JP2002241166A - 水硬性組成物 - Google Patents
水硬性組成物Info
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/02—Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
- C04B18/023—Fired or melted materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B22/00—Use of inorganic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. accelerators, shrinkage compensating agents
- C04B22/008—Cement and like inorganic materials added as expanding or shrinkage compensating ingredients in mortar or concrete compositions, the expansion being the result of a recrystallisation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B7/00—Hydraulic cements
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 Cr6+を含有する廃棄物等であっても、Cr6
+の溶出を低減できる水硬性組成物を提供する。 【解決手段】 セメントと重金属溶出低減材を含む水硬
性組成物であって、該重金属溶出低減材が、1000℃以上
の還元雰囲気下で製造され、化学成分としてCaO、Al2O
3及びSiO2の3成分を主成分とし、CaO、Al2O3及びS
iO2の3成分換算でCaO量が20重量%以上、Al2O3量が
70重量%以下、SiO2量が70重量%以下であり、かつ、
還元性物質を含有する重金属溶出低減材である水硬性組
成物を提供する。
+の溶出を低減できる水硬性組成物を提供する。 【解決手段】 セメントと重金属溶出低減材を含む水硬
性組成物であって、該重金属溶出低減材が、1000℃以上
の還元雰囲気下で製造され、化学成分としてCaO、Al2O
3及びSiO2の3成分を主成分とし、CaO、Al2O3及びS
iO2の3成分換算でCaO量が20重量%以上、Al2O3量が
70重量%以下、SiO2量が70重量%以下であり、かつ、
還元性物質を含有する重金属溶出低減材である水硬性組
成物を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメントと重金属
溶出低減材を含む水硬性組成物に関し、Cr6+を含有す
る廃棄物、汚泥、土壌等からのCr6+の溶出を低減でき
る他、水硬性組成物中のセメントからのCr6+の溶出も
低減できる水硬性組成物に関する。
溶出低減材を含む水硬性組成物に関し、Cr6+を含有す
る廃棄物、汚泥、土壌等からのCr6+の溶出を低減でき
る他、水硬性組成物中のセメントからのCr6+の溶出も
低減できる水硬性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】有害物質を含んだ廃棄物、汚泥、土壌等
の処理の際には、何らかの手段による無害化が必要であ
り、従来より、かかる有害物質の無害化・固定化のため
に、セメント及びセメントを主成分とする固化材が多用
されている。しかし、セメント及びセメントを主成分と
する固化材も、その使用環境によっては、微量成分が溶
出する場合がある。例えば、ヨーロッパ製のセメントで
は、Cr6+の溶出がみられる場合がある。
の処理の際には、何らかの手段による無害化が必要であ
り、従来より、かかる有害物質の無害化・固定化のため
に、セメント及びセメントを主成分とする固化材が多用
されている。しかし、セメント及びセメントを主成分と
する固化材も、その使用環境によっては、微量成分が溶
出する場合がある。例えば、ヨーロッパ製のセメントで
は、Cr6+の溶出がみられる場合がある。
【0003】従来から、Cr6+の溶出を低減する手段と
して、還元性物質を添加する手段が知られ、更に該還元
性物質としては第1鉄塩や高炉スラグ等が知られてい
る。
して、還元性物質を添加する手段が知られ、更に該還元
性物質としては第1鉄塩や高炉スラグ等が知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1鉄
