JP2002241494A - 新規半芳香族ポリアミドおよびその製造法 - Google Patents
新規半芳香族ポリアミドおよびその製造法Info
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- JP2002241494A JP2002241494A JP2001040586A JP2001040586A JP2002241494A JP 2002241494 A JP2002241494 A JP 2002241494A JP 2001040586 A JP2001040586 A JP 2001040586A JP 2001040586 A JP2001040586 A JP 2001040586A JP 2002241494 A JP2002241494 A JP 2002241494A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】芳香族ポリアミドが本来有する優れた耐熱性等
を損なうことなく、着色が抑えられ、多くの溶剤、アク
リル類やエポキシ類モノマー、オリゴマーや、他のポリ
マー類への溶解性や相溶性に優れ、加工性が良く、種々
の分野に有用な、新規半芳香族ポリアミドを提供するこ
と。 【解決手段】構造中にフェノール性水酸基を含有する式
(A)で表される繰り返し単位を有する新規半芳香族ポ
リアミド。 【化1】 (式(A)中R1は1つ以上のフェノール性水酸基を含
有する2価の芳香族基を表し、R2は炭素数2〜20の
2価の脂肪族基または脂環族基を表す。)
を損なうことなく、着色が抑えられ、多くの溶剤、アク
リル類やエポキシ類モノマー、オリゴマーや、他のポリ
マー類への溶解性や相溶性に優れ、加工性が良く、種々
の分野に有用な、新規半芳香族ポリアミドを提供するこ
と。 【解決手段】構造中にフェノール性水酸基を含有する式
(A)で表される繰り返し単位を有する新規半芳香族ポ
リアミド。 【化1】 (式(A)中R1は1つ以上のフェノール性水酸基を含
有する2価の芳香族基を表し、R2は炭素数2〜20の
2価の脂肪族基または脂環族基を表す。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は着色が少なく、溶剤
等への溶解性が優れた耐熱性新規半芳香族ポリアミド
と、その製造法に関する。更に詳しくは、特定の芳香族
ジカルボン酸と、特定の脂環族ジアミンとを重合させて
得られる、特定の半芳香族ポリアミドおよび、重合時に
縮合剤を用いることで、比較的温和な条件で該半芳香族
ポリアミドを得る製造法に関する。
等への溶解性が優れた耐熱性新規半芳香族ポリアミド
と、その製造法に関する。更に詳しくは、特定の芳香族
ジカルボン酸と、特定の脂環族ジアミンとを重合させて
得られる、特定の半芳香族ポリアミドおよび、重合時に
縮合剤を用いることで、比較的温和な条件で該半芳香族
ポリアミドを得る製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】芳香族環を主鎖中に有するポリアミド
は、従来より、ジアミンとジカルボン酸ジクロリド、ジ
イソシアネートとジカルボン酸あるいは、これら誘導体
の反応で得られ、一般に軟化温度が極めて高く高耐熱性
で、難燃性や、強度・弾性率等に優れた特性を有し注目
されている。しかしながら、従来開発されてきた芳香族
含有ポリアミドは、ガラス転移温度が高く、溶解し得る
溶剤が非常に少ないため、加工性に乏しい。また、吸湿
性が高く、多くの場合着色が大きいという欠点を有す
る。
は、従来より、ジアミンとジカルボン酸ジクロリド、ジ
イソシアネートとジカルボン酸あるいは、これら誘導体
の反応で得られ、一般に軟化温度が極めて高く高耐熱性
で、難燃性や、強度・弾性率等に優れた特性を有し注目
されている。しかしながら、従来開発されてきた芳香族
含有ポリアミドは、ガラス転移温度が高く、溶解し得る
溶剤が非常に少ないため、加工性に乏しい。また、吸湿
性が高く、多くの場合着色が大きいという欠点を有す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、芳香族ポリ
アミドが本来有する優れた耐熱性等を損なうことなく、
着色が抑えられ、多くの溶剤、アクリル類やエポキシ類
モノマー又はオリゴマー若しくは他のポリマー類への溶
解性や相溶性に優れ、加工性に優れ、種々の分野に有用
な、新規半芳香族ポリアミドを提供することを目的とす
る。
