JP2002239660A - 板材加工機 - Google Patents

板材加工機

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JP2002239660A
JP2002239660A JP2001039578A JP2001039578A JP2002239660A JP 2002239660 A JP2002239660 A JP 2002239660A JP 2001039578 A JP2001039578 A JP 2001039578A JP 2001039578 A JP2001039578 A JP 2001039578A JP 2002239660 A JP2002239660 A JP 2002239660A
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plate material
plate
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positioning
processing machine
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JP2001039578A
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Nobuo Sahashi
伸夫 佐橋
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーブル上で板材を、直交軸に対して傾くこ
となく位置決めする。 【解決手段】 基準軸方向Xに離れて板材Wに形成され
る2つの位置決め用の基準孔31,32に、位置決めピ
ンを挿入して板材Wの位置決めを行う板材加工機とす
る。基準軸方向Xと直交する方向Yに板材Wを押して、
基準孔31,32の内側面を位置決めピンの側部に当接
させる板材プッシュ手段38を設ける。そのプッシュさ
れた板材Wの端部を把持するワークホルダ11を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンチプレスや
レーザ加工機等の板材加工機に関し、特に、板材の端部
をワークホルダで把持して送る板材加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】板材加工機において、搬入された板材を
テーブル上に位置決めする場合、一般的には、板材の端
縁をワークホルダの喉部の奥にある位置決め面に当接さ
せて行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、素材となる板
材の端部は、湾曲したり、傾いている場合がある。その
ため、ワークホルダの位置決め面に板材の端部を当接さ
せる位置決めでは、テーブルに対して板材が傾いて位置
決めされることがある。
【0004】この発明の目的は、テーブル上で板材を、
直交軸に対して傾くことなく位置決めすることのできる
板材加工機を提供することである。この発明の他の目的
は、簡単な機構で傾きのない位置決めが行えるようにす
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の板材加工機
は、板材加工の一つの基準軸方向に離れて板材に形成さ
れる2つの位置決め用の基準孔に、位置決めピンをそれ
ぞれ挿入して、テーブル上の板材の位置決めを行う板材
加工機であって、上記基準軸方向と直交する方向に板材
を押して上記基準孔の内側面を位置決めピンの側部に当
接させる板材プッシュ手段と、押された板材の端部を把
持するワークホルダとを備えたものである。この構成に
よると、板材に基準軸方向に離れて形成された2つの位
置決め用の基準孔に、位置決めピンをそれぞれ挿入し
て、テーブル上の板材の位置決めを行う。このとき、板
材プッシュ手段により、板材を上記基準軸方向と直交す
る方向に押して、基準孔の内側面を位置決めピンの側部
に当接させる。この状態の板材の端部をワークホルダで
把持する。このように板材に設けた2つの基準孔に位置
決めピンを挿入し、この位置決めピンに基準孔の内側面
を押し付けて位置決めするため、板材の端部の湾曲や傾
きにかかわらず、板材を直交軸に対して傾きなく位置決
めすることができる。
【0006】この発明において、テーブル上の板材を直
交する2軸方向に移動させる板材送り機構を備え、この
板材送り機構は、上記基準軸方向と直交する方向に移動
させるキャリッジ、およびこのキャリッジに上記基準軸
方向に移動自在に搭載されて前記ワークホルダの取付け
られたクロススライドとを有し、上記板材プッシュ手段
は上記クロススライドに取付けられ、キャリッジの移動
によりワークホルダで板材を把持するときに、板材の押
