JP2002238149A - 給湯装置の直流電源利用部品への直流電源供給装置 - Google Patents

給湯装置の直流電源利用部品への直流電源供給装置

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JP2002238149A JP2001030343A JP2001030343A JP2002238149A JP 2002238149 A JP2002238149 A JP 2002238149A JP 2001030343 A JP2001030343 A JP 2001030343A JP 2001030343 A JP2001030343 A JP 2001030343A JP 2002238149 A JP2002238149 A JP 2002238149A
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Toshiyuki Yasuda
敏之 安田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流電源利用部品自体による場合又は修理等
の人為的による場合において過電流が発生することを防
止できる機能に優れた給湯装置の直流電源利用部品への
直流電源供給装置の提供を可能とする。 【構成】 駆動機構を持つことにより給湯装置1の給湯
機能に関与して該駆動機構を所定の状態にする制御用に
外部より直流定電源の供給が必要な駆動部品と、給湯装
置の任意の状態を検知するための制御用に外部より直流
定電源の供給が必要な監視部品と、予め定められた給湯
装置1の状態により前記駆動部品及び前記監視部品にそ
の制御用に直流定電源を供給かつ任意に非供給にするこ
とが可能な給湯装置の直流電源利用部品25への直流電
源供給装置2において、前記給湯装置の直流電源利用部
品25への直流電源供給装置2には前記駆動部品又は前
記監視部品へ供給される直流電源の回路が短絡した場合
に保護する過電流保護装置24も併せて持っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯装置、特には
家庭用の石油又はガスを熱源とする給湯装置の制御回路
である給湯装置の直流電源利用部品への直流電源供給装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の給湯装置の直流電源利用部品への
直流電源供給装置においては、図5の様に、待機時や、
給湯機能等の不使用時に消費電力を削減するために直流
電源の供給は行わない様にできる回路構成となってい
た。
【0003】図5の構成図中、5は給湯装置の直流電源
利用部品への直流電源供給装置、51は電源用のトラン
スと整流器の組み合わせやスイッチング電源回路等を用
いて交流100Vの商用電源を所定の電圧(電圧は用途
によって異なるが50V〜5V程度の範囲の電圧)の直
流定電源の供給機能を有する直流電源部、52は該直流
電源部51で供給される直流定電源をスイッチング用ト
ランジスタ、リレー、無接点リレー等により供給又は遮
断を行う電源切断部、53は該電源切断部52に対して
直流定電源の供給又は遮断の指示をマイコンにより予め
プログラムされ操作部(図示せず。)で操作・設定した
給湯装置の給湯機能各状態に対応する制御を行う制御
部、55は駆動機構を持つことにより給湯装置の給湯機
能に関与して該駆動機構を所定の状態にする制御用とし
て外部より直流定電源の供給が必要な駆動部品、又は給
湯装置の任意の状態を検知するための制御用として外部
より直流定電源の供給が必要な監視部品等である直流電
源利用部品で、該直流電源利用部品55の駆動部品の例
としては、送風機の駆動部である直流電動機、風量又は
水量等の流量制御の制御弁の駆動部である直流電動機ま
たはステッピング電動機等であり、監視部品の例として
は、水量検知手段や圧力検知手段等であり、何れも直流
定電源の供給を受けていることにより駆動部品又は監視
部品としての機能を発揮する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の給湯装置の直流電源利用部品への直流電源供給装置
5は以下の課題を有していた。 a. 給湯装置の直流電源を使用する駆動部品及び監視
部品が短絡状態で破損した場合には給湯装置の直流電源
利用部品55への直流電源供給装置5の直流電源を供給
する回路が同時に破損するという問題があった。
【0005】b. また、給湯装置を構成している駆動
部品及び監視部品は一体としてではなく部品として単体