アミドが本来有する優れた耐熱性等を損なうことなく、
着色が抑えられ、多くの溶剤、アクリル類やエポキシ類
モノマー又はオリゴマー若しくは他のポリマー類への溶
解性や相溶性に優れ、加工性に優れ、種々の分野に有用
な、新規半芳香族ポリアミドを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため、鋭意研究の結果、、本発明を完成し
た。すなわち本発明は、(1)一般式(A)
を解決するため、鋭意研究の結果、、本発明を完成し
た。すなわち本発明は、(1)一般式(A)
【0005】
【化4】 (式(A)中R1は1つ以上のフェノール性水酸基を含
有する2価の芳香族基を表し、R2は炭素数が6〜30
で脂肪族単環状置換基を2個以上有する2価の脂環族基
を表す。)で表される繰り返し単位を有する半芳香族ポ
リアミド、(2)一般式(1)
有する2価の芳香族基を表し、R2は炭素数が6〜30
で脂肪族単環状置換基を2個以上有する2価の脂環族基
を表す。)で表される繰り返し単位を有する半芳香族ポ
リアミド、(2)一般式(1)
【0006】
【化5】 (式(1)中R1は式(A)におけるのとと同じ意味を
表す。)で表される芳香族ジカルボン酸またはそれと他
のジカルボン酸との混合物と、一般式(2)
表す。)で表される芳香族ジカルボン酸またはそれと他
のジカルボン酸との混合物と、一般式(2)
【0007】
【化6】 (式(2)中R2は式(A)におけるのと同じ意味を表
す。)で表される脂環族ジアミンまたはそれと他のジア
ミンとの混合物とを、無機塩存在下で縮合剤を用い、重
合させることを特徴とする半芳香族ポリアミドの製造方
法、(3)上記(1)記載の半芳香族ポリアミドに硬化
性官能基を修飾した、硬化性官能基含有半芳香族ポリア
ミドに関する。
す。)で表される脂環族ジアミンまたはそれと他のジア
ミンとの混合物とを、無機塩存在下で縮合剤を用い、重
合させることを特徴とする半芳香族ポリアミドの製造方
法、(3)上記(1)記載の半芳香族ポリアミドに硬化
性官能基を修飾した、硬化性官能基含有半芳香族ポリア
ミドに関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の前記一般式(1)で表さ
れる芳香族ジカルボン酸(又はこれと他のジカルボン酸
との混合物)と一般式(2)で表される芳香族ジアミン
(又はこれと他のジアミンとの混合物)を反応させ得る
事ができる。本発明の半芳香族ポリアミドを得るため用
いる一般式(1)で表される芳香族ジカルボン酸は、構
造中に1つ以上のフェノール性水酸基を含有するジカル
ボン酸化合物であれば、特に制限はないが、一般式
(3)
れる芳香族ジカルボン酸(又はこれと他のジカルボン酸
との混合物)と一般式(2)で表される芳香族ジアミン
(又はこれと他のジアミンとの混合物)を反応させ得る
事ができる。本発明の半芳香族ポリアミドを得るため用
いる一般式(1)で表される芳香族ジカルボン酸は、構
造中に1つ以上のフェノール性水酸基を含有するジカル
ボン酸化合物であれば、特に制限はないが、一般式
(3)
【0009】
【化7】
【0010】(式(3)中R3はハロゲン原子、炭素数
1〜4のアルキル基およびハロゲン化アルキル基、炭素
数1〜4のアルコキシ基およびハロゲン化アルコキシ
基、炭素数1〜4のアルキルチオ基およびハロゲン化ア
ルキルチオ基、アセチル基、ニトロ基、シアノ基、メチ
ルスルホニル基のうち1つ以上を、R4は直接結合、酸
素原子、硫黄原子、炭素数1〜4のアルキレン基および
ハロゲン化アルキレン基、カルボニル基、スルホニル
基、スルホキシル基、アゾ基、ジチオ基のうち1つ以上
を、aは0〜3の整数を、bは0〜5の整数をそれぞれ
表す。)で表される化合物が好ましく、具体例として
は、5−ヒドロキシイソフタル酸、4−ヒドロキシイソ
フタル酸、2−ヒドロキシイソフタル酸、4,6−ジヒ
ドロキシイソフタル酸、2−ヒドロキシテレフタル酸、
2,5−ジヒドロキシテレフタル酸や、4−ヒドロキシ
フタル酸等が挙げられる。
1〜4のアルキル基およびハロゲン化アルキル基、炭素
数1〜4のアルコキシ基およびハロゲン化アルコキシ
基、炭素数1〜4のアルキルチオ基およびハロゲン化ア
ルキルチオ基、アセチル基、ニトロ基、シアノ基、メチ
ルスルホニル基のうち1つ以上を、R4は直接結合、酸
素原子、硫黄原子、炭素数1〜4のアルキレン基および
ハロゲン化アルキレン基、カルボニル基、スルホニル
基、スルホキシル基、アゾ基、ジチオ基のうち1つ以上
