JP2002240375A - サーマルライン印字装置 - Google Patents

サーマルライン印字装置

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JP2002240375A
JP2002240375A JP2001043281A JP2001043281A JP2002240375A JP 2002240375 A JP2002240375 A JP 2002240375A JP 2001043281 A JP2001043281 A JP 2001043281A JP 2001043281 A JP2001043281 A JP 2001043281A JP 2002240375 A JP2002240375 A JP 2002240375A
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JP
Japan
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ink
ink sheet
motor
thermal line
line printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001043281A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Mori
裕之 森
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Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクシートの搬送制御を簡単な機構で高精
度で行うことが可能なサーマルライン印字装置を提供す
る。 【解決手段】 インクシート7の長手方向に一定間隔に
配置されている特定個所をセンサ3で検出し、該特定個
所間のインクシートの搬送に要したモータへのパルス数
を計数する。その計数結果から算出したパルス周波数H
2を供給インクロール2側のモータ1に供給し、巻取イ
ンクロール5側のモータ4に対しては、トルクリミッタ
ーにて滑りが生ずるようにパルス周波数H2より高いパ
ルス周波数を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印写紙とインク
シートとの搬送速度に速度差を持たせて印写するための
速度差印写機構を持つサーマルライン印字装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特許第3086296号公報に記載のこ
の種のサーマルラインプリンタでは、インクシートの搬
送速度が変動しても印写濃度差が生じないように、イン
ク供給ロールの巻径を巻径検出手段で検出し、検出され
た巻径に応じてサーマルヘッドに対する印加エネルギー
を可変制御している。
【0003】ところで、速度差印写機構を改善して印写
速度の向上をはかるには、インクシートの色毎に専用ヘ
ッドを設けて同時に印写を行う機構とする必要がある
が、ヘッド数が増加し機構が複雑になった分、リボンシ
ートの搬送を単純にしないと装置が大型化する。また、
印写紙の搬送速度に対しインクシートの搬送速度が遅く
なるほど、インクシートの1画素面積当たりの印写紙の
画素数が増加するため、リボンシートの搬送制御を極め
て高精度に行なわないと画質が悪化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の速度差
印写機構を採用した昇華型サーマルラインプリンタで
は、インクシートにおける供給インクロールの巻径の変
化に伴うインクシートの搬送速度の変化に対し、インク
シートの搬送速度を一定にするために、供給インクロー
ルの巻径検知用装置或いは搬送速度の検出装置を付加し
ていたが、この方式では、機構が複雑になり、装置が大
型化するという問題があった。また、DCモータを使用
したリボンシートの搬送制御では、十分な精度が出せな
いという問題があった。
【0005】この発明の課題は、このような問題を解決
し、インクシートの搬送制御を簡単な機構で高精度で行
うことが可能なサーマルライン印字装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、サーマルヘ
ッドによる記録部で接する印写紙とインクシートとを、
搬送速度に速度差を持たせて印写するようにしたサーマ
ルライン印字装置において、インクシートを搬送する供
給インクロールおよび巻取インクロールと、パルス周波
数にて回転速度を制御されてこれら供給インクロールお
よび巻取インクロールをそれぞれ駆動するモータと、イ
ンクシートの長手方向に一定間隔に配置されている特定
個所を検出する検出手段と、該特定個所間のインクシー
トの搬送に要した少なくとも一方のモータへのパルス数
を計数するパルス数計数手段と、その計数結果からイン
クシートの搬送速度を一定に保つようにモータを制御す
るモータ制御手段とを備えたことを特徴とする
【0007】検出する特定個所は、インクシートに形成
された特定の色のインク部でよい。
【0008】モータ制御手段は、パルス数計数手段の計
数結果から、モータに与えるパルス周波数を算出して供
給する。具体的には、パルス数計数手段の計数結果から
算出したパルス周波数H2を供給インクロール側のモー
タに供給し、巻取インクロール側のモータに対しては、
トルクリミッターにて滑りが生ずるようにパルス周波数
H2より高いパルス周波数を供給する。
【0009】さらに、パルス数計数手段の計数結果から
インクシートのニアエンドを検出するニアエンド検出手
段を備えれば、該ニアエンド検出手段の検出結果に応じ
て例えばモータを別に制御することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面に従って詳細に説明する。図1に、速度差印写機構を
持つサーマルラインプリンタのインクシートの搬送機構
の概略図を示す。
【0011】この搬送機構は、供給側ステッピングモー
タ1にて駆動される供給インクロール2と、巻取側ステ
ッピングモータ4と図示しないトルクリミッターとで駆
動される巻取インクロール5と、供給インクロール2お
よび巻取インクロール5で搬送されるインクシート7の
特定個所を検出する透過型フォトセンサ3と、ステッピ
ングモータ1・4を制御するとともにフォトセンサ3か
らの入力を監視するマイクロコンピュータ6とからな
る。そして、複数のサーマルヘッド8による記録部で図
示しない印写紙と接するインクシート7を、印写紙と速