の状態に分離が可能であり、修理において前記駆動部品
及び前記監視部品の各々の良否が判定できれば交換する
ことも容易となる。そこで前記駆動部品及び前記監視部
品の良否を判定する必要があり、そのための方法として
は給湯装置の直流電源利用部品への直流電源供給装置5
より前記駆動部品及び前記監視部品へ供給される直流電
源の電圧値又は電流値をテスターで測定することが一般
的であった。ところが直流電圧又は直流電流をテスター
で測定する際には一般的にはテスターピンと呼ばれる針
状の接触検知具を給湯装置の直流電源利用部品55への
直流電源供給装置5上における充電部である金属箔また
は金属線に接触することにより行うが、測定する者の技
量や技量があってもテスターピンの接触箇所の回路配置
が細かい構成となっている場合には、誤って直流電源回
路を短絡させ前記給湯装置の直流電源利用部品55への
直流電源供給装置5を破損してしまうという問題があっ
た。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、駆動部品や監視部品に直流電源を供給する回路が何
らかの理由で短絡しても破損することがない給湯装置の
直流電源利用部品への直流電源供給装置の提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の給湯装置の直流
電源利用部品への直流電源供給装置は、駆動機構を持つ
ことにより給湯装置の給湯機能に関与して該駆動機構を
所定の状態にする制御用として外部より直流定電源の供
給が必要な駆動部品と、給湯装置の任意の状態を検知す
るための制御用として外部より直流定電源の供給が必要
な監視部品と、予め定められた給湯装置の状態により前
記駆動部品及び前記監視部品にその制御用として直流定
電源を供給かつ任意に非供給にすることが可能な給湯装
置の直流電源利用部品への直流電源供給装置において、
前記給湯装置の直流電源利用部品への直流電源供給装置
には前記駆動部品又は前記監視部品へ供給される直流電
源の回路が短絡した場合に保護する過電流保護装置も併
せて持つか、又は前述の内容に併せて前記過電流保護装
置は三端子レギュレータを利用したものであることによ
り、直流電源利用部品自体に破損が発生した場合や、修
理などで人為的な短絡を起こした場合に給湯装置の直流
電源利用部品への直流電源供給装置自体への破損が拡が
ることを防ぐことができるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における給湯装置の直流電
源利用部品への直流電源供給装置の実施の形態につい
て、以下図面を用いて説明する。図1は給湯装置の模式
図であり、図2は給湯装置の直流電源利用部品への直流
電源供給装置の構成図、図3は直流定電源の供給を受け
る側の例としての水量検出手段の説明図であり、図4は
給湯装置の直流電源利用部品への直流電源供給装置の別
の構成図である。各部の説明において、従来例と同じ箇
所には同じ符号を付けて説明を省略する。
【0009】図1は本実施例の給湯装置をガス給湯器と
した場合の模式図で、1は家庭においてガスを燃料とし
て少なくとも台所や浴室に給湯する機能を持つ給湯装置
で、該給湯装置1にはガス配管、給水配管及び電気配線
が接続してあり、各々接続されたことにより、ガス配管
よりはLPG又は都市ガスが、給水配管からは水道水
が、電気配線よりはAC100Vが前記給湯装置1に供
給するようになっている。また前記給湯装置1には給湯
配管も接続してあり、前記給湯装置1に供給された水が
湯となったものを台所や浴室の蛇口まで送っている。1
1は前記給湯装置1においてガスを燃焼させるバーナー
等の加熱手段、12は該加熱手段11の燃焼用の空気を
強制的に送り込む送風手段、13は銅等の熱伝導性の良
い金属の屈曲した管と同じく銅等の熱伝導性の良い金属
の多数のフィンよりなり、前記加熱手段11で燃焼した
熱を前記金属の屈曲した管の外面に加えることで前記金
属の屈曲した管の内部を通過する水に与えることによっ
て湯とする熱交換器、14は該熱交換器13に連接する
管に設けられ管の内部に流れる水の量を検出する手段を
持つ水量検知手段で、該水量検知手段14で所定の流量
を検知することで前記加熱手段11及び前記送風手段1
2を駆動させ給湯運転を行う。15は前記熱交換器13
の下流側に連接する管に設けられたサーミスタ等の温度
検知手段、16は前記給湯装置1において水量検知手段
14及び温度検知手段15の検知内容によって加熱手段
11及び送風手段12の制御を行うマイコンよりなる制