を、aは0〜3の整数を、bは0〜5の整数をそれぞれ
表す。)で表される化合物が好ましく、具体例として
は、5−ヒドロキシイソフタル酸、4−ヒドロキシイソ
フタル酸、2−ヒドロキシイソフタル酸、4,6−ジヒ
ドロキシイソフタル酸、2−ヒドロキシテレフタル酸、
2,5−ジヒドロキシテレフタル酸や、4−ヒドロキシ
フタル酸等が挙げられる。
【0011】一般式(2)で表される脂環族ジアミン
は、炭素数が6〜30で脂肪族単環状置換基を2個以上
有するジアミン化合物であれば、特に制限はないが、一
般式(4)
は、炭素数が6〜30で脂肪族単環状置換基を2個以上
有するジアミン化合物であれば、特に制限はないが、一
般式(4)
【0012】
【化8】
【0013】(式(4)中R5、R6は同一構造でも互
いに異なる構造でも良く、炭素数3〜15の酸素、硫
黄、窒素、ハロゲンを含んでも良い脂肪族単環状置換基
を、Xは直接結合、酸素原子、硫黄原子、炭素数1〜5
のアルキレン基およびハロゲン化アルキレン基、アミド
結合、尿素結合、スルホニル基、スルホキシル基、ジチ
オ基のうち1つ以上を、それぞれ表す。)で表される化
合物が好ましく、具体例としては、ビス(アミノシクロ
プロピル)、ビス(アミノシクロヘキシル)、ビス(ア
ミノメチルシクロヘキシル)、ビス(アミノシクロヘキ
シル)メタン、ビス(アミノジエチルシクロヘキシル)
メタン、ビス(アミノシクロヘキシル)エーテル、N−
(アミノシクロヘキシル)アミノシクロヘキサンカルボ
キサミドや、N,N’−ビス(アミノシクロヘキシル)
尿素等が挙げられる。
いに異なる構造でも良く、炭素数3〜15の酸素、硫
黄、窒素、ハロゲンを含んでも良い脂肪族単環状置換基
を、Xは直接結合、酸素原子、硫黄原子、炭素数1〜5
のアルキレン基およびハロゲン化アルキレン基、アミド
結合、尿素結合、スルホニル基、スルホキシル基、ジチ
オ基のうち1つ以上を、それぞれ表す。)で表される化
合物が好ましく、具体例としては、ビス(アミノシクロ
プロピル)、ビス(アミノシクロヘキシル)、ビス(ア
ミノメチルシクロヘキシル)、ビス(アミノシクロヘキ
シル)メタン、ビス(アミノジエチルシクロヘキシル)
メタン、ビス(アミノシクロヘキシル)エーテル、N−
(アミノシクロヘキシル)アミノシクロヘキサンカルボ
キサミドや、N,N’−ビス(アミノシクロヘキシル)
尿素等が挙げられる。
【0014】式(1)の芳香族ジカルボン酸(又はこれ
と他のジカルボン酸との混合物、以下両者をあわせてジ
カルボン酸成分という)と一般式(2)の芳香族ジアミ
ン(又はこれと他のジアミンとの混合物、以下両者をあ
わせてジアミン成分という)の反応は、無機塩存在下で
縮合剤を用いると温和な条件下進行させることができ好
ましい。無機塩の具体例としては、塩化リチウム、塩化
カルシウム、硫酸ナトリウムや、これらの混合物が挙げ
られる。これら無機塩の使用量は、ジカルボン酸成分
1.0モルに対して、通常0.5〜5.0モル、好まし
くは1.0〜3.0モルである。ジカルボン酸成分とジ
アミン成分の使用量は、末端をアミノ基とするかカルボ
キシル基とするかで異なり、一方を他方の等モル以上と
すればよい。
と他のジカルボン酸との混合物、以下両者をあわせてジ
カルボン酸成分という)と一般式(2)の芳香族ジアミ
ン(又はこれと他のジアミンとの混合物、以下両者をあ
わせてジアミン成分という)の反応は、無機塩存在下で
縮合剤を用いると温和な条件下進行させることができ好
ましい。無機塩の具体例としては、塩化リチウム、塩化
カルシウム、硫酸ナトリウムや、これらの混合物が挙げ
られる。これら無機塩の使用量は、ジカルボン酸成分
1.0モルに対して、通常0.5〜5.0モル、好まし
くは1.0〜3.0モルである。ジカルボン酸成分とジ
アミン成分の使用量は、末端をアミノ基とするかカルボ
キシル基とするかで異なり、一方を他方の等モル以上と
すればよい。
【0015】ジカルボン酸成分中に含まれ得る式(1)
の芳香族ジカルボン酸以外のジカルボン酸としては、ジ
カルボン酸であれば特に制限はないが、コハク酸、マレ
イン酸、フマル酸、イソフタル酸や、テレフタル酸等が
挙げられ、その混合比はジカルボン酸成分の50モル%
以下が好ましい。
の芳香族ジカルボン酸以外のジカルボン酸としては、ジ
カルボン酸であれば特に制限はないが、コハク酸、マレ
イン酸、フマル酸、イソフタル酸や、テレフタル酸等が
挙げられ、その混合比はジカルボン酸成分の50モル%
以下が好ましい。
【0016】ジアミン成分中に含まれ得る式(2)の芳