し状態を維持するものとしても良い。この構成の場合、
キャリッジの移動によりワークホルダで板材を把持する
ときに、板材プッシュ手段が板材の押し状態を維持する
ため、位置決めピンに対する正確な位置決め状態を維持
してワークホルダによる板材の把持が行える。
【0007】この発明において、前記板材プッシュ手段
は、板材の上記端部の浮き上がりを防止する浮き上がり
防止片を有するものであっても良い。板材端部を押す場
合、そのままでは、端部が浮き上がって押すことができ
なくなったり、ワークホルダで把持できなくなる恐れが
ある。このような板材端部の浮き上がりが、前記浮き上
がり防止片で防止される。浮き上がり防止片は、使用時
以外は邪魔となるため、退避させる機構が必要となる。
板材プッシュ手段に浮き上がり防止片が設けられている
と、このような退避,進出動作を行わせる機構が不要と
なり、そのため構成が簡単で済む。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図面と共
に説明する。図1に示すように、この板材加工システム
は、前工程の加工を行う板材加工機1と、この板材加工
機1により加工された板材Wを受け取り、受け取った板
材Wに対して続きの加工を行う後工程の板材加工機2と
を備える。各板材加工機1,2は、孔開けおよび切断加
工が可能な機械であり、パンチプレスまたはレーザ加工
機等からなる。この実施形態では、前工程の板材加工機
1は、タレット式のパンチプレスとし、後工程の板材加
工機2は、単独のパンチ工具を有するパンチプレスとし
てある。これら板材加工機1,2の並びに対して、前工
程の板材加工機1に素材板材Wを搬入する搬入装置3
と、後工程の板材加工機2から製品板材Mを搬出する搬
出装置4とが設置されている。
【0009】この明細書,図面では、両板材加工機1,
2について、特に区別の必要な部分を除き、対応する部
分に同一符号を付して説明する。両板材加工機1,2
は、それぞれテーブル5上の板材Wに対して、所定の加
工位置P1,P2で加工を行う加工部6と、テーブル5
上の板材Wを直交する2軸(X軸,Y軸)方向に移動さ
せる板材送り機構7とを備える。X軸は、板材加工にお
ける一つの基準軸であり、Y軸は他の一つの基準軸であ
る。テーブル5の上面には、板材Wの送りを円滑にする
ためのブラシまたはフリーベアリング等(図示せず)が
設けられている。加工部6は、パンチ工具をラムによっ
て昇降駆動するパンチ駆動機構からなる。板材送り機構
7は、ベース8上に前後方向(Y軸方向)に移動自在に
設置されたキャリッジ9に、クロススライド10を左右
方向(X軸方向)に移動自在に設置し、板材Wの端部を
把持する複数のワークホルダ11をクロススライド10
に取付けたものである。キャリッジ9およびクロススラ
イド10の進退駆動は、それぞれサーボモータ12,1
3により、ボールねじ14,15を介して行われる。
【0010】両板材加工機1,2は、それぞれの板材送
り機構7が並設され、かつ、各板材送り機構7のクロス
スライド10およびワークホルダ11が互いに近接でき
るように個々のストロークが設計されていて、板材送り
機構7間で板材Wの受け渡しが直接に行えるようになっ
ている。前工程の板材加工機1は、レポジション用の板
材押え機構25(図2)を有している。板材押え機構2
5は、レポジション動作を行うとき、つまりワークホル
ダ11による板材Wの把持位置を変更するときに、板材
Wをテーブル5上に押し付けて板材Wが不測に移動しな
いようにする手段である。
【0011】図1において、搬出装置4は、基台16に
架設レール17を前後(Y軸)移動自在に設置し、架設
レール17に沿って走行体18を左右(X軸)移動自在
に設置したものである。走行体18に、製品板材Mを把
持する複数の吸着パッド19が設けられている。
【0012】図4,図5に示すように、各ワークホルダ
11は、固定の下アーム21に対して、上アーム20を
支軸22回りに開閉回動自在に取付け、上下のアーム2
0,21間で板材Wを挟むものである。上アーム20
は、エアシリンダ等からなる開閉駆動源23により開閉
駆動させる。下アーム21は、板材Wの端部を当接させ
る位置決め面24を有している。なお、ワークホルダ1
1は、クロススライド10に対して、上下位置の変更機
構(図示せず)を介して、上下位置を2段に変更可能に
取付けられている。
【0013】図3に模式的に示すように、後工程の板材
加工機2は、複数の位置決め手段26,27が、互いに
左右方向に離れてテーブル5の所定位置に設けられ、ま
た計測機器28がテーブル下方に設けられている。各位
置決め手段26,27は、図13に概念的に示すよう
に、板材Wに加工前形成孔として設けられる基準孔3
1,32に嵌合して板材Wをテーブル5に位置決めする
