JP2002238688A - 棚板枠及び同棚板枠を具備する組立式キャビネット - Google Patents
棚板枠及び同棚板枠を具備する組立式キャビネットInfo
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Abstract
板枠、及び同棚板枠を具備する組立式キャビネットを提
供すること。 【解決手段】外枠に着脱自在とした左右一対の取付用側
板(51),(51)を具備するとともに、両取付用側板(51),(5
1)の間に物品載置面をなす棚面プレート(57)を取付可能
とした棚板枠(5)であって、前記取付用側板(51),(51)の
内側面に引出し案内手段(8)を設け、必要に応じて引出
し(7)を配設可能とした。そして、かかる棚板枠(5)を具
備する箱型の組立式キャビネットを構成した。
Description
出しを配設できる棚板枠、及び同棚板枠を具備する分解
組立可能な組立式キャビネットに関するものである。
形態のものがある。
るプレートを複数段適宜間隔で取付けるタイプのものか
ら、木製の所謂カラーボックス、また金属製の本棚タイ
プ、いわゆるスチール棚などが知られており、また、扉
や引出し付のキャビネットタイプのものがある。これら
は、ほとんど特殊工具などを必要とせず、付属の金具や
工具、もしくは、一般家庭にも通常備えられているドラ
イバなどを利用して、だれでも容易に組立て可能となっ
ている。
来の組立可能な棚やキャビネットは、以下に示す課題が
残されていた。
どを載置する場合は別途容器に収納して載置しなけれ
ば、棚面プレート上でばらばらに散在した状態となり、
また、何かの拍子に落下したりするおそれがある。かか
る不具合は、棚面プレート上に引出しを設けることで解
消されると考えられるが、上記した従来の構成では引出
しを後から組み込むことが難しい。
ることも考えられるが、必ずしも、収める物品全てが引
出しを必要とするとは限らないし、いざ棚として利用し
ようとして引出しを取り除くと、そのときは一段あたり
の棚の高さが低くなりがちで、棚としての用途には不適
切な場合が多い。しかも、取出した引出しの保管に苦慮
することになる。
にしても、金属製のものは、その製造工程において複雑
な曲げ加工が必要となるので金型も複雑な高価なものと
なってしまう。そして、切断時の材料ロスが多いという
問題がある。
にくく、また、永年使用しているうちに錆びが発生して
しまうという問題もあった。
可能であって、棚としても引出し付きキャビネットとし
ても自由に設定が可能であり、なおかつ安価で丈夫なキ
ャビネットが望まれている。
る棚板枠及び同棚板枠を具備する組立式キャビネットを
提供することを目的としている。
に、請求項1記載の本発明では、外枠に着脱自在とした
左右一対の取付用側板を具備するとともに、両取付用側
板の間に物品載置面をなす棚面プレートを取付可能とし
た棚板枠であって、前記取付用側板の内側面に引出し案
内手段を設け、必要に応じて引出しを配設可能とした。
出し案内手段は、少なくともレール部を具備することと
した。
出し案内手段の一つとして、必要に応じて配設した引出
しを案内する案内ローラを具備することとした。
向の任意の位置に、レール部を具備する仕切板を取付け
可能とし、一つの棚板につき複数の引出しを選択的に取
付けられるようにした。
棚板枠にストッパ機構を設け、引出しを配設した際の最
大引き出し時において、引出しを下方傾斜姿勢で保持し
ながら脱落を防止した。
底板と左右側板と背面板と、上記請求項1〜5のいずれ
か1項に記載の棚板枠を具備する棚板とからなり、前記
左右側板を、前記棚板枠の左右一対の取付用側板を着脱
自在に取付ける外枠とした。
棚板枠を、適宜間隔で取付可能とした。
板枠に配設する引出しの側面部に、棚板枠に設けたレー
ル部上を転動するローラを取付けた。
板と底板と左右側板と背面板と棚板枠とが、押出し形材
及び平板を組み合わせて構成したパネル構造にした。
記引出しの側面後側部に、棚板枠に設けたレール部上を
転動する前・後ローラを取付ける一方、棚板枠の左右一
対の取付用側板の上端縁を内側に折り返して前記前・後
ローラをガイドするガイド用フランジを形成し、さら
に、取付用側板の前側位置に前ローラに当接するストッ