香族ジアミン以外のジアミンとしては、ジアミンであれ
ば特に制限はないが、エチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、ノナメチレンジアミン、シクロヘキサンジ
アミン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ビス
(アミノメチル)ノルボルナン、フェニレンジアミン、
ジアミノジフェニルエーテル、ジアミノビフェニル、ジ
アミノベンゾフェノン、ジアミノジフェニルメタン、ビ
ス(アミノジエチルフェニル)メタンや、ジアミノナフ
タレン等が挙げられ、その混合比はジアミン成分の50
モル%以下が好ましい。
香族ジアミン以外のジアミンとしては、ジアミンであれ
ば特に制限はないが、エチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、ノナメチレンジアミン、シクロヘキサンジ
アミン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ビス
(アミノメチル)ノルボルナン、フェニレンジアミン、
ジアミノジフェニルエーテル、ジアミノビフェニル、ジ
アミノベンゾフェノン、ジアミノジフェニルメタン、ビ
ス(アミノジエチルフェニル)メタンや、ジアミノナフ
タレン等が挙げられ、その混合比はジアミン成分の50
モル%以下が好ましい。
【0017】縮合剤としては、亜リン酸エステル系縮合
剤が好ましく、縮合剤の活性を高めることを目的とし
て、三級アミンを併用してもよい。反応は必要により不
活性溶媒、例えばN−メチル−2−ピロリドン、N,N
−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルカプロラクタム、N,N−ジメチルイミ
ダゾリドン、ジメチルスルホキシド、テトラメチル尿
素、ピリジンのような非プロトン性極性溶媒、トルエ
ン、ヘキサン、ヘプタン等の無極性溶媒、テトラヒドロ
フラン、ジグライム、ジオキサンや、トリオキサン等、
またはこれらの混合溶媒中で行ってもよい。これら溶媒
の使用量は、ジカルボン酸成分0.1モルに対して、通
常0〜500ml、好ましくは50〜300mlであ
る。また、反応温度は通常20〜150℃、好ましくは
50〜120℃である。反応時間は通常30分〜24時
間、好ましくは1〜10時間である。
剤が好ましく、縮合剤の活性を高めることを目的とし
て、三級アミンを併用してもよい。反応は必要により不
活性溶媒、例えばN−メチル−2−ピロリドン、N,N
−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルカプロラクタム、N,N−ジメチルイミ
ダゾリドン、ジメチルスルホキシド、テトラメチル尿
素、ピリジンのような非プロトン性極性溶媒、トルエ
ン、ヘキサン、ヘプタン等の無極性溶媒、テトラヒドロ
フラン、ジグライム、ジオキサンや、トリオキサン等、
またはこれらの混合溶媒中で行ってもよい。これら溶媒
の使用量は、ジカルボン酸成分0.1モルに対して、通
常0〜500ml、好ましくは50〜300mlであ
る。また、反応温度は通常20〜150℃、好ましくは
50〜120℃である。反応時間は通常30分〜24時
間、好ましくは1〜10時間である。
【0018】用い得る亜リン酸エステル系縮合剤の具体
例としては、亜リン酸トリフェニル、亜リン酸ジフェニ
ル、亜リン酸トリ−o−トリル、亜リン酸ジ−o−トリ
ル、亜リン酸トリ−m−トリル、亜リン酸ジ−m−トリ
ル、亜リン酸トリ−p−トリル、亜リン酸ジ−p−トリ
ルや、亜リン酸トリ−p−クロロフェニル等が挙げら
れ、その使用量は、用いるジカルボン酸成分1.0モル
に対して、通常1.0〜3.0モル、好ましくは1.5
〜2.5モルである。
例としては、亜リン酸トリフェニル、亜リン酸ジフェニ
ル、亜リン酸トリ−o−トリル、亜リン酸ジ−o−トリ
ル、亜リン酸トリ−m−トリル、亜リン酸ジ−m−トリ
ル、亜リン酸トリ−p−トリル、亜リン酸ジ−p−トリ
ルや、亜リン酸トリ−p−クロロフェニル等が挙げら
れ、その使用量は、用いるジカルボン酸成分1.0モル
に対して、通常1.0〜3.0モル、好ましくは1.5
〜2.5モルである。
【0019】上記亜リン酸エステル系縮合剤と共に用い
得る三級アミンの具体例としては、ピリジン、ピコリ
ン、ルチジンや、トリエチルアミン等が挙げられ、その
使用量は、用いるジカルボン酸成分1.0モルに対し
て、通常1.0〜3.0モル、好ましくは1.5〜2.
