JP2002239627A - 線材のディスケ−リング方法、ディスケ−リング装置及びショトブラスト装置 - Google Patents
線材のディスケ−リング方法、ディスケ−リング装置及びショトブラスト装置Info
- Publication number
- JP2002239627A JP2002239627A JP2001033006A JP2001033006A JP2002239627A JP 2002239627 A JP2002239627 A JP 2002239627A JP 2001033006 A JP2001033006 A JP 2001033006A JP 2001033006 A JP2001033006 A JP 2001033006A JP 2002239627 A JP2002239627 A JP 2002239627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection
- wire
- rolls
- descaling
- shot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
要することなく表面仕上げの優れた線材のディスケ−リ
ング方法及びディスケ−リング装置及びこれに好適なシ
ョットブラスト装置を提供する。 【解決手段】 線材の機械的ディスケ−リング方法であ
って、線材をスケ−ルブレ−カ−により1次的にディス
ケ−ル若しくはスケ−ル分割をする工程と、引き続きシ
ョットブラストにより2次的にディスケ−ルする工程と
からなる。
Description
のディスケ−リング方法、ディスケ−リング装置及びこ
れに好適なショットブラスト装置に関する。
リングのため、真空中における放電アークによるデスケ
ーリングと機械的デスケーリングおよび/あるいは軽酸
洗を組み合わせることは公知である(例えば、特開平7
−275920号公報)。この公報に記載のディスケ−
リングは、被処理材の搬送系に軽圧下ミル、複数のロ−
ル手段、ショットブラスト、グラインダーおよび軽酸洗
装置のうち1種以上を配設し、この下流に前記被処理材
のパスラインを挟んで被処理材の幅方向に配設した多分
割電極とコンダクタロ−ルとを対設した真空処理室を設
け、さらにこの下流にコイルグラインダー、軽酸洗装
置、ブラッシロ−ルのうち1種以上を配設したことを特
徴とする金属の連続表面処理装置列を用いている。
が不可欠であり、さらに、この真空処理室の下流に酸洗
装置、コイルグラインダー、ブラッシロ−ルのうち1種
以上を配設する必要があり、設備スペ−スが膨大にな
る。しかも、酸洗によると、設備ランニングコストが高
く、処理液による環境問題があり好ましくない。グライ
ンダ−は局部的な疵手入れに使用されるが、グラインダ
−の交換やメンテナンスに時間がかる問題があった。ブ
ラッシロ−ルでは、汚物を擦り落とすロ−ルとして、刷
毛あるいは繊維質のブラシの輪を組ませたブラッシロ−
ルを用いているが、表面品質を安定させるのにブラシ調
整に技能を要し、さらにブラッシロ−ルの消耗に伴う交
換やメンテナンスが不可欠であり、ディスケ−リング効
率が落ちていた。
ケーリングを行う場合、デスケーリングの効率が低くま
た、スケールの除去は完全になされておらず、粉塵の発
生や除去が困難な製品表面の砥粒粉残留等の問題がある
とされていた。
に鑑みて成されたもので、本発明の目的は、処理場所が
コンパクトでしかも特別の技能を要することなく表面仕
上げの優れた線材のディスケ−リング方法及びディスケ
−リング装置及びこれに好適なショットブラスト装置を
提供することにある。
ために本発明に線材のディスケ−リング方法は、線材の
機械的ディスケ−リング方法であって、線材をスケ−ル
ブレ−カ−により1次的にディスケ−ル若しくはスケ−
ル分割をする工程と、引き続きショットブラストにより
2次的にディスケ−ルする工程とからなる。本発明によ
れば、真空処理室、酸洗装置、コイルグラインダー、ブ
ラッシロ−ルは全く用いずに、デスケーリングの効率が
低いとされたショットブラスト装置に、前処理としてス
ケ−ルブレ−カ−を設けることで線材ディスケ−リング
を効率化及び省力化している。さらに、線材の種類や材
質に合わせてショットブラストの投射材を選択すること
で、スケールの除去を完全にして、線材表面の滑らかさ
を確保したのである。
に線材のディスケ−リング装置は、線材の搬送系から送
られてくる線材を上下間でジグザグに4乃至9本配設し
た屈曲及び矯正する複数のロ−ルを組みあわせた装置
と、該複数のロ−ルを組みあわせた装置の下流に同一直
線上に投射ヘッドを向けて複数台配設したショットブラ
スト投射手段と、集塵装置と、を具備したことを特徴と