パピンを設けるとともに、前記ガイド用フランジに後ロ
ーラ嵌入用切欠部を形成し、引出しの最大引き出し時
に、後ローラが後ローラ嵌入用切欠部に嵌入して、引出
しを下方傾斜姿勢で保持しながら脱落を防止した。
左右一対の取付用側板を具備するとともに、両取付用側
板の間に物品載置面をなす棚面プレートを取付可能とし
た棚板枠であって、前記取付用側板の内側面に引出し案
内手段を設け、必要に応じて引出しを配設可能としたも
のである。
常の棚としても、必要に応じて引出しとしての利用もで
きる棚板枠を提供するものである。
しており、ここで外枠という概念は、壁体などであって
もよいし、専用の取付部材であってもよいし、あるいは
キャビネットなどを構成するプレートなどであってもよ
い。そして、外枠に対して、複数の棚板枠を適宜間隔で
取付けることができるようにすることもでき、複数段の
棚、引出しとして使用することができる。
ともレール部を具備することが好ましい。すなわち、引
出しを取付けた際に、引出しを円滑に引出せるようにす
るためである。
必要に応じて配設した引出しを案内する案内ローラを具
備する構成としてもよい。望ましくは、両者を具備する
構成として、引出しの引き出し動作をより円滑に行える
ようにするとよい。
るローラを設けることができる。そして、そのローラ
は、レールの断面形状に相応する形状としておくととも
に、複数個設けておくことで、直進性を向上させてより
円滑な引出し動作が可能となる。
形状に構成されており、長手方向の任意の位置に、レー
ル部を具備する仕切板を取付け可能とし、一つの棚板に
つき複数の引出しを選択的に取付けられるようにするこ
ともできる。
上に複数の引出しを設けたり、あるいは、引出しと棚面
とを一緒に設けたり、棚面や引出しの幅を自由に設定す
ることが可能となって、設計の自由度が大きく向上す
る。
でき、様々な収納品に対応することができるとともに、
引出しを取付けた際に、引出しの高さよりも棚の高さが
大きければ、引出し内に収容した物品を外部(例えば前
方)からも視認できる。
け、引出しを配設した際の最大引き出し時において、引
出しを下方傾斜姿勢で保持しながら脱落を防止すること
もできる。
いよく引出されても、引出しの落下が防止できるととも
に、引出しは下方傾斜姿勢で保持されるので、内収容物
の出し入れが容易となる。
るキャビネットに適用し、全体を分解・組立可能な構成
とすることもできる。
とに加え、上記してきた棚板枠を具備する棚板とから構
成するもので、前記左右側板を、前記棚板枠の左右一対
の取付用側板を着脱自在に取付ける外枠として、左右側
板に棚板枠を着脱自在に取付けるものである。
備する分解・組立可能なキャビネットとして用いること
ができる。
付可能とすることが望ましく、多段の棚部や引出し部を
有するキャビネットとして、収容量を増加させるととも
に、物品ごとの収容場所を変えたりするなど、使い勝手
を良好にすることができる。
る場合であっても、上記棚板枠に配設する引出しの側面
部に、棚板枠に設けたレール部上を転動するローラを取
付けるとよい。そして、ローラも複数個配設することが
好ましい。
と棚板枠とは、押出し形材及び平板を組み合わせて構成
したパネル構造にすることができる。なお、材料として
は、錆びなどの腐食のおそれもなく、かつ軽量化できる
アルミ合金や合成樹脂などを好適に用いるができる。
で、分解したときはコンパクトとなって収納場所も容易
に確保できる。しかも、製造上、複雑な曲げ加工用金型
などが不要となり、コストダウンを図ることができる。
説明すると、本キャビネットに用いる引出しは、その側
面後側部に、棚板枠に設けたレール部上を転動する前・
後ローラを取付ける一方、棚板枠の左右一対の取付用側
板の上端縁を内側に折り返して前記前・後ローラをガイ
ドするガイド用フランジを形成し、さらに、取付用側板
の前側位置に前ローラに当接するストッパピンを設ける
とともに、前記ガイド用フランジに後ローラ嵌入用切欠
部を形成し、引出しの最大引き出し時に、後ローラが後
ローラ嵌入用切欠部に嵌入する構成とすることができ
る。
を下方傾斜姿勢で保持しながら脱落を防止することが確
実に行える。しかも、特に構成が複雑となることもな
い。
れば、棚としてのみの利用だけではなく、引出し付きと