5モルである。反応は、ジカルボン成分並びに必要によ
り無機塩、縮合剤、三級アミン及び不活性溶媒とを所定
量仕込み、均一に溶解または分散させた後、必要により
窒素置換を行い、所定温度に昇温後、ジアミン成分を所
定量滴下する。また縮合剤を使用する場合、ジカルボン
成分及びジアミン成分並びに必要により無機塩、三級ア
ミン及び不活性溶媒とを所定量仕込み、均一に溶解また
は分散させた後、必要により窒素置換を行い、所定温度
に昇温後、縮合剤を所定量滴下し反応を行うこともでき
る。こうして得られた本発明の半芳香族ポリアミドの分
子量はその使用目的によって異なり一概には言えない
が、分子量の指標となる粘度で言えば、N,N−ジメチ
ルアセトアミドを溶媒とし、30℃で測定したときの対
数粘度が0.01〜1.50dl/gが好ましい。
得る三級アミンの具体例としては、ピリジン、ピコリ
ン、ルチジンや、トリエチルアミン等が挙げられ、その
使用量は、用いるジカルボン酸成分1.0モルに対し
て、通常1.0〜3.0モル、好ましくは1.5〜2.
5モルである。反応は、ジカルボン成分並びに必要によ
り無機塩、縮合剤、三級アミン及び不活性溶媒とを所定
量仕込み、均一に溶解または分散させた後、必要により
窒素置換を行い、所定温度に昇温後、ジアミン成分を所
定量滴下する。また縮合剤を使用する場合、ジカルボン
成分及びジアミン成分並びに必要により無機塩、三級ア
ミン及び不活性溶媒とを所定量仕込み、均一に溶解また
は分散させた後、必要により窒素置換を行い、所定温度
に昇温後、縮合剤を所定量滴下し反応を行うこともでき
る。こうして得られた本発明の半芳香族ポリアミドの分
子量はその使用目的によって異なり一概には言えない
が、分子量の指標となる粘度で言えば、N,N−ジメチ
ルアセトアミドを溶媒とし、30℃で測定したときの対
数粘度が0.01〜1.50dl/gが好ましい。
【0020】また必要により、上記反応中または反応後
に、(メタ)アクリル基、ビニル基や、エポキシ基等、
加熱操作または紫外線や電子線等のエネルギー線照射に
より硬化する硬化性官能基で半芳香族ポリアミドの末端
基を修飾できる。例えば、用いるジカルボン酸成分に対
し、等モル以上のジアミン成分を反応させ、末端アミン
の半芳香族ポリアミドとし、更に(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル基含有カルボン酸や、エポキシ基含有
カルボン酸を反応させたり、用いるジアミン成分に対
し、等モル以上のジカルボン酸成分を反応させ、末端カ
ルボン酸の半芳香族ポリアミドとし、更に(メタ)アク
リル基含有ジアミン化合物やエポキシ基含有ジアミン化
合物を反応させたりすることにより、末端硬化性官能基
含有半芳香族ポリアミドが得られる。
に、(メタ)アクリル基、ビニル基や、エポキシ基等、
加熱操作または紫外線や電子線等のエネルギー線照射に
より硬化する硬化性官能基で半芳香族ポリアミドの末端
基を修飾できる。例えば、用いるジカルボン酸成分に対
し、等モル以上のジアミン成分を反応させ、末端アミン
の半芳香族ポリアミドとし、更に(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル基含有カルボン酸や、エポキシ基含有
カルボン酸を反応させたり、用いるジアミン成分に対
し、等モル以上のジカルボン酸成分を反応させ、末端カ
ルボン酸の半芳香族ポリアミドとし、更に(メタ)アク
リル基含有ジアミン化合物やエポキシ基含有ジアミン化
合物を反応させたりすることにより、末端硬化性官能基
含有半芳香族ポリアミドが得られる。
【0021】上記半芳香族ポリアミドは、反応混合液を
室温まで冷却した後、貧溶媒の使用や溶媒除去等で析出
させ、再溶解再沈殿および/または洗浄後、濾過し、乾
燥させ単離することができる。用い得る貧溶媒は半芳香
族ポリアミドが溶解しにくい溶媒であれば良く、具体例
としては、水、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、シク
ロヘキサノンや、これらを含有する混合溶媒等が挙げら
れる。また、半芳香族ポリアミドを単離した後、構造中
に有するフェノール性水酸基を、硬化性官能基で修飾す
ることもできる。例えば、不活性溶媒等に単離した半芳
香族ポリアミドを溶解させ、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、ピリジン、トリエチルアミン等の塩基性化合
物の存在下で、(メタ)アクリロイルクロリドやエピク
ロロヒドリン等を、フェノール性水酸基と反応させ、硬
化性官能基含有半芳香族ポリアミドが得られる。
室温まで冷却した後、貧溶媒の使用や溶媒除去等で析出
させ、再溶解再沈殿および/または洗浄後、濾過し、乾
燥させ単離することができる。用い得る貧溶媒は半芳香
族ポリアミドが溶解しにくい溶媒であれば良く、具体例
としては、水、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、シク
ロヘキサノンや、これらを含有する混合溶媒等が挙げら
れる。また、半芳香族ポリアミドを単離した後、構造中
に有するフェノール性水酸基を、硬化性官能基で修飾す
ることもできる。例えば、不活性溶媒等に単離した半芳
香族ポリアミドを溶解させ、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、ピリジン、トリエチルアミン等の塩基性化合