する。本発明によれば、ディスケーリングの効率が低い
とされたショットブラスト装置に、ショットブラストの
前処理としてスケ−ルブレ−カ−を設けることで線材デ
ィスケ−リングを効率化及び省力化している。
明のショットブラスト装置は、線材の搬送系から送られ
てくる線材を投射室入口の下流直線上に投射ヘッドを向
けて共に線材の周方向から線材の断面中心に向けて投射
する複数の投射手段と、該複数の投射手段の少なくとも
一つの投射範囲を制限するライナ−と、を具備したこと
を特徴とする。本発明によれば、投射範囲を制限するラ
イナ−を設けることで設備をコンパクトにすることがで
きる。このライナ−の数と投射手段の位置を工夫するこ
とで更にコンパクトなショットブラスト装置とすること
ができる。
は、機械的にスケ−ルを割る手段をいう。その方式は問
わない。例えば、複数のロ−ルを組みあわせた装置でも
良く、軽圧下ミルでもよい。ショットブラストは、遠心
式であると圧力式であるとを問わない。圧力式を用いる
ことにより、スペ−スを小さくすることが可能である。
遠心式のメリットは、広範囲にわたって投射範囲を設定
できるため、同範囲の処理に数多くの圧力式のノズルを
要しないことである。
下の粒径の投射材とは、線材の表面に付着したスケ−ル
を除去するとができる大きさの粒径の投射材である。線
材の材質や径によっては、投射材の粒径を200ミクロ
ン以下にすることにより線材の表面を非常に滑らかに仕
上げることができる。
の周方向から線材の断面中心に向けて1回だけでなく2
回以上投射することができる。この場合複数の投射手段
を用いる。2回以上投射するには、たとえば、上下方向
からの第1回目の投射の後、水平方向からの第2回目の
投射をしてもよい(図9のイ参照)。また、上→前→下
→後の4回の投射でもよい(図9のロ参照)。さらに、
斜め4方向からの投射や、3方向、6方向などからも投
射が可能である(図9のハ参照)。このうち、上下方向
からの第1回目の投射の後、水平方向からの第2回目の
投射は、線材にかかる重力と浮力が調整できるため、ま
た、投射手段を設置することが容易であるため製作上便
利である。
ナ−を適宜設けることにより、ショットブラスト装置の
長さを短くすることができる。また、2回の投射では、
1回目の投射材と2回目の投射材の粒径を変えて使用し
ても良い。さらに、投射材の分離機構を設けて1回目の
投射材と2回目の投射材の材質を変えて使用しても良
い。
あわせた装置とは、線材に繰り返し曲げを与える複数の
ロ−ル列をいう。屈曲及び矯正に際しては、線材表面の
スケールに有効にクラックが入るようにしているが、こ
れだけで全てのディスケ−リングをすることはできず、
スケ−ルは分割され一部のスケ−ルのみが脱落する。
の集塵機を用いることができるが、その種類や構成は問
わない。ショットブラストによるディスケ−リングの割
合を5%から90%に調整可能なこととは、ディスケ−
リングの割合を高めることにより、ショットブラストの
使用割合を低くすることができ、より省力化を図ること
ができる。より効果的なのは、ショットブラストの割合
を5%から50%になるように、前段階でのディスケ−
ルを行うことである。この調整は、線材の材質及び状
態、線材の搬送速度、並びにショットブラストの投射材
の投射速度、投射材の種類により調整が可能である。例
えば、カ−ボン量が少ない鋼材種ではロ−ルを組みあわ
せた装置によるスケ−ルの脱落が一般に難しく、ショト
ブラストの割合を多くする必要がある。また、ロ−ルの
組み合わせ等による線材の屈曲及び矯正を調整すること
でもショットブラストの割合を変更することができる。
射口、または圧力式投射手段の投射口をいう。投射範囲
を制限するライナ−とは、遠心式投射手段は、広範囲に
わたって投射範囲を設定できるため、例えば水平対向し
て設けると、前投射手段が投射した投射材で後投射手段
の一部を研掃したり、水平に対向する投射手段の投射材
が衝突してしまうため、これを避けるためである。ま
た、ライナ−は、投射材を反射させて線材を再度研掃す
る役目を果たしている。つまり、ライナ−は、投射手段
の相打ち防止機能と投射材反射研掃機能を有している。
ライナ−の材質としては、投射材の反射も考慮して各種
の耐摩耗材料を選定する。耐摩耗材料の材質としては、
例えば、高クロム鋳鉄あるいはダイス鋼、バネ鋼その他
特殊鋼を熱処理して表面硬度を高めた材料を用いること
ができる。
明する。図1は、本発明の実施の形態を示すレイアウト
の正面図である。図2は、本発明の実施の形態を示すレ
イアウトの側面図である。図3はディスケ−リング準備
時のロ−ル4H、4Iの動きを示す図である。図4は、
ディスケ−リング時のロ−ル4H、4Iの動きを示す図
である。図5はショットブラスト装置の投射室の断面図