手段である。計測機器28は、図13(C)に概念的に
示すように、板材Wに加工後形成孔として設けられる計
測用孔33の位置を計測する手段である。
【0014】図6に示すように、各位置決め手段26,
27は、テーブル5に設けられたピン出入り窓34から
上面に突没する位置決めピン35を設けたものである。
これら位置決め手段26,27は、板材加工機1,2の
ベース8に設置されたガイド部材36に、位置決めピン
35を昇降自在に支持させ、位置決めピン35を昇降駆
動する昇降駆動源37を設けたものである。昇降駆動源
37は、シリンダ装置等が用いられる。各位置決め手段
26,27は、位置決めピン35の突出時の突出高さ
を、最突出位置と中間突出位置との2段階に設定できる
ものが好ましく、例えば昇降駆動源37に2段ストロー
クのシリンダ装置が用いられる。
【0015】位置決めピン35に対して板材Wを位置決
めする手段として、板材プッシュ手段38が設けられ
る。板材プッシュ手段38は、位置決めピン35が板材
Wの基準孔31,32に嵌まった状態で、板材Wを押
し、基準孔31,32の内側面を位置決めピン35の側
部に当接させる手段である。板材プッシュ手段38は、
ワークホルダ11の設置用のクロススライド10に取付
けられる。板材プッシュ手段38は、クロススライド1
0に取付けられたプッシュ手段本体39に、進退部材4
0を進退自在に設置し、プッシュ用駆動源41により進
退させるものである。プッシュ用駆動源41は、例えば
エアシリンダが用いられ、進出状態で所定の押し付け力
以上の負荷が作用すると後退し、押付力が一定となる負
荷制御が可能なものとされている。
【0016】図7に示すように、板材プッシュ手段38
は、プッシュ時の板材Wの浮き上がり防止手段を兼用す
るものであり、進退部材40の先端が浮き上がり防止片
40bとなり、先端近傍の下面に、板材Wの端部を押す
プッシュ部40aが設けられている。浮き上がり防止片
40bの下面部は、摩耗防止用に、進退部材40の本体
とは別の硬質の部材で形成され、またその下面先端は導
入用のテーパ面40baが形成されている。図8に示す
ように、浮き上がり防止片40bは、位置決めピン35
が遊嵌可能な幅だけ離れた二叉状に形成されている。
【0017】図9,図10は、計測機器28を示す。計
測機器28は、板材Wに設けられた計測用孔31,32
等の孔の位置を計測する手段であり、タッチセンサ42
と、このタッチセンサ42が接触検出したときの板材送
り機構7の座標位置を検出する計測処理部43a(図
3)とで構成される。タッチセンサ42は、センサ昇降
機構44を介してベース8に設置されている。センサ昇
降機構44は、テーブル5上の板材Wの孔に対して、テ
ーブル下方よりタッチセンサ42のロッド42aが進入
および退出するように、タッチセンサ42を昇降させる
手段である。センサ昇降機構44は、タッチセンサ42
を取付けたセンサ保持昇降体47を、センサ基台45に
ガイド46を介して昇降自在に設置したものであり、昇
降駆動源48によりセンサ保持昇降体47の昇降が行わ
れる。
【0018】タッチセンサ42は、図10に拡大して示
すように、センサ本体である検知手段42bから傾動可
能にロッド42aを突出させたものであり、ロッド42
aが任意方向に所定角度傾くと、オン信号を出力する。
ロッド42aは、先端に接触子部42aaが設けられて
いる。なお、タッチセンサ42は、接触検出が行えるセ
ンサであれば良く、リミットスイッチ等であっても良
い。図3における計測処理部43は、タッチセンサ42
がオンしたときに、各軸のサーボモータ12,13に備
えられたパルスコーダ等の位置検出器12a,13aの
検出値を取り込むものとされる。ただし、X軸方向の計
測を行うときは、X軸用の位置検出器13aの検出値
を、Y軸方向の計測を行うときは、Y軸用の位置検出器
12aの検出値を取り込む。
【0019】図3は、この板材加工システムにおける制
御系の概念構成を示すブロック図である。この板材加工
システムの制御装置は、前工程の板材加工機1を制御す
る第1の加工機制御手段51と、後工程の板材加工機2
を制御する第2の加工機制御手段52とを備える。これ
ら加工機制御手段51,52は、コンピュータ式の数値
制御装置であって、プログラマブルコントローラの機能
を備えている。両加工機制御手段51,52は、別々の
コンピュータに設けられたものであっても、また同じコ
ンピュータに設けられたものであっても良い。各加工機
制御手段51,52は、それぞれ加工プログラム53,
54と、この加工プログラム53,54を解読して実行
する解読実行手段55,56とを備える。解読実行手段
55,56は、CPU等の演算処理装置およびメモリ等
で構成される。各加工プログラム53,54は、NCコ
ード等で記述されている。
【0020】この板材加工システムは、次の加工方法を