物の存在下で、(メタ)アクリロイルクロリドやエピク
ロロヒドリン等を、フェノール性水酸基と反応させ、硬
化性官能基含有半芳香族ポリアミドが得られる。
【0022】本発明の半芳香族ポリアミドは、着色が少
なく、フェノール性水酸基を有するため、多くの溶剤等
への溶解性、他ポリマーとの相溶性や、種々基盤への密
着性が優れ、耐熱性にも優れるため、種々の用途に有用
である。また、機能性添加剤として、本発明の半芳香族
ポリアミドを含有する組成物を容易に形成でき、例え
ば、不活性な有機又は無機顔料、染料、カブリ防止剤、
退色防止剤、ハレーション防止剤、蛍光増白剤、界面活
性剤、可塑剤、難燃剤、酸化防止剤、充填剤、静電防止
剤、消泡剤、流動調整剤、促進剤、遅延剤、光安定剤、
防かび剤、抗菌剤、磁性体や、ゴム弾性を持たせるため
例えばポリマールの商品名(武田薬品製)で知られてい
る不飽和ポリエステルやその他の可とう性プレポリマー
等と、必要により溶剤を混合することができる。
なく、フェノール性水酸基を有するため、多くの溶剤等
への溶解性、他ポリマーとの相溶性や、種々基盤への密
着性が優れ、耐熱性にも優れるため、種々の用途に有用
である。また、機能性添加剤として、本発明の半芳香族
ポリアミドを含有する組成物を容易に形成でき、例え
ば、不活性な有機又は無機顔料、染料、カブリ防止剤、
退色防止剤、ハレーション防止剤、蛍光増白剤、界面活
性剤、可塑剤、難燃剤、酸化防止剤、充填剤、静電防止
剤、消泡剤、流動調整剤、促進剤、遅延剤、光安定剤、
防かび剤、抗菌剤、磁性体や、ゴム弾性を持たせるため
例えばポリマールの商品名(武田薬品製)で知られてい
る不飽和ポリエステルやその他の可とう性プレポリマー
等と、必要により溶剤を混合することができる。
【0023】さらに硬化性官能基含有半芳香族ポリアミ
ドは、他の硬化性モノマーやオリゴマー類と反応し得る
ため、重合開始剤と混合して、重合性組成物とすること
もできる。重合開始剤としては、熱重合開始剤、光重合
開始剤等のラジカル重合を起こしうるものであれば特に
制限はく、熱重合開始剤の具体例としては、過酸化ベン
ゾイル、過酸化アセチル、過酸化ラウロイル、t−ブチ
ルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサ
イド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス−2,4
−ジメチルバレロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカ
ルボニトリル等が挙げられ、光重合開始剤の具体例とし
ては、2,4−ジエチルチオキサントン、ベンゾフェノ
ン、4−ジメチルアミノイソアミルベンゾエート、4−
ジメチルアミノエチルベンゾエート等が挙げられる。
ドは、他の硬化性モノマーやオリゴマー類と反応し得る
ため、重合開始剤と混合して、重合性組成物とすること
もできる。重合開始剤としては、熱重合開始剤、光重合
開始剤等のラジカル重合を起こしうるものであれば特に
制限はく、熱重合開始剤の具体例としては、過酸化ベン
ゾイル、過酸化アセチル、過酸化ラウロイル、t−ブチ
ルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサ
イド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス−2,4
−ジメチルバレロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカ
ルボニトリル等が挙げられ、光重合開始剤の具体例とし
ては、2,4−ジエチルチオキサントン、ベンゾフェノ
ン、4−ジメチルアミノイソアミルベンゾエート、4−
ジメチルアミノエチルベンゾエート等が挙げられる。
【0024】上記重合性組成物は通常、硬化性官能基含
有半芳香族ポリアミド100重量部に対して、重合開始
剤0.01〜20重量部を必須の成分とするが、好適な
比率は、重合開始剤の種類や硬化方法、混在物の種類や
量、温度、湿度(水分量)、塗膜厚等さまざまな要因を
考慮することにより決められる。硬化性官能基含有半芳
香族ポリアミドと重合開始剤の溶解を容易にするため、
予め両者を適当な溶媒(例えば、プロピレンカーボネー
ト、カルビトール、カルビトールアセテート、ブチロラ
クトン等)に溶解して使用することができ、混合、溶解
あるいは混練等の方法により調製することもできる。
有半芳香族ポリアミド100重量部に対して、重合開始
剤0.01〜20重量部を必須の成分とするが、好適な
比率は、重合開始剤の種類や硬化方法、混在物の種類や
量、温度、湿度(水分量)、塗膜厚等さまざまな要因を
考慮することにより決められる。硬化性官能基含有半芳
香族ポリアミドと重合開始剤の溶解を容易にするため、
予め両者を適当な溶媒(例えば、プロピレンカーボネー
ト、カルビトール、カルビトールアセテート、ブチロラ
クトン等)に溶解して使用することができ、混合、溶解
あるいは混練等の方法により調製することもできる。
【0025】こうして得られた重合性組成物は、電気材
料、金属、木材、ゴム、プラスチック、ガラス、セラミ
ックス製品、具体的には、フォトレジスト、液状レジス
ト、電子写真、ダイレクト刷版材料、ホログラム材料、