である。図6は図5のA−A断面図である。図7は図5
のB−B断面図である。図8は図5のC−C断面図であ
る。図9はショットブラストの投射方向を示す図であ
る。図10は、ライナ−付近の拡大図である。
リング装置は、図示していない線材搬送手段の下流に設
けられた複数のロ−ルを組み合わせた装置1と、その下
流に設けられたショットブラスト装置2により構成され
ている。また、本発明のディスケ−リング装置の下流に
は、図示されない線材回収手段が設けられている。複数
のロ−ルを組み合わせた装置1には線材の入口3が設け
られ、この入口3の下流には、9個のロ−ル4A、4
B、4C、4D、4E、4F、4G、4H、4Iが並ん
でいる。このロ−ルのうち、4A、4B、4C、4Dは
固定ロ−ルであり、ロ−ル4E、4F、4Gは、ネジ機
構5により上下位置調節が可能になっている。さらに、
シリンダ6により対向する1組のロ−ル4H、4Iの中
心間の直線が垂直面内で回転可能に構成されている(図
3)。尚、水平面内で回転可能とすることもできる。こ
の場合、4A、4B、4C、4D、4E、4F、4Gは
水平配設となる。尚、複数のロ−ル4A、4B、4C、
4D、4E、4F、4G、4H、4Iの下方には、シュ
−トYが設けられ、この部分に脱落したスケ−ルが回収
される。
1の一部断面図である。図3において、シリンダ6のロ
ッド先端には楕円板7が上下移動可能になっている。ま
た、この楕円板7の下にはバネ8が一端を固定されて設
けられており、前記シリンダ6の伸長時には、バネ8は
伸びるようになっている。また、前記シリンダ6の縮引
時にはバネ8は自然長になるように構成されている。さ
らに、楕円板7の両側には、ロ−ル4H、4Iが回転可
能に軸支されており、シリンダ6及びバネ8により、ロ
−ル4H、4Iの中心間の直線が垂直面内で回転可能に
構成されている。そして、図3の状態で線材Sをロ−ル
4H、4Iの間を通した後、シリンダ6を作動させて、
図4に示すように、線材Sを屈曲させ、表面のスケ−ル
を割り除去し、さらに後続のロ−ル4B、4C、4D、
4E、4F、4Gにより矯正をおこない線材Sの表面に
残存した酸化スケ−ルをさらに割り除去することができ
る。
面図である。図6は図5のA−A断面図である。図7は
図5のB−B断面図である。図8は図5のC−C断面図
である。図5乃至図8において、ショットブラスト装置
2の投射室9は図5の右側から左側に向かって線材Sが
搬送されてくる。投射室9の上流側にはシ−ル部材1
0、10が設けられており、ショットブラスト時に投射
材が外部に飛び出さないようになっている。また、投射
室9の入口11の下流直線上にガイド12Aが設けら
れ、投射ヘッド13A、14Aを線材Sの断面中心に向
けて水平方向に対向して一対の前投射手段13及び後投
射手段14が投射室9内部に配置されている(図6、図
7参照)。そして、この水平方向の一対の前投射手段1
3、後投射手段14の下流には、ガイド12Bを介し
て、図5における垂直方向に配置した対向する一対の上
投射手段15及び下投射手段16が設けられており(図
8参照)、投射ヘッド15A、16Aを線材Sの断面中
心に向けて構成されている。尚、さらに上下投射手段1
5,16の下流にはガイド12C及びシ−ル部材10が
設けられている。
3の投射範囲を制限する第1ライナ−13Lが前投射手
段13に着脱可能にボルト締めで固定して設けられてい
る。また、後投射手段14の投射範囲を制限する第2ラ
イナ−14Lが、ボルト締めで固定して設けられてい
る。一方、前記上投射手段15の投射範囲を制限する第
3ライナ−15Lは、上投射手段15ではなく、対向す
る下投射手段16に着脱可能にボルト締めで固定して設
けられている。また、前記下投射手段16の投射範囲を
制限する第4ライナ−16Lは、下投射手段16ではな
く、対向する上投射手段15に着脱可能にボルト締めで
固定して設けられている。たとえば、図10に示すよう
に、たとえば、上投射手段15が投射した投射材で下投
射手段16の一部を研掃してしまうのを避けるため、ま
た、投射材を反射させて線材を再度研掃するため、投射
範囲を制限する第3ライナ−15Lが設けられている。
他のライナ−についても同様である。なお、第1ライナ
−と第2ライナ−は一体的に構成することもできる。第
3ライナ−と第4ライナ−も一体化が可能である。ま
た、図1及び図2において、ショットブラスト装置1に
は、投射材タンクTと一体となっているバケットエレベ
−タEと、点検窓W、ショットセパレ−タBが設けら
れ、投射材タンクTからの図示していない配管は、各投
射手段13、14、15、16の開口部に臨ませてい
る。さらに、図5において、投射された投射材はシュ−
