
Japan
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core plate
dance
small
longitudinal direction
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001035661A
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English (en)
Inventor
Mamoru Moriya
谷 守 守
Kenichi Hasegawa
健 一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Seiki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水性及び耐候性に優れ、長期間太陽光や雨
水に曝されても腐ることがない広小舞を提供する。 【解決手段】 発泡合成樹脂製の板状材の内部に芯板6
を埋設する。広小舞2の下面に長手方向に沿う複数の溝
4,4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物軒先におい
て垂木の先端上部に取り付ける広小舞に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築物の軒先の垂木の先端上部
に取り付ける広小舞は、木製の板材に防水加工あるいは
耐水加工を施したものが広く使用されている。しかしな
がら、上記従来の広小舞は、木製の平板材で形成されて
いるため、必ずしも排水性が良いとはいえないもので、
また、長期間太陽光や雨水に曝されることにより防水性
または耐水性が低下しやすく、そこに雨水等が染み込ん
でしまうことにより腐りやすいという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、排水性及び耐候性に優れ、長期間太陽光や雨水に曝
されても腐ることがない広小舞を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、建築物の軒先において垂木の先端上部に取
り付ける広小舞であって、発泡性の合成樹脂で成形した
板状材の内部に金属板からなる帯状の芯板を埋設してな
り、上記広小舞の下面にその長手方向に沿う複数の溝を
設けたことを特徴とするものである。
【0005】上記広小舞においては、芯材の一側辺また
は両側辺を折曲するか、あるいは、該芯板を、広小舞に
水平に埋設した主芯板と、該主芯板の長手方向の少なく
とも一側において広小舞に鉛直に埋設した副芯板とで構
成するのが適切である。
【0006】上記構成を有する広小舞は、発泡性の合成
樹脂で成形し、しかもその下面に長手方向に沿う複数の
溝を設けているので、雨水等でぬれることがあってもそ
れらの溝の口縁部から雨水が落下しやすく、耐候性及び
耐水性においても優れ、長期間太陽光や雨水に曝されて
も腐食することがなく、また、内部に金属板からなる帯
状の芯板を埋設してるので、合成樹脂の変形、伸縮を抑
止することができると共に、当該広小舞を垂木に固定す
る釘等の固定部材の引き抜き強さが向上する。
【0007】さらに、当該広小舞に埋設した芯板の一側
辺または両側辺を折曲するか、あるいは、該芯板を、広
小舞に水平に埋設した主芯板と、該主芯板の長手方向の
少なくとも一側において広小舞に鉛直に埋設した副芯板
とで構成することにより、当該広小舞の強度がよりいっ
そう増し、経年劣化による反りなどが生じる虞もない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の例
を詳細に説明するに、図1は本発明に係る広小舞の第1
実施例を示している。この広小舞2は、図2からわかる
ように、建築物の軒先において垂木の先端上部に取り付
けるもので、図1に明確に示すように、発泡性の合成樹
脂で成形した板状材からなり、その下面には、長手方向
に沿って複数の溝4,4を設けている。そして、該広小
舞2の内部には、金属板からなる帯状の芯板6を埋設し
ている。なお、図2において、Aは垂木、Bは野地板、
Cは鼻隠し、Dは化粧鼻隠しである。
【0009】上記芯板6は、発泡性の合成樹脂で成形し
た上記広小舞2の気温差による伸縮や反りを抑止するた
めのもので、芯板6の長手方向に沿ってその両側辺を下
面側、すなわち溝4を設けている側に折曲している。こ
のように芯板6を埋設すると、当該広小舞2を敷設する
際に打ち込む釘等の固定部材の引き抜き強さが向上し、
風等の影響で広小舞2が外れる虞を可及的になくすこと
ができる。
【0010】なお、この第1実施例においては、上記芯
板6の長手方向の両側辺を折曲した場合について記載し
たが、それに限定されず、いずれか一側辺を折曲したも
のとすることができ、また、下面側に折曲する場合に限
らず、上面側に折曲することもできる。
【0011】上記構成を有する広小舞2は、発泡性の合
成樹脂で成形し、しかもその下面に長手方向に沿う複数
の溝4,4を設けているので、雨水等でぬれることがあ
ってもそれらの溝4,4の口縁部から雨水が落下しやす
く、耐候性及び耐水性においても優れ、長期間太陽光や
雨水に曝されても腐食することがなく、また、内部に金
属板からなる帯状の芯板6を埋設してるので、合成樹脂
の変形、伸縮を抑止することができると共に、当該広小
舞2を垂木Aに固定する釘等の固定部材の引き抜き強さ
が向上する。
【0012】さらに、広小舞2に埋設した芯板6の両側
辺を長手方向に沿って折曲しているので、該広小舞2の
強度がよりいっそう増し、経年劣化による反りなどが生
じる虞もない。
【0013】次に、図3は本発明の広小舞の第2実施例
を示している。この第2実施例の広小舞12は、主たる
構成は前記第1実施例と同様であるが、芯板16を、広
小舞12に水平に主芯板17を埋設すると共に、該主芯
板17の長手方向の両側に広小舞12に鉛直に副芯板1
8,18を埋設することにより構成したものである。
【0014】ここで、この第2実施例の広小舞12のそ
の他の構成及び作用は、前記第1実施例と実質的に同様
であるから、同一部分に同一符号を付して、それらの説
明を省略する。
【0015】なお、上述した第2実施例においては、芯
板16を、主芯板17の長手方向両側に副芯板18,1
8を埋設することにより構成した場合について記載した
が、それに限定されず、主芯板17の長手方向のいずれ
か一方に副芯板18を埋設した構成とすることもでき
る。
【0016】
【発明の効果】以上に詳述した本発明によれば、排水性
及び耐候性に優れ、長期間太陽光や雨水に曝されても腐
ることがない広小舞を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における広小舞の側断面図
である。
【図2】本発明に係る広小舞を取り付けた状態を説明す
る側断面図である。
【図3】本発明の第2実施例における広小舞の側断面図
である。
【符号の説明】
2,12 広小舞 4 溝 6,16 芯板 17 主芯板 18 副芯板 A 垂木

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の軒先において垂木の先端上部に取
    り付ける広小舞であって、発泡性の合成樹脂で成形した
    板状材の内部に金属板からなる帯状の芯板を埋設してな
    り、 上記広小舞の下面にその長手方向に沿う複数の溝を設け
    た、ことを特徴とする広小舞。
  2. 【請求項2】芯板の一側辺または両側辺を折曲した、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の広小舞。
  3. 【請求項3】芯板を、広小舞に水平に埋設した主芯板
    と、該主芯板の長手方向の少なくとも一側において広小
    舞に鉛直に埋設した副芯板とで構成した、ことを特徴と
    する請求項1に記載の広小舞。
JP2001035661A 2001-02-13 2001-02-13 広小舞 Pending JP2002242376A (ja)

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