塩は、Cr6+の初期の溶出低減には有効ではあるが、速
やかに空気酸化されて還元作用が失われるため、長期に
渡ってのCr6+の溶出低減は困難であった。一方、高炉
スラグは、Cr6+の溶出低減効果が現れるまでに数日の
期間を要し、第1鉄塩とは逆にCr6+の初期の溶出低減
は困難であった。
塩は、Cr6+の初期の溶出低減には有効ではあるが、速
やかに空気酸化されて還元作用が失われるため、長期に
渡ってのCr6+の溶出低減は困難であった。一方、高炉
スラグは、Cr6+の溶出低減効果が現れるまでに数日の
期間を要し、第1鉄塩とは逆にCr6+の初期の溶出低減
は困難であった。
【0005】本発明は、上記の課題に鑑みなされたもの
であって、初期から長期に渡ってCr6+の溶出を低減で
きる水硬性組成物を提供することを目的とする。
であって、初期から長期に渡ってCr6+の溶出を低減で
きる水硬性組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、特定の条件で製造され
た特定の化学成分を有する重金属溶出低減材を含む水硬
性組成物であれば、上記課題が解決されることを見いだ
し、本発明を完成させた。
を解決すべく鋭意研究した結果、特定の条件で製造され
た特定の化学成分を有する重金属溶出低減材を含む水硬
性組成物であれば、上記課題が解決されることを見いだ
し、本発明を完成させた。
【0007】即ち、本発明は、セメントと重金属溶出低
減材を含む水硬性組成物であって、該重金属溶出低減材
が、1000℃以上の還元雰囲気下で製造され、化学成分と
してCaO、Al2O3及びSiO2の3成分を主成分とし、CaO、A
l2O3及びSiO2の3成分換算でCaO量が20重量%以上、Al2
O3量が70重量%以下、SiO2量が70重量%以下であり、か
つ、還元性物質を含有する重金属溶出低減材であること
を特徴とする水硬性組成物であり(請求項1)、該還元
性物質が、シリコンもしくはアルミニウムから選ばれる
金属、または1価ないし2価の低価数の金属酸化物ある
いは金属硫化物であることを特徴とする請求項1記載の
水硬性組成物であり(請求項2)、さらに、第一鉄塩、
硫化アンモニウム、チオ硫酸ナトリウム、硫黄、高炉ス
ラグから選ばれる1種以上の無機粉末を含むことが好ま
しい(請求項3)。
減材を含む水硬性組成物であって、該重金属溶出低減材
が、1000℃以上の還元雰囲気下で製造され、化学成分と
してCaO、Al2O3及びSiO2の3成分を主成分とし、CaO、A
l2O3及びSiO2の3成分換算でCaO量が20重量%以上、Al2
O3量が70重量%以下、SiO2量が70重量%以下であり、か
つ、還元性物質を含有する重金属溶出低減材であること
を特徴とする水硬性組成物であり(請求項1)、該還元
性物質が、シリコンもしくはアルミニウムから選ばれる
金属、または1価ないし2価の低価数の金属酸化物ある
いは金属硫化物であることを特徴とする請求項1記載の
水硬性組成物であり(請求項2)、さらに、第一鉄塩、
硫化アンモニウム、チオ硫酸ナトリウム、硫黄、高炉ス
ラグから選ばれる1種以上の無機粉末を含むことが好ま
しい(請求項3)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳しく説明
する。本発明で使用する重金属溶出低減材は、1000℃以
上の還元雰囲気下で製造され、化学成分としてCaO、Al2
O3及びSiO2の3成分を主成分とし、CaO、Al2O3及びSiO2
の3成分換算でCaO量が20重量%以上、Al2O3量が70重量
%以下、SiO2量が70重量%以下であり、かつ、還元性物
質を含有するものである。前記重金属溶出低減材を含む
ことによって、本発明の水硬性組成物は初期から長期に
渡ってCr6+の溶出を低減できる。
する。本発明で使用する重金属溶出低減材は、1000℃以
上の還元雰囲気下で製造され、化学成分としてCaO、Al2
O3及びSiO2の3成分を主成分とし、CaO、Al2O3及びSiO2
の3成分換算でCaO量が20重量%以上、Al2O3量が70重量
%以下、SiO2量が70重量%以下であり、かつ、還元性物
質を含有するものである。前記重金属溶出低減材を含む
ことによって、本発明の水硬性組成物は初期から長期に
渡ってCr6+の溶出を低減できる。
【0009】本発明において重金属溶出低減材は、1000
℃以上、重金属溶出低減材の製造コストや生産効率等か
ら好ましくは1300〜2000℃の還元雰囲気下で製造され
る。製造温度が1000℃未満では、重金属溶出低減材の製
