JP2002240381A - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JP2002240381A
JP2002240381A JP2001037359A JP2001037359A JP2002240381A JP 2002240381 A JP2002240381 A JP 2002240381A JP 2001037359 A JP2001037359 A JP 2001037359A JP 2001037359 A JP2001037359 A JP 2001037359A JP 2002240381 A JP2002240381 A JP 2002240381A
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JP
Japan
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motor
carriage
excitation time
carriage motor
speed
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP2001037359A
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English (en)
Inventor
Atsushi Ishikawa
敦 石川
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に、低速時における印字速度の低下を防止
する。 【解決手段】 S11にてキャリッジモータの動作速度
が決定すると、決定した速度がV1か、V2か、V3
か、…判断し、V1であれば、S12にてメモリから励
磁時間T1を呼出して設定し、また、V2であれば、S
14にてメモリから励磁時間T2を呼出して設定し、ま
た、V3であれば、S15にてメモリから励磁時間T3
を呼出して設定する。そして、設定後にキャリッジモー
タの制御開始及び実行を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントヘッドを
搭載したキャリッジを移動制御して印字を行うシリアル
プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシリアルプリンタは、キャリッ
ジをステッピングモータからなるキャリッジモータを駆
動して移動制御するようにしているが、キャリッジは往
復移動するためキャリッジモータは正転、逆転制御され
る。そして、印字においてはこれを連続的に繰返すこと
になる。モータを正転から逆転、あるいは逆転から正転
に切替える場合には、慣性力による相のずれを防止する
ため一定時間モータを励磁して停止制御する励磁時間が
必要になる。この励磁時間は、モータ自体にかかる負
荷、負荷の機構、負荷のバラツキ、モータの特性、モー
タの回転速度等により決められる。
【0003】そして、従来、キャリッジモータの回転速
度を複数段に切替え制御できるものがあるが、従来にお
いては励磁時間を全ての回転速度において相ずれが生じ
ないように最も高速の回転速度に合わせて最長の励磁時
間を設定していた。すなわち、図4に示すように、S1
にてキャリッジモータの動作速度が決定されると、S2
にて励磁時間の設定が行われ、S3にてキャリッジモー
タの制御開始及び実行が行われる。そして、励磁時間は
キャリッジモータの動作速度に関係なく、予め決められ
た時間に一律に設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、励磁時
間を最も高速の回転速度に合わせて設定したのでは、慣
性力が小さく、励磁時間を長く設定する必要が無い、低
速の回転速度のときにもその励磁時間だけモータを停止
制御することになり、印字速度が低下するという問題が
あった。
【0005】そこで本発明は、キャリッジモータの回転
速度に合わせて励磁時間を切替えることができ、これに
より、回転速度が高速のときには長い励磁時間を使用し
てキャリッジモータの停止制御ができ、また、回転速度
が低速のときには短い励磁時間を使用してキャリッジモ
ータの停止制御ができ、低速時における印字速度の低下
を防止できるシリアルプリンタを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
キャリッジにプリントヘッドを搭載し、キャリッジをス
テッピングモータからなるキャリッジモータにより用紙
の搬送方向に対して垂直方向に移動制御しつつプリント
ヘッドを駆動して印字を行うとともにキャリッジモータ
の回転速度を複数段に切替えできるシリアルプリンタに
おいて、キャリッジモータの停止時の慣性力による相ず
れを防止するための励磁時間をそのモータの回転速度に
対応して複数種記憶したメモリと、キャリッジモータの
回転速度に応じてメモリから対応する励磁時間を呼出し
て設定する手段とを設け、キャリッジモータを設定した
励磁時間だけ励磁して停止制御することにある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1はシリアルプリンタの要部構
成を示すブロック図で、1は制御部本体を構成するマイ
クロプロセッサ、2はこのマイクロプロセッサ1が各部
を制御するプログラムデータを格納したROM(リード
・オンリー・メモリ)、3は外部から取り込んだ印字デ
ータを格納するメモリ、この印字データをビットパター
ンに展開するためのメモリ、ビットパターンに展開され
た印字データを格納するメモリ等を設けたRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)、4はI/Oポートである。
前記マイクロプロセッサ1、ROM2、RAM3、I/
Oポート4はバスライン5を介して互いに電気的に接続
している。
【0008】前記I/Oポート4には、用紙の搬送方向
に対して垂直方向に移動制御されるキャリッジに搭載さ
れたプリントヘッド6を駆動するヘッド駆動回路7、キ
ャリッジを移動制御するキャリッジモータ8を駆動する