接着剤、粘着剤、粘接着剤、封止剤、塗料、コーティン
グ剤、インキ、成形材料、注型材料、パテ、ガラス繊維
含浸剤、目止め剤等として使用可能である。
料、金属、木材、ゴム、プラスチック、ガラス、セラミ
ックス製品、具体的には、フォトレジスト、液状レジス
ト、電子写真、ダイレクト刷版材料、ホログラム材料、
接着剤、粘着剤、粘接着剤、封止剤、塗料、コーティン
グ剤、インキ、成形材料、注型材料、パテ、ガラス繊維
含浸剤、目止め剤等として使用可能である。
【0026】
【実施例】以下に実施例によって本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0027】実施例1 温度計、環流冷却器、滴下ロート、窒素導入装置、攪拌
装置のついた500mlの反応器に、5−ヒドロキシイ
ソフタル酸18.213g(0.10モル)、ビス(4
−アミノシクロヘキシル)メタン21.036g(0.
10モル)と、塩化リチウム5.00g(0.12モ
ル)を仕込み、乾燥窒素を流しながら、N−メチル−2
−ピロリドン200gと、ピリジン20.00g(0.
25モル)を加え、攪拌しながら反応器内が95℃にな
るまで徐々に加熱し、固形分を溶解させた。その後、反
応器内を攪拌し95℃に保ち、縮合剤として亜リン酸ト
リフェニル62.06g(0.20モル)を2時間で滴
下し、さらに1時間反応させた。次に、反応器内が12
0℃になるまで徐々に加熱し、さらに120℃で2時間
反応させた。
装置のついた500mlの反応器に、5−ヒドロキシイ
ソフタル酸18.213g(0.10モル)、ビス(4
−アミノシクロヘキシル)メタン21.036g(0.
10モル)と、塩化リチウム5.00g(0.12モ
ル)を仕込み、乾燥窒素を流しながら、N−メチル−2
−ピロリドン200gと、ピリジン20.00g(0.
25モル)を加え、攪拌しながら反応器内が95℃にな
るまで徐々に加熱し、固形分を溶解させた。その後、反
応器内を攪拌し95℃に保ち、縮合剤として亜リン酸ト
リフェニル62.06g(0.20モル)を2時間で滴
下し、さらに1時間反応させた。次に、反応器内が12
0℃になるまで徐々に加熱し、さらに120℃で2時間
反応させた。
【0028】反応終了後、反応溶液を室温まで冷却した
後、1000ml容器に蒸留水300gとメタノール3
00gとを仕込み、激しく攪拌しながら、前記反応溶液
を加え、生成物を析出させた。析出物を濾過した後、1
000ml容器にメタノール300gを仕込、攪拌しな
がら、前記析出物を徐々に加え、1時間攪拌洗浄した。
その後、蒸留水300gを加え、さらに1時間攪拌洗浄
した後、濾過した。次に、この析出物を1,000ml
容器に仕込み、蒸留水600gを加え、室温で1時間攪
拌洗浄し、乾燥させて式(5)
後、1000ml容器に蒸留水300gとメタノール3
00gとを仕込み、激しく攪拌しながら、前記反応溶液
を加え、生成物を析出させた。析出物を濾過した後、1
000ml容器にメタノール300gを仕込、攪拌しな
がら、前記析出物を徐々に加え、1時間攪拌洗浄した。
その後、蒸留水300gを加え、さらに1時間攪拌洗浄
した後、濾過した。次に、この析出物を1,000ml
容器に仕込み、蒸留水600gを加え、室温で1時間攪
拌洗浄し、乾燥させて式(5)
【0029】
【化9】 (式中nは繰り返し数を表す)で表される半芳香族ポリ
アミドを得た(収率92.5%)。この半芳香族ポリア
ミド樹脂粉末0.100gをN,N−ジメチルアセトア
ミド20.0mlに溶解させ、30℃で測定した対数粘
度は、0.20dl/gであった。
アミドを得た(収率92.5%)。この半芳香族ポリア
ミド樹脂粉末0.100gをN,N−ジメチルアセトア
ミド20.0mlに溶解させ、30℃で測定した対数粘
度は、0.20dl/gであった。
【0030】
【発明の効果】本発明の半芳香族ポリアミドは、芳香族
ポリアミドが本来有する優れた耐熱性等を損なうことな
く、着色が抑えられ、多くの溶剤、アクリル類やエポキ
シ類モノマー、オリゴマーや、他のポリマー類への溶解
性や相溶性に優れ、種々基盤への密着性にも優れ、加工
性が良く、作業性の良好な機能性添加剤として、コーテ
ィング剤、インキ、塗料、接着剤、レジスト、封止剤、
製版材、絶縁材等の種々の分野で極めて有用である。
ポリアミドが本来有する優れた耐熱性等を損なうことな
く、着色が抑えられ、多くの溶剤、アクリル類やエポキ
シ類モノマー、オリゴマーや、他のポリマー類への溶解
性や相溶性に優れ、種々基盤への密着性にも優れ、加工
性が良く、作業性の良好な機能性添加剤として、コーテ
ィング剤、インキ、塗料、接着剤、レジスト、封止剤、
製版材、絶縁材等の種々の分野で極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J001 DA01 DB01 DC01 DC05 DC08 DD05 EB06 EB24 EB25 EB26 EB28 EB35 EB36 EB37 EB46 EB56 EB57 EB58 EB59 EB60 EC05 EC08 EC09 EC14 EC16 EC24 EC33 EC36 EC44 EC54 EC56 EC66 EC67 EC68 EC69 EC70 EE04D EE06D EE14D EE23A EE23C EE24A EE24C EE27C EE37D EE38C EE42A EE47D EE56A EE72A EE76D FB03 FB05 FC03 FC05 FD01 FD03 FD05 GA13 GB05 GD02 GD07 GD08 GE02 JA01 JA17 JA18 JA20 JB02