造に時間がかかり生産効率が低下するので好ましくな
い。製造時の雰囲気が酸化雰囲気では、後述する還元性
物質を含有することが困難であり、Cr6+の溶出低減効
果が低下するので好ましくない。本発明において重金属
溶出低減材の製造に使用する製造装置は、1000℃以上で
の加熱が可能で、かつ、還元雰囲気にすることができる
製造装置(加熱装置)であれば、特に限定するものでは
なく、例えば、キルン、電気炉、反射炉、キュポラ等が
挙げられる。還元雰囲気にする方法としては、例えば、
コークス等の可燃物を後述する原料とともに製造装置
(加熱装置)に投入する、鉄、シリコンまたはアルミニ
ウム等の金属成分を後述する原料とともに製造装置(加
熱装置)に投入する、COやH2等の還元性のガスを流す等
の方法が挙げられる。
℃以上、重金属溶出低減材の製造コストや生産効率等か
ら好ましくは1300〜2000℃の還元雰囲気下で製造され
る。製造温度が1000℃未満では、重金属溶出低減材の製
造に時間がかかり生産効率が低下するので好ましくな
い。製造時の雰囲気が酸化雰囲気では、後述する還元性
物質を含有することが困難であり、Cr6+の溶出低減効
果が低下するので好ましくない。本発明において重金属
溶出低減材の製造に使用する製造装置は、1000℃以上で
の加熱が可能で、かつ、還元雰囲気にすることができる
製造装置(加熱装置)であれば、特に限定するものでは
なく、例えば、キルン、電気炉、反射炉、キュポラ等が
挙げられる。還元雰囲気にする方法としては、例えば、
コークス等の可燃物を後述する原料とともに製造装置
(加熱装置)に投入する、鉄、シリコンまたはアルミニ
ウム等の金属成分を後述する原料とともに製造装置(加
熱装置)に投入する、COやH2等の還元性のガスを流す等
の方法が挙げられる。
【0010】本発明において重金属溶出低減材は、化学
成分としてCaO、Al2O3及びSiO2の3成分を主成分とし、
CaO、Al2O3及びSiO2の3成分換算でCaO量が20重量%以
上、Al2O3量が70重量%以下、SiO2量が70重量%以下の
ものである。化学成分が前記範囲外では、重金属溶出低
減材自身の水硬性が低下するので、Cr6+の固定化によ
る初期の溶出低減が困難となり好ましくない。重金属溶
出低減材の化学成分の含有量は、該重金属溶出低減材の
生産効率やCr6+の溶出低減効果等から、好ましくはCa
O、Al2O3及びSiO2の3成分換算でCaO量が30〜70重量
%、Al2O3量が5〜70重量%、SiO2量が10〜70重量%であ
る。
成分としてCaO、Al2O3及びSiO2の3成分を主成分とし、
CaO、Al2O3及びSiO2の3成分換算でCaO量が20重量%以
上、Al2O3量が70重量%以下、SiO2量が70重量%以下の
ものである。化学成分が前記範囲外では、重金属溶出低
減材自身の水硬性が低下するので、Cr6+の固定化によ
る初期の溶出低減が困難となり好ましくない。重金属溶
出低減材の化学成分の含有量は、該重金属溶出低減材の
生産効率やCr6+の溶出低減効果等から、好ましくはCa
O、Al2O3及びSiO2の3成分換算でCaO量が30〜70重量
%、Al2O3量が5〜70重量%、SiO2量が10〜70重量%であ
る。
【0011】本発明において重金属溶出低減材は、還元
性物質を含有するものである。該還元性物質としては、
まずシリコン又はアルミニウムから選ばれる金属があげ
られる。重金属溶出低減材中の該還元性物質の含有量と
しては1〜20重量%が好ましい。次にFeO、Mn
O、CoO、NiO、Cu2O、SiOなどから選ばれ
る一種以上の1価ないし2価の低価数の金属酸化物があ
げられる。重金属溶出低減材中の該金属酸化物の含有量
として0.5〜10重量%が好ましい。さらにはCa
S、Al2S3、SiS2、Na2S、K2S,MgS、C
uS,VS,FeS、ZnS、MnS、CoS、NiS
などから選ばれる一種以上の金属硫化物も使用できる。
重金属溶出低減材中の該金属硫化物の含有量としては、
S換算で1〜10重量%が好ましい。これらの還元性物
質は、製造された重金属溶出低減材が非晶質の場合に
は、上記のような化合物の形態はとらないが、成分とし
て含まれていれば良い。むしろ非晶質の形態の方が成分
として溶出し易くなり、有効に効果が発揮されるので好
ましい場合がある。重金属溶出低減材中に還元性物質が
含まれていないと、Cr6+の溶出低減効果が低下するの
で好ましくない。
性物質を含有するものである。該還元性物質としては、
まずシリコン又はアルミニウムから選ばれる金属があげ
られる。重金属溶出低減材中の該還元性物質の含有量と