モータ駆動回路9及び用紙を搬送する搬送ローラを回転
駆動する搬送モータ10を駆動するモータ駆動回路11
が接続されている。前記プリントヘッド6は、ビットパ
ターンに基づいてドット印字するドットヘッドになって
いる。
【0009】前記キャリッジモータ8は、ステッピング
モータからなり、正転及び逆転時の回転速度を速度V
1、速度V2、速度V3、…のように複数段に切替え制
御できるようになっている。そして、前記RAM3に
は、図2に示すように、各回転速度V1、V2、V3、
…に応じてキャリッジモータ8の停止時の慣性力による
相ずれを防止するための励磁時間T1、T2、T3、…
を記憶したメモリ31が設けられている。
【0010】回転速度V1、V2、V3、…の関係が、
V1>V2>V3>…であったとすると、最高速度はV
1であり、この速度V1でキャリッジモータ8が連続動
作を安定して行うための時間が約10msであったとする
と、励磁時間T1は、これに同一機種のモータの誤差、
モータに加わる負荷の誤差等を考慮して+10msし、2
0msに設定する。また、速度V2でキャリッジモータ8
が連続動作を安定して行うための時間が約8msであった
とすると、励磁時間V2は、これに同一機種のモータの
誤差、モータに加わる負荷の誤差等を考慮して+10ms
し、18msに設定する。
【0011】このように、励磁時間T1、T2、T3、
…はキャリッジモータ8の各回転速度V1、V2、V
3、…においてキャリッジモータ8が連続動作を安定し
て行うための時間とこれにモータの誤差、モータに加わ
る負荷の誤差等を考慮して設定した時間を加えて設定さ
れる。このようにして設定される励磁時間T1、T2、
T3、…の関係は、T1>T2>T3>…となる。
【0012】そして、実際の印字時には、図3に示すよ
うに、S11にてキャリッジモータ8の動作速度が決定
すると、決定した速度がV1か、V2か、V3か、…判
断し、V1であれば、S12にてメモリ31から励磁時
間T1を呼出して設定し、S13にてキャリッジモータ
8の制御開始及び実行を行う。
【0013】また、V2であれば、S14にてメモリ3
1から励磁時間T2を呼出して設定し、S13にてキャ
リッジモータ8の制御開始及び実行を行う。また、V3
であれば、S15にてメモリ31から励磁時間T3を呼
出して設定し、S13にてキャリッジモータ8の制御開
始及び実行を行う。
【0014】このような構成においては、キャリッジモ
ータ8の動作速度をV1,V2,V3,…と複数段に切
替えができ、それぞれの動作速度V1,V2,V3,…
に応じてモータを停止制御するのに必要な励磁時間T
1,T2,T3,…が設定される。
【0015】従って、キャリッジモータ8の動作速度が
例えばV3であれば励磁時間T3が設定されることにな
り、動作速度が低速になればそれに応じて励磁時間が短
くなり、低速時における印字速度の低下を防止できる。
勿論、キャリッジモータ8の動作速度が高速V1のとき
には従来と同様、長い励磁時間T1を使用してモータの
停止制御ができる。
【0016】なお、この実施の形態では、最初にキャリ
ッジモータ8の動作速度を決定して励磁時間を設定し、
その後にモータの制御開始及び実行を行うようにしたが
モータの動作速度の決定及びそれに基づく励磁時間の設
定はこれのみに限定するものではなく、モータの実行中
において、キャリッジモータ8の動作速度を変更し、そ
れに応じて励磁時間を変更する制御を行ってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、キ
ャリッジモータの回転速度に合わせて励磁時間を切替え
ることができ、これにより、回転速度が高速のときには
長い励磁時間を使用してキャリッジモータの停止制御が
でき、また、回転速度が低速のときには短い励磁時間を
使用してキャリッジモータの停止制御ができ、特に、低
速時における印字速度の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における要部構成を示すブ
ロック図。
【図2】同実施の形態における要部メモリ構成を示す
図。
【図3】同実施の形態におけるモータの動作速度の決定
とそれに基づく励磁時間の設定の制御を示す流れ図。
【図4】従来におけるモータの動作速度の決定と励磁時
間の設定の制御を示す流れ図。
【符号の説明】
1…マイクロプロセッサ 2…ROM 3…RAM 6…プリントヘッド 8…キャリッジモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジにプリントヘッドを搭載し、
    前記キャリッジをステッピングモータからなるキャリッ
    ジモータにより用紙の搬送方向に対して垂直方向に移動
    制御しつつ前記プリントヘッドを駆動して印字を行うと
    ともに前記キャリッジモータの回転速度を複数段に切替
    えできるシリアルプリンタにおいて、前記キャリッジモ
    ータの停止時の慣性力による相ずれを防止するための励
    磁時間をそのモータの回転速度に対応して複数種記憶し
    たメモリと、前記キャリッジモータの回転速度に応じて
    前記メモリから対応する励磁時間を呼出して設定する手
    段とを設け、前記キャリッジモータを設定した励磁時間
    だけ励磁して停止制御することを特徴とするシリアルプ
    リンタ。
JP2001037359A 2001-02-14 2001-02-14 シリアルプリンタ Abandoned JP2002240381A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014023196A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Denso Corp モータ制御装置

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JP2000255129A (ja) * 1999-03-08 2000-09-19 Hitachi Ltd 印字装置

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