した構成にも簡単に行え、設計の自由度も高い分解・組
立可能なキャビネットを安価にて提供することが可能と
なる。
や事務所内、あるいは物置内に設置して活用することが
できるが、例えばトラック荷台などの移動する場所に設
けることもでき、移動先で使用する作業用の物品や、工
事用の工具、部品、その他様々な物品を整理して収納す
ることができ、紛失のおそれや、収納個所が不明となっ
て探す時間をとられてしまうなどのロスも防止でき、作
業性が向上する。
ら説明する。
の斜視図、図2は同組立式キャビネットの正面図、図3
は引出し付きとした場合の斜視図、図4は同側面視によ
る説明図、図5は同分解斜視図である。
る組立式キャビネット(以下「キャビネット」とする)
Aは、各々アルミ合金からなる天板1と底板2と左右側
板3,3と背面板4と、棚板となる棚板枠5とから構成し
ており、棚板枠5に設けた左右一対の取付用側板51,51
を、前記左右側板3,3に着脱自在に取付け可能とし、こ
れらを分解組立可能としている。
の棚板枠5、もしくは上下に隣接する棚板枠5,5同士、
もしくは最下段の棚板枠5と底板2との間に形成され、
同棚空間Q内に種々の物品aを収納載置することができ
る(図3参照)。
ように、棚空間Q内に引出し7を配設し、棚空間Q及び
引出し7の両者を具備する分解・組立可能なキャビネッ
トAとして使用可能としたことに特徴がある。
板2と左右側板3,3と背面板4と、棚板枠5などの各パ
ーツを、皿ねじやビスなどの締結金具bにより簡単に組
立・分解することができる。図中、cは各パーツに設け
たビス孔、31は左右側板3,3の内側面に取付けた棚板枠
連結用フレーム、32は引出し7に設けた後述するロック
部79の嵌入孔33を長手方向に多数形成した前側縦フレー
ム、34は背面板4と連結する後側縦フレームである。
示すように、矩形チャンネルもしくは矩形筒状のフレー
ム52,53,54,55と、正面視左右のフレーム54,55に立設し
た左右一対の前記取付用側板51,51と、前記左右の取付
用側板51,51の間に取付可能とした物品載置面をなす棚
面プレート57とから構成し、同棚面プレート57を配設し
た状態では複数段の棚部を具備するキャビネットAとし
て使用できるようにするとともに、前記取付用側板51,5
1の内側面に引出し案内手段8を設け、必要に応じて引
出し7を配設して、しかも、円滑な引出し動作を可能と
している。
6のI−I線における端面図であり、図中の5a,5aは棚
面プレート57の後縁に、所定間隔をあけて配設した緩衝
材であり(図5参照)、引出し7を配設して押し込んだ
際の緩衝機能を果たすものである。
常の棚としても、必要に応じて引出し7の利用もできる
構造としているもので、なおかつ、図5で示したように
分解組立も容易となっている。本実施例では、棚板枠5
は内側から左右側板3,3に連結するようにしているの
で、左右側板3 ,3の外側面からは締結金具bは見えず、
外観的に美観を損なわないものとなっている。
54,55及びこれにそれぞれ連設した取付用側板51は、本
実施例では押出し一体成形としている。したがって、曲
げ加工などを必要とせず、製造工程が簡略化されてい
る。
底板2と左右側板3,3と背面板4とを具備する箱状のキ
ャビネットAに適用した例としているが、棚板枠5を、
壁掛け専用部材(図示せず)などに取付けるようにした
形態で実施することも可能である。
は、図7に示すように、具体的にはレール部81を具備す
る構成としており、同レール部81上を引出し7がスライ
ド自在となるように配設している。
に、棚板枠5の取付用側板51の内側面にレール形成板81
aを突設するとともに、同形成板81aの上面に断面視略V
字状の山形突条82を形成し、一方、引出し7の側面部に
は、図10に示すように、断面視略V字形の溝部を形成
した前・後ローラ71,72を設け、同前・後ローラ71,72を
山形突条82に転動自在に係合している。
ことなく、安定した円滑なスライド動作がなされる。し
かも、引出し7には前・後ローラ71,72と片側に二つの
ローラ71,72を配設しているので安定性をより向上させ
ることができる。
に、取付用側板51の上端縁を内側に折り返したフランジ
部51aをレール形成板として利用し、同フランジ部51aの