御手段、17は該制御手段16に対して前記給湯装置1
の運転の開始の命令、給湯目標温度を設定及び前記給湯
装置1の状態を表示する機能を持ち、前記給湯装置1の
外部又は前記給湯装置1の外面に設けられ、あるいは外
部に設けられた場合にはいわゆるリモコンと呼ばれる操
作手段である。例えば、前記加熱手段11が加熱量の調
整機能を持つ場合において、前記操作手段17で予め設
定されている所定の給湯目標温度になるように前記温度
検知手段15で検知した温度に従って前記制御手段16
は前記加熱手段11の加熱量を制御する。
【0010】図1の給湯装置1の構成は最小限の基本的
機能を説明したものであり、この基本機能に追加して、
浴槽内の水を循環して沸かすいわゆる追いだき機能や、
浴槽へ定量のお湯を自動的に注入するいわゆる自動お湯
張り機能、温水が循環することにより放熱する装置にお
湯を供給するいわゆる温水暖房機能等を複合して備える
場合がある。また、前述の給湯機能に関しても給湯機能
を向上させるため、水量又は風量を制御する弁、給水側
の温度検知器、前記熱交換器13の出入り口を結ぶバイ
パス水路を持ちこの水路に温度検知器や弁を備えている
場合等がある。さらには、その他の装置として、水圧及
びガス圧、前記熱交換器13等の炉内圧等を検知する圧
力検知手段や、安定した燃焼を継続していることを検知
するための燃焼排気ガスの検知手段等を備える場合もあ
る。
【0011】図2は前記本発明の給湯装置1における制
御手段16と全部又は一部が重複する給湯装置の直流電
源利用部品への直流電源供給装置の構成を説明してお
り、2は給湯装置1の直流電源利用部品への直流電源供
給装置、21は電源用のトランスと整流器の組み合わせ
やスイッチング電源回路等を用いて交流100Vの商用
電源を所定の電圧(電圧は用途によって異なるが50V
〜5V程度の範囲の電圧)の直流定電源の供給機能を有
する直流電源部、22は該直流電源部21で供給される
直流定電源をスイッチング用トランジスタ、リレー、無
接点リレー等により供給又は遮断を行う電源切断部、2
3は該電源切断部22に対して直流定電源の供給又は遮
断の指示をマイコンにより予めプログラムされ前記図1
の前記操作手段17で操作・設定した給湯装置1の給湯
機能各状態に対応する制御を行う制御部で、少なくとも
該制御部は前記図1の制御手段16に含まれる。24は
前記直流電源部21及び前記電源切断部22の間に設け
られ前記直流電源部21が前記電源切断部22を介して
供給する直流定電源が所定以上の過電流となった場合に
保護する過電流保護部であり、該過電流保護部24は三
端子レギュレータとしており、該三端子レギュレータの
場合は直流電源部21より発生する直流電圧が変動して
も所定の電圧値に一定にするいわゆる定電圧にする機能
を有している。25は駆動機構を持つことにより給湯装
置1の給湯機能に関与して該駆動機構を所定の状態にす
るため制御用として外部より直流定電源の供給が必要な
駆動部品、又は給湯装置1の任意の状態を検知するため
制御用として外部より直流定電源の供給が必要な監視部
品等である直流電源利用部品で、該直流電源利用部品2
5の駆動部品の例としては、送風機の駆動部である直流
電動機、風量又は水量等の流量制御の制御弁の駆動部で
ある直流電動機またはステッピング電動機等であり、監
視部品の例としては、水量検知手段や圧力検知手段等で
あり、何れも直流定電源の供給を受けていることにより
駆動部品又は監視部品としての機能を発揮する。
【0012】図3は図2における直流電源利用部品25
の内、監視部品の1つである図1の水量検知手段14を
詳細に説明したもので。14は水量検知手段、31は該
水量検知手段14の内部にあって水流によって回転する
水車、32は該水車31に連動して回転する永久磁石、
33は該永久磁石32の回転による磁界の変化を前記図
2の直流電源部12より直流定電源の供給を受けること
によりパルスとして前記図1の制御手段16に出力する
ホール素子よりなるパルス発生手段である。
【0013】前述した図1、図2及び図3の説明に追加
して前記各図を併せた形で給湯装置1の動作について説
明する。水量検知手段14は給湯装置1において流入す
る水の量を検知することで所定の量以上を検知すると加
熱手段11で加熱を開始し、所定流量以下であれば加熱
手段11の停止または加熱手段11を起動させないもの
で、加熱手段11の加熱開始及び停止以外にもその給湯
装置1を通過する流量を検知することで水温及び流量か
ら必要な加熱手段11の加熱量を算出するいわゆるフィ
ードフォワード制御や、水量制御弁(図示せず)と組み