実施するものであり、その加工方法が実施できるよう
に、各板材加工機1,2の加工プログラム53,54
に、各指令やプログラム部分が設けられ、また後工程側
の加工機制御手段52には、計測用送り制御手段58
と、補正手段59と、校正手段60とが設けられてい
る。
【0021】この板材加工システムで実施する加工方法
は、概略を説明すると、次の方法である。 ・同じ板材Wに対して製品として必要な加工である本加
工を、前工程と後工程とに分け、前工程の加工を前工程
用の板材加工機1により、後工程の加工を後工程用の板
材加工機2によりそれぞれ行う。 ・前工程の加工が完了すると、両板材加工機1,2の間
で、板材Wを直接に受け渡す。すなわち、両板材加工機
1,2の板材送り機構7,7間で板材Wの受渡しを行
う。 ・前工程の板材加工機1は、本加工における前工程の加
工の前に、加工前成形孔である2個の基準孔31,32
を加工し、前工程の加工の終了後に、加工後成形孔であ
る計測用孔33を加工する。 ・後工程の板材加工機2は、板材Wの受け取りの後、板
材Wを板材送り機構7により、位置決め手段26,27
に対して大まかに位置決めする。 ・位置決め手段26,27の位置決めピン35に対し
て、板材プッシュ手段38により板材Wの正確な位置決
めを行い、ワークホルダ11による板材Wの把持を行
う。 ・計測用孔33の位置を計測する。 ・計測手段43の計測結果に基づき、後工程の加工を行
うときの板材送り機構7による送り量の補正を行う。 ・設定時に校正手段60により計測機器28の校正を行
う。 ・前工程の加工と後工程の加工とは、例えば次のように
分ける。素材板材Wから製品板材Mの外周を切断する加
工を行う場合、製品板材Mの1部の辺を残す加工を前工
程の加工とし、残された辺の加工を後工程の加工とす
る。
【0022】前工程用の加工プログラム53は、上記加
工方法を実施するため、指令またはプログラム部分とし
て、板材Wの搬入動作の指令53a、位置決め用基準孔
31,32を加工する指令53b、本加工のうちの前工
程の加工のプログラム部分53c、計測用孔33を加工
する指令53d、および渡し動作の指令53eを有す
る。渡し動作の指令53eは、後工程の板材加工機2へ
板材Wを渡すために、板材送り機構7に一連の動作を行
わせる指令である。後工程用の加工プログラム54は、
上記加工方法を実施するため、指令またはプログラム部
分として、受け取り動作の指令54a、校正用動作の指
令54b、位置決め動作の指令54c、計測動作の指令
54d、本加工のうちの前工程のプログラム部分54e
を有する。受け取り動作の指令54aは、前工程の板材
加工機1から板材Wを受け取るために、板材送り機構7
に一連の動作を行わせる指令である。位置決め動作の指
令54cは、板材送り機構7で板材Wを受け取ってか
ら、板材送り機構7に、板材Wを位置決め手段26,2
7に対しておおまかに位置決めさせる動作の指令、およ
びその後に板材プッシュ手段38による押し付け動作か
ら、ワークホルダ11で板材Wを把持するまでの動作を
行わせる指令である。上記各指令53a,53b,53
d,53e,54a〜54dは、単独の指令であって
も、複数の指令の集まりであっても良い。
【0023】後工程用の加工機制御手段52に設けられ
る計測用送り制御手段58は、加工プログラム54にお
ける計測動作の指令54dと、この指令を実行する解読
実行手段56とで構成される。また、計測用送り制御手
段58と、上記計測処理部43aと、計測機器28と
で、計測手段43が構成される。補正手段59は、計測
手段43の計測結果に基づき、後工程の加工を行うとき
の板材送り機構7による板材送り量を補正する手段であ
る。校正手段60は、板材Wに設けられた基準孔31を
設定時に計測機器28に計測させ、計測値により計測機
器28の校正を行う手段である。校正手段60は、加工
プログラム54における校正用動作の指令54bと、解
読実行手段56と、校正処理部61とで構成される。校
正用動作の指令54bは、校正のための計測が計測機器
28により行われるように、板材送り機構7を動作させ
ると共に、校正処理部61に校正処理の開始を認識させ
る指令である。校正処理部61は、校正のための計測を
行ったときの計測値から、校正のための演算処理を行う
手段である。
【0024】つぎに、この板材加工システムによる板材
加工方法を説明する。図11は板材Wの受渡し動作を示
し、図12,図13は、後工程の板材加工機2における
位置決め動作,およびその後の計測動作等を示す。図1
6は加工の進行例を示し、図17は、別の加工の進行例
を示す。図16,図17は、いずれも図15(A)に示
すように、素材板材Wから、図15(B)の製品板材M
を切り取る加工を行う場合の例である。製品板材Mは矩
形の板材であり、外周の切断加工として、一対の対向す