度差をもたせて搬送する。
【0012】マイクロコンピュータ6は、ステッピング
モータ1・4へのパルス数を計数するパルス数計数手段
と、その計数結果からインクシートの搬送速度を一定に
保つようにステッピングモータ1・4を制御するモータ
制御手段としての機能を有する。なお、ステッピングモ
ータ1・4の分解能で十分な精度がでない場合は、適当
な減速機構を付加すればよい。
【0013】次に、マイクロコンピュータ6による制御
によって行われる搬送動作について説明する。供給イン
クロール2を駆動するステッピングモータ1を所定の周
波数(Hl)で駆動し、巻取インクロール5を駆動する
ステッピングモータ4は、トルクリミッターにて滑りが
発生するように、供給インクロール2側のステッピング
モータ1より高い周波数で駆動する。
【0014】フォトセンサ3にてインクシート7の例え
ばイエローインク部の先端を検出(センサ3がOFFか
らONに変化)してから、次のイエローインク部の先端
を検出するまでのインクシート7の搬送に要したステッ
ピングモータ1に与えたパルス数(P1)を計数する。
【0015】このパルス数(P1)と既知の供給インク
ロール2の回転角度/ステッピングモータ1のパルス数
(Q1)、および同じく既知のイエローインク部の先端
から次のイエローインク部の先端までの長さ(Ll)か
ら、ステッピングモータ1の1パルス当たりのインクシ
ート7の搬送距離(L2)および供給インクロール2の
巻径(r)を次のように算出する。
【0016】[ステッピングモータ1の1パルス当たり
のインクシートの搬送距離L2] L2=Ll÷Pl
【0017】[供給ロール2の巻径r] r=(Ll×360)÷(2π×Q1×P1)
【0018】次に、1パルス当たりのインクシートの搬
送距離(L2)とインクシートの所定の搬送速度(V
l)から、ステッピングモータ1に供給するパルス周波
数(H2)を次のように算出する。 H2=V1÷L2
【0019】パルス周波数(H2)をステッピングモー
タ1に供給し、ステッピングモータ2には、トルクリミ
ッターにて滑りが発生するようにパルス周波数(H2)
より高い周波数を供給する。
【0020】また、マイクロコンピュータ6に、上記の
ように計数したパルス数からインクシート7のニアエン
ドを算出するニアエンド検出手段としての機能も備えれ
ば、ニアエンドになったら、ステッピングモータ1・4
を停止したり報知する等の別の制御を行うことができ
る。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、インクシ
ートの搬送速度の検出装置や供給インクロールおよび巻
取インクロールの回転角度・回転速度の検出装置を有し
ないで、定速度でのインクシートの搬送ができるので、
インクシートの搬送機構が簡単になり、装置の大型化を
防ぐことができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、インクシー
トに形成された特定の色のインク部を検出してモータへ
のパルス数を計数するので、インクシートに特別な手段
を講ずる必要がない。
【0023】請求項3および4記載の発明によれば、イ
ンクシートの供給インクロールの巻径が変化してもイン
クシートの供給インクロールの回転速度の可変制御によ
り、インクシートの搬送速度を十分な精度をもって所定
の速度に保つことが可能である。また、供給インクロー
ルの巻径の検出装置が無くても供給インクロールの巻径
を検出することができるため、インクシートの搬送機構
が簡単になる。
【0024】請求項5記載の発明によれば、インクシー
トがニアエンドになったら、モータを停止したり報知し
たりする等の別の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるサーマルライン印字装置のイン
クシート搬送機構の概略図である。
【符号の説明】
1 供給側ステッピングモータ 2 供給インクロール 3 フォトセンサ 4 巻取側ステッピングモータ 5 巻取インクロール 6 マイクロコンピュータ 7 インクシート 8 サーマルヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41M 5/38 B41M 5/26 101B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドによる記録部で接する印
    写紙とインクシートとを、搬送速度に速度差を持たせて
    印写するようにしたサーマルライン印字装置において、
    前記インクシートを搬送する供給インクロールおよび巻
    取インクロールと、パルス周波数にて回転速度を制御さ
    れてこれら供給インクロールおよび巻取インクロールを
    それぞれ駆動するモータと、前記インクシートの長手方
    向に一定間隔に配置されている特定個所を検出する検出
    手段と、該特定個所間のインクシートの搬送に要した少
    なくとも一方の前記モータへのパルス数を計数するパル
    ス数計数手段と、その計数結果からインクシートの搬送
    速度を一定に保つように前記モータを制御するモータ制
    御手段とを備えたことを特徴とする、サーマルライン印
    字装置。
  2. 【請求項2】 前記特定個所は、インクシートに形成さ
    れた特定の色のインク部である、請求項1に記載のサー
    マルライン印字装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ制御手段は、前記パルス数計
    数手段の計数結果から、前記モータに与えるパルス周波
    数を算出して供給することを特徴とする、請求項1また
    は2に記載のサーマルライン印字装置。
  4. 【請求項4】 前記モータ制御手段は、前記パルス数計
    数手段の計数結果から算出したパルス周波数H2を前記
    供給インクロール側のモータに供給し、前記巻取インク
    ロール側のモータに対しては、トルクリミッターにて滑
    りが生ずるように前記パルス周波数H2より高いパルス
    周波数を供給することを特徴とする、請求項3に記載の
    サーマルライン印字装置。
  5. 【請求項5】 前記パルス数計数手段の計数結果からイ
    ンクシートのニアエンドを検出するニアエンド検出手段
    を備えたことを特徴とする、請求項1、2、3または4
    に記載のサーマルライン印字装置。
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