トを介して前記バケットエレベ−タEに連結されてい
る。
ついて説明する。被処理物の線材として直径10φの鋼
製線材を用いた。まず、図3のようにロ−ル4H、4I
を位置づけ、線材Sを9個のロ−ル4A、4B、4C、
4D、4E、4F、4G、4H、4Iの間を通す。次い
で、ショットブラスト装置2の投射室9の入口11から
線材Sを投射室9内を貫通させる。そして、ロ−ル4
E、4F、4Gはネジ機構5により上下位置調節をす
る。また、ロ−ル4H、4Iの中心間の直線をシリンダ
6により垂直面内で回転させ図4の状態にする。本発明
の全体のディスケ−リング装置では図1の様な状態にな
る。
4B、4C、4D、4E、4F、4G、4H、4Iを組
み合わせた装置1内を搬送通過することにより表面の酸
化スケ−ル又は錆を脱落若しくは分割する。線材Sが引
き続きショットブラスト装置2の投射室9内に搬送され
る。ここでは、350ミクロン以下の鋼製の投射材を複
数方向から投射するショットブラストによりディスケ−
ルがされ、ショットブラストにより脱落したスケ−ルを
図示しない集塵機により集塵する。
ロ−ルを組みあわせた装置1では、線材の搬送速度は、
100m/minとして50%のスケ−ルが脱落した。そ
の後、ショットブラストでは遠心式投射手段13,1
4,15,16の投射速度を73m/secとした。処理
後の鋼材の表面を触針式の粗さ計で計測したところ、R
maxで20〜25マイクロメ−トル であった。
し、複数のロ−ル4H、4Iの押えストロ−ク量を増加
させたところ85%のスケ−ルが脱落した。その後、シ
ョットブラストでは遠心式投射手段13,14,15,
16の投射速度を60m/secとし200ミクロン以下
の鋼製投射材て線材Sの表面が清浄化した。この処理に
より酸洗と同様の表面が得られた。
から明らかなように、線材の機械的ディスケ−リング方
法であって、線材をスケ−ルブレ−カ−により1次的に
ディスケ−ル若しくはスケ−ル分割をする工程と、引き
続きショットブラストにより2次的にディスケ−ルする
工程とからなることから、真空処理室、酸洗装置、コイ
ルグラインダー、ブラッシロ−ルは全く用いずに、線材
ディスケ−リングのコンパクト化、効率化及び省力化を
実現した。また、線材の種類や材質に合わせてショット
ブラストの投射材を選択することで、スケールの除去を
完全にして、特別の技能を要することなく線材表面の滑
らかさを確保できる。尚、脱落したスケ−ルは投射材の
破片とともに集塵機に集塵されるので、環境を悪化させ
ることはなかった。
説明から明らかなように、線材の搬送系から送られてく
る線材を上下間でジグザグに4乃至9本配設した屈曲及
び矯正する複数のロ−ルを組みあわせた装置と、該複数
のロ−ルを組みあわせた装置の下流に同一直線上に投射
ヘッドを向けて複数台配設したショットブラスト投射手
段と、集塵装置と、を具備したことから、線材ディスケ
−リングをコンパクト化、効率化及び省力化している。
上記の説明から明らかなように、線材の搬送系から送ら
れてくる線材を投射室入口の下流直線上に投射ヘッドを
向けて共に線材の周方向から線材の断面中心に向けて投
射する複数の投射手段と、該複数の投射手段の少なくと
も一つの投射範囲を制限するライナ−と、を具備したこ
とから、ショトブラスト装置自体をコンパクトにするこ
とができる。以上のように本発明が産業界に与える効果
は著大である。
である。
である。
動きを示す図である。
を示す図である。
る。
Claims (11)
- 【請求項1】 線材の機械的ディスケ−リング方法で
あって、線材をスケ−ルブレ−カ−により1次的にディ
スケ−ル若しくはスケ−ル分割をする工程と、引き続き
ショットブラストにより2次的にディスケ−ルする工程
とからなる線材のディスケ−リング方法。 - 【請求項2】 前記2次的にディスケ−ルする工程
が、粒径が350ミクロン以下の投射材を投射するショ
ットブラストによりディスケ−リングすることを特徴と
する請求項1に記載の線材のディスケ−リング方法。 - 【請求項3】 線材を複数のロ−ルを組み合わせた装
置内を通過することにより表面の酸化スケ−ル又は錆を
1次的にディスケ−ル若しくはスケ−ル分割する工程
と、引き続き粒径が350ミクロン以下の投射材を複数
方向から投射するショトブラストにより2次的にディス
ケ−ルする工程と、ショットブラストにより脱落したス
ケ−ルを集塵機により集塵する工程と、を備えた線材の
ディスケ−リング方法。 - 【請求項4】 前記ショットブラストによるディスケ
−リングの割合を5%から90%に調整可能なことを特
徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の線材
のディスケ−リング方法。 - 【請求項5】 前記複数のロ−ルを組み合わせた装置