合わせて所定水量にする制御等を行うことができる。水
量検知手段14の水量を検知する方法は給湯装置1の水
が流入する管又は流出する管の途中に設け、その通過す
る水流により水車31を回転させ、水車31と一体にな
って回転する永久磁石32が起こす磁界の変化によりパ
ルス発生手段33が水量に比例して発生する単位時間当
たりのパルスの数により水量を検知する仕組みとなって
いる。パルス発生手段33のホール素子は給湯装置1に
水が流れれば加熱手段11により加熱を開始する状態に
している必要があるので、常に直流電源部21より直流
定電源の供給を受けている。しかしながら、給湯装置1
が商用電源AC100Vに接続してあったとしても、給
湯装置1が使用する予定のない時まで前記水量検知手段
14のパルス発生手段33に直流定電源を供給するのは
待機時の消費電力を増加させることになるため、操作手
段17に設けられた運転スイッチ(図示せず)が切って
ある時はパルス発生手段33の直流定電源の供給を電源
切断部12で遮断している。
【0014】本発明は前述した給湯装置1の正常時の動
作に関するものではないので、次に異常が起きた場合等
の動作について説明する。水量検知手段14のパルス発
生手段33は給湯装置の直流電源利用部品への直流電源
供給装置2とのリード線等による接続部も含めて外部か
らの熱その他の影響により破損する場合がある。また、
水量検知手段14に所定の直流定電源が供給されている
か否かやパルスが出力されているか否かを測定する給湯
装置1の修理等の人為的な場合において、直流定電源が
供給されている導電部がアース側と短絡すると直流電源
部より一気に過電流がアース側に流れることになる。そ
のため、電源切断部22がスイッチング用トランジスタ
の場合は過電流により電源切断部22が破損し、電源切
断部22がリレー等の過電流に対して耐力を有している
場合は直流電源部21が破損するかまたは、該直流電源
部21より上流の部品が破損することとなる。しかしな
がら、過電流保護部24を設けることにより直流電源部
21の供給する直流定電源も、該直流定電源が通過する
電源切断部24も過大な電流が流れる前に三端子レギュ
レータにより電流値が所定の値まで制限されることによ
り破損することはない。
【0015】図4は本発明の図2に相当する別の実施例
であり、給湯装置全体を説明する図1及び水量検知手段
を説明する図3は同じ構成であるので説明を省略する。
よって、図4の給湯装置の直流電源利用部品への直流電
源供給装置の構成図中、4は給湯装置1の直流電源利用
部品への直流電源供給装置、41は電源用のトランスと
整流器の組み合わせやスイッチング電源回路等を用いて
交流100Vの商用電源を所定の電圧(電圧は用途によ
って異なるが50V〜5V程度の範囲の電圧)の直流定
電源の供給機能を有する直流電源部、42は該直流電源
部41で供給される直流定電源をコントロール端子付三
端子レギュレータにより供給又は遮断、及び前記直流電
源部41が供給する直流定電源が所定以上の過電流とな
った場合に保護する過電流保護付電源切断部で、前記コ
ントロール端子付三端子レギュレータの場合は直流電源
部41より発生する直流電圧が変動しても所定の電圧値
に一定にするいわゆる定電圧にする機能を有している。
43は該過電流保護付電源切断部42に対して直流定電
源の供給又は遮断の指示をマイコンにより予めプログラ
ムされた給湯装置1の給湯機能各状態に対応する制御を
行う制御部、45は駆動機構を持つことにより給湯装置
1の給湯機能に関与して該駆動機構を所定の状態にする
ため制御用として外部より直流定電源の供給が必要な駆
動部品、又は給湯装置の任意の状態を検知するために制
御用として外部より直流定電源の供給が必要な監視部品
等である直流電源利用部品で、該直流電源利用部品35
の駆動部品の例としては、送風機の駆動部である直流電
動機、風量又は水量等の流量制御の制御弁の駆動部であ
る直流電動機またはステッピング電動機等であり、監視
部品の例としては、水量検知手段や圧力検知手段等であ
り、何れも直流定電源の供給を受けていることにより駆
動部品又は監視部品としての機能を発揮する。
【0016】別の実施例図4においても正常時の動作に
ついては図1、図2及び図3を用いて説明したものと同
様であるので説明を省略し、次に異常が起きた場合等の
動作について説明する。水量検知手段14のパルス発生
手段33は給湯装置1の直流電源利用部品への直流電源
供給装置4とのリード線等による接続部も含めて外部か
らの熱その他の影響により破損する場合がある。また、
水量検知手段14に所定の直流定電源が供給されている