しては1〜20重量%が好ましい。次にFeO、Mn
O、CoO、NiO、Cu2O、SiOなどから選ばれ
る一種以上の1価ないし2価の低価数の金属酸化物があ
げられる。重金属溶出低減材中の該金属酸化物の含有量
として0.5〜10重量%が好ましい。さらにはCa
S、Al2S3、SiS2、Na2S、K2S,MgS、C
uS,VS,FeS、ZnS、MnS、CoS、NiS
などから選ばれる一種以上の金属硫化物も使用できる。
重金属溶出低減材中の該金属硫化物の含有量としては、
S換算で1〜10重量%が好ましい。これらの還元性物
質は、製造された重金属溶出低減材が非晶質の場合に
は、上記のような化合物の形態はとらないが、成分とし
て含まれていれば良い。むしろ非晶質の形態の方が成分
として溶出し易くなり、有効に効果が発揮されるので好
ましい場合がある。重金属溶出低減材中に還元性物質が
含まれていないと、Cr6+の溶出低減効果が低下するの
で好ましくない。
【0012】重金属溶出低減材中に還元性物質が含まれ
ているかどうかは、例えば、以下に示す方法によって確
認することができる。 (1)重金属溶出低減材中の全鉄量に対する還元状態の鉄
(Fe、FeO)の割合を求める方法 試料1gをビーカーに入れ、少量の蒸留水と10mlのHCl
と10mlのHClO4を加えて、時計皿をかぶせて加熱し、白
煙を生じてから約10分間加熱を続けたあと、室温まで冷
却する。 温水50mlと6規定のHClを5ml加えて再度加熱し、可溶
性塩類を溶解させた後に濾過して沈殿物を取り除く。濾
液を25%酢酸アンモニウム緩衝液とアンモニア水(1+1)
によりpH=3に調整した後、2%サリチル酸水溶液を2ml添
加し、0.01mol/lのEDTA標準溶液で滴定しFe2O3量を求
め、試料中の全鉄量(F1)を求める。 窒素雰囲気中で、試料1gに臭素−メチルアルコール50
mlを加えて10分間攪拌した後、濾過し、残さをメチルア
ルコールで洗浄する。続いて、残さを濾紙ごと三角フラ
スコに入れ、窒素と置換した状態で6規定のHClを20ml加
えて加熱溶解し、室温まで冷却したものに、更に水100m
lと、H2SO4:H2PO3:水=3:3:14(重量比)の混酸水溶液30m
l、及び、ジフェニルアミンスルホン酸ナトリウム0.5ml
を加えて、1/40規定の重クロム酸カリウムで滴定し、Fe
Oの含有量を求め、FeOとして含有されるFe量(F2)を
算出する。また、濾液と洗浄液を300mlのビーカーに入
れ、6規定のHClを20ml加えて、約1時間濃縮し、さらに1
0mlのHClO4を加えて乾固し、6規定のHClを10mlと温水50
mlを加えて、濾過し、200mlのメスフラスコで定容し、
2.483Åの原子吸光分析で測定し、Fe量(F3)を求め
る。 前記F1〜F3から、全鉄量に対する還元状態の鉄
(Fe、FeO)の割合を求める。
ているかどうかは、例えば、以下に示す方法によって確
認することができる。 (1)重金属溶出低減材中の全鉄量に対する還元状態の鉄
(Fe、FeO)の割合を求める方法 試料1gをビーカーに入れ、少量の蒸留水と10mlのHCl
と10mlのHClO4を加えて、時計皿をかぶせて加熱し、白
煙を生じてから約10分間加熱を続けたあと、室温まで冷
却する。 温水50mlと6規定のHClを5ml加えて再度加熱し、可溶
性塩類を溶解させた後に濾過して沈殿物を取り除く。濾
液を25%酢酸アンモニウム緩衝液とアンモニア水(1+1)
によりpH=3に調整した後、2%サリチル酸水溶液を2ml添
加し、0.01mol/lのEDTA標準溶液で滴定しFe2O3量を求
め、試料中の全鉄量(F1)を求める。 窒素雰囲気中で、試料1gに臭素−メチルアルコール50
mlを加えて10分間攪拌した後、濾過し、残さをメチルア
ルコールで洗浄する。続いて、残さを濾紙ごと三角フラ
スコに入れ、窒素と置換した状態で6規定のHClを20ml加
えて加熱溶解し、室温まで冷却したものに、更に水100m
lと、H2SO4:H2PO3:水=3:3:14(重量比)の混酸水溶液30m
l、及び、ジフェニルアミンスルホン酸ナトリウム0.5ml
を加えて、1/40規定の重クロム酸カリウムで滴定し、Fe
Oの含有量を求め、FeOとして含有されるFe量(F2)を
算出する。また、濾液と洗浄液を300mlのビーカーに入
れ、6規定のHClを20ml加えて、約1時間濃縮し、さらに1
0mlのHClO4を加えて乾固し、6規定のHClを10mlと温水50
mlを加えて、濾過し、200mlのメスフラスコで定容し、
2.483Åの原子吸光分析で測定し、Fe量(F3)を求め