る短辺aの加工と、一対の対向する長辺bの加工とを行
い、また内側の加工部cを複数箇所に有するものであ
る。
【0025】図16の加工例を説明する。図1の前工程
の板材加工機1は、素材板材Wが搬入され、ワークホル
ダ11により位置決め状態に把持されると、まず図16
(A)に示すように、2つの位置決め用の基準孔31,
32を加工する。これら基準孔31,32は、一つの加
工基準軸方向(X軸方向)に離れて形成する。また、基
準孔31,32は、板材Wにおいてワークホルダ11に
よる把持のために手前側の端部に設定される製品加工不
適領域R内に形成する。
【0026】このように、基準孔31,32が加工され
た後、本加工における前工程の加工を行う(同図
(B),(C))。前工程の加工は、この例では製品板
材Mにおける外周の一対の短辺aと内側の加工部cの加
工であり、内側の加工部cの加工終了後に(同図
(B))、短辺aの加工を行う(同図(C))。短辺a
の切断加工は、工具Tの各回のパンチ位置を示すよう
に、パンチ孔を連続して設けることにより行われる。本
加工における前工程の加工の終了の後、同図(D)のよ
うに、計測用孔33を加工する。計測用孔33は、例え
ば両基準孔31,32の間に設ける。計測用孔33は、
基準孔31,32と同じ前後方向(Y軸方向)位置に設
けることが好ましく、計測用孔33も上記の製品加工不
適領域R内に設ける。
【0027】これにより、前工程の板材加工機1による
加工が終了し、この加工状態の板材Wが、後工程の板材
加工機2に受け渡される。後工程の板材加工機2は、後
工程の加工として、図16(E)のように製品板材Mの
長辺bの切断加工を行う。長辺bの加工により、製品板
材Mは素材板材Wから切り離される。この離れ状態の製
品板材Mは、図1の搬出装置4により搬出される。素材
板材Wの残り部分であるスケルトンも、搬出装置4によ
り搬出される。
【0028】図17の例の場合、前工程の板材加工機1
による前工程の加工として、製品板材Mの内側の加工部
cの加工を行い、後工程の板材加工機2による後工程の
加工として、製品板材Mの外周全体の加工を行う。その
他は、図16の例と同じである。
【0029】図11と共に、板材加工機1,2間におけ
る板材Wの受渡し動作を説明する。前工程の板材加工機
1は、加工が終了すると、図11(A)に示すように、
板材Wがクロススライド10の端部よりも渡し側、つま
り隣りの板材加工機2側へ突出するように、ワークホル
ダ11による板材把持位置を変更する。同図の例のよう
に、3つ以上のワークホルダ11を有する場合は、渡し
側の2個のワークホルダ11により把持するようにす
る。ワークホルダ11による板材Wの持ち替えは、板材
押え機構25(図2)で板材Wをテーブル5上に押し付
けた状態で、ワークホルダ11を開き、ワークホルダ1
1を移動させてから再度閉じることにより行われる。こ
のように片側突出状態に板材Wを把持した状態で、ワー
クホルダ11を渡し側へ移動させる。後工程の板材加工
機2は、ワークホルダ11を前工程の板材加工機1側へ
移動させ、板材Wを把持する(同図(B))。このと
き、板材Wは、両板材加工機1,2のワークホルダ11
で把持された状態になる。前工程の板材加工機1は、ワ
ークホルダ11に板材Wの把持を解除させ、退避動作を
行わせる。
【0030】後工程の板材加工機2は、受け取った板材
Wを、ワークホルダ11の移動により、位置決め手段2
6,27の位置決めピン35(図6,図13)の位置ま
で大まかに位置決めする(同図(C))。すなわち、2
つの基準孔31,32が各位置決めピン35,35の上
に来るように、板材Wの位置決めを行う。この後、次の
ように、板材Wの位置決めピン35による拘束、ワーク
ホルダ位置の変更、板材プッシュ手段38による正確な
位置決め、および孔位置計測を行った後に、ワークホル
ダ11による板材Wの把持を行う(同図(D))。
【0031】図12は、板材プッシュ手段38による位
置決め動作を示す。図11(C)のように、板材Wの位
置決めピン35に対する位置決めが行われた後、ワーク
ホルダ11による板材Wの把持を解除し、位置決め手段
26,27の位置決めピン35の一段目の上昇を行う
(図6に一点鎖線で位置決めピンを示す状態)。これに
より、位置決めピン35が基準孔31,32に嵌まり
(図13(A))、板材Wは位置決めピン35で拘束状
態となる。ワークホルダ11の把持解除は、位置決めピ
ン35の1段目の上昇の後であっても良い。このよう
に、位置決めピン35により板材Wが拘束状態になる
と、ワークホルダ11を後退させ、板材プッシュ手段3
8が位置決めピン35に対応する位置に来るように、ワ
ークホルダ11のクロススライド10による移動を行う
(図12(A))。
【0032】この後、板材プッシュ手段38を、そのシ