下面にも同様に形成して、上下対峙して設けた構造とし
てもよい。
に示したものばかりでなく、例えば、図9(b)に示す
ように、断面視逆U字状の蒲鉾形としてもよい。そし
て、この場合でも、図9(c)に示すように、上下に設
けることもできる。
1を突条とせずに溝としたものを示している。そして、
この場合は、引出し7の前・後ローラ71,72の周面に見
合った突条を形成して脱落を防止することははいうまで
もない。
段8の一つとして、図6に示すように、棚面プレート57
の面上に臨むように案内ローラ83を配設している。
板枠5の前側のフレーム52及び後側のフレーム53の間
に、左右方向に所定の間隔をあけて棚面プレート57の補
強用フレーム58,58を配設するとともに、同フレーム58,
58の前側部に、それぞれ案内ローラ83を回転自在に軸支
して、略上半部を棚面プレート57上にのぞかせている。
構成について簡単に説明する。図10(a)は引出し7の
平面図、図10(b)は同正面図、図10(c)は同側面
図、図10(d)は図10(a)のI−I線における端面図で
ある。
右側壁74,74、背壁75、底面プレート76から構成されて
おり、前壁73には取っ手部77を設けている。
壁74,74に設けたロック部79とを図示しない周知の連動
機構を介して連動させ、レバー78を掴んだときにロック
部79が後退して引出し7の引き出し動作が行えるように
して、何らかの拍子に、引出し7が勝手に開いたりする
ことのないようにしている。なお、ロック部79が突出し
た状態では、左右側板3,3に形成したロック嵌入孔33に
嵌入することになる(図5参照)。
フレーム部74aを形成し、その間に凹部74bを形成した断
面形状となるように押出し一体成形により形成し、剛性
を高めている(図10(d))。そして、前記凹部74bの前
後位置に、前記した前・後ローラ71,72及びロック部79
を配設している。
状態を示している。なお、図11(a)は平面視による説
明図、図11(b)は図11(a)のI−I線における端面
図である。
ラ71,72がレール部81の山形突条82に転動自在に係合
し、引出し7の底面プレート76と棚板枠5の棚面プレー
ト57とには若干の間隙が形成され、なおかつ案内ローラ
83により支持されることになるので、底面プレート76と
棚面プレート57との間における摩擦などによる摺動不良
のおそれはなく、円滑なスライドが可能となっている。
トッパ機構Sを設け、引出し7を配設した際の最大引き
出し時において、引出し7を下方傾斜姿勢で保持しなが
ら脱落を防止している。
板51のフランジ部51aの前側位置に、引出し7の後ロー
ラ72が嵌入可能な切欠部S1を形成するとともに、取付用
側板51の前記切欠部S1の前方をなす位置にストッパピン
S2を内方に向けて突設している。
示すように、引出し7を引き出した際(図12
(a))、先ず、ストッパピンS2に前ローラ71が当接
し、自重で引出し7が下方へ傾斜すると、後ローラ72が
前記切欠部S1に嵌入してロックされ(図12(b))、
引出し7の落下が防止できるとともに、引出し7を下方
傾斜姿勢で保持することができる。したがって、引出し
7を勢いよく引き出しても落下するおそれがなく安全で
あり、しかも内収容物の出し入れも容易となる。
に、引出し7の前側を上方へ持ち上げるようにして、前
ローラ71をストッパピンS2から乗り越えさせるととも
に、後ローラ72を切欠部S1から脱出させれば、全体を前
方に引き出すことも容易に行える。
部には複数(本実施例においては2個)の引出し7を配
設することができる。
に、前述したレール部81を設けた仕切板9を取付け、一
つの棚板枠5につき複数の引出し7を選択的に取付けら
れるようにしている。
57上に複数の引出し7を設けたり、あるいは、引出し7
と棚部とを同一段内に設けたり、棚部や引出し7の幅を
自由に設定することが可能となって、設計の自由度が大
きく向上する。また、仕切板9の高さを変更すれば、一
段あたりの棚の高さも自由に設定でき、様々な収納品に
対応することができる。
を組み合わせた一例を示す。
に、引出し7の高さよりも棚空間Qの高さが大きけれ
ば、引出し7内に収容した様々な物品aを外部(例えば