る。 前記F1〜F3から、全鉄量に対する還元状態の鉄
(Fe、FeO)の割合を求める。
【0013】(2)重金属溶出低減材中の硫化物イオンの
状態を測定する方法 蛍光X線分析又は硫黄分析計により、試料中の全硫黄
量(S1)を測定する。 「JIS R 9101(せっこうの化学分析法)」等の公知の方
法で、三酸化硫黄及びニ酸化硫黄として含有される硫黄
量(S2)を測定する。 (S1−S2)より、還元状態の硫黄量を算出する。
状態を測定する方法 蛍光X線分析又は硫黄分析計により、試料中の全硫黄
量(S1)を測定する。 「JIS R 9101(せっこうの化学分析法)」等の公知の方
法で、三酸化硫黄及びニ酸化硫黄として含有される硫黄
量(S2)を測定する。 (S1−S2)より、還元状態の硫黄量を算出する。
【0014】次に、重金属溶出低減材の製造方法につい
て説明する。本発明において重金属溶出低減材の製造方
法としては、CaO原料、Al2O3原料、SiO2原料等をCaO、A
l2O3及びSiO2の3成分換算で、CaO量が20重量%以上、A
l2O3量が70重量%以下、SiO2量が70重量%以下となる
ように製造装置(加熱装置)に投入し、1000℃以上の還
元雰囲気下で加熱(焼成、溶融等)して製造する方法が
挙げられる。前記CaO原料としては、生石灰、消石灰、
石灰石等の工業原料が、Al2O3原料としては、ボーキサ
イト、ばん土頁岩、水酸化アルミニウム、アルミナ等の
工業原料が、SiO2原料としては、珪石、珪砂、長石、火
山ガラス等の天然原料や工業原料が挙げられる。また、
本発明においては、前記天然原料や工業原料以外に、石
炭灰、高炉スラグ、転炉スラグ、製鋼スラグ、銅カラ
ミ、廃棄物溶融スラグ、シリカフューム、廃コンクリー
ト、アルミナ廃触媒、アルミナスラッジ、アルミ灰、コ
ンクリートスラッジ、廃コンクリート、廃アスベスト、
廃ロックウール等のリサイクル資源や産業廃棄物も原料
として使用することができる。前記各種原料は、製造装
置(加熱装置)に投入する前に混合しておいても良い
し、個別に製造装置(加熱装置)に投入しても良い。ま
た、原料は、粉体状のものを使用しても良いし、粒状又
は塊状のものを使用しても良い。なお、前記した各種原
料には、Fe2O3、TiO2、MgO等の不純物が含まれている。
本発明において重金属溶出低減材は、これらの不純物を
合計で30重量%以下、好ましくは15重量%以下含有する
ことは差し支えない。また、本発明において重金属溶出
低減材は、結晶質、非晶質のいずれであってもよい。
て説明する。本発明において重金属溶出低減材の製造方
法としては、CaO原料、Al2O3原料、SiO2原料等をCaO、A
l2O3及びSiO2の3成分換算で、CaO量が20重量%以上、A
l2O3量が70重量%以下、SiO2量が70重量%以下となる
ように製造装置(加熱装置)に投入し、1000℃以上の還
元雰囲気下で加熱(焼成、溶融等)して製造する方法が
挙げられる。前記CaO原料としては、生石灰、消石灰、
石灰石等の工業原料が、Al2O3原料としては、ボーキサ
イト、ばん土頁岩、水酸化アルミニウム、アルミナ等の
工業原料が、SiO2原料としては、珪石、珪砂、長石、火
山ガラス等の天然原料や工業原料が挙げられる。また、
本発明においては、前記天然原料や工業原料以外に、石
炭灰、高炉スラグ、転炉スラグ、製鋼スラグ、銅カラ
ミ、廃棄物溶融スラグ、シリカフューム、廃コンクリー
ト、アルミナ廃触媒、アルミナスラッジ、アルミ灰、コ
ンクリートスラッジ、廃コンクリート、廃アスベスト、
廃ロックウール等のリサイクル資源や産業廃棄物も原料
として使用することができる。前記各種原料は、製造装
置(加熱装置)に投入する前に混合しておいても良い
し、個別に製造装置(加熱装置)に投入しても良い。ま
た、原料は、粉体状のものを使用しても良いし、粒状又
は塊状のものを使用しても良い。なお、前記した各種原
料には、Fe2O3、TiO2、MgO等の不純物が含まれている。
本発明において重金属溶出低減材は、これらの不純物を
合計で30重量%以下、好ましくは15重量%以下含有する
ことは差し支えない。また、本発明において重金属溶出
低減材は、結晶質、非晶質のいずれであってもよい。
【0015】本発明において重金属溶出低減材のブレー
ン比表面積は、1000cm2/g以上が好ましく、より好まし
くは2000〜10000cm2/gである。粉砕は、慣用の粉砕装置
で行えば良い。
ン比表面積は、1000cm2/g以上が好ましく、より好まし
くは2000〜10000cm2/gである。粉砕は、慣用の粉砕装置
で行えば良い。