リンダ装置からなるプッシュ用駆動源41により前進さ
せ(図12図(B))、ついで、位置決めピン35を2
段目(図6に実線で示す位置)まで上昇させる。板材プ
ッシュ手段38のプッシュ部40aで板材Wを前方へ押
す(同図(C))。これにより、板材Wの基準孔31,
32の内側面が位置決めピン35の側面に押し付けられ
(図13(B))、板材Wの前後方向(Y軸方向)の正
確な位置決めが行われる。板材プッシュ手段38で板材
Wを押すときに、板材Wは板材プッシュ手段38に設け
られた浮き上がり防止片40bで上面が押さえられるた
め、板材Wの浮き上がりが防止され、確実な板材押し動
作が行える。基準孔31,32の内面が位置決めピン3
の側面に押し付けられたままの状態で、キャリッジ9に
よりワークホルダ11を前進させ、ワークホルダ11に
より板材Wを把持させる。このとき、板材プッシュ手段
38のシリンダ装置からなるプッシュ用駆動源41は、
押し付け力の上限値が制限されているため、板材プッシ
ュ手段38は、キャリッジ9の前進に伴って、押し付け
を維持しながら停止し、ワークホルダ11に対して相対
的に後退する(図12(F))。ワークホルダ11によ
り板材Wが把持されると、板材プッシュ手段38を板材
Wから後退させ、位置決めピン35を没入させる。この
ようにしてワークホルダ11による板材Wの把持が正確
に行われる。
【0033】板材Wの基準孔31,32の形状は、円形
であっても良いが、この例では図13に示すように正方
形等の矩形としてある。位置決めピン35は、基準孔3
1,32に応じた方向の断面形状としてある。2本の位
置決めピン35のうち、原点側(図13の右側)の位置
決めピン35は、基準孔31に嵌合する部分の断面寸法
を、前後幅B1y,左右幅B1xとも、基準孔31の前
後幅A1y,左右幅A1xと同じ寸法(例えば20mm
角)としてある。厳密には、抜き差しが可能なだけの僅
かな寸法差が設けられており、位置決めピン35は基準
孔31よりも小径とされている。なお、図13では、動
作説明を分かり易くするために、寸法差を強調して図示
してある。他方の位置決めピン35は、基準孔31に嵌
合する部分の断面寸法を、前後幅B2yが基準孔32の
前後幅A2yと等しいが、左右幅B2xは基準孔32の
左右幅A2xに対して遊びが生じる寸法としてある。こ
の遊びにより、基準孔31,32間の距離の誤差等が吸
収される。両側の基準孔31,32の形状,大きさは、
互いに同じ形状,大きさとしてある。また、基準孔31
と計測用孔33とは、同じ形状,大きさとしてある。
【0034】計測動作を説明する。上記のようにワーク
ホルダ11による板材Wの把持が正確に行われた後(図
13(B))、同図(C)のように、計測用孔33の位
置の計測が行われる。この計測は、計測機器28のタッ
チセンサ42を上昇させてそのロッド42aを計測用孔
33に挿入させた後、板材送り機構7により、つまりワ
ークホルダ11の移動により板材Wを前後左右に移動さ
せ、タッチセンサ42がオンしたときの軸サーボモータ
12,13の位置検出器12a,13aの位置データを
計測処理部43aが取り込むことにより行われる。位置
計測は、計測用孔33内の前後2点のY座標と、左右2
点のX座標とにつき行われ、その中心座標が計測用孔3
3の位置とされる。すなわち、図13(C)のように計
測用孔33の内面位置X1,X2,Y1,Y2を定義し
た場合、計測孔孔33の中心座標X,Yは、それぞれ X=(X1+X2)/2、Y=(Y1+Y2)/2、 とされる。
【0035】図3の補正手段59は、この計測孔孔33
の中心座標X,Yを予め設定された孔位置座標X0 ,Y
0 と比較し、いずれの方向の誤差量も設定値以内であれ
ば、加工機制御手段52による板材加工機2の加工開始
を許し、設定値を超えている場合は、加工開始を不許可
とし、アラームを発生させる。補正手段59は、上記誤
差量が設定値以内である場合、後工程の加工を行うとき
の板材送り機構7による板材送り量を、誤差量に応じて
補正する。この誤差量に応じた補正は、例えば誤差量の
略半分とする。正確に誤差量の1/2としても良い。略
半分とするのは、次の理由による。前工程の板材加工機
1で加工された各加工部分の加工誤差は、板材Wの部位
や、前工程中の初期に行われたか末期に行われたか等に
よって、誤差量が異なる。このため、計測された誤差量
の略半分を板材送りの補正量とすることにより、板材W
の持つ誤差が平均化され、不良品が生じた場合にも、極
力その数を少なくすることができる。
【0036】つぎに校正につき説明する。図3の校正手
段60は、次の動作および処理を行う。板材加工機2の
起動時に、計測機器28に校正のための計測を行わせ
る。校正を行う場合は、上記のように位置決めピン35
および板材プッシュ手段38を用いて板材Wの正確な位