によるディスケ−リングの割合が、該複数のロ−ルのう
ちの対向する1組のロ−ルの中心間の直線が水平面に対
して回転可能に構成されていることを特徴とする請求項
3又は請求項4のいずれかに記載の線材のディスケ−リ
ング方法。 - 【請求項6】 線材の搬送系から送られてくる線材を上
下間若しくは左右でジグザグに4乃至9本配設した屈曲
及び矯正する複数のロ−ルを組み合わせた装置と、該複
数のロ−ルを組み合わせた装置の下流に線材の搬送中心
から放射状に投射ヘッドを複数台配設したショットブラ
スト投射手段と、該ショットブラスト投射手段から脱落
したスケ−ル、投射材の破片その他の粉塵を集塵する集
塵装置と、を具備したことを特徴とするディスケ−リン
グ装置。 - 【請求項7】 前記複数のロ−ルのうちの対向する1
組のロ−ルの中心間の直線が水平面内若しくは垂直面内
で回転可能に構成されていることを特徴とする請求項6
に記載のディスケ−リング装置。 - 【請求項8】 前記複数の投射手段が、該複数のロ−ル
を組みあわせた装置の下流に直線上に配置すると共に線
材の周方向から線材の断面中心に向けて投射する上投射
手段及び下投射手段と、前記複数のロ−ルを組みあわせ
た装置の下流若しくは上流に前記同一直線上に配置する
と共に線材の周方向から線材の断面中心に向けて投射す
る前投射手段と後投射手段と、前記複数の投射手段によ
り脱落したスケ−ル、投射材の破片その他の粉塵を集塵
する集塵装置と、を具備したことを特徴とするディスケ
−リング装置。 - 【請求項9】 線材の搬送系から送られてくる線材を投
射室入口の下流直線上に投射ヘッドを向けて共に線材の
周方向から線材の断面中心に向けて投射する複数の投射
手段と、該複数の投射手段の少なくとも一つの投射範囲
を制限するライナ−と、を具備したことを特徴とするシ
ョットブラスト装置。 - 【請求項10】 線材の搬送系から送られてくる線材を
投射室入口の下流直線上に投射ヘッドを向けて投射室内
部に配置した対向する一対の投射手段及び投射手段と、
前記直線上に投射ヘッドを向けて前記一対の投射手段の
下流若しくは上流に配置した対向する一対の投射手段
と、前記各投射手段の投射範囲を制限する複数のライナ
−と、を具備したことを特徴とするショットブラスト装
置。 - 【請求項11】 線材の搬送系から送られてくる線材を
投射室入口の下流直線上に投射ヘッドを向けて投射室内
部に配置した対向する一対の上投射手段及び下投射手段
と、前記直線上に投射ヘッドを向けて前記上投射手段及
び下投射手段の下流若しくは上流に配置した対向する一
対の前投射手段及び後投射手段と、前記上投射手段の投
射範囲を制限する第1ライナ−と、前記上投射手段の投
射範囲を制限する第2ライナ−と、前記上投射手段の投
射範囲を制限する第3ライナ−と、前記上投射手段の投
射範囲を制限する第4ライナ−と、を具備したことを特
徴とするショットブラスト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001033006A JP2002239627A (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 線材のディスケ−リング方法、ディスケ−リング装置及びショトブラスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001033006A JP2002239627A (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 線材のディスケ−リング方法、ディスケ−リング装置及びショトブラスト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002239627A true JP2002239627A (ja) | 2002-08-27 |
Family
ID=18896834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001033006A Pending JP2002239627A (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 線材のディスケ−リング方法、ディスケ−リング装置及びショトブラスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002239627A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004002644A1 (en) * | 2002-06-28 | 2004-01-08 | Weatherford Canada Partnership | Method of manufacturing continuous sucker rod |