【0016】本発明で使用するセメントとしては、普通
ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント等の
各種ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッ
シュセメント等の各種混合セメント、ジェットセメン
ト、エコセメント等が挙げられる。
ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント等の
各種ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッ
シュセメント等の各種混合セメント、ジェットセメン
ト、エコセメント等が挙げられる。
【0017】本発明の水硬性組成物は、上記重金属溶出
低減材と上記セメントを含むものである。水硬性組成物
中の重金属溶出低減材の配合量は、Cr6+の溶出低減効
果等から2〜50重量%とするのが好ましい。
低減材と上記セメントを含むものである。水硬性組成物
中の重金属溶出低減材の配合量は、Cr6+の溶出低減効
果等から2〜50重量%とするのが好ましい。
【0018】本発明の水硬性組成物において、上記重金
属溶出低減材と上記セメントに加えて、第一鉄塩、硫化
アンモニウム、チオ硫酸ナトリウム、硫黄、高炉スラグ
から選ばれる1種以上の無機粉末を含むことは、Cr6+
の溶出をより低減することができ好ましいものである。
第一鉄塩としては、硫酸第一鉄等が挙げられる。なお、
本発明の水硬性組成物においては、本発明の効果を損な
わない範囲で、石膏、各種無機塩(例えば、アルカリ金
属塩等)、シリカフューム、フライアッシュ、炭酸カル
シウム等の無機粉末を含んでいても差し支えない。ま
た、凝結調整剤、増粘剤、流動化剤、分離低減剤等の各
種有機混和剤を添加することも差し支えない。
属溶出低減材と上記セメントに加えて、第一鉄塩、硫化
アンモニウム、チオ硫酸ナトリウム、硫黄、高炉スラグ
から選ばれる1種以上の無機粉末を含むことは、Cr6+
の溶出をより低減することができ好ましいものである。
第一鉄塩としては、硫酸第一鉄等が挙げられる。なお、
本発明の水硬性組成物においては、本発明の効果を損な
わない範囲で、石膏、各種無機塩(例えば、アルカリ金
属塩等)、シリカフューム、フライアッシュ、炭酸カル
シウム等の無機粉末を含んでいても差し支えない。ま
た、凝結調整剤、増粘剤、流動化剤、分離低減剤等の各
種有機混和剤を添加することも差し支えない。
【0019】本発明の水硬性組成物の使用にあたって
は、Cr6+を含有する廃棄物、汚泥、土壌等に、本発明
の水硬性組成物を水とともに加えて混練(混合)すれば
よい。本発明の水硬性組成物は、Cr6+を含有する廃棄
物、汚泥、土壌等からのCr6+の溶出を低減する効果を
有するものである。また、本発明の水硬性組成物におい
ては、水硬性組成物中のセメントからのCr6+の溶出を
低減する効果も有するものである。
は、Cr6+を含有する廃棄物、汚泥、土壌等に、本発明
の水硬性組成物を水とともに加えて混練(混合)すれば
よい。本発明の水硬性組成物は、Cr6+を含有する廃棄
物、汚泥、土壌等からのCr6+の溶出を低減する効果を
有するものである。また、本発明の水硬性組成物におい
ては、水硬性組成物中のセメントからのCr6+の溶出を
低減する効果も有するものである。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 (1)重金属溶出低減材の調製 CaO原料として生石灰、Al2O3原料としてばん土頁岩、Si
O2原料として珪石、さらに、若干のベンガラと排脱石膏
を使用し、該原料とコークスを加熱装置に投入し、試料
8を除いて1300〜1700℃の還元雰囲気下で溶融し、重金
属溶出低減材(試料1〜7)を調製した。なお、試料8
は1600℃の酸化雰囲気下で溶融して調整した。次に、重
金属溶出低減材は全て、ボールミルでブレーン比表面積
5000cm2/gに粉砕した。以上の重金属溶出低減材の化学
分析値を表1に示す。Si、Alについては、X線回折のピ
ーク強度から算出した。また、金属硫化物に関してはX
RDによって検出された硫化物相を示した。
O2原料として珪石、さらに、若干のベンガラと排脱石膏
を使用し、該原料とコークスを加熱装置に投入し、試料
8を除いて1300〜1700℃の還元雰囲気下で溶融し、重金
属溶出低減材(試料1〜7)を調製した。なお、試料8
は1600℃の酸化雰囲気下で溶融して調整した。次に、重
金属溶出低減材は全て、ボールミルでブレーン比表面積