置決めを行い、板材Wをワークホルダ11で把持した
後、計測用孔33を計測する代わりに、図13(D)の
ように、基準孔31を計測することにより行われる。こ
の計測は、計測用孔33の計測の場合と同様に、基準孔
31内の前後2点のY座標と、左右2点のX座標とにつ
き行われ、その中心座標が計測用孔33の位置とされ
る。この計測した中心座標は、校正処理部61に基準値
として記憶しておく。
【0037】加工時において校正手段60は、設定時
(毎回、または何度かに1回)に、上記と同様に基準孔
31の位置を計測し、計測値を上記のように記憶された
基準値と比較し、誤差が許容範囲よりも過大時は、計測
機器28の不良と診断する。また、校正手段60は、定
期的に基準孔31を計測機器28に計測させ、上記のよ
うに記憶した基準値に対して変化が無いかを監視する。
校正およびその結果の反映は、例えば次のように行われ
る。板材Wの基準孔31の位置を計測機器28に計測さ
せ、計測機器誤差を求める。通常の運転時には、上記の
ように計測用孔33を計測機器28に計測させて、未校
正の計測用孔位置の誤差を求める。上記計測機器誤差に
より、未校正の計測用孔位置の誤差を修正して校正済み
誤差を求める。この校正済み誤差に基づき補正手段59
による送り量補正を行う。なお、加工プログラム54に
おける校正用動作の指令54bは、設定時以外はジャン
プされる。
【0038】この板材加工システムによると、このよう
に、前工程の板材加工機1で加工後に形成された計測用
孔33の位置を、後工程の板材加工機2で計測し、その
計測結果に応じて、後工程の加工を行うときの板材送り
量を補正するため、前工程で生じた加工誤差に応じた加
工を後工程で行える。そのため、板材加工機1,2間の
受渡しに伴う加工誤差の影響が低減でき、不良品の発生
が防止できる。計測手段43は、板材Wに設けられた孔
31〜33に進入可能なロッド42aと、このロッド4
2aが孔31〜33の内面に当たったことを検知する検
知手段42bと、孔31〜33の内面にロッド42aを
当てるために板材送り機構7を制御する計測用板材送り
制御手段58とを有するものであるため、加工のために
設けられた板材送り機構7を利用して、孔位置を計測す
ることができる。そのため、計測手段43に、その検出
用のロッド42aを計測のために移動させる機構を設け
る必要がなく、構成が簡単である。
【0039】後工程の板材加工機2は、板材Wに設けた
2つの基準孔31,32に位置決めピン35を挿入し、
この位置決めピン35に基準孔31,32の内側面を押
し付けて位置決めするため、板材Wの端部の湾曲や傾き
にかかわらず、板材Wを直交軸(X軸,Y軸)に対して
傾きなく位置決めすることができる。位置決めピン35
に基準孔31,32の内側面を押し付けるための板材プ
ッシュ手段38は、キャリッジ10の移動によりワーク
ホルダ11で板材Wを把持するときに、板材Wの押し状
態を維持するため、位置決めピン35に対する正確な位
置決め状態を維持してワークホルダ11による板材の把
持が行える。板材プッシュ手段38は、板材端部の浮き
上がり防止片40bを有し、浮き上がり防止と板材プッ
シュとを兼用するため、構成が簡単で済む。
【0040】また、上記のように校正手段61を設け、
計測用孔33とは別に板材Wに設けられた基準孔31を
設定時に前記計測機器28に計測させ、計測値によって
計測機器28の校正を行うようにしたため、計測機器2
8のロッド42bの曲がり等の誤差要因が生じても、正
しい計測を行うことができる。
【0041】図16と共に説明した板材加工方法による
と、前工程の板材加工機1で、製品板材Mの一部の辺b
を残す加工を行い、後工程の板材加工機2で、残された
辺bの加工を行うため、両板材加工機1,2で行う加工
量を平均化させることができる。そのため、2台の板材
加工機1,2を効率的に使用でき、加工効率が向上す
る。素材板材Wから製品板材Mを切り取る加工では、加
工の進行に伴って、板材Wの剛性が低下するが、この加
工方法では、短辺aを先に加工し、この状態で後工程の
板材加工機2に渡すため、板材Wが比較的剛性低下の少
ない状態で受け渡すことができ、加工精度の低下が避け
られる。そのため、2台の板材加工機1,2による効率
的な加工を行いながら、高精度な加工が行える。図17
に示す板材加工方法のように、製品板材Mの内側の加工
と外周の加工とに分けて両板材加工機1,2に分担させ
ても、内側の加工部の数や量等によっては、2台の板材
加工機1,2の加工量の平均化が得られ、効率の良い加
工が行える。この場合に、前工程の板材加工機1で内側
の加工を行うため、後工程の板材加工機2への受渡し時
に、板材Wの剛性の低下が少なく、剛性低下による加工
精度の低下が防止できて、高精度な加工が行える。
【0042】
【発明の効果】この発明の板材加工機は、板材加工の一