JP2005279786A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Toshiba Plant Systems & Services Corp | 線材表面研削装置 |
CN100415448C (zh) * | 2006-07-14 | 2008-09-03 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 清除不锈钢表面铁鳞的方法 |
CN103170523A (zh) * | 2013-03-25 | 2013-06-26 | 江苏仁田机械有限公司 | 铝杆剥皮装置 |
WO2018051530A1 (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 新東工業株式会社 | ショット処理装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4911759A (ja) * | 1972-12-04 | 1974-02-01 | ||
JPS63151267U (ja) * | 1987-03-23 | 1988-10-05 | ||
JPH06170441A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-21 | Kobe Steel Ltd | メカニカルデスケーリング方法及び装置 |
JPH06182429A (ja) * | 1992-12-18 | 1994-07-05 | Daido Steel Co Ltd | Sus線材の脱スケール方法及び連続伸線方法 |
JPH0669586B2 (ja) * | 1985-07-30 | 1994-09-07 | 高周波熱錬株式会社 | ベンデングデスケーラ |
-
2001
- 2001-02-09 JP JP2001033006A patent/JP2002239627A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4911759A (ja) * | 1972-12-04 | 1974-02-01 | ||
JPH0669586B2 (ja) * | 1985-07-30 | 1994-09-07 | 高周波熱錬株式会社 | ベンデングデスケーラ |
JPS63151267U (ja) * | 1987-03-23 | 1988-10-05 | ||
JPH06170441A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-21 | Kobe Steel Ltd | メカニカルデスケーリング方法及び装置 |
JPH06182429A (ja) * | 1992-12-18 | 1994-07-05 | Daido Steel Co Ltd | Sus線材の脱スケール方法及び連続伸線方法 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004002644A1 (en) * | 2002-06-28 | 2004-01-08 | Weatherford Canada Partnership | Method of manufacturing continuous sucker rod |
US8281472B2 (en) | 2002-06-28 | 2012-10-09 | Weatherford Canada Partnership | Method of manufacturing continuous sucker rod |
US8839499B2 (en) | 2002-06-28 | 2014-09-23 | Weatherford Canada Partnership | Method of manufacturing continuous sucker rod |
JP2005279786A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Toshiba Plant Systems & Services Corp | 線材表面研削装置 |
JP4575011B2 (ja) * | 2004-03-26 | 2010-11-04 | 東芝プラントシステム株式会社 | 線材表面研削装置 |
CN100415448C (zh) * | 2006-07-14 | 2008-09-03 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 清除不锈钢表面铁鳞的方法 |