5000cm2/gに粉砕した。以上の重金属溶出低減材の化学
分析値を表1に示す。Si、Alについては、X線回折のピ
ーク強度から算出した。また、金属硫化物に関してはX
RDによって検出された硫化物相を示した。
【0021】
【表1】
【0022】実施例1〜7、比較例1 (2)溶出試験1;Cr6+に汚染された土壌(砂質土、特
性は表2に示す)に対するCr6+溶出低減効果の測定 表3に示す配合で、表2の重金属に汚染された土壌、重
金属溶出低減材、普通ポルトランドセメント(太平洋セ
メント(株)製)、水を混合し、該混合物をφ3cm×6cm
に成形し、該成形体を24時間20℃で養生して、供試体を
調製した。前記供試体を粉砕し、環境庁告知13号「産業
廃棄物に含まれる金属等の検定方法」に準じて、Cr6+
の溶出量を測定した。その結果を表3に併記する。
性は表2に示す)に対するCr6+溶出低減効果の測定 表3に示す配合で、表2の重金属に汚染された土壌、重
金属溶出低減材、普通ポルトランドセメント(太平洋セ
メント(株)製)、水を混合し、該混合物をφ3cm×6cm
に成形し、該成形体を24時間20℃で養生して、供試体を
調製した。前記供試体を粉砕し、環境庁告知13号「産業
廃棄物に含まれる金属等の検定方法」に準じて、Cr6+
の溶出量を測定した。その結果を表3に併記する。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】実施例8〜12、比較例2〜4 (3)溶出試験2;Cr6+を含有するセメントを使用した
場合のCr6+溶出低減効果の測定 Cr6+含有量が30ppmである早強ポルトランドセメント
クリンカを電気炉にて調製し、該クリンカに石膏を加え
て、Cr6+を含有するセメントを試製した。表4に示す
配合で、前記試製セメント、重金属溶出低減材、硫酸第
一鉄(試薬)、高炉スラグ(新日鐵(株)製「エスメン
ト」)、水を混練し、φ3cm×6cmに成形し、該成形体を
20℃で、6時間、1日、3日養生して、供試体を調製し
た。前記供試体を粉砕し、環境庁告知13号「産業廃棄物
に含まれる金属等の検定方法」に準じて、Cr6+の溶出
量を測定した。その結果を表5に示す。
場合のCr6+溶出低減効果の測定 Cr6+含有量が30ppmである早強ポルトランドセメント
クリンカを電気炉にて調製し、該クリンカに石膏を加え
て、Cr6+を含有するセメントを試製した。表4に示す
配合で、前記試製セメント、重金属溶出低減材、硫酸第
一鉄(試薬)、高炉スラグ(新日鐵(株)製「エスメン
ト」)、水を混練し、φ3cm×6cmに成形し、該成形体を
20℃で、6時間、1日、3日養生して、供試体を調製し
た。前記供試体を粉砕し、環境庁告知13号「産業廃棄物
に含まれる金属等の検定方法」に準じて、Cr6+の溶出
量を測定した。その結果を表5に示す。
【0026】
【表4】
【0027】
【表5】
【0028】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明の水硬性組
成物は、Cr6+を含有する廃棄物、汚泥、土壌等からの
Cr6+の溶出を低減する効果を有するものである。ま
た、本発明の水硬性組成物においては、水硬性組成物中
のセメントからのCr6+の溶出を低減する効果も有する
ものである。
成物は、Cr6+を含有する廃棄物、汚泥、土壌等からの
Cr6+の溶出を低減する効果を有するものである。ま
た、本発明の水硬性組成物においては、水硬性組成物中
のセメントからのCr6+の溶出を低減する効果も有する
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 22/02 C04B 22/08 A 22/04 Z 22/06 22/14 Z 22/08 103:60 B09B 3/00 304H 22/14 304K // C04B 103:60 Fターム(参考) 4D004 AA02 AA41 AA46 AB03 CA34 CA45 CC11 CC12 CC13 4D059 AA13 BG00 DA04 DA12 DA19 DA66 DA70 4G012 PA29 PB02 PB03 PB06 PB10 PC13 PD02 PE00
Claims (3)
- 【請求項1】セメントと重金属溶出低減材を含む水硬性
組成物であって、該重金属溶出低減材が、1000℃以上の
還元雰囲気下で製造され、化学成分としてCaO、Al2O3及
びSiO2の3成分を主成分とし、CaO、Al2O3及びSiO2の3
成分換算でCaO量が20重量%以上、Al2O3量が70重量%以
下、SiO2量が70重量%以下であり、かつ、還元性物質を