つの基準軸方向に離れて形成される板材の2つの位置決
め用の基準孔に、位置決めピンをそれぞれ挿入して、テ
ーブル上の板材の位置決めを行う板材加工機であって、
上記基準軸方向と直交する方向に板材を押して上記基準
孔の内側面を位置決めピンの側部に当接させる板材プッ
シュ手段と、押された板材の端部を把持するワークホル
ダとを備えたものであるため、テーブル上で板材を直交
軸に対して傾くことなく、位置決めすることができる。
テーブル上の板材を直交する2軸方向に移動させる板材
送り機構を備え、この板材送り機構は、上記基準軸方向
と直交する方向に移動させるキャリッジ、およびこのキ
ャリッジに上記基準軸方向に移動自在に搭載されて前記
ワークホルダの取付けられたクロススライドとを有し、
上記板材プッシュ手段は上記クロススライドに取付けら
れ、キャリッジの移動によりワークホルダで板材を把持
するときに、板材の押し状態を維持するものとした場合
は、位置決めピンに対する正確な位置決め状態を維持し
てワークホルダによる板材の把持が行える。前記板材プ
ッシュ手段が、板材の上記端部の浮き上がりを防止する
浮き上がり防止片を有するものである場合は、簡単な構
成で浮き上がり防止および板材の押し付けが行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる板材加工機を備
えた板材加工システムの平面図である。
【図2】同板材加工システムを平面図で示す動作説明図
である。
【図3】同板材加工システムの制御系の概念構成を示す
ブロック図である。
【図4】ワークホルダの破断側面図である。
【図5】同ワークホルダの平面図である。
【図6】位置決め手段および板材プッシュ手段の側面図
である。
【図7】同板材プッシュ手段の部分拡大側面図である。
【図8】同板材プッシュ手段の部分拡大平面図である。
【図9】計測機器の側面図である。
【図10】そのタッチセンサの側面図である。
【図11】同板材加工システムの板材受渡し動作の説明
図である。
【図12】同実施形態にかかる板材加工機である後工程
の板材加工機における位置決め動作の説明図である。
【図13】同板材加工機における位置決め動作および計
測動作の説明図である。
【図14】板材の計測用孔と計測機器の関係を示す部分
拡大断面図である。
【図15】素材板材と製品板材の関係を示す平面図であ
る。
【図16】同板材加工システムによる板材加工方法の一
例の工程説明図である。
【図17】同板材加工システムによる板材加工方法の他
の例の工程説明図である。
【符号の説明】
1,2…板材加工機 5…テーブル 6…加工部 7…板材送り機構 8…フレーム 9…キャリッジ 10…クロススライド 11…ワークホルダ 12,13…サーボモータ 12a,13a…位置検出器 26,27…位置決め手段 28…計測機器 31,32…基準孔 33…計測用孔 34…ピン出入り窓 35…位置決めピン 38…板材プッシュ手段 40a…プッシュ部 40b…浮き上がり防止片 42…タッチセンサ 42a…ロッド 42b…検出手段 43a…計測処理部 51,52…加工機制御手段 53,54…加工プログラム 58…計測用送り制御手段 59…補正手段 60…校正手段 61…校正処理部 a…短辺 b…長辺 c…内側の加工部 P1,P2…加工位置 W…板材 M…製品板材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工の一つの基準軸方向に離れて板
    材に形成される2つの位置決め用の基準孔に、位置決め
    ピンをそれぞれ挿入して、テーブル上の板材の位置決め
    を行う板材加工機であって、上記基準軸方向と直交する
    方向に板材を押して上記基準孔の内側面を位置決めピン
    の側部に当接させる板材プッシュ手段と、押された板材
    の端部を把持するワークホルダとを備えた板材加工機。
  2. 【請求項2】 テーブル上の板材を直交する2軸方向に
    移動させる板材送り機構を備え、この板材送り機構は、
    上記基準軸方向と直交する方向に移動させるキャリッ
    ジ、およびこのキャリッジに上記基準軸方向に移動自在
    に搭載されて前記ワークホルダの取付けられたクロスス
    ライドとを有し、上記板材プッシュ手段は上記クロスス
    ライドに取付けられ、キャリッジの移動によりワークホ
    ルダで板材を把持するときに、板材の押し状態を維持す
    るものとした請求項1記載の板材加工機。
  3. 【請求項3】 前記板材プッシュ手段は、板材の上記端
    部の浮き上がりを防止する浮き上がり防止片を有する請
    求項1または請求項2記載の板材加工機。
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