前方)からも視認することができ、内収容物の識別がキ
ャビネットAの外からも可能となる。
を加えると、仕切板9は、図14(a)に示すように、
棚板枠5の取付用側板51と同一形状のものを背中合わせ
に接合して構成することもできるし、図14(b)に示
すように一体形状とすることもできる。一体形状の場合
は押出し成形により行うことが望ましい。なお、言うま
でもないが、仕切板9に設けたレール部81の山形突条82
の形状についても、前述したように変更することは自由
である。
に示すように、前後の端部にそれぞれ取付用切欠部91を
形成し、同切欠部91を棚板枠5の前後のフレーム52,53
に嵌合して、皿ねじなどの締結金具を用いて連結固定す
るようにしている。
一体形成したタップ孔形成部であり、本実施例に用いら
れる押出し一体成形された各フレーム類に設けられてい
る。
などを羅合することにより、図5で示したように、キャ
ビネットAの組立てを容易に行うことができる。
るキャビネットAは、全体を分解・組立可能な構成と
し、しかも、部材として軽量で錆びることのないアルミ
合金を使用しているので、棚のみの仕様、引出し7付の
仕様、さらには両者が混在した仕様であっても、誰でも
自分の好みの形状に容易にカスタマイズすることがで
き、なおかつ取扱性、耐久性も従来の組立式キャビネッ
トに比べて著しく向上している。
はコンパクトとなって収納場所も容易に確保できる。し
かも、製造上、複雑な曲げ加工用金型などが不要とな
り、コストダウンを図ることができる。
一般の家屋や事務所内、あるいは物置内に設置して活用
することができるが、例えばトラック荷台などのよう
に、移動物体に設けることもでき、移動先で使用する作
業用の物品や、工事用の工具、部品、その他様々な物品
を整理して収納することができる。したがって、必要な
物品の紛失のおそれや、収納個所が不明となって探す時
間をとられてしまうなどのロスも防止でき、作業性が著
しく向上する。
としているものであって、上記してきたような箱型のキ
ャビネットAにのみ適用されるものではない。
あってもよいし、専用の取付部材であってもよく、外枠
に取付けた状態で、棚として利用でき、かつ引出し7を
配設して利用できるのであればよい。
もので、以下の効果を奏する。
用側板を具備するとともに、両取付用側板の間に物品載
置面をなす棚面プレートを取付可能とした棚板枠であっ
て、前記取付用側板の内側面に引出し案内手段を設け、
必要に応じて引出しを配設可能としたので、通常の棚と
しての利用も引出しの利用も行え、使い勝手が向上す
る。
し案内手段は、少なくともレール部を具備することとし
たので、引出しを配設した場合に引き出し動作を行いや
すい。
し案内手段の一つとして、必要に応じて配設した引出し
を案内する案内ローラを具備する構成としたので、前記
レール部と協働してより円滑な引き出し動作が実現でき
る。
の任意の位置に、レール部を具備する仕切板を取付け可
能とし、一つの棚板につき複数の引出しを選択的に取付
けられるようにしたので、棚部と引出しを同時に使用す
ることができるとともに、両者のレイアウトも自由に設
定可能となる。
枠にストッパ機構を設け、引出しを配設した際の最大引
き出し時において、引出しを下方傾斜姿勢で保持しなが
ら脱落を防止したので、安全に使用できるとともに、引
出し内からの出し入れも容易となる。
板と左右側板と背面板と、上記請求項1〜5のいずれか
1項に記載の棚板枠を具備する棚板とからなり、前記左
右側板を、前記棚板枠の左右一対の取付用側板を着脱自
在に取付ける外枠としたので、箱型のキャビネットスタ
イルであって、なおかつ分解・組立が容易で、しかも、
棚部と引出しの両者を自由にレイアウトして使用でき
る。
板枠を、適宜間隔で取付可能としたことにより、複数の
棚部、引出しを設定することができ、利用状況に応じた
大きさのキャビネットを使用できる。 (8)請求項8記載の本発明では、上記棚板枠に配設する
引出しの側面部に、棚板枠に設けたレール部上を転動す
るローラを取付けたことにより、引出しのスライド性能
が向上し、円滑な引き出し動作が実現できる。
と底板と左右側板と背面板と棚板枠とが、押出し形材及
び平板を組み合わせて構成したパネル構造にしたので、
製造容易となってコストダウンが図れる。