含有する重金属溶出低減材であることを特徴とする水硬
性組成物。 - 【請求項2】該還元性物質が、シリコンもしくはアルミ
ニウムから選ばれる金属、または1価ないし2価の低価
数の金属酸化物、あるいは金属硫化物であることを特徴
とする請求項1に記載の水硬性組成物。 - 【請求項3】さらに、第一鉄塩、硫化アンモニウム、チ
オ硫酸ナトリウム、硫黄、高炉スラグから選ばれる1種
以上の無機粉末を含む請求項1または2に記載の水硬性
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001244770A JP2002241166A (ja) | 2000-12-11 | 2001-08-10 | 水硬性組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000375469 | 2000-12-11 | ||
JP2000-375469 | 2000-12-11 | ||
JP2001244770A JP2002241166A (ja) | 2000-12-11 | 2001-08-10 | 水硬性組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002241166A true JP2002241166A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=26605569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001244770A Pending JP2002241166A (ja) | 2000-12-11 | 2001-08-10 | 水硬性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002241166A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007331976A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Taiheiyo Cement Corp | セメント添加材及びセメント組成物 |
JP2008150481A (ja) * | 2006-12-17 | 2008-07-03 | Daiei Kogyo:Kk | 固化材 |
JP2010036178A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Eco Project:Kk | 無機系粉末固化材及びコンクリートスラッジの固化処理方法 |
JP2011093738A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Mitsubishi Materials Corp | セメント系固化材 |
KR101093105B1 (ko) | 2009-04-06 | 2011-12-13 | 현대시멘트 주식회사 | 6가크롬 저감 시멘트클링커의 제조방법 및 그 시멘트클링커로 제조한 6가크롬 저감 시멘트 |
JP2012006815A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Taiheiyo Materials Corp | カルシウムアルミネートクリンカ及び速硬材並びに注入用速硬混和材 |
CN102936116A (zh) * | 2012-11-16 | 2013-02-20 | 湖南大学 | 利用水泥与有机硫化物固化-稳定化重金属污染底泥的方法及所得固化体的应用 |
JP2014042881A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Shikoku Research Institute Inc | 石炭灰用固化材及びそれを用いた固化物の製造方法 |
JP2017087190A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | 太平洋セメント株式会社 | 不溶化材、及び六価クロムの溶出の抑制方法 |
-
2001
- 2001-08-10 JP JP2001244770A patent/JP2002241166A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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