JP2005048589A - 木造建物の屋根のシールド工法 - Google Patents
木造建物の屋根のシールド工法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】木造建物の屋根桁の上に等間隔に配設した多数の垂木3に野地板5を張設する木造建物の屋根施工において、薄板材の相対する左右両側が上方に折り曲げられ、かつその左右上方の端部が外側に向けて水平方向に折り曲げられることによって形成される凹溝1aを備えてなるシールド部材を、その凹溝1aを垂木と隣り合う他の垂木との間に嵌め込むと共に、前記左右両側の端部が外側に向けて水平方向に折り曲げられることによって形成される左右両側縁部を垂木3の上面に係止させて前記垂木3に敷設し、そしてこのシールド部材の上に前記野地板5を張設して屋根を施工する。
【選択図】図3
Description
(1)木造建物の屋根桁の上に等間隔に配設した多数の垂木に野地板を張設する木造建物の屋根施工において、薄板材の相対する左右両側が上方に折り曲げられ、かつその左右上方の端部が外側に向けて水平方向に折り曲げられることによって形成される凹溝を備えてなるシールド部材を、その凹溝を垂木と隣り合う他の垂木との間に嵌め込むと共に、前記左右両側の端部が外側に向けて水平方向に折り曲げられることによって形成される左右両側縁部を垂木の上面に係止させて前記垂木に敷設し、そしてこのシールド部材の上に前記野地板を張設して屋根を施工することを特徴とする、木造建物の屋根のシ−ルド工法、及び
(2)互いに隣合う前記シールド部材の縁部どうしを重なり合わせて垂木の上面に係止させる、前記(1)記載のシ−ルド工法によって達成される。
図1に示すように、本発明は薄板材で凹溝を形成したシールド部材1を、屋根桁2の上に等間隔に配設した垂木3、3の間に嵌め込むようにして敷設し、屋根を施工するようにした木造建物の屋根のシールド工法である。
この薄板材の左右両側は、図2に示すように、上方に折り曲げられて前記垂木3と隣り合う他の垂木3の間に嵌め込まれることによって、それに幅Wの凹溝1aが形成されると共に、その折り曲げられた左右両側の端部を外側に向けて水平方向に折り曲げることによって前記左右両側の端部の先の縁部に断面が逆L字状の係止部1b、1bが形成され、この係止部1b,1bが前記垂木3、3の上面に係止される。
図3は本発明に係るシールド部材を敷設して平板瓦を葺設した実施例を示す要部斜視図で、図4は図3のA−A断面図、図5は図3のB−B断面図である。
垂木3は、図5に示す屋根桁2、2Aの上に一定の間隔で等間隔に多数配設してある。前記屋根桁2は一般的には軒桁、2Aは母屋と称しているが、本説明では屋根桁の呼称に統一して記述する。
又、前記シールド部材の縦方向は、図5に示す如く上方のシールド部材1Aの下縁部を、下方のシールド部材1の上縁部に被せるように重ね合わせて敷設してある。
なお、上記実施例では、葺設する屋根材を平板瓦で記述したが、これに限定するものではなく平板瓦以外の瓦やスレート、トタン葺き屋根等にも適用される。
1a 凹溝、
1b 係止部、
2 屋根桁、
3 垂木、
4、8 止め部材、
5 野地板、
6 防水紙、
7 平板瓦、
Claims (2)
- 木造建物の屋根桁の上に等間隔に配設した多数の垂木に野地板を張設する木造建物の屋根施工において、薄板材の相対する左右両側が上方に折り曲げられ、かつその左右上方の端部が外側に向けて水平方向に折り曲げられることによって形成される凹溝を備えてなるシールド部材を、その凹溝を垂木と隣り合う他の垂木との間に嵌め込むと共に、前記左右両側の端部が外側に向けて水平方向に折り曲げられることによって形成される左右両側縁部を垂木の上面に係止させて前記垂木に敷設し、そしてこのシールド部材の上に前記野地板を張設して屋根を施工することを特徴とする、木造建物の屋根のシ−ルド工法。
- 互いに隣合う前記シールド部材の縁部どうしを重なり合わせて垂木の上面に係止させる、請求項1記載のシ−ルド工法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013163903A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Hiroaki Ishihara | 太陽光発電パネルの施工方法 |
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2004
- 2004-09-09 JP JP2004262485A patent/JP2005048589A/ja active Pending
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