か否かやパルスが出力されているか否かを測定する給湯
装置1の修理等の人為的な場合において、直流定電源が
供給されている導電部がアース側と短絡すると直流電源
部41より一気に過電流がアース側に流れることにな
る。そのため、電源切断機能だけを持つスイッチング用
トランジスタの場合は過電流によりそれ自体が破損し、
リレー等の過電流に対して耐力を有している場合は直流
電源部41が破損するか又は、該直流電源部41より上
流の部品が破損することとなる。しかしながら、過電流
保護付電源切断部42は電源切断機能だけでなく同時に
過電流保護機能を備えている三端子レギュレータとして
いるので、過大な電流が流れる前に該三端子レギュレー
タにより電流値が所定の値まで制限されることにより破
損することはない。
【0017】以上のように実施の形態において給湯装置
の直流電源利用部品への直流電源供給装置は構成されて
いるので以下の作用を有する。a.請求項1において
は、直流電源利用部品またはその接続部において直流電
源利用部品自体の破損又は人為的にアース側に直流電源
が短絡した場合でも、過電流が流れないようにする作用
を有する。b.請求項2においては、前記aの作用に加
え、過電流保護部又は過電流保護付電源切断部を三端子
レギュレータとすることで、直流定電源からの電圧をよ
り一層安定して供給する作用を有する。
【0019】
【発明の効果】本発明により、給湯装置の直流電源利用
部品への直流電源供給装置は過電流が流れないようにす
る作用を有するので電源切断部又は直流電源部が破損す
ることを防止する効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は給湯装置の模式図である。
【図2】図2は本発明の給湯装置の直流電源利用部品へ
の直流電源供給装置の構成図である。
【図3】図3は直流定電源の供給を受ける側の例として
の水量検出手段の説明図ある。
【図4】図4は給湯装置の直流電源利用部品への直流電
源供給装置の別の構成図である。
【図5】図5は従来の給湯装置の直流電源利用部品への
直流電源供給装置の構成図である。
【符号の説明】
1 給湯装置 2、4、5 給湯装置の直流電源利用部品への直流電源
供給装置 11 加熱手段 12 送風手段 13 熱交換器 14 水量検知手段 15 温度検知手段 16 制御手段 17 操作手段 21、41、51 直流電源部 22、52 電源切断部 23、43、53 制御部 24 過電流保護部 25、45、55 直流電源利用部品 31 水車 32 永久磁石 33 パルス発生手段 42 過電流保護付電源切断部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構を持つことにより給湯装置の給
    湯機能に関与して該駆動機構を所定の状態にする制御用
    として外部より直流定電源の供給が必要な駆動部品と、
    給湯装置の任意の状態を検知するための制御用として外
    部より直流定電源の供給が必要な監視部品と、予め定め
    られた給湯装置の状態により前記駆動部品及び前記監視
    部品にその制御用として直流定電源を供給しかつ任意に
    非供給にすることが可能な給湯装置の直流電源利用部品
    への直流電源供給装置において、前記給湯装置の直流電
    源利用部品への直流電源供給装置には前記駆動部品又は
    前記監視部品へ供給される直流電源の回路が短絡した場
    合に保護する過電流保護装置も併せて持つことを特徴と
    する給湯装置の直流電源利用部品への直流電源供給装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記過電流保護装置
    は三端子レギュレータを利用したものであることを特徴
    とする給湯装置の直流電源利用部品への直流電源供給装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105975A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Noritz Corp 燃焼装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105975A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Noritz Corp 燃焼装置

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