Claims (3)
- 【請求項1】一般式(A) 【化1】 (式(A)中R1は1つ以上のフェノール性水酸基を含
有する2価の芳香族基を表し、R2は炭素数が6〜30
で脂肪族単環状置換基を2個以上有する2価の脂環族基
を表す。)で表される繰り返し単位を有する半芳香族ポ
リアミド。 - 【請求項2】一般式(1) 【化2】 (式(1)中R1は式(A)におけるのと同じ意味を表
す。)で表される芳香族ジカルボン酸またはそれと他の
ジカルボン酸との混合物と、一般式(2) 【化3】 (式(2)中R2は式(A)におけるのと同じ意味を表
す。)で表される脂環族ジアミンまたはそれをと他のジ
アミンとの混合物とを、無機塩存在下で縮合剤を用い、
重合させることを特徴とする半芳香族ポリアミドの製造
方法。 - 【請求項3】請求項1記載の半芳香族ポリアミドに硬化
性官能基を修飾した、硬化性官能基含有半芳香族ポリア
ミド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001040586A JP2002241494A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 新規半芳香族ポリアミドおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002241494A true JP2002241494A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18903165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001040586A Pending JP2002241494A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 新規半芳香族ポリアミドおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002241494A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006124545A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Nippon Kayaku Co Ltd | 芳香族ポリアミド樹脂の製造方法 |
JP2016056357A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 住友ベークライト株式会社 | ディスプレイ用素子、光学用素子、照明用素子又はセンサ素子の製造のための芳香族ポリアミド溶液 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH024831A (ja) * | 1988-06-22 | 1990-01-09 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ポリアミド樹脂および組成物 |
JPH0343418A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-25 | Tomoegawa Paper Co Ltd | ポリシロキサン―ポリアミド系ブロック共重合体 |
JPH0782374A (ja) * | 1993-09-16 | 1995-03-28 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 感光性樹脂及びその製造方法 |
JP2002097267A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-02 | Nippon Kayaku Co Ltd | 新規半芳香族ポリアミドおよびその製造法 |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001040586A patent/JP2002241494A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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JP2006124545A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Nippon Kayaku Co Ltd | 芳香族ポリアミド樹脂の製造方法 |
JP4514037B2 (ja) * | 2004-10-29 | 2010-07-28 | 日本化薬株式会社 | 芳香族ポリアミド樹脂の製造方法 |
JP2016056357A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 住友ベークライト株式会社 | ディスプレイ用素子、光学用素子、照明用素子又はセンサ素子の製造のための芳香族ポリアミド溶液 |
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