出しの側面後側部に、棚板枠に設けたレール部上を転動
する前・後ローラを取付ける一方、棚板枠の左右一対の
取付用側板の上端縁を内側に折り返して前記前・後ロー
ラをガイドするガイド用フランジを形成し、さらに、取
付用側板の前側位置に前ローラに当接するストッパピン
を設けるとともに、前記ガイド用フランジに後ローラ嵌
入用切欠部を形成し、引出しの最大引き出し時に、後ロ
ーラが後ローラ嵌入用切欠部に嵌入して、引出しを下方
傾斜姿勢で保持しながら脱落を防止したことにより、安
全に使用できるとともに、引出し内からの出し入れも容
易となる。
ある。
である。
わせ例を示す説明図である。
Claims (10)
- 【請求項1】外枠に着脱自在とした左右一対の取付用側
板を具備するとともに、両取付用側板の間に物品載置面
をなす棚面プレートを取付可能とした棚板枠であって、 前記取付用側板の内側面に引出し案内手段を設け、必要
に応じて引出しを配設可能としたことを特徴とする棚板
枠。 - 【請求項2】引出し案内手段は、少なくともレール部を
具備することを特徴とする請求項1記載の棚板枠。 - 【請求項3】引出し案内手段の一つとして、必要に応じ
て配設した引出しを案内する案内ローラを具備すること
を特徴とする請求項1又は2に記載の棚板枠。 - 【請求項4】長手方向の任意の位置に、レール部を具備
する仕切板を取付け可能とし、一つの棚板につき複数の
引出しを選択的に取付けられるようにしたことを特徴と
する請求項1〜3のいずれか1項に記載の棚板枠。 - 【請求項5】棚板枠にストッパ機構を設け、引出しを配
設した際の最大引き出し時において、引出しを下方傾斜
姿勢で保持しながら脱落を防止したことを特徴とする請
求項1〜4のいずれか1項に記載の棚板枠。 - 【請求項6】天板と底板と左右側板と背面板と、請求項
1〜5のいずれか1項に記載の棚板枠を具備する棚板と
からなり、前記左右側板を、前記棚板枠の左右一対の取
付用側板を着脱自在に取付ける外枠としたことを特徴と
する分解・組立可能な組立式キャビネット。 - 【請求項7】複数の棚板枠を、適宜間隔で取付可能とし
たことを特徴とする請求項6記載の分解・組立可能な組
立式キャビネット。 - 【請求項8】棚板枠に配設する引出しの側面部に、棚板
枠に設けたレール部上を転動するローラを取付けたこと
を特徴とする請求項6又は7に記載の組立式キャビネッ
ト。 - 【請求項9】天板と底板と左右側板と背面板と棚板枠と
が、押出し形材及び平板を組み合わせて構成したパネル
構造にしたことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1
項に記載の組立式キャビネット。 - 【請求項10】引出しの側面後側部に、棚板枠に設けた
レール部上を転動する前・後ローラを取付ける一方、棚
板枠の左右一対の取付用側板の上端縁を内側に折り返し
て前記前・後ローラをガイドするガイド用フランジを形
成し、さらに、取付用側板の前側位置に前ローラに当接
するストッパピンを設けるとともに、前記ガイド用フラ
ンジに後ローラ嵌入用切欠部を形成し、引出しの最大引
き出し時に、後ローラが後ローラ嵌入用切欠部に嵌入し
て、引出しを下方傾斜姿勢で保持しながら脱落を防止し
たことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載
の組立式キャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001045246A JP4662646B2 (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | 組立式キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2001045246A JP4662646B2 (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | 組立式キャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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