CN103170523A (zh) * | 2013-03-25 | 2013-06-26 | 江苏仁田机械有限公司 | 铝杆剥皮装置 |
WO2018051530A1 (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 新東工業株式会社 | ショット処理装置 |
CN108349066A (zh) * | 2016-09-15 | 2018-07-31 | 新东工业株式会社 | 喷丸处理装置 |
JPWO2018051530A1 (ja) * | 2016-09-15 | 2019-06-24 | 新東工業株式会社 | ショット処理装置 |
CN108349066B (zh) * | 2016-09-15 | 2021-03-12 | 新东工业株式会社 | 喷丸处理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106140840B (zh) | 一种板带表面除鳞设备及其方法 | |
US6854169B2 (en) | Method for the descaling of metal | |
CN101185944B (zh) | 防止热轧不锈钢带轧制划伤的方法及其装置 | |
US8707529B2 (en) | Method and apparatus for breaking scale from sheet metal with recoiler tension and rollers adapted to generate scale breaking wrap angles | |
JP2002239627A (ja) | 線材のディスケ−リング方法、ディスケ−リング装置及びショトブラスト装置 | |
CN216504443U (zh) | 一种抛丸机用丸砂分离器 | |
CN105252394A (zh) | 一种耐磨球除锈装置 | |
TW400267B (en) | A shot-blasting machine for cleaning a linear metal element | |
SU937133A2 (ru) | Установка дл абразивной обработки поверхностей бетонных изделий | |
CN108161753A (zh) | 钢板表面的抛丸方法 | |
JP2001353661A (ja) | ブラスト処理用投射材 | |
CN209453388U (zh) | 一种节能环保型喷砂机 | |
CN212859096U (zh) | 一种抛丸机的分离设备 | |
US3731432A (en) | Apparatus for removing wustite scale centrifugal blasting | |
US6478662B1 (en) | Descaler/finisher for elongated or continuous stock materials | |
CN102198626B (zh) | 一种镁合金板带卷单、双面抛光装置 | |
CN111791152A (zh) | 一种抛丸机的分离设备 | |
CN212216612U (zh) | 带钢除鳞生产线及带钢除鳞系统 | |
GB1472715A (en) | Descaling method and equipment | |
CN211538998U (zh) | 一种带钢表面无酸除鳞系统 | |
CN113211330B (zh) | 分级连续喷击机台组合装置 | |
JPS5815670A (ja) | 線材を連続的に研掃する方法および研掃装置 | |
RU2224595C2 (ru) | Устройство для измельчения сыпучих продуктов | |
CN112077158A (zh) | 金属板带磨削除鳞装置及方法 | |
KR101091406B1 (ko) | 선재 가이드장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070903 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090821 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090828 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